【ブリーチ】逆撫（さかなで）は平子真子の斬魄刀！能力や強さを解説

「BLEACH（ブリーチ）」は作者・久保帯人（くぼたいと）が週刊少年ジャンプで、2001年から2016年まで連載していた学園バトル・ファンタジーです。コミックは全74巻が発売されています。テレビアニメ版は、テレビ東京系で2004年から2012年まで全366話が放送され、劇場版アニメはこれまでに4作品が公開されました。2018年には実写版「BLEACH 死神代行篇」が公開されました。

「BLEACH（ブリーチ）」は架空の町・空座町（からくらちょう）を舞台に、死神と悪霊の戦いを描いた漫画です。悪霊は「虚（ホロウ）」と呼ばれ、人間が住む現世に脅威を与える存在です。その「虚（ホロウ）」から現世を守ることを死神の使命としています。漫画「BLEACH（ブリーチ）」は、2004年の「小学館漫画賞（少年向け）」を獲得しました。

高校生・黒崎一護（くろさきいちご）は悪霊「虚（ホロウ）」を倒すために来たという死神・朽木ルキアと出会いました。ルキアの話に耳を傾けなかった一護ですが、家族が襲われ、「虚」と戦うことになりました。しかし、人間である一護は負傷。そこでルキアは自身の霊力を一護に与えました。一護は「虚」を倒せたのですが、霊力を与えたルキアは衰弱。一護はルキアが回復するまでの間、死神代行として活動することになりました。

「BLEACH（ブリーチ）」の破面（アランカル）篇に登場した平子真子（ひらこしんじ）は、5月10日生まれ、身長は176㎝で体重は60㎏です。平子真子は「仮面の軍勢（ヴァイザード）」のリーダーで、武器である斬魄刀（ざんぱくとう）は「逆撫（さかなで）」です。おかっぱ頭というヘアースタイルと関西弁が特徴、オシャレにもこだわりが強く、装飾品に至るまで気を遣い、舌にピアスを付けています。

黒崎一護の高校の転入生で、性格はお調子者、世話好き、仲間を大切にする人物です。平子真子は100年前、護廷十三隊・五番隊隊長で、藍染惣右介は部下で副隊長でした。しかし、平子真子は「死神の虚化」を目論む藍染惣右介によって虚化させられました。その虚化させられた仲間たちが集まり「仮面の軍勢（ヴァイザード）」として活動することになりました。

ここまで「BLEACH（ブリーチ）」の作品情報、概要、あらすじを紹介し、破面（アランカル）篇で登場した、「仮面の軍勢（ヴァイザード）」のリーダー、平子真子のプロフィールを紹介しました。ここからは、平子真子の斬魄刀「逆撫」の始解について見ていきます。

「逆撫（さかなで）」は平子真子の斬魄刀（ざんぱくとう）の始解です。柄の部分がリング状に丸い形となっています。また、刀身は同じ間隔でいくつかの穴が開けられており、一風変わった形になっています。

「逆撫」の解号は「倒れろ…逆撫」です。解号によって解放された「逆撫」の能力を見ていくと、リング状になった柄の部分を掴んで振り回すと辺り一帯に甘い香りが満ちていきます。その香りを嗅いだ者の立体感覚、空間認識力、方向感覚などの視覚や、聴覚などの感覚を逆にする能力です。

平子真子の「逆撫」が登場したのは、空座町（からくらちょう）での藍染惣右介との戦いでした。仮面の軍勢（ヴァイザード）のメンバーたちと現れた平子真子は藍染惣右介に刃を向けますが、東仙要に妨害されてしまいます。そのため、市丸ギンと戦うことになった平子真子ですが、市丸ギンがヴァイザード・メンバーの猿柿ひよ里に攻撃、ひよ里は致命的な大ケガを負ってしまいます。

猿柿ひよ里が倒れたのを目撃した平子真子は逆撫を解放。始解の能力によって再度、藍染惣右介に向かっていきます。視覚、聴覚などの感覚を逆にしてしまう能力を発動しますが、藍染惣右介は瞬く間に見切ってしまい、思うままに動く藍染惣右介の前に平子真子は完敗してしまいます。黒崎一護が藍染惣右介の隙を突いて藍染を襲撃、さらに護廷十三隊、ヴァイザードも加わって総攻撃を仕掛けるという展開になりました。

この戦いについては、相手が最強とされる藍染惣右介だったので仕方のないことだったと言われています。このように、藍染惣右介には歯が立たなかった平子真子の逆撫ですが、星十字騎士団のバンビーズのバンビエッタ・バスターバインは、逆撫の能力の前に為す術もありませんでした。藍染惣右介レベルには通じなかった逆撫ですが、無抵抗で初見の相手には有効だということです。

平子真子の斬魄刀・逆撫は持ち手が丸く、刀身にいくつか穴が空いているという変わった形状で、能力は甘い香りを嗅いだ者の感覚を狂わせます。このような個性を持つ逆撫は、平子真子のキャラクターによく合っていると言われています。平子真子はそのヘアースタイルや関西弁を話す声も魅力だと言われています。ちなみにアニメ版で平子真子の声を担当いているのは、小野坂昌也です。

ここまで「BLEACH（ブリーチ）」の平子真子の斬魄刀の「逆撫」の始解について見てきました。「逆撫」は視覚などの感覚を狂わせる能力でした。ここから「逆撫」の能力、強さを見ていきます。

平子真子の斬魄刀・逆撫の攻撃力を見てみると、逆撫の始解による能力は刀自体の攻撃力には影響がなく、攻撃力がアップすることはありません。しかし「逆撫」の始解は、相手が普段と逆の意識を持たなければならず、不慣れな中での戦闘になってしまい、どうしても隙を見せることになるということです。

「逆撫」の始解によって攻撃が速くなることはありませんが、この能力の特性に慣れている平子真子は、相手よりも速く動き、攻撃を仕掛けることができます。しかも平子真子は護廷十三隊の隊長を務めていることや「虚化」したことで、「虚（ホロウ）」の力を自身で制御できる能力を得ていることもあり、攻撃力に加えて速さも高いレベルにあるということです。

「逆撫」の始解は、左右・上下、奥行きや方向などの視覚を逆にしてしまうという特殊な能力で、攻略し難い能力とされています。しかし、藍染惣右介の斬魄刀の始解「鏡花水月」は、「逆撫」の様に感覚を狂わせる能力ですが、これは五感のすべてがその能力の対象となり、相手を「完全催眠」という状態にしてしまいます。このように、「逆撫」は「鏡花水月」に比べて取るに足らない能力だと藍染惣右介には言われてしまいます。

平子真子の「逆撫」の始解の様に相手の感覚を狂わせる斬魄刀は、他には上記でも紹介した通り、藍染惣右介の持つ斬魄刀の始解である「鏡花水月」があります。この能力は、五感（視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚）のすべてを狂わせ、相手を「完全催眠」という状態にしてしまいます。

「BLEACH（ブリーチ）」のキャラクターの中で一番好きなのは平子真子で、斬魄刀の中でも「逆撫」が一番好きだという感想です。平子真子は関西弁で話すオシャレでお調子者、世話好きな人物です。「逆撫」の能力も特殊で希少なものでした。そんな独特の雰囲気を持つ平子真子が良いということです。

平子真子の「逆撫」は藍染惣右介との戦いでは歯が立ちませんでした。藍染惣右介の斬魄刀は「鏡花水月」で、「逆撫」よりも強力な能力を発動します。しかし、通常の相手となら「逆撫」の能力で翻弄することができ、その強さを発揮します。

平子真子の「逆撫」は左右・上下を逆にすることで視覚を狂わされてしまいますが、ゲームなどで実際に苦労しているのを考えれば、実は「逆撫」は強力な技だと分かるという感想です。

いかがでしたか？「BLEACH（ブリーチ）」の平子真子の斬魄刀の「逆撫」の始解について紹介しました。「逆撫」は左右・上下、奥行きなどの立体感覚や方向感覚など、主に視覚を狂わせる能力でした。その攻撃力や魅力についても見てきました。通常の相手ならその強さを発揮できる「逆撫」ですが、最強とされる藍染惣右介には簡単に見切られてしまいました。

また、平子真子の人柄、関西弁の話し言葉、オシャレな所などの魅力があり、好きなキャラクターだという声がありました。そんな平子真子のこれからの活躍に注目して「BLEACH（ブリーチ）」をお楽しみください。