2018年05月23日公開
2018年05月23日更新
花の慶次の名言・名シーン集!前田慶次のかっこいいセリフなど画像付きで紹介
世代や性別を問わず大人気の歴史漫画「花の慶次」ですが、作中にはたくさんの名言や名シーンがあります。「花の慶次」の主人公である前田慶次はもちろんですが、莫逆の友である奥村助右衛門や直江兼続など、その他の重要な登場人物もたくさんの名言を残しています。「花の慶次」では天下一の傾奇者として有名な前田慶次の生きざまを、かっこいいセリフや画像集と一緒に紹介していきます。
目次
- 花の慶次とは?
- 花の慶次のあらすじ
- 花の慶次の主人公:前田慶次とは?
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:捨丸との出会い
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:前田慶次の優しさ
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:松風との出会い
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:前田慶次を代表する名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:大ふへん者!
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:慶次ならではの名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:慶次のかっこいい名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:生粋の戦人
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:百万石の酒
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:莫逆の友「奥村助右衛門」の名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:終生の友「直江兼続」の名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:真田幸村の名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:伊達政宗の名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:戦場へ向かうときの名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:千利休の名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:織田信長の名言
- 花の慶次の名言・名シーンその他画像集:前田慶次の死
- 花の慶次の名言・名シーン画像集まとめ
花の慶次とは?
「花の慶次」は、1990年から1993年まで週刊初年ジャンプで連載されていた大人気漫画です。天下一の傾奇者と言われた主人公の前田慶次の生きざまが、派手で大胆に描かれているため歴史好きだけではなく、年齢性別を問わず支持されています。漢として権力や力対し信念を貫き、義に忠実に生きる前田慶次の姿はカッコよく爽快感があるため、子供よりも大人、女性よりも男性に人気があるといわれています。
「花の慶次」は、歴史小説「一夢庵風流記」を原作としている漫画ですが、パチンコやスロットでも絶大な人気を誇っています。大胆で派手な前田慶次の雰囲気が様々な演出とマッチしており、原作にも勝るとも劣らない人気で次々と続編が制作されています。
「花の慶次」は主題歌も人気があります。アニメ版が放送されていないにも関わらず認知度は高く、歌ってる角田さんの男らしい風貌と歌声が支持され、シングルCDが正式にリリースされています。
花の慶次のあらすじ
死が隣り合わせの激動の戦国時代に生きた一人の傾奇者を描いた作品。「前田慶次郎利益こと前田慶次」は愛馬の松風にまたがり、家臣でもあり友でもある「捨丸」と「岩兵衛」を引き連れて颯爽と戦場を駆け抜けて行きます。その姿は、天下人と言われた「豊臣秀吉」や「徳川家康」も惚れこむほどでした。戦の場以外でも命を狙われることも多い前田慶次でしたが、それすらも楽しむかのように次々と立ち向かっていくのです。
花の慶次の主人公:前田慶次とは?
「花の慶次」の主人公、天下一の傾奇者である前田慶次(前田慶次郎利益)は大柄の武将として知られています。前田利久の養子となり、利久の最後を見届けるまであえて仲の悪い叔父「前田利家」のおさめる金沢に居続けました。
自由を貫き通し、自らの道理で生きる奔放な前田慶次は肝っ玉も据わっており、見世物小屋から抜け出した熊と酒を飲んでいたこともありました。「勝ち戦よりも負け戦こそおもしろい」など、「花の慶次」のなかでもいくさ人としてたくさんの名言を残しています。「花の慶次」には前田慶次だけではなく、他にもたくさんの登場人物が名言を残しているので、これから紹介していきます。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:捨丸との出会い
惚れ申した~!
「惚れ申した~!」。かつては四井主馬の家来で、小柄でも加賀忍軍ではトップクラスの実力と言われていました。ですが忍者に天井裏で後ろを取られるなど、相手が殺す気なら何度も殺されている場面があり、未熟な面もみられます。そんな捨丸は、弟を松風に蹴り殺され慶次を付け狙っていましたが、一方で惚れこんでおり仲間7人を殺すことで覚悟の証を見せ慶次に仕えました。「花の慶次」を見届ける仲間の誕生です。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:前田慶次の優しさ
褌だけはいつもきれいにしておけ!
「褌だけはいつもきれいにしておけ!」このセリフの真意としては「死んでしまえば身ぐるみはがされ残るのは褌ひとつ!」という続きの言葉が出てくることにより明らかになります。この言葉には戦人としての心意気や心構えであり、捨丸や岩兵衛に対しての思いやりと言われています。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:松風との出会い
ほれた!腹の底からほれたぞ!
出典: http://megen.net
「ほれた!腹の底からほれたぞ!」。「花の慶次」では前田慶次の愛馬であり、一蹴りで人を殺せるほどの馬力の持ち主で、本作でも敵を何人も殺しています。慶次にとっては戦友で心通わせており、基本的に慶次以外は乗せません。並みの馬ではすぐに乗りつぶしてしまう慶次が惚れこみ発した言葉で、10日間かけて慶次に口説かれました。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:前田慶次を代表する名言
だがそれがいい!その傷がいい!
秀吉から拝領した織田信長の甲冑を前田慶次とともに警備をしていた村井若水でしたが、少し油断したため甲冑を壊してしまい切腹を申し渡されました。いざ若水が切腹をしようとすると慶次が現れ、拝領した甲冑を一刀両断してしまいました。すると慶次は若水の傷ついた顔を指さし、彼こそ忠義の甲冑ではないかと称賛し、切腹から救ったという「花の慶次」の場面からうまれた名言です。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:大ふへん者!
「意地を通すのは不便なものよな」「だがそれがいい!」
一国一城の主になるためには意地をまげないとけない時もありますが、逆に意地を通すためには一国一城の主になる可能性すらも見送らないといけない時もある、そのくらい意地を通すことは難しく不便であるという名言が生まれた場面です。それでも己の信念を貫く不器用さを好んでいるかのような、天下一の傾奇者「前田慶次」の姿も印象的な「花の慶次」の名シーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:慶次ならではの名言
虎はなにゆえ強いと思う?もともと強いからよ
慶次が伊達政宗に合うため会津を訪れ、それをきっかけとして伊達政宗が小田原に参陣する決意をしますが、伊達家を乗っ取ろうとする母と弟(小十郎)は慶次と政宗のを暗殺を企んでいました。
そこで差し向けたられたのが岩茎鬼十郎であり、勝負を挑んできた自分の強さを自慢する岩茎鬼十郎に対してはなった一言です。「花の慶次」においてカリスマ性と強さを持ちあわせた前田慶次だからこそ放つことのできる名言です。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:慶次のかっこいい名言
虎や狼が日々鍛錬などするかね
煙幕によって視界がさえぎられながらも、刺客として慶次の前に現れた加賀忍軍を一太刀で切り捨てた慶次に、加賀から来た傾奇者だという松田慎之助の「どこで鍛錬を」という問いかけに答えたシーンです。前田慶次の自身に満ち溢れた言葉は、物語を楽しませるためのスパイスになっています。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:生粋の戦人
負け戦こそおもしろいのよ
ボロ負けで圧倒的に不利で、敵もすぐそこまで迫ってきている状況で慶次が放った名言。味方も逃げるように勧めますが、「待ちくたびれたぞ。さればこの前田慶次存分にお相手いたす。この槍ひと振りで10人の血錆にしてくれようぞ」と言い慶次は一人で戦い抜き、結果敵陣を撤退させました。負けが見えている戦でも「負け戦こそ面白いのよ」と言いはなつ慶次の、戦人としてのカッコよさを感じることのできる名言です。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:百万石の酒
人は日に米は三合
「人は日に米は三合、畳は一畳あれば十分、そんなことより一献くれまいか?」。慶次たちが温泉に入っていると、そこに一人の老人がやってきました。その老人こそ天下人「豊臣秀吉」でした。真田幸村への手助けやや伊達家を導いた行為に対し、慶次をねぎらう秀吉の「百万石で仕えよ」の言葉に対し慶次が放った名言です。
心して飲め百万石の酒ぞ
慶次の「人は日に米は三合 畳は一畳あれば十分 そんなことより一献くれまいか?」に対し、天下人と言われる秀吉が放った名言です。百万石とは、前田利家を凌ぎ上杉景勝・毛利輝元に匹敵するほどで、現在の額に換算すると役二千五百億円と言われています。それでも、自分の信念を貫き己を道を突き進む慶次の凄さと、桁違いな額で誘い、それを断られても笑って酒を注ぐ秀吉の偉大さが分かる「花の慶次」の贅沢な名シーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:莫逆の友「奥村助右衛門」の名言
奥村助右衛門
奥村助右衛門は、前田慶次の莫逆の友でありよき理解者でもあります。争いが起きても彼がそこにいるだけで争いが収まるほど誠実な性格と言われています。豪勇さも持ちあわせる彼は、文武両道の傑物で柴田勝家に「沈着にして豪胆」と言われるほどの人物です。
傾くなら傾き通せ
これから秀吉に合う慶次に、奥村助右衛門が言った名言。前田慶次という男であれば、いかに豊臣秀吉の前であっても傾奇者としての意地を最後まで通すでしょう。しかし、それは死を意味することになります。それでも慶次を止めなのは、慶次がいくさ人としても傾奇者としても死を覚悟しているからです。友としてやれることは「最後まで意地を通せ」という、「花の慶次」での二人の関係性を描いている名シーンです。
生に涯(はて)あれど 名に涯はなし!
奥村助右衛門の援護に向かった慶次は、助右衛門い再会するなり、崖を登って攻めてくる敵兵に対し小便をかけるという傾いた方法で撃退しました。そのお陰もあり、敗戦必須で命が助からない雰囲気の中、死を覚悟する程の場面で死人同然だった兵士たちも息を吹き返しました。
出典: http://megen.net
明日の朝には決着がついていると考えた奥村助右衛門は、「生に涯(はて)あれど 名に涯はなし!」と伝えました。「人の命(一生)には終わりがあるが、名(名声)に終わりはない。この戦は名を残すのに相応しい舞台だ」という意味を込め、兵士たちを鼓舞し士気を高めるために放った名言です。花の慶次の中でも友情を感じられる名シーンでもあり、奥村助右衛門の人柄や人望の厚さの分かる名シーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:終生の友「直江兼続」の名言
直江兼続
直江兼続は、前田慶次が男として惚れるほどの文武両道の名将だと言われています。普段は温和な性格ですが、上杉家のいざこざがあったときには老臣たちを一喝する場面もありました。慶次の終生の友であり、慶次は出家後、兼続の頼みにより上杉家とともに米沢で生涯を過ごすことになりました
利いたふうな口をきくな〜!
「利いたふうな口をきくな~!」。直江兼続が目をかけていた上杉家の家来が優秀がゆえに複数人からいじめられていました。慶次もそこに助け船を出したのですが、結局その後もいじめはおさまらず家来は切腹してしまうのです。
一片の責任を感じていた慶次に直江兼続は、いじめをしていた複数人と決闘をするように言うと、慶次は承諾したくさんの家臣を殺してしまいます。「身分の低い者が一人死んだぐらいでなんてことをしたんだ!」と怒った家臣の親たちが暴言を吐いた時にでた直江兼続の名言です。何の事情も知らないのに知ってるかのように喋るなという直江兼続の思いがでたシーンです。
まさしく!まさしくあの男は天に愛されておる!
出典: http://megen.net
「まさしく!まさしくあの男は天に愛されておる!」。戦場での慶次をみて直江兼続が感じていった言葉。前田慶次という男の実力は信念の強さだけではなく、天(運)さえも味方にしてしま程の存在と称賛しているシーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:真田幸村の名言
いいかキサマら 人間には触れちゃならん傷みがあるんだ!
「いいかキサマら人間には触れちゃならん傷みがあるんだ!其処に触れたら後はもう生命のやり取りしか残らんのだ!」。仲間である加賀の忍7人を殺害し、お尋ね者の捨丸が加賀忍軍の男たちから私刑を受けていました。それを目撃した真田幸村は、自分には無関係だと一旦は無視しますが、捨丸が人ではなく物のように扱われていため、幼いころの苦しみを思い出し、自分と重ね合わせ男たちに対して拳を握り振りかぶるシーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:伊達政宗の名言
これが母親が息子に食わせる初めての料理かぁ~!
「母上!こ、これが、これが母親が息子に食わせる初めての料理かぁ~!」。伊達政宗は慶次と出会い、北条攻めに豊臣側として参陣することを決めていました。政宗の母親「保春院」は、政宗の弟「小十郎」を伊達家の頭首にするため料理に毒を盛り政宗の暗殺を企てていました。それを、見破った政宗が母である保春院を一喝したシーンです。そのあと政宗は、弟である小十郎を殺さねばならなくなったと告げています。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:戦場へ向かうときの名言
これより我ら修羅に入る!
「これより我ら修羅に入る! 仏と会えば仏を斬り!鬼と会えば鬼を斬る! 情を捨てよ!ただ一駆けに敵城に攻め入れ!」。友である直江兼次は暗殺の危機に直面していましたが、佐渡へ渡った慶次の加勢により危機を脱することができました。その際、未だに危険な城攻めだからと状況が全く進まない状況に業を煮やした慶次が、この状況を変えるべく決死隊へ放った名言です。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:千利休の名言
親とは木の上に立って見ると書く!
「親とは木の上に立って見ると書く!木から下りてノコノコ子の喧嘩に行く親がどこにある!」。秀吉の配下である千利休の息子「千道安」が慶次に喧嘩を売りつけてきました。しかし、慶次はガキ相手に喧嘩などしないと張り手を浴びせると、民衆の前で槍持ちをさせ踊らせるのでした。道安は逃げかえると、父親である千利休に泣きつきますが、逆に前述の言葉を浴びせ一喝したシーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:織田信長の名言
すべての終りはすべての始まりでしかない
「すべての終りはすべての始まりでしかない」。蝙蝠と対峙際に、織田信長公が死装束に炎を身にまとった姿で言い放った言葉です。続けて「ならば死ぬべき時に死なぬは恥さらしなだけよ!是非にも及ぶまい」「わしの首欲しくば地獄までともをせい!」と言っています。「花の慶次」本作では出てくることは少ないですが、この発言から織田信長公の強さやカッコよさ、そして偉大さの分かる名シーンです。
花の慶次の名言・名シーンその他画像集:前田慶次の死
前田慶次は死に申した
出典: http://sweety.jp
「前田慶次は死に申した」。前田慶次は、莫逆の友と言える「直江兼続」の為に、上杉陣営と一緒に徳川陣営と戦いました。関ヶ原の合戦が終わると、上杉の使者として徳川家康と対面しました。そして、新たな天下人である徳川家康の前で、髷を切り落とし剃髪することで上杉家の助命に成功しました。
上杉家を出た慶次のもとには、たくさんの諸大名からの勧誘がありましたが、すべての勧誘に対し諸大名が欲しがっている前田慶次は死にましたと伝え、拒否を示していました。それは、直江兼続が誘いに来るのを待っていると言われています。「花の慶次」終盤の大事なシーンです。
花の慶次の名言・名シーン画像集まとめ
今回の記事では、大人気漫画「花の慶次」の名言集を紹介してきましたがいかがでしたか?歴史漫画ゆえに人の「出会いや生き様」「死とは何か」を考えされられる名言が多く存在しているようです。そして、主人公の前田慶次だけではなく、その他の登場人物の名言も「花の慶次」の魅力に貢献しています。今回紹介できなかった名言や名シーンもたくさんあるので、名言や名シーンに注目しながら読んでみることをおすすめします。