天津飯にはかめはめ波が効かない？セルのかめはめ波も無効にできるか能力を考察

孫悟空が放つ「かめはめ波」でお馴染みの「ドラゴンボール」は、1984年から「週刊少年ジャンプ」で連載スタートした鳥山明原作の主人公の孫悟空が世界中に散らばった願いを叶える7つの球を集める冒険バトルSF長編物語です。単行本の国内発行部数は1億6000万部以上を突破し、全世界累計で2億5000万部以上を記録している超大人気ヒット作品となっています。

1986年からはアニメ放送も開始されゲームソフトはミリオンエラーを10本以上輩出し、シリーズ累計販売本数は全世界4500万本に達しています。その人気ぶりは現在も衰えることがなく、アニメはシリーズ化され多くのイベントなども開催されており世間から注目を集めています。

天津飯は亀仙人とライバルである鶴仙人の弟子で「かめはめ波」を無効にする能力を持っています。悟空が子供の頃に天下一武道会で戦った天津飯は互角の戦いを見せ、悟空に勝利しています。常に行動を共にしている兄弟弟子の餃子(チャオズ)とは実の兄弟のような深い絆で結ばれています。非常に生真面目な性格で趣味は鍛錬とストイックな姿が見られます。様々な攻撃技を持っており得意技は気孔砲です。

天津飯は孫悟空などのキャラが放つ「かめはめ波」を無効にする能力を唯一持つ人物です。天下一武道会でヤムチャと対戦した天津飯は複雑な手の動きを見せ、ヤムチャが放ったかめはめ波をはじき返しており、天津飯にはかめはめ波が通用しませんでした。天津飯はかめはめ波の威力には関係なく、かめはめ波を防げます。

亀仙人はかめはめ波で天津飯を倒すことは出来ないと悟空たちに説いています。天津飯は亀仙人のライバルである鶴仙人の弟子で亀仙人の必殺技であるかめはめ波を防ぐ技を編み出していたようです。

かめはめ波はドラゴンボールの主要キャラの多くが使用する技であり、ドクター・ゲロが造り出したバイオテクノロジーによる人造人間である・セルも使用していました。悟飯との対戦中に2度かめはめ波を放っています。サイヤ人になった悟飯に力及ばなくなったセルは地球を崩壊させようと地上に向けてかめはめ波を放ち、2度目は悟飯との戦闘の終盤でかめはめ波の打ち合いをして悟飯のかめはめ波で押し返し地球を救います。

2度のかめはめ波が打たれたわけですが、いずれも悟飯が活躍しており、かめはめ波を無効にする能力を持っている天津飯が尽力すればもっと早い段階で楽に地球を救えたのではないかと考えられているようです。天津飯の戦闘能力は他のキャラに比べたら圧倒的に劣りますが、威力に関係なくかめはめ波を無効化できるため、セルのかめはめ波も無効可能だったのではないかと言われているようです。

しかし、ちょうどセル戦をやっている最中は瀕死になったトランクスを安全な場所へ運んでいる最中だったようで、セルの放ったかめはめ波に対して応戦できるような余裕は天津飯にはなかったという意見もあがっています。

もし、天津飯にセルのかめはめ波を無効にする力があれば、他のメンバーが瀕死のトランクスを運び、天津飯はもっと早い段階で地球を救おうと行動したのではないかと考えられ、そうしなかったのにはセルと天津飯の力の差があり過ぎてセルのかめはめ波を無効にできなかったからではないかと最終的に結論づけられているようです。

天津飯はドラゴンボール終盤のアルティメット悟飯や超サイヤ人３の悟空が適わず窮地に陥っているところにに登場し、必殺技の気功法を放ってかなりの威力のある魔人ブウの攻撃をかわしました。しかし、この場面からは天津飯がブウより強いとはいえないようです。ブウはそもそも本気を出していないようですし、天津飯が放った気功法の性質が戦闘格差を無視して相手を吹き飛ばすことが可能だと考えられているためです。

天津飯の本当の強さはキャラクターたちの発言から推測できるようです。ピッコロを吸収し冷静な判断力を持った魔人ブウは天津飯を「かなりの達人」と称し信憑性の高い発言をしています。また、2人の人間が1つに融合するための道具「ポタラ」を使用した合体技を繰り出そうとした悟空は天津飯の名前を挙げていることからも、戦闘可能であれば天津飯が合体相手であった可能性が高いことがうかがえます。

戦闘能力が凄まじく高い人物たちに高く評価されていることからも地球人ではかなりの強さを誇っていたと推測されています。クリリンやヤムチャが戦士として脱落していく中で、常に修行を積んできた天津飯の修行の成果が感じられるようです。

ドラゴンボールがサイヤ人編になると天津飯の戦闘での活躍は徐々に見られなくなり、サイヤ人のナッパとの戦闘では必殺技の気功砲も効かないようで全ての力を出し切ってしまい、終いには腕を切断されてしまいました。

サイヤ人編ではほとんど活躍が見られなかった天津飯ですが、セル編になると天津飯はスーパーナメック星人になったピッコロも敵わなかった第二形態となったセルを新しい必殺技「新気功砲」で足止めするという想像以上の活躍を見せます。

当然のことながらセルを仕留めるには至りませんでしたが、初期形態でもスーパーナメック星人のピッコロと同等以上の強さを持っており、その第二形態となったセルを足止めしたというのはかなりの尽力だと称賛できるのではないでしょうか？

複数のセルの子供たち、完全体のセルジュニアとの戦いでは、1体でもピッコロと同等以上の強さを持っており、天津飯やクリリン、ヤムチャは大苦戦し瀕死の重傷を負ってしまいます。アニメ「ドラゴンボール」では、天津飯は完全体のセルとの戦闘で体力が落ちた悟空をアシストする場面が見られます。自分の力が及ばないと知りながらも仲間を気遣い死を恐れずに向かっていく天津飯の気持ちの強さが感じられます。

かめはめ波が効かない天津飯の強さや能力などの感想や評価にはどのような声があがっているのかが気になるところです。活躍が減るばかりの天津飯に関する感想や評価についてをまとめているのでご覧ください。

天津飯の能力についての感想には、天津飯にはかめはめ波は効かない、無効にする能力を持っているということは有名ですが、実は天下一武道会でかめはめ波も使っている天津飯の姿も描かれており驚いたという人も以外に多いことがSNS上の感想からうかがえます。天津飯はかめはめ波をマスターしているからこそ、かめはめ波を防ぐことができる技を習得できたようです。

かめはめ波を無効にできる天津飯は本作の物語が進むにつれて立ち位置がさほど注目されず、強さも周りに比べると劣るのに達人風を吹かせる扱いに困るという天津飯の初期からの扱いの変わりようが切なくて好きという上記のようなコメントも見られました。

かめはめ波が効かない天津飯で強いキャラと認識されていましたが、次第に活躍が見られなくなりました。しかし、セル編では周囲の制止を振り切って敵わない相手だと分かりながらも仲間の応戦に行く天津飯の姿が男の中の男でかっこいいと評価する声も多々見られます。

国民的大人気漫画アニメ「ドラゴンボール」に登場するかつての悟空のライバルである天津飯にはかめはめ波を無効にして効かない能力にいてをまとめて考察してきました。天津飯は幼少の頃は悟空と互角で天下一武道会では勝利したこともある実力者でした。しかし、悟空のサイヤ人が目覚めると一気に力に差をつけられてしまいます。

それでもヤムチャとの戦闘ではヤムチャのかめはめ波を無効にする様子を見せ、実は天津飯もかめはめ波を習得しており地球人としては誰よりも強く、魔人ブウにさえも「かなりの達人」と言われるほどの強さを持っています。必殺技の気功砲が相手に効かないと分かるとさらに修行を続け、新しい必殺技である「新気功砲」を編み出し、強くなるための努力を決して惜しまない、努力家な一面を感じられます。

相手の力には到底及ばないと知りながらも仲間の為に自らを犠牲にしてアシストする天津飯は強い精神力の持ち主であることがうかがえます。初期に比べて周りが強すぎて活躍する場面がほとんど見られなくなってしまいましたが、天津飯というキャラクターはとても魅力あふれるキャラクターであることは間違いなさそうです。是非、本編で天津飯の魅力に再度、あるいは初めて触れてみてはいかがでしょうか？