【スタミュ】天花寺翔はかっこかわいい梨園の貴公子！名言「野暮助」も紹介

「スタミュ-高校星歌劇-」では、ミュージカルスターを目指す高校生の姿が描かれています。今回はそんな「スタミュ」に登場する天花寺翔というキャラクターについて詳しく解説をしていきます。天花寺翔は、梨園の貴公子とも呼ばれていました。そんな天花寺翔の口癖・野暮助や名言、かっこいい&可愛い登場シーン、声優情報などを紹介していき、天花寺翔の魅力に迫っていきます。

天花寺翔は2015年から放送がスタートした「スタミュ-高校星歌劇-」の主要キャラクターでした。そんな天花寺翔のかっこいい&かわいいシーンや名言について解説をしていく前に、ここからは天花寺翔も登場する「スタミュ」の作品概要とあらすじを解説していきます。

「スタミュ」は、2014年の秋に制作が発表されたアニメでした。NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンが企画をし、C-Stationによって制作されたオリジナルアニメ作品です。当初「ハイスクールスター・ミュージカル」というタイトルがつけられていましたが、後に「スタミュ」に変更されています。さらに、「スタミュ」を放送するにあたり、公式ファンクラブである「星箱(ショウ・ケース)」が発足しています。

スタミュの第1期放送は、2015年10月から同年12月でした。2016年には第1期のその後のエピソードを描いたOVAが発売されています。2017年に第2期、2019年からは第3期が放映されています。また2018年には「スタミュ in ハロウィン」というOVAも発売されていました。登場キャラクターの行動には誰かを恨んだり、人のせいにしたりしないよう心がけているようで、出来るだけプラスな一面を描くように構成されています。

舞台となるのは音楽芸能分野では名門校とも呼ばれている綾薙学園でした。主人公である星谷は中学生の頃綾薙学園の生徒が雨の中無人のステージでミュージカルを演じている姿を見てから、綾薙学園に憧れていました。星谷は、綾薙学園ミュージカル学科を目指します。入学後も激しい戦いの続くミュージカル学科は花形コースとも言われていました。ミュージカル学科に入るためには、華桜会が選ぶスター枠に入るのが1番の近道です。

華桜会は、ミュージカル学科3年生でも特に成績優秀な生徒が集められていました。星谷は、そんな華桜会の一人である鳳樹からスター枠の指名を受けます。星谷の他にも那雪、月皇、空閑愁、天花寺翔が鳳から選ばれ5人は「team鳳」としてミュージカル科を目指していくことになります。星谷は素人同然の実力でしたが、他のメンバーには才能がありました。しかし才能があるにもかかわらずそれぞれ問題をチームとして中々纏まりません。

「team鳳」はスター枠の生徒の中でも落ちこぼれと言われるようになってしまいました。しかし、星谷の前向きさを動力にして5人は少しずつ纏まり始めます。ようやくチームとして纏まり出した「team鳳」ですが、同じくスター枠の生徒であり華桜会の首席・柊翼によって指名を受けた「team柊」との実力差は歴然でした。星谷は実力差に焦りますが仲間から支えられ星谷をチームのリーダーに「team鳳」は再スタートします。

「team鳳」は第二次選考で、鳳の提案によって他とは違うものを取り入れることにしました。衣装問題という壁に突き当たるものの、「team鳳」は公演を迎えます。しかし、鳳の提案によって変更した「アヤナギ・ショウ・タイム」のアレンジが問題視されてしまいました。ピンチに立たされた「team鳳」ですが、鳳は問題とされることも予想に入れていたようで、「team鳳」は多くの学園の生徒を味方につけピンチを脱します。

こうして「team鳳」は無事に第二次選考を生き残りました。最終選考は綾薙学園で行われる綾薙祭です。チームのメンバーは、最終選考も突破しミュージカル学科に入ろうとより一層努力をしていくようになります。一方その頃華桜会では、鳳を排除しようと暁が動き始めていました。暁は、鳳が主席である柊を脅かしかねないと考えたようです。同じ華桜会のメンバーを巻き込み、暁は柊に鳳の華桜会脱退を提案しました。

「スタミュ」の登場キャラクターである天花寺翔のプロフィールを解説していきます。天花寺翔は、綾薙学園高等部声楽科に通っている一年生でした。主人公である星谷と同じく華桜会のメンバー、鳳に指名されスター枠として育成されます。実家は歌舞伎の名門で、梨園の貴公子とも呼ばれていました。そんな天花寺翔の口癖は野暮助というもので自分の実力や才能にかなり自信を持つ俺様タイプなキャラクターでした。

天花寺翔は、年上であろうと自分より実力がないと見なせば見下す傾向にあります。協調性に欠けている一面があり、初めはチームと馴染もうとしませんでした。野暮助の他にも、歌舞伎用語を口にすることがよくあり歌舞伎の分野を活かして演出をすることもありました。幼い頃から大人に囲まれ育っているため、星谷と友達になる前は一人も友達がいなかったようです。庶民の生活に疎く、放課後の買い食いや合宿を楽しんでいました。

天花寺翔は、「スタミュ」内で様々な名言を残しています。口癖である野暮助が絡んだ名言もいくつか登場しました。ここからは「スタミュ」に登場した天花寺翔の名言について詳しく解説をしていきます。

「スタミュ」に登場するキャラクター・天花寺翔の名言の一つとして、「邪魔だ、野暮助」というものもありました。こちらの名言は、口癖である野暮助も絡んだ名言です。綾薙学園に入学当初、派手な容姿やオーラのせいか天花寺翔は先輩から様々な勧誘を受けます。しかし、そんな先輩に対して物怖じすることなくこのセリフを放っていました。年上であろうと実力がなければ見下すという天花寺翔の性格が表れている名言でした。

天花寺翔の名言として、「生まれ直してこい野暮助」というセリフも挙げられていました。こちらの名言にも口癖である野暮助が使用されています。こちらのセリフは、綾薙学園の教師に対して放たれたセリフだったようです。幼い頃から歌舞伎の世界で育ち、梨園の貴公子として実力を磨いてきた天花寺翔は入科オーディションの担当教師にも物怖じしません。自分の才能と実力に自信を持つ天花寺翔の性格がよく表れている名言でした。

名言にも登場した通り、天花寺翔は「野暮助」という単語をよく口にしています。目下と見なした人間に対してよく使用しているようでした。梨園の貴公子らしく、乱暴に罵るのではなく上品に罵っている点がファンの間でも好評だったようです。

天花寺翔は「スタミュ」で「team鳳」のメンバーとして登場するキャラクターです。主人公である星谷と同じチームのメンバーとして活動していくため、各話で必ず登場していました。天花寺翔の登場シーンはかっこいいともかわいいとも言われています。ここからはそんな天花寺翔のかっこいい&かわいい登場シーンを各話ごとに詳しく解説していきます。

第一幕で天花寺翔は先輩から勧誘を受けます。しかし、「邪魔だ、野暮助が」と取り合いません。その後入学式では、話している星谷と那雪に対して舌打ちを披露しています。苛立っている天花寺翔もかっこいいとファンの間では好評だったようです。その後、記者にインタビューされるも「協会を通せ」と相手にしません。梨園の貴公子らしい対応が描かれていました。しかし、華桜会に慢心した姿を見られオーディション落ちします。

歌舞伎の名家の生まれとして、スター候補生でもあった天花寺翔ですが性格に難があるとされてしまいました。綾薙学園の寮は通常二人で一部屋ですが、天花寺翔は一人で部屋を使用しているようです。寮で過ごしているかわいい姿も第1話では描かれていました。

天花寺翔の第2話の登場シーンを紹介していきます。第2話ではついに「team鳳」が始動しました。稽古も始まり天花寺翔の稽古着姿もお披露目されます。天花寺翔の稽古着姿は髪色と同じく赤いTシャツでした。乱暴ながらも丁寧に、稽古の開始時間について解説をしています。しかし、自分と才能のない一般人が並ぶのが嫌なようで指導してくれる鳳に向かって「ここに場違いな奴がいる」という発言をしていました。

しかし、鳳はそんな天花寺翔の発言を聞いて「それって君のこと？」と返しています。この鳳の返しに、天花寺翔は珍しく慌てて動揺した姿が描かれていました。クールな姿ばかりが描かれていた天花寺翔ですが、鳳の発言に慌てている姿はギャップがあってかわいいと言われていました。その後第2話の終盤では、鳳の元を訪れ星谷を外すように直訴しています。

第3話のかっこいい&かわいい天花寺翔の登場シーンを解説していきます。第2話の終盤で鳳に星谷を外すように直訴しましたが断られてしまいました。そのせいか、天花寺翔はイライラしています。わざとペンケースを落としたりする姿などが描かれていました。天花寺翔が星谷にイライラしている理由には、歌舞伎の名家に生まれたという意識もありました。歌舞伎界の未来を背負っているという責任の重さが天花寺翔を追い詰めます。

そして星谷に「自覚があるならチームを外れろ」と言いました。鳳が外さないのなら、星谷が自らチームを脱退するしか星谷を追い出す方法はありません。「自分より劣っているやつに合わせる必要がどこにある」など、協調性のない一面が表れていました。猫を可愛がるかわいい一面も第3話で見ることができます。猫のダヴィアンに対しては、かなり過保護で猫を一緒に探したことをきっかけに星谷と距離を縮めていきます。

第4話の天花寺翔登場シーンを解説していきます。天花寺翔は第4話冒頭で、SNSをチェックしている姿が描かれていました。SNSには「team鳳」の悪口が書かれています。そんな天花寺翔のスマホは稽古着や髪色と同じく赤色でした。同じチームである月皇が星谷に当たっている姿を見て、「星谷に当たるなよ野暮助」と星谷をフォローしています。第3話で星谷と距離が縮まり以前のように星谷を見下したりはしていないようです。

協調性がなかった天花寺翔は、徐々に変わっていきます。那雪が作ったお弁当も受け取っていました。別のチームから「team鳳」のメンバーが悪く言われれば、「俺のチームのやつをコケにしやがって」と腕で首を絞めている様子が描かれていました。

天花寺翔の第5話登場シーンを紹介していきます。同じチームである月皇は、兄のことを気にしていました。そんな月皇を見て「このブラコン」とはっきり指摘しています。チームの一員として振る舞うようになった天花寺翔ですが、モノをはっきり言うような一面は変わっていないようです。また、放課後眼鏡をかけている貴重なシーンも描かれています。眼鏡をかけるのは、追いかけてくるファン対策だったようです。

梨園の貴公子として、天花寺翔は若い女性に人気なようで自分が人気があると言う自覚もあるようです。眼鏡姿の天花寺翔は、ファンの間でもかわいいと話題になっていました。放課後、「team鳳」のメンバーでファーストフードの店に行くことになります。しかし、庶民の生活とは縁遠かった天花寺翔はメニューを見て「暗号か」と戸惑っていました。ファーストフードにハマったようで、「うまい」と美味しそうに食べていました。

天花寺翔のかっこいい&かわいい登場シーンを解説していきます。第6話では那雪の妹達が登場しました。妹達は、「team鳳」の衣装を作ることになります。兄の那雪とは異なりかなり強気な性格をしているようで天花寺翔にも物怖じしません。またダヴヴィアンの餌の時間を機にするかわいい一面も描かれていました。丸くなってきた天花寺翔ですが、星谷が運気アップのために握手を求めると「運気が下がる」と断っていました。

本番に向けて、緊張感が高まっていく「team鳳」のメンバーですがそんな中天花寺翔は「しかし最後は最後で大トリだからな。チーム鳳だけに」と言うジョークを真顔で飛ばします。恥ずかしくなったのか、顔を赤らめながらジョークを取り消す姿はかわいいと大好評でした。那雪の妹達が作った衣装も完成しました。ここでもやはり、天花寺翔は赤色の衣装を身につけています。舞台上では星谷のフォローもこなしていました。

第7話の天花寺翔の登場シーンを紹介していきます。天花寺翔は、夏合宿のパンフレットを見ながら風呂の時間が30分なことに驚いていました。合宿所へ向かうバスの中、「俺は来たくて来たわけじゃないからな」と言います。バスに乗り慣れていないのか、停車ボタンを間違えて押している姿が描かれていました。第7話では、「team鳳」「team柊」の合宿シーンをたっぷり見ることが出来ます。「team柊」との絡みも注目です。

天花寺翔のかわいい&かっこいい第8話登場シーンを紹介していきます。第8話冒頭では、早速電話をしている姿が描かれています。天花寺翔が電話をしている相手は、那雪の妹です。2回ほどしか会っていない友達の妹の名前を覚えている天花寺翔が優しいと話題になったシーンでした。チームの強みが自分だと思っている点など相変わらず実力や才能に対する自信はかなりあるようでした。その後天花寺翔はなんと女装姿を披露します。

天花寺翔の女装姿はかわいいと話題になっていました。ベッドで寝転がりながら、おもちゃでダヴィアンを可愛がっているシーンはかっこいいイケメンカットながらも癒されると言われています。

天花寺翔の第9話登場シーンについて詳しく解説をしていきます。第9話では、開始早々ノルマを達成している姿が描かれていました。さらに星谷と一緒にオレンジジュースを飲んでいる姿がかわいいと話題になっています。仲間とともに一生懸命稽古に励んでいる様子がたっぷりと見られる回でした。また、先輩のスクワットに対しては「なにやってんだ？」というこれまで通りの少し冷たいリアクションをしています。

天花寺翔のかっこいい&かわいい第10話登場シーンを解説していきます。月皇達と会議している時「それで星谷や那雪の気持ちを切り捨てていいのか」と星谷達を思うセリフを言っていました。友達を想うことが出来るようになった天花寺翔に成長したと感じる方もいたようです。その後、天花寺翔は父親と一緒に映画に出演することになりました。立派に仕事をこなしていましたが、不安げな顔をしています。

映画音出演に合わせて、天花寺翔の露出は増えていきます。天花寺翔が表紙を飾った雑誌を星谷が嬉しそうに持っていました。映画撮影のため、別行動していた天花寺翔ですが星谷のピンチに勘づきます。友達のために、駆けつけますがその結果犬の着ぐるみを着ることになりました。「お腹がすいたらワンワン軒」というフレーズともにかわいらしく踊る姿が描かれ、ファンの心を掴んでいました。

天花寺翔の第11話のかっこいい&かわいい登場シーンを紹介していきます。第11話では、星谷を心配する天花寺翔の姿が描かれています。普段は明るい星谷の些細な表情の変化を見逃さない天花寺翔にチーム愛を感じるといった感想も寄せられていました。「あのさ、このメンバーでよかったよな」など、「team鳳」に対しかなりの愛着を抱いているようです。また那雪シスターズとのかわいい絡みも描かれていました。

天花寺翔のかっこかわいい最終回登場シーンを紹介していきます。最終回では、「雨風ごときでやめられるかってんだこの野暮助」というセリフが早速登場していました。公演直前に起こってしまった天候のトラブルに「team鳳」は嵐の中公演を行うことを決断します。そのために天花寺翔は学園を駆け回り協力してくれるよう学生達に頼んでいました。「最後まで楽しんでいきやがれ」とかっこいい天花寺翔の掛け声で公演は始まります。

天花寺翔は「スタミュ」で「team鳳」のメンバーとして活躍していたキャラクターです。歌舞伎の名家の生まれとして、かなりの実力と才能があった天花寺翔ですが協調性のなさや性格が難点とされてしまっていました。ここからは、そんな天花寺翔のかっこいい魅力について詳しく解説をしていきます。

天花寺翔のかっこいい魅力として和服が似合う容姿も挙げられていました。天花寺翔は、梨園の貴公子とも言われています。そのため、和服を着ているシーンが多く登場しました。手足が長い天花寺翔は和服も着こなしてしまいます。日本舞踊からバレエまで、和服のままでもこなせるなど幼い頃からの努力が滲み出ています。人を見下しがちな性格をしてい流のに和服をきっちり着ている点がギャップがあると言われています。

天花寺翔のかっこいい魅力の一つとして歌舞伎の一門の跡取り息子という点も挙げられていました。元々、天花寺翔は歌舞伎も名家の生まれということもあって学生だけではなく業界からも注目されていました。梨園の貴公子と言われることもあり、父親とともに映画に出演したり歌舞伎の舞台に立ったりしている姿が描かれています。また「team鳳」の公演でも得意の歌舞伎を取り入れ天花寺翔ならではのステージングを披露していました。

天花寺翔のかっこいい魅力の一つとして、友達との関係は苦手という一面も挙げられていました。歌舞伎の一門の跡取り息子としてこれまで大人の世界で努力を重ね、実力と才能を磨いてきた天花寺翔ですがそんな天花寺翔にも苦手なものはあるようです。星谷と友達になるまでは、あまり友達もいなかったようで友達との付き合いは苦手なようでした。基本は2人1組の寮を一人で使っている点からも友人関係への苦手意識がうかがえます。

天花寺翔のかっこいい魅力として、ダヴィが大好きという点も挙げられていました。ダヴィとは天花寺翔が飼っている猫のダヴィアンです。作中で一度ダヴィアンが逃げ出した際には、らしくなく動揺している姿が描かれていました。ダヴィアンに対しては非常に過保護で、溺愛しているようでした。ダヴィアンのことを天使と呼んだり、頭に乗せたりしている珍しい天花寺翔もかっこいいと言われています。

「スタミュ」はこれまでに全3シーズンが放映され、OVA化もしている作品でした。作中では、歌唱シーンなども多くキャラクターを演じている声優も注目されています。ここからは「スタミュ」で天花寺翔を演じた声優について詳しく解説をしていきます。

「スタミュ」で天花寺翔を演じた声優は細谷佳正という声優でした。細谷佳正はフリーで活動している声優です。高校時代、演劇部と剣道部に所属していたようですが次第に芝居の魅力に惹かれていったようです。そのため途中から演劇部一本に絞り真剣に活動していたということが明らかになっています。大学受験では演劇の勉強をするため大阪芸術大学を受験しています。しかし試験内容で先輩の手本を見て断念したようでした。

その後、細谷は進路に悩むようになります。そんな時、知人にアニメを勧められ出演していた山寺宏一が演じたキャラクターに感動したそうです。そのことがきっかけとなり、細谷は声優を目指すようになります。2002年には東京アナウンス学院を卒業しました。卒業後は、マウスプロモーションの養成所に入所します。声優としてデビューした当初は海外ドラマや洋画の吹き替えをメインに活動していたようです。

しかし、2007年に「テニスの王子様」のOVAで白石蔵之介役を演じたことで話題になり声優として知名度を上げていきます。白石蔵之介名義で発売したアルバムはオリコン週間ランキングにもランクインしていました。さらに、アルバムをひっさげたツアーでは9000人もの観客を動員しています。2014年第8回声優アワード助演男優賞受賞、2016年にも第10回声優アワードで助演男優賞を再び受賞しています。2017年4月には喉の治療のため休養すること発表していました。同年8月に仕事復帰しています。

そんな細谷は様々なキャラクターを演じていました。主に少年から青年ぐらいの年頃のキャラクターを演じています。ナチュラルでありながらも、表現力の高い演技が特徴的でした。爽やかな性格をしたキャラクターから、人間味の薄い青年、熱血な性格をした男、冷酷な悪役など幅広い演技を見せていました。中でも、激情に駆られる芝居が評判なようです。出演作の特徴の一つとしてスポーツ物というものも挙げられていました。

天花寺翔を演じた細谷佳正の出演作品を紹介していきます。声優としての出演作の中には「ちはやふる」「刀語」「夏目友人帳シリーズ」「レベルE」「もしドラ」「NO.6」「黒子のバスケ」「坂道のアポロン」「新テニスの王子様」「マギ」「君のいる町」「進撃の巨人」「ダイヤのA」「オオカミ少女と黒王子」「ハイキュー!!」「Free!」「ベイビーステップ」「三月のライオン」「僕のヒーローアカデミア」などがありました。

「スタミュ」は、ミュージカルスターを目指す高校生達の姿が描かれています。そのため、作中でも様々なキャラクターがキャラソンを披露していました。天花寺翔も、「スタミュ」内でキャラクターソングを披露しています。ここからはそんな天花寺翔のキャラクターソングを詳しく解説していきます。

天花寺翔のキャラクターソングの中には「天下の花」という曲がありました。こちらの楽曲は2015年10月21日に発売された「TVスタミュ ミュージカルソングシリーズ SHOW TIME3天花寺翔&月皇海斗」に収録されていました。テレビアニメでも披露された楽曲です。口癖である野暮助を活かしたような歌詞や、梨園の貴公子らしい振り付け、かっこいい天花寺翔の姿がファンからは大好評だったようです。

天花寺翔のキャラクターソングの中には「Angel Lost」という曲もありました。こちらの楽曲は、2016年1月27日に発売されたDVD、Blu-ray第二巻の特典に収録されています。初回限定特典についてくる特典CDの中に収録されている「Angel Lost」は本編に収録されたものよりも90秒長いスペシャルバージョンだったようです。ミュージカルパートとして収録されている映像も90秒長い音源を使用したスペシャルバージョンです。

天花寺翔に関する感想の中には、こちらのような感想もありました。作中では「足りないものは補ってやる」という名言が登場します。このセリフには、天花寺翔の自分に対する自信の高さが表れていました。しかし、そんな自信の高さはこれまで積み重ねてきた努力の賜物であり、困難を乗り越えてきたからこそ言えた名言だと言われています。このようなかっこいい姿で多くの読者の心を掴んでいました。

天花寺翔に関する感想の中には、こちらのような感想もありました。歌舞伎の一門の跡取り息子として歌舞伎とミュージカルを両立している姿がかっこいいと述べられています。また、作中ではそんなかっこいい天花寺翔だけではなくかわいい天花寺翔の姿も描かれていました。愛猫であるダヴィアンとのじゃれ合いや、ダヴィアンを可愛がっている天花寺翔は普段とのギャップで多くの視聴者を魅了していたようです。

天花寺翔に関する感想の中にはこちらのような感想もありました。天花寺翔は、歌舞伎の一門の跡取りとして生まれたという設定のあるキャラクターです。そのため作中では歌舞伎役者として活動しながらミュージカルの勉強をしている姿が描かれていました。そんな天花寺翔が綾薙学園で出会った仲間たちとともに歌舞伎とミュージカルを融合させた舞台の幕をあげるところまで見たいという期待を寄せているファンの方もいたようです。

今回は「スタミュ」に登場するキャラクターである天花寺翔について紹介をしてきました。天花寺翔は、主人公である星谷と同じく「team鳳」のメンバーとして活躍をしていたキャラクターです。才能や実力があるにも関わらず協調性がなかった天花寺翔ですが、星谷をはじめとする「team鳳」のメンバーと過ごしていくうちにその性格は徐々に変化していき、チームに対する愛情にも芽生えます。

実力主義的な考えをしていた天花寺翔ですが大きな秘密を抱えていました。実はこっそり猫のダヴィアンを寮で飼っていたのです。ダヴィアンを可愛がる姿は普段のかっこいい姿とギャップがあってかわわいいと言われていました。野暮助という口癖や歌舞伎ならではの言い回しが独特な名言など天花寺翔はセリフも注目されているキャラクターでした。そんな天花寺翔も登場する「スタミュ」一度ご覧になってはいかがでしょうか。