アニメFate/EXTRA Last Encoreの感想・評価まとめ!最終回の結末は?

Fateテレビシリーズの最後発のEXTRAは、Fateシリーズの原作でもあるstaynight(ステイナイト)とは異なるIFの世界観のアニメになっており、原作がゲームとなっています。ここでは、その最後発でIF扱いのアニメFateEXTRAの感想や評価や考察をピックアップしつつ、その独自の世界観やキャラクターを位置づけします。本編とは異なる派生シリーズということもあり面白いという意見とつまらないという感想もあります。それらを交えて最終回の結末をピックアップしていきます。

アニメFate/EXTRA Last Encoreの感想・評価まとめ!最終回の結末は?のイメージ

目次

  1. Fate/EXTRA Last Encoreとは?
  2. Fate/EXTRA Last Encoreの最終回の結末は?
  3. Fate/EXTRA Last Encoreのアニメは面白い?
  4. Fate/EXTRA Last Encoreのつまらない箇所を考察
  5. Fate/EXTRA Last Encoreの打ち切りの理由とは?
  6. Fate/EXTRA Last Encoreに関する感想や評価は?
  7. Fate/EXTRA Last Encoreの感想・評価まとめ

Fate/EXTRA Last Encoreとは?

Fate/EXTRAの最終回や評価を語る前に、この作品についての説明をしていきます。Fateシリーズの最後発のEXTRAシリーズは、このアニメの後にゲームとしてFate/EXTRA CCCとしてゲーム化もされています。売り上げ枚数も13万本以上を誇っていることで、とても人気のある作品でもあります。それでは、テレビアニメFate/EXTRAの作品情報をピックアップしていきます。

Fate/EXTRA Last Encoreの作品情報

Fate/EXTRA Last Encoreの概要

Fate/EXTRA(フェイト・エクストラ)はTYPE-MOONから発売されているFate/staynightを原作とする作品の派生ゲーム作品で、2018年にはテレビアニメ化もされた人気作品でもあります。原作ゲームの開発はTYPE-MOONとイメーエポック社、そしてマーベラスエンターテイメントから発売されています。コミック化・ドラマCDも発売され、テレビアニメ放送後には、外伝のFate/EXTRA CCCが発売されています。

Fate/EXTRA Last Encoreのあらすじ

西暦2032年。月面で発見された人類のあらゆる叡智(えいち)を越える物体が発見され、「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれるようになったその物体は、世の中で起きたあらゆる事象をコントロールすることを可能とする力を持ち合わせていることが、長い研究の末に判明することになるのです。意志あるものが持てば世界も掌握できるその万能の願望器「聖杯」に等しい物体を手に入れるために戦いが始まります。

人工的に作られた楽園の中で暮らす岸波ハクノは、平和でありながらもそんな平和そのものに対して「憎しみ」を抱きながら学園生活をおくっているのです。そんな中で突如学園の中に「本選参加者が100名に達したことにより、モラトリアム期間の終了と残存生命体とNPCパージを開始する」というアナウンスが流れるのと同時に、住み慣れた学園の崩壊が始まっていくのです。

「他者を殺めよ!」の宣告で、親友に殺されそうになるハクノがたどり着いたのは、辺獣〈へんじゅう〉と呼ばれる焼却炉の底。そんなハクノの前には一振りの赤い剣と巡り合い引き抜くと、真紅の衣装に包まれたセイバーと名乗るネロが登場するのです。「自分が月で行われている、聖杯戦争の参加者」であることを告げられました。そして、ふたりは、その聖杯戦争にネロとハクノは参加することになるのです。

OPとED

Fate/EXTRAのOPは西川貴教さんの『Bright Burning Shout』

色々なアニメのオープニングを手掛ける西川貴教(にしかわたかのり)さんの歌うこのOPは、一度聞いたら耳に残るような印象的な曲で、アニメFate/EXTRAの世界観を惹き立てるような戦闘をイメージした曲調となっていて、非常にテンションの上がる曲となっています。アニメのOPでは主役のネロが自分の真紅の剣を振り回して戦っているアニメーションがこの曲に合わせて展開されています。

Fate/EXTRAのEDはさユりさんの6thシングル『月と花束』

Fate/EXTRAの作品の中で、主役となるサーバントのネロは光を探すために彷徨っているキャラクターでもあることから、エンディングはその心情を描いたような歌詞になっています。歌詞の中の「迷いながら探していたここにいる理由を、君が笑ってくれるのなら答えになるから」というフレーズは、アニメ中のキャラクターの感情をうたっていて、ファンの高評価の一因となっています。

TVアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』公式サイト

Fate/EXTRA Last Encoreの最終回の結末は?

Fate/EXTRAの作品情報についてピックアップしてきたあとは、いよいよアニメ最終回の結末についてピックアップしていきます。長く続いたFate/EXTRAの戦いも、いよいよクライマックスとなります。ひとつずつポイントをピックアップしていくと、Fate/EXTRAがこんな展開だったのか!というところが見えてくるので、まずは結末①から見ていきます。

結末①第7階層の決戦

アニメFate/EXTRA第11話で6階層でのラニとの悲しい別れを経た、ネロとハクノ。そして凛ちゃんの三人は、最終回の舞台となる第7階層の中央リビングで、しばしの休息を得ることになるのです。それと同時にフロアマスターのレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイを討伐し、次の階層へ向かうための作戦を始めるネロ達です。そして、相手側のレオのサーバントで白銀のセイバーこと、ガウェイン卿が着々とハクノの到着を待っています。

しかし、当のレオはハクノに対し勝利を譲り、戦わずしてハクノは勝利を獲得、その後ハクノはその足跡をたどるために第7階層を巡ることになるのですが、その先で花の手入れをしているガウェインと出会うことになるのです。ガウェインがハクノと対峙するかと思いきや、レオの命日にハクノが現れたことで、亡くなったことを伝えると同時に、ガウェインがネロと対峙するのです。

結末②レオとトワイスの思想

アニメFate/EXTRAの最終回の中核となるレオは、聖杯を得ることで地上の資源問題の解決を願っているのです。そして、人類の維持・管理しようとしています。一方のトワイスは存命の頃の凄まじい経験によって、人間の争いに振り回された挙句にその歴史に対して強い憎しみを持っているのです。くしくも、レオもトワイスも同じ人間の未来を思っていて、前向きな発展を願っていたのですがいつしか考えは変わっていくのです。

人間を「管理」するレオの考え方と人間を「滅ぼす」という道を選ぶトワイス。この二人は人間に対して一切の希望を持っていなかったことが共通していて、レオはこう考えるようになったのです。「どうせ人類が滅ぶのなら、それを存命させることに意味を見出せない」と。こう考えたことによって、ハクノへ勝利を譲るという考えに行き着いたレオだったのです。

結末③辛く厳しい年月

アニメFate/EXTRAの最終回もそうですがそれぞれの階層にはマスターがいて、それぞれ挑戦者が来るのではないかと1000年もの長い月日の中を挑戦者を待ち続けるフロアマスター。1階層~3階層までは希望を持ったフロアマスターでしたが、5階層目からは、フロアマスターの虚しさや諦めなど力もあることから、ある種の達観しているフロアマスターも登場し、それぞれが切ない悠久の時間を過ごしながらも挑戦者を待ち続けているのです。

第7階層のレオも最初の100年は、挑戦者が現れるかと待っていたのですが、そんなレオも「もう挑戦者は現れない」と判断をして、900年の眠りにつくのです。そして、 そのほかのフロアマスターも同様に、各々が挑戦者が来るのではないか?という「気持ちだけ」で、日々を過ごしているのです。その時間は途方もなく長く、退屈な日常でしかありません。そんな長い時間をフロアマスターは過ごしてきていたのです。

Fate/EXTRA Last Encoreのアニメは面白い?

ここからは、Fate/EXTRAのアニメの面白さをポイントごとに分けて紹介していきます。いくつかのポイントに分け、面白いポイントや考察を入れてきます。また評価も交えて紹介。どのような感想を多く得ているのかを並行することによって、よりこのアニメの面白いところが伝わっていきます。

ゲームをせずに楽しめる

テレビアニメFate/EXTRAの面白い面というよりお得なところは、原作はもともとプレイステーションポータブル用のゲームで、ゲームの販売ののちにアニメ化されています。そのため、ゲームをしなくてもアニメである程度シナリオを確認することができるので、ゲームでなくても楽しめるという面白い一面もあります。また、アニメならではのエンディングになっているので、最終回までじっくり面白い内容になっています。

原作とは別物

原作を踏襲しつつ別物のように仕上げ、面白い展開のこのFate/EXTRAは、岸波ハクノを中心とした学園ものの同じ展開になっています。原作の男主人公にセイバーとうセットを踏襲するアニメとなっていて、ハクノが学園生活をおくる日常はまさに聖杯戦争の予選で、ところどころに見られる原作と創作には微妙な差異があることで原作をプレイ済みの人でも混乱するほどとなっています。

2度美味しいアニメ

前述したように、このアニメはベースがゲーム作品であることで、アニメの面白い展開を堪能した後でゲームでもう一度面白い展開を堪能するという2度おいしいアニメやゲームでもあります。また、Fate/EXTRAシリーズとして、続編となるCCCもアニメの後に発売されアニメを楽しんだ後に、ゲームでその続きをするという面白い楽しみ方もあります。

世界観から違う

Fate/EXTRAは、同じFateシリーズの最後発でありながら、基本的な世界観とも異なる『IF』で、時間軸も異なるアニメとなっています。原案版のFateには、もちろんネロは登場しませんし、服の色すら青色なため全く異なっています。時代設定も違えばキャラクターも違うので、同じ続き物として見るのではなく全く新しいFateシリーズとしてみたほうがより面白い発見が見えてきて、楽しく視聴することができます。

アニメと原作の共通点

Fate/EXTRAでは、同名キャラの生い立ちは違ってもある程度似ている作風だったりするのですが、このアニメは、完全に違う分野に派生したような形になっているので、EXTRAだからと言って、共通点があるのかと思いきや、全くありません。

Fate/EXTRA Last Encoreのつまらない箇所を考察

ここまで、アニメFate/EXTRAの面白い場所やポイントを考察や評価を交えて取り上げてきました。ここからは反対に、つまらないと評価や感想がある場所を色々と考察を交えてピックアップしていきます。視聴者によって評価や感想が分れる作品でもあるので、不評な部分もピックアップすることで全体的な考察へと持っていくことにします。

考察①キャラの扱い

つまらないポイント1には、主人公のハクノがセイバーのサーバントのネロと一緒に、各フロアにいるフロアボスを倒しつつ上っていくことになるのですが、アニメ中に登場したフロアボスの中にはハクノとの戦闘はしたものの、会話もセリフもなく倒されているダン卿や全く話をすることがなかった書文先生。ハクノとの因縁があったような会話もありつつ、説明がなくただの殺人鬼としてのユリウスなど不完全燃焼な感想があります。

考察②アニメの描写

つまらないポイントの2としてFateシリーズを通して視聴しているユーザーの中には、描写不足といった感想や評価を持った人も多くいます。公式ホームページでの用語説明をするのなら、アニメ中でのキャラクターのセリフとしての説明が欲しいという評価や考察を持った人が多くいます。全体的にこのアニメは語ってほしいに内容に対して、アニメ中の尺が全く足りていないという印象を持っている感想が多くあります。

考察③主人公の心理描写

つまらないポイントの3として、いまいち主人公へと感情移入ができなかったという感想や評価が多い作品でもあります。それは、最終回もどうようで、つまらないという感想を持つ一因となっています。ハクノのセリフのひとつ「月のすべてが憎い」と言ったハクノはその後、「希望をもって空に上がりたい」と思った理由や、どの時点で「岸波白野の生まれ変わり」ということに気が付いたのかなどが語られていないのです。

全体的に内容が薄い

つまらない感想のひとつが、全体的な尺の短さによってほかのFateシリーズよりも内容が薄くなってしまっていることにあります。ほかのシリーズでは長編アニメで25話の2クールになっていたり、難解設定をキャラクターのセリフで順序立てて説明したりと、視聴者を吸い寄せる演出になっていますが、この作品はそれが無かったりすることで、つまらないと思わせている一因となっています。

考察④ヒロインの格差

つまらないポイントの4として、EXTRAのマテリアル(書籍版)を知っているユーザーは、原作家でもある奈須きのこさんは「凛はFateの顔役でラニはEXTRAの顔役」と言っていたものの、肝心なアニメ本編ではラニは3回も殺されています。凛に関しては他のFateシリーズでも重要キャラクターで多く活躍していることから、EXTRAではもっとラニを活躍させてもいいのではという感想を持った人も多くいます。

考察⑤チートすぎるアイテム

つまらないポイントの考察5は、最近のアニメには多いチートアイテムです。ハクノの専用スキルと言ってもいいこのデッドフェイスは、ハクノ専用の無双スキルでもあり、相手を倒すことのできるスキルでもあります。しかし、ハクノは死者たちの使っていた能力「コードキャスト」を使えるために、デッドフェイスの存在性が薄くなっています。そのためつまらないという感想へとつながる一因になっています。

考察⑥デレるセイバー

つまらない考察のポイント6としては、セイバーのデレ部分が多めということです。まぁ、かわいいのには変わりありませんが、最初からハクノにデレているので、最初の方ではなぜ・何があってデレているのかがわからず置いてけぼりになってしまいます。かわいいという評価や面白いという評価の一因にはなっているものの、最終回でも同じようにデレるので、理由も欲しかったという意見もあります。

気高いイメージのセイバーとは異なる

他のFateシリーズを知っているユーザーが、少しつまらないと感じることが多かった点として、セイバーは騎士ということもあり、気高いイメージが多くある中でこの作品のセイバーは気高さというより親しみを持てるようなキャラクターで、時折。トラブルメーカーのような印象を受ける場合もあります。そのため、気高いセイバーになれている場合は、どうしてもセイバーと言われてもピンとこない人もいます。

Fate/EXTRA Last Encoreの打ち切りの理由とは?

このアニメは、ここまで紹介してきた通りに非常に人気のあるシリーズですが、なぜか10話という半端な話数でいったんの最終回を迎えています。ある意味、打ち切りともいえる10話で終了。元々10話で最終回となるように組まれていたのか、そのほかの要因によって10話で一度、最終回となってしまったのか、その辺をいくつかのポイントに分けて考察していきます。

ネット上で噂の理由

ネット上での最終回が10話になったうわさとしては色々あり、つまらないという理由のほかにそこまで広げるようなネタがないことやもそもそも3月で打ち切りにすることが決まっていた可能性。そして、このアニメ自体にネタが少なかったことはもちろんのこと、や製作費や製作そのものが間に合わなかったなど、色々な理由が最終回が10話になったという理由としてうわさになっているのです。そして、もう一つの考察が次になります。

2クールを考えての打ち切り?

最終回が10話になった考察のもう1つが、2クールを考慮に入れていた可能性です。原作者さんの奈須きのこさんが1クールを早めに終わらせ、2クールへ移行し面白い展開にすることでこの作品そのものを盛り上げる展開に持っていくために、最初から10話打ち切りにしていたことも考えられます。憶測が憶測を呼び色々な可能性がうかがえます。

Fate/EXTRA Last Encoreに関する感想や評価は?

こちらの方の感想は、アニメ10話の感想となっています。ゲームであれば重要局面で、選択分岐ルートでもあり、選択肢次第では展開が全く異なる内容になっていきます。そんな、内容を知った上での感想ということもあり、何が大切で次はだいぶ先になる事で、少しだけがっかりした感じを受けます。

この感想は、前にもピックアップした内容で、アニメが10話で打ち切りになった理由を考察したものです。アニメ中にはしょっちゅう「無限の」ということが複数使われていますが、概ね今後の展開を気にしつつの感想とも言えます。

こちらの人の感想は的を射ていて、最初から数分で内容が理解できるという訳ではなく、じわりじわり内容が分っていく作品でもあり、何回か見てその意味合いを感じ取りながら視聴すると、「あの時の発言は」や「どうしてこう考えたんだろう?」などの疑問の結果が、少しずつ明かされていきます。そのような感想を多く持ってい人も多くいます。

この方の感想は、Fateシリーズを見ているようで、ほかの方からもどうだったのかを聞きたいようです。確かに、ファンの間で有名なこの作品は、ネロの事を親しみを込めて「赤セイバー」と呼ぶことが多くあります。その天真爛漫さから、人気も高くファンも多く存在します。

こちらの感想は、9話の放送囚虜後のツイートで、作品中のネロは、アニメで天真爛漫さは健在で、周囲のキャラクターをかラルクさせるサーバントとしても有名です。「まさにキャラクター達の太陽」となっていることは、間違いなしです。

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Fate/EXTRA Last Encoreの感想・評価まとめ

ここまで、Fate/EXTRAについて評価を交えて、面白い点やつまらない点を交えてピックアップしてきました。シリーズものとしても有名なFateシリーズの最新作「Fate/EXTRA」は、赤セイバーとして有名なネロや、ハクノの特殊能力についても賛否両論が出ています。結末も多くのポイントがあり、7階層での決戦やレオとトワイスの思想。そして、階層のマスターの感情についてもピックアップしてきました。

ゲームとしても登場しているこのアニメは、ゲームをプレイしなくても本編を楽しむことができ、また原作ゲームと同じかというと、そうでもなく別物と考えたほうが良い点も存在しました。物語の基本筋となるFateシリーズからも若干はずれたパラレルワールド的なこの作品は、見る人によって面白いつまらないと評価が分かれることが多い作品でもあります。

この作品は10話という半端な話数での打ち切りアニメでその後、13話まで放送された作品もあります。その理由についても色々と憶測があり、ネット上で物議を醸していた作品でもあります。2クールを考えての打ち切りを示唆する考察もあります。そんなFate/EXTRAはネロがかわいいという意見が多くある人気作品でもあります。この記事をキッカケに、もう一度見てみてはいかがでしょう。

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