【ビースターズ】レゴシはハイイロオオカミの心優しき主人公!ハルとの関係は?

BEASTARS(ビースターズ)は、週刊少年チャンピオンにて連載中の、話題の少年漫画です。2019年にはテレビアニメ化も果たした人気作・BEASTARS(ビースターズ)。ここでは、そんなBEASTARS(ビースターズ)に登場する主人公・ハイイロオオカミのレゴシというキャラクターについて、詳しく掘り下げて紹介していきます。ビースターズの主人公・レゴシとハルとの気になる関係や、その他のゴウヒンやルイ等のキャラクターとの関係も詳しくまとめていきます。

【ビースターズ】レゴシはハイイロオオカミの心優しき主人公!ハルとの関係は?のイメージ

目次

  1. レゴシはハイイロオオカミの心優しき主人公
  2. レゴシとハルとの関係は?
  3. レゴシの一族は特殊?
  4. レゴシとルイの関係
  5. レゴシに関する感想や評価は?
  6. レゴシはハイイロオオカミの心優しき主人公まとめ

レゴシはハイイロオオカミの心優しき主人公

ビースターズ(BEASTARS)の作品情報

レゴシは、今注目の作品・BEASTARS(ビースターズ)に登場する、心優しきハイイロオオカミの青年です。BEASTARS(ビースターズ)の主人公であるレゴシについて詳しく紹介する前に、BEASTARS(ビースターズ)の作品情報を紹介していきます。

ビースターズ(BEASTARS)の概要

ビースターズとは、週刊少年チャンピオンにて連載中の漫画作品です。2016年の41号から連載を開始したビースターズ。作者は板垣巴留(いたがきぱる)です。ビースターズの単行本は、2019年10月時点で15巻まで刊行されており、人気を集めています。ビースターズのジャンルは、主人公達が動物のキャラクターである為、典型的な動物漫画とされています。しかし、作者板垣巴留により、独特のアレンジが加わっているのが特徴です。

ビースターズは、板垣巴留の前作である、BEAST COMPLEX(ビーストコンプレックス)を下敷きとして描かれています。ビートコンプレックスの時点では、二足歩行の動物キャラクター達の人間ドラマが特徴でしたが、ビースターズではこの作品を基として、少年漫画を意識してストーリーが描かれています。ビースターズは注目度の高い作品であり、「このマンガがすごい!2018」のオトコ編で第2位を獲得しています。

ビースターズは、このマンガがすごい!以外にも、第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞・第42回講談社漫画賞少年部門を受賞・マンガ大賞2018・第22回手塚治虫文化賞新生賞などの漫画賞を受賞している作品です。2019年10月からは、オレンジ制作によるテレビアニメ版も放送されています。数々の漫画賞を受賞し、テレビアニメ化もされているビースターズは、今話題の少年漫画なのです。

ビースターズ(BEASTARS)のあらすじ

主人公レゴシが活躍するビースターズのあらすじを紹介していきます。ビースターズの世界では、肉食獣と草食獣が共存しています。そんな世界で、主人公レゴシはチェリートン学園に通っている青年です。チェリートン学園の演劇部員であるレゴシ。ビースターズでは、そんなレゴシとその他多くの動物たちとの、青春群像劇が描かれていきます。レゴシが通うチェリートン学園で、ある日食肉事件が起こってしまいます。

チェリートン学園の生徒の一人であるアルパカのテムが何者かのよって食べられてしまったのです。ビースターズの世界では、食肉は禁忌です。警察の捜査によれば、犯人は肉食獣であるとの事。草食獣は肉食獣を恐れるようになり、チェリートン学園内では喧騒が広がっていきます。同じ演劇部であったハイイロオオミのレゴシにも疑いがかけられてしまいます。結局犯人は捕まらないまま、学園内は日常を取り戻していきました。

チェリートン学園の演劇部では、伝統の演目を演じる新歓公演を控えていました。役者のテムが死亡してしまったため、代役を立てた演劇部。しかし、本番まで時間がありません。そこでレゴシ達演劇部の面々は稽古の為、校則違反ではありますが夜間の体育館へ侵入しました。見張り役として外にいたレゴシは、夜中にある一人の雌ウサギと遭遇してしまうのでした。

レゴシのプロフィール

ビースターズ(BEASTARS)の主人公・レゴシのプロフィールを紹介していきます。レゴシはチェリートン学園高等部の二年生であり、17歳の青年です。4月9日生まれで血液型はO型。身長185㎝、体重71㎏と大柄なハイイロオオミです。演劇部の部員であり、美術チームで照明を担当しています。昆虫と天気予報が好きだという、非常に穏やかな性格をしています。

レゴシは食肉目イヌ科最大のハイイロオオカミです。そんなレゴシは相手の戦闘力を瞬時に分析することが出来ます。レゴシ自身もハイイロオオミとして十分なパワーを持っているキャラクターです。しかし、そんな力を持っているレゴシは戦闘を避けたがっており、敢えて自信を弱く演じ無害であろうとしているのでした。

レゴシの名前の由来

ビースターズの主人公・レゴシの名前の由来は、ベラ・ルゴシから来ていると言われています。ビースターズの作者である板垣巴留は、幼少期にドラキュラを演じているベラ・ルゴシを見て衝撃を受けたと話しています。ベラ・ルゴシから強いインパクトを与えられた板垣巴留。妖艶な響きで美しく、強そうな名前だという事で、ベラ・ルゴシから主人公レゴシの名前をとったとされています。

レゴシの親友

レゴシの親友で良き理解者なのが、ラブラドールレトリバーのジャックです。レゴシの幼馴染・ジャックは、レゴシが見せる奇妙な行動にも理解を示し、いつでも見方でいてくれる存在です。ラブラドールレトリバーのジャックはレゴシと同じイヌ科ではありますが、品種改良されている為、闘争心を抑えることが出来ます。また、非常に知能が高く、学力もトップクラスの優秀な青年です。

幼馴染で親友同士となっているレゴシとジャック。実はジャックは幼少期に知能が高い事を「つくりもの」だとしていじめられていたのです。その為、ハイイロオオカミであるレゴシは「本物」だと、嫉妬していたジャック。レゴシと本気で喧嘩をした後、「レゴシは変な奴だから」と、もっと話さないと分からないのだと、レゴシを遊びに誘うようになります。誤解を受けやすいレゴシを、誰よりも理解しようとしたのがジャックでした。

レゴシはゴウヒンの弟子

レゴシはドワーフウサギのハルとの出会いで、彼女に対する感情と自分の本能とに悩んでいく事になります。そんなレゴシはゴウヒンに弟子入りしています。ゴウヒンは、自称裏市の番人であり、心療内科医をしています。裏市で十数年前から活動しているゴウヒン。草食獣を手にかけてしまった肉食獣を捕まえては、カウンセリングを行っています。ゴウヒンはレゴシを前科者と間違えていました。

ゴウヒンはクマですがパンダなので、肉を食べなくても肉食獣と戦えるほどのパワーを持っているキャラクターです。前科を持つ肉食獣のカウンセリングもしている為、レゴシは自分の悩みを解決しようとゴウヒンに弟子入りしたのでした。ゴウヒンとの修行は、夜な夜な座禅を組むといったものでした。

その結果、ハイイロオオカミのレゴシは何と300㎏もあった顎の力を失ったのです。ゴウヒンとの修行で顎の力を失ったレゴシ。これは食肉の必要がなくなったという事であり、その力は四肢に分散され、しなやかな手足を手に入れたのでした。

TVアニメ「BEASTARS ビースターズ」

レゴシとハルとの関係は?

初対面でハルを襲ったレゴシ

ビースターズに登場するドワーフウサギのハル。ハルとレゴシとの関係を紹介していきます。レゴシがハルと出会ったのは、演劇部が体育館に侵入していた夜の事です。暗闇で動いているハルの影と草食獣の匂いに、レゴシの本能が刺激されてしまいます。ハルに飛び掛かってしまったレゴシでしたが、その瞬間にゾーイに呼ばれ我に返ります。ハルを逃がして事なきを得たレゴシ。この事をきっかけにレゴシは自分の本能と戦う事になります。

ハルはレゴシの恋の相手

初対面でハルを襲ってしまったレゴシでしたが、レゴシは後にハルに恋をしてしまいます。レゴシの想い人ハルですが、ごく一般的なウサギ家庭の生まれのドワーフウサギです。しかし、10歳頃から周りから向けられる同情のまなざしをコンプレックスに感じていました。ハルは高等部三年生の18歳で、園芸部の部員です。ある日花を貰いに来たレゴシに手伝いをして貰えたため、お礼にと食事に誘っていました。

ハルのために本能と闘う

ハルに恋をしたレゴシでしたが、初対面で彼女を襲ってしまった事で、自分の本能とハルへの気持ちとに悩んでいく事になります。ハルの為に自分の本能と闘う決意をしたレゴシは、ゴウヒンに弟子入りすることになります。

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レゴシの一族は特殊?

異種の祖父を持つレゴシ

実は、レゴシは異種の祖父を持っているのです。ビースターズの世界観の中では、異種間での恋愛は学生時代に楽しんでおくものであり、結婚するのは同種同士が常識なのです。そんなビースターズの世界の中で、レゴシの一族は少し特殊です。レゴシの祖父・ゴーシャはコモドオオトカゲであり、哺乳類と爬虫類が結婚した珍しい一族です。

レゴシが夜中にハルと出会った時、本能を刺激されて彼女を襲ってしまいます。その時にトカゲのような影が現れているのですが、レゴシの祖父がコモドオオトカゲである事の伏線となっていたのでした。

12歳で母を亡くす

レゴシは12歳で母親を亡くしています。レゴシが12歳の時、母親は自殺してしまったのでした。母親の葬式で、レゴシの祖父・ゴーシャは優しく言葉をかけてくれます。母を失ったレゴシに、一緒に暮らそうと提案してくれたゴーシャ。しかし、レゴシはゴーシャに対し、「母さんが自殺したのは…」と言って傷つけてしまったのでした。

祖父とレゴシの関係

母親の葬式での出来事で、レゴシと祖父・ゴーシャは疎遠になっていました。5年間も連絡を取っていなかったレゴシとゴーシャ。レゴシは葬式で祖父にかけてしまった言葉を後悔しているのでした。ゴウヒンに弟子入りしていたレゴシは、ゴウヒンの仕事を手伝った報酬をゴーシャに仕送りすることにします。祖父に電話をかけるのを躊躇するレゴシでしたが、電話を受けた祖父の声を聴いて彼に歩み寄ろうという気持ちになるのでした。

5年間も連絡を取っておらず、その間に声変わりもしているレゴシ。しかし、ゴーシャはレゴシの声を聴いて、すぐに彼の事に気が付いたのでした。祖父が異種で爬虫類である事に、偏見を捨てられなかったレゴシ。しかし、レゴシの優しさは祖父から受け継いだ性格であり、純血の狼にはないものです。レゴシは祖父ゴーシャに偏見を持っていた事を悔いて歩み寄ろうとしていきます。

レゴシとルイの関係

ルイは尊敬する先輩

ルイはチェリートン学園の演劇部の花形役者であり、カリスマ性も兼ね備えたアカシカです。草食獣でありながら気高くかっこいいルイは、レゴシにとって尊敬する先輩です。次期ビースターとも言われているルイ。レゴシは草食獣であるルイが強さを持っていることに意味があると、彼を尊敬しています。

レゴシとルイは恋のライバル

レゴシとルイは恋のライバルでもあります。寡黙で内気な性格のレゴシですが、そんな彼が「ハルはオレが貰う」と宣言した事もありました。ハルを巡って争う恋のライバルでもあるレゴシとルイですが、二人は強い絆で繋がってもいるのです。

レゴシに足を食べさせたルイ

レゴシがテムを食べた犯人・リズと決闘した時、ルイは自らの足をレゴシに食べさせています。リズとの戦いで重傷を負ったレゴシ。ルイの足を食べる事で力を得ることが出来たレゴシは、リズに無事勝利することが出来ました。ルイは幼いころに生餌として売られており、忌まわしい過去を象徴する刺青が足に入っていました。ルイにとってレゴシに足を食べさせることは、過去との決別でもあったのです。

レゴシがルイの足を食べた事は、二人の深い絆がさせた行動であり、同意の上での事でした。しかし、禁忌である食肉をしてしまったレゴシは、チェリートン学園を去ることになってしまいます。心優しいレゴシは様々な動機をもとに、闘い続けていく事になります。

レゴシに関する感想や評価は?

ビースターズの主人公・レゴシに関する感想や評価をいくつか紹介していきます。レゴシに関しての感想では、彼が見せる仕草が可愛いといった感想が多いです。ハイイロオオカミのレゴシは強さも持っていますが、心優しく気弱な性格でもあります。そんなレゴシの持っているギャップと、嬉しいと尻尾が揺れる仕草などは、とても可愛いと多くのファンから評価されています。

ハイイロオオカミでありながら、草食獣のウサギ・ハルを好きになってしまったレゴシ。その恋心は一途そのものです。小柄なハルに比べてとても大きなハイイロオオカミのレゴシ。ハルと目線を合わせるために尻尾が汚れても構わないというレゴシは、とてもイケメンなキャラクターだと評価されています。

ビースターズの主人公・レゴシに関しては、カッコいいという感想も多くなっています。ハルの為に自分の本能と戦ったレゴシ。気弱で自分に自信が持てないレゴシでしたが、ハイイロオオカミらしい強さも持っています。レゴシはかっこいい主人公としても高評価を得ているキャラクターです。

レゴシはハイイロオオカミの心優しき主人公まとめ

今話題の人気漫画・ビースターズの主人公・レゴシについての様々な情報をまとめました。レゴシはハイイロオオカミの心優しい青年で、ドワーフウサギのハルに恋しています。ハルの為に自分の本能と闘うレゴシ。そんな彼と、ゴウヒンやルイなど他のキャラクターとの関係も詳しく紹介しています。是非ビースターズをチェックして、かっこよくて優しいレゴシの魅力に注目してみてください。

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