ゴテンクスの登場から青年期までまとめ！技が弱い？戦闘力や名言を紹介

ゴテンクスはドラゴンボールに登場するキャラクターです。主人公の孫悟空とライバルのベジータの息子達から生まれたエリートで、個性豊かなキャラクターの多いドラゴンボールの中でも一際目立つ存在です。今回はそんなゴテンクスに注目し、青年期までの戦闘力の推移や声優を紹介していきます。

ゴテンクスは魔人ブウを倒すために登場したキャラクターです。主人公の孫悟空の息子である孫悟天とライバルのベジータの息子であるトランクスがフュージョンという技で合体して生まれました。孫悟天とトランクスの2人の名前からもじって名付けられましたが、登場当初はトランテンと呼ばれていたシーンもあります。

ゴテンクスの外見は孫悟天とトランクスの特徴を合わせたもので、髪色は孫悟天の黒髪とトランクスの青髪を引き継いでいます。またゴテンクスが身に付けている特殊な衣装は、フュージョンを生み出したメタモル星人の民族衣装に由来しています。戦闘民族であるサイヤ人の血を引いているため、小柄ながら筋肉質で戦闘に適した体つきをしています。

ゴテンクスは、自信過剰で子供っぽい性格をしています。孫悟天とトランクスの悪い部分を固めたような性格をしているので、師匠のピッコロ大魔王もゴテンクスの扱いにしばしば困惑しています。また調子に乗りやすく高飛車なところは、戦闘にも悪影響を及ぼしています。

自分をカッコ良く見せたいがために、しばしば窮地に陥ります。まだまだ未熟にも拘わらず自分の戦闘力を過信しているので、自らフュージョンの秘密をバラしてしまうという失態をしました。また敵だけではなく味方に対してもカッコつけるので、師匠のピッコロ大魔王が勘違いして精神と時の部屋の出入口を破壊してしまった事もありました。

フュージョンは孫悟空がメタモル星人から伝授された技で、魔人ブウを倒すために孫悟天とトランクスに受け継がれました。同じ背丈の者同士が息を合わせる必要があるので、孫悟天とトランクスにぴったりの技でした。しかし元々仲の良かった2人でも、初めから成功していたわけではありません。

初めてのフュージョンでは孫悟天の指が立っていなかったために、肥満体型の姿になってしまいました。また指が綺麗に合わさっていなかった時には、痩身体型の姿になってしまいました。どちらも実力の半分も発揮する事は出来ず、完成形と同じく30分経つと自然に元の姿に戻ります。

ゴテンクスについてプロフィールや性格を説明しました。続いてはゴテンクスの登場時と青年期について、個々の特徴と違いを紹介します。果たして成長と共に、ゴテンクスの自信過剰で子供っぽい性格は改善されているのでしょうか?

登場時のゴテンクスは合体前の孫悟天とトランクスが子供なので、背丈の低い小柄な体格をしています。性格が孫悟天やトランクス以上に子供っぽいので、師匠のピッコロ大魔王やクリリンからはくそ坊主呼ばわりされています。自分の力を過信してカッコ良さを追求するあまり、しばしば窮地に追い込まれて結果を残せずにいます。

孫悟空とベジータを父に持つだけあり、超サイヤ人3になる程の実力があります。戦闘力の高いゴテンクスですが、老界王神によって能力が解放した状態の孫悟飯には及びません。また超サイヤ人3になれる時間も5分程度で、まだまだ発展途上の段階です。

ゴテンクスの青年期は、原作漫画やアニメには登場していません。原作漫画にはないアニメオリジナルの「ドラゴンボールGT」では、青年となった孫悟天とトランクスがフュージョンしようとするシーンがあります。しかし孫悟空が2人のフュージョンを止めたため、青年期のゴテンクスが登場する事はありませんでした。

しかしアーケードゲームのドラゴンボールヒーローズで、ファン待望の青年期のゴテンクスが登場する事となります。孫悟天はノリ軽い青年に育ちましたが、トランクスは真面目な青年へと成長しました。そのため青年期のゴテンクスは登場時に比べると傲慢さが少し減りましたが、すぐ調子に乗ってしまうところは変わっていません。

ゴテンクスについて登場時と青年期の性格の違いを説明してきました。続いてはゴテンクスの技や戦闘力を解説します。実はゴテンクスは技が弱いと言われているのですが、一体どのような技を持っているのでしょうか?それでは早速、ゴテンクスの技の一部を紹介していきます。

スーパーゴーストカミカゼアタックは、ゴテンクスの代表的な技の1つです。口から自分の分身のような霊体を生み出す大技で、精神と時の部屋で魔人ブウとの戦闘時に使用していました。霊体には個々に意思がありコントロールが難しく、単体での威力は弱いです。しかし触れると爆発するので大量にぶつければ、敵に大ダメージを与える事が出来ます。

激突ウルトラブウブウバレーボールは、戦っている最中にゴテンクスが咄嗟に編み出した必殺技です。連続スーパードーナツで魔人ブウを封じ込めて球体にして、バレーボールのボールのように扱います。ゴテンクスは師匠のピッコロ大魔王にトスを上げてもらい、スパイクで魔人ブウを勢いよく地面に叩きつけました。

連続死ね死ねミサイルは両手から連続してエネルギー波を繰り出す技で、トランクスの父であるベジータの技に似ています。単発では弱いですが大量に繰り出す事で、一時的に魔人ブウに大ダメージを与えました。しかし魔人ブウは驚異的な再生能力で回復し、ゴテンクスの連続攻撃に怒り狂いました。

ギャラクティカドーナツは相手を拘束する技で、連続スーパードーナツの基礎となっています。指先で円を描いて気のリングを作り出し、敵をリングに閉じ込めて拘束します。技の完成度は低く弱いので、残念ながら魔人ブウにあっさりと破壊されてしまいました。後に魔人ブウがゴテンクスを吸収して、孫悟飯との戦闘に使用しています。

ゴテンクスの個性的な技の数々を紹介してきました。この他にもダイナマイトキックやイノシシアタックなどの多くの技が存在しますが、ただの飛び蹴りや頭突きで大した威力はありません。このように名前は派手ですが他のキャラクターに比べると小技レベルのものばかりでなので、ゴテンクスの技は弱いと評価されています。

また戦闘力については主人公の孫悟空の息子である孫悟天とライバルのベジータのトランクスが合体しているだけあって、サイヤ人のエリートとも言えるポテンシャルがあります。実際にゴテンクスは超サイヤ人3になる事も出来ます。まだまだ成長過程で弱いところがあるので、現行の技の精度を高めたり更なる大技を開発すれば格段に強くなるかもしれません。

ゴテンクスについて、技や戦闘力が弱いのかを解説しました。続いてはゴテンクスの名言を紹介していきます。技名に表れている通り個性的な感性を持っているゴテンクスですが、一体どのような名言を残しているのでしょうか?

まずは「あれは軽いジョークさ!かわいいうそってやつだよ!」です。これは魔人ブウとの戦闘時のゴテンクスの様子に、焦っていたピッコロ大魔王に発した名言です。劇的な勝利を演出しようとしていたゴテンクスが実力を出さないので、それに気付かないピッコロ大魔王は精神と時の部屋の出入口を破壊しました。ゴテンクスの子供っぽい性格が分かる一言です。

続いては「かんっぜんにおこった!」です。こちらは魔人ブウに怒りを露わにしたゴテンクスの名言です。精神と時の部屋を脱出した魔人ブウは、神の宮殿の人々に危害を加えました。魔人ブウに追い付いたゴテンクスは怒り、本気モードで魔人ブウに向かっていきました。

続いては「激突ウルトラブウブウバレーボールだ!」です。連続スーパードーナツで魔人ブウを球体にしたので、その後どうしようか悩んだ末に発した名言です。そして突然ピッコロ大魔王にトスを求めて、勢いよく魔人ブウを地面へと叩きつけました。ゴテンクスの子供らしい無邪気さが表れている一言です。

最後は「ジャジャーーン!またまたやってきたぜ!正義の死神、超ゴテンクスだー!」です。孫悟飯と戦っていた魔人ブウに指名されて、テンションの上がったゴテンクスが発した名言です。止めを刺し損ねた魔人ブウを倒せると意気揚々としていますが、残念ながらこの後師匠のピッコロ大魔王と一緒に魔人ブウに吸収されてしまいます。

これまでゴテンクスについて、技や戦闘力など様々な事を解説してきました。続いてはアニメのゴテンクスの声優を紹介します。ゴテンクスの声はドラゴンボールの原作者の鳥山明の提案により、孫悟天役の野沢雅子とトランクス役の草尾毅が同時に声をあてる事で表現されました。それではゴテンクスの声優を務めた野沢雅子と草尾毅について説明していきます。

野沢雅子は1936年10月25日生まれで、東京都の出身です。青二プロダクションに所属しているベテラン声優で、女優やナレーターとしても活躍しています。基本的には少年役が多いものの老婆や少女を演じる事もあり、幅広い役柄をこなします。

野沢雅子には数々の代表作がありますが、中でも有名な作品は初めて主役を演じた1968年のゲゲゲの鬼太郎の鬼太郎役です。また1972年のど根性ガエルのひろし役、1978年の銀河鉄道999の星野鉄郎役も有名です。ドラゴンボールでは孫悟空一家を演じ分け、近年ではONE PIECEDにDr.くれは役で出演しています。

草尾毅は1965年11月20日生まれで、埼玉県所沢市の出身です。青二プロダクションに所属している声優で、俳優やラジオパーソナリティとしても活躍しています。熱血漢のキャラクターや狂気じみたラスボスなど、あらゆる役柄を演じる実力者です。

野沢雅子同様に数々の代表作がある声優ですが、1990年のNG騎士ラムネ&40のラムネス役は有名です。また1993年のSLAM DUNKの桜木花道役で、確固たる地位を築きました。近年では2011年に真剣で私に恋しなさい!!の島津岳人役、2015年に戦国無双の真田幸村役を演じています。

ゴテンクスについて技や戦闘力が弱いのか解説し、数々の名言にも触れてきました。最後にゴテンクスに関する世間の感想や評価を紹介します。サイヤ人のエリート的な存在のゴテンクスに対して、世間にはどのような感想や評価があるのでしょうか?

こちらはゴテンクスの言動に触れているツイートです。合体前のトランクスと比較しながら、ゴテンクスの言動を残念がっています。このツイートにもあるようにトランクスは礼儀正しいキャラクターで、孫悟天は甘えん坊で可愛らしい性格をしています。フュージョンした事で悪い部分が出てきてしまい、中2病のようなゴテンクスが誕生してしました。

こちらはドラゴンボールの中でも、ゴテンクスと魔人ブウの戦いが特に好きだというツイートです。個性的な技のオンパレードで非常に盛り上がる戦いなので、このようにファンから高い人気を得ています。魔人ブウとの戦闘は、ゴテンクスの良さと悪さが顕著に表れている戦いとなりました。

こちらはゴテンクスの可愛さを評価しているツイートです。全人類にひれ伏せとツイートする程、ゴテンクスが大好きなようです。ゴテンクスは中2病のようなところもありますが、子供らしくて可愛らしい一面もあります。このようにゴテンクスは人気のあるキャラクターなので、週刊少年ジャンプで行われた人気投票では4位になった事もあります。

ゴテンクスについて登場から青年期まで技や名言など様々な事を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ゴテンクスは主要キャラクターというだけでなく、個性的な性格と技でドラゴンボールの中でも高い人気を誇ります。ゴテンクスの魅力を知ったこの機会に、ぜひドラゴンボールをご覧になってみてはいかがでしょうか?