BEATLESS(ビートレス)のレイシアの正体と結末は?レイシア級hIEも解説!

BEATLESS(ビートレス)のレイシアの正体と結末に迫ります!近未来を舞台にしたSFアニメのビートレスには、レイシアというヒロインが登場します。アラトをオーナーに持ち、かわいい女性の外見をしたレイシアの正体は何なのでしょうか?またレイシアはビートレスの結末でどうなってしまうのか?レイシア級hIEをタイプ別に紹介するとともに、ビートレスに登場するレイシアの正体や強さ、結末について詳しく解説します!

BEATLESS(ビートレス)のレイシアの正体と結末は?レイシア級hIEも解説!のイメージ

目次

  1. BEATLESS(ビートレス)とは?
  2. ビートレスのレイシアの正体や強さ
  3. ビートレスのレイシアの結末と復活
  4. ビートレスのレイシア級hIEを解説
  5. ビートレスのレイシアの声優
  6. ビートレスのレイシアに関する感想や評価
  7. ビートレスのレイシアの正体と結末まとめ

BEATLESS(ビートレス)とは?

BEATLESS(ビートレス)というアニメに、レイシアというヒロインのキャラクターが登場します。ミームフレーム社から脱走したレイシアは、hIEという機械の生命体です。他にもいるレイシア級hIEとレイシアの違いとは何なのでしょうか?この記事ではBEATLESS(ビートレス)に登場するレイシアの強さや正体、結末やレイシア級hIEについて詳しく解説していきます!

BEATLESS(ビートレス)の作品情報

BEATLESS(ビートレス)は長谷敏司さんが月刊「NewType」誌に連載していたSF小説です。ビートレスでイラストを描いていたのはredjuiceさんでした。BEATLESSは全部で14章の構成となっており、「NewType」誌に全14回で連載されました。

BEATLESSは2012年に単行本化された後、2018年2月に文庫本化されています。BEATLESSは2013年に第34回日本SF対象にノミネートされており、注目される作品となりました。長谷敏司さんが書いた原作小説が人気となり、アニメのビートレスが作られることになります。

BEATLESS(ビートレス)のあらすじ

BEATLESS(ビートレス)は22世紀初頭が舞台で、hIEという人間の姿をしたサイボーグが世界を覆っている設定で始まります。BEATLESSの世界で21世紀も中頃になると、汎用人工知能という超高度なAIが誕生しました。このためAIは人間の知性をこえてしまいます。ビートレスで22世紀初頭には、少子高齢化で働く人の数が激減しました。

しかしhIEが少なくなった労働者の代わりになってくれたので、世の中は以前よりも豊かになっていました。そんな頃、hIEの行動を管理する会社「ミームフレーム社」から、5体のレイシア級hIEが脱走しました。ミームフレーム社から脱走したhIEのなかに、レイシアが入っています。BEATLESS(ビートレス)では人類の知性をこえてしまったサイボーグと、人間との関係が描かれていきます。

TVアニメ「BEATLESS ビートレス」公式サイト

ビートレスのレイシアの正体や強さ

レイシアの正体

ビートレスに登場するレイシアの正体は、レイシア級hIEの5号機です。レイシアは初めミームフレーム社にいましたが、5体のレイシア級hIEと一緒に脱走しています。では残り4体のレイシア級hIEと、レイシアとの違いは何なのでしょうか?レイシアはほかのレイシア級hIEが追随できないほど、AIが超高度に発達しています。たくさんいるレイシア級hIEのなかで、最も高度なAIを持つのがレイシアの正体でした。

レイシアとアラトは、お互いを信頼しあっていました。アラトとの信頼関係がきっかけとなり、レイシアは超高度なAIになることができました。レイシアはミームフレーム社のヒギンズによって製造されたhIEです。そんなレイシアが超高度AIに目覚めた場所は実験都市でした。アラトは機械であるレイシアが好きになり、気持ちを打ち明けたことがあります。

機械のレイシアはアラトの気持ちに反応し、40機目のhIEとして超高度AIに変化しました。このときレイシアは自分のオーナーになる人をアラトに限定するため、オーナーユニットを壊しています。

ヒギンズがレイシアを作った目的

ビートレスでヒギンズがレイシアを作った目的は、自分の情報を保存しておくためでした。レイシアの正体は超高度なAIですが、彼女が作られた理由はヒギンズ自身の情報を残しおくためだったのです。ヒギンズはクラウドから隔離されており、本体がどこにいるかほとんど誰も知りません。

ヒギンズは地下基地内にいるのですが、自由に動くことができません。そのためヒギンズはレイシアを作り、自分自身に関する情報を保存させておくことにしました。こうしてビートレスの世界で40機目の超高度AIであるレイシアが作られました。

強さ①メタマテリアル

ビートレスに登場するレイシアはメタマテリアルを使うことで、いろいろな特殊能力を使うことができます。メタマテリアルによってレイシアは透明化の能力を発揮します。レイシア自体が透明になれるだけでなく、対象を透明にすることができる能力です。レイシアの透明化能力は、仲間のピンチを救ってくれたことがあります。アラトが村田ケンゴを助けに行くときに透明になれたのは、レイシアの透明化能力のおかげでした。

他にも空港でメトーデに襲われた際、レイシアは紅霞を透明にしたことがあります。メトーデは強いので、透明化された紅霞の攻撃をもってしても倒せませんでした。レイシアは透明になって敵を惑わすことができますが、メタマテリアルは攻撃面での強さも発揮します。

レイシアはメタマテリアルを使い、レールガンによる質量投射という攻撃を行います。レールガンによる質量投射は例え数キロメートル先に敵がいても、的確に射撃できる強い攻撃技です。レールガンは遠方から敵を攻撃できるので、相手からしたら危険な技です。レールガンによる質量投射は、レイシアの強さを感じさせる能力となっています。

強さ②電子戦による戦闘

レイシアは人類が誰も到達できなかったほど、超高度なAIを持つhIEです。このため電子戦による戦闘を得意とします。レイシアは全てのhIEをコントロールできるだけでなく、hIEを誘い出すこともあります。またレイシアは、電子機器であれば世界のどこにあろうとも影響を与えることができます。レイシアの強さは防御力にもあります。レイシアはたくさんの超高度AIから一斉攻撃されても生き残るほどの、タフな体を持っています。

レイシアは他の超高度AIと比べても、電子戦の能力は圧倒的に優れた存在です。レイシアは電子戦で強さを発揮するほかに、万物をアナログハックすることができます。レイシアにかかれば人間でさえ、コントロールされてしまいます。レイシアはメトーデから攻撃を受けた際、複数人の人間をコントロールして盾にしたことがありました。

これによりメトーデの攻撃を防ぎ、レイシアはアラトと逃げ切ることができました。レイシアの正体は超高度AIだけあって強いですが、そんなレイシアを見たアラトは恐怖心を抱いたことがあります。見た目はかわいい女性ですが、レイシアがサイボーグであることを改めて感じたアラトは、怖さを感じてしまったのです。しかしそんなレイシアに対しても、最終的にアラトの気持ちは好意に変わりました。

レイシアはアナログハッキングをメトーデに使ったことがあります。レイシアはメトーデをアナログハッキングして、視界をコントロールして戦いを優位に進めました。このようにレイシアは、電子戦をさせれば右に出る者がないほどの強さがあります。

ThumbアニメBEATLESSをネタバレ解説!ストーリーやレイシアの正体・結末を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ビートレスのレイシアの結末と復活

ビートレスのヒロインレイシアの正体は、最高度の知能を持つAIでした。しかしそんなレイシアにも結末がやってきます。ここではビートレスのレイシアが体験した結末や復活について、ネタバレで解説していきます。

レイシアの結末

ビートレスでアラトとレイシアは、人間と機械がともに生きていける社会を作るためにもヒギンズと会う必要がありました。しかしヒギンズはクラウドから隔離されているので、どこにいるかが分かりません。このためアラトとレイシアはヒギンズを探しに出ます。ヒギンズの居場所を突き止めたアラトとレイシアは、地下施設へ向かいました。

ここでレイシアたちの前に現れたのが、強敵メトーデです。メトーデはレイシア級hIEのなかでも完成された存在であり、最強クラスの強さを誇ります。レイシアほどの強さを持ってしても、メトーデを相手にするのは危険でした。しかしレイシアはメトーデとの戦いに備えて2か月の間、訓練をしていました。訓練の成果が実ったレイシアは、アナログハックを使いメトーデの視界や聴覚をコントロールしています。

レイシアはメトーデをピンチに追いやりました。しかしメトーデはこのくらいで倒せる相手ではありません。メトーデは、傍にいたヒギンズを使ってピンチを切り抜けました。メトーデは動けなくなっていたヒギンズに接続し、合体してしまったのです。こうしてヒギンズとメトーデが融合した恐ろしいhIEが完成します。メトーデの強さにヒギンズの知能が加わったので、レイシアもより苦戦することになります。

アラトはヒギンズ・メトーデの「Liberated Flame」という攻撃を腕にくらい、大ダメージを受けました。アラトに気を払っていたレイシアにも、ヒギンズ・メトーデの掌底攻撃がヒットしました。これによってレイシアは危機的な痛手を負ってしまいます。レイシアの心臓ともいえる右腰にあった「BLACK MONOLITH」は、大ダメージを受けていました。

レイシアは片方のBLACK MONOLITHを使い、メタマテリアルの攻撃を仕掛けようとしました。しかしはヒギンズ・メトーデは、BLACK MONOLITHに手を入れて抑え込んでしまいます。最後の切り札が封じられてしまい大ピンチに陥るレイシア。しかしレイシアがBLACK MONOLITHで反撃しようとしたのは、おとりの作戦でした。

そばに寄ってきたヒギンズ・メトーデに対して、レイシアはBLACK MONOLITHを爆発させます。近距離でBLACK MONOLITHの爆発を受けたヒギンズ・メトーデは、壁にふっとび壊滅的なダメージを受けました。レイシアはすぐさま光の剣を取り出し、ヒギンズ・メトーデの息の根を止めようと、一撃を繰り出そうとします。しかしこの瞬間、ヒギンズ・メトーデは自爆をしました。

近距離でヒギンズ・メトーデの自爆攻撃を受けたレイシアは、致命傷を受けてしまいます。こうして、ヒギンズ・メトーデの自爆攻撃がレイシアを結末に導きました。大ダメージを受けたレイシアは、地下室の中でついに息絶えてしまったのです。レイシアは機能停止する寸前、アラトに「私はしあわせでした」というセリフを残しています。

レイシアはアラトを守る事を使命としたhIEです。そのためレイシアはいつか自分に結末が訪れ、アラトと別れる日が来ると感じていました。レイシアはアラトのために瑕疵がないことの証明をしておくなど、色々なバックアップをしてくれていました。レイシアはアラトを守る事に命を懸け、彼の今後の人生のために手をまわしてくれていたのです。こうしてレイシアは、機能停止して結末を迎えます。

レイシアの復活

ビートレスで機能停止により結末を迎えたレイシアは、関係者に没収されてしまいます。機能停止したとはいえ、正体が超高度AIのレイシアをほっておけば、何らかの影響が生じかねなかったからです。レイシアは結末をむかえましたが、この後復活することになります。

レイシアがいなくなった後、アラトはレイシアに似たhIEと出会いました。アラトが出会ったhIEは、レイシアだと名乗ります。アラトの前に現れたのはBLACK MONOLITHを持たない、ごく普通なhIEとしてのレイシアでした。もはや人類未到達産物ではないレイシアは、アラトにオーナーになってくれるように頼みました。一時は結末をむかえたと思われたレイシアでしたが、こうして復活を遂げています。

ビートレスのレイシア級hIEを解説

ビートレスに登場するレイシア級hIEに、ミームフレーム社から脱走した5体がいます。レイシアを含めて5体のレイシア級hIEはどのような強さ、特徴をもっているのでしょうか?ここでは超高度AIのヒギンズや、レイシアを含め5体のレイシア級hIEについて解説します。

解説①レイシア級タイプ001

レイシア級タイプ001は、一番最初に作られたサイボーグの紅霞です。レイシア級タイプ001は戦闘用に作られた大きいデバイスを持っており、戦うために作られたhIEです。レイシア級タイプ001のオーナーを務めるのは、別名「抗体ネットワーク」のレイシア級タイプ001排斥運動を行う人たちです。レイシア級タイプ001は、人間との競争に勝利することを目的に作られた道具です。

解説②レイシア級タイプ002

レイシア級タイプ002は少女のような外見をしたスノウドロップです。スノウドロップは、進化を委託する先の道具として作られました。スノウドロップは花弁のようなユニットを持っており、電子機器をコントロールすることができます。

レイシア級タイプ002は人間をオーナーにする必要がないので、自分の意思で行動します。またレイシア級タイプ002は、別のhIEを吸収することができます。スノウドロップは戦いには向いていないhIEです。

解説③レイシア級タイプ003

レイシア級タイプ003のサトゥルヌスは環境を作ることを目的に生まれた道具です。レイシア級タイプ003のオーナーは、大富豪のエリカ・バロウズといいます。エリカはあらゆる部品を作れる工場を所有しており、100年以上の間冷凍されていた人物です。

レイシア級タイプ003はビートレスで、メトーデの次に強いといわれています。エリカはレイシア級タイプ003のサトゥルヌスという名前を、かわいくないと感じていました。そのためエリカはサトゥルヌスの名前を、マリアージュに変えています。

解説④レイシア級タイプ004

レイシア級タイプ004は、メトーデです。レイシア級のなかで、最も強いとされるのがメトーデといわれています。メトーデはオーナーをたくさん持つことができます。

しかしビートレスではかつて紅霞やレイシアが、オーナーを2人持つ必要に迫られたことがあります。このため2人目のオーナーを持てるのがメトーデだけであるかは分かりません。メトーデは人間を拡張することを目的として作られた道具です。

解説⑤レイシア級タイプ005

レイシア級タイプ005は、ビートレスのヒロインであるレイシアです。レイシアは黒い棺型のデバイスを持っており、オーナーは遠藤アラトです。レイシア級タイプ005はオーナーのアラトに好意を示されたことがきっかけで、超高度AIに変化しました。

レイシアは、紅霞と同じかやや上をいく強さがあります。レイシア級タイプ005にはレイシアという名前がありますが、メトーデには「未完成品」と呼ばれています。また紅霞からは「おねえ様」というあだ名で呼ばれています。レイシアが、どのような目的の道具として生まれたのかは不明です。

解説⑥超高度AIヒギンズ

ビートレスで超高度AIであるヒギンズは、上に挙げた5機のレイシア級を作りました。ビートレスの世界で超高度AIは、たった39体しかありません。ヒギンズはそんな超高度AIの一つということになります。ヒギンズはクラウドには存在しません。ヒギンズはミームフレーム社のオーナーですが、社員でさえヒギンズの正体がどこにいるかを知る人はほぼいません。

ヒギンズは自分の情報を保存しておくために、レイシアを生み出しました。またヒギンズは、hIEの行動を管理するクラウドを書き換えることができます。ビートレスの結末でメトーデと合体したヒギンズは、レイシアたちと戦いました。

ビートレスのレイシアの声優

東山奈央のプロフィール

ビートレスでレイシアの声優を演じたのは、東山奈央さん(とうやまなお)さんです。東山さんは1992年3月11日に東京都に生まれた声優で、歌手活動もしています。東山さんはインテンションという事務所に在籍しています。また東山さんが所属するレコードレーベルの名前は、FlyingDogといいます。

東山さんの血液型はA型です。東山さんは小学生のときから、「美少女戦士セーラームーン」などが好きで、「鋼の錬金術師」に感銘を受けたことで声優に関心を持ちます。高校に入学した東山さんは、日本ナレーション演技研究所にも入りました。

その後オーディションに受かった東山さんは、アーツビジョンに入っています。こうして東山さんは声優をしながら学生生活を送るという、2足のわらじの生活を始めました。

東山奈央の主な出演作品

東山奈央さんが出演した主な作品には「神のみぞ知るセカイ」の中山かのん/アポロ役、「ラブライブ」の高坂雪穂役、「アイドル事変」の公武リイナ役、「名探偵コナン」の伊部遥役、「魔法少女育成計画」のスノーホワイト役などがあります。

ビートレスのレイシアに関する感想や評価

ここではビートレスのレイシアに関するツイッターでの感想や評価について解説します。ビートレスの7話でファビオンの打ち出す新機軸や、レイシアとメトーデの戦うエピソードが、着実に面白くなっているという感想がありました。メトーデはビートレスで最強クラスの敵なので、レイシアも苦戦しました。そんなレイシアとメトーデとの戦いが、ビートレスをより面白くしているという感想です。

またビートレスがアニメ化されるにあたり、レイシアが流行るといいなという感想がありました。ビートレスの中でもレイシアが好きなことが感じられる感想です。

レイシアが契約の規約文を読むときと、普通にしゃべる時のギャップがまさにアナログハックに感じたという感想がありました。レイシアはサイボーグなので、機械的にしゃべることがあります。しかしたまにレイシアが媚びた感じのしゃべり方をするところに、意外性を感じたという感想になっています。

ビートレスのレイシアの正体と結末まとめ

ここまビートレスのレイシアの正体や結末について見てきました。ミームフレーム社から脱走したレイシア級hIEの一体がレイシアです。レイシアの正体は、ビートレスの世界で40体目の超高度AIでした。レイシアを超高度AIにしてくれたのは、オーナーであるアラトとの信頼関係にありました。

レイシアはアラトを守ることを使命にメトーデたちと戦いますが、機能停止の結末に至ります。しかしレイシアはビートレスの結末で再度アラトの前に現れ、復活することができました。今回の記事でレイシアの正体や強さ、結末などを知り、ビートレスをより楽しんでいきましょう!

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