心理戦アニメのおすすめは？騙し合い・駆け引きが面白い頭脳バトル作品を厳選

新しいアニメを視聴する際には、いつも好みの決まったジャンルで選ぶ人も多いのではないでしょうか？人気のアニメはもちろんですが、どうせなら面白い内容の作品を観たいと思うはずです。今回は心理戦や頭脳戦が面白いおすすめアニメを、ランキング形式で一覧にして紹介します。ただ面白いだけではなく、頭をフル回転させる心理戦や頭脳戦を含めたアニメ作品は、視聴後の満足度もかなり高いものになりとてもおすすめです。

ランキング30位のアニメは、「残響のテロル」です。2014年7月～9月まで放送された全12話構成のアニメで、主人公である2人の高校生がテロリストという設定のスリルある内容です。天才的な頭脳を持つ2人は爆破テロを起こしますが、実行前には必ずどこを爆破するのかというヒントを含めた、予告動画を出しています。彼らがどこを爆破しようとしているのか、動画から懸命に推理する警察側との頭脳戦がハラハラする作品です。

ランキング29位のアニメは、「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦」です。ジャンルとしてはラブコメ作品なので、一見すると頭脳戦や心理戦などは無関係の作品のようにも思えます。しかしタイトルにもあるように、繰り広げられる恋愛頭脳戦が見どころとなっているアニメなのです。名門校の秀知院学園で会長と副会長を務める男女が、両想いであるにも関わらずプライドの高さから相手に告白をさせようと奮闘する内容です。

ランキング28位のアニメは、「百錬の覇王と聖約の戦乙女」です。流行りの異世界転生モノのアニメですが、主人公は特別なチート能力などを持つわけではなく、所持していたスマートフォンが地球に繋がった状態になっています。そのためスマートフォンを介して戦術を学ぶことで、異世界で軍師となり活躍を見せていきます。やがて戦争を行うこととなった主人公は、仲間の力も借りて頭脳戦の末に勝利を得ていきます。

ランキング27位のアニメは、「ようこそ実力主義の教室へ」です。進学率と就職率が100％という超名門校に入学した主人公は、町のようになっている全寮制の学園の中で1ヶ月を過ごします。全ての支払いが電子マネーで賄われていた学園内で、毎日10万ポイントが振り込まれていました。ポイントを浪費する生徒が多い中で1ヶ月が経った日、それまで支給されていたポイントが突如として振り込まれなくなってしまいます。

ランキング26位のアニメは、「東のエデン」です。主人公は記憶を失ってしまった青年ですが、なぜか全裸姿でありながら82億円という巨額の電子マネー入りの携帯電話を所持していました。記憶の無い主人公は、「セレソンゲーム」というゲームの参加者となっていることを知ります。12人の参加者達で頭脳戦や心理戦を繰り広げながら、自分が何者であるのか探る主人公は命がけのゲームを進めていきます。

ランキング25位のアニメは、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」です。魔法を使うことができる世界の中に、女遊びや昼寝といった怠惰な趣味を持つ主人公がいます。しかし彼は軍隊に所属をしており、「常怠常勝の智将」と呼ばれていました。怠けてばかりいるものの、軍師としての才能は突出した人物だったのです。やがて主人公はその頭脳を活かし、昔なじみの少女のサポートをして高等士官試験に臨むこととなります。

ランキング24位のアニメは、「BTOOOM!」です。オンラインゲーム「BTOOOM!」の世界ランキング10位という実力を持つ主人公は、就職をせずに引きこもりのような生活を続けていました。ある日目を覚ました主人公は、なぜか孤島のジャングルの中にいました。そこで主人公は、本物の爆弾を使い命を賭けた殺し合いをさせられることとなります。一歩間違えれば命を落とす緊迫した心理戦と頭脳戦に、手に汗握るアニメ作品です。

ランキング23位のアニメは、「ガールズ＆パンツァー」です。華道や茶道といった女性の嗜みの中に、「戦車道」が存在する世界の中では、学校対抗となる全国大会が行われていました。強豪校から転校することとなった主人公が、実績の無かった無名校を率いる指揮官として頭脳戦を繰り広げ、同時に自分の中にある戦車道と向き合っていく姿を描いたアニメです。劇場版でアニメの続きが描かれ、その後の物語が最終章に続きます。

ランキング22位のアニメは、「咲-Saki-」です。麻雀をテーマにした作品ではありますが、現実的な麻雀とは異なっており、いわゆる能力バトル系のようなアニメです。女子高生が麻雀対決を行う内容で、「プラマイゼロ」などの点数調整を得意とする主人公が、麻雀大会で頭脳戦や心理戦を繰り広げ、腕を競っていきます。麻雀を楽しむのはもちろんですが、かわいい女の子も好きだという人におすすめしたい人気アニメです。

ランキング21位のアニメは、「まおゆう魔王勇者」です。魔王と勇者が主人公となるアニメ作品ですが、ファンタジーバトル系の作品というわけではなく、経済学の知識を豊富に有している魔王が勇者と協力をして、平和な世界を作り上げようとする人気アニメです。勇者が魔王を退治するよくある作品とは異なり、相反する2人が契約を結んで争いや飢餓などの無い世界のために行動する姿が面白い作品です。

一覧にして見るだけでも気になる作品が多い心理戦・頭脳戦アニメですが、上位に近づいていくほどタイトルだけでも知る人が増えてくるはずです。続いても心理戦や頭脳戦が面白い人気アニメのTOP20～11までを、一覧にして紹介します。普段はあまりアニメ作品を視聴する機会がないという人でも、思わずハマってしまう作品を見つけることができるかもしれません。ただ一覧で見るだけではわからない魅力が満載のアニメばかりです。

ランキング20位のアニメは、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」です。現代の銀座の街中に、突如として異世界へと繋がるゲートが出現します。そのゲートの向こうからはモンスターの軍勢が現れ、こちらの世界を侵略しようと攻めてきます。応戦した自衛隊や警察によって敵の壊滅に成功をし、ゲートの向こうの世界にある資源に目をつけた政府は、「特地」と名付けたそちらの世界に自衛隊を派遣することにします。

ランキング19位のアニメは、「アルドノア・ゼロ」です。ロボットアニメではあるものの、主人公は特別製ではなく訓練用の機体に乗って戦いに挑むという面白い作品です。歓迎パレードが行われる予定のある日、主人公はいつものように学校生活を送っていました。パレードの手伝いをしている最中、テロリストの襲撃を受けてしまいます。心理戦や頭脳戦を含めたロボットアニメを観たいという人のおすすめの人気アニメです。

ランキング18位のアニメは、「ファイ・ブレイン 神のパズル」です。パズルを解く天才である主人公は、賢者のパズルと呼ばれるものの一つに挑戦して、オルペウスの腕輪を手に入れます。神のパズルを解いて究極の「財」を入手できるといわれる、「ファイ・ブレイン」の候補となった主人公は、高難易度のパズルに挑むこととなります。視聴者もパズルに思考しながら視聴を楽しめるというNHKの人気アニメ作品です。

ランキング17位のアニメは、「奴隷区 The Animation」です。「SCM」という特殊な器具を装着させることで、相手を奴隷にすることができるという恐ろしいアイテムが存在しています。主人公はそんなSCMに関連したトラブルに巻き込まれることとなり、勝負に負けたら奴隷になるという条件の下で心理戦や頭脳戦を繰り広げます。少しエッチな雰囲気もあるアニメなので、そういった作品が好きな人にもおすすめのアニメです。

ランキング16位のアニメは、「ジョーカー・ゲーム」です。秘密裏に設立されているスパイ養成部門「D機関」では、選りすぐりの若者たちが活躍を見せています。基本的に1話完結のアニメですが、スパイ同士の高度な頭脳戦が展開されていき、登場人物だけではなく視聴者すらも騙しにかかる面白いアニメです。全ての結末を知った上で、改めて1話から視聴し直してみると驚く部分も多い作品かもしれません。

ランキング15位のアニメは、「アルスラーン戦記」です。ランキング一覧の中でも有名なタイトルの一つですが、パルス国の王子であるアルスラーンは、不自由のない平和な生活を送っていました。ある日彼は奴隷として連れてこられたという、一人の少年に出会います。その出会いによって、アルスラーンは自国に対して疑念を抱き始めます。心理戦や頭脳戦も含めた駆け引きや戦略などが見どころで、迫力あるアクションも満載です。

ランキング14位のアニメは、「ONE OUTS-ワンナウツ-」です。プロ野球の試合を舞台とした心理戦や頭脳戦が繰り広げられる、人気のスポーツアニメです。主人公は120キロ程度までの投球しかすることのできない投手ですが、それゆえに球の速度ではなく頭脳を駆使して打者と駆け引きをしていく面白さがあります。難しすぎる頭脳戦には興味が湧かないという人も、スポーツものなら身近な感覚で楽しめるのではないでしょうか？

ランキング13位のアニメは、「Fate/Zero」です。大人気のFateシリーズの1つで、「Fate/stay night」のスピンオフにあたる物語です。stay nightで主人公だった衛宮士郎の育ての親である、衛宮切嗣が主人公として描かれています。目的を達成するためなら手段を選ばない切嗣ですが、大義を叶えるために残酷な決断をする場面も見られます。シリーズファンはもちろん、作品をあまり知らない人でも楽しめる人気アニメです。

ランキング12位のアニメは、「未来日記」です。周囲の人間に関わらないようにしている主人公には、空想上の友人しかいませんでした。携帯電話に日記をつけていた主人公は、ある日まだ未体験の事柄が日記に記されていることに気がつきます。始めは浮かれていた主人公ですが、その「未来日記」を持つのが自分だけではないと知り、所有者による命がけのサバイバルゲームが行われていることを知ります。

ランキング11位のアニメは、「約束のネバーランド」です。孤児たちが暮らすハウスの中で、年長組の主人公は平和な日常を送っていました。ある日、里親が決まった仲間とのお別れをした直後に忘れ物に気づいた主人公は、決まりを破ってこっそりハウスを抜け出しました。そこで目にしたのは、里親のもとへ送り出されたはずの仲間が、食肉として出荷されている姿だったのです。緊迫した頭脳戦が面白い人気アニメです。

心理戦や頭脳戦といっても、作品によって細かな違いがあるのも面白い部分ではないでしょうか？続いてはTOP10～4までの人気作品を、一覧で紹介します。TOP10以内とあって有名タイトルが勢ぞろいの一覧になってきていますが、タイトルは知っていても内容まではよく知らないという人もいるかもしれません。面白いアニメの視聴を繰り返すことで、自分自身でもまた心理戦や頭脳戦の先読みができるようになるかもしれません。

ランキング10位のアニメは、「HUNTER×HUNTER」です。一覧の中でもタイトルだけなら誰もが知る有名アニメなので、視聴したことがある人も多いはずです。バトル系の少年漫画作品ですが、心理戦や頭脳戦を駆使して戦ったりピンチを切り抜ける場面も多く、おすすめされる理由も頷ける人気のアニメです。一覧に入れるまでもなく人気の高い作品だからこそ、この機会にぜひチェックしておきたいタイトルです。

ランキング9位のアニメは、「ログ・ホライズン」です。MMORPGという大人数同時参加型のオンラインゲームの中に、10万人ものプレイヤーが転移させられてしまうという作品です。人付き合いが苦手な主人公は戦闘向きではない職業ですが、自らの知力を駆使して周到な計画を練っていきます。元の世界へと戻る術を探しながら、主人公は秩序の回復やこの世界の住人と共存する方法を模索していきます。

ランキング8位のアニメは、「闘牌伝説アカギ ～闇に舞い降りた天才～」です。こちらも一覧の中でも有名なタイトルで、麻雀を扱った作品です。賭け麻雀に負け続けていた南郷は、偶然やってきた中学生の赤木を雀荘へ誘います。勝負の最中に彼の助言に従うと、途端に勝ちが続く流れとなり、赤木に才能があることを感じ取った南郷は自分の代わりに彼に麻雀をさせることにしました。そこから赤木の持つ才能が開花していきます。

ランキング7位のアニメは、「賭ケグルイ」です。お金持ちの子女が通う名門校の私立百花王学園では、生徒同士がギャンブルによって階級を決めるという制度が存在していました。そこに転校してきた主人公は、一見するとおっとりした女性に見えますが、実はとんでもないギャンブル狂だったのです。ギャンブルを楽しむためにリスクすらも負う狂った姿は、恐ろしくも面白いおすすめの人気アニメです。

ランキング6位のアニメは、「狼と香辛料」です。行商人をしながら旅をしている主人公は、ある時狼の耳と尻尾を持った密行者の少女に出会います。彼女の正体を知り一緒に旅をすることとなった2人は、旅の途中で様々な騒動に巻き込まれていきます。商人として生活をしている主人公は頭が良く、少女は鋭い洞察力を持っているために、窮地を救われたりしながら彼女の故郷を目指して旅を続けていきます。

ランキング5位のアニメは、「逆境無頼カイジ」です。こちらも一覧の中でも有名なアニメで、博打をしたり堕落した生活をしていた主人公が、ひょんなことから多額の借金を抱えることとなります。返済のあてもない主人公は、一発逆転のギャンブルに挑戦するために、エスポワールというギャンブルクルーズへの参加を決めます。命がけのギャンブルの中で、ハラハラとする心理戦と頭脳戦は見応え抜群です。

ランキング4位のアニメは、「コードギアス 反逆のルルーシュ」です。世界で唯一の超大国である神聖ブリタニア帝国が日本に侵攻してから7年後、主人公は謎の少女から特殊な力を授かります。他人に対して強制的に命令することができるという力を使い、仮面をつけて「ゼロ」と名乗る主人公は、母親の敵討ちと妹の平穏な暮らしのために戦い始めます。ロボットアニメですが、主人公が頭脳派なので頭脳戦としても面白い作品です。

ここまで人気アニメの27作品を一覧にして紹介しましたが、続いてはいよいよTOP3の作品を紹介します。一覧の中に気になる作品を見つけられなかったという人も、TOP3に入るアニメなら興味を持つことができるかもしれません。心理戦や頭脳戦を楽しめる作品はとても多いことがわかりますが、それらの作品を抜いてトップにランクインする作品は、間違いなく面白いと思えるタイトルばかりのはずです。

ランキング3位のアニメは、「ノーゲーム・ノーライフ」です。テレビアニメは2014年4月から6月までの全12話構成で、その後「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」というタイトルで2017年7月に劇場版も公開された人気作品です。「ノゲラ」などの略称で親しまれており、とある天才ゲーマーの兄と妹が異世界へと召喚され、様々なゲームに挑みながら攻略を進めていくという、まさに頭脳戦がメインとなるアニメ作品です。

漫画化やイラストレーターとして活躍している榎宮祐先生の、ライトノベル作家としてのデビュー作でもあります。拳を交えるようなバトル作品ではなく、あくまでゲームの勝敗で全てが決まるという世界の中で戦います。主人公はコミュ障でありながら心理戦が得意なキャラクターなので、ギリギリの駆け引きや戦略を楽しむことができるおすすめの作品です。面白い心理戦が観たいならぜひチェックしてみてください。

ランキング2位のアニメは、「DEATH NOTE」です。テレビアニメは2006年10月から2007年6月までの全37話構成で、人気の高い作品であることから特別編やその続編などもアニメ化されています。アニメ作品だけではなく、実写の映画やドラマ化などもされている作品で、いずれも高い評価を受けています。アニメを視聴したことがない人であっても、実写版なら観たことがあるという場合も多い作品なのではないでしょうか？

秀才である主人公は、ある日死神のリュークが落としたノートを拾います。そのノートに名前を書かれた人間は死亡してしまうというもので、ノートを使用するためのルールを理解した主人公は、それを利用して法律では裁かれない世界中の犯罪者の名前を記していきます。犯罪者のいない新世界を作ろうとする主人公と、彼を捕まえようとする警察や名探偵との頭脳戦の面白さは、他に類を見ない圧倒的な人気作品です。

ランキング1位に輝いたアニメは、「絶園のテンペスト」です。テレビアニメは2012年10月から2013年3月までの全24話構成で、連載されていた原作漫画とアニメが同時期に完結した作品です。主人公が2人いる作品ですが、そのうちの1人がとても頭脳派で、魔法が存在する世界の中で持ち前の頭脳を駆使しながらピンチを切り抜けていくこととなります。ファンタジー作品ですが、推理系の要素もあり楽しめるアニメになっています。

文明の利器を供物として魔法を得る一族の中で、長であり姫でもある女性が、本来彼女を補佐するべき人物の力によって絶海の孤島へと送られてしまいます。やがて彼女は白骨化してしまいますが、そんな彼女が生前に流していたボトルメールを、主人公が偶然拾います。主人公はとある事件によって義理の妹を殺害されており、犯人を捜すために魔法を必要としました。利害が一致した2人は、魔具を介して契約を結ぶこととなります。

心理戦や頭脳戦を楽しむことのできるおすすめのアニメを、ランキング一覧にして紹介しましたが、ランキング以外にもまだまだ面白い作品は世の中に多く登場しています。しかしそういったアニメに触れたことがない人にとっては、一体どのような魅力があるものなのか、よくわからない場合もあるかもしれません。続いては心理戦などのあるアニメの魅力についても、一覧にして紹介します。きっと人気の理由がわかるはずです。

人気の高い心理戦を含めたアニメの魅力といえば、やはり作中に張られる伏線の数が多いことが挙げられます。普通に視聴している時にはそれが伏線であることすら気がつけないほど、些細な伏線もあったりするものです。ぼんやりしていると見落としてしまいがちな要素こそが、とても重要な伏線であったことを知った時の衝撃は、実際にそういったアニメを視聴したことのある人にしか、経験できないものかもしれません。

さらにそういった伏線を知った後で、もう一度アニメを視聴し直してみると、また違った視点からアニメを楽しむことができるのも伏線のあるアニメの魅力の一つといえるのではないでしょうか？初回で伏線が回収された時の驚きはもちろんですが、それが伏線だったのだと知った上で視聴をすることで、より深く物語を理解することができるようになります。そういった二重の楽しみ方ができるのも、心理戦アニメの大きな魅力です。

心理戦や頭脳戦をメインとした作品の場合、物語の最後の最後まで展開を読むことができないものもあります。作品によっては先の展開が簡単に読めてしまうものもあり、途中で視聴する気が失せてしまうこともあるかもしれません。しかし予想していた展開とまるで異なる終わり方をしたり、油断していたところに不意打ちで爆弾を落とされたような、大きな衝撃を受けることもあるのがこういったアニメの面白いところです。

その驚きが大きいほど強く印象に残って、再び同じアニメを視聴したくなる人も多いのかもしれません。単純に驚きたい人はもちろん、頭をフル回転させて作品の展開を予想しながら視聴するというのも、こういったアニメの楽しみ方のひとつです。伏線などが複雑なほど予想した展開が当たっていれば喜びも大きいでしょうし、外れてしまった場合でも悔しさと共に「そんな展開になるのか！」と感心できるはずです。

心理戦や頭脳戦が展開されていくアニメでは、普通のアニメを視聴する時よりも頭を使う場面が多くなってくるはずです。自然と登場人物たちと共に先の展開を予想したり、犯人が出てくるような作品では一緒に推理をしたりと、物語の中に入り込んで視聴する人も少なくありません。そんな風にアニメを視聴し終えた後には、登場人物の一人になったような気持ちで、達成感のようなものを得られることもあるのではないでしょうか？

アニメの中ではキャラクターが展開を読み違えてしまった場合でも、「自分だったらこのようにする」といった、別のパターンを考えたりするのも楽しいはずです。普段は何気なくアニメを視聴しているという人も、こういった心理戦アニメの魅力にハマっていくと、新たな楽しみも増えていくかもしれません。アニメの楽しみ方は与えられるものを観るだけではないのだということが、面白い作品を観るうちに段々と理解できるはずです。

心理戦や頭脳戦を楽しめるアニメについてを、一覧で紹介してきました。しかし実際にアニメが好きな視聴者からは、こういったアニメはどのような評価を受けているのか、気になった人もいるのではないでしょうか？続いてはTwitter上での感想や評価についても、一覧にして少しだけ紹介します。一覧の中には誰もが知るような人気タイトルも多く登場していましたが、ネット上ではどんな意見があるのか要チェックです。

怒涛の心理戦が展開していく作品の場合、視聴した後には「凄かった」という感想しか出てこないほど、放心してしまう場合もありそうです。自分にはとても思いつかないような発想や行動を楽しむことができるのも、こういったアニメの良い所かもしれません。特に登場人物が命を落としてしまう危険性のある作品の場合には、死んでほしくないキャラクターに感情移入をしてしまい、視聴をしながら力んでしまうこともあるものです。

キャラクターの内側に秘められた醜い本性が暴かれてしまうのも、こういった作品の魅力といえるのかもしれません。DEATH NOTEなどは、正しい行いをしているように見えて、何が本当の正義なのかがわからなくなる作品でもあります。見応えのある頭脳戦だけではなく、そういった人間の抱える闇の部分が垣間見えるのも、人気の高い作品の面白さの理由といえそうです。自分だったらどうするだろうかと考えるのも楽しいはずです。

命を賭けたり人が不幸になるような心理戦のアニメは苦手だという人でも、恋愛頭脳戦を楽しむことのできる「かぐや様は告らせたい」などの作品は、安心して楽しむことができるようです。頭はいいのにその不器用さがかわいいという意見も多く、重たい空気の作品は苦手だという人は、まずはこういった人気タイトルからチェックしてみるというのもおすすめです。単なるラブコメが苦手な人も楽しめる作品かもしれません。

劇場版は年々アクション映画になっていると噂の名探偵コナンですが、こちらも推理作品なので頭脳戦を楽しむファンも多いようです。特に主人公であるコナンの正体は、絶対に知られてはならないものということもあって、ピンチに陥る度にハラハラしてる人もいるのではないでしょうか？誰もが知る有名なタイトルですが、きちんと観たことがないという人は映画を観るだけでも楽しめる作品だと思います。

おすすめの心理戦・頭脳戦アニメを一覧にしてまとめて紹介しましたが、気になる作品を見つけることができたのではないでしょうか？普段からこういったジャンルの作品を視聴しているという人にとっては、既に知るタイトルばかりだったかもしれません。しかし何度観ても面白いのが、こうした作品の特徴でもあるはずです。最初に観た時には気づけなかった伏線など、改めて観てみると驚くことが多かったりするものです。

もちろん今回の一覧には含まれていなかった作品の中にも、人気が高く面白い作品はまだまだあります。これまで頭脳戦をメインとした作品を視聴する機会が無かったという人は、人気の高い作品からチェックしてみるのも良いのではないでしょうか？現実的な世界観ではないからこそ楽しめる作品から、実際にあるかもしれないリアルな設定のものまで、幅広い頭脳戦を楽しむことができます。視聴後は少し頭が良くなるかもしれません。