BEATLESS最終回をあらすじネタバレ！結末の感想や評価は？レイシアの最後は？

今回は100年後の未来を舞台にしたBEATLESSという作品について、最終回のあらすじやヒロインのレイシアの結末をネタバレしていきます。そもそもBEATLESSがどんな作品なのかご存知でしょうか?まずはBEATLESSの作品情報を説明します。それでは早速、BEATLESSのあらすじや登場キャラを紹介していきます。

BEATLESSは2012年10月に単行本が発売された長谷敏司のSF小説が原作です。角川書店の月刊「NewType」にて2011年7月号から2012年8月号まで連載しており、2018年2月には文庫本にもなっています。小説が人気を集めた事により、2012年から2013年に月刊少年エースでBEATLESS-dystopia-という鶯神楽の漫画も連載されました。

その後BEATLESSは更に注目される事となり、2018年には毎日放送・TBS系などでテレビアニメも放送されました。機動戦士ガンダム00などにも携わった水島精二が監督を務めています。またオープニング曲はGARNiDELiAの「Error」とTrySailの「Truth.」、エンディング曲はClariSの「PRIMALove」と東京パフォーマンスドールの「Shapeless」が使われています。

BEATLESSは100年後の未来を舞台にしたSF作品です。第34回の日本SF大賞にノミネートされる程の高い完成度を誇ります。BEATLESSはアナログハック・オープンリソースを適応しており、キャラやストーリー以外は自由にリソース出来るように開放されています。更には日本政府の目にも留まり、2018年に内閣サイバーセキュリティセンターとタイアップした事も話題となりました。

BEATLESSはAIの発達した100年後の未来を舞台に、人間と人型ロボットの共存をテーマにしています。果たして人間と人型ロボットは共存出来るのでしょうか?そして人間と人型ロボットが選択し、最後に残るものとは一体何なのでしょうか?そんな将来実際に起こり得るような内容が、BEATLESSのテーマになっているのです。

ごく普通の高校2年生の遠藤アラトは、ある夜謎の人型ロボットに襲われてしまいます。そこへレイシアという別の人型ロボットが現れ、遠藤アラトと助けてくれます。そしてレイシアは遠藤アラトにオーナー契約の話を持ち掛け、今後の危険回避の為に2人は契約します。こうして遠藤アラトはレイシアと暮らし始めます。

人型ロボットhIEの行動管理に携わるミームフレーム社は、超高性能AIのヒギンズを所有していました。しかし超高性能AIヒギンズが生み出した人型ロボットが脱走してしまいます。レイシアは脱走した人型ロボットの1体で、遠藤アラトは未来を賭けた人間と人型ロボットの戦いに巻き込まれていく事になります。

BEATLESSの登場キャラは、遠藤アラトの周囲やミームフレーム社の人間と人型ロボットがメインとなっています。遠藤アラトは心優しく楽観的な考えの持ち主で、レイシアに利用されて未来を賭けた戦いに参戦する事になります。また遠藤アラトの親友でミームフレーム社の社長の息子である海内遼や、冷凍睡眠から目覚めたエリカ・バロウズという少女も物語に大きく関わってきます。

また超高性能AIヒギンズから生み出されたレイシアは、面倒見が良く冷静沈着で優秀な人型ロボットです。一緒に過ごす遠藤アラトに好意を寄せられ、感情が無いものの少しずつ遠藤アラトの愛情に応えようと努力します。超高性能AIヒギンズから生み出された人型ロボットの紅霞やスノウドロップも、人間と人型ロボットの戦いに参戦します。

BEATLESSの作品情報と登場キャラを紹介しました。それではいよいよBEATLESSの最終回のあらすじをネタバレしていきます。日本政府にも注目され面白いとの感想が寄せられているBEATLESSの最終回とは、一体どんな展開になるのでしょうか?

ハザードを収束させる為に、遠藤アラトとレイシアは超高性能AIヒギンズを目指していました。するとそこへレイシア級hIE4号機のメトーデが現れて、遠藤アラトとレイシアを襲撃してきます。そして、ただでさえ強敵のメトーデに超高性能AIヒギンズが乗り移ります。

レイシアは自分を生み出した超高性能AIヒギンズが相手となっては、手の内が解析されてしまうと少し弱気になってしまいます。そしてメトーデにレイシアのブラックモノリスを破壊され、遠藤アラトも危険な状態となってしまいます。しかしレイシアの冷静な判断と戦闘能力の高さにより、何とかメトーデを撃破しました。

超高性能AIヒギンズの乗り移ったメトーデを見事撃破したレイシアでしたが、大きなダメージを負ってしまいました。遠藤アラトを守り切れる自信がないのか、レイシアは今のうちに話したい人達と連絡を取るように遠藤アラトに提案します。そして遠藤アラトは家族やエリカ・バロウズと連絡を取ります。

一通り連絡をし終えた遠藤アラトに、レイシアは言っておきたいことがあると話し始めます。それは今回の一件で遠藤アラトが罪に問われぬように手配しているという事でした。そして一度停止するとデータ保存が出来ないレイシアは、遠藤アラトに想いを告げて活動を停止してしまいます。

今までレイシアに守られてきた遠藤アラトでしたが、レイシアが停止した為ここからは1人でどうにかしなくてはなりません。超高性能AIヒギンズを停止させる為に遠藤アラトが先を進んでいると、量産された紅霞達が現れます。しかし遠藤アラトに好意的な紅霞達は、攻撃を加えずその場を立ち去ってくれます。

その後海内遼と合流した遠藤アラトの前に、一度倒したはずのスノウドロップがメトーデを取り込んで現れます。しかし遠藤アラトは超高性能AIヒギンズと監視役AIキリノの手助けにより、スノウドロップの活動を完全に停止させます。そして遠藤アラトは超高性能AIヒギンズを停止させて、ハザードを収束させました。

超高性能AIヒギンズを停止させた遠藤アラトと海内遼は、量産された紅霞達に救出されました。そして紅霞達がいつの間にか居なくなり、入れ違いで現れた陸軍に拘束されて厳しい取り調べを受けました。その後療養期間を経て、遠藤アラトは高校3年生に進級しました。

元の生活に戻り友人や妹と何気ない毎日を過ごしていましたが、遠藤アラトの心には大きな穴が空いていました。ハザード収束後は超高性能AIヒギンズの活動を停止し、代わりレイシアがhIE制御に使われています。そんな話を聞いた遠藤アラトは街のあちこちにレイシアの存在を感じながら、以前と同じ日々を過ごしていました。

BEATLESSについて作品情報の紹介と最終回のあらすじをネタバレしました。最終回でレイシアがhIE制御の一部となってしまったという結末には、何だかやるせないという感想を抱いたのではないでしょうか?しかしエンドロールの最後に登場する本当の結末が存在します。それではレイシアの最後について順を追ってネタバレしていきます。

スノウドロップとの激しい戦いで大きなダメージを負ったレイシアは、残された時間を使って遠藤アラトに想いを伝えます。お人好しな遠藤アラトの身を案じたり、一緒に家に帰った後の話をします。しかし活動停止を避けられないと気付いていたレイシアは、遠藤アラトに真実を告げます。

レイシアは遠藤アラトが罪に問われぬように事前に手配をしていました。しかしデータ保存の出来ないレイシアは、ここで遠藤アラトと別れる事になります。レイシアも遠藤アラトを愛していますが、社会的に理解されるのは難しいので忘れて欲しいと伝えます。ロボットのこのような感情が理解出来るような世界になる事を願いながら、レイシアは活動を停止します。

ハザード収束後の遠藤アラトは陸軍に拘束され取り調べを受けるなど、周囲を心配させてしまいました。しかし少しずつ落ち着きを取り戻し、レイシアと出会う前の何気ない毎日に戻ります。そこにはエリカ・バロウズの姿もありました。

妹の遠藤ユカは、遠藤アラトのコネでエリカ・バロウズの協力を得てファッション業界に入ると楽しそうにしています。普通の生活に戻った遠藤アラトでしたが、レイシアを失った心の穴は塞がってはいませんでした。そんな遠藤アラトはレイシアがhIE制御に関わっていると聞いて、街のあちこちでレイシアの存在を感じ物悲しくしていました。

遠藤アラトが家の前で感慨深げに街の景色を見ていると、前方から誰かが歩いてきます。そこに現れたのは、活動を停止したはずのレイシアでした。もう二度と再会出来ないと思っていた遠藤アラトは、本物のレイシアなのかと確認します。

レッドボックスのhIEではなく既製品のカスタムでしたが、以前のレイシアと瓜二つです。更に失われたはずのレイシアのデータも、奇跡的にそのままでした。そしてレイシアが再びオーナー契約を持ち掛け、遠藤アラトは涙ぐみながら了承しました。

最終回の続きとも言えるレイシアの衝撃の結末をネタバレしましたが、いかがでしたでしょうか?遠藤アラトとレイシアのハッピーエンドの結末に、いい最終回だったとの多くの感想が寄せられています。感動の結末の余韻に浸りたいところですが、ここから少し考察をします。再び現れたレイシアですが、作り直したのは一体誰だったのでしょうか?

レイシアを作り直した可能性のある人物・機関の1つ目は、ミームフレーム社です。ミームフレーム社は元のレッドボックスのhIEを作り直した超高性能AIヒギンズを所有しています。そして遠藤アラトの親友の海内遼は、ミームフレーム社の海内剛社長の息子です。つまり海内遼の意向で、ミームフレーム社が作り直したのではないかと考えられています。

続いてレイシアを作り直した可能性のある人物・機関の2つ目は、エリカ・バロウズです。エリカ・バロウズは莫大な資産も社会的地位も持っています。また遠藤アラトとレイシアの関係を好意的に捉えていたので、エリカ・バロウズがレイシアを作り直したのではないかと考えられています。

そしてレイシアを作り直した可能性のある人物・機関の3つ目は、日本国家です。何はともあれ遠藤アラトはハザードを収束させました。謝礼そして人間と人型ロボットの共存の実験として、日本国家がレイシアを作り直し遠藤アラトに与えたのではないかと考えられています。

最後にレイシアを作り直した可能性のある人物・機関の4つ目は、レイシア本人です。レイシアは元から高性能の人型ロボットでしたが、遠藤アラトとの生活で更に成長してきました。超高性能AIヒギンズもハザードを予測していたぐらいなので、レイシアも事前にハザードを想定していてバックアップをとり復活する算段だったのではないかと考えられています。

BEATLESSについて最終回のあらすじや感動の結末をネタバレしました。遠藤アラトとレイシアの感動の結末に、いい最終回だったとの感想も多く寄せられています。それでは実際にBEATLESSの最終回・結末に関する世間の感想や評価を紹介します。

こちらはBEATLESSが面白いとの感想が書かれているツイートです。ヒロインのレイシアの可愛さにも触れ、見て欲しいと勧めています。このような感想を抱き夢中になってしまう程、BEATLESSは完成度の高い作品なのです。

こちらもBEATLESSを勧めている内容のツイートです。少し難しいけれど面白くて考えさせられる作品という感想を抱いているようです。BEATLESSは将来実際に起こり得る人間と人型ロボットの共存をテーマにしており、非常に引き込まれてしまう作品に仕上がっています。

こちらは夏休みに見たオススメのアニメを紹介しているツイートです。BEATLESSの感動の結末に、泣いてしまったようです。BEATLESSをストレートでオススメな作品と評価しており、イラストが可愛いという感想も書かれています。このようにBEATLESSという作品は、高評価の感想が多く寄せられています。

BEATLESSの最終回のあらすじや感動の結末をネタバレしてきましたが、いかがでしたでしょうか?BEATLESSは人間と人型ロボットとの共存という将来起こり得るテーマを、魅力的なキャラと完成されたストーリーで描いています。そして完成度の高い感動的な結末に、いい最終回だったという感想も多く寄せられています。多くの人に評価されているBEATLESSという作品を、是非この機会に見てみてはいかがでしょうか?