2020年04月12日公開
2020年04月12日更新
【鬼滅の刃】狛治は人間だった時の猗窩座(アカザ)の名前!強さに執着する理由は?
鬼滅の刃には、魅力的なキャラクターが登場し人気を集めています。ここでは、鬼滅の刃に登場する様々な人気キャラクターの中から、敵として登場した猗窩座(アカザ)という鬼について紹介していきます。鬼滅の刃に登場する猗窩座(アカザ)とは、狛治という名前の人間でした。鬼滅の刃の狛治という元人間の鬼・猗窩座(アカザ)の過去について、強さに執着する理由などを詳しくまとめます。
狛治は人間だった時の猗窩座(アカザ)の名前
鬼滅の刃の作品情報
猗窩座(アカザ)とは、鬼滅の刃に登場した強力な敵の鬼であり、元は人間の狛治という男でした。ここでは、猗窩座(アカザ)の狛治という人間だったころの過去や、悲しい最後について迫っていきます。その前に猗窩座(アカザ)の登場する鬼滅の刃の作品情報を紹介していきます。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃の作品概要を紹介します。鬼滅の刃とは、2016年に週刊少年ジャンプにて連載を開始した和風ダークファンタジーです。人間を食い殺す恐ろしい鬼という存在と、大正時代に生きる人々との戦いを描いた、剣客アクション漫画です。鬼滅の刃は登場するキャラクターの魅力や、壮絶な戦闘シーンなどが話題を呼び、瞬く間に大ヒットを記録した人気作品です。
2019年4月にはテレビアニメ化された鬼滅の刃は、スピンオフ作品や公式ファンブックも刊行され、また劇場版アニメの公開も予定される今注目を集めている作品となりました。鬼滅の刃には強敵である鬼のキャラクターも多数登場しますが、彼らがただの悪役としてではなく、悲しい過去を背負った存在として描かれているのも特徴です。ここで紹介する猗窩座(アカザ)も、その過去が悲しいと話題となった鬼でした。
鬼滅の刃のあらすじ
鬼滅の刃のあらすじを紹介していきます。鬼滅の刃の主人公炭治郎は、代々炭焼きを家業とする竈門家の長男です。父親を亡くした後、働き者の炭治郎は母親や兄弟たちを支えていました。ある日、炭焼きに街へと降りた炭治郎が家に帰ってくると、一晩のうちに家族は皆鬼に殺されていたのです。唯一生き残った妹の禰豆子も、突如鬼へと変貌して炭治郎に襲い掛かってきました。
禰豆子に襲わた炭治郎を助けたのは、鬼を対峙する鬼殺隊の剣士・義勇でした。義勇はお互いに庇いあう炭治郎と禰豆子を見て、鬼になった禰豆子を殺すのを止めました。剣士を育成する育手の存在を炭治郎に示した義勇。炭治郎は育手の元で修行に励み、義勇と同じく鬼殺隊の剣士となります。炭治郎は妹禰豆子を人間へと戻す方法を探すため、元凶である鬼舞辻無惨を追い求めていく事になります。
猗窩座のプロフィール
鬼滅の刃に登場する猗窩座(アカザ)のプロフィールを紹介します。猗窩座(アカザ)とは、鬼滅の刃の無限列車編で登場した敵キャラクターです。鬼滅の刃の主人公炭治郎たちの敵、鬼舞辻無惨の配下の鬼であり、その中でも最上位の上弦の名前を持っていました。猗窩座(アカザ)とは、鬼舞辻無惨の手下の上弦の参でした。猗窩座(アカザ)は体中にくっきりと帯状の模様が入っている短髪の鬼で、肉弾戦を得意とする強敵でした。
猗窩座(アカザ)は、鬼滅の刃の無限列車編に登場し、その強さを見せつけました。鬼舞辻無惨の従える上弦の参・猗窩座(アカザ)は、炭治郎たちの前に現れると、鬼殺隊の炎柱・煉獄と交戦します。鬼殺隊の柱である煉獄はかなりの実力者でしたが、猗窩座(アカザ)との戦いで傷ついていきます。そんな煉獄を猗窩座(アカザ)は鬼に勧誘していました。最後には煉獄は猗窩座(アカザ)によって殺されてしまいました。
狛治が強さに執着する理由や過去とは?
強さに執着する理由や過去①慶蔵との出会い
非常に強い敵の鬼として登場した猗窩座(アカザ)。悲しいと話題となった猗窩座(アカザ)の過去を紹介していきます。まず、猗窩座(アカザ)とは、人間だったことは狛治という名前でした。狛治は江戸時代に生きた人間であり、病に伏せる父親を看病していました。貧しかった狛治は薬代を手に入れられず、盗みに手を染めてました。そんな狛治に罪の意識を感じていた父は、狛治を残して自殺してしまいます。
罪人だった狛治は荒れて手が付けられず、江戸を追放されます。ある街に流れ着いた狛治は、慶蔵という剣術道場を営む男と出会います。非常に喧嘩の強い狛治を気に入った慶蔵は、狛治が罪人である事も気にせず、家に招きます。そこには慶蔵の娘・恋雪がおり、狛治は恋雪の看病をするようになります。
強さに執着する理由や過去②恋雪との関係
父親の看病を長くしていた狛治は、恋雪を看病していきます。やがて恋雪と狛治はお互いに惹かれ合うようになっていきます。慶蔵も狛治に剣術道場を継いでほしいと申し出て、恋雪も伯治を好いている為、二人は結婚する運びとなります。荒み切った罪人だった狛治でしたが、本当に幸せにしたい人が現れ、心を入れ替えて行きました。
しかし、ある日慶蔵の剣術道場を狙っている者たちが、実力で敵わない為に、慶蔵の道場の井戸に毒を入れたのでした。狛治は道場を出ていたので毒は飲みませんでしたが、慶蔵と恋雪は毒を飲んでしまい帰らぬ人となってしまいました。最愛の人を失った狛治は絶望し、怒りのままに主犯格の人間を67人も惨殺します。そこで鬼舞辻無惨が現れ、狛治を鬼猗窩座(アカザ)へと変えたのでした。
狛治の猗窩座としての最後
最後①炭治郎との戦い
猗窩座(アカザ)は炭治郎と激闘を繰り広げます。炭治郎は満身創痍になりながらも、猗窩座(アカザ)を殴りました。その時、猗窩座(アカザ)の記憶に人間だったころの事が蘇ってきます。師匠であった慶蔵に殴られた時の事が思い出されたのです。人間だった過去の事を思い出し、猗窩座(アカザ)は幻影を見るようになっていきます。
強さを追い求めた猗窩座(アカザ)でしたが、人間だったころ最愛の人たちを守れずに死なせてしまった事から、強さに執着するようになったのでした。過去を思い出し、猗窩座(アカザ)は、まっとうに生きる事から逃げた自分こそ弱かったのだと気づきます。そんな猗窩座(アカザ)は自らの滅式を自分に対して発動し自害しようとしましたが、鬼の再生能力で首が落とされても蘇ろうとしていました。
最後②恋雪の言葉
自害しようとした猗窩座(アカザ)でしたが、鬼の身体は再生していきます。そんな猗窩座(アカザ)に鬼舞辻無惨の声が聞こえてきます。鬼舞辻無惨の声によって「強くなりたかったんだ」と再生を始めます。しかし、そんな猗窩座(アカザ)に最愛の存在だった恋雪の声が聞こえてきます。恋雪は猗窩座(アカザ)に「狛治さん」と呼びかけ、ありがとうと伝えるのでした。猗窩座(アカザ)は涙を流し、再生するのをやめました。
狛治に関する感想や評価
あと鬼滅の刃なら狛治が好きです。
— ユウキハルト (@yuukiharuto_ace) February 28, 2020
煉獄さんも好きだけど、なのに狛治好きなの?ってなるかもしれないけど…
過去知ったら、人間を手助けする鬼がいるなら、鬼を手助けする人間もいますよ、きっと。
ってことで、狛治のグッズ希望。
鬼グッズ作ってほしいです。
売れるかどうかはわからないですけど←
鬼滅の刃に登場する狛治に関しての感想や評価を紹介していきます。狛治に関しての感想では、猗窩座(アカザ)としては憎らしい敵でも、狛治としての過去を知ると好きになってしまうという声が多くなっています。恐ろしく強い敵で、煉獄を倒してしまった猗窩座(アカザ)でしたが、その過去を知ると感情移入してしまうという感想が多くなっています。
無惨様、ほぼ問答無用で狛治くんを鬼にして100年以上の上下関係にあったけど、それでも狛治くんだった間に15年ほど共に暮らした父や3年間に築いた師範と恋雪ちゃんとの関わりのほうが鬼の100年に勝るのめちゃくちゃ鬼滅の刃・・・・という気持ちになる
— いぬ🐶 (@mongoosedesu) April 27, 2019
鬼滅の刃では、敵キャラクターの鬼の過去も掘り下げて描写されています。猗窩座(アカザ)の過去である狛治の人生も、とても切ないドラマとして掘り下げられています。炭治郎との戦いの最後、猗窩座(アカザ)の再生を止めたのは恋雪の言葉でした。100年も鬼として生きた猗窩座(アカザ)でしたが、最後に勝ったのは人間だったころの幸福な記憶でした。
鬼滅の刃で狛治のところまじで泣きそうになった。 pic.twitter.com/W3zdJII30j
— アニメ・声優Love (@6f67NCAunbOx4Wx) April 24, 2019
鬼滅の刃に登場する猗窩座(アカザ)は恐ろしい強さを持っている敵キャラクターでした。そんな猗窩座(アカザ)と炭治郎との激闘の末、狛治だった過去が明らかになりました。狛治としての過去編では、その悲しい結末に涙してしまう読者も多く、印象深い回想シーンとなっています。憎い敵である猗窩座(アカザ)でしたが、その悲壮な過去はとても泣けると話題となりました。
狛治についてまとめ
ここでは、鬼滅の刃に登場する元人間の鬼・猗窩座(アカザ)についてまとめました。猗窩座(アカザ)は鬼舞辻無惨の配下の強力な鬼であり、強さに執着心を持っているキャラクターです。元々は江戸時代に生きた狛治という人間だった猗窩座(アカザ)。炭治郎との激闘の末、最愛の人の言葉を聞き散っていきました。是非、鬼滅の刃をチェックして、悲しい過去を背負った猗窩座(アカザ)にも注目してみてください。