Just Because!の最終回の結末・感想をネタバレ!原作小説とアニメも比較

受験と卒業を控えた高校生の日常を描いた「Just Because!」は、季節外れの転校生・泉瑛太と、彼を取り巻く生徒たちの恋模様や葛藤を描いた、正当派青春群像劇です。本文では、アニメ「Just Because!」の気になる最終回結末のネタバレをはじめ、原作小説とアニメ版の比較、最終回の未読の一ヵ月のネタバレ考察、登場キャラクター紹介、作品の感想や評価をネタバレを含めながら紹介します。

Just Because!の最終回の結末・感想をネタバレ!原作小説とアニメも比較のイメージ

目次

  1. Just Because!とは?
  2. Just Because! の最終回の結末をネタバレ
  3. Just Because!の原作小説とアニメを比較
  4. Just Because!の最終回の未読の一ヵ月を考察
  5. Just Because!のキャラクターを紹介
  6. Just Because!の最終回に関する感想や評価は?
  7. Just Because!の最終回の結末・感想まとめ

Just Because!とは?

2017年の冬アニメ「Just Because!」は、高校3年の冬を舞台に、登場人物たちの受験や恋模様を爽やかに描いた作品です。以下では、アニメ「Just Because!」の最終回結末のネタバレをはじめ、原作小説とアニメの違い、最終回の未読の一ヵ月のネタバレ考察、個性豊かな登場キャラクター、アニメ・Just Because!に関する感想などをネタバレを含めて紹介します。

Just Because!の作品情報

アニメーション制作会社・PINE JAMによるオリジナルアニメ作品「Just Because!」は、「さくら壮のペットな彼女」で知られる鴨志田一脚本・シリーズ構成、比村奇石原案による正統派青春群像作品です。「Just Because!」は、2017年10月~12月にかけて放送され、卒業を目前に控えた高校3年生の受験や恋模様を描いています。

Just Because! の概要

「Just Because!」の舞台である柏尾川高校は、神奈川県立深沢高等学校をモデルに描かれました。また、その他に湘南モノレールや、キャノン、ヤマハ発電機等の企業が、アニメ「Just Because!」のプロップデザイン及び背景制作に協力しています。

「Just Because!」は、アニメ版と並行して原作小説も発表されています。原作小説は、脚本の鴨志田一さんと監督・小林敦さんによって執筆され、泉瑛太と夏目美緒の視点を主軸としたストーリー展開や、原作小説オリジナルのエピソードが注目ポイントです。

Just Because! のあらすじ

父親の転勤に伴い、福岡から地元神奈川へ4年ぶりに戻ってきた泉瑛太は、転校先の高校で、中学時代のクラスメート・夏目美緒と相馬陽斗と再会します。残り数ヶ月で卒業だったため、瑛太は学校に籍をいれつつも、前の学校の制服で自習室登校をしながら、残りの高校生活を過ごそうと考えていました。

一方、瑛太が転校した高校には、中学時代の野球部のチームメイト・相馬陽斗や、かつて想いを寄せていた夏目美緒が在籍していました。それぞれが受験と恋に葛藤する中、センター試験でのアクシデントをきっかけに、瑛太と夏目はお互いを意識し始めます。そして、お互いの志望校に狙いを定めた2人は、すれ違うかのように大学受験を受けます。結果は、夏目が瑛太が推薦合格した大学へ進学を決め、卒業式に告白を計画します。

一方、夏目の受験校を知らなかった瑛太は、夏目の当初の志望校・翠山学院大学の不合格を受けて、一人落胆しながら、夏目に対する恋を諦める決意を固めます。そして、瑛太は、夏目とのすれ違いに気付くことなく、卒業式当日を迎えました。

Just Because! の意味

アニメのタイトルにもなった「Just Because!」とは、「なんとなく」という意味です。タイトルの通りに「Just Because!」は、季節外れの転校生とその周囲の人間との恋模様を描いた、平凡かつありふれた作風で、アニメならではの空想めいた場面が一切登場しません。一見、卒業までの数ヶ月を描いた青春群像劇でありながら、その数ヶ月に起こった小さな出来事は、主人公たちに大きな変化をもたらしました。

Just Because! の最終回の結末をネタバレ

ファンから最終回を惜しむ感想が多く寄せられたアニメ「Just Because!」は、その感動の結末にSNS上では「Just Because!ロス」が多数投稿されました。以下では、アニメに興味のなかった視聴者も虜にしたアニメ「Just Because!」の最終回の結末をネタバレ紹介します。

最終回のネタバレ結末①卒業式の答辞

泉瑛太は、夏目とのすれ違いや、夏目の上叡大学進学を知らされることなく、卒業式を迎えます。季節外れの転校生だった瑛太は、1人だけ違う制服に少しだけ肩身の狭さを感じつつある中、元生徒会長・夏目による答辞が読まれていました。転校生・瑛太と夏目たちとの出会いは、時には失敗や間違いに見舞われながらも、それぞれの運命を大きく変え、成長するきっかけを生み出しました。

最終回のネタバレ結末②写真撮影

卒業式を無事に終えた3年生たちは、別れを惜しみながら語り合い、記念写真を取り合っていました。そして、早苗・真由子たちが写真撮影に夢中になる中、写真部の顧問・ベンさん(渡辺先生)が乱入してきます。突然の侵入者に驚く一同でしたが、真由子の機転でベンさんを入れた記念撮影が行なわれます。相変わらず変顔を披露するベンさんに対して、真由子は普通の顔に戻すようにお願いします。

最終回のネタバレ結末③卒業生と在校生

卒業式当日は、主役だけでなく、先輩を慕う在校生の目にも涙が浮かんでいました。元吹奏楽部の葉月は、部活を引退後も、後輩たちの面倒を見ており、葉月を慕う1年生コンビから先輩の卒業を惜しむ声が掛けられています。一方、姐御肌で後輩から絶大な人気を誇る元陸上部の依子も、後輩たちとの記念撮影に追われ、男女問わず依子先輩争奪戦が勃発しています。

最終回のネタバレ結末④寄せ書き

その頃、写真撮影を中断した夏目たちは、寄せ書きを再開していました。そんな中、桃花は、ベンさんこと渡辺先生にも寄せ書を依頼します。毎年のように出会いと別れを繰り返す渡辺先生の瞳は、母校を巣立っていく教え子たちに対する慈愛がにじみ出ていました。一方、夏目は「大切な用事」と称して、教室を出ていきます。

最終回のネタバレ結末⑤大切な用事

廊下では、最後の高校生活を惜しむ卒業生で溢れかえる中、夏目は、陽斗たち3人と出くわします。瑛太がまだ学校に残っていることを聞いた夏目は、瑛太を追いかけてその場を去っていきます。そして、石垣も彼女の元へ行き、花束を手に持つ陽斗もある人物との約束をほのめかし、残された猿渡順平は、帰宅部として1人帰路につきます。

最終回のネタバレ結末⑥夏目と葉月

短い転校生活を終えた瑛太は、両親と共に先生へ挨拶を済ませると、用事があるからとそのまま学校に残りました。一方、瑛太が使用していた自習室に辿り着いた夏目でしたが、部屋は引き払われた後でした。空振りに終わった夏目は、一瞬ホッとした様子を見せつつも、同時に、瑛太に想いを伝えられなかったことに対する、複雑な心境を抱きます。

そんな中、自習室へ葉月が訪れ、夏目に声をかけます。その後、2人で和やかに語り合う中、夏目のスマホに瑛太からの連絡が入ります。今度は、瑛太の方から夏目に話したいことがあると言われ、夏目は顔を曇らせます。先日、瑛太に対して悪いことをしたと、気に病んでいた夏目でしたが、葉月のアドバイスを受けた後、夏目は教室へ戻り、寄せ書きを再開させます。

最終回のネタバレ結末⑦陽斗と葉月

夏目と別れた葉月は、花束を片手にいつもの場所に佇んでいました。すると、葉月がいることを分かっていたかのように、陽斗が現れます。当初は、お互いに緊張しあっていた葉月と陽斗でしたが、惹かれ合うように出会った2人の距離は、自然と縮まっていました。時には、冗談を交えながら語り合う中、葉月は夏目と瑛太のことを心配する素振りを見せます。

しかし、瑛太のことをよく知っている陽斗は、「心配はない」とばかりに、葉月に満面の笑みを浮かべます。その瞬間、背後ではシャッターを切る音が鳴ります。その犯人は葉月と陽斗の恋を応援する依子でした。突然のハプニングに驚く陽斗でしたが、葉月との2ショット写真を依子にねだります。

最終回のネタバレ結末⑧小宮の失恋

その頃、瑛太は小宮を呼び出し、写真部の部室にいました。一方、小宮も瑛太に用事があったことを打ち明け、清水徹の写真が金賞に輝いたこと、これらの実績を受けて写真部の存続が叶ったことを報告します。金賞に輝いた写真は、清水が密かに撮影していたもので、写真には瑛太にカメラを向けてシャッターを切る、小宮の真剣な姿が映し出されていました。また、瑛太自身も、展覧会に訪れ、その写真を観ていました。

小宮は、卒業祝いと称して瑛太に手作りの卒業アルバムをプレゼントしました。小宮や写真部の奮闘に感動した瑛太は、小宮にお礼を言います。そして、大学受験に合格したら返事をすることを約束していた瑛太でしたが、結果を知る小宮によって遮られてしまいます。しかし、瑛太はあたらめて告白に対する返事をして、静かに部室を後にしていきます。そして、瑛太への片思いに区切りを付けた小宮も、部室で人知れず涙を流します。

最終回のネタバレ結末⑨未読スルー

帰宅途中の夏目は、カラオケで会う約束をして3人と別れます。そして、スマホを確認する夏目は、瑛太に送ったメッセージがいまだ未読スルーの状態であることを確認すると、中学の裏手の丘で待っている主旨の内容を送信します。一方、夏目から連絡が来ていることを知らない瑛太は、陽斗とメッセージのやり取りを行なっており、その後、陽斗との最後の勝負に挑むべく、高校のグラウンドへ向かいます。

最終回のネタバレ結末⑩最後の勝負

その頃、表情を曇らせながら帰路につく小宮は、ふと立ち止まり、瑛太と陽斗の最後の勝負を見守っていました。瑛太は、快音を響かせながら、ホームランを打ち上げ、2人の勝負を観ていた小宮の表情も、しだいに明るくなりました。その後、瑛太は、夏目のメッセージにようやく気が付き、約束の場所へ走って向かうも、そこには夏目の姿はありませんでした。

瑛太が、約束の場所に向かっている間、告白の勇気を胸に秘めて、瑛太の訪れを待ち続けた夏目でしたが、カラオケで会う約束をしていた友達の催促を受けて、その場を去っていました。

最終回のネタバレ結末⑪新生活

場面は、卒業から1ヶ月後へと進み、兵庫の大学に進学した葉月は、陽斗と連絡を取り合っていました。陽斗は、家庭の事情で就職を余儀なくされていたが、職場では良い先輩たちに恵まれて、楽しい日々を送っていることが示唆されています。また、葉月も吹奏楽を通じて新しい友達が出来、充実した大学生活を謳歌していました。

一方、3年生となった小宮は、卒業後の進路を「東芸大」に定めます。東芸大の難易度は東大を上回る狭き門であり、東芸大一本で勝負する小宮の意気込みに、顧問の渡辺先生は頭を悩ませます。そして、清水と山口も小宮と同様に、第1志望校に「東芸大」を選び、写真部・3人の大勝負がはじまりました。

最終回のネタバレ結末⑫一か月後の再会

上叡大学に通い始めた瑛太は、夏目が自分と同じ大学に通っていることに気付いておらず、卒業から一ヵ月がたちました。一方、2人の大学が同じだったことを知る陽斗と葉月は、瑛太が夏目の存在に気が付くまで黙っていることを約束し、瑛太に夏目の存在を内緒にします。そして、夏目との約束に遅れる主旨を書いたメッセージは、卒業から一ヵ月がたっても「未読」のままでした。

そんなある日、ふとスマホ画面を確認した瑛太は、夏目へのメッセージ欄に「既読」が付いたことに気が付き、意を決して夏目に連絡を入れます。すると、すぐに夏目の方から返信が来て、瑛太はその場でメッセージのやり取りを始めます。そして、夏目が翠山学院大学へ進学したと思い込んでいた瑛太の前に、夏目が姿を現します。

最終回のネタバレ結末⑬告白

その後、夏目が瑛太を追って上叡大学に進学していたことを知った瑛太は、あたらめて夏目に告白します。同時に、夏目も瑛太に想いを伝え、お互いに歩み寄ります。それぞれが新生活や新たな挑戦に燃える一方で、数々のすれ違いを経てきた瑛太・夏目の新たな恋も始まろうとしていました。

Just Because!の原作小説とアニメを比較

アニメ「Just Because!」には、原作小説も執筆されており、ストーリー構成からアニメ版より、あっさりした展開で、読みやすい内容だったとの感想が寄せられています。以下では、「Just Because!」の原作小説とアニメ版のストーリーをネタバレを交えながら比較します。

実はアニメ脚本がオリジナル

アニメ版と並行して原作小説版も発表された「Just Because!」について、制作順序から追うと、鴨田志田一さんのアニメ脚本が先に執筆されています。そして、原作小説版は、アニメ開始後に雑誌「ダ・ヴィンチ」にて連載が開始され、アニメ版のスピンオフ作品に位置づけられるでしょう。

アニメと小説の違いは視点

アニメ版「Just Because!」では、転校生・泉瑛太を軸に、夏目美緒・森川葉月・相馬陽斗・小宮恵那の視点でストーリー展開される群像劇でした。一方、瑛太と夏目の視点でストーリーが構成された原作小説版「Just Because!」では、適度なボリュームとスピード感を重視した展開と、小説版オリジナルストーリーが見どころです。このように、アニメと原作小説との違いは、物語の視点が指摘されます。

小説はあっさり読める

登場人物たちの心理描写が巧みに表現されたアニメ版「Just Because!」と比べて、原作小説版は、主軸が瑛太と夏目に絞られたため、密度の濃いアニメ版のファンには、物足りなさを感じるでしょう。しかし、あっさりした作風の原作小説「Just Because!」は、活字が苦手な方でも読みやすい、テンポの良さがおすすめポイントです。

アニメは後半の展開が面白い

「Just Because!」のアニメ後半は、小説版で執筆されなかったオリジナル展開が多く登場します。原作小説では、脇役として描かれた小宮・陽斗・葉月の行く末について、アニメ版ではどのような結末を迎えるのか、小説・アニメを比較しながら楽しめることも、「Just Because!」の魅力でしょう。

Just Because!の最終回の未読の一ヵ月を考察

「Just Because!」の最終回終盤では、卒業式での夏目と瑛太のすれ違いから、一ヵ月に及ぶ未読スルーから「既読」が付くまでの間が描かれておらず、空白の期間となっています。以下では、アニメ「Just Because!」の最終回で描かれなかった未読の一ヵ月について、ストーリーのネタバレを交えながら考察しました。

夏目の大学を知らなかった瑛太

センター試験での出来事をきっかけに瑛太を意識し始めた夏目は、追うように受験校を上叡大学に変え、見事合格を果たします。一方、夏目が自分と同じ大学を受験していたことを知らない瑛太も、夏目の志望校だった翠山学院大学を受験をうけました。一時はすれ違いが生じたにも思えた矢先、瑛太の不合格により、夏目と同じ大学に通うことが自動的に確定しました。

しかし、幾度と生じたすれ違いや、2人の恋模様を知る陽斗や葉月たち。周囲の人間の思惑により、瑛太は、夏目の進学先を知らされていませんでした。そして、卒業から1ヶ月後、偶然、メッセージアプリで夏目からの既読を確認したことで、ようやく再開を果たし、夏目の進学先を知る事となりました。

瑛太が遅れた理由

夏目との約束に瑛太が遅れた理由は、陽斗との勝負と、夏目との恋が成就するようにと願掛けを行なっていたからです。かつて、葉月への告白の前に、瑛太は、陽斗のホームラン願掛けを手伝っており、結果、条件付きで葉月と付き合うことができました。そして、今回は、陽斗の願掛けに倣って、瑛太も恋の成就とかつて夏目が恋心を寄せていた陽斗に対する勝負の意味も込めて、ホームランを打ちます。

一方、瑛太が願掛けを行なっていることを知らない夏目は、既読がつかないメッセージを眺めながら約束の場所で待ち続けていました。しかし、瑛太が夏目からの連絡に気付き、中学校の裏へ向かった時には、夏目は友達の催促を受けてカラオケへと向かってしまい、2人はすれ違いとなります。

夏目が一ヵ月未読だった理由

夏目が一ヵ月未読だった理由は、告白を予定していたにも関わらず、瑛太が夏目からの連絡に気付くことが遅かったことや、確認が遅れたことで、夏目の告白のタイミングが奪われたことに対する、瑛太への仕返しだったと考察されます。そして、夏目が翠山学院大学に進学したと思い込んでいる瑛太も、夏目と再会することはないと考え、一ヵ月に及ぶ未読スルーを気に留めていなかったでしょう。

意地を張り続けた2人

アニメ「Just Because!」の終盤に描かれた未読の一ヵ月には、2人の意地が見え隠れしているでしょう。瑛太は、受験校の不合格を機に夏目に対する恋心を諦め、上叡大学に進学したことを知らない瑛太に対して、未読スルーで仕返しをした夏目の姿からは、恋の不器用な2人を感じさせます。

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Just Because!のキャラクターを紹介

受験と恋に悩む高校生の日常を描いたアニメ「Just Because!」は、ストーリーだけでなく、個性的なキャラクターの登場にも注目が集まりました。以下では、女の子キャラが可愛いとの感想も多く寄せられた「Just Because!」の登場キャラクターを、作品のネタバレを交えながら紹介します。

キャラクター①泉 瑛太

学ランが印象的な泉瑛太は、父親の転勤に伴い、4年ぶりに福岡から神奈川へ戻ってきた季節外れの転校生です。本編開始時点で、上叡大学へ推薦入学を決めており、卒業まで数ヶ月だったことから、高校では、転校前の制服の着用と自習室登校が認められていました。中学時代の同級生である夏目に恋心を寄せていたが、当初は、過去のことを振り切り、彼女との関係を諦めていました。

しかし、短い高校生活を送るなかで、夏目に対する恋心を育ませた瑛太は、夏目が当初、進学先に挙げていた翠山学院大学へ進路変更し、夏目を追うように受験に挑みます。しかし、翠山学院大学は不合格に終わり、卒業式当日に、夏目との約束を破ったことを受けて一ヵ月に及ぶ未読スルーを受けます。しかし、夏目の「既読」をきっかけに夏目との再会を果たし、同時に夏目が上叡大学に進学していたことを知ります。

キャラクター②夏目 美緒

「Just Because!」のヒロイン・夏目 美緒は、瑛太の中学時代のクラスメイトで、当初は、姉の進学先である翠山学院大学を目指し、日々猛勉強に励んでしました。陽斗に想いを寄せつつも、葉月との関係を知り陽斗との関係に区切りをつけます。その後、センター試験でのアクシデントをきっかけに、瑛太のことを気にするようになります。

その後、瑛太には内緒で進路を上叡大学へ変更し、合格したら瑛太に告白する決意を固め受験に挑みます。しかし、受験には合格できたものの、卒業式当日は、度重なるすれ違いの末、告白ができないまま終わりました。一ヵ月後、上叡大学へ進学したことを知らなかった瑛太と再会を果たし、ようやく想いを伝えることが叶いました。

キャラクター③相馬 陽斗

相馬 陽斗は、瑛太の中学時代の親友の元野球部です。瑛太とは、転校後すぐに連絡が途絶えてしまっていたが、片思いの相手・葉月に告白する願掛けをしていた時に瑛太と再会し、かつての仲を取り戻しました。経済的な理由から、卒業後は就職が決まっており、葉月との仲は、お互いの生活が落ち着いたら付き合うことを約束しています。

キャラクター④石垣 陸生

陽斗のチームメイトで、猿渡順平と共に陽斗の願掛けを手伝っていた石垣陸生は、文武両道に優れる一方、母子家庭で進学ができない陽斗を気遣った発言をするなど、気配りにも長けた生真面目な性格の持ち主です。

キャラクター⑤小宮 恵那

謎の転校生・瑛太に恋心を寄せていた小宮恵那は、写真部所属の2年生で、コンクールでの受賞と部の存続をかけて、瑛太を被写体にした写真の出展を瑛太に懇願します。後に瑛太に片思いをし、瑛太の受験前に告白をします。そして、卒業式当日には、コンクールの受賞と写真部の存続を報告、瑛太から返事を受けた後は、失恋から部室で1人号泣します。部活では「EOS 7D Mark Ⅱ」のカメラを使用しています。

キャラクター⑥森山 葉月

元吹奏楽部の森山葉月は、陽斗が想いを寄せる女子生徒で、卒業後は兵庫の大学へ進学を決めていました。4人兄弟の長女で、引退後も部活の後輩を気にかけるなど、面倒見の良い性格です。陽斗に告白され、卒業後は遠距離恋愛となることを理由に断るも、大学生活が落ち着いたことを条件に、付き合う約束をしました。

キャラクター⑦鈴木 桃花

ショートカットと眼鏡が特徴の鈴木 桃花は、夏目の友人で、早苗・真由子と行動を共にしています。夏目と陽斗との恋を密かに応援しており、陽斗と葉月の関係を知ってからは、葉月に対して対抗心を燃やしています。また、葉月とは接点がないことから「吹奏楽部の」などと呼んでいます。卒業後は、ファッション系の専門学校へ進学を決めています。

キャラクター⑧乾 依子

葉月の親友・乾依子は、葉月と陽斗の仲が成就することを願っており、最終回では、2人のツーショット写真を撮るなど、お膳立てをしています。卒業後は、陸上推薦を受けて合格した大学に進み、陸上を続けていることが示唆されています。

キャラクター⑨佐藤 真由子

派手な印象が強い佐藤真由子は、夏目の友人の1人で、桃花と同様に葉月のことを「吹奏楽部の」等と呼んでいます。夏目と陽斗の恋を応援する立場として、葉月のことを好意的に思っておらず、物事をハッキリさせる性格ゆえに、葉月のことを「地味な子」と評しています。

キャラクター⑩山口 薫

山口薫は、写真部部員の2年生で、清水徹とは共に撮り鉄という共通点から、よく清水の愚痴を聞いてあげています。写真部の存続が決定した3年時には、部長・小宮や清水と共に、東芸大を第一志望校に選んだことが示唆されています。

キャラクター⑪清水 徹

写真部員で撮り鉄の清水徹は、当初は写真部の廃部決定の肯定派でありながら、最終回で写真部の危機を救ったカメラマンです。部活では、部長の小宮に振り回されつつも、密かに小宮の写真を隠し撮りしており、瑛太を撮影する小宮を隠し撮りした写真「シャッターチャンス2」が、コンクールで金賞に輝き、写真部の廃部を撤回させました。終盤では、小宮・山口と共に東芸大合格に挑みます。

キャラクター⑫高橋 早苗

夏目の友人で、同じ予備校に通う高橋早苗は、桃花と真由子の4人でいることが多い女子生徒です。夏目の片思いや陽斗と葉月の仲を理解しているものの、自身は中立的な立場を保っており、葉月を快く思わない桃花や真由子とは異なる姿勢を見せています。

キャラクター⑬渡辺先生

夏目と陽斗の担任教師・渡辺先生は、現代文Bを担当しながら、写真部の顧問を務める教師です。写真部の廃部についても、当初は仕方がないと考えつつも、部員・清水の活躍を受けて写真部の存続に尽力しました。寛容な人柄から生徒たちから「ベンさん」と慕われつつも、終盤では、写真部員・3人の進路希望先について、頭を悩ませる姿が描かれました。

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Just Because!の最終回に関する感想や評価は?

「Just Because!」に関する感想や評価を紹介・イメージ画像

高校生のありふれた日常でありながら、どこか懐かしさを感じさせる「Just Because!」は多くのアニメファンの共感を呼び、2017年冬アニメの注目作品とありました。以下では、アニメ「Just Because!」の最終回に関する感想や評価を、ストーリーのネタバレを含めながら紹介します。

感想1:アニメファン一押しの作品

2017年冬に放送され、アニメファンから絶大な人気を誇った「Just Because! 」でしたが、TOKYO MXをはじめ、一部の地域を除いた放送だったことや、漫画原作ではない完全オリジナルアニメだった点から、視聴者が少ないとも言われています。しかし、知名度は低かったものの、受験と卒業を迎えた高校3年生の恋愛模様は、他の作品にも劣らない感動のストーリーだったと、前向きな感想も多く寄せられた名作アニメです。

感想2:小宮恵那の恋を応援

アニメ「Just Because! 」では、瑛太を写真の被写体から恋愛対象へと意識を変えていった、写真部の小宮恵那にも多くの注目が集まりました。最終回ネタバレで紹介したように、片思いで終わった小宮の儚い恋は、原作小説ではあっさりと描かれた一方で、アニメ版では、失恋をバネに新たな挑戦を掲げる小宮の前向きな姿が加えられています。

感想3:共感ポイントの多さがJust Because!の魅力

多くのアニメファンを虜にした「Just Because!」は、高校生の恋愛模様だけでなく、視聴者の共感ポイントの多さも、ファンを夢中にさせた要因でしょう。一部のファンからは、「Just Because!」の再放送やなつかしさを感じたとの感想も多く見られます。また、「Just Because!」は、アニメだけでなく、原作小説も注目されており、ファンを惹きつけてやまないでしょう。

感想4:感動の最終回でロスに陥る

アニメファンから絶大な人気を誇っていた「Just Because!」の最終回の放送後、SNS上ではJust Because!の放送終了を惜しむ感想が寄せられ、ロス現象を巻き起こしました。アニメで描かれた個性的な登場人物たちの細やかな心理描写は、原作小説では表現し切れない奥深さや、思い入れを生み出したでしょう。

感想5:回を追うごとに引き込まれていく

高校生の爽やかな恋模様を描いた「Just Because!」は、アニメや声優ファンだけでなく、これまでアニメに興味の無かった視聴者からも作品を絶賛する感想が寄せられています。回を重ねるごとに引き込まれていく独特の世界観や、最後まで目が離せない予測不能な展開など、アニメ「Just Because!」は、大人をも虜にしてしまう魅力に富んだおすすめ作品です。

感想6:聖地巡礼もおすすめ

アニメ「Just Because!」は、アニメ視聴だけでなく、作中に登場した舞台を巡る聖地巡礼を楽しむファンも多く見られます。神奈川県を舞台にした「Just Because!」の聖地巡礼は、交通アクセスの良さから、聖地巡礼を行ないたいアニメファンにおすすめのスポットです。

「Just Because!」公式サイト

Just Because!の最終回の結末・感想まとめ

アニメ「Just Because!」の最終回の結末ネタバレを始め、原作小説とアニメ版の違い、未読の一ヵ月のネタバレ考察、登場キャラクターの紹介、作品に関する感想や評価をネタバレを交えながら紹介しました。受験と卒業を控えた高校生活・最後の冬を舞台に、なにげない日常の中で自分の運命を大きく変えていった主人公たちの奮闘を、アニメを通じて感じてみませんか?

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