AIRは泣ける名作アニメ!あらすじや見所・キャラまとめ!主人公の最後とは?

【AIR】はファンの間で今なお「泣ける名作アニメ」として語り継がれています。夏の青い空と青い海を鮮烈に焼き付ける【AIR】には、不思議なあらすじや個性豊かな登場人物など様々なみどころにあふれています。そして、AIRが「泣けるアニメ作品」を冠しているのにも理由があるようです。今回はKeyアニメの【AIR】についての見どころを様々な考察を用いて紹介させていただきます。

AIRは泣ける名作アニメ!あらすじや見所・キャラまとめ!主人公の最後とは?のイメージ

目次

  1. AIRとは?
  2. AIRの泣けるあらすじ
  3. AIRの見どころ
  4. AIRの登場人物
  5. AIRの主人公の最後考察
  6. AIRの名言集
  7. AIRに関する感想や評価
  8. AIRの泣けるあらすじや考察まとめ

AIRとは?

【AIR】とはゲームメーカー【Key】が2001年に制作した恋愛アドベンチャーゲームを基にメディア展開された作品です。そのシナリオ展開から「泣けるゲーム」と称され、2005年にはアニメ化もされました。アニメは12話と短い期間ではありましたが、ゲームシナリオでも持ち味だった「泣ける」内容が生かされ、今なおファンの間で考察など語り継がれる伝説のアニメ作品の1つでもあります。

AIRのアニメ情報

【AIR】のアニメは先述のとおり、2005年に京都アニメーションによってアニメ化されました。またDVDの売り上げ枚数が2005年の年間ランキング2位を獲得するなどの実績をもつヒットアニメとしても話題になっています。2006年にはブルーレイBOXが発売されるなど【AIR】がいかに見どころにあふれ、見どころや考察による議論が交わされ泣ける作品として愛されていたかがよくわかります。

アニメは2種類ある?

【AIR】は京都アニメーションが手掛けた地上波アニメとは別に、東映アニメーションがてがけた劇場版のアニメがあります。「もう一つのAIR」というコンセプトで作られた劇場版AIRは、2005年の2月に公開され当時のミニシアターランキングでは上位をキープしたそうです。地上波アニメとは違い監督の考察によって原作とはまた違った内容の劇場版AIRは、ファンの間で非常に話題にのぼりました。

AIRのキャスト一覧

【AIR】の見どころの1つとしてキャラクターは名だたる声優陣が名前を連ねています。まず主人公でもある国崎往人(くにさき ゆきと)は人気男性声優の小野大輔さん、メインヒロインを担う神尾観鈴(かみお みすず)はアニメ、少女革命ウテナで主人公を務めた川上とも子さんが担当されました。川上とも子さんは残念ながら2011年にご逝去され、神尾観鈴のファンアートが飛び交ったのは現在でも印象的です。

観鈴の母、晴子は久川綾さんが担当されています。他にも冬馬由美さんや田村ゆかりさん、柚木涼香さんや岡本麻見さん、今野宏美さんや津田健次郎さんなどが、【AIR】の現代で生きるキャラクター達を担当しています。また神奈延年さんや西村ちなみさん、17歳でおなじみの井上喜久子さんや潘恵子さんが、【AIR】の非常に重要な部分を担当されています。

AIRのスタッフ一覧

アニメ【AIR】を手掛けた京都アニメーションのスタッフさんたちも、見どころとして挙げられます。まず監督を務めたのはアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」を手掛け自身もKey作品のファンという石原立也(いしはら たつや)さん、石原さんは【AIR】が初めてのテレビアニメ監督作品だったそうです。シリーズ構成を担当したのはジブリ作品「火垂るの墓」で制作進行を務めた後に脚本家へ転身された志茂文彦(しも ふみひこ)さんです。

志茂さんもKey作品のファンだそうで、ファンゆえの愛にあふれた作品が【AIR】だということが伺えます。他にも犬夜叉の演出を手掛けた荒谷朋恵さんがキャラクターデザイン・総作画監督を、京都アニメーションで様々な作品を担当する鶴岡陽太さんが音響監督を務めました。これほどのスタッフが集まった【AIR】はまさしく見どころにあふれ泣ける作品になったのだと言えます。

AIRの原作ゲーム

【AIR】を語るうえで欠かせないのが原作でもあるゲームの【AIR】です。恋愛アドベンチャーとして発売された【AIR】は、それぞれのヒロインのシナリオがより鮮烈にそしてよりキャラクターを引き立てていたことがわかります。また当初はPCソフトとして発売されましたが、2016年にはPSVitaでもプレイが出来るようになりまた、ストーリーが追加されるなど、ファンにとってより泣ける作品になったと思われます。

AIR

AIRの泣けるあらすじ

【AIR】は泣けるアニメ作品として現在でもファンの間で語り継がれるほどの人気作品ですが、泣ける要素としては様々な設定や見どころが盛り込まれたあらすじも含まれます。人物などの設定などからたくさんの考察が生み出された【AIR】には、いったいどのようなあらすじがあったのでしょうか。ここでは【AIR】に与えられた舞台や人物などの泣けるあらすじについて、お話させていただきます。

泣けるあらすじ①舞台は現代

【AIR】の泣けるあらすじ1つ目、その見どころは現代が舞台となっているところです。現代を舞台にしたアニメ作品は多数ありますが、【AIR】において設定された「現代」は、非常に重要な意味を含んでおりファンの間でも様々な考察が飛び交っていました。なぜ、現代が舞台に選ばれたのか、それがどのような意味を持つのか、そこが【AIR】の泣けるあらすじでもあり見どころの一つでもあります。

泣けるあらすじ②霧島聖と霧島佳乃

アニメ【AIR】の舞台、海の見える田舎町で霧島診療所を営んでいるのが霧島聖(きりしまひじり)、そしてその妹が霧島佳乃(きりしまかの)です。明るく元気な佳乃を聖は非常に溺愛しているのですが、その理由が【AIR】の泣けるあらすじ2つ目でもあります。なぜ聖は佳乃に甘いのか、さまざまな考察がありましたがその背景が明るみになっていくのも、【AIR】の見どころでもあります。

泣けるあらすじ③みちると遠野美凪

アニメ【AIR】泣けるあらすじ3つ目、その見どころは遠野美凪と親友、みちるの関係です。この二人の人物は大の親友という関係にあたります。遠野美凪は学年トップの成績を誇り部員唯一の天文部に所属しています。一方でみちるは、名前以外一切の素性が知れません。そんな二人はよく廃駅でシャボン玉をして遊んでいます。このみちると美凪の関係性も物語を進めていくうちに明かされていく泣ける見どころです。

泣けるあらすじ④呪いと消滅

アニメ【AIR】泣けるあらすじ4つ目の見どころ、そして【AIR】で大多数の考察の元になったのが「呪い」と「消滅」についてです。この「呪い」こそが【AIR】の要になっており、ファンの間で様々な考察がなされた一番のポイントでもあります。神尾観鈴が持つ「呪い」、そしてその呪いが「消滅」するまでの展開は、まさに泣ける見どころとして必見です。

泣けるあらすじ⑤1000年前へ

アニメ【AIR】泣けるあらすじ5つ目は現代から1000年前の夏が、全てのはじまりだったというところです。1000年前の夏、観鈴の先祖で最後の翼人でもある神奈と往人の先祖である柳也の出会いから【AIR】という物語が始まったと言えます。不幸せな夢を抱いたまま消えてしまった神奈を救うため、柳也と神奈の友人でもあった裏葉の覚悟が、現代の夏へ繋がっていきます。この神奈の存在と呪いに関しても様々な考察が上がっています。

泣けるあらすじ⑥ループ

アニメ【AIR】泣けるあらすじ6つ目は、1000年前の夏【SUMMER編】が終わった後再び神尾観鈴と国崎往人が出会う夏が始まります。いわゆるループ(同じ時間軸を繰り返す)の状態なのですが、第1部【DREAM編】と違うのは、視点が主人公だった国崎往人ではなく、第3部【AIR編】から登場したカラスのソラの視点で紡がれます。辿り着いた結末は、様々な考察が飛び交うだけでなく涙なしでは見られないものでした。

泣けるあらすじ⑦2人の子供

アニメ【AIR】泣けるあらすじ7つ目は、物語の序盤から登場する二人の子供です。当初は何気なく海で遊ぶ二人の幼い男女でしたが、物語の最後では非常に重要な人物だということが判明しました。再度呪いが解放され、宿命から解き放たれた観鈴と往人が再び出会う中、彼と彼女は不思議なセリフを残して去っていきます。全ての呪いから解放された彼らが、どのような道を歩むのかも様々な考察がされています。

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AIRの見どころ

泣けるアニメ作品として様々な考察がされてきた夏を代表するアニメ【AIR】ですが、ファンに愛される理由として様々な見どころにあふれた作品であるからだと言えます。ここでは【AIR】に盛り込まれた見どころについて、詳しくお話させていただきます。

見どころ①聖地がある

【AIR】の舞台は海の見える田舎町ということですが、アニメで登場する様々なシーンに一番リンクしているのが和歌山県日高郡の美浜町です。画像にある二人が歩いている道だけでなく廃線の跡や煙樹ヶ浜などなど、アニメを見たファンが思わずうなりをあげたくなるような場所で溢れています。ちなみに観鈴と晴子が暮らした家は函館、大三坂にあるようです。

見どころ②主題歌「鳥の詩」

【AIR】の見どころ、2つめはファンの間で「国歌」とも呼ばれ愛されている主題歌【鳥の詩】です。「歌なのに見どころ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、特筆すべきはやはり歌詞の内容と言えます。

アニメ【AIR】の内容を知っているのと知らないのとでは、歌詞のとらえ方が必然的に変わってきます。【鳥の詩】はまさに【AIR】そのものを表している歌なのです。

AIRの登場人物

アニメ【AIR】は、主人公だけでなくヒロインや他の登場人物も魅力にあふれています。ここでは不思議な存在感にあふれる登場人物たちをそれぞれご紹介させていただきます。

登場人物①神尾観鈴

【AIR】を代表するメインヒロインが、神尾観鈴(かみおみすず)です。旅を経て自分の住む町にやってきた往人に声をかけ、家に泊まることを提案した「がお」が口癖の女の子です。明るくほんわかした印象とは裏腹に壮絶な宿命を受けた【翼をもつ少女】でもあります。声を担当したのは、2011年に夭逝した川上とも子さんで、訃報の際はAIRになぞらえた多数のファンアートであふれました。

登場人物②国崎往人

アニメ【AIR】の主人公を務めるのが、不思議な力「法術」を使って人形を操り旅をする国崎往人(くにさきゆきと)です。海の見える町にやってきたことで、自身の数奇な運命と向き合っていくことになります。アニメ(地上波)で国崎往人の声を担当したのは小野大輔さん、ゲームや劇場版などを担当したのが緑川光さんです。

登場人物③遠野美凪

アニメ【AIR】に登場するヒロイン2人目は、学年一の成績を誇り唯一の天文部の部長を務める遠野美凪(とおのみなぎ)です。自分の母親には「みちる」と呼ばれ美凪自身も「みちる」という存在を演じ続けていました。そんな彼女はある日素性の一切わからない「みちる」という少女と出会い仲良くなります。物静かで穏やかな遠野美凪の声を担当したのは柚木涼香さんです。

登場人物④霧島佳乃

アニメ【AIR】に登場するヒロイン3人目は、天真爛漫で右手に黄色いバンダナを巻いている霧島佳乃(きりしまかの)です。ポテトという不思議な生き物の言葉がわかったり大人になるまでバンダナを外さなければ魔法が使えると信じている不思議な一面も持ち合わせています。霧島佳乃の声を担当したのは岡本麻見さんです。 

登場人物⑤霧島聖

アニメ【AIR】で霧島診療所の女医を務めながら唯一の肉親である妹の霧島佳乃と暮らしているのが霧島聖(きりしまひじり)です。妹である佳乃を溺愛しており佳乃に何かあると容赦なくメスが飛んでくるというとんでもない人物でもあります。その理由は佳乃の幼少期に起きたことがきっかけで、これほどまで過保護になったと言えます。霧島聖の声を担当したのは冬馬由美さんです。

登場人物⑥神尾晴子

アニメ【AIR】で神尾観鈴と一緒に暮らしているのが母親の神尾晴子(かみおはるこ)です。関西弁で調子よく喋る晴子ですが、観鈴とはどこか距離を取っている節があります。あまりのいい加減っぷりに主人公の国崎往人が怒ってしまうほどですが、彼女なりに思うところがあり現状があることもまた事実でもあります。神尾晴子の声を担当したのは久川綾さんです。

登場人物⑦みちる

アニメ【AIR】で遠野美凪の大親友なのがみちるです。元気ハツラツで主人公でもある国崎往人に容赦なく辛辣な言葉や態度を取るみちるですが、名前以外一切の素性がわかっていません。それでも遠野美凪をとても大切に思っており国崎往人に遠野美凪のことを頼んだりする箇所も見受けられます。みちるの声を担当したのは、田村ゆかりさんです。

登場人物⑧ポテト

アニメ【AIR】に登場した不思議な生き物が「ポテト」です。一見犬のように見えますが、その鳴き声が「ピコ!」のため、主人公の国崎往人は困惑してしまいます。ポテトが国崎往人の人形をくわえて走り出したことで、霧島佳乃と出会うことになります。ポテトの声を担当したのが今野宏美さんです。

登場人物⑨神奈備命

アニメ【AIR】で1000年前の時代に登場する最後の翼人が神奈備命(かんなびのみこと)です。身近な人物からは神奈(かんな)と呼ばれています。神奈備命が現代に転生したのが神尾観鈴であり、この頃からの呪いに打ち勝つことが神尾観鈴の重要な物語でもあります。神奈備命の声を担当したのが西村ちなみさんです。

登場人物⑩柳也

アニメ【AIR】で1000年前の時代に登場する神奈備命の警護を担った青年が柳也(りゅうや)です。他の警護を担当する人物たちが神奈備命を恐れる最中、柳也と裏葉だけは対等に、そして忠実に接していきます。国崎往人の祖先であり翼人の伝記を子孫に伝えた人物でもあります。柳也の声を担当したのが神奈延年さんです。

登場人物⑪そら

アニメ【AIR】で第3部の主役を務めたのがカラスのソラです。ソラは【AIR】において神尾観鈴を最後まで見届けます。ソラの視点になることで国崎往人の視点では見えなかったことがたくさん判明します。全てを見届けたあと、ソラは大きく空へと羽ばたいて行きました。

登場人物⑫裏葉

アニメ【AIR】で1000年前の時代に登場する神奈備命の世話を担ったのが裏葉(うらは)でした。神奈を友のように慕い大切に思っていた人物で、のちに柳也と共に神奈の手助けをして屋敷を抜け出します。呪いにより消滅した神奈を救うため柳也と子孫を残し、1000年の夏へと想いを託します。遠野美凪の祖先が裏葉です。裏葉の声を担当したのが井上喜久子さんです。

AIRの主人公の最後考察

ファンの間でしばしば考察が交わされるのが「【AIR】の結末はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか」です。ここでは【AIR】の結末がなぜハッピーエンドなのかバッドエンドなのかと別れているのかをお話させていただきます。

考察①ハッピーエンド説

【AIR】という作品において重要だったのが「呪い」という存在です。この呪いを受けたのが観鈴であり、呪いに打ち勝つまで1000年という長い時間がかかりました。往人の想いによって、覚悟を決めた観鈴は、夢を最後まで見終えることが出来、ようやく呪いから解放されたという点ではハッピーエンドだと主張する意見もありました。

考察②バッドエンド説

そして【AIR】の結末がなぜバッドエンドいう意見も存在するのかということですが、これには様々な困難を乗り越え観鈴の母になることが出来た晴子の視点が関わってきます。やっと親子になってやり直せる、これから幸せになれるんだと思った矢先に観鈴を失うことになってしまうからです。人物の視点によって【AIR】という物語はハッピーエンドなのかバッドエンドなのか変わっていくことが非常に興味深い考察でした。

AIRの名言集

【AIR】という作品は、シナリオやあらすじだけでなく数々の名言も存在します。今なおファンの間で使用されたり、話題に上がったりしますが、どのような名言があるのでしょうか。ここでは【AIR】に登場した数々の名言をご紹介させていただきます。

「魔法が使えたらって…」

大人になるまで右手のバンダナを外さないと固く決めた霧島佳乃ですが、それは大人になるまでバンダナを外さずにいると魔法が使えるようになると信じてやまないからでした。この固い決意には佳乃が魔法を使ってまでも叶えたい願いがあったようです。

「国崎最高!!」

【AIR】において、存在がなくては1000年の夏は終わらなかったと言っても過言ではないのが国崎往人の存在です。その言動や行動、そして観鈴に対する想いや漢気が、ファンの間でしばしば称賛されます。たびたび歓声が上がるのも【AIR】ならではです。

「余の最後の命である…」

1000年前の夏に、母を失い追っ手に囲まれた際に神奈は柳也に最後の命令を告げます。それは自分のことよりも最愛の人でもある柳也の幸せを何よりも祈った神奈の言葉でした。母の呪いも受けたことにより、1000年もの間苦しむことになりながら、それでも自身の最愛の人を思った命令は、泣ける名言だと言えます。

「仲の良い家族…」

神奈備命、柳也、裏葉の三人は共に過ごすことでより親しくなっていくようになりました。その様子を柳也は「家族」のようだと告げ、裏葉がたとえ話を用いて笑うまでがお馴染みの展開となっていきました。家族と過ごす時間を知らない神奈にとって3人で一緒にいる時が何より心温まる時間だったのかもしれません。

「飛べない翼に…」

【AIR】において「翼」は非常に重要な意味を持っています。ただしそれは、飛べるかどうか、ということなのかと疑問を抱いた美袋の言葉が名言だとも言われています。美袋に尋ねられた往人の答えもとても素晴らしいものとなっています。

「ただ…もうひとりの…」

観鈴は空を見上げるたびに何か不思議な気持ちを感じていたようです。青い夏の空を見上げ仰ぐたびに観鈴は明確な理由などは無くても空にもう1人の自分でもある神奈の存在を密やかに感じていたのかもしれません。

「人の夢とか願い…」

何もかもが終わった後晴子は、懐かしい存在に遭遇します。それは自身と観鈴の傍にいたカラスのソラでした。しばらく見ないうちに大きくなったソラに晴子は願いを託します。その願いを受け取りカラスのソラは、青い夏の空へと羽ばたいていくのでした。

「ぼくはようやく…」

カラスのソラはずっと観鈴の傍にいたのですが、晴子がいったいだれなのかわからないまま過ごしていました。覚悟を決めた晴子は様々な困難や障害を乗り越えて、観鈴と向き合い接していきます。そしてその様子を見てソラはようやく晴子が観鈴の母親だということを理解したのです。

「いつの日か…」

【AIR】の冒頭は、「我が子よ」と語りかける言葉から始まります。そしてその言葉は自身の子に語る幸せを願う言葉だということが最後に判明します。長い長い星の記憶を引き継いだ自身の子にそれでも最後は幸せな夢を願った思いが伝わってきます。

「もう一度だけ…」

これまで呪いによって苦しんできた観鈴は往人の想いを受け取りもう一度だけ頑張ることを決意します。これまで支えてくれた往人がいなくても観鈴は夢を見続け最後には歩くのもやっとだというのに、使命を終え晴子に自身が過ごした楽しかった想いを告げます。必死に笑顔を作る観鈴に涙が止まらなかった方も多いのではないでしょうか。

AIRに関する感想や評価

【AIR】の名言でもあり辿り着く場所が「ゴール」でもあります。一生懸命頑張りぬいた観鈴の言葉は【AIR】の代名詞でもあり、ファンの間で今なお語り継がれる言葉でもあります。

【AIR】の終盤を飾ったのは観鈴と晴子が本当の親子になるまでの物語でした。紆余曲折を経てようやく親子になったこの二人の関係性とその先に待ち受けている展開は、涙をこらえきれなかった方も多くいらっしゃったようです。

夏を代表するアニメ【AIR】ですが、存在は知っていても内容を知らない方がちらほらいらっしゃるようです。これまで紹介したように、様々な魅力や見どころにあふれた【AIR】は、泣ける作品としてファンに語り継がれています。この機会にぜひ【AIR】を見てみてください。

AIRの泣けるあらすじや考察まとめ

夏を代表するアニメ作品【AIR】の泣けるあらすじや考察についてお話させていただきました。たくさんの見どころや魅力にあふれる【AIR】は泣ける作品として今なおたくさんの方から語り継がれています。もしも興味を持った方がいらっしゃれば、ぜひご覧になってみてください。

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