学校の怪談のEDに登場するおばけとその意味を考察！歌手や歌詞の内容は？

『学校の怪談』のED曲やEDを歌う歌手、意味などについて紹介していく前に、まずは『学校の怪談』について詳しく紹介していきます！『学校の怪談』は2000年から2001年にかけて放送されたアニメです。ゴールデンタイムに放送されていたこともあり、平均視聴率は12.2%、最高視聴率は14.0%、最低視聴率でも10.6%という高い視聴率を出しました。そしてこの『学校の怪談』がスタジオぴえろ最後の作品となりました。

『学校の怪談』のアニメは、主人公の宮ノ下さつきを中心に、さつきの弟の敬一郎、さつきの同級生のハジメとレオ、サツキの1つ年上の桃子という小学生がメインキャラクターとして活躍します。ある日、さつきたちが旧校舎に迷いこむと妖怪に遭遇してしまいます。どうしたらいいのかわからず怯えるさつきたちは、さつきの亡き母が遺した「オバケ日記」を発見します。

「オバケ日記」の通りに妖怪を撃退しようとしますが、「天の邪鬼」という妖怪を誤って飼い猫に封印してしまうのです。以降、『学校の怪談』は飼い猫のカーヤに封印された「天の邪鬼」とさつきたちが出会う妖怪を「オバケ日記」を頼りに撃退していくストーリーです。

宮ノ下さつきは『学校の怪談』の主人公です。母親を亡くしたことで引っ越し、両親の母校へと転入してきました。しっかり者の反面、怖がりな一面を持ちます。母親の血筋は霊力があるものの、さつきには全くないため妖怪に襲われた際は母親の遺した「オバケ日記」を頼ることになります。最初は「天の邪鬼」を信用していなかったものの、ある事件がきっかけで家族として受け入れるようになります。

宮ノ下敬一郎は宮ノ下さつきの弟で、小学1年生です。飼い猫のカーヤをとてもかわいがっており、「天の邪鬼」がカーヤに封印されてもそれは変わらず、ずっとかわいがっていました。「天の邪鬼」も敬一郎には心を開いたようで、敬一郎に危険が迫った際には助ける描写も描かれています。

青山ハジメはさつきたち姉弟の隣の家に住み、さつきと同じクラスの男の子です。やんちゃでさつきのスカートをよくめくってからかっていますが、怖がりな一面を持ちます。桃子に憧れているようですが、さつきを助けることが多くさつきをよく心配しています。

柿ノ木レオはさつきやハジメと同じクラスの大人しめな男の子です。霊力や霊感はないものの「校内一の心霊研究家」を自称しています。トラブルを持ち込むこともありますが、恋焦がれる桃子に自分のせいで危険が迫ると必死に助けようとする姿も描かれました。

恋ヶ窪桃子はさつきたちの1つ年上の女の子です。体が弱く、入院していた過去がありその時にさつきたちの母親と知り合っています。霊感が強く、妖怪を見ても驚くだけで怖がることはありません。さつきたちとは違い、制服姿でいることも特徴になっています。

さつきと敬一郎の飼い猫カーヤに封印されてしまったのが「天の邪鬼」という妖怪です。猫の姿ですが話すことが出来、さつきたちにイヤミのようなことをよく話していました。カーヤに封印されたため、さつきのことは恨んでいましたが何かをするわけではなく、最終的にさつきたちを守る行動に出ます。

ここからは『学校の怪談』のアニメのED曲についてや、EDに登場するおばけの意味、そしてED曲の歌詞の意味について見ていきましょう！『学校の怪談』のアニメのEDには、CASCADEという歌手の「Sexy Sexy,」という曲が使われていました。

『学校の怪談』のEDに登場するおばけは、『学校の怪談』本編に登場するおばけです。飼い猫のカーヤに封じ込められ、名前の通り天の邪鬼な行動をしてなんだかんださつきたちを守る「天の邪鬼」はもちろん、首なしライダー、トイレの花子さん、人体模型、二宮金次郎像、人面犬、テケテケ、そして口裂け女がアニメ『学校の怪談』本編に登場しました。

口裂け女以外は『学校の怪談』本編に登場したおばけですが、口裂け女の回はある団体から抗議が入ったそうで放送されていません。『学校の怪談』はTOKYO MXや千葉テレビで再放送されていますが、口裂け女の話はどちらも放送されていないようです。

『学校の怪談』のED、「Sexy Sexy,」の歌詞について見ていきましょう。「Sexy Sexy,」のタイトルや、「会いたくて」、「会えなくて」、「恋してる」という歌詞から当時は『学校の怪談』に合わせた曲ではなく、恋愛の曲を使っていると思っていた視聴者が多くいたようです。

しかし、『学校の怪談』のEDで本編に登場したおばけたちが出てくる映像などから、「最終回でさつきたちを守るために消えてしまった「天の邪鬼」に会いたいと願うさつきたちの気持ちを歌った曲なのではないか？」と考察するファンが出てきました。本当の意味はわかっていませんが、そういう目でEDを聞いてみると今までとは違った感覚で聞けるのではないでしょうか？

ここからは『学校の怪談』のEDを歌う歌手、CASCADEについて見ていきましょう。CASCADEは1993年に結成され、1995年にデビューしたロックバンドです。ボーカルTAMAの声質や、CASCADEメンバーのビジュアルなどからビジュアル系バンドとして扱われることの多かったバンドです。

CASCADEは1995年のデビューから7年後の2002年に一度解散しています。しかし、そこから更に7年後の2009年にTAMA、MASASHI、HIROSHIの3人で再始動されることが発表されました。2018年には結成25周年を記念してセルフカバーアルバムも発売されています。

『学校の怪談』のED曲、「Sexy Sexy,」のCD情報を紹介していきます！「Sexy Sexy,」は2000年11月16日に発売された、CASCADEの13枚目のシングルです。ゴールデンタイムに放送されたアニメ『学校の怪談』のED曲に起用されましたが、最高順位は25位でした。カップリングに「SEXY 2000」と「SEXY 20000ボルト」が収録されています。

『学校の怪談』のED曲について触れているツイートです。ホラーアニメである『学校の怪談』のED曲なのになんでセクシー系だったんだ？と謎に思っているようです。謎ではあるものの、好きという感想を持たれていました。

こちらの方は、懐かしい好きなアニメとして『学校の怪談』、『RAVE』、『ドラゴンドライブ』を挙げています。『学校の怪談』の主題歌、EDも大好きという感想を持たれていました。

こちらの方はyoutubeで『学校の怪談』のトラウマ回紹介を見たというツイートです。2000年に放送されていたアニメのため、多くの当時の視聴者が大人になっていますが、『学校の怪談』は大人になった今見ても怖いアニメだという感想を持たれていました。

こちらの方は2019年から2020年にかけて『学校の怪談』のアニメを見ていたそうです。最初は敵としてさつきたちに襲い掛かった「天の邪鬼」ですが、さつきたちと行動を共にするうちに情が出てきたのか最終回ではさつきたちを守り、消えています。

2000年代のアニメと2020年のアニメでは絵柄や画質が全く違うため、リメイクして再放送して欲しいという感想も見られましたが、この時代の作画や頭身でアニメを見たいという感想を持たれていました。

『学校の怪談』が好きだったという方のツイートです。この方は、特に主人公のさつきが可愛かったという感想を持たれていました。

ここまで、2000年に放送されていたアニメ『学校の怪談』のEDについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？『学校の怪談』のED「Sexy Sexy,」を歌った歌手はCASCADEででした。「Sexy Sexy,」はタイトルや歌詞の内容から、『学校の怪談』とは関係のない恋愛の曲かと思われていました。

しかし、EDに登場するおばけが『学校の怪談』に登場したおばけであったり、「会いたい」という歌詞から、さつきたちを守り消えた「天の邪鬼」への曲なのではないか？と考察するファンもいます。放送から20年経った今でも再放送を望むファンも見られるアニメ『学校の怪談』を、EDにも注目しながらご覧になってみてはいかがでしょうか？