加持リョウジは最期は誰に殺された?年齢や名言も紹介【エヴァンゲリオン】

加持リョウジとは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の登場人物です。顔には無精髭を生やし、少しだらしない印象を与えますが、人当たりが良く、柔和な笑顔を浮かべた伊達男です。好意的に見えるその姿ですが、彼には秘密めいた部分が多くあります。葛城ミサトや赤木リツコと親し気にしていたり、様々な組織幹部へ顔を出していたりと、その正体は謎に包まれています。今回はそんな加持リョウジの年齢や名言などの簡単なプロフィールや、彼は誰に殺されたのかについて紹介していきます。

加持リョウジは最期は誰に殺された?年齢や名言も紹介【エヴァンゲリオン】のイメージ

目次

  1. エヴァンゲリオンの伊達男「加持リョウジ」の最期や名言などを紹介!
  2. エヴァンゲリオンの加持リョウジはどんな人物?年齢は?
  3. エヴァンゲリオンの加持リョウジは最期は誰に殺された?
  4. エヴァンゲリオンの加持リョウジの名言を紹介
  5. 加持リョウジの声優を務めたのは?
  6. エヴァンゲリオンの加持リョウジは男も惚れるナイスガイだった!

エヴァンゲリオンの伊達男「加持リョウジ」の最期や名言などを紹介!

エヴァンゲリオンは、漫画とアニメのメディアミックス作品で、小説やゲーム、そして現在は新劇場版4部作の製作が進行している最中です。その名を知らない人の方が少ないと思われるほどの大人気作品で、後世のアニメに影響を与えた作品の一つとなっています。主人公碇シンジは、ある日突然父である碇ゲンドウに呼び出され、何の説明も無いまま、汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り、正体不明の敵「使徒」と戦います。

今回紹介していく加持リョウジは、物語の中でも、謎多きプレイボーイという役どころです。葛城ミサトや赤木リツコとも面識があり、物語のカギを握るであろう組織へも精通していたりと、その正体は謎に包まれています。そんな彼は、物語中盤で、何者かにより射殺されてしまいます。彼は一体誰に殺されたのでしょうか?彼の年齢や名言などのプロフィールとともに、加持リョウジについて探っていきます。

エヴァンゲリオンの加持リョウジはどんな人物?年齢は?

加持リョウジの年齢や生年月日

加持リョウジは、1985年6月17日生まれの30歳で、特務機関NERVの特殊監査部に所属しています。初登場時は、惣流・アスカ・ラングレーの保護責任者として、ドイツから日本にやってきました。葛城ミサトや赤木リツコとは大学時代の友人で、さらにミサトとはその昔恋人同士でもありました。ミサトの内面的なことを理由に二人は一度破局しましたが、再会してからというもの、加持リョウジからのアプローチは止まりませんでした。

エヴァンゲリオンの加持リョウジは飄々としたプレイボーイ

加持リョウジのアピールはミサトだけに留まらず、NERVの女性職員なら誰彼構わず声をかけます。もちろん、赤木リツコにも後ろからハグしたりと積極的です。そしてその都度ミサトに軽蔑の目で見られながらも、彼女へのフォローは絶対に欠かしません。飄々としていながらも定石は抑え、さらにその先を読む頭脳を持っている、いわゆる「食えない男」が加持リョウジという人物なのです。

そんな彼は、NERVのジオフロント内にスイカ畑を作っています。その世話をしながら、時折遠くを見て悟ったようなシーンも見られます。その時の加持リョウジには影があり、過去を憂えているような雰囲気があります。このような表情も、年齢に捕らわれず、彼が人を惹きつける一因と言えるでしょう。生まれながらの人たらしなのです。ですが、自身に好意を寄せてくるアスカに対しては、年齢を理由に相手にすることはありません。

謎多き加持リョウジの正体

温和なプレイボーイという外見を持つ加持リョウジですが、彼の正体は、NERVの諜報員であり、秘密結社ゼーレから派遣された碇ゲンドウの監視役であり、さらに日本政府内務省の諜報員である、という3重スパイです。30歳という年齢の割に、肩書が多すぎる人物ですが、その理由は彼の過去にあります。彼は3つの顔を上手く利用しながら、セカンドインパクトや人類補完計画について、独自に調べ上げていたのです。

プレイボーイ的な側面とは打って変わって、スパイとしての加持リョウジの実力は非常に高いものでした。NERV本部の停電工作や、秘密物資の横流し・破壊、その他情報収集などの能力も併せ持ち、3つの機関の間で器用に暗躍していました。普段のだらしないスーツ姿や、咥えタバコ、無精髭などの外見からは、あまり想像しがたい、優秀な能力を発揮します。それが30歳という年齢ながら、肩書を与えられた背景でしょう。

加持リョウジの行動は過去と深い関係がある

加持リョウジが30歳という年齢ながら、3つの組織での肩書を持つことになった理由は、セカンドインパクトの真実を知るためでした。では、彼にとってセカンドインパクトとは何だったのでしょうか?それは、加持リョウジ自身が、セカンドインパクトによる浮浪孤児であったことに起因します。浮浪孤児だった彼は、ある事件をきっかけに仲間や弟の命と引き換えに自分だけが生き残ってしまったことに、強い罪悪感を感じて生きています。

その為、全ての根源となったセカンドインパクトを憎み、その真実を求めているのです。加持リョウジがたまに落とす影のような虚無感は、こうした過程で形成されていったと考えられています。しかし、3つの機関を股に掛け暗躍していた彼の行動は、後に彼自身を追い詰め死亡という最悪の結果に導いてしまいます。そしてまた、加持リョウジ自身も、それを待っていたかのようなセリフがあります。彼は一体誰に殺されたのでしょうか。

エヴァンゲリオンの加持リョウジは最期は誰に殺された?

加持リョウジは誰に殺されたのか?

「加持リョウジは一体誰に殺されたのか?」という疑問は、長い間ファンの間で、何度も議論されてきた問題です。そもそも何故、加持リョウジが誰に殺されたのか、分かっていないのでしょうか?それは、漫画にもアニメにも、犯人に関する描写がされていない所為です。彼の「よう、遅かったじゃないか」というセリフと、銃創以外に、何のヒントもありません。そのせいで、何年もファンの間で憶測が飛び交う状況となっているのです。

自分の運命を悟っていたかのようなセリフからは、加持リョウジ自身の知り合いであることが伺えます。わずかな情報を元に、各地で様々な説が唱えられています。ここからは、ファンの間で飛び交っている憶測の中から、いくつか紹介していきます。加持リョウジが一体誰に殺されたのか、ともに確かめていきましょう。

葛城ミサト説

加持リョウジが誰に殺されたのか、という議論の中で、一番多く目にすることが多いのは、彼の想い人である葛城ミサト説です。彼女はエヴァンゲリオンのメインキャストで、1986年12月8日生まれのA型、年齢は加持リョウジよりも一つ年下の29歳です。特務機関NERVの戦術作戦部作戦局第一課に所属して、作戦指揮を執ります。主人公の碇シンジと、惣流・アスカ・ラングレーの保護者として、彼らと同居しています。

彼女はセカンドインパクトを最も近くで目撃した人間であり、それにより心に深い傷を負っています。そのことから、使徒に強い憎しみと復讐心を抱いており、NERVでの指揮にあたっています。加持とは大学時代の友人兼恋人という間柄でしたが、彼女が加持のことをセカンドインパクトで亡くした父親に重ねていたことに気付き、別離の道を選びます。しかしNERVにて再会した後、気持ちを再燃させている様子が描かれています。

では何故、葛城ミサトが加持リョウジを殺した犯人だという説が多いのでしょうか?それは、彼女が加持リョウジ自身と一番近しい間柄であったこと、そして彼女がNERVの人間で加持がスパイであったことなどがあげられます。しかしこの説に関しては、庵野秀明監督自らが直に否定しています。そのため、彼女は加持リョウジを殺した犯人ではありません。

赤木リツコ説

葛城ミサトの次に多いのが、赤木リツコを犯人とする説です。赤木リツコは、特務機関NERVの技術開発部技術局第一課に所属しており、エヴァンゲリオンの開発総責任者です。また、彼女の母が遺したスーパーコンピューターシステムMAGIの管理運営担当者でもあります。彼女もまた、加持とミサトの大学時代の友人であり、年齢は加持と同じ30歳です。彼女は彼女の母と同じように、碇ゲンドウの愛人でもあります。

公私ともに立場上、彼女はNERVの持つ数多くの秘密を知る人物の一人であり、本人も碇ゲンドウを支持することが自分の役目であると納得しています。それ故、彼女もまた加持がスパイだということを知り、彼を殺した犯人なのではないか、という説が浮上したものと考えられます。「よう、遅かったじゃないか」という加持のセリフが、親しい知り合いに向けたものだと考えられることも、原因の一つです。この辺りもミサトと同じです。

剣崎キョウヤ説

剣崎キョウヤとは、PS2のゲーム「シークレット・オブ・エヴァンゲリオン」に登場するオリジナルキャラクターです。特務機関NERVの保安諜報部諜報一課に所属する諜報員で、碇ゲンドウの部下として、忠実に任務にあたります。そして、加持やミサト、リツコの大学時代の友人でもあります。彼もまた、ミサトやリツコと同じようにNERVに所属する立場、そして加持と親しい間柄という点で、犯人とされる説が上がっているようです。

誰に殺されたのかは明らかになっていない

葛城ミサト、赤木リツコ、剣崎キョウヤ、それぞれを犯人とする説を紹介してきましたが、実際のところ、加持リョウジは誰に殺されたのか、はっきりとは分かっていません。唯一提言されているのは、庵野秀明監督の、「“誰か”であって、特定のキャラクターが殺したわけではない」という点です。また、監督は「ゼーレの手の者かネルフの諜報部」、とも発言しています。作中には描かれていないだけ、ということが分かります。

エヴァンゲリオンの加持リョウジの名言を紹介

プレイボーイであり、主人公碇シンジに助言を与えるなど、メインキャストではないながら、絶大な女性人気を誇る加持リョウジには、いくつかの名言があります。彼らしいかっこいい名言を、少し紹介していきます。

名言1「大人はさ、ズルイぐらいがちょうどいいんだ」

これは、加持リョウジが碇シンジに向けた言葉です。缶コーヒーをシンジに渡し、シンジは奢ってもらったと思っていたのに、「給料分は働いてもらう」と追い打ちをかけます。シンジが「もっとマジメな人だと思ってました」、と加持に応えた時に、このセリフを返します。加持らしい、茶目っ気のある名言です。

名言2「『彼女』とは『遙か彼方の女』と書く」

これは、加持リョウジが葛城ミサトを思って、碇シンジに呟いた名言です。この後には、「とうてい男には理解できない生き物なのさ」、と続きます。大学時代の交際を経て一度破局し、お互いに大人になって再度向き合うことに、何か感じるものがあったのでしょう。プレイボーイな加持ですが、ミサトへの気持ちだけは本物でした。その証拠に、彼は自分が調べ上げたセカンドインパクトの真実をミサトに託しています。

名言3「涙の通り道にほくろのある人は一生泣き続ける運命にある」

これは、加持リョウジが赤木リツコを背中から抱きしめながら呟いた名言です。加持のプレイボーイらしい側面が余すことなく現れています。ですが新劇場版では、「少し痩せたんじゃないか?」という言葉に代わっていますので、アニメもしくは漫画でチェックしてみてください。ちなみにこの様子を正面から見ていた葛城ミサトは、とても汚いものを見るような目で、思いっきり軽蔑しています。

加持リョウジの声優を務めたのは?

七色の声を持つ男「山寺宏一」

加持リョウジの声優についても紹介します。加持に声を吹き込んでいたのは、あの有名な山寺宏一さんです。山寺さんといえば、「七色の声を持つ男」、と評されるほどその声色は多彩で、数多くの作品で評価を得ておられます。演技力ももちろんのこと、話術にも定評があり、司会業や俳優までこなされます。映画の吹き替えも多く、中には動物の声という予想外の役どころもお持ちです。また、ものまねタレントとしての一面もあります。

山寺宏一が務めた有名なキャラクター

山寺宏一さんが務められた有名なキャラクターを一部紹介していきましょう。まずは、「らんま1/2」に登場する響良牙です。良牙は水をかぶると子豚のPちゃんに変身してしまいますが、そのPちゃんの声も担当されています。山寺さんが声優として、人気を集め始めた役柄です。そして、こちらも動物ですが、「アンパンマン」に登場する、名犬チーズも山寺さんが担当されています。誰もがぱっと思い出せる声色です。

また、「攻殻機動隊」のトグサ役も務められています。彼は物語の中では比較的まともな人物として描かれており、義体や電脳化が当たり前の世界で、ほぼ生身の身体を維持している数少ない「普通」な人物です。動物の声も印象的ですが、山寺さん演じる等身大の男性の声も非常に魅力的です。トグサと同じ男性ですが、「カウボーイビバップ」の主人公スパイクスピーゲルも山寺さんです。こちらはトグサよりもカッコよさが目立ちます。

上記の他にも、ディズニー関連では、ランプの魔人ジーニーや、あのドナルドダックの声も有名です。「フルハウス」のジョーイおじさんや、「MASK」のジム・キャリーなどには、懐かしさを覚える人もいるでしょう。吹き替え担当俳優では、ウィル・スミスやクリス・タッカー、エディ・マーフィなどが有名です。近年では、ルパン三世の新シリーズで銭形警部役、ドラゴンボール超のビルス役が有名です。

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エヴァンゲリオンの加持リョウジは男も惚れるナイスガイだった!

エヴァンゲリオンの加持リョウジについて、年齢や名言、そして彼を殺した犯人について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?作中切っての柔和なプレイボーイは、誰よりも先を見つめ、己の行く先を定め、愛する人に全てを託して自分の目的のために命を落としました。そのルックスもさることながら、彼の男らしい一面に惹かれる女性ファンは少なくありません。新劇場版に合わせて、ぜひ彼をチェックしてみてください。

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