りゅうおうのおしごとの名人のモデルは?作中最強の人物についてまとめ

アニメ化もされた将棋をテーマにしたライトノベル「りゅうおうのおしごと」の名人のモデルとは一体誰か?さらにりゅうおうのおしごとの作中の中での棋士として最強の人物は誰か、について考察をしました。将棋の世界の名人と言えば超天才といえますが、りゅうおうのおしごとは何故か子供たちが跳梁跋扈しておのお世話に追われる九頭龍八一の四苦八苦が描かれています。名人と九頭龍竜王の死闘から作中最強人物についても考えていきます。

りゅうおうのおしごとの名人のモデルは?作中最強の人物についてまとめのイメージ

目次

  1. りゅうおうのおしごとの名人のモデルに迫る!最強の人物について調査
  2. りゅうおうのおしごととは?
  3. りゅうおうのおしごとの名人とは?
  4. りゅうおうのおしごとの名人の実力とは?
  5. りゅうおうのおしごとの名人のモデルは誰?
  6. りゅうおうのおしごとの名人とモデルの共通点
  7. りゅうおうのおしごとの名人戦が凄かった!
  8. りゅうおうのおしごとの名人のモデルはやはりあの人だった!

りゅうおうのおしごとの名人のモデルに迫る!最強の人物について調査

今回は「りゅうおうのおしごと!]に登場する名人のモデルについて調査をしました。主人公はタイトル通り竜王のタイトルを持っていますが、名人は名前どおり他の寄せ付けない強さを持っていました。しかし作中では名人としか記述されていないので、誰なのかはわかりません。そこで名人の正体とそのモデル、および「りゅうおうのおしごと!」最強の人物について調査をしました。

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りゅうおうのおしごととは?

「りゅうおうのおしごと!」は将棋の世界を舞台にしたライトノベルです。16歳ながら「竜王」のタイトルを獲得したものの、何故かスランプに陥ってしまった主人公の九頭龍八一(くずりゅう・やいち)のもとに突然、小学生の雛鶴あいが弟子入り志願するのです。その結果、八一の姉弟子の空銀子や八一の師匠の娘の清流佳香、さらに同じ弟子の夜叉神天衣といった子供が八一の周囲に集まってきます。

りゅうおうのおしごとのあらすじ

九頭龍八一自身が天才乍ら、まだ16歳と子供なのに、その子供が子供の世話をしなくてはならないのだから大変です。人間ドラマというには浅はかで軽薄な日常を繰り広げながらも、将棋の世界に没入していく八一たち。将棋の世界というプロフェッショナルの世界だからこそ一般の人間とは違った思考回路をするキャラクターたちのドラマチックな日常生活が楽しめる作品です。もちろんディープな将棋ファンにもおすすめです!

りゅうおうのおしごとを彩る将棋の世界

将棋の世界は非常にディープであり、常人には理解できない思考回路をしている人が多いそうです。例えば将棋戦を中継していたスタッフが時間配分を考えて「対局がもうすぐおわるのではないか。」と問い掛けるとすると盤上を見ていた棋士は「あと30分から40分くらい後になりますよ。」というのだった。するとその通りに35分後に決着がついたそうだ。

りゅうおうのおしごとは将棋の世界の事実を元に作られている

これは一例だが、棋士の先読みのスピードは一般人とは段違いで、私たちに説明するときもわざとスピードを落として説明をするそうです。その個性の濃さは独自の思考や感性を生み出してもいるそうです。筆者の白鳥士郎さんは小説にするとき薄めても異質と書いていますが、果たして棋士が異質でしょうか。加藤一二三さんの言動なども非常に私たち視聴者からすれば分かりやすく知性溢れる内容です。

りゅうおうのおしごとのキャラクターは棋士に対する愛情から来ている

棋士は独自ではなく、ごく普通の個性が強い人間と取らえたほうが理解しやすいです。ただ棋士たちは常軌を逸した知性を持っているのも事実で、「りゅうおうのおしごと!」での雛鶴あいが他の女の子に嫉妬するのも、九頭龍八一に執着するのも、高い能力と集中力から生まれた個性のかけらのようなものなのでしょう。雛鶴あいのキャラクター設定には白鳥士郎さんならではの棋士に対する愛情があふれています。

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りゅうおうのおしごとの名人とは?

「りゅうおうのおしごと!」の名人はどの様な存在でしょうか。今回は小説内事実を交えながら、名人について調査を進めていきます。もともと将棋の世界には八つのタイトルがあります。名人・叡王・棋聖・王位・王座・竜王・王将・棋王の八つです。「りゅうおうのおしごと!」では微妙にタイトル名を変えてありますが、その中でも名人は特別な意味合いを持っています。将棋の世界において名人では無ければいけないのでしょう。

名前も顔も明かされていない

「りゅうおうのおしごと!」の名人は単なる名人であって名前は明かされていません。理由までは分かっていませんが、「りゅうおうのおしごと!」の世界で名人は大きな意味合いを持っているようです。それはまるで全ての棋士がひれ伏す存在であり、「りゅうおうのおしごと!」でのラスボスであり、裏ボスでもあるような恐ろしい存在感を演出しています。でも本当にそんな怖い存在なのでしょうか。

名人の所持タイトル

名人の所持タイトルは名人(これを持っていなかったら名人は名人以外の何になるのでしょうか)・玉座・盤王・棋帝と4つのタイトルを所持しています。25歳の時には7冠所持していました。「りゅうおうのおしごと!」の世界では7冠で全タイトル保持になります。

りゅうおうのおしごとの名人以外のタイトルホルダー

他のタイトルホルダーに主人公の九頭竜八一。彼の二つ名、つまりあだ名はクズ竜王です。何故クズなのか。それは実際に「りゅうおうのおしごと!」を読んで八一のくずっぷりを堪能してください。さらに王将の生石充は裁きのマエストロと呼ばれています。さらに帝王の於鬼頭陽はコンピューターに負けた棋士です。どうやら二つ名は否定的なものが多いようです。こんな二つ名を世間にさらすなんてあるとは思えません。なにやらネットスラングの臭いがします。

りゅうおうのおしごとの名人の実力とは?

「りゅうおうのおしごと!」の名人の実力は折り紙付きです。他のタイトルホルダーが二つ名というあだ名で呼ばれているのに対して名人としか呼ばれていないだけでも、いかに周囲に尊敬されているかが分かります。そうしてその尊敬はプロフェッショナルな世界では実力だけが物をいうのです。

神と呼ばれる最強の棋士

名人はその強さから八一や歩夢などの若手の棋士からは神とあがめられるほどです。何故、神ほどの強さなら決してたどり着くことは無いのではないでしょうか。将棋を舞台にした漫画「3月のライオン」では周囲の仲間と切磋琢磨しながら孤独な闘いを続けていく桐山零の姿が描かれていますが、「りゅうおうのおしごと!」では何処か浮世離れをした物語展開を見せています。

りゅうおうのおしごとの名人は登場した途端圧勝する

名人の初登場は第八十八期棋帝戦第三局でした。名人は棋帝タイトルホルダーの篠窪大志を3連勝のストレートで圧勝しています。篠窪大志は棋帝のタイトルを奪われた後作中には登場をあまりしなくなった為どのような人物か、わかりません。ただ慶應義塾大学を首席で卒業したほどの秀才ではありました。この棋帝を踏み台にして名人は九頭龍八一との竜王戦に挑むことになるのです。

マジックと呼ばれる名人の将棋

名人の指す将棋はマジックと呼ばれていて、誰もが思いつかないような手から、逆転の布石を用意して、鮮やかに盤面をひっくり返す姿が描かれています。歩夢が念入りに準備した、名人打倒のシステムを王を滑らせるように退避させて、逆に歩夢の攻撃手段を封じているのです。もちろんこの対局は名人が勝利をしました。

TVアニメ「りゅうおうのおしごと!」公式サイト

りゅうおうのおしごとの名人のモデルは誰?

「りゅうおうのおしごと!」の名人のモデルが実在するようです。圧倒的な強さを誇る現代の天才棋士といえばだれもがあの人物を頭に浮かべるでしょう。彼は現代の棋士の全てが歴代最強の棋士を上げるならば誰か、という問いに必ずと言っていい程、あがる人物だそうです。天才を同時代を共有できる喜びを感じられます。

モデルは羽生善治さん

モデルは言わずとしれた現代・歴代最高の棋士である羽生善治さんです。確かに若いうちに才能を発揮してあらゆるタイトルに挑戦、見事所持しています。天才をモデルにするには天才でしかありえません。ただそれだけではなく、もっと具体的に羽生善治さんがモデルになっているのです。

羽生善治さんの凄さ

羽生善治さんの凄さを少し分析してみます。当時羽生善治さんがタイトルホルダーになったとき日本の将棋界には7つのタイトルがありました。そうして過去に10年間には当然70人分のタイトルホルダー席があるわけです。その10年間の70人分のタイトルホルダー席の半分の35人分を羽生善治さんが保持していたのです。

羽生善治は将棋界の半分を10年間支配していた

つまり10年間に及ぶ将棋界の約半分を席巻していたことになります。つまり世界の半分をたった一人の人間が実力で支配下に置いていたのです。この偉業を天才の所業と言わずしてなんといえばいいでしょうか。当然、羽生善治さんが登場してから将棋の世界は様変わりをしました。将棋界のほぼ全員が羽生善治を打倒するために切磋琢磨を繰り広げたのです。

羽生善治さんのライバル・村山聖さん

そんな羽生善治さんが唯一負けたくない、と思った将棋指しに村山聖さんがいます。彼は重い病気に犯されながら、名人になる夢を捨てずに一局一局を真剣に戦いました。そうして敗れた羽生善治さんは村山聖さんをライバルと認め、現代の唯一の本物の将棋指しと呼ぶようになったのです。

将棋のプロになるのは厳しい

将棋の世界は厳しく、プロになるには年齢制限があります。プロになれば永遠にプロとして活躍が出来ますが、その世界に入るまで、切磋琢磨をしてライバルを蹴落とさなければなりません。だからこそ将棋指しは常に真剣勝負をしなければならないのです。その真剣勝負から零れ落ちた後も人生は続きます。

りゅうおうのおしごとの名人とモデルの共通点

「りゅうおうのおしごと!」の名人と羽生善治さんの共通点は同時代の天才と言うだけではなく、もっと将棋の世界での具体的な事実に基づいています。見た目等は記述ゆえ、有り体にいって付属のイラストでしか確認できませんし、それほど似たような描写はされていません。

竜王戦で3連勝からの4連敗

九頭龍八一と名人戦で起きたことが、現実の羽生善治さんと渡辺明さんが繰り広げた第21期竜王戦がもとになっており、名人の羽生さんが3連勝をした後、タイトルまで後一歩のところで4連敗を喫しています。このエピソードの為、主人公は竜王のタイトルホルダーにしたのではないか、という推測も生まれます。

奥さんがツイッターをしてる

さらに、奥さんがツイッターをしている共通点があります。ツイッターと言えば芸能人に限らず普通に一般人でもしているので共通点として挙げるのは早計でしょう。ただ、最強の名人の奥さんがツイッターをしているというギャップが羽生善治さんの天才乍らあくまで奇人ではなく、普通の社会人である姿をダブるのです。

将棋の天才と同時代を生きるという事

名人であり7冠全てを保持している点でも羽生善治さんを想起させる設定になっています。しかしまるでハイフィクションな設定がリアリティが感じられるのは私たちが羽生善治さんと言う超天才と同時代を生きているからです。

GA文庫「りゅうおうのおしごと!」特設ページ

りゅうおうのおしごとの名人戦が凄かった!

「りゅうおうのおしごと!」では名人戦が凄いのです。「りゅうおうのおしごと!」では殆ど名人は負けません。唯一負けるのが九頭龍八一との竜王戦を掛けた戦いにでです。これほど将棋の神に愛された男ながら、誰にも理解されない強者であることの孤独を体現しているのが名人なのです。

名人の正体が少し明かされる!

名人の正体は、無精ひげを伸ばした白髪交じりの中年男でした。ただ彼は将棋に関しては神でした。そうしてその凄さこそ名人が名人であるゆえんなのです。しかし物語中で「名人」と描かれるとあたかも裏の正体なるものがあるような気がするのが読者の常。しかしどのような容貌をしていようとも彼は名人なのです。

りゅうおうのおしごとの八一はクズ龍だった

九頭龍八一はハワイで第1局目に自分の将観の全てを否定されるような負け方をしてしまいます。さらに負け続ける九頭龍八一は、精神的に追い詰められていき、内弟子の雛鶴あいにもきつく当たってしまいます。内弟子も子供なのに大変な事です。こんな思いをするためにプロ棋士を目指したのでしょうか。

女流棋士のプライド

そこに釈迦堂と住香の対局がありました。そこでは住香が勝利をしたのです。さて住香は将棋の才能がなくて、自分が憧れている才能あふれる女流棋士というイメージとは程遠い存在でした。その苦しみの中、釈迦堂という最強の女流棋士と戦わなくてはなりません。プロながら負ける為の戦いはしたくないものです。

努力は天才を凌駕する

普通に考えて負けるだろう戦いに住香は勝ちました。そこから九頭龍八一は勝手に「報われない努力はない。」というメッセージを受け取ります。なんたるクズっぷりでしょうか。そうして周囲に当たり散らした自分を忘れたように改めて自分の周りにかけがいのない仲間がいることに気付くのです。なんというクズでしょうか。周囲のお陰で強くなれたそんなファンタジーに囲まれながら竜王たる九頭龍八一は、名人との戦いに再度挑むのです。

4連敗で八一に敗れる

その名人が九頭龍八一に竜王戦で敗れます。その敗因はなんと水を飲んだこと、ということです。果たしてどういう事でしょうか。名人が水を飲むのに使った時間は1分47秒らしいです。一体だれが数えたのでしょうか。しかしそこに九頭龍八一はかけて名人を打倒の方策を作ったのでした。ありえない事です。短い時間での発想力こそ九頭龍八一の真骨頂なのでしょうか。

事実をもとにしたリアリティ

名人は九頭龍八一の一手を見て「負けました。」と言葉を発しました。3日間に及ぶ死闘の末、竜王は神であった名人を打倒しました。しかし実際このような戦いがあるのでしょうか。それが現実の羽生善治さんが経験して、私たちも観客として同時代を経験しているからこそ、物語にリアリティが生まれるのです。

りゅうおうのおしごとの名人のモデルはやはりあの人だった!

ということで「りゅうおうのおしごと!」の名人のモデルは羽生善治さんでした。というか現代で名人と言えば羽生善治さんが頭に浮かぶのは自明の理です。最近では加藤一二三名人やリアル九頭龍八一と言えば良いかの藤井聡太さんの登場で将棋の世界も盛り上がりを見せています。今一度「りゅうおうのおしごと!」からでも将棋の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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