【田中くんはいつもけだるげ】白石の性格や声優は？好きな人や抱える秘密もネタバレ

この記事で取り上げる白石が登場する「田中くんはいつもけだるげ」は、漫画連載サイト「ガンガンONLINE」で配信されていたウダノゾミが手がけた作品です。何事も面倒臭がり、けだるげな男子高校生・田中を中心とした日常が描かれています。

2013年から2019年まで連載された本作は全13巻にわたり、2016年には人気声優が数多く起用されたアニメ「田中くんはいつもけだるげ」も放送されました。アニメ2期は制作されていませんが、同じ声優陣で制作を期待する声もあります。

「田中くんはいつもけだるげ」の主人公・田中は、そのタイトル通りけだるげな高校生です。そんな田中の面倒を甲斐甲斐しく見る親友の太田、田中を師匠と呼び慕う宮野、とある秘密を抱える優等生の学級委員・白石、太田の幼馴染のヤンキー・越前など、個性豊かなキャラクターたちの日常がコミカルに描かれています。かわいい女性キャラクターも数多く登場します。

「田中くんはいつもけだるげ」の登場キャラクター・白石は、田中のクラスメイトで学級委員でもあります。真面目で成績はよく、誰に対しても笑顔で穏やかに接する典型的な優等生タイプです。当初、田中からはキラキラしすぎているため、眩しいと言われていました。誕生日は4月22日、身長は160cmと平均的、血液型はAB型です。パソコンは使い慣れており、太田にプリントの誤字を指摘された時はすぐに訂正しています。

パソコンの他に、高校入学前に白石は様々な勉強をしてきました。自己啓発本を読んだり、甘いものに目が無い太田が絶賛するほどのお菓子を作ったり、身長が低くて自身の体格に合う浴衣がなくて落ち込む宮野に浴衣を作ったりなど、得意分野は多岐にわたります。その完璧さや真面目さから、太田は心から彼女を尊敬しているようです。アニメの声優の声もかわいいと評判です。

高校ではじめて好きな人ができますが、中学まで抱えてきた秘密の過去が原因で努力しても報われない事柄に対してはネガティブになったりします。視力はあまり良くないようで、当初はコンタクトをつけていました。太田曰く内気なところがあり、それゆえ好きな人に想いを告げられずにいます。白石に限った話しではありませんが、本編では苗字しか明かされておらず、下の名前は不明です。

「田中くんはいつもけだるげ」の登場人物たちからは、基本的に「白石さん」と呼ばれているためか、ファンも「さん」付で呼ぶ人が多くいます。容姿端麗で、校内を歩いていると「かわいい」という話し声が聞こえてくるほどです。その完璧さから、親衛隊まで存在します。親衛隊は、デフォルメされた時はクマの姿で描かれています。友人は白石に好きな人ができたら、その人はただでは済まないとまで予想しています。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石は、両サイド上部を結ったアイドル風の長い薄ピンクの髪型が特徴のキャラクターです。常に笑顔を絶やさず、誰に対しても親切に接し、成績も優秀であるため、男子生徒、女子生徒問わず人気がある生徒です。田中のクラスの学級委員を務めています。非常に真面目で勤勉な性格で、高校デビューに向けて自己啓発本を読み込んだり、お菓子作りやパソコン、裁縫の勉強などに取り組んできました。

イベントごとを忘れるなど、芋ガール時代の名残とも取れるシーンもあります。親衛隊に怒られそうになった太田と田中を庇ったり、好きな人とくっつくように協力してくれる友人の宮野に浴衣を作ったりなど、他者を思いやる優しい性格です。しかし、好きな人と距離を詰めるために、好きな人と仲の良い人物を観察して筋力をつけようと考えたりなど、かわいい天然な面もあります。

アニメ「田中くんはいつもけだるげ」は、人気声優が数多く起用された作品です。そして、アニメ「田中くんはいつもけだるげ」が放送された時、白石の声がかわいい、声優は誰なのかと話題になりました。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」の白石の声優は、音楽家としても活動する小岩井ことりでした。声優としては、かわいい子どもの役から、大人びた女性キャラクターの役など数多くこなしています。

小岩井ことりは「田中くんはいつもけだるげ」の白石役以外にも、「メカクシティアクターズ」ヒヨリ役、「圧倒的遊戯ムゲンソウルズZ」ティオニー役、「ぱすてるメモリーズ」六郷沙織役、「スクールガールストライカーズ」フェイ・リー役などの声優としての出演歴があります。多才で、声優以外では音楽家としても活躍しています。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石の好きな人は、主人公の田中です。しかし、白石は田中のことを当初は普通のクラスメイトとしか認識していなかったようです。太田と田中にプリントの修正やコピーなどを手伝ってもらった際、田中が寝てしまったことから白石をおいて先に帰ることになります。2人が帰ったことにより緊張が解けた白石は、アイドル風の髪型をほどき、前髪と後ろ髪をそれぞれ結い直します。

さらにコンタクトを外してメガネをかけ、短かったスカートの丈を伸ばして元の長さに戻します。学校中の憧れのまとであった白石の姿は、彼女が努力して作り上げたものでした。しかし、忘れ物を取りに戻った田中を抱えた太田から、その姿を目撃されます。太田は、会釈してすぐに退席しますが、白石は自身が芋ガールであることがバレてしまったと思いこみます。

しかし、太田は芋ガール姿の白石を本人ではないと思っていました。白石はその姿でもバレないことがわかり、廊下を芋ガール姿で歩きますが、田中にはあっさりバレてしまいます。秘密にしていた姿がバレて落ち込んでいる白石に対し、田中は理想の自分を努力して演じる彼女のことを褒めます。田中と太田のアドバイスを受けた白石は、肩の力が抜けたためか翌日からコンタクトをやめてメガネで登校することにします。

そして、唯一自分の姿を見破った田中のことが気になるようになります。その後、やはり田中のことを目で追ってしまうことから、彼への想いを自覚します。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」5話ではまずは友達になろうと考えますが、教室で田中と仲良く話していた宮野を目撃して、中学時代の自分の姿を思い出して、ネガティブになります。彼女の想いに気が付いた宮野は、白石の恋を応援することにします。

宮野は、作中で白石の好きな人を知る数少ない人物です。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」10話で白石は、宮野、田中、太田に付き添い、浴衣を買いに行きます。その時、白石は中学時代は友達がおらず家でテレビで夏祭りを見ていただけで、実際行ったことはないと宮野に語ります。宮野は田中と同じであると、白石との共通点を述べます。

ほんの些細なことですが、白石は好きな人との共通点があることを喜びます。友人と花火に行く約束を先にしていたため白石は田中たちに同行することはできませんでしたが、男性用の浴衣を見て田中に似合いそうと考えたり、試着した浴衣姿を田中に褒められて顔を赤くして喜ぶなど、恋するかわいい女子高生らしいシーンも垣間見えます。しかし、白石の好きな人である田中は、彼女の好意に全く気づいていません。

アニメ「田中くんはいつもけだるげ」最終回にあたる12話では、田中が芋ガール姿の白石と恋人関係にあると噂になります。しかし、あっさりと誤解は解け、友達以上の関係に進展することはありませんでした。田中へのアピールを試みてきた白石でしたが、原作の「田中くんはいつもけだるげ」では、2人に仲はどうなっていくのでしょうか。

他人に興味のない「田中くんはいつもけだるげ」の主人公・田中は当初、学校中の有名人でクラスメイトの白石のことを知らず、太田に紹介してもらっています。白石の方も、田中のことはただのクラスメイトとして接していたようでした。白石のプリントを汚損してしまった責任もあり、田中は太田と共に白石がプリントを作り直すのを手伝います。キラキラした彼女と共に廊下を歩くと周囲の視線を浴びます。

他人に注目されるのが苦手な田中は、ジャージを被って周囲の視線から逃れます。そうした性質のため、田中にとって白石は眩しすぎる存在でした。しかし、白石の秘密を知り友達になりたいと告げられてから、徐々に距離が縮まっていく描写が本編で見られます。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」の最終回12話では、残念ながら恋人にはならずに終わりました。

原作「田中くんはいつもけだるげ」も、最終回を迎えています。実際、白石とはいい感じになるシーンも多く登場します。当初は距離を詰めることに必死になっていた彼女でしたが、落ち込む田中の相談に乗ったり、田中と太田も含めた3人で遊びに行くほどの仲へと進展しました。友人たちは、そんな白石を微笑ましくも見守っています。

「田中くんはいつもけだるげ」本編では恋人未満で終わってしまった2人でしたが、今後「田中くんはいつもけだるげ」の続編などが制作され関係が進展することを期待するファンもいます。

ここでは「田中くんはいつもけだるげ」の白石の秘密を紹介していきます。白石は、中学時代は中学時代はいわゆる芋ガールでした。メガネに長いスカート、真面目で流行にも疎く、友達もいなかったといいます。そんな自分がいやになった彼女は、高校デビューすることを決意します。そのために、自己啓発本を読んだり、お菓子作りや裁縫、パソコンなどのスキルを必死で磨いてきました。

さらに、外見もメガネはやめてコンタクトレンズにし、髪型やスカート丈も流行を取り入れて、今時の女子高生風になるよう変えることにします。しかし、流行を取り入れたアイドル風の髪型はうっとおしく感じ、合わないコンタクトレンズは痛いのを我慢しており、短いスカートは恥ずかしく思っていたのでした。校内でも有名で人気のあるかわいい姿は、彼女が努力して作り上げたものだったのです。

こうした無理がつのり、夕方になると精神的に限界が訪れます。「田中くんはいつも気だるげ」の第4話では、太田と田中が帰ったあと、リラックスモードに移行します。一度アイドル風の髪をほどき、前髪と後ろ髪は邪魔にならないようにそれぞれ一つに結び、巻いて短くしていたスカートの丈は元の長さに戻し、コンタクトは外してメガネをかけます。中学までの白石の抱える秘密とは、実は芋ガールだったということでした。

そんな本来の自分が嫌で、彼女は高校デビューをすることを決意するのでした。高校入学時、髪型を変え、メガネをやめてコンタクトにし、スカートの丈も変えて登校します。周囲は彼女の姿を見て、可愛いとざわめきます。白石は無事に高校デビューが成功したことにホッとし、このまま高校生活は理想の自分を演じ続けることを決めるのです。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石は、当初から登場していたキャラクターでした、しかし、白石の秘密が明らかになるのは、「田中くんはいつも気だるげ」の第4話です。ある日、遅刻ギリギリに登校した太田は、田中を抱えて走って教室に飛び込みます。そこで、ちょうど教室を出ようとしていた白石と鉢合わせます。タイミングよく避けたため、太田は田中は投げ飛ばしてしまいましたが、白石にぶつからずにすみました。

白石は驚きのあまり転んでしまい、持っていた委員会のプリントをばらまいてしまいまが、ぶつかりそうになった太田たちに怒ることもなく、廊下は走らないように優しく注意します。他人に興味のない田中は、クラスメイトで学級委員である白石のことを知りませんでした。

白石は、成績、性格、容姿、全てにおいてパーフェクトで、男女関係なく人気のある女子生徒でした。その人気ゆえ、彼女に憧れる親衛隊までいます。その親衛隊のメンバーは、レスリング部、相撲部、柔道部などの体格の良い人ばかりでした。ことの次第を見ていた親衛隊は、太田と田中に詰め寄りますが、白石は2人をかばいます。田中と太田は汚損してしまったプリントの作り直しを手伝いました。

夕方になり疲れが出て居眠りしてしまった田中を抱え、太田は白石を残して先に下校します。白石は、2人が帰ったことに安心して気を抜いて、髪を一度ほどいて前髪と後ろ髪をそれぞれ邪魔にならないように結びます。コンタクトも外しメガネを掛けて、短く折り曲げていたスカートの丈も元に戻します。再び作業に戻ろうとした白石の元に、太田が忘れ物を取りに戻ってきます。

太田は軽く会釈して退出しますが、高校では必死に隠してきた秘密を知られてしまった白石は、真っ青になります。翌日、白石は太田と田中が周囲に自分の秘密をバラさないか、観察することにします。幸い、友人との会話の中で、芋ガール姿の白石は別人と思われていたことがわかります。安心した白石は、芋ガール姿で堂々と過ごしていてもバレないのだと安心します。

開放感に包まれながら、白石はその姿で高校の廊下を歩きます。クラスメイトたちは、すれ違っても誰も優等生で非の打ち所がない白石と気がつきません。そんな時、唯一田中だけがその姿を見破ります。一緒にいた太田と共に、白石は実は中学まで芋ガールであったことを打ち明けるのでした。

ここでは、「田中くんはいつもけだるげ」の白石のかわいい魅力を紹介していきます。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」第4話で判明することですが、白石はお菓子作りを趣味としています。太田と田中にプリントのコピーを手伝ってもらっていたところ、持参した手作りのマカロンを2人に渡しています。

甘いものが大好きな太田も、彼女のマカロンは取り寄せるのに数ヶ月はかかると話題の有名店のマカロン並に美味しいと絶賛し、マカロン師匠というあだ名をつけたこともあります。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」の第7話はバレンタインデー回になりますが、その時田中は差出人不明のチョコレートをもらっています。

実際それは白石が贈ったチョコレートではありませんでしたが、完成度の高い手作りチョコレートであったため白石が作ったものではないかと予想されました。お菓子作りの腕もかなりのものであることがわかります。白石は、高校デビューの準備のためにお菓子作りの特訓もしていたのでした。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石回は突然に訪れます。バレンタインデーの回には田中にチョコを渡すのかと思いきや、彼女は中学時代の芋ガール生活の延長ですっかりイベントのことを忘れていました。期待していたファンも多くいましたが、残念ながらこれは白石回ではありませんでした。ここでは、人気のある「田中くんはいつもけだるげ」の白石回を紹介していきます。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石は田中のクラスメイトであるため当初からいましたが、本格的に登場するのはアニメでは第4話からになります。白石は芋ガールであることを秘密にしていました。けれど、芋ガール姿で校内を歩いても、誰も白石本人であると気がつきませんでした。白石は、秘密がバレないと分かってから堂々と芋ガール姿で行動できると喜びます。

しかし、廊下をすれ違った田中にあっさり正体を見破られてしまいます。落ち込む白石に田中は、周囲の憧れの姿を努力して維持する白石を褒めます。このことから彼女は、自分の本当の姿をすぐに見抜いた田中のことが気になるようになります。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」第5話の後半で白石は田中への想いを自覚します。長い間芋ガールだった白石にとって、田中は初恋でした。

白石は田中となんとか今井以上に仲良くなることはできないかと観察します。そこで、田中をいつも運んでいる太田を見て、筋トレすることを思いつきます。しかし、おんぶをさせてくれるほど仲良しでもない今の関係を考え、廊下でぶつかって話すきっかけを作ろうと思いつきます。田中が通りかかるのを待っていたところ、太田に後ろから声をかけられます。

白石は太田に田中に好きな人がいないか聞き、今のところはそんな人はいないという情報を得ます。まず女子の中で一番仲良くなることを目標に掲げ、田中のいる教室に入ります。しかし、そこには田中のことを師匠と呼び慕う宮野が仲良く話していました。途端に自信がなくなった白石は、教室のドアの前で動けなくなり、その場から逃げ出してしまいます。

そんな白石に気が付いた宮野は、白石の手を引いて彼女も弟子にしてくれるよう田中に頼みます。白石は弟子ではなく、友達になりたいと勇気を出して言いますが、田中はもう友達であると当たり前のように返します。宮野はそんな２人を見て、メールアドレスを交換するように進めます。宮野ともメール交換をした白石は、彼女から田中との恋を応援しているというメールをもらうのでした。

その後、宮野はメッセージ通り白石の恋を応援してくれるのでした。アニメ「田中くんはいつもけだるげ」6話では、田中との相合い傘を夢見る白石が、傘をさすことを面倒くさがりずぶぬれで立つ田中を校庭で目撃します。太田はそんな田中に傘を持って駆けつけます。教室で話しを聞くと、田中は雨に耐性をつけて雨バリアーを取得したかったのだと言います。

白石はそんな田中に、傘をささないで風邪でも引いたら元も子もないと諭します。田中は彼女の助言を受け入れ傘をさすことにしますが、学校に持ってきた傘は誰かに間違えて持って行かれてしまっていました。田中、白石、太田は3人で下校しますが、帰り道が別方向だった太田は途中で別れます。白石は傘を忘れた田中と2人きりになり、相合い傘で帰ることになります。

田中は同じ傘に入りつつも一定の距離を保ち続ける白石に、もう少し近づいてもいいかと聞きます。白石は、心臓がもたないためその申し出を断ります。田中はただ肩が濡れてしまうからという理由で言っただけのことでしたが、白石の初々しくもかわいい好きな人に想いを寄せるシーンがかわいいと話題の回になります。声優のかわいい演技にも注目です。

アニメ「田中くんはいつもけだるげ」10話では宮野に誘われて夏祭り用に浴衣を買いにいくことになりますが、そこで中学時代は友達もおらず一人ぼっちだったため、テレビでお祭りの映像をみるだけだったといいます。

人が多い場所にはあまりでたがらない田中と同じであると宮野は発言します。白石は、好きな人と共通点があったことを喜びます。宮野と共に浴衣を試着したり、宮野用に浴衣を作ってあげると約束したりなど、白石のかわいいシーンが詰まった回です。

アニメ「田中くんはいつもけだるげ」最終回にあたる第12話も白石回になります。この回では、クラスで席替えすることになります。しかし、教卓の前というダラダラしたい田中にとっては最悪の席に決まってしまいます。落ち込んでいる時、後ろから太田の後ろの席になってしまい、教卓が見えないと悩む宮野の声が聞こえてきます。

田中はチャンスとばかりに宮野と席を交換します。その席は、白石の隣でもありました。白石は、これを機に田中とさらに仲良くなろうと考えます。しかし、田中は基本的に無気力ですぐ眠ってしまうため、中々話しかけることができません。白石は雑誌で十代の男子と仲良くなる方法を調べます。

最初に試したのは、目を合わせて挨拶することでした。しかし、朝の田中は眠そうに目を閉じたまま登校してくるため、目を合わせることはできませんでした。次は仕草で目を引く作戦に出ますが、結果はイマイチでした。白石は、日頃からだるそうな田中の性格を考え、熱心に世話を焼くことを思いつきますが、その係にはすでに太田がおり出る幕がありませんでした。

白石は、秘密を知られていなかった頃の方が田中と自然に接することができていたのではないかと考えます。しかし、田中は完璧超人であった頃の白石は眩しいと言っていたため、高校では秘密にしてきた中学時代の芋ガール姿に戻るべきなのかなど、いろいろ思い悩みます。そこへ宮野がやって来て、白石にアドバイスします。

宮野のアドバイスを受けた白石はやる気を持ち直し、3日間田中と仲良くなることに必死になります。しかし、白石の気持ちに気づいていない田中は、気を使ってくれなくても大丈夫と言います。放課後、白石は教室で努力が報われなかったことをボヤきます。偶然教室で眠っていた田中は、白石のボヤきを聞き彼の生き方が現れた適当なアドバイスを送ります。

白石は気長な田中の性格を考え、今後はゆっくりと距離を詰めて仲良くなっていくことを思いつきます。田中は芋ガール姿の白石と下校しますが、その姿を友人の志村と加藤に見られてしまい、田中に恋人ができたのではないかと勘違いされます。白石は芋ガール姿の自分のことは、他の生徒には秘密にしていてほしいと頼んでいたため、田中は相手は白石であったと言い出せませんでした。

太田たちは田中と恋人のことを気遣い、距離を置くことにします。勘違いから孤立した田中は、一人で下校しますが、そこで自身がのんびり過ごせて来たのは友人たちがいたおかげであったことに気がつきます。その後、太田は田中の恋人と勘違いされた少女が秘密モードの白石であることに気がつき、志村や加藤に誤解を解きます。

田中は恋人ができたと勘違いされたことから友人たちに距離を置かれ、その不便さに気づきしばらく恋人はいらないと白石の前で宣言します。のんびり距離を詰めていこうと考えていた白石でしたが、流石にこの田中の発言には落ち込んでしまうのでした。ここで紹介した「田中くんはいつもけだるげ」白石回以外にも彼女が登場する回は存在するので、お気に入りを探してみましょう。内気で繊細な心を持つ白石の声優の演技にも注目です。

ここでは「田中くんはいつもけだるげ」の白石の感想や評価を紹介していきます。白石は、中学時代の芋ガール生活を変えたくて、必死で理想の自分を演じて高校デビューに成功します。本来の真面目な性格もあって、その努力は報われ、他生徒の憧れの存在となります。努力すれば人は変わることができると勇気がもらえたという感想もありました。

「田中くんはいつもけだるげ」4話で、白石は太田と田中に秘密にしてきた素の自分を知られてしまいます。2人は、そんな必死に努力してきた白石のことを褒め、周囲には秘密にすることを約束します。それから白石は、合わなかったコンタクトレンズをメガネに取り替えて登校するようになります。「田中くんはいつもけだるげ」のメガネをかけた白石もかわいいといった意見もありました。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石役の声優・小岩井ことりの声が好きという人もいました。また、声優・小岩井ことりが出演していたことが「田中くんはいつもけだるげ」を見るきっかけになったという人も少なくありませんでした。穏やかで優しく、かつ真面目な「田中くんはいつもけだるげ」白石の役に声優・小岩井ことりの声はぴったりだったなどの感想も目立ちました。

アニメ「田中くんはいつもけだるげ」の最終回である第12話にもかわいい白石が登場します。しかし、残念ながらアニメ第一期「田中くんはいつもけだるげ」では白石と田中の恋の行方はわからないままでした。同じ声優陣で2期を待ち望む声も多くあります。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石は、芋ガールという秘密を抱えていました。中学時代の友人のいない生活がいやになった白石は、高校でキラキラとした理想の自分を演じることにします。しかし、そんなキラキラした姿の白石よりも、秘密にしていた芋ガールの白石の方がかわいい、好きという「田中くんはいつもけだるげ」ファンも多くいます。

「田中くんはいつもけだるげ」の白石の好きな人である田中は、彼女のアピールに全く気が付いておらず、普通の友人として接しています。そんな鈍感な田中に対しても、白石はアピールを怠りません。こうしたやりとりをもどかしく感じてしまう「田中くんはいつもけだるげ」ファンも多くいました。

「田中くんはいつもけだるげ」の最終巻では、田中と白石は仲の良い友人として終わります。しかし、当初と比べると確実に2人の距離は縮まっています。2人の距離をもどかしく感じるファンもいる一方で、こうした距離感や関係性も好きという意見もありました。

ここまで「田中くんはいつもけだるげ」の主要登場人物・白石の性格や秘密、声優、好きな人などについて紹介してきました。必死に努力して優等生のかわいい女子高生を演じ続けてきた真面目な白石。「田中くんはいつもけだるげ」本編での、彼女の好きな人・田中との関係の進展や掛け合いにもご注目ください。