クレヨンしんちゃんの最終回は22年後？幻の感動の内容と結末をネタバレ

クレヨンしんちゃんと言えば、臼井儀人さんが漫画アクションにて、1990年に連載を開始して以来、国民的人気を誇る漫画でありアニメ作品です。クレヨンしんちゃんの作者が突然の逝去を迎えたことにより、一度2010年に連載終了しましたが、現在ではアシスタントの人たちが「臼井儀人＆UYスタジオ」という名前で新クレヨンしんちゃんを連載しています。

これまで長らく皆から愛されてきたクレヨンしんちゃんですが、予想外の展開を示す幻の最終回が存在することをご存知でしょうか？クレヨンしんちゃんの作者はすでに亡くなっているので、本当の意味で最終回が描かれることはないのですが、インターネット上には都市伝説ともいえる最終回の結末が存在したのです。

しかもクレヨンしんちゃんのウリである面白さや明るさとは違う、しんみりして悲しく、でも感動的な結末になっているのです。ここではクレヨンしんちゃんの都市伝説といえる最終回結末についてネタバレで徹底解説していきます！クレヨンしんちゃんの最終回結末に興味のある方はどうぞ最後までご覧になっていって下さい！

クレヨンしんちゃんは現在もアニメや漫画で人気を集めていますが、最終回となるエピソードがあるといわれています。クレヨンしんちゃんの都市伝説的最終回結末のエピソードは作者の臼井儀人さんが作ったのではありません。クレヨンしんちゃんの幻の最終回結末の物語は一般人によって考えられて、インターネットを通して広がっていきました。まさにクレヨンしんちゃんに興味のある人が2次創作的に作った幻の結末だったのです。

しかしそれにしては多くの人の関心を奪うほどのインパクトを持っており、クレヨンしんちゃんの作風とはややかけ離れた、感動を伴う結末となっています。クレヨンしんちゃんの幻の結末は22年後が舞台の物語となります。ここから22年後に当たるクレヨンしんちゃん幻の最終回の詳細をネタバレで解説していきます。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末の舞台となるのが22年後の春日部となります。クレヨンしんちゃんは幻の結末においても相変わらず埼玉県の春日部に住んでいますが、野原しんのすけは年齢が27歳、ひまわりは22歳に成長しています。それぞれのキャラクターが、22年分成長したあとのストーリーです。

しんのすけのみでなく、クレヨンしんちゃんに登場していたキャラクター達は皆22年後のストーリーを生きており、それぞれの人生を送っています。クレヨンしんちゃんは幼稚園児の野原しんのすけが活躍する物語でしたが、幻の最終回においては、主要キャラクターが皆社会人に成長していたのです。

クレヨンしんちゃんの幻の最終回結末で、野原しんのすけとひまわりは22年後の埼玉県春日部市に住んでいるわけですが、一緒に共同生活をしていました。しんのすけとひまわりは大人になるまでに悲しい出来事を体験して、一時は親せきの家に引きとられて離れ離れになる可能性もありました。しかししんのすけがそれを断ってしまいます。

野原ひまわりもしんのすけと離れて暮らすのが寂しくなり、親戚たちとではなく兄と一緒に生活する決意をしていたのです。クレヨンしんちゃんの幻の最終回結末で描かれるしんのすけとひまわりは、親戚からの経済的な援助を受けながらもつつましく生活をすることになりました。

22年後の野原ひまわりは見た目がみさえに似てきており、美人な女性になっていました。みさえの性格もしっかり受け継いでいるひまわりは、異性からモテるようになっています。

しかしひまわりはみさえに似たハッキリした性格から、気のない男性に対してははっきりと断ってしまう特徴があります。それのみでなく22年後のひまわりは野原しんのすけとの生活の中で、家事全般を兄に任せています。ひまわりは女性で結婚する可能性があるので、掃除や家事などの雑務をこなせない事にしんのすけは心配していました。

まだ自立出来ていない妹のひまわりに対してしんのすけは料理を作る方法を指導したことがあります。しかしひまわりは家事や掃除のみでなく料理にまで関心を示さないので、しんのすけの善意は役に立ちませんでした。

22年後が舞台のクレヨンしんちゃん幻の最終回では、ひまわりがしんのすけに依存している状態が明確です。さらにしんのすけもひまわりに対して厳しいことを言わず、受け入れてあげるのでひまわりの成長は進みませんでした。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末のエピソードで、しんのすけとひまわりはどんな仕事をして生きているのでしょうか？野原しんのすけはというと、高校を卒業したのちに会社に就職して、ひろしのようにサラリーマンとしての生活を送っていました。

また22年後のひまわりはOLとして働いていました。クレヨンしんちゃんの22年後でしんのすけとひまわりは、ごく平均的なサラリーマン、OLとして働く社会人なのです。幼稚園でいたずらをしていたしんのすけの雰囲気とは違うので、新鮮な展開となっています。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末エピソードでは、しんのすけ達にとってとても悲しい事件が起こっていました。しんのすけ達の両親であるみさえとひろしが亡くなっていたのです。野原ひろしとみさえはひょんなことから事故に遭ってしまい、しんのすけが中学生の頃に死んでしまいました。

そのためしんのすけとひまわりは親戚に預けられるという話しが持ちあがりました。しかし上に書いたように野原しんのすけは親戚からの誘いを断り、経済的な助けを受けながらもひまわりと一緒に生活をしていく決断をしたのです。クレヨンしんちゃんの作風からして野原ひろしとみさえが亡くなるというのは驚きですが、そのために最終回結末エピソードの衝撃性は大きくなっています。

あまりにも厳しい現実に直面したしんのすけはひまわりと協力しながら生活しつつも、たまには幼稚園時代の友達と会って楽しい時間を過ごすこともありました。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末エピソードで、22年後の風間くんは海外で働く優秀なサラリーマンです。幼稚園の時から優秀だった風間君は海外でバリバリ働いており、ようやく日本に帰国する事になります。そんな風間君の帰国祝いとして、22年後のクレヨンしんちゃんのメンバーは再開する事になりました。最終回結末のエピソードで見せる懐かしのキャラクター達はそれぞれユニークな人生を歩んでいます。

ネネちゃんは保母さんになっており、まさおくんは漫画家のアシスタントをしています。ボーちゃんは研究員の仕事に取り組んでいました。そして風間君は外資系の会社で働く有能なサラリーマンとして高級を稼ぐ人物になっていたのです。野原しんのすけは風間君や皆と再会する事でとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

クレヨンしんちゃん幻の最終回22年後のエピソードで野原しんのすけは工場に勤めていました。工場で働くしんのすけはある人物と再会する事になります。それはスーパーお嬢様で有名なあいちゃんです。22年後のあいちゃんは見た目がとても綺麗になっており、黒髪で颯爽とした女性です。

22年後の時を経て再開したしんのすけとあいちゃんは休憩中に久々の会話を始めました。野原しんのすけは彼に似つかわしくなく、子供の頃とは違う疲れた大人の心情をあいちゃんに話しています。しんのすけは子供のころは楽しい人物だったけど、大人になって平凡な存在になってしまったという言葉をあいちゃんにぶつけたのです。しかしあいちゃんはしんのすけを癒すように以下の事を言ってくれました。

人間は大きくなるにつれて、心も体も成長していくのは皆同じ。大人になっても子供のころと変わらない人もいれば、若い時から成熟した人もいる。その点、しんのすけは大人になって、心の方も進歩しているからすごい、という風に励ましてくれたのです。22年後の時を経てあいちゃんに心ある言葉をかけられたしんのすけは少しずつ元気を出していきました。

と同時に野原しんのすけはこれまでの人生を思い返してみます。中学生の時にみさえと野原ひろしを亡くしてしまい、ショックを受けた過去のこと。両親がいないために自立する必要が出たことや、親戚からの誘いをふいにしてひまわりとの生活を優先したこと。しんのすけにとって辛い過去でしたが、その分成長することが出来ました。野原しんのすけは幼稚園の頃のキャラクターとは違う変化を遂げていたのです。

そんなしんのすけを支えてくれたのはひまわりであり、妹以外に心の支えになるような人がしんのすけにはいませんでした。野原しんのすけは自分がひまわりにふさわしいお兄さんとして関わってあげられたかどうかを悩むくらいにまで、精神的な進化を果たしていたのです。

クレヨンしんちゃんの幻の最終回結末のエピソードで、それまで工場で働いていた野原しんのすけは仕事を失うというピンチに追い込まれてしまいます。22年後のクレヨンしんちゃんの世界でも企業のリストラは存在しており、しんのすけがその犠牲者となってしまったのです。そのためひまわりを世話する役目もあるしんのすけは、今後どう生きていこうかと途方に暮れることになりました。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末エピソードで、工場で働いている時にあいちゃんと久しぶりの再会を果たした野原しんのすけは、あいちゃんの属する酢乙女グループ本社に就職する為のテストを受けることになりました。それまで工場労働者であった野原しんのすけがまさかの酢乙女グループに入ろうとする驚きの展開です。

しかし工場で働くよりは、酢乙女グループの方がしんのすけには会っていたといえるでしょう。しんのすけは酢乙女グループに入りたいのですが、就職試験が予想外に難しいものでした。例えば突飛な質問をされたり、難しい要求を面接やテストで出されたのです。

野原しんのすけは酢乙女グループの就職テストが簡単には合格させず、初めから受からせる気がないとさえ思いました。そのためにしんのすけは酢乙女グループのテストに真剣に取り組む気がなくなってしまいます。しんのすけはついに酢乙女グループの就職テストの最終段階に臨みます。最後の試験はあいちゃんも出席しての試験でした。しかしこの時あいちゃんは調子の悪そうな様子を見せます。

しんのすけはテストの内容よりも、あいちゃんの事を心配した発言をしました。これが効いたらしく、野原しんのすけは酢乙女グループの入社試験に合格します。合格の決定打はしんのすけのあいちゃんに対する気配りであり、実はあいちゃんのボディガードを見つけるための採用試験だったのです。野原しんのすけは、そんなことを知る由もなかったので驚くと同時にホッとしました。

野原しんのすけの思いやりの気持ちが最終的に酢乙女グループに認められる結果となったのです。これらの出来事があったころ、野原しんすけははひまわりともめ事を起こしました。ひまわりはしんのすけが自分のことを子供だと思い扱う事に対して憤りを感じていたのです。

さらにひまわりに何も相談しないで重要な事を決めてしまうので、ひまわりはしんのすけに不満がたまっていました。ここで野原しんのすけはひまわりとケンカを始め、ひまわりは家を出て行ってしまったのです。その夜、ひまわりはしんのすけの家に帰ってくることはありませんでした。

クレヨンしんちゃんの22年後に当たる幻の最終回エピソードは、それまでのクレヨンしんちゃんに慣れ親しんできた人にはあまりにも驚きの展開でした。そしてこの最終回にも結末が待っています。ここからクレヨンしんちゃんで22年後に当たる最終回の結末エピソードについて解説していきます。

クレヨンしんちゃんの最終回にて、22年後のしんのすけは会社からリストラをされたことをひまわりに黙っていたためにケンカ別れをした状態になっていました。ひまわりがしんのすけの家を出て行った翌日の朝、驚く展開が待ち受けていました。ひまわりが事故に遭っていたのです。突然の電話が鳴り、しんのすけがとってみるとひまわりが事故を起こして病院に入っているということが分かったのです。

野原しんのすけは中学生のころに事故で両親を亡くしたのみでなく、ひまわりもという悲しさに襲われながら病院に行きました。ひまわりは一命をとりとめていたのは喜びでしたが、今後ずっと車椅子での生活をすることになりました。さらにひまわりは衝撃の告白をしんのすけにします。兄とケンカをして家から出た後、風間君の家にいたというのです。

野原しんのすけはまさかひまわりが風間君と恋人関係にあるなんて知らなかったので、驚くと同時に何かひっかかる感情がありました。ひまわりと付き合っている風間君を素直に認めることが出来なかったのです。この出来事の後にはしんのすけの友達のエピソードが登場し、しんのすけとあいちゃんとの物語も描かれることになります。

野原しんのすけは激動の人生を生きつつも、酢乙女グループでどんどん能力を発揮していきました。22年後のクレヨンしんちゃんの世界観は、かつて幼稚園生の時の物語とは色合いが異なっていますが、ひまわりと風間君は両想いで結婚の話も出てきました。風間君は事故で一生車椅子生活をすることになるひまわりを、全面的に受け入れて共に人生を歩む決意を見せてくれたのです。

こうして野原ひまわりと風間君との結婚が成立しました。ひまわりは兄のしんのすけから生活の面倒を見てもらい、風間君というスペックの高い結婚相手を得ることが出来てとても幸せなキャラクターとなっていたのです。クレヨンしんちゃん幻の最終回結末のエピソードでは、しんのすけやネネちゃん、まさお君や、ぼーちゃんなど懐かしいメンバーが勢ぞろいで温かく祝ってくれました。

そんなひまわりと風間君の結婚式の中でしんのすけは、幼稚園の頃の彼からは想像できない深い学びを得ていました。それは当たり前に過ぎていく日常の中には、かけがえのない人との出会いや瞬間が散りばめられているという事です。人との出会いと別れは、悲しみと同時に幸せももたらしてくれるということです。

毎日の人生はとても貴重なものであるということに思いが至ったのです。ひまわりが幸せそうに風間君と結婚式を上げる姿を見たしんのすけは、かくも大人の男としての成長を果たしていました。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末エピソードでひまわりと風間君は結婚したわけですが、風間君と言えば外資系企業の優秀なサラリーマンです。風間君と生活するということは、もしかしたら海外に赴任することになるかもしれません。そんな風間君の元についに海外への赴任命令が来てしまいました。こうなるとひまわりも海外へ行かざるを得なくなります。

しかしひまわりとしては兄であるしんのすけと離れてしまうのは残念でなりません。そのためひまわりは海外へいくことを拒否したこともありました。しかしここで野原しんのすけがひまわりを説得します。しんのすけはひまわりの事を思いやり、ひまわりの幸せを第一に考えてほしいと告げたのです、ひまわりが幸せな人生を送らないと、しんのすけまで幸せになれなくなるとまで言いました。

ひまわりはしんのすけの言葉に背中を押されて、風間君と一緒に海外へ赴任する事を決意したのです。ひまわりと風間君は結婚式が終わった2週間の後に海外へ旅立ちます。しんのすけはこれまでずっと暮らしていたひまわりのいない家に寂しさを感じていました。そんな傷心のしんのすけはやがてあいちゃんとの交際が上手くいきだします。こうしてしんすけとあいちゃんも春日部から出ていくことになったのです。

これが都市伝説と言われる22年後のクレヨンしんちゃん最終回結末エピソードとなります。ここで紹介した物語はこれまでのクレヨンしんちゃんの作風とは趣が違いますが、苦難を経ながらも最終的にしんのすけやひまわりが幸せになっていく姿が描かれており、多くの人達から注目されている最終回です。

ここまでクレヨンしんちゃんの幻の最終回結末のエピソードを観てきましたが、あまりに良く出来ているので作者の臼井儀人さんが作ったのでは？と思われる方もいるでしょう。しかし先にも書いたようにここで解説してきた22年後の最終回結末はクレヨンしんちゃんが好きな一般人が創作をしたと言われています。よって22年後の最終回結末はクレヨンしんちゃんの公式の物語ではないのです。

インターネットの中ではクレヨンしんちゃんに限らずまだ完結していない漫画作品などに対して、予想外の最終回結末を考えてくれる人が存在します。一般の方々が考える最終回結末の物語の多くは、まさかと思うような物語である事が多く、ドラえもんやワンピースにも都市伝説的な最終回がありました。

そして22年後のクレヨンしんちゃん最終回結末も都市伝説的な驚きを持つエピソードとなっています。クレヨンしんちゃんの明るく笑いのある作風をよく知っている人だからこそ思いつけるような意外な最終回結末。これは他でもない一般人によって書かれたものであり、よって公式ではなく非公式の最終回結末なのです。

ここまでクレヨンしんちゃんの幻の最終回結末を紹介してきましたが、他にも驚きな展開を示す最終回エピソードが存在します。ここではもう2つ目のクレヨンしんちゃん最終回結末について解説していきます、それは野原しんのすけがすでに死んでいたという物語です。

なぜしんのすけが死んでいるのかというと、ひまわりが車と衝突事故を起こしそうになった時に助けに入ってしまったのです。これにより、野原しんのすけは帰らぬ人となるという物語になっています。この驚きの展開はクレヨンしんちゃんの作者臼井儀人さんが連載を始める以前に考えていた話だという噂もあります。

まずクレヨンしんちゃんのもう一つの最終回を考える時に疑問となるのが、どうしてしんのすけが死んでいるのに物語が続いているのかという話になります。これはクレヨンしんちゃんのクレヨンというタイトルと繋がりがありました。このクレヨンしんちゃん最終回結末で重要キャラクターとなるのがみさえです。

みさえにとって悪さばかりして、中々いう事をきかないしんのすけが死ぬのはあまりに悲しいことでした。みさえでなくても子供が亡くなれば親はショックを受けますが、しんのすけは手がかかる子供だから尚更胸に響いたのでしょう。その為みさえはしんのすけが亡くなった後、かつてしんのすけが使っていたクレヨンを用いて物語を作るようになりました。

このみさえが描いていた物語こそが、クレヨンしんちゃんのエピソードだということです。私達がテレビやアニメで観ているクレヨンしんちゃんは、みさえの想像力から生まれた物語だということが明かされる最終回なのです。

クレヨンしんちゃんは明るく楽しい作品なので、しんのすけが死んでいたというだけでも衝撃的です。この最終回結末が使われるかどうかは分かりませんが、一度聞いたら忘れられないくらい印象深いエピソードだといえます。

ここで解説したクレヨンしんちゃんの最終回結末で明かされる物語は事実の話しと空想の話しを同時に含んでいると考えられます。インターネットの中ではこのような物語を「ファクション」と呼ぶ方もいました。ファクションとはフィクションとノンフィクションが融合した言葉です。都市伝説的な最終回のようにしんのすけが死んでいたという物語が本当ならば、なぜ1話目でひまわりが存在しないのか？という疑問が出てきます。

クレヨンしんちゃんが全てみさえの空想の産物であるなら、ひまわりが1話目からいる状態なのが普通でしょう。ところがクレヨンしんちゃんのアニメや漫画が開始されたときは、ひまわりはおろか犬のシロさえいないことがありました。この事実を見ていくと、クレヨンしんちゃんはただみさえの空想から生まれた物語だけではなさそうです。

みさえの空想力を用いつつも、事実も元にした作りになっている可能性があるのです。クレヨンしんちゃんが空想と事実の両方を掛け合わせて作られていたなら、それはファクションの物語だといえます。みさえがしんのすけとの思い出を描くだけでなく、しんのすけが生きていた場合どういう生き方をしていたのかという想像を含めて作られていた可能性もあります。

クレヨンしんちゃんはみさえが作っているのであり、みさえが死なない限り永久に続く物語だといういうこともできるでしょう。このクレヨンしんちゃん最終回結末が本当かどうかは分かりませんが、みさえの母親としての心情をとらえたエピソードとして一見の価値があります。

クレヨンしんちゃんがみさえの描いた物語であるかどうかに関わらず、今後も人々を楽しませてくれるのがクレヨンしんちゃんだと言えそうです。

クレヨンしんちゃんの最終回結末エピソードは他にも存在します。それはクレヨンしんちゃんの野原家に生息する犬のシロの視点から描かれる最終回の物語です。ここでは幻の最終回でシロの視点から描かれる結末をネタバレで見ていきます。この最終回では犬のシロが13年後の野原家の人々を見た感想をつづるなかで進んでいきます。

シロは野原家の人々を観察しており、初めしんのすけは朝寝坊をしたのちにパンを加えながらあわてている様子が描かれます。しんのすけは身体が大きくなっても朝に弱いことは変わっていません。13年後のしんのすけは受験生として慌ただしい日々を送っていました。シロは受験に頑張るしんのすけを助けてあげたいと思うのですが、中々そうはいきません。

13年後の野原家はしんのすけもひまわりも相変わらずシロをかまってくれました。シロは13年たって成長したひまわりが朝学校に行く光景についても語っています。そんなシロのことを見て野原一家が悲しそうな表情をするようになりました。何やらシロに異変が起きた模様です。どうやらシロが生死の境をさまよっており、しんのすけたちはシロを助けるために病院を駆けまわったりしていました。

このクレヨンしんちゃん最終回結末は、シロの視点から見える野原一家を描きつつ、最後には長く一緒にいたシロとのお別れの場面を描くという感動的な物語になっています。有名漫画の最終回予想は予想外な展開になる事が多いですが、こちらの最終回はクレヨンしんちゃんのシロが主人公になっているようなものです。実はシロがクレヨンしんちゃんで重要キャラクターだったという見方も出来るでしょう。

クレヨンしんちゃんの最終回結末エピソードにも登場したシロには都市伝説的な話があります。シロは野原一家のペットであり、体が白いためにシロと呼ばれていました。シロの犬の種類としては公式な情報を見ると雑種の犬とされています。野原家のシロは賢い犬であり、散歩をしたり様々な芸をしたりと賢い犬になっていきます。

そんなクレヨンしんちゃんに登場するシロは初め捨てられている犬でした。捨て犬だったシロがしんのすけに拾われたことで、飼われることになったのです。クレヨンしんちゃんの最終回結末でも登場したシロは初めボルシチというお母さんの犬から生まれました。シロの兄弟は4匹おり、その中の一匹がシロだったのです。

始め生まれたばかりのシロは保健所に連れて行かれそうになりました。しかし飼い主の人がシロが拾われるのを願って、段ボールに入れて捨てるという行動に出ます。このような流れから捨てられ犬のシロはしんのすけと出会うことが出来たのです。

このような背景をみるとクレヨンしんちゃんの幻の最終回結末で、シロ視点から物語が描かれて、最終的にシロの野原一家に対するありがとうの思いが描かれる展開の筋道が通ります。シロはクレヨンしんちゃんの最終回結末のエピソードで、しんのすけ達に拾ってくれた感謝の念を示してくれたのです。

クレヨンしんちゃん幻の最終回結末エピソードについてネタバレで解説をしてきました。クレヨンしんちゃんは1990年に始まって以来、多くの人々を楽しませてきた作品です。漫画やアニメの放映期間も長いことから、ファンの中にはどんな最終回になるのか気になっている人もいるでしょう。クレヨンしんちゃんには都市伝説ともいえる幻の最終回があったのです。

その内容はこれまでのクレヨンしんちゃんからは想像できない苦難と救い、そして幸福につながる物語となっていました。野原しんのすけは幼稚園の頃とは打って変わって大きな成長を遂げていたのです。他にもクレヨンしんちゃんには驚きの展開を示す最終回結末がありました。しんのすけがすでに死んでおり、それに悲しんだみさえがしんのすけのクレヨンで描いていた物語がクレヨンしんちゃんだったというエピソードは衝撃です。

他にも始め捨てられていた犬のシロがしんのすけに拾われたことに対する感謝の念を最終回結末で示すという感動的な結末もありました。ここで紹介した最終回は非公式のものですが、もしかしたらこうなるかもしれない展開としてクレヨンしんちゃんをこれからも楽しんでいきましょう。