【転スラ】ヴェルドラの復活はいつ？リムルに捕食された理由・その後を考察

今回の記事で紹介するヴェルドラは、2013年に小説投稿サイト｢小説家になろう｣で大きな話題を呼び、その後2014年からは小説として発刊されるようになった｢転スラ(転生したらスライムだった件）｣という作品に登場します。ヴェルドラの勇姿が描かれる｢転スラ｣はその人気の高さから2018年にはアニメ化が行われているほか、漫画版の制作も続いており、高い人気を保ちながらも更なるストーリーが展開されている作品です。

WEB小説投稿サイト｢小説家になろう｣で一気に人気を獲得した｢転スラ｣は、その後書籍化や漫画化が進められ、2018年にはアニメ化も行われている人気作品です。尚、書籍化された原作小説｢転スラ｣は2019年11月時点で累計1500万部を売り上げており、書籍離れが進む昨今においては異例の発行部数となっています。

こうした絶大な人気を誇る｢転スラ｣は、既に2020年のアニメ化第2期の放送が決定しており、今後もますます人気が高まると言われています。そんな人気作品｢転スラ｣に登場するヴェルドラとは、どの様なキャラクターなのでしょうか?

転スラのあらすじ…会社員である主人公･三上悟(みかみ さとる)は、同僚から相談を持ちかけられ、その待ち合わせ場所に向かう最中に不幸にも通り魔に遭遇し、その凶刃に倒れ命を落とします。しかし、命を失った三上悟は異世界の洞窟へと転送され、意識がハッキリとしてきた所で大きな異変に気づきます。

なんと自身の体がスライムになっていたのです。わけが分からない中でも人間として命を落とした事だけはハッキリと自覚のある三上は、自身がスライムとして異世界へ転生している事を悟り、スライムとして生き抜こうと自身を奮い立たせます。果たして、突如スライムへと転生した三上悟は異世界の地で生き抜く事が出来るのでしょうか?

人気作品｢転スラ｣に登場するヴェルドラは、暴風竜と呼ばれるドラゴンであり、この異世界においてわずか4体しかいないとされている竜種の1体です。暴風竜という異名を持つヴェルドラは、圧倒的な強さと存在感から かつてはジュラの大森林と呼ばれる広大な土地を支配領域としていましたが、主人公･リムル(三上悟が転生したスライムの名前)と出会う300年前に とある出来事から勇者によって無限牢獄に封印されています。

尚、｢転スラ｣に登場するヴェルドラは、寂しがり屋な性格とツンデレな一面を持った個性的な竜として描かれています。ちなみに、主人公･三上悟が転生したスライムに｢リムル｣という名を与えたのはヴェルドラであり、｢転スラ｣の作中では この｢命名する｣という行為が重要なポイントとなっている為、ヴェルドラがいつ無限牢獄から復活するのか?という点に注目が集まっています。

｢転スラ｣に登場するヴェルドラは、本人曰く｢うっかり｣街を破壊してしまった為、勇者によって封印されてしまいます。では、｢転スラ｣の作中に4体しか存在しないとされ、暴風竜という異名と圧倒的な強さを持つヴェルドラを無限牢獄に封印した勇者とは一体何者なのでしょうか?この点については、作中で｢ヴェルドラは勇者:クロノア｣の手によって無限牢獄に封印された事が明らかになっています。

しかし、三上悟がリムルとして転生した時には、クロノアという勇者は生死及び所在が不明となっており、主人公･リムルと勇者:クロノアとの間に接点は描かれていません。ところが、多くの｢転スラ｣ファンは、｢勇者:クロノアは別の姿で作中に登場しており、リムルとも深い繋がりを持っている｣と考えているようです。では、ヴェルドラを300年前に無限牢獄へと封印した勇者:クロノアの別の姿とはどの様なものなのでしょうか?

この考察では、ヴェルドラを300年前に無限牢獄へ封印した勇者:クロノアは、｢クロエ･オベール｣という少女だと考えています。このクロエ･オベールという少女は、ヴェルドラと出会った主人公･リムルがその後紆余曲折を経て救い出す事になる少女であり、リムルの転生より以前に｢転スラ｣が描き出す舞台へと転生してきたキャラクターになります。

「300年前にヴェルドラを無限牢獄へ封印した勇者が少女?」や「その少女を主人公･リムルが救い出す?」というような形で時系列に疑問を感じる方も多いと思いますが、この考察ではリムルがクロエ･オベールを救い出す際に活用した上位精霊が大きな鍵を握っていると考えており、作中でもこの考察を裏づけるような描写が幾つか描かれています。果たして、300年前にヴェルドラを封印した勇者:クロノアはクロエ･オベールなのでしょうか?

この項では、2020年放送予定のアニメ｢転スラ｣第2期に登場すると考えられている、ヴェルドラ以外の3体の竜について簡単に紹介します。まず初めに紹介するのは、｢ヴェルダナーヴァ｣です。ヴェルダナーヴァは、今回の記事で紹介しているヴェルドラにとっての兄に当たる存在であり、世界を創造した原初の竜でもあります。尚、世界を創造した竜であるヴェルダナーヴァには｢星王竜という異名があります。

また、ヴェルダナーヴァはアニメ｢転スラ｣第1期にも登場し、リムルの親友となった魔王･ミリムの父親でもあります。ちなみに、人族との間にミリムを授かった原初の竜･ヴェルダナーヴァは、ミリムに竜としての絶大な力を引き継ぐと、自身は竜としての力を失い消滅しています。しかし、原初の竜であるヴェルダナーヴァは、いつの日か復活を果たすだろうと考えられており、多くのファンがその復活に注目しています。

続いて紹介するのは、ヴェルドラの姉に当たるヴェルザードです。ヴェルザードは、｢白氷竜｣や｢氷の女帝｣という異名を持った竜であり、アニメ｢転スラ｣第2期に登場が予想されている魔王･ギィの相棒でもあります。

最後に紹介するのは、ヴェルザードの妹であり、ヴェルドラのもう一人の姉であるヴェルグリンドです。ヴェルグリンドは、｢灼熱竜｣という異名を持っており、魔力量ではヴェルドラに及ばないものの、魔力制御に関してはヴェルドラよりも非凡な能力を備えています。また、小説｢転スラ｣の作中で唯一ヴェルドラと直接戦闘を行っている竜でもあります。

この章では、｢ヴェルドラが封印から開放され、復活するのはいつなのか?｣という点について、紹介していきます。2018-2019年に放送されたアニメ｢転スラ｣の第1期では、最終話でヴェルドラを封印した勇者:クロノアと同一人物だと考えられているクロエ･オベールをリムルが救い出したところで終わっています。しかし、原作となる小説｢転スラ｣では、その後の様子と共に新たなるストーリーが既に描かれています。(以下ネタバレあり)

小説｢転スラ｣がアニメに先駆けて描き出しているストーリーでは、ヴェルドラは無限牢獄の封印から開放され、復活を果たしています。では、それはいつでしょうか?この点については、原作小説とアニメ｢転スラ｣に大きな改変が無ければ、意外にもすぐのタイミングでヴェルドラは無限牢獄の封印から開放され復活を果たす事になります。

この事から、｢転スラ｣ファンの間では2020年に放送が予定されているアニメ｢転スラ｣の第2期の序盤にはヴェルドラが無限牢獄から復活すると考えているようです。また、ヴェルドラを無限牢獄から開放するエピソードは、｢転スラ｣の最重要ポイントとなるリムルの魔王化に直結するエピソードが合わせて描かれる為、多くの｢転スラ｣ファンがヴェルドラ復活とリムルの魔王化に関するエピソードに大きな注目を寄せています。

では、ヴェルドラはどの様な形で無限牢獄の封印を解き、復活するのでしょうか?この点については、ネタバレ込みで端的に紹介してしまいますが、主人公でありスライムであるリムルが状況の変化や立場の変化などから｢魔王｣になる事を選択した事に大きく起因します。

詳細は省きますが魔王となったリムルは、所有していた｢大賢者｣という能力を｢ラファエル｣という能力へと進化させ、その結果 100年は掛かると考えられていた無限牢獄の解析が一気に進んだ事でヴェルドラは復活する事になります。この｢転スラ｣の肝となるリムルの魔王化については、是非 小説やアニメを通して楽しみましょう!

魔王となった主人公･リムルの｢ラファエル｣という能力によって無限牢獄から開放されたヴェルドラは、その後どの様な活躍を見せるのでしょうか?この点については、｢転スラ｣の新たなストーリーに直結するのですが、リムルが人型への変化を行えるようになったキッカケである｢シズさん｣を召還した者や、新たに登場する魔王、そして4体の存在が明らかとなっている竜族などとの戦闘で大いに活躍を見せています。

尚、2020年から放送が予定されているアニメ｢転スラ｣の第2期では、ヴェルドラの復活がいつごろ描かれるかにもよりますが、リムルを含めた魔王同士の壮絶な戦いと、魔王･リムルが新たな立場を築く事になる｢八星輝翔編｣と呼ばれるストーリーが描かれると考えられています。

この章では、ヴェルドラが主人公･リムルに捕食された理由や、復活後のヴェルドラの様子などを紹介していきます。まず初めに紹介するのは主人公･リムルが何故ヴェルドラを捕食したのか?という点です。これは、300年間無限牢獄に封印されていたヴェルドラには残された魔力が後僅かしかなく、無限牢獄の封印を解かなければヴェルドラの命が危ないという危機的な状況にあった為です。

このヴェルドラの危機的な状況を打破するには、無限牢獄を解析し封印を解くか、ヴェルドラを無限牢獄の影響が届かない空間へと転移する必要があり、解析が直ちには終わらない事を悟ったリムルとヴェルドラは両者合意の下でリムルの捕食による空間転移を選択したのです。そして、リムルの体内?へと転移したヴェルドラは、その後いつかの復活に望みを託し、いつになるかも分からない解析をリムルの体内で行う事になります。

続いて紹介するのは、リムルの体内へと転移したヴェルドラが、リムルの魔王化によって復活を果たしたその後の様子についてです。リムルの魔王化によって無限牢獄の解析が一気に進んだ事でついに復活を果たしたヴェルドラは、人型の、それも青年の姿として登場します。これは、ヴェルドラが復活の際に竜としての本質を失ったわけではなく、リムルと共に今後も歩んで行く為に変化した姿です。

青年の姿として復活したヴェルドラは、2mほどの身長と、いわゆる細マッチョと呼ばれる肢体の整った姿をしており、その顔は竜族を感じさせる精悍で強靭な面持ちとなっています。尚、青年の姿として復活したヴェルドラですが、特徴的であった上から目線の高笑いや傲慢な口調はそのままとなっており、ツンデレ要素も残されています。

最後に紹介するのは、無限牢獄からの復活を果たしたヴェルドラが活躍する｢転スラ｣番外編でのヴェルドラの姿です。この番外編は、web上で発表されたアナザーストーリーであり、本編との因果関係はないと考えられているのですが、この番外編でのヴェルドラは戦闘面での勇姿とは別に、お好み焼きを高らかに焼き上げる姿が描かれており、このお茶目なヴェルドラの姿が人気を集めているようです。

この章では、アニメ｢転スラ｣でヴェルドラのキャラクターボイスを担当した声優について紹介していきます。アニメ｢転スラ｣でヴェルドラのキャラクターボイスを担当しているのは、声優･前野智昭さんです。智くんの愛称で親しまれている声優･前野智昭さんは、1982年5月26日生まれのＡ型で、茨城県の出身です。声優･前野智昭さんの主な出演作品は次項の通りです。

• 2008年放送のアニメ｢図書館戦争｣:堂上篤役
• 2010年放送のアニメ｢アマガミSS｣:橘純一役
• 2013-2018年放送のアニメ｢弱虫ペダル｣:福富寿一役
• 2015-2019年放送のアニメ｢スタミュ｣:空閑愁役
• 2019年放送のアニメ｢Fairy gone｣:フリー･アンダーバー役

この章では、今回の記事で紹介してきたヴェルドラに関する感想や評価を簡単にまとめて紹介します。転スラに登場するヴェルドラに関して最も多く見受けられる感想や評価としては、｢かっこいい｣｢かわいい｣｢好き｣といった好意的なものが多く、否定的な感想や評価はまったくと言っていいほど見受けられません。

また、ヴェルドラに関しての感想や評価を調べていくと、主人公･リムルとの関係を好意的に評価している方が多く、偉大な竜であるヴェルドラこそが転スラの”ヒロイン”だと熱く語る転スラファンもいるようです。ちなみに、アニメ｢転スラ｣のみを視聴しているファンからは、ヴェルドラの復活はいつになるのか?ヴェルドラはもう登場しないのか?といった再登場を希望する声が多く見受けられます。

逆に、原作小説である｢転スラ｣を読み進めているファンは、復活したヴェルドラの青年の姿や4体の竜が持つそれぞれの関係性に心躍らせているようです。とにもかくにも、異世界に転生した主人公に名を与え、圧倒的な力を持ちながらもアニメ｢転スラ｣の第1期ではほとんど出番が無かったヴェルドラに、今大きな注目が集まっており、アニメ｢転スラ｣の第2期に期待が高まっているのは間違いないようです。

今回の記事では、人気作品｢転スラ｣に登場するヴェルドラについて復活する時期や無限牢獄に封印されていた理由、リムルに捕食された理由やその後の様子までをまとめて紹介してきましたが如何でしたか?人気作品｢転スラ｣は、2020年にアニメ第2期の放送が予定されていますので、ヴェルドラがいつ復活するのか?復活したヴェルドラがどの様な活躍を見せるのか?といった点にも注目して楽しみましょう!