【AIR】聖地巡礼まとめ!和歌山県や兵庫県など登場した場所は?海はどこの海?

2000年にゲームブランド【Key】からリリースされ、メディア展開でアニメ化もされた【AIR】は「泣ける作品」「夏の代表作品」ともいわれるファンから今でも根強い人気を誇っています。夏の海を筆頭にのどかな風景も印象に残る【AIR】は、その風景のモデルが日本の和歌山、函館、兵庫に聖地が存在すると言われています。その聖地を巡礼するファンも少なくなく【AIR】がどれほどの人気を持っているのか伝わってきます。【AIR】の聖地はどのような場所なのでしょうか?今回は【AIR】の聖地についてご紹介します。

【AIR】聖地巡礼まとめ!和歌山県や兵庫県など登場した場所は?海はどこの海?のイメージ

目次

  1. AIRとは?
  2. AIRの聖地巡礼~和歌山県と海~
  3. AIRの聖地巡礼~兵庫県~
  4. AIRの聖地巡礼~京都・函館~
  5. AIRに関する感想や評価
  6. AIRの聖地巡礼まとめ

AIRとは?

夏を代表する作品ともいわれる【AIR】は、ゲームからアニメそして映画など様々なメディア展開がされ、今なお「泣きゲー」「夏になると思い出す」と声を上げるファンも少なくありません。主人公の国崎往人(くにさきゆきと)がのどかな田舎町に降り立ち、様々な少女たちとの出会いそして思い出を過ごした景色もファンから愛されている理由のひとつと言われています。

そんな夏に広がる鮮やかな海、沈む夕日を彷彿とさせる【AIR】は日本の和歌山、函館、兵庫に聖地があると言われています。美しい海を筆頭にいまだに聖地を巡礼するファンもいる【AIR】ですが、ここでは聖地がどこに存在するのかを紹介していきますが、まずは改めてどのような作品なのか振り返っていきたいと思います。

AIRの概要

【AIR】とは2000年にゲームブランド【Key】から発売されたゲーム作品です。その後アニメ、映画とメディア展開されていきました。【AIR】は思春期の少年少女たちの恋愛要素に不思議な要因、要素が加えられた内容であり、その物語展開に涙を流す人も多くファンの間では「泣きゲー」として知られています。

シナリオは第一部「DREAM編」・第二部「SUMMER編」・第三部「AIR編」の三部構成となっており、シナリオを勧めていくうちに、主人公やヒロインたちに絡みついた要因の謎が解けていくという内容になっています。また不思議な要因だけでなくどこか懐かしさを感じさせる【AIR】の雰囲気や世界観を体感しようと聖地がある和歌山、函館、兵庫を巡礼するファンも少なくありません。

AIRのあらすじ

ある夏の日、海辺の田舎町に国崎往人(くにさきゆきと)という青年がやってきました。そこで偶然出会った神尾観鈴(かみおみすず)という少女をはじめ、様々な人物たちとの交流が描かれます。その物語は、1000年前の夏の出来事が大きく関わります。そしてその謎を含めてヒロインたちと家族の関係性が変化していくというところも【AIR】が泣きゲーと言われる理由の一つでもあります。

現代、過去、そして未来という構成で進む【AIR】という作品は、夏になるとその穏やかな海辺の田舎町の雰囲気を体感できる聖地、和歌山、函館、兵庫をそれぞれ巡礼する方も多いようです。

AIR(ON TV) - 作品情報 | 京都アニメーションホームページ

AIRの聖地巡礼~和歌山県と海~

【AIR】において、主人公の国崎往人(くにさきゆきと)、ヒロインの一人である神尾観鈴(かみおみすず)に多く関わってくるのが【海】の場面です。夏の日差しがまぶしい中羽ばたく鳥と共に歩く神尾観鈴のシーンは印象に残っている方も少なくないのではないでしょうか。

神尾観鈴の物語は海に始まり海に終わりまた、海から始まります。その青く美しい海の聖地は和歌山県にあると言われています。今なおファンが巡礼をする【AIR】の聖地、いったいどのような風景が広がっているのでしょうか。

AIRの聖地は和歌山県日高郡美浜町

【AIR】に欠かせないものとして挙げられるものの1つに【海】があります。【AIR】の作中では美しい海が映るシーンが多くあり、その美しさに心奪われる人も多かったようです。【AIR】の聖地と呼ばれる場所、1つ目はその海のモデルともいわれているのが和歌山県にあります。

和歌山県日高郡美浜町(みはまちょう)は、太平洋と瀬戸内海の境にあります。そこに広がる風景は【AIR】の青い景色と見まごう程美しい海が広がります。和歌山県まで聖地巡礼するファンは、ヒロインの一人である神尾観鈴(かみおみすず)の歩き方を真似する人もいらっしゃるようです。

AIRの聖地・美浜町へのアクセス

AIRファンが巡礼する【AIR】の聖地の一つ、和歌山県の美浜町への電車を利用するアクセス方法です。電車を利用する場合は、JR御坊駅で下車をして、御坊南海バス「海猫島行き」を利用して下さい。20分ほどで美浜町に到着します。【AIR】作中でも電車が出てくるので、電車で向かうとより聖地に向かう気持ちが高まってくると思います。

和歌山県の美浜町(みはまちょう)には美しい海だけでなく【AIR】の中で登場したさまざまなシーンが、いくつか聖地として存在します。【AIR】のファンは聖地を巡礼する際は、ほとんどの場所を廻ることが多いようです。和歌山県の美浜町には【AIR】の聖地がいくつ存在するのでしょうか。

AIRの美浜町の聖地一覧

和歌山県の美浜町にある【AIR】の聖地は海だけではありません。夏の雰囲気が色濃く香る【AIR】の景色は和歌山県の美浜町にはまだまだあります。ここではファンが巡礼する和歌山県美浜町の【AIR】の聖地をそれぞれ紹介していきたいと思います。

6話で往人が歩いていた道

アニメの【AIR】第6話 「ほし -star-」の作中で、主人公の国崎往人(くにさきゆきと)が神尾家の往来をする、廃線跡のような道も和歌山県美浜町に聖地として存在するようです。どこかノスタルジックな雰囲気を感じさせる廃線跡も併せて巡礼するファンもいらっしゃいます。

紀州鉄道紀州鉄道線の西御坊駅(にしごぼうえき)を降りて、すぐ南の個所にある廃線跡が【AIR】の6話で国崎往人(くにさきゆきと)が歩いていた廃線跡と言われています。橋は架かっていないため歩くことはできませんが、懐かしさを感じさせる風景は聖地巡礼するファンも感動させます。

OPの線路

また【AIR】のオープニングに出てくる線路も、和歌山県の美浜町に聖地が存在します。こちらは先ほど出てきた西御坊駅から日高川駅までの3.4kmに及ぶ廃線跡が【AIR】の聖地として該当しているようです。民家の中に点在していますので、聖地巡礼するファンも細心の注意を払っています。

2話で往人と観鈴が歩いた道

【AIR】の第2話「まち〜town〜」において、迷子の少女を送り届けた後に往人と観鈴が歩いた道も和歌山県の美浜町に聖地があります。橋を渡った川の河口方面に向かっていくと、その風景に遭遇できるようです。道の先には住宅地が密集しているようなので、巡礼の際にはご注意ください。

「津波に注意」という電柱の標識

【AIR】第2話において、往人と観鈴が町中を歩いているときに映った電柱に貼られた「津波に注意」の標識も、和歌山県の美浜町に聖地が存在します。【AIR】の作中で、この標識を見て和歌山県の美浜町に聖地があることに気づき巡礼した方もいらっしゃったようです。

美凪の回想で登場した道

アニメの【AIR】第6話 「ほし -star-」の中では、1000年前の夏の因果を背負うもう1人の少女、遠野美凪(とおのみなぎ)の幼少期の回想シーンが出てきます。こちらの階段のある道も和歌山県の美浜町が聖地と言われています。実際に巡礼した方は「実際の道は作中よりやや狭い」とのことですが、夕暮れ時の色合いは回想シーンのように鮮やかだという意見もあるようです。

5話で晴子と歩いた道

【AIR】の第5話「つばさ -wing-」では観鈴と共に暮らす晴子、そして観鈴の事情が垣間見える回でもありました。観鈴の事情を打ち明ける晴子と往人が共に歩いた夜道も和歌山県の美浜町に聖地があります。海岸線をしばらく行ったところにあるそうですが、巡礼で防波堤から撮影される方は滑らないように注意してください。

聖が往人と話す場所

また【AIR】第5話「つばさ -wing-」で霧島佳乃(きりしまかの)の姉であり霧島診療所の医師、霧島聖(きりしまひじり)と往人が佳乃について話をしていた場所も和歌山県の美浜町に聖地が存在します。シーンの時間に合わせて巡礼するファンもいるようです。

みちるがゴミを漁っていた場所

【AIR】にて遠野美凪と仲の良い少女、みちるが第4話【はね~plume~】でゴミを漁っていた場所も和歌山県の美浜町に聖地が存在します。こちらは先ほど紹介した聖が往人と話す場所から近いので巡礼する際に探してみるのも良いでしょう。

AIRの海の聖地はどこ?

夏の海が代名詞とも言われる【AIR】ですが、和歌山県の美浜町に聖地が存在するとお話させていただきました。では【AIR】の海はどこのことを指しているのでしょうか?【AIR】に登場した海は「煙樹ヶ浜」と言われています。しかしファンの中では「灯台があって雰囲気がより近いのは産湯海水浴場ではないか?」という声もあるようです。

「煙樹ヶ浜」と「産湯海水浴場」、両者を比較して【AIR】の世界観を味わってみるのも良いでしょう。

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AIRの聖地巡礼~兵庫県~

夏を代表する作品【AIR】で、海の聖地と言われているのが和歌山県の美浜町と言われているという話をしました。そんな【AIR】の聖地は和歌山県の他にも兵庫県、そして函館にも存在すると言われています。ここでは兵庫県に存在する【AIR】の聖地についてお話させていただきます。

AIRの聖地は兵庫県の香美町

兵庫県での【AIR】の聖地と言われているのが、兵庫県美方郡にある香美町(かみちょう)と呼ばれる町です。海と高原と鮮やかな自然豊かな風景が広がる兵庫県の香美町も夏の【AIR】の雰囲気を彷彿とさせる聖地の1つで、巡礼するファンも絶えない場所でもあります。

1話で登場した橋

【AIR】の第1話【かぜ~breeze~】で、国崎往人と神尾観鈴が一緒に歩いた橋が兵庫県の香美町(かみちょう)にあります。学校近くの海沿いを少し北に向かったところに存在するようです。アニメでは木製の橋でしたが実際はコンクリートでできていますが、形状はアニメのシーンに出てきたものとそっくりです。

OPで登場した天文台

【AIR】のオープニング、遠野美凪と共に出てきた天文台も兵庫県の香美町に存在します。こちらは【香美町立香住天文台】が【AIR】に出てくる天文台のモデルと言われています。北半島にあるこちらの天文台は周りに広がる木々や緑も踏まえて出てきた天文台に非常に似ています。

また上記2か所だけでなく、漁港や田んぼの道など【AIR】に出てきたのどかな風景もまだまだ存在するようです。

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AIRの聖地巡礼~京都・函館~

ここまで和歌山県と兵庫県に存在する【AIR】の聖地についてご紹介させていただきました。細やかな部分にはなりますが、京都の舞鶴、そして北海道の函館にも【AIRの聖地】と言われるところがあります。京都、そして函館の聖地はどのような場所なのでしょうか。

AIRの聖地①京都府 舞鶴

【AIR】の聖地は京都の舞鶴にもあると言われています。神尾観鈴の叔母である神尾晴子が、車いすに乗った観鈴と一緒に歩いた道と同じ風景が広がっているようです。左側に映るコイン精米所を筆頭に二人が真夏の下で歩いた道が、聖地として巡礼するファンがいらっしゃいます。

AIRの聖地②神尾家は函館

そんな神尾観鈴と神尾晴子、そして主人公である国崎往人がしばらく居候していた「神尾家」は、北海道の函館にあると言われています。函館に存在する【AIR】の聖地は、唯一ここだけと言われています。函館の大三坂にある蕎麦屋さんが【AIR】の「神尾家」の聖地と言われているようです。

ただしこの函館の聖地に関しては、周囲の景色がだいぶ違うため函館を聖地巡礼する際は、戸惑ってしまう方も少なくないようです。最寄駅は市電十字街駅、もしくは末広町駅から徒歩数分の場所にあります。付近には函館山のロープウェイもあるそうなので、函館観光も兼ねて訪れても良いかもしれません。

AIRに関する感想や評価

夏を代表する作品、そして「泣きゲー」の代表にも入る【AIR】ですが夏になるとその世界観がよみがえる方も少なくないようです。ここでは【AIR】に関する感想や評価をまとめてみました。

夏の突き抜ける青空、そして鮮やかな緑で【AIR】のヒロインである神尾観鈴に思いを馳せる方も少なくないようです。のどかな風景がよりその世界観を引き立てています。

【AIR】で神尾観鈴のメインテーマである「夏影」、主題歌と同じくらいこの楽曲に思い入れがある方も多いようです。夏になるたびに蘇る美しい旋律です。

【AIR】作中で「これを抜いて語れない」と言われるのがキャラクターの「家族の関係」です。3人のヒロインの他に彼女たちの家族も登場しますが、この家族の関係性も【AIR】が泣きゲーと言われる所以でもあります。

AIRの聖地巡礼まとめ

夏を代表する作品【AIR】の聖地について、まとめさせていただきました。和歌山、兵庫、京都、函館にそれぞれ存在する【AIR】の聖地は今でも訪れて巡礼するファンも少なくありません。目の前に広がる青と緑の色彩、沈む夕日、そしてのどかな風景が【AIR】の作中とリンクする方もいらっしゃると思います。この夏再び【AIR】に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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