【バンドリ】白鷺千聖はパスパレのベース担当！声優や性格・裏の顔も紹介

BanG Dream!（バンドリ!）は、月刊ブシロードに連載された漫画などをメディアミックス化した作品のひとつである。ゲーム化・アニメ化・画像を使ったグッズづくりなどの物に加えて、声優によるバンド活動など多方面に手を広げている。

次世代メディアミックス・プロジェクトとして展開するBanG Dream!（バンドリ!）はこれまでの、漫画や小説から飛び出したアニメ・ゲームだけでなく、様々な世界へと飛び出した。声優を使ったユニットなどはすでにいくつもあるが、今回のプロジェクトは声優によるガールズバンドである。2017年からは声優によるガールズバンドが、武道館公演を成功させたりと華やかな活躍を見せている。

バンドリに出てくるガールズバンドたちが、それぞれの音楽の目標に向けて、頑張る姿や友情を描いたストーリーをバンドごとに見せるものと、バンドリのメンバーたちの女子高校生としての悩みや夢を描く作品である。ストーリーは漫画・アニメ・ゲームなどの中で展開される。今回のまとめの白鷺千聖は芸能事務所が作ったパスパレの中の出来事や、メンバーや学校の仲間との出来事を描く。

バンドリのストーリーに出てくる白鷺千聖（しらさぎちさと）は、バンドリの中ではめずらしい芸能事務所が作ったパスパレ（Pastel*Palettes）のメンバーである。このためパスパレは白鷺千聖と同じ事務所に所属するタレントで結成されている。それぞれの活動がある中でのバンド活動になるため、秘策をもって活動を始めた。しかしそれがばれて、ピンチを迎えたこともあるバンドである。

パスパレの白鷺千聖のプロフィールを紹介すると、誕生日は4月6日の牡羊座でB型、152㎝の小柄な身長である。バンドを始めたのは花咲川女学園2年A組に在籍していた頃となっている。バンドリのストーリーの中でハロハピの瀬田薫とは親同士が、幼なじみのため子供の頃からの知り合いである。

天才子役として騒がれた頃から芸能活動をしているため、芸能事務所のタレントによるグループである。その中で白鷺千聖の芸歴が一番長い。食事の好き嫌いはさっぱりした味を好み、アサイーボウルや紅茶などをプロフィールにあげている。そのためカフェでお茶をすることが趣味になっている。嫌いな食べ物は納豆。白鷺千聖はかわいい見た目とは違い性格はしっかりしていて、はっきりものをいう事で、白鷺千聖に苦手意識を持つ人もいる。

けれど白鷺千聖が子役時代から培った芸能界で生き抜くための世渡りの上手さ、クールなほどのリアリストな所などが初めの頃は前面に出てしまっている。2期以降になると白鷺千聖の内面を描くイベントやストーリーが登場する。これによってだんだんと「白鷺千聖のファンになった」というコメントも増えた。

パスパレは芸能事務所に参加しているアイドル達によるバンドとしてデビューした。天才子役と呼ばれた「白鷺千聖（Ba）」以外のメンバーはモデル出身のハーフタレント「若宮イヴ（Key）」アイドル部門の研究生「丸山彩（Vo）」何事も1度で覚えられる能力のある天才「氷川日菜(Gt)」機材ヲタクの「大和麻弥(Dr)」の5人のメンバー。

詳しいことは下の【性格や裏の顔①口パク事件】でもふれる。メンバーたちは話題性のために集められたため、彼女達はエアバンドであり、口パクのバンドでいいといわれ、まともな練習もしていない。それぞれに似合いそうな楽器を事務所からあてがわれたバンドである。

子役のころから芸能界で活躍していた白鷺千聖の声優は、9歳の時に英語検定試験の帰り道にスカウトされ、日本人としては初めて、ヴィダルサスーンのCMに採用される。2009年にはWebラジオのレギュラー。その後は2011年頃から声優として本格的に活動を始める。小鳥遊 空役で(パパのいうこと聞きなさい！)で声優としてデビュー、学業と両立しながら得意のロシア語も生かす様々な活動をしている。

最近は声優も出ている作品や、声優の音楽チーム、声優が出演する舞台などの枠でクイズ番組などのバラエティに呼ばれることもあ多くなった。フジテレビ系列のめざましテレビの中の「めざましじゃんけん」に声優が出演するなど、声優の活動の場も広がった。本業の声優として、上坂すみれのファンが選んだアニメ出演作を下記引用で紹介する。

白鷺千聖の所属する事務所がこれから売り出したいタレントたちを集めて、話題作りに作ったのがパスパレ（Pastel*Palettes）である。楽器を弾いているふり、歌っているふりでいいと言われて集められたのだった。それに反感を持つメンバーもいたが、リーダーの白鷺千聖は、子供の頃から芸能界にいるので内心は嫌だったが、流れに任せるのが得策とそれを受け入れ、メンバーも説得した。

大手の芸能事務所という事もあり、パスパレのデビューステージには1万人もの観客が集まった。ライブが始まり、しばらくすると機材トラブルにより、音が止まってしまった。パスパレが口パクで、エアバンドであることが1万人の前でばれてしまった。ステージはそのまま中止になり、パスパレはデビューしたその日からバッシングされてしまったのだった。

真剣にファンに向き合っての大失敗なら、新人として受け入れてもらえたが、初めからファンを欺こうとした事務所の方針に対して、白鷺千聖はパスパレをやめる決心をする。ひとりだけ安全な所に行こうとする現実的な性格の一面を見せる。ただしこれは白鷺千聖の心の中の言葉で、メンバーたちの前では前向きなことを言っていたのだった。しかし1人脱退しようとする白鷺千聖にスタッフは「それでは守れない」と白鷺千聖を諭す。

ファンには正直にエアバンド・口パクを謝罪し、真剣に楽器に向き合うことを決めパスパレは新たな一歩を踏み出した。白鷺千聖はじめメンバーは前向きに頑張り始めた。この時の白鷺千聖の口には出さなかった内面のセリフから、白鷺千聖には批判的なバンドリファンの声が多く聞かれるようになってしまった。

子役の頃からかわいいといわれ、成長してもかわいさと美しさを兼ね備え育った白鷺千聖。身長が152㎝と少し小柄だが、それも含めて王道ヒロインのようだと言われている。元々プロ意識が高い白鷺千聖なので、スタイルキープや肌対策なども十分に気をつけていると推測されている。パスパレにいる時は、お姉さんキャラだが、見た目はかわいい魅力満載である。

バンドリのガールズバンドの中でパスパレは、芸能事務所がタレントを集めて作ったバンドとなっている。そのため元天才子役として、知名度もあり芸能界に慣れている白鷺千聖。他のメンバーも芸能人であるが、白鷺千聖程の知名度も経験もない。天真爛漫にかわいいでやってきた子役とは違い、白鷺千聖は天才のように見せているかなりの努力家である。

メンバーには芸能界の先輩として「伝えるべきことは伝えなければ」と思い行動している。この想いが白鷺千聖の性格を形作っている。バンドリ全体の感想を見ても、パスパレだけの感想をみても「白鷺千聖の性格や言葉がキツイ」という意見を見かけることが多い。「天才子役の白鷺千聖」の名前に恥じない行動こそが、白鷺千聖の性格を作り、ファンからキツイと思わせる原因になってしまっている。

天才子役ともてはやされて、今も女優を続けている白鷺千聖である。しかし本当はなんでも簡単にやってのける天才ではなく、入念にその配役のいた時代や、社会背景、家庭環境などまで入念に調べてから役作りに入るという猛勉強型の努力家である。ジュリエットを演じる時にロミオ役の瀬田薫に「天真爛漫に周りを傷つけてもロミオを愛するジュリエット」の気持ちが分からないと打ち明けたこともあった。

これは作り上げてきた「白鷺千聖」という女優を守るために、気を使って波風を立てないように生きてきた白鷺千聖だからこその葛藤だった。

白鷺千聖は、努力型の天才という事は、上の【女優魂】のところでも書いてきた。そんな白鷺千聖に対して、氷川日菜は天性の天才である。努力をしなくても1度資料を読んだだけで、自分の物にしてしまうほどの才能を白鷺千聖の前で見せつける。必死で努力している丸山彩よりも練習していないのに、あっという間に仕上げてしまった様子をを白鷺千聖は見ていた。

ただ懸命に勉強した白鷺千聖や丸山彩と違って、語彙が少なく説明するときが「ダーン」とか「ドーン」と擬音になってしまう所が、感性の天才らしいところである。

バンドリ１のメンズキャラ瀬田薫と白鷺千聖の関係については、いくつかのイベントで出ている。二人で洋服を買いに行くシーンでは幼なじみと言っている。けれどバンドリのゲームイベント【儚世に咲く薔薇の名は(白鷺千聖、瀬田薫)】では古くからの友人と瀬田薫が、白鷺千聖の事を紹介している。瀬田薫の通う羽丘女子学園の文化祭の出し物、演劇10周年公演に花咲川女子学園に通う人気女優白鷺千聖を呼ぶことから始まる。

このストーリーでは、白鷺千聖が必死で努力して役をつかむ様子や「白鷺千聖」という名前を背負ってきたことの苦悩を、瀬田薫に話す様子が描かれる。他人に対して厳しく言う分、自分に対してはもっと厳しい白鷺千聖。特に芸能人であることから「白鷺千聖」の名前を守ろうと必死だった。そして「ロミオとジュリエット」の舞台の練習に向き合う瀬田薫と白鷺千聖にある変化が訪れる。

「白鷺千聖」を意識せずにもっとジュリエットのように無邪気に振る舞ったらどうか。瀬田薫の言葉に「白鷺千聖」になる前の素の自分に戻って瀬田薫と向き合い、舞台を成功させる。このストーリーでは、肩ひじを張って頑張っていた白鷺千聖の荷物を、下ろしてあげる瀬田薫のカッコよさがわかる。でもそんな瀬田薫の弱点を知っているのも白鷺千聖。瀬田薫のかわいい姿や画像も見られるイベントである。

幼い頃から天才子役として有名人だった白鷺千聖。移動はタクシーばかりで電車に乗るという事があまりないという。そんな白鷺千聖が電車に挑戦するのが【バンドリイベント「「夢に続くプロムナード」】である。そしてそれに同行するのが驚異的な方向音痴の松原花音である。「できないとあきらめていたことをやって実現させる」そんな小さな夢を松原花音に語る白鷺千聖の画像がかわいいと評判である。

電車を急行と各駅を間違えたことで二人で寄り道をする。そこで語られる白鷺千聖と松原花音との出会い。少し天然な松原花音は芸能人である白鷺千聖に気が付かずに手伝ってもらった。白鷺千聖は芸能人である自分に、普通に対応してくれる松原花音と「友達」になれるかもと思って話していた。そして周りの様子から白鷺千聖が、芸能人と気が付く松原花音。それでも態度の変わらない松原花音に白鷺千聖は喜んだ。

はじめての気を使わなくてもいい友達、幼なじみの薫とは違う新しい出会いに白鷺千聖は幸せな気持ちになった。であった頃の事を話していたら、目的地のカフェについた。実はこの冒険をこっそり見守っていたのは瀬田薫・丸山彩・奥沢美咲の3人。3人と会って白鷺千聖は怒るけれど、松原花音に言われて、3人の好意に感謝する白鷺千聖も素敵と評判である。5人でお茶する画像は見られない点が残念という声も多い。

このストーリーは「パスパレ探検隊～無人島を征くアイドル～小屋にて」の中に出てくるエピソードである。ボーカルの丸山彩と一緒に小屋にいたときに、白鷺千聖の足もとに突然虫が現れて、丸山彩と大騒ぎになるエピソードである。大きな虫を怖がる白鷺千聖のために、丸山彩が白鷺千聖を守るために頑張るストーリーである。

虫から逃げ回る白鷺千聖のために、何故か無人島にやってくるのにキーボードの若宮イヴが持参した木刀を持ってきた丸山彩。虫に対して木刀を振り回して白鷺千聖を必死で守る丸山彩だった。しかし丸山彩のこの行動は白鷺千聖から怖いと思われてしまった。もちろん助けてくれようとしてくれた丸山彩には感謝しているのである。「でも…虫退治に木刀って」とファンも笑ってしまうエピソードだった。

このイベントはパスパレがテレビの企画で無人島に行った様子を収録すると言う画像もかわいいイベント。白鷺千聖が、ゲームのプレイヤーに「自分は芸能界慣れしているだけ、みんなのように個性を出して活躍できなかった」と本音を言う画像のシーンが見どころと言われている。長い芸能生活なのだから「みんなを引っ張らなければ」という責任感の強い白鷺千聖の性格の中に見えかくれする女の子らしさも話題である。

バンドリは、メディアミックスの展開でいろいろなグッズが販売されている。ガチャガチャで売っているグッズから声優に関するもの、プロ野球とのコラボ、ファッションメーカーとのコラボなどいろいろである。王道のヒロインの風貌の白鷺千聖のグッズも高い人気である。

子供の頃は、ちーちゃん、かおちゃんと呼び合っていた二人。芸能人としての「白鷺千聖」という荷物を下ろせる相手は瀬田薫とも言われている。

上智大学時代はロシア語を専攻し、ミリタリー系も大好きだという声優の上坂すみれが、ロシアが舞台の映画の紹介のイベントとに呼ばれたと話題になった。

「白鷺千聖」という名前を守るために言葉一つ一つに気を配る白鷺千聖。それでもきちんと言っても許される相手には心を許して話すシーンがある。気を使い過ぎて嫌われる性格の白鷺千聖を心配するファンの声もある。

バンドリの他のガールズバンドは、みんなが音楽をやりたくて集まった。けれどパスパレは事務所の、いわば大人の事情で集まったメンバーである。事務所の方針に流されて参加し、大きな失敗をした。その時の心の声から白鷺千聖はバンドリファンからは好かれていないキャラになってしまった。けれど小さなころから作り上げてきた「白鷺千聖」という芸能人。

「白鷺千聖」を守るために頑張ってきた白鷺千聖の本心を見せるイベントや、ストーリーによって、白鷺千聖の言葉は、芸能人としての頑張ってきた時間があったから出てきたことを教えてくれた。まず心があって行動がある。言葉の裏にあるその人の本当の気持ちを、白鷺千聖のストーリーは教えてくれる。バンドリが気になった人は、ゲームや漫画、アニメをチェックしてみてはいかがだろうか。