月がきれいのあらすじやアニメの魅力をネタバレ解説！声優キャストやOP・EDも

この記事ではアニメ「月がきれい」のあらすじや魅力、声優キャストやOP・ED主題歌に至るまでを一挙に紹介していきます！そして、その前に月がきれいとはどんなアニメなのかを簡単に紹介していきます！

まずは、月がきれいの作品情報について簡単に紹介していきます！月がきれいはfeel.制作によるアニメで、2017年4月から6月まで放送されていました。月がきれいは、川越の中学校に通う小説家志望の安曇小太郎と陸上部の水野茜の中学生らしい純愛ストーリーとして、話題になりました。

そんな月がきれいですが、原作はあるのでしょうか？実は、月がきれいは原作がないオリジナルアニメになっています。そのため、原作に縛られることなくアニメとしての魅力を存分に活かした作品になっているようです。

小説家志望の安曇小太郎と、陸上部所属の水野茜は中学3年生になります。それまで接点はほとんどなかった二人ですが、家族と一緒に訪れたファミレスで鉢合わせしたり、運動会の用具係で一緒になって連絡用にLINEを交換したりするうちに、次第にお互いを意識するようになっていきます。

中学最後の運動会。小太郎は徒競走で転んでしまい、保健室で茜の親友・千夏に手当をしてもらいます。その後、運動場に戻ると最終種目のリレーに出場する前の茜の様子がどこかおかしいことに気が付きます。実は茜はお守りのように大事にしているマスコットをなくしてしまったのです。小太郎は必死でそのマスコットを探出します。「水野さんはそのままでいいと思う」そう言う小太郎に、茜は頬を赤く染めるのでした。

中学3年のビッグイベント修学旅行が間近に迫っている時期。LINEで連絡を取るようになった茜と小太郎。小太郎は川越まつりに向けて神社でお囃子の稽古を積んでいました。一方、茜は陸上競技会で自己ベストを記録します。茜はその喜びを一番に小太郎に報告したくて、神社にいる小太郎の元へ向かいます。そして、小太郎は「月が綺麗ですね」という名言を思い出しながら、茜に「つき、あって」と告白するのでした。

小太郎からの告白を保留にしたまま迎えた修学旅行。気まずい雰囲気になり、小太郎はなんとか2人きりで話す機会を作ろうと茜にLINEで自由行動の待ち合せの連絡を入れます。しかし、先生にスマホを没収されてしまい茜に連絡が取れなくなってしまいました。翌日、茜は雨の中小太郎をずっと待っていました。小太郎はなんとかその場所へ向かいます。不機嫌な茜でしたが、「もっと喋りたい」と自分の気持ちを伝えるのでした。

小太郎と茜は誰にも告げずこっそりつきあい始めることになりました。しかし、「つきあう」とはどういうことなのか初めての二人は戸惑います。さらに、小太郎は千夏と一緒の塾に通うような流れになってしまいます。そのようなこともあり二人はすれ違ってしまいますが、古書店で二人きりで話をして良い雰囲気に。手を繋いでいると、それを邪魔するように茜に千夏から「私安曇くんのこと、好きになっちゃったみたい」とLINEが…。

千夏からのLINEのメッセージが気になり、部活の大会を目前に控えているにも関わらず集中できない茜。一方、小太郎には出版社から呼び出されます。喜んで行く小太郎でしたが、「純文学の才能はないけど、ラノベを書いてみないか」と言われてショックを受けます。また、茜も大会で実力が発揮できずに落ち込みます。そんな茜に追い打ちをかけるように、千夏は「わたし、告白していい？」と告げるのでした。

夏休みになり、千夏の誘いで茜と小太郎は同級生たちと遊園地に行くことになります。千夏以外は二人が付き合っていることを知らないため、二人はぎこちなく遊園地で遊びます。そんな小太郎に千夏は遠慮なくアピールしていきます。そんな中、茜は比良と一緒に皆からはぐれてしまいます。小太郎は必死で茜を探し「彼女だから」と比良に宣言するのでした。その後二人は遊園地デートを思いきり楽しみ、良い雰囲気になります。

夏休み中の登校日。遊園地でのことが発覚し、クラスの注目の的になる茜と小太郎。気恥ずかしい空気の中、二人は初めて一緒に帰る約束を交わします。そして、ある日小太郎のお囃子の練習を見に行った帰りに偶然神社で夏祭りがあることを知り、一緒に夏祭りを見に行きます。そこで、さらに仲を深めた二人は風鈴の短冊にお願い事を書きます。その願いは二人とも同じ「ずっと一緒にいられますように」でした。

中学3年の秋。小太郎は自分の進路について悩んでいました。一方、茜は中学最後の陸上部の大会に向けて練習します。大会当日、小太郎はこっそり茜を応援しに来ていました。お守りのマスコットのおかげで、茜は自己ベスト更新し1着でゴールするのでした。その日の夜、小太郎は父に「好きな進路へ進め」と背中を押されます。ホッとした小太郎でしたが、そこへ茜から「千葉に引っ越す」という連絡が来るのでした。

茜は引越し先の千葉の高校の推薦入試を受けることになり、小太郎も同じ高校を受けようかと考えていました。そんな不穏な雰囲気の中、川越祭りが始まります。茜は陸上部のメンバーと一緒に来ており、比良と二人きりになってしまいます。そして、小太郎は偶然比良に告白されている茜を目撃してしまいます。機嫌が悪くなる小太郎の態度に、どうしていいかわからず茜は泣いてしまいます。

後日、塾に置いているはずのない千葉県の光明高校の学校案内を見つける茜。その理由に気づき、思わず駆け出します。歩いていた小太郎に追いついた茜は、学校案内のことを聞きます。そこで、小太郎は茜と同じ高校を受けるつもりだと告げるのでした。茜は小太郎の言葉が嬉しくて、小太郎の胸に飛び込みます。そして、その勢いのまま茜は小太郎にキスをします。二人は真っ赤に頬を染めながら、見つめ合うのでした。

小太郎は光明高校に行くことに関して、母親と揉めてしまいます。それでも、茜と同じ高校に行くため必死に勉強する小太郎。一方、茜は頑張る小太郎のために手編みのマフラーを編みます。クリスマスの日、プレゼント交換をし二人は神社デートを楽しみます。後日、茜から推薦入試で合格を決めたという連絡がきます。「絶対に茜と同じ高校に行く」その一心で小太郎はさらに勉強に励むのでした。

そんな小太郎の姿を見て、母親も「応援したい」という気持ちになったようです。ダメだった時のために、市立高校も併願受験するという約束で光明高校の受験を許してもらいます。夜中に夜食のためにおにぎりを作ってくれる母。そして試験当日の朝、母が作ってくれたお弁当を受け取り、小太郎は「ありがとう」と伝え試験会場へと向かいます。

「恥の多い生涯を送ってきました」その言葉とともに、小太郎は「不合格通知」を眺めていました。光明高校に落ちた小太郎は市立高校を受験し、合格します。そして同じ高校に行くことになった千夏に、小太郎は「ずっと好きでした！」と告白されます。勿論フラれた千夏は、その後茜にLINEで告白したことを謝ります。しかし、小太郎は告白について何も言ってくれなかったため、茜は眉をひそめます。

一方、小太郎はろまんに聞いた小説投稿サイトに小説を投稿するようになります。そんなある日、茜と小太郎はおそらく川越での最後のデートをします。そこで、茜は告白のことを何故言ってくれなかったのかと泣きだします。これから遠距離恋愛になるのに大事なことを言ってくれなかった小太郎に不安になっていたのです。茜は泣きながら小太郎にキスをし、駆け出しました。

そして、引っ越し当日。茜は千夏から小太郎がサイトに投稿した小説を教えられます。そこに投稿されていた小説「13.70」は、小太郎と茜のことを描いた小説だったのです。お囃子の練習が終わった後、小太郎は立花さんからネットの小説に結構コメントがついていることを教えてもらいます。そして、そのコメントの中に「この先はどうなるんですか？」という茜からのコメントがあることに気づきます。

小太郎は茜が乗る電車の元へ走ります。一方、茜は電車に乗りながら小太郎の書いた小説の終章を読み始まます。そこには、小太郎の茜への想いが綴られていました。茜は涙を浮かべながら、それを読みます。

小太郎は茜の乗る電車を見ながら叫びます。「大好きだー！」茜の鞄には、小太郎とおそろいのマスコットが揺れてました。ED後、川越祭りで赤ちゃんを抱く茜と小太郎、それを囲む家族の幸せそうな姿が描かれていました。

ここからは、月がきれいのアニメの魅力について紹介していきます！月がきれいにはどんな魅力があるのでしょうか？舞台となった場所や他のアニメにはない魅力を一つずつ紹介していきますので、ぜひご覧ください！

最初に紹介する月がきれいの魅力は「リアルな描写」です。月がきれいでは中学生という思春期の微妙な時期をリアルに描いていると話題になっています。ファミレスで家族と一緒に食事しているところを同級生に見られると恥ずかしい、修学旅行に携帯電話やお菓子を持ち込んで没収されるなど、細かいところまで丁寧に描写されています。

次に紹介する月がきれいの魅力は「キャラクターデザイン」です。通常のアニメではキャラクターデザインはアニメーターが担当しています。しかし、月がきれいではアニメらしいキャラデザは合わないだろうということで、敢えてイラストレーターのloundrawがキャラデザを担当しているようです。そのため、月がきれいのキャラクターや制服などは良い意味でアニメらしくないデザインになっています。

次に紹介する月がきれいの魅力は「プレスコアリング方式」です。通常のアニメでは完成した動画に後から声優が声を当てるアフターレコーディングが採用されていますが、月がきれいでは敢えて会話のリアルさを出すために「プレスコアリング方式」を採用しています。プレスコアリング方式とは、収録した音声を元に動画を作っていくという方式です。さらに、声優も若手を採用し中学生のリアルな会話を再現しています。

次に紹介する月がきれいの魅力は「舞台となった川越」です。月がきれいでは埼玉県川越市を舞台にしているアニメです。OPアニメーションには実写画像を加工したものも使用されているようです。さらに、月がきれいに登場する風鈴回廊や川越まつりなども実際にある催し物になります。月がきれいを視聴した後は、聖地巡りをするのも面白いかもしれません。

次に紹介する月がきれいの魅力は「LINEメッセージ」です。月がきれいの作中では毎回のように茜と小太郎がLINEでメッセージのやり取りをしています。このシーンもリアルに再現されており、魅力の一つになっています。さらに、LINEメッセージは月がきれいのEDでも登場します。しかも、EDのLINEメッセージは毎週変化していきます。

実は、このLINEメッセージは茜と小太郎の未来のメッセージのやり取りだったということが最終回で明かされています。そのため、月がきれいのEDのLINEメッセージを読み返すと、最終回後の二人の関係性を想像することができるようになっています。

ここからは、月がきれいのアニメ声優を紹介していきます！月がきれいのアニメに登場する主要キャラクターの声優のプロフィールや他の出演作品を紹介していきますので、ぜひご覧ください！

最初に紹介するのは、水野茜役の声優・小原好美さんです。小原好美さんは大沢事務所所属の声優で、1992年6月28日生まれで神奈川県出身です。声優としては、本作『月がきれい』で初のヒロイン役を演じたようです。また、同年には『魔法陣グルグル』のヒロイン・ククリ役を演じて話題になりました。このように、小原好美さんは今大注目の人気声優です。

また、水野茜役の声優・小原好美さんの他の出演作品についても紹介していきます。小原好美さんは「はねバド!」の藤沢エレナ役、「やがて君になる」の叶こよみ役、「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の藤原千花役、「まちカドまぞく」の吉田優子役などを演じているようです。

次に紹介するのは、安曇小太郎役の声優・千葉翔也さんです。千葉翔也さんはシグマ・セブンe所属の声優で、1995年8月29日生まれのようです。元々は山王プロダクションに所属しており、子役として活動していたようです。そして2004年に『カレーの国のコバ〜ル』で声優デビューをされたようです。その後は様々なアニメに出演されています。

安曇小太郎役の声優・千葉翔也さんの他の出演作品についても紹介していきます。千葉翔也さんは「ALL OUT!!」の祇園健次役、「ようこそ実力至上主義の教室へ」の綾小路清隆役、「アイドルマスター SideM」の秋山隼人役などを演じているようです。

次に紹介するのは、比良拓海役の田丸篤志さんです。田丸篤志さんはシグマ・セブン所属の声優で、1986年2月27日生まれ、埼玉県出身のようです。2009年に『クプ〜!!まめゴマ!』佐々木さん役でテレビアニメに声優としてデビューしたようです。また、浅利遼太さんや西明日香さん、洲崎綾さんなどの声優と仲が良いと話しているようです。

比良拓海役の声優・田丸篤志さんの他の出演作品についても紹介していきます。田丸篤志さんは「たまこまーけっと」の大路もち蔵役、「魔法科高校の劣等生」の吉田幹比古役、「学戦都市アスタリスク」の天霧綾斗役などを演じているようです。

次に紹介するのは、西尾千夏役の村川梨衣さんです。村川梨衣さんは東京俳優生活協同組合と日本コロムビア所属の声優で、6月1日生まれ、埼玉県生まれ東京都育ちだと公表されています。また、身長は152cmで血液型はB型のようです。2011年に『FAIRY TAIL』の第80話から登場したココ役で声優デビューし、その後様々なアニメに出演するようになりました。

西尾千夏役の声優・村川梨衣さんの他の出演作品についても紹介していきます。「のんのんびより」の一条蛍役、「ご注文はうさぎですか?」のメグ役、「トリニティセブン」の倉田ユイ役、「Re:ゼロから始める異世界生活」のラム役などを演じているようです。

ここからは、月がきれいのOPとED主題歌や挿入歌について紹介していきます！月がきれいはOPやEDの主題歌なども魅力の一つだといわれていますので、ぜひチェックしてみてください！

月がきれいのOP主題歌は園田涼子役の声優として出演している東山奈央さんが歌う「イマココ」です。「イマココ」はOP主題歌らしく駆け抜けていくような明るい曲調になっていると話題になりました。また、OP主題歌「イマココ」は小太郎の気持ちが歌詞に込められているようです。上記の動画は月がきれいのOP主題歌「イマココ」のMVになりますので、ぜひ視聴してみてください！

月がきれいのED主題歌もOP主題歌と同じく園田涼子役の声優として出演している東山奈央さんが歌う「月がきれい」です。ED主題歌「月がきれい」は明るい曲調のOP主題歌とは違い、落ち着いたしっとりとした曲調になっています。また、ED主題歌の歌詞はヒロインの茜の気持ちが込められているようです。上記の動画は月がきれいのED主題歌「月がきれい」のMVになりますので、ぜひ視聴してみてください！

次に、月がきれいの挿入歌について紹介していきます！挿入歌は月がきれいの3話から本領を発揮するようです。月がきれいの挿入歌はオリジナルの曲ではなく、往年の恋を歌った曲のカバーです。そんな挿入歌を歌っているのは、OPとEDも歌っている東山奈央さんです。

誰もが一度は耳にしたことがある名曲を東山奈央さんが優しい歌声で歌い上げており、話題になりました。月がきれいの挿入歌には「初恋」「3月9日」「夏祭り」「未来へ」などがありますので、ぜひチェックしてみてください！

次に、月がきれいに関する感想や評価を紹介していきます！月がきれいの最終回に関しては上記のように「感動した」「泣いた」という感想が多くありました。

また、上記の感想も月がきれいの最終回を見た人の感想です。上記のように月がきれいの放送前の期待値はあまり高くなかったものの、1話目から引き込まれていき最終回まであっという間だったという感想もありました。月がきれいほど綺麗で美しい作品はないという感想もあり、それほどまでに月がきれいは愛されている作品のようです。

また、月がきれいのLINEのやり取りについて現代風で秀逸だという感想もありました。また、月がきれいEDでのLINEのトーク画面の演出も凄いという感想も多いようです。さらに、月がきれいの最終回でLINEを使わずに自分の言葉を伝えるために走る小太郎のシーンも凄いと話題になっているようです。

この記事では月がきれいのあらすじをネタバレ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？さらに、月がきれいの声優やOPとED主題歌などの魅力についても紹介してきました。しかし、月がきれいにはこの記事だけでは紹介しきれなかった魅力がまだまだたくさんあります。そのため、もし興味がありましたら月がきれいを視聴してみてください！