2020年07月01日公開
2020年07月03日更新
【進撃の巨人】地下街はリヴァイの故郷?できた理由や光る鉱石について考察
「進撃の巨人」は2009年に原作漫画が連載開始され、さらに2013年にテレビアニメが放映されたことで大ヒットを記録した作品です。「進撃の巨人」には地下街が登場します。ここでは「進撃の巨人」の地下街とはメインキャラクターのひとりであるリヴァイの故郷なのかということを考察していきます。そして地下街ができた理由や光る鉱石について、レイス家との関わりについても調査・紹介していきます。
地下街が登場する進撃の巨人とは?
「進撃の巨人」とは2009年より別冊少年マガジンに連載されている長編漫画です。同誌を代表する看板作品であるとともに2013年のテレビアニメ化でファン層を拡大することに成功し、現在では日本のみならず世界的な知名度と人気を誇っている作品だと言われています。ダークファンタジーという作品世界やインパクトのある絵柄やキャラクターが織り成すストーリーが大人気の大きな要因であるとも評されています。
「進撃の巨人」は原作漫画の大ヒットはもちろんのことテレビアニメ版も大ヒットを記録し、実写映画化やノベライズ・ゲーム化など多くのメディアミックスが行われています。メディアミックの数々も成功を収めて、それぞれのジャンルで新しいファンを獲得し続けていることでも知られています。そんな「進撃の巨人」にはストーリー上重要な場所として地下街が登場しています。地下街は無法地帯として有名な場所です。
ここでは「進撃の巨人」に登場する地下街について紹介していきます。地下街とは本来は巨人の襲来に備えた避難区域でしたが、現在は本来の目的を忘れた無法地帯と化しています。その地下街はリヴァイの故郷なのではないかと言われています。地下街とリヴァイの関係について、光る鉱石について、レイス家との関わりについてなど地下街とは何かについて考察していきます。それではご覧ください。
進撃の巨人の概要
ここでは強いインパクトを持った絵柄とストーリー展開で大人気作品となった「進撃の巨人」の概要について紹介していきます。「進撃の巨人」とは別冊少年マガジンの創刊号である2009年10月号より連載が開始されて2020年6月現在も連載中であるダークファンタジー巨編です。コミックスは2020年6月現在31巻まで刊行されています。コミックスの累計発行部数は2019年12月現在全世界で1億部を突破して世界的な人気があります。
ここでは「進撃の巨人」の概要を紹介しています。「進撃の巨人」の原作者は諌山創です。諌山創は1986年8月29日生まれで2020年6月現在33歳です。出身地は大分県で血液型はB型です。2006年に講談社のMGP(マンガグランプリ)に「進撃の巨人」で応募して佳作を取りました。さらに2008年には週刊少年マガジン新人漫画賞に「orz」を応募して入選を果たし、同作が「マガジンSPECIAL」に掲載され漫画家デビューしました。
「進撃の巨人」は2009年の連載開始以降ダークファンタジー色強いストーリーと絵柄でたちまち大ヒット作品となりました。2013年にはテレビアニメ化、2015年には実写映画化、そしてゲーム化やノベライズ・スピンオフ作品の発表など様々なメディアミックスが行われていることでも有名です。2018年10月にはハリウッド実写映画化が発表されています。物語は現在最終章に突入しており大きな盛り上がりを見せています。
進撃の巨人のあらすじ
ここではインパクトの強い絵柄・描写とダークなストーリーで話題となっている「進撃の巨人」のあらすじを紹介していきます。人類は突然やって来た巨人の存在のために絶滅の危機に瀕していました。生き残った人類はウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナという三重に囲まれた巨大な城壁の中に都市を形成することで何とか暮らしていました。しかし、そこでの生活も安泰というわけにはいきませんでした。
衝撃作と言われている「進撃の巨人」のあらすじ紹介です。ウォール・マリア南端のシガンシナ区に暮らしていた主人公エレン・イェーガーは両親と幼馴染のミカサ・アッカーマンと一緒に住んでいました。壁の外の世界に強い憧れを抱くエレンは自由に城外へ出られる調査兵団へ入団しようとしますが母親とミカサの反対にあって鬱屈していました。845年エレンが10歳の時に超大型巨人と巨人の群れが城内へ侵入してきました。
地下街はリヴァイの故郷?
「進撃の巨人」に登場する場所の中でも特に重要な場所であるとファンの間で言われているのが地下街です。「進撃の巨人」の地下街とはウォール・シーナの中に存在する遊興街となっています。もともとは巨人の侵入から身を守るために人類が作った避難場所でしたが、時が経つにつれて本来の目的が忘れ去られてしまい現在はあらゆる犯罪や悪事の温床となってしまった危険地帯として知られています。
「進撃の巨人」に登場するキャラクターの中でもとりわけ重要でファンの間でも人気が高いと言われているのがリヴァイ・アッカーマンです。調査兵団の兵士長であるリヴァイは物語の中でも「人類最強の兵士」と称されています。ここではリヴァイ・アッカーマンと地下街の関係について考察していきます。地下街はリヴァイの故郷であると言われていますが、果たしてどのような関わり合いがあるのでしょうか?それではご覧ください。
リヴァイのプロフィール
ここでは「進撃の巨人」に登場する人気キャラクターであるリヴァイ・アッカーマンのプロフィールを紹介していきます。リヴァイは調査兵団の兵士長を務めています。身長160cm体重65kgと小柄ですが一個師団なみの戦力を持つ「人類最強の兵士」であると称されています。三白眼と刈り上げたヘアスタイルが外見上の特徴です。武器であるブレードを逆手で持つのが大きな特徴で回転しながら巨人を切り刻んでいく戦闘スタイルです。
「進撃の巨人」に登場する人気キャラクター、リヴァイ・アッカーマンのプロフィール紹介です。リヴァイはそのルックス同様冷徹で無愛想な性格をしています。言葉遣いも乱暴です。神経質で潔癖症でもありますが、仲間の死を看取る時には汚れることも厭わずに対応するという人間味のある一面も持っています。長らく名字が不明のままでしたが、ケニーから明かされて本名がリヴァイ・アッカーマンであることが判明しました。
「進撃の巨人」に登場する重要人物であるリヴァイ・アッカーマンのプロフィールを紹介しています。リヴァイの年齢は不明ですが30歳を超えていることが公式に明らかになっています。リヴァイにはモデルがいることで知られています。リヴァイのモデルは映画版「ウォッチメン」のロールシャッハです。名前にもモデルがいて「ジーザス・キャンプ~アメリカを動かすキリスト教原理主義~」に出てくるリヴァイという少年です。
地下街はリヴァイの故郷だった?
ここではリヴァイ・アッカーマンと地下街との関わり合いについて紹介していきます。リヴァイと地下街との関係については「進撃の巨人」本編では語られていません。外伝作品として2014年に発表された「進撃の巨人 悔いなき選択」(作画:駿河ヒカル)の中でリヴァイの過去について明らかになりました。それによるとリヴァイはかつて地下街で暴れているゴロツキでした。そこからリヴァイは地下街出身と推察されています。
地下街ができた理由や光る鉱石
ここでは「進撃の巨人」に出てくる重要な場所の一つだと言われている地下街ができた理由や光る鉱石について考察していきます。地下街はどのような経緯で作られたのでしょうか?地下街で重要な資源だとして重用されている光る鉱石とはいったいどのような物なのでしょうか?また、地下街とそこを仕切っているとも言われているレイス家との関係はどうなっているのでしょうか?それでは考察をご覧ください。
考察①地下街ができた理由
ここでは「進撃の巨人」に登場する重要な場所の一つである地下街とはどのような理由で作られたのかを紹介していきます。先述しましたが、地下街はウォール・シーナ内に存在しておりもともと巨人の襲撃や侵入に備えて避難場所として作られたものでした。しかしながら時間の経過とともに当初の構想は忘れ去られ、人々の心の荒廃に合わせるかのようにあらゆる娯楽が集まり犯罪が蔓延る無法地帯と化してしまったのです。
地下街の人口は決して多くなく数百から数千人だと言われています。人口が流れてくるにつれて規模は拡大しています。富裕層の人間も遊び目的で訪れることが多い街であり、犯罪が蔓延していることもあって住人はお互いの存在を詮索し合ったりしないということが暗黙のルールとなっています。リヴァイ・アッカーマンはこのような街で過ごした過去を持っているのです。
考察②光る鉱石とは?
レイス家の地下豊富に存在する光る鉱石とはどのようなものなのでしょうか?光る鉱石は巨人の硬質化物質に似ているといわれています。光る鉱石はそれ自体が発光しています。レイス家の領地の広大な地下空間にある光る鉱石はエネルギーを用いない資源として地下で生活する人類に歓迎されて普及していきました。特に光る鉱石が役に立ったのが工業地帯です。光る鉱石のおかげで工業地帯の生産性は大いに向上したのでした。
考察③レイス家が守りたかったのは地下資源?
ここでは「進撃の巨人」に登場するレイス家が守りたかったものについて考察していきます。レイス家が守りたかったものはズバリ資源そのものだったと推理するファンが多いです。レイス家の地下には採掘されずに眠っている膨大な量の資源があると言われています。それら膨大な量の資源をレイス家で独占したかったのではないかとも言われています。資源を独占することでレイス家をより反映させたかったのではという人もいます。
また、資源を守りたかった理由として別の角度から分析しているファンもいます。もし資源が発掘されることで世界の技術革新が進むとそのことそのものは人類に非常にプラスになることですが、それと同じくらいデメリットもあり、現状ではそのデメリットを克服することができないので簡単に発掘されないように守っているのではないかという分析です。
地下街で育ったリヴァイの過去
ここでは「進撃の巨人」に登場するリヴァイの過去について取り上げていきます。レイス家が豊富な資源を守っていた地下街でリヴァイはどのような生活を送っていたのでしょうか?それでは考察をご覧ください。
過去①ケニー・アッカーマンとの関係
「進撃の巨人」のリヴァイの過去について紹介しています。外伝作品である「進撃の巨人 悔いなき選択」の中ではリヴァイは地下街でゴロツキのような生活をしていたことが描かれています。そして立体機動装置を用いて窃盗行為をしていたことも明かされています。そんな中リヴァイはケニー・アッカーマンから自分がリヴァイ・アッカーマンでありケニーとおじおいの関係であることを知らされました。
過去②エルヴィンと出会う
「進撃の巨人」の人気キャラクター、リヴァイ・アッカーマンの過去について考察しています。「進撃の巨人 悔いなき選択」では調査兵団第13代団長であるエルヴィン・スミスとの出会いについても描かれています。ゴロツキだったリヴァイはエルヴィンに対して敵愾心をむき出しにしながらも彼に取引を持ちかけられたことで調査兵団に入団しました。仲間の死や紆余曲折を経てリヴァイは調査兵団で戦うことを決意しました。
地下街に関する感想や評価
ここでは「進撃の巨人」に登場する地下街に関する感想や評価を紹介していきます。Twitter上でのつぶやきをいくつか取り上げていきます。「進撃の巨人」に登場する地下街はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではTwitter上での声をご覧ください。
進撃の巨人の地下街の発想はんまグレンラガンの世界そのままだよねぇ
— しんじつ(●)´`・) (@truth_3) March 25, 2017
「進撃の巨人」の地下街が他の作品の影響を受けているのではないかと分析されている方のツイートです。この方は地下街が「天元突破グレンラガン」の世界から着想を得ているのではないかという感想をシンプルに表現されています。
進撃の巨人の地下街広過ぎじゃね??? もっと退廃的なものを想像していたけど、あんな近未来的だったとは
— 進撃の巨人ちゃんねる (@shingekich) September 12, 2014
「進撃の巨人」の地下街に関するツイートです。この方は地下街がもっと退廃的な場所だと想像されていたようで広い地下街に違和感を覚えたという感想をお持ちです。
市民貴族商人、地下街、王政、それぞれの兵団兵士、子供、医者、壁の外の人間、いろんな立場があって、原作で出ている人以外にもしかしたらこういう人もいたのかもしれないと思いを馳せてしまうほどに進撃の巨人の物語の奥深さを感じる;;コマに無い部分、どう過ごしてたのかなとか、そういうところに
— 茶和 (@7be8ffb0263b4cd) October 8, 2018
「進撃の巨人」の大ファンだと思しき方のツイートです。様々な立場の人間や様々な場所が配置されていることでストーリーが奥深いものになっていて、地下街もその中の一つであるという評価をされています。
地下街についてまとめ
「進撃の巨人」に登場する重要な場所の一つである地下街について考察してきました。リヴァイと地下街との関わり、レイス家と光る鉱石との関わり、地下街の成り立ちなど様々な角度から地下街について紹介してきました。「進撃の巨人」ファンの方はもちろんですが、これから原作漫画・テレビアニメ版・実写映画版を観ようと思われている方は是非地下街を重点的に見ながら「進撃の巨人」の世界観を楽しんでみてください。