【ワンピース】ゴエゴエの実の能力は最強？声をレーザーにして発射する？

ゴエゴエの実の能力は、劇場版ワンピースの1作目にあたる劇場版『ワンピース』に登場するエルドラゴが使用していました。麦わら一味の敵として登場し、ゴエゴエの実の能力によって放出されるレーザーによってルフィを苦戦させていた人物ですが、ゴエゴエの実とはどのような能力を持っているのでしょうか？ここでは、『ワンピース』の作品情報を交えつつゴエゴエの実の能力を使うエルドラゴの詳細を紹介します。

『ワンピース』は1997年7月22日から「週刊少年ジャンプ」にて連載中の海賊ファンタジー作品です。単行本は2020年5月時点で第96巻までが刊行されており、ジャンプ歴代作品の中で『こちら葛飾区公園前派出所(こち亀)』に次ぐ長期連載作品となっています。

そして、単行本第95巻刊行時点で日本史上最高となる3億9000万部を突破し、また第67巻の初版発行部数が405万部、第66巻が初週売上227万部など国内出版史上最高記録をいくつも樹立しています。

『ワンピース』の舞台は大海賊時代。この時代ではかつてこの世の全てを手に入れた”海賊王”ゴールド・D・ロジャーが残した「ワンピース」を巡り、あらゆる海賊達が争いを繰り広げていました。そんな中、フーシャ村に住む少年モンキー・D・ルフィは、ある日村に滞在していた大海賊シャンクスとの出会いによって海賊王を夢見るようになります。

そしてシャンクスとの別れ際に彼のトレードマークである麦わら帽子を託されたルフィは、再会した時には立派な海賊になっていることを約束しました。その日から10年の月日が経ち、17歳になったルフィ。いよいよ彼は「海賊王になる」という夢を叶えるため、そしてシャンクスとの約束を果たすためフーシャ村を後にするのでした…。

ゴエゴエの実の能力者は、自身が発した声をレーザーに変換して戦う咆哮人間・エルドラゴです。エルドラゴが登場するのは劇場版ワンピースの第1作目(副題は無く『ワンピース』と表記されている)で、麦わらの一味の敵として登場しています。

本編では丁度ウソップが仲間になる前に公開されており、海上レストラン・バラエティとシロップ村との間にあるオリジナルストーリーです。エルドラゴとその一味は伝説の海賊ウーナンが残した財宝を手に入れるため、黄金の島に降り立っていました。しかし、最後はルフィに黄金の鎧を砕かれてしまい敗北しています。

ネット上では、マイナーな悪魔の実の中ではゴエゴエの実の能力が最強なのでは？と噂されているのですが、一体どのような特徴からそう噂されるようになったのでしょうか？ここではゴエゴエの実の能力を紹介しつつその強さを考察してきます。

ゴエゴエの実の能力は声をレーザーにして発射し攻撃するものであるため、もし両手足を拘束されて動かせなくても、口さえ塞がれていなければレーザーを放出することが可能です。レーザーは「声」を光線に変換させているため弾切れの心配はなく、喉が潰れない限りいくらでもレーザーを放出することができます。そして、ゴエゴエの実はレーザーを放出する場所が口であることも強さの秘訣。

なぜなら能力を発動している最中でも手足の動きが制限されることはなく、移動中もレーザーを放出することができるからです。レーザー放出というのは長距離戦闘向きではありますが、このような点を持ち合わせているため接近戦でバトルを繰り広げても有効と言えるでしょう。互いの動きが制限されやすい接近戦では、レーザーによる奇襲攻撃で相手の不意を突くことができます。

ゴエゴエの実の能力で放出されるレーザーは「声」による攻撃であるため、相手からすると未然に防ぐのが困難です。近距離戦と長距離戦で放たれるレーザーをひたすら回避するしかなく、たとえレーザー攻撃を防御したとしても声をエネルギー源にしている以上は前述したとおり弾切れを起こすことがないため、レーザー攻撃を無駄に防ぐこととなります。

さらにゴエゴエの実が持つ攻撃性能はすさまじく、相手が防御したとしてもレーザー攻撃を連発することで大ダメージを与えることができます。しかしその反面、ゴエゴエの実のレーザーはカウンターや牽制はできるものの、防御に直接活かすことができません。つまり常に敵にダメージを与えるという前提条件がある超攻撃的な能力であるため、防御を蔑ろにしてしまっていると言えます。

ちなみにゴエゴエの実の天敵となる悪魔の実はナギナギの実です。ナギナギの実とは、一定範囲の空間にある音を無音状態にしてしまう能力を持っているため、ゴエゴエの実の主軸となる声を全て無効化されてしまい声をレーザーに変換できなくなってしまいます。

ゴエゴエの実の能力は「声」をレーザー(光線)に変換させて攻撃するというものでした。レーザー攻撃を防御するにも破壊力が高いため大ダメージを受ける可能性があり、さらに弾切れを起こすことなく喉が潰れない限りいくらでも撃てるという利点も持ち合わせていました。ここでは、そんなゴエゴエの実の能力が覚醒するとどうなるのか？という疑問に迫っていきます。

ゴエゴエの実は超人(パラミシア)系の悪魔の実となっているのですが、もし覚醒したとなればどうなるのでしょうか？悪魔の実の覚醒についての詳細は不明ですが、覚醒した能力者は強力な力を扱うことができるようになります。たとえばドフラミンゴのイトイトの実(パラミシア系の悪魔の実)の覚醒時は建物や地面など、周囲に存在する物を糸に変換していました。

それでは、ここでゴエゴエの実の覚醒を予想してみましょう。まず、ゴエゴエの実はエルドラこの声をレーザーに変換するというものでした。この特徴をドフラミンゴの時のような状態に反映させると、口に限らずあらゆる場所からレーザー放出が可能になると予想できます。もしこの予想通りであるならば、ゴエゴエの実が持つ防御力の弱点を補うことができる上に凄まじい破壊力を生み出すことになるのかもしれません。

こちらの感想では『ワンピース』で好きなキャラクターとして、ゴエゴエの実の能力者であるエルドラゴの名前が挙がっています。エルドラゴはゴエゴエの実の能力を使うにふさわしいキャラクターとなっており、ライオンのような風貌で黄金の鎧を身に纏っています。ルフィとの対決後、ゴムゴムのバズーカによって島の彼方へと吹き飛ばされ消息不明となっていますが、再登場を望んでいる方もいるのではないでしょうか？

こちらの感想では、ゴエゴエの実がマイナーな悪魔の実の中でかなりの強さを持つと予想されています。声を衝撃波に変換させる能力で防御が不可能、という点が高く評価されているようなので、やはり攻撃に特化した点が印象的であることがうかがえます。

こちらの感想では、ゴエゴエの実を「個人的に食べたい悪魔の実」としてランキング上位にあげているようです。感想の通り、ゴエゴエの実の能力は実用的ではないかもしれません。食べたい理由は「ゴエゴエの実の能力者」という響きが好きだからなのでしょうか？

劇場版『ワンピース』に登場したエルドラこが使う「ゴエゴエの実」の能力の強さを考察してきましたが、いかがでしたか？ゴエゴエの実の能力は「声」をレーザーに変換させるもので、長距離戦だけでなく近距離戦でも有効な能力となっていました。しかしその反面、牽制やカウンターができるものの、防御に直接活かすことができないといった弱点を持ち合わせています。

実際、ゴエゴエの実がどれほどの音量を持っているのかは分かりませんが、音量を能力(声を光線にする)として扱うものであるということは、かなり強力な能力と言えるでしょう。エルドラゴはアニメオリジナルキャラクターでゲームにも登場しているため、今後ゴエゴエの実に関する情報も公開されていく可能性があります。これを機にぜひエルドラゴが使う「ゴエゴエの実」に注目してみてください。