金田朋子と神谷浩史の「ファミ通TV」コンビが面白い！恋愛関係の噂の真相は？

金田朋子はタレント、ナレーターなどマルチに活躍する女性声優です。関東学院大学工学部建築学科を卒業後製菓会社のブルボン、高島屋デパート、銀行への転職を経て、声優の道へと進みました。2000年4月の青二プロダクション主催のオーディションに合格し2011年まで同プロダクションに所属後一時期フリーになりますが、その後アクロスエンタテイメントに所属して今に至ります。

声質が子供のような特徴のあるアニメ声なことから、多くの幼女や少年、少女役を演じています。その特徴ある金田朋子の声には人間の耳の可聴域を超えた20kHz超の超音波が含まれていることも分かりました。性格は明るく笑い上戸なことからバラエティ番組への出演や多くのラジオ番組のパーソナリティーも務め人気がありますが、突拍子もない発言が多いことでも知られています。

金田朋子は、1973年5月29日生まれの神奈川県横浜市出身の身長148cmという小柄な女性です。かねとも（金朋）やともちゃんという愛称で呼ばれています。高島屋新宿店勤務時、姉から薦められ声優養成所へと通い始めたのが声優の世界に入るきっかけとなりました。声優デビューは青二プロダクションのオーディション合格と同じ年に収録が行われた、OVA「伝心 まもって守護月天!」の長沙役でした。

ここからは金田朋子の主な出演作品を紹介していきます。声優デビューを果たした2000年にはテレビアニメ声優としてもデビューしています。代表作品は「無敵王トライゼノン」で、中学1年生の牧之原恵那役を演じています。2001年には「デジモンテイマーズ」で進化の力を持っているクルモン役を、2002年には「あずまんが大王」で10歳の天才少女美浜ちよ役を演じています。

2002年に放送された「ボンバーマンジェッターズ」では、主人公で10歳のシロボン役を演じ、2006年には「ハクション大魔王」のスピンオフである「アクビガール」の主人公アクビ役を演じています。また、NHKのみんなの歌で登場した「おしりかじり虫」をアニメ化した作品では特徴ある声を生かし、おしりかじり虫18世を演じています。

多くのアニメの主要キャラクターを演じている男性声優です。高校時代に演劇部に参加し賞を得たことから役者を目指しますが、大学受験で失敗。その後青二塾に入ったことがきっかけで声優の道へと進みます。アニメ声優だけではなく、多くのナレーションや吹き替え、ラジオのパーソナリティも務めています。

声優としての評価は受賞歴からも分かります。2008年には声優アワードサブキャラクター男優賞を受賞し、2009年には声優アワード主演男優賞とベストパーソナリティー賞受賞。さらに2012年から2016年まで5年連続声優アワード最多得票賞受賞したことで殿堂入りしたという実力派声優です。

神谷浩史は1975年1月28日生まれの千葉県松戸市出身で、茨城県牛久市で育ちました。身長167cmで愛称はひろC。青二プロダクションに所属し、アニメの声優デビューは1994年の「ツヨシしっかりしなさい」に出て来たアベックの男役でした。2009年にはアルバム「ハレノヒ」で歌手デビューし、声優の入野自由とユニットも結成しました。また多くのキャラクターソングも手掛けており、その歌声を披露しています。

ここからは神谷浩史の主な出演作品を紹介していきます。数多くの人気アニメ作品の声優を務めている神谷浩史ですが、声優になって良かったと本人がコメントした作品が、2004年に放送されたテレビアニメ「SDガンダムフォース」です。小さい頃からガンダムに乗るのが夢だったと語る神谷浩史が演じたのは、キャプテンガンダム役でした。

また新房昭之監督の人気作品「さよなら絶望先生」と「化物語」では主人公の声優に抜擢され、糸色望と阿良々木暦を演じています。2008年に放送を開始した人気アニメ「夏目友人帳」も、原作者からの指名により主人公の夏目貴志役を演じています。その他にも「進撃の巨人」のリヴァイ役、「ワンピース」のトラファルガー・ロー役など多くの作品で主要な役を演じています。

ここからは金田朋子と神谷浩史がコンビを務めた「ファミ通TV」について紹介していきます。「ファミ通TV（ティーヴィー）」とは、2008年から2010年までエンターブレインがWEB配信していたゲーム情報番組で、この番組のパーソナリティを務めたのが金田朋子と神谷浩史でした。番組の内容は、最新ゲーム情報やゲーム用語の解説などをプロモーションビデオやゲームにまつわるゲストを迎えて紹介するものでした。

「ファミ通TV」の面白さは、最新のゲーム情報を知ることだけではありません。金田朋子と神谷浩史のさまざまなものを超越した次元で繰り広げられるトークが話題になりました。元々突拍子もない発言が多い金田朋子ですが、ゲームをあまり知らないことも加わり拍車がかかります。そんな名言、珍言を繰り返す金田朋子をゲーム好きでゲームに詳しい神谷浩史が容赦ない辛辣で的確なツッコミを入れるという番組になっていました。

番組終了後、2011年に行われた「ファミ通TV」のステージイベントの最後に、神谷浩史やゲストたちがこれまでの番組についての思い出を語りましたが、誰もが笑みを浮かべつつも「本当にヒドい番組だった」とコメントしたほど金田朋子に振り回された思い出ばかりが残る番組だったようです。気軽に言い合える仲良しな関係だったからこそ、2人の遠慮のない掛け合いが面白く人気になった番組です。

「ファミ通TV」で突拍子もない発言を繰り返し、神谷浩史に両手で頬を挟まれたり笑顔で鋭いツッコミを入れられる金田朋子。2人の絶妙な掛け合いと自然な振る舞いの仲良しコンビの姿を見ていたファンの間では、2人は恋愛関係にあるのではと噂になりました。金田朋子と神谷浩史の関係を調べると、「ファミ通TV」のパーソナリティを務めていた当時、2人は同じ声優事務所「青二プロダクション」に所属していました。

「青二プロダクション」への所属は、神谷浩史の方が早かったので神谷浩史が先輩になります。金田朋子の方が2歳年上ですが、年齢が近いということもあり自然体で接することが出来る仲良しな関係でした。仲良しで歳が近いのであれば恋愛関係に発展しそうですが、2人の関係はあくまでも仕事仲間としてだけで、それ以上の関係にはならなかったようです。

金田朋子は結婚しているのでしょうか？調べてみると2013年11月22日に俳優で10歳年下の森渉と結婚しています。結婚報告は、2人のオフィシャルブログでそれぞれ発表されました。森渉はサンミュージックプロダクションに所属していましたが、結婚後金田朋子と同じアクロス エンタテインメントに移籍しています。2017年6月には第1子女児を出産しています。テレビ番組に夫婦で出演するなど夫婦の仲良しぶりを見ることができます。

神谷浩史は結婚しているのでしょうか？調べてみると、2016年に子供を抱っこしている写真がスクープされ、結婚し子供がいることが判明しました。結婚相手は「聖☆おにいさん」を手掛けた漫画家中村光です。2人の恋愛は、中村光の漫画「荒川アンダーザブリッジ」がアニメ化された時に神谷浩史が主人公の市ノ宮 行役を演じたことがきっかけではと言われています。

「荒川アンダーザブリッジ」は2010年に放送が開始されましたが、その2010年には結婚していたようです。2011年には第1子女児も生まれています。神谷浩史のファンからは、ツイッターのコメントなどから中村光との恋愛も噂されていましたが、結婚報告をしないままスクープ写真を撮られたことで、自身がパーソナリティを務める番組で結婚していたことを報告しファンに謝罪しました。

ファンに夢を与えるのが仕事だという信念を持っているとコメントした神谷浩史。恋愛や結婚についての情報だけでなくプライベートに関してもあまり公開していません。しかし雑誌のコメントやツイッターなどから家族仲が良いことが分かります。神谷浩史も金田朋子と同様仲良し家族のようです。

ここからは「ファミ通TV」の仲良しコンビパーソナリティだった金田朋子と神谷浩史が、声優として共演したアニメ作品を調べました。作品の紹介とともに作品で2人はどのようなキャラを演じたのかも紹介していきます。

2011年にテレビアニメ化された「よんでますよ、アザゼルさん。」の2期目の作品に当たる「よんでますよ、アザゼルさん。Z」で2人は共演しています。「よんでますよ、アザゼルさん。」は、性悪な悪魔たちと人間が繰り広げる騒動を描いたブラックコメディです。登場する悪魔は、人間界では動物にデフォルメされているという設定です。

神谷浩史は1期目から登場するベルゼブブ優一役を演じ、金田朋子が演じたサルガタナスは2期目から登場します。ベルゼブブは魔界の獄立大卒のイケメンエリート貴族の悪魔で、見かけはペンギンに似ています。サルガタナスは亀の甲羅を付けたうさぎ姿の悪魔です。

2004年にテレビアニメ化された「B-伝説！バトルビーダマン 」の続編に当たる「B-伝説！バトルビーダマン 炎魂」でも2人は共演しています。「B-伝説！バトルビーダマン 」は、ビーダマ発射マシンが発達した異世界でその腕を競い世界最強ビーダーを目指すという設定で、多くのビーダーが登場します。

金田朋子は1作目から登場するメインキャラでビーダーの10歳の燕ツバメ役を演じています。舌足らずな口調が特徴で真面目な性格であり料理上手です。神谷浩史は「B-伝説！バトルビーダマン 炎魂」で登場するビーダーのキバ役を演じています。メインキャラであるウェンとリー兄弟の幼馴染のキャラです。キバはダジャレが嫌いで、作品内ではダジャレのせいでピンチに陥ります。

セガのゲーム「シャイニング・ハーツ」を原作にしたアニメ「シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜」でも2人は共演しています。「シャイニング・ハーツ 〜幸せのパン〜」は2012年に放送が開始された作品で、ウィンダリア島に漂着し記憶と感情を失っている少女と、少女の失った心を探す主人公の物語です。

この作品で神谷浩史は主人公のリック・エルウッドとエルフの森の護人の長のアルヴィンの2役を演じ、金田朋子は洋館の主で魔導師でもあるメルティの使い魔のソルベエを演じています。

2人はルパン三世の作品でも共演しています。ルパン三世テレビスペシャルシリーズ第24作に当たる「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜」は、2013年に放送された作品です。鎖国状態が長く続いてた「シャハルタ共和国」の宝を巡り、敵味方入り乱れての争奪戦が行われる物語です。

この作品で神谷浩史は過去にクーデターで家族を殺害されながらもシャハルタ共和国で総理大臣についているシオン・アーデル・ビクロビュート役を演じ、金田朋子はルパンと共に行動する正体不明の赤ん坊のラームを演じました。

金田朋子と神谷浩史の「ファミ通TV」への意見を調べてみると、面白すぎる、捧腹絶倒、腹筋がよじれるなどの意見が多くありました。「ファミ通TV」のパーソナリティでありながら、「ファミ」が何か分からないとい言ったり、豊富なパーツの組み合わせを売りにしているゲームの紹介中に、そんなにいらないと爆弾発言してしまう金田朋子に、ツッコミやにらみを利かせながら見事に制御していく神谷浩史の存在が評価されています。

番組中の2人の仲の良さを見たファンからは、2人の恋愛に興味を持った人も多かったようです。結婚報告をせず、子供を抱いている写真をスクープされた神谷浩史は、自分のプライベートや恋愛について多くを語らないことでも有名です。結婚を報告しなかったことも、ファンの夢を崩さない為と本人はコメントしています。そのため恋愛関係の話題になっても常に一般的にはという視点で語り、今でもそのスタンスは崩さないようです。

金田朋子と神谷浩史の「ファミ通TV」は2010年に最終回を迎えた作品ですが、10年近くたっても面白かったと思い起こす人が少なくありません。「ファミ通TV」の復活や、別の企画でもいいから2人の掛け合いを再度見たいと望む声も多くありました。暴走気味な発言が多い金田朋子を制御できるのは、神谷浩史の匠な話術と切れの良いツッコミしかないとも言われています。仲良し2人のコンビ復活が期待されています。

金田朋子と神谷浩史の「ファミ通TV」コンビが面白いについて紹介してきました。10年近く前の作品ではありますが、金田朋子と神谷浩史の仲良しコンビが繰り広げるトークを忘れられない人も多いようです。2人ともすでに結婚し声優以外の様々な分野で活躍していますが、捧腹絶倒の仲良しコンビのトーク番組復活を期待しつつ、今後の2人の活躍をチェックしてみて下さい。