2019年08月20日公開
2019年08月20日更新
アニメISLAND(アイランド)の感想は?最終回の解説と評価も紹介!
人気アニメISLAND(アイランド)という作品を知っているだろうか。最終回で驚きの展開を見せるアニメとして有名で、結末は予測不可能だという感想も多い作品。そんなISLANDだが、実は評価は賛否両論の声がある。今回の記事では、ISLANDを見た人の感想や、最終回のネタバレ解説と評価も合わせて紹介していく。また、アニメISLANDで話題になっている声優陣たちのプロフィールも一挙公開。
目次
アニメISLANDとは?
アニメISLANDの概要
アニメISLANDは、2018年7月からTOKYO MXにて放送されたテレビアニメ。監督には「ハヤテのごとく!」なども手がけた川口敬一郎が抜擢されている。ISLANDの原作は、Windows用のゲームソフトで、テーマは「せつなとえいえんのおとぎばなし」。ゲームでも非常に人気の高い作品だったが、あらすじが面白いことと、キャラクターがかわいいことなど、多くの要素でファンを魅了していき、2018年にアニメ化が決まった。
ファンから評価の高いISLANDだが、このアニメを見る時に知っておくべき用語が二つある。まず一つ目は煤紋病(ばいもんびょう)だ。浦島で広がっている風土病と呼ばれるもので、日の光を浴びると、肌が溶けてしまって最終的に死んでしまう重度の病。そしてもう一つは暴龍島(ぼうりゅうじま)だ。暴龍島は、伝説として語り継がれている伝説の島で、嵐の夜に現れる無人島。暴龍島に行って帰ってきた人はいないと言われている。
アニメISLANDのあらすじ
一度もアニメISLANDを見たことがない人の為に、あらすじを簡単にご紹介。本土とは離れた場所にある離島の浦島に、とある男性が漂着する。彼は記憶喪失になっているものの、自分はタイムトラベラーだと話し、世界を救うために未来からやってきたと言うのだ。その日の夜に、凛音という少女と海岸で出会ったときに少年は「凛音」と口にする。凛音も同じく5年間の記憶を無くしており、何か共通点があるのでは、と思い始める。
少年は切那と名乗り、凛音の家である御原家の使用人として働くことになる。切那はその後沙羅という神社の巫女や夏蓮という御三家の1人と出会い、様々な問題を解決していく。浦島にだけ存在している風土病や嵐の日にだけ現れる暴龍島の真相も突き止めようとするのだが、果たして切那の記憶は元に戻るのか、そしてどんな目的でタイムトラベルしてきたのかが見所になっている。
アニメISLANDの最終回ネタバレ解説
ネタバレ①切那はタイムトラベラーではない
アニメISLANDの最終回ネタバレになるが、切那のタイムトラベラーという設定が覆される。時空を超えて未来を変える為に記憶を辿っていくのだが、なんと終盤になってタイムトラベラーではないことが判明するのだ。タイムトラベラーではないことを証明したのは、研究者である桃香。彼女の説明によると、切那が乗っていた機械は過去にタイムスリップできる装置ではなく、装置の中だけ時間を止めるものだった。
切那が装置に入った時に、時空を超えて過去に行ったのではなく、コールドスリープ状態になったまま未来で目覚めてしまったのだった。また桃香の説明では、ISLANDの世界では同じ時代が何度も繰り返されていることがわかっている。過去に戻ったと思っていたのは、同じように繰り返されている未来だったということになり、今まで起きた惨劇は全て実際に起こってしまった変えることのできない事実なのだ。
ネタバレ②セツナの存在
アニメISLANDの最終回ネタバレで重要になるのは、セツナ・オハラという人物だ。何かと凛音の過去について注目されてしまうのだが、セツナ・オハラもISLANDにとっては大事な人物。セツナ・オハラが登場するのは、リンネ・オハラが海岸に打ち上げられた時のこと。リンネ・オハラが浦島にやってきた時、記憶を失っていた。そんな時に御原典正と遭遇する。その時御原典正が抱っこしていた人物こそセツナ・オハラだった。
ネタバレになるが、セツナ・オハラは御原家に養子として迎えられていた。しかし、家を継ごうともせず、妻も探さず、凛音と仲良くなっていってしまう。挙句の果てに、凛音と小屋で一晩過ごすなど、御原典正の理想をことごとく打ち砕いていってしまい、結果的に、御原典正はセツナ・オハラを崖から海に突き落としてしまう。セツナ・オハラの存在を知ることで、御原家が、後継問題にどれだけ頭を抱えていたというのがよくわかる。
ネタバレ③玖音の死
ISLAND最終回のネタバレになるが、切那が見つけた御原典正の日記には「玖音が死んだ」と書かれていた。実は玖音はノイローゼになって命を落としていたのだ。しかし御原典正はこのことが知られてしまうと、浦島の御三家のパワーバランスが崩れてしまうことを恐れ、メイドとして迎え入れたリンネ・オハラに玖音として生きるよう命じる。その日から、玖音はリンネ・オハラという名前を捨てることを心に決めたのだった。
本物の玖音がなぜ命を落とすほどのノイローゼになってしまったのかのネタバレだが、凛音に原因があった。御原典正と玖音は、後継を途絶えさせない為に、リンネ・オハラに子供を産ませ、生まれた子供を2人の子供として育てることにした。しかし凛音は玖音に一切懐こうとせず、本当の母親であるリンネ・オハラにべったり。玖音としては、心から自分の子供として可愛がっても懐いてくれないことから心を病んでいってしまったのだ。
ネタバレ④切那とリンネの今後
ISLAND最終回のネタバレだが、何万年という年月を超えて、ようやく結ばれることになった切那とリンネ・オハラ。ネタバレになるが、アニメISLANDの最終回では幸せそうに結婚式をあげる2人の姿が描かれている。ただ、ISLANDはここで終わりではないのだ。元々2人はタイムマシーンを作って、過去のサラ・ガーランドとカレン・クルツを助ける為に研究していた。なので、ようやく一緒になった2人はまた研究に没頭する。
最終回のシーンネタバレになるが、切那はハネムーンに行く直前までコールドスリープしていた機械をいじっている。リンネ・オハラと切那は見事ハッピーエンドを迎えたものの、サラ・ガーランドとカレン・クルツは不幸な結末のまま何も変わっていないのだ。2人がタイムマシーンを完成させて、そこでようやく本当のハッピーエンドが待ち受けている。その後は描かれていないものの、タイムマシーン作りをするのは間違いない。
ネタバレ⑤1999年の浦島にいた玖音
ISLAND最終回のネタバレになるが、切那はタイムマシーンで過去にやってきたわけではなく、コールドスリープ状態で何万年もの月日の間眠り続けていたことがわかっている。では、1999年に浦島にいた玖音も、本物の玖音ではなくリンネ・オハラだったのではないか、という疑惑が浮上する。実際に第六話で玖音が登場した時に、切那と凛音が仲良くデートする姿を見て、かなりの苛立ちをあらわにしていたからだ。
凛音はリンネ・オハラと切那の子供であり、また、玖音がリンネ・オハラと出会っていなければノイローゼにもなっていない。なので2人が仲良くデートする姿を見て、ここまで怒りをあらわにする理由がない。何度も同じ時代を繰り返しているのであれば、この時の玖音はリンネ・オハラで、自分のことを忘れて、実の娘である凛音に自分の面影を重ね合わせて惹かれている切那に腹が立ったということになる。
アニメISLANDの登場人物と声優
三千界切那役/鈴木達央
声優【鈴木達央】のプロフィール
- 愛称:たっつん、たつ、ボッキー、たつ兄、たちゅ
- 性別:男性
- 出生地:千葉県市川市
- 出身地:愛知県岡崎市
- 生年月日:1983年11月11日
- 血液型:O型
- 身長:173 cm
- 職業:声優、歌手
- 事務所:アイムエンタープライズ
- デビュー時期:2002年
担当したテレビアニメ声優の代表作
- DEAR BOYS(石井努)
- SoltyRei(アンディ・アンダーソン)
- ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU(ディック・アルカイン、ドラクロス)
- かみちゃまかりん(久我神)
- 獣装機攻ダンクーガノヴァ(加門朔哉)
- 図書館戦争(手塚光)
- そらのおとしもの(守形英四郎)
- CRASH!(黒瀬桐)
- 黒子のバスケ(高尾和成)
- 七つの大罪(バン)
御原凛音役/田村ゆかり
声優【田村ゆかり】のプロフィール
- 愛称:ゆかりん、ゆかり姫など
- 性別:女性
- 出生地:日本・福岡県
- 生年月日:1976年2月27日(43歳)
- 血液型:A型
- 身長:157 cm
- 職業:声優、歌手、ナレーター
- 事務所:アミュレート
- 声優デビュー時期:1997年
- 声優デビュー作:パッセル(マクロス・ジェネレーション)
担当したテレビアニメ声優の代表作
- ふたり暮らし(斉藤ひかる)
- ギャラクシーエンジェル(蘭花・フランボワーズ)
- 魔法少女リリカルなのは(高町なのは)
- おとぎ銃士 赤ずきん(赤ずきん)
- シュガーバニーズ(ももうさ&はなうさ、シャルロット)
- スケッチブック 〜full color's〜(栗原渚)
- D.C.II 〜ダ・カーポII〜(芳乃さくら)
- 黒執事(エリザベス・エセル・コーディリア・ミッドフォード)
- アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd(エミリア・エデルマン)
- HUGっと!プリキュア(ルールー〈ルールー・アムール〉/ キュアアムール)
枢都夏蓮役/阿澄佳奈
声優【阿澄佳奈】のプロフィール
- 愛称:あすみん、アスミス
- 性別:女性
- 出生地:福岡県
- 生年月日:1983年8月12日
- 血液型:A型
- 職業:声優、歌手、舞台女優
- 所属事務所:81プロデュース
- 声優デビュー時期:2005年 -
- 声優ジャンル:アニメ、ゲーム、ラジオ
- 声優デビュー作:ウェイトレス(Canvas2 〜虹色のスケッチ〜)
担当したテレビアニメ声優の代表作
- プリティーリズム・オーロラドリーム(春音あいら)
- えびてん 公立海老栖川高校天悶部(戸田山響子)
- 這いよれ! ニャル子さん(ニャル子)
- ブラック★ロックシューター(神足ユウ / ストレングス)
- 犬とハサミは使いよう(春海円香)
- ささみさん@がんばらない(月読鎖々美)
- 翠星のガルガンティア(メルティ)
- 世界でいちばん強くなりたい!(宮澤エレナ)
- いつだって僕らの恋は10センチだった。(早坂あかり)
- 閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-(雪不帰)
伽藍堂紗羅役/山村響
出典: https://festy.jp
声優【山村響】のプロフィール
- 愛称:ひびび、ひびくん[1]
- 性別:女性
- 出生地:福岡県
- 生年月日:1988年2月10日
- 血液型:O型
- 身長:160cm
- 職業:声優、歌手
- 所属事務所:東京俳優生活協同組合
- 声優デビュー時期:2007年
- 声優ジャンル:アニメ、ゲーム、吹き替え
担当したテレビアニメ声優の代表作
- 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-(ハルナ)
- アラタカンガタリ〜革神語〜(キクリ〈秘女王〉、カンナギ〈少年時代〉)
- 地下すぎアイドル あかえちゃん(モモ)
- 喧嘩番長 乙女 -Girl Beats Boys-(中山ひなこ)
- かみさまみならい ヒミツのここたま(蝶野ひかり、カーラ)
- ひなろじ〜from Luck & Logic〜(ニーナ・アレクサンドロヴナ)
- 鹿楓堂よついろ日和(近藤つばさ)
- 奴隷区 The Animation(荒川エイア)
- レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜(ジェラルディン・ロイヤー、宇宙船車掌)
- 荒野のコトブキ飛行隊(ザラ)
アニメISLANDの原作
アニメISLANDの原作はゲーム
アニメISLANDの原作はゲームであることがわかっている。2016年に販売されたWindows用のゲームソフトが第一弾で、評価、人気共に高かった為、プレイステーション用のソフトとして第二弾も販売された。ISLANDのゲームはあらすじが面白いという感想も非常に多かった為、アニメ化を期待する声も多かったようだが、実際アニメ化されてみると賛否両論の声が上がってしまった。
元々ISLANDはキャラクターがかわいいということでも評価が高い作品なのだが、アニメでは作画に力を入れた様子。それでも賛否の声が上がってしまった大きな要因は、「原作ゲームのエンディングとアニメ最終回の違い」にある。ゲーム版でISLANDを楽しんでいた人が疑問に感じたエンディングとアニメ最終回の違いについて、ネタバレになってしまうが、詳しく紹介していく。
アニメISLANDと原作の違い
アニメISLANDと原作の違いは、最終回だ。アニメ最終回のネタバレになってしまうが、主人公の切那は、凛音の父親であることが判明し、また永遠の愛を誓いあった本当の凛音は、玖音(凛音の母)であることがわかる。そして切那と玖音は時を超えてようやく結ばれる。最終回では切那と玖音の結婚式のシーンもあり、娘の凛音も喜んでいるというもの。しかし、原作のゲームではこのようなエンディングは用意されていなかったのだ。
原作のゲームでは、自分が選択する答えによってエンディングが変わる。なので、いくつものエンディングが存在しているということになる。ゲームをしていた人たちからすると、本当のエンディングはどれだったのか、という答え合わせができると思ってアニメを見始めた人も多かったのだ。しかし、最終回はまさかのアニメ版のオリジナルのもの。エンディングの正解を楽しみにしていた人達はがっかりしてしまったのだとか。
アニメISLANDはつまらない?面白い?
つまらないといわれる理由
原作のゲームで非常に評価の高かったISLANDだが、アニメ版では賛否の声が上がっている。元々原作と最終回が違うというのは先ほど紹介したのだが、原作を知らずにアニメを見たという人の中でも「つまらない」という評価をしている人もいる。ではアニメISLANDを見て「つまらない」という評価をしている人たちが、具体的にどのようなポイントを見てそう感じてしまったのかを一つずつ紹介していく。
理由①よくある設定
アニメISLANDがつまらないという評価をしている人が指摘しているのは、よくある設定だということ。主人公が記憶喪失であること、未来を変える為にやってきたタイムトラベラーであることなど、今までのアニメやゲームでも散々やってきた始まりに、がっかりしたという感想もあった。そして途中で出てくる古代文明。これも今まで何度も出てくるおなじみの展開。もはや古代文明とタイムトラベラーは定番という評価をする人もいる。
そしてヒロインたちの設定もありきたりだという感想も多くあがっていた。病弱で明らかに結ばれるであろうヒロインと、強気でわがままなお嬢様、そして小柄で一風変わった巫女、今まで同じヒロインたちのアニメを何度も見て飽き飽きしているという感想もあり、そんなヒロインたちからハーレム状態、というまさにド定番の設定なのだ。設定だけ見ると、何も驚く要素がないという感想もあり、つまらないという評価に繋がってしまった。
理由②尺が足りない
アニメISLANDは全12話で構成されているのだが、この話数に収めるのは強引すぎるのでは?という感想もあがっていた。ISLANDは時空系列をしっかり把握することが大事な要素になっているのだが、理解できないままどんどん話が展開していってしまい、気づけば最終回のネタバレになっていたという人も多かったようだ。じっくり楽しみたい人からすると、あまりに展開が早すぎてつまらないという評価に繋がってしまった。
特に後半のスピード感はかなりのもので、一気に色々な伏線が回収されていく。ただ、そんな中でもサラ・ガーランドやカレン・クルツなどとの出会いなどに、尺をしっかり使う必要があったという指摘が多い。12話の中にゲームのストーリーを全て丁寧に詰め込むのは難しく、全24話にしたとしても、ダラダラ尺が長すぎることになってしまう。アニメは話数が決まっているので、尺の作り方は非常に難しかったようだ。
理由③設定が雑
出典: https://abema.tv
アニメISLANDで「つまらない」と評価している人の意見で一番多かったのが、設定が雑すぎるというもの。確かにツッコミどころは非常に多い。辻褄合わせが難しいところは「そういうものなんです」で終わってしまうこともしばしば。特に一番このアニメの肝となっている何度も同じ世界を繰り返している理由に関しても、「理由はわからないが、そういうことなんです」と桃香が言い、なぜかそれを全員が納得している。
「理由がわからないのか?」「それで説明終了?」など視聴者からも思わずツッコミが入ってしまったようだが、雑な設定はそれだけでなはい。例えばリンネ・オハラが作ったタイムマシーンに関しても、自信満々に切那を機械に入れて、作動させ、コールドスリープ状態になって泣き叫んでいるのを見て「そりゃそうだろ」と冷めた様子で見てしまった人もいる。最愛の人が入る前に、物とかで実験するのでは?という意見も多かった。
面白いといわれる理由
アニメISLANDは、先程紹介したように、つまらないという意見も多く飛び交っている。特に設定の雑さは、どうしても拭いきれない部分であり、最終回を迎えた時も、当初の目的であったサラ・ガーランドやカレン・クルツを助けることをすっかり忘れて、リンネ・オハラとの再会を喜び幸せになっているようにも見えてしまう。そのような点が気になると、なんだかモヤモヤしてしまうのだが、ISLANDを面白いと評価している人もいる。
実際に否定的な感想や評価が上がっているISLANDは、同じくらい面白いという好評価をしている人がいる。人気アニメはどうしても賛否の意見が出やすいので、ISLANDの意見も人気な証拠と言われている。それでは続いて、アニメISLANDを面白いと評価している人の意見を紹介していく。
理由①後半の展開が良い
アニメISLANDが面白いのは、実は後半になってからという声が非常に多い。ISLANDの前半では、記憶を失った切那が凛音と出会ったことで物語が進んでいき、記憶のパズルをつなぎ合わせていくような内容になっている。個性的なキャラクターであるカレンやサラなども出てきて、ハーレムを楽しむシーンも多いのだが、ISLANDの物語が一気に変わるのは、メインヒロインであるはずの凛音が死んでしまったところから。
視聴者の間でも驚きの展開を見せたのは9話から。全く違うストーリーに変わるのだが、リンネやサラ、カレンが登場。しかし浦島の時とは全く違うキャラクター設定なのだ。突然アニメが変わったのかと思うような展開に混乱する人もいたようだが、ここから一気に伏線の回収が始まっていく。最終回では「こんな結末は予想できなかった」「続きが気になりすぎた」という声も多くあがっており、最後まで楽しめたという感想も多かった。
理由②キャラがかわいい
アニメISLANDが面白いと言われている理由の一つに、キャラクターのかわいらしさが挙げられる。ヒロインである凛音やサラ、カレンなど複数のキャラクターが登場するのだが、とにかく全員かわいい。作画が最高という意見も多いのだが、ISLANDのキャラクターで注目すべきは瞳だ。とにかく瞳がとっても綺麗で目の表現力が高く、思わずキャラクターに引き込まれてしまうという意見も上がっている。
原作がゲームなので、アニメのように動かず静止しているキャラクターを見慣れている分、実際にアニメ化されると、好評な意見が出にくいのが特徴だが、ISLANDではキャラクターデザインに関しては非常に高く評価されている。喜怒哀楽の表情もどれをとってもかわいいので、キャラクターデザインを重要だと思っている人にはオススメのアニメと言える。
理由③ハッピーエンド
ISLANDのアニメが面白いと言われている理由の3つ目は「ハッピーエンド」であること。やはり視聴者からすると主人公とヒロインがハッピーエンドになるというのは見ていて嬉しいようだ。ただ、ISLANDの最終回は普通のハッピーエンドではない。元々ヒロインとして切那とくっつくだろうと思っていた凛音は、実は切那の娘だったことが判明してしまう。その事実を知った凛音はひどくショックを受けてしまうのだ。
あまりの悲しい衝撃の事実に、思わず凛音は身投げしてしまうのではないかと思った人も多かったのだが、凛音は意外とあっさりその事実を受け入れて、母親である玖音(リンネ・オハラ)と切那に幸せになってほしいと願うのだ。ちょっと都合が良すぎる展開なのでは、という声も上がってはいたものの、凛音も最終的には幸せそうな笑顔を浮かべていたこと、何万年もの月日を経て切那とリンネが結ばれたのが嬉しいという声が多かった。
理由④声優の演技が良い
アニメISLANDはとにかく声優の演技力が高いのも特徴。アニメを見る上で、声優の演技だったり声質が非常に重要なポイントになる。ISLANDは実力声優がヒロインを担当していることもあり、キャラクターにぴったりという意見も多かった。特に、ヒロインの凛音の声を担当している田村ゆかりの安定感は抜群だという意見も多い。田村ゆかりは数々のアニメやゲームなどを担当しているベテラン人気声優。
ひぐらしの鳴く頃にの古手梨花などが代表作としても挙げられているが、キャラクターによって複数の声を使い分けており、田村ゆかりが好きだからISLANDを見たという人もいたくらいの人気ぶりだ。ISLANDでは、歌を歌っているシーンもあるのだが、かわいらしい、いわゆるアニメ声である田村ゆかりの声に癒された人も多くいた。アニメISLANDが面白い理由として声優の安定感が挙げられるのも納得だ。
アニメISLANDの主題歌
主題歌①永遠のひとつ
アニメISLANDの主題歌に選ばれた永遠のひとつは、人気声優である田村ゆかりの29枚目にあたるシングル。発売されたのは、2018年8月15日。松井五郎が作詞を手がけており、白戸佑輔が作曲を担当。また、WABISABIは作詞、作曲共に携わっている。田村ゆかりが言うには、永遠のひとつはギャルゲのさわやかな夏のイメージの楽曲とのこと。
主題歌②Closing tears
第六話から切り替わったオープニング主題歌のClosing tearsは、永遠のひとつと同じく、松井五郎が作詞を手がけており、白戸佑輔が作曲を担当。そして歌っているのは声優である田村ゆかりだ。永遠のひとつとは真逆とも言えるほど雰囲気がガラッと変わっており、ゆったりとして物悲しい雰囲気を漂わせている。ストーリーを知っている人はおもわずグッとくる歌詞になっている。
主題歌③Eternal Star
Eternal Starは、亜咲花(あさか)という歌手の楽曲だ。亜咲花は1999年10月7日生まれで、愛知県名古屋市出身。所属事務所はT&E Corporationで、所属レーベルは5pb.Recordsだ。Eternal Starは5枚目のシングルにあたる。Eternal Starはオリコンランキングで最高位となる32位になっている。
主題歌④Marine SNOW
Marine SNOWはEternal Starと同じアルバムに収録されている楽曲。亜咲花が手がけている楽曲であり、amazonなどでも販売されている。
アニメISLANDに関する感想や評価
アニメISLANDの最終回がとにかく感動したという感想が多く上がっていた。ISLANDは1話から順番に見ていっても、なかなか話が繋がらないようになっており、最終回でようやく全ての伏線が回収されるようになっている。疑問が多かったけど最終回ですっきりしたという感想も多く上がっていた。また、視聴者の人の中には、神アニメと賞賛する声もある。
遅くなったけど、ISLAND最終回見た!
— けんぞくぅ[CLAW (@30o9NZIpoVKxtJO) September 19, 2018
やばい!めっちゃ感動!
今まで見て疑問だらけやったけど全て最終回で繋がったな!
これは神アニメやわ pic.twitter.com/2Cj46Jfrj7
先に原作のゲームをしたあとにアニメを見た人は、最終回がアニメのオリジナルということもあり、がっかりしたという声も多い。しかし、アニメを先に見た人がゲームをすると、かなり面白いだろう、という声もあがっている。先にゲームをしていまっている人からすると、アニメから入った人が心底羨ましいという感想もあった。
アニメから入って原作やると
— 大五郎♒ (@daichan120) September 22, 2018
「ISLANDの原作おもしれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ってなるんだろうなぁ。これから現在やる人が心底羨ましいです。
ISLANDのアニメが面白いという人もいる。切那が記憶喪失になっており、情報制限がかかってしまっているところや、先が全く読めない為、続きが気になってしまうという感想も多い。ISLANDでは、最終回でも視聴者の予想を大きく超えた結末になっていた為、最高に楽しめたという感想もあがっている。
ISLANDおもしれー、刹那の記憶喪失による情報制限がうまく視聴者にも伝わってるところがいい、自然と先が気になるアニメ
— 津軽 (@_2gar) July 8, 2018
アニメISLANDは最終回で状況が大きく動き、メインヒロインである凛音が切那の娘だったことが判明する。時間を越えて、リンネは切那の子供を身籠っており、リンネは自分の意思に反して玖音になっていたことがわかる。リンネと切那が時を超えて結ばれるという衝撃の展開に驚きの声が上がっていた。ハッピーエンドという結末が嬉しいという人も多く、良いアニメだったという感想も多くあがっている。
#ISLAND 12(最終回)
— すふぃら (@314_sphera) October 9, 2018
最終回で状況は大きく動く。
メインヒロイン、凛音は自分の娘だった。
時間を越えて、リンネは子供を身籠っていた。
そしてリンネは玖音になった。
凛音はすごく優しい。
リンネとセツナは、もう一度やり直す。
衝撃の展開、ハッピーエンドでした。
とても良いアニメでした。 pic.twitter.com/54pSLMsZYz
ISLANDのゲームをしていた人達の間で、アニメの最終回を見て、全ルートクリアすると出てくる隠しルートのエンディングがあるのでは、という憶測が飛び交っていたようだ。しかし、実際のところ、アニメの最終回の内容はアニメオリジナルであることが発表されている。ゲームにもないエンディングだったので、心から楽しめたという人もいた。
ISLANDの最終回、これはきっと全ルートクリアすると出てくる隠しルート的なやつだ!って思っていたのですけれど、原作にはないアニメオリジナルらしいと聞いて、ちょっと嬉しくなったらくがき😌 pic.twitter.com/y4QNo74c48
— 川野辺 (@kawanove) September 21, 2018
アニメISLANDの感想まとめ
アニメISLANDの感想まとめはいかがだっただろうか。最終回で、ストーリーの伏線が全て回収されており、視聴者からも驚きの声が上がっていた。設定が雑だという意見は非常に多いのだが、ゆるく見るアニメとしては非常におすすめだという感想も多い。切那とリンネ・オハラが再び結ばれて、これからタイムマシーンを作っていくと予測されており、続編を期待する声も上がっているようだ。気になる人はぜひ一度ご覧あれ。