デスノートの原作者・大場つぐみの正体は?ラッキーマンのガモウひろし?

「DEATHNOTE」(デスノート)は原作者が大場つぐみ、作画が小畑健による週刊少年ジャンプで連載されていた大ヒット少年漫画です。全12巻で、世界発行部数は3000万部を超えます。巧妙に仕組まれた頭脳戦に多くの読者が魅了されていたことと思います。「DEATHNOTE」(デスノート)原作者の大場つぐみは過去の実績も不明で謎が多い人物です。覆面作家である大場つぐみの正体は「とっても!ラッキーマン」の作者ガモウひろしなのか検証していきましょう。

デスノートの原作者・大場つぐみの正体は?ラッキーマンのガモウひろし?のイメージ

目次

  1. デスノート原作者:大場つぐみとは?
  2. デスノート原作者:大場つぐみの代表作「デスノート」
  3. デスノート原作者:大場つぐみの代表作「バクマン。」
  4. デスノート原作者:大場つぐみの代表作「プラチナエンド」
  5. デスノート原作者:大場つぐみの正体はガモウひろしなのか?
  6. デスノート原作者:大場つぐみの名前の由来
  7. デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠①「蒲生ゼミナール」
  8. デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠②「バクマン。のロゴと表紙」
  9. デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠③「超ヒーロー伝説」
  10. デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠④「ネーム」
  11. デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠⑤「関係者の証言」
  12. 大場つぐみがガモウひろし説は濃厚!

デスノート原作者:大場つぐみとは?

デスノート原作者:大場つぐみとは?

大場つぐみさんは、「DEATHNOTE」(デスノート)の原作者として一躍有名になりました。ですが大ヒットとなった漫画の原作者でありながら本名・性別・生年月日などが一切分からない正体不明の覆面作家です。現在分かっているのは、東京都出身、血液型B型、和光大学出身という事が2004年に出版された雑誌に掲載されていました。

「DEATHNOTE」(デスノート)の連載終了後は特に目立った活動はしていませんでしたが、次作「バクマン。」が大ヒットし、2015年からはジャンプスクエアで「プラチナエンド」を連載しています。大場つぐみさんの正体が気になるところですが、本題に入る前に作品紹介などをしつつその他いろいろと知っていきましょう。

デスノート原作者:大場つぐみとタッグを組む小畑健とは?

大場つぐみさんとタッグを組むことが多い小畑健さんとはどのような人物なのでしょうか?新潟県出身の漫画家で、1985年に「500光年の神話」で手塚賞準入賞を果たします。1989年に漫画家デビュー、その後は原作者とタッグを組み「ヒカルの碁」その他にも様々な大ヒット作品を手掛けています。

大場つぐみさんと初めてあった時のインタビューでは「カッコイイ大人だなと思いました」とコメントを遺しています。「DEATHNOTE」(デスノート)や「バクマン。」がアニメ化、実写映画化などの大ヒット作品を生み出す2人は最強タッグと言えるのではないでしょうか?

デスノート原作者:大場つぐみの代表作「デスノート」

「DEATHNOTE」(デスノート)は2003年12月から2006年5月まで週刊少年ジャンプにて連載されていた大ヒット少年漫画です。全12巻の世界累計発行部数は3000万部を超えており、張り巡らされた伏線や、大人をも魅了するキャラクターと繰り広げられる頭脳戦は圧巻です。連載終了後もアニメ、実写映画、ドラマと幅広く展開しています。

「DEATHNOTE」(デスノート)は第一部・第二部構成となっています。第一部は、死神のリュークが人間界に落とした一冊の「デスノート」から始まります。名前を書かれた人間が死んでしまうノートを秀才高校生の夜神月(ヤガミ ライト)が手に入れ、世界的名探偵Lとの頭脳戦を繰り広げていきます。

第二部は第一部から5年後の話です。Lの死後、月は警察の裏のトップとして君臨します。純粋だった彼はいつの間にか邪魔者を消す青年へとなっていき、Lの後継者であるメロとニア、そして月による攻防戦がはじまります。第二部終了後、2008年に映画公開に伴い読み切り作品の特別編が掲載されました。

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デスノート原作者:大場つぐみの代表作「バクマン。」

「バクマン。」は2008年から2012年まで週刊少年ジャンプにて連載されました。全20巻で、2010年からアニメ化、2015年には実写映画化されました。大場つぐみさんと小畑健さんの久々のタッグということで単行本1巻は15万部を売り上げ話題となりました。また、漫画ですがリアル志向であり漫画家の独特な制度も詳しく記載されていました。

高い画力を持った中学3年生の真城最高と発想力のある高木秋人の2人がコンビを組んで漫画家を目指し、アニメ化を目指す物語です。ライバルである新妻エイジと出会ったり、敏腕編集者に認められたり、その他いろいろな苦境に見舞われながらも人気漫画家として成功を収めていきます。

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デスノート原作者:大場つぐみの代表作「プラチナエンド」

「プラチナエンド」は2015年12月号よりジャンプスクエアにて連載中の作品です。「DEATHNOTE」(デスノート)が悪と死がテーマだったため死神が出てきますが、プラチナエンドでは幸福をテーマとしているため天使が登場します。主人公の名前も明日(ミライ)と明るいものとなっています。

主人公の架橋明日(カケハシ ミライ)は家族を事故によって亡くし、叔母一家に引き取られるものの虐待を受け生きる気力をなくしてしまいます。明日は修学卒業の日にマンションの屋上から飛び降りたところ天使のナッセに命を救われます。ナッセに翼と天使の矢を提供され、神を決める出来事に巻き込まれることになります。

ジャンプSQ.│『プラチナエンド』原作/大場つぐみ 漫画/小畑 健

デスノート原作者:大場つぐみの正体はガモウひろしなのか?

大場つぐみの正体に迫る!

大場つぐみさんの正体を以下に語っていきます。「DEATHNOTE」(デスノート)連載当初の時点では大場つぐみがどんな人物なのか、顔はおろか年齢も性別も一切不明なままでした。話の流れから新人ではないだろうということは分かっていたようです。

「DEATHNOTE」(デスノート)の連載が進むにつれ、大場つぐみさんの正体は「とっても!ラッキーマン」の作者ガモウひろしさんではないかと噂が流れ始めます。ですが決定的な証拠はありませんでした。その他にもいろいろな噂がありますので詳しく検証していきます。

「とっても!ラッキーマン」の作者ガモウひろしとは?

ガモウひろしさんは1984年に「根暗仮面」で赤塚賞に選ばれます。東京都生まれで埼玉育ちです。「とっても!ラッキーマン」が人気となりましたが、連載中の2年間はサラリーマン生活も続けていたそうです。全188話で単行本16巻、アニメ化やゲーム化もされガモウひろしさんの代表作となりました。その他にも「ぼくは少年探偵ダン♪♪」など作品を発表しますがどれも短期連載に終わっています。

漫画の連載後、その他に2008年にわくわくキッズブックシリーズとして絵本「でたぁーっ わんつーぱんつくん」を刊行します。絵本の帯には大場つぐみさんが推薦コメントを寄せています。2009年には「ラッキーマン」の文庫本と「ガモウひろし寄せ集め」集の2冊が刊行されました。

「とっても!ラッキーマン」のあらすじ

日本一ついていない主人公の追手内洋一はある日、UFOの下敷きになって死んでしまいます。しかしその後、宇宙一ラッキーすぎるヒーロー・ラッキーマンとして蘇ります。地球の平和をラッキーだけで守っていくというギャグ漫画です。1994年から1995年まで全50話で放送されました。その他、ゲームボーイやスーパーファミコンなどでRPGゲームがされました。

デスノート原作者:大場つぐみの名前の由来

「大バツ組」が名前の由来?

デスノートの原作者として有名な大場つぐみさんですが、その正体に迫る前に名前の由来で最も有名な都市伝説があるのをご存知ですか?少年ジャンプの編集部にはボツになった作品を保管するための箱があるそうで、その箱には大きな×印が書かれているそうです。ことごとくボツになった作品はその箱に入れられてしまうため「大バツ組」と呼ばれているそうです。

ここではガモウひろしさんが大場つぐみさんという過程で話を進めます。ガモウひろしさんは「とっても!ラッキーマン」のギャグマンガで一躍成功を収めました。ギャグ漫画家となったわけですが、「とっても!ラッキーマン」以降はなかなかヒット作に恵まれませんでした。シリアスなストーリーや、構成を考えても画力が足りずボツになっていました。

そんな中、画力は高いがストーリー構成が苦手な小畑健さんも同じく大バツ組の一人でした。こうして原作者:大場つぐみ、作画:小畑健でタッグを組むことになり大ヒット作品を生み出すことになります。ガモウひろしさんが自嘲を込めてつけたペンネームが「大バツ組」→「大場つぐみ」になったと言われています。

プロボクサーが名前の由来?

「ジャンプ流19号」のインタビュー記事で大場つぐみさんの名前の由来はプロボクサーの大場政夫選手が由来だと語っていたようです。また性別不明な雰囲気を醸し出したかったことから「つぐみ」を付けたとのことです。

名前に関してはその他に「大場つぐみ」をローマ字表記にすると「OOBA TUGUMI」になり「OBATA」と「GAMOU」が入っているという噂もあります。どの説が正しいのかは真偽のほどは現在も不明です。

ジャンプ流! vol.19 まるごと大場つぐみ・小畑健|『ジャンプ流!』公式サイト

デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠①「蒲生ゼミナール」

「DEATHNOTE」(デスノート)の第1話に夜神月が通う学習塾の名前が「蒲生(ガモウ)ゼミナール」になっており、これがガモウひろしさんなのではないかという噂の一つになります。確かに数ある名前から何故「蒲生」を選んだのでしょうか?ガモウひろしさん自身のペンネームから取ったと考えれば納得がいきます。

デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠②「バクマン。のロゴと表紙」

大場つぐみさんがガモウひろしさんではないかという話が広がったのがとあるテレビ番組ですが、「バクマン。」にはその噂を裏付ける根拠が多数見つかります。まずは、「バクマン。」の表紙のロゴに注目してみてください。

本来「バクマン。」という表記が正しいのですが、単行本表紙にはローマ字で「BAKUMAN」と表記されています。これの下を少し隠すと「RAKIIMAN」(ラッキーマン)と読めるとのことです。「バクマン。」は「博打の漫画家」から来ているとしてもこれは偶然なのでしょうか?「DEATHNOTE」(デスノート)の原作者と考えるとそこまで作り込んでいても不思議ではありません。

その他にも1巻の表紙をよく見ると、真城最高の机下に山積みになったジャンプがありそこにはなんとラッキーマンらしきキャラクターが描かれているのです。これは大場つぐみさん正体がガモウひろしさんだというサインを原作者自らが発しているとしか思えません。

デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠③「超ヒーロー伝説」

「バクマン。」の作中に登場する超ヒーロー伝説という漫画があります。超ヒーロー伝説の作者は川口たろうというキャラクターで彼がガモウひろしさんの漫画人生にそっくりなため、川口たろうのモデルなのではないかと言われています。

川口たろうは主人公の真城最高の叔父で漫画家です。「超ヒーロー伝説」が大ヒットしましたが、そのあとに続く作品は連載が続かず編集部からも戦力外通告を言い渡されてしまいました。作中の川口たろう自身も画力は低く、ギャグ漫画なのでどうにかなっていたと語っています。

アニメでも超ヒーロー伝説が「バクマン。」内で放映されましたが、やはりラッキーマンのようだなと思わずにはいられないです。また「バクマン。」の話が大場つぐみさんと小畑健さんの出会いの物語ではないかと言われています。確かにこのストーリーも原作担当と作画担当が分かれています。

デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠④「ネーム」

たぶん皆さんが大場つぐみさんの正体がガモウひろしさんだと確信したのはジャンプフェスタで発表されたネームではないでしょうか。ネームとは漫画を描く際に、コマ割りやセリフ、キャラクターの配置などを大まかに決めるものです。そんなネームは本原稿とは全く画風が違います。

この顔のタッチにどことなく見覚えがあるのではないでしょうか?このネームから小畑健は作品として仕上げていくのですから画力は本当に高く素晴らしいものです。また大場つぐみさんはジョジョの奇妙な冒険25周年記念に絵を贈ったこともあります。

ここまで出されると大場つぐみさんがガモウひろしさんであることがバレバレだと思うのですが、未だに正式な発表はされていません。ですが、テレビで話題になった時点で集英社も否定をしなかったことを考えると、大場つぐみさんの正体がガモウひろしさんだという証拠ではないでしょうか。

デスノート原作者:大場つぐみがガモウひろしの根拠⑤「関係者の証言」

その他いろいろな噂がありますが、関係者の証言があったとの話があります。2005年1月に開催された第4回日本オタク大賞のイベントで評論家・文豪家である岡田斗司夫さんが「大場つぐみはガモウひろしだ」と指摘しています。複数の経路から裏を取ったとも説明しています。

またその他にも2006年5月ABCラジオ「誠のサイキック青年団」内いおいて作家の竹内義和さんが大場つぐみさんの正体に対して「正体はかなりの大ベテラン」であることを明かしています。名前に関してはトップシークレットのようで語ることはありませんでした。

大場つぐみがガモウひろし説は濃厚!

ここまで大場つぐみさんの正体がガモウひろしさんではないかという根拠を述べてきましたがいかがでしたでしょうか。噂が広まってかなりの時間が経ちますが、いまだに集英社や本人からの正式な発表はありません。

ですが、ネームを公開したことやその他作中内のいろいろな場面でガモウひろしさんを連想させるような物がたくさん出てきます。読者にヒントを出して物語のように誘導させるのはさすが「DEATHNOTE」(デスノート)の原作者といったところでしょうか。

原作者が大場つぐみさんでも、ガモウひろしさんでも作品は面白いものばかりですので、まだという方は一度読んでみてはいかがでしょうか?先ほど述べた根拠を探しつつ読んでみるのも面白いかもしれません。

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