進撃の巨人のミケ・ザカリアスは最期どうなった?強さや経歴まとめ

進撃の巨人に登場するミケ・ザカリアス。彼は進撃の巨人内で人類最強と謳われるリヴァイに次ぐ実力者だとされています。しかし残念なことに戦いに敗れ、亡くなってしまいました。『進撃の巨人』におけるミケの強さや経歴、年齢、そしてその最期はどんなものだったのでしょうか。

進撃の巨人のミケ・ザカリアスは最期どうなった?強さや経歴まとめのイメージ

目次

  1. 【進撃の巨人】ミケ・ザカリアスとは
  2. 【進撃の巨人】ミケ・ザカリアス基本プロフィール
  3. 【進撃の巨人】5年前から調査団で生き残ってる!ミケ・ザガリアスの経歴
  4. 【進撃の巨人】調査兵団No.2!ミケの実力
  5. 【進撃の巨人】ミケだけの強力武器?驚くべき嗅覚
  6. 【進撃の巨人】ミケの精神的な強さ
  7. 【進撃の巨人】ミケの壮絶な最期
  8. 【進撃の巨人】物語におけるミケ・ザカリアスの役割
  9. 【進撃の巨人】ミケ・ザカリアスまとめ

【進撃の巨人】ミケ・ザカリアスとは


『進撃の巨人』に登場するミケ・ザカリアス。彼は、『進撃の巨人』の世界で人類最強と謳われるリヴァイに次ぐ実力者だとされています。しかし残念ながら知性を持つ『獣の巨人』に敗れ、巨人に食べられてしまうという最期を迎えてしまいました。『進撃の巨人』という作品内において、ミケ自身の活躍の描写はそう多くありません。

しかし彼は『進撃の巨人』という物語の中で『獣の巨人』の存在を読者へと知らせる重要な役割を担いました。『獣の巨人』は『進撃の巨人』の中でキーパーソンともいえるキャラクター。ミケの最期は『進撃の巨人』という物語の分岐点ともなりました。そんなミケの強さや経歴、そしてミケの最期がどんなものだったのかをみてみましょう。

【進撃の巨人】ミケ・ザカリアス基本プロフィール

ミケ・ザカリアスの身長は196cm。体重は102kgと、『進撃の巨人』登場キャラクターの中でも、かなり大柄な人物です。誕生日は『進撃の巨人』の公式プロフィールに掲載されていません。しかし、2014年11月1日に実施された『進撃の巨人』原作者、諌山先生のトークショー中に11月1日と決定されたようです。不明なのはミケの年齢。正確な年齢の情報は残念ながらありませんでした。

ですが、同じく『進撃の巨人』の調査兵団に所属する、『進撃の巨人』でも大人気のキャラクター『リヴァイ』については年齢情報があります。某日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの『進撃の巨人』アトラクションに『進撃の巨人』の原作者である諫山創先生が登場したのです。そこで先生がリヴァイの年齢は30代前半であると発言。経歴については後ほど説明しますが、ミケはそのリヴァイよりも早く調査兵団に入団しています。

外見年齢的にはミケの方が年上に見えますし、仮にミケがリヴァイと同い年だと仮定したとしても、30代であることだけは確かです。『進撃の巨人』の中でも特に死亡率が高く、平均年齢の低い調査兵団内では年長の部類に入るのではないでしょうか。

【進撃の巨人】5年前から調査団で生き残ってる!ミケ・ザガリアスの経歴

ミケは『進撃の巨人』に登場する『憲兵団』『駐屯兵団』『調査兵団』の内、『調査兵団』に所属。彼はそこで分隊長を務めています。『進撃の巨人』の作品内ではミケの経歴は詳しく語られていませんが、少なくとも5年前から調査兵団で生き残っているということが確認できます(『進撃の巨人』原作27話)。

『進撃の巨人』における調査兵団の生存率について、『新兵が最初の壁外調査で死亡する割合は5割』。加えて『4年で9割以上が死んだ』(『進撃の巨人』原作21話)と語られていることから考えて、『進撃の巨人』の作品内でも、ミケの実力はかなりのものなのでしょう。更に、『進撃の巨人の』番外編『悔いなき選択』ではリヴァイよりも先に入団している様子が描かれています。
 


『悔いなき選択』は『進撃の巨人』での844年の出来事を描いた作品。エレンが調査兵団に入団したのが850年。最低でも6年以上は調査兵団に所属していたことが分かります。第57回壁外調査では、信頼のおけるメンバーとしてエルヴィンと共に行動。その際、リヴァイとともに女型の巨人のうなじへ攻撃している姿も確認できます(『進撃の巨人』原作27話)。外見年齢からも考えて、調査兵団内ではベテランに入ると考えられます。

【進撃の巨人】調査兵団No.2!ミケの実力

彼の強さについては、「調査兵団でリヴァイ兵長に次ぐ実力者だぞ!」(『進撃の巨人』原作35話)とと明言されています。また、進撃の巨人公式ガイドブックでは、格闘術においてミカサと同レベルであるとの情報も。『進撃の巨人』原作35話では9体の巨人を相手取り、その内5体を討伐してみせました。

その上アニメ版『進撃の巨人』での戦闘シーンや、捕獲した女型の巨人の正体を突き止めるべく切りかかった際に見せたのは見事な回転切り。『進撃の巨人』の世界において、回転切りで巨人を倒せるキャラクターは限られています。しかも、プロフィールでも紹介しました通り、ミケは身長196cm、体重102kgという『進撃の巨人』の中でもかなりの体格の持ち主。その体から繰り出される回転切りはかなりの威力であると推測できます。

また、そうした体格にも関わらず回転切りができるということ自体、運動能力が高い証拠と言えるでしょう。長期間調査兵団に所属しているという経歴からも考えて、『進撃の巨人』作品内において屈指の戦闘能力を持っていることは疑いようがありません。

【進撃の巨人】ミケだけの強力武器?驚くべき嗅覚

ミケの特徴といえば、『進撃の巨人』の世界でも異様といえる超嗅覚。臭いで巨人の接近を感知するほどの鋭い嗅覚を有しています。そしてその嗅覚が関係しているのか、「初対面の人の匂いを嗅いでは…鼻で笑うクセがある」と進撃の巨人原作19話のハンジのセリフから明かされています。

これだけだとミケがただの変な人に見えてしまいますが、この嗅覚は、『進撃の巨人』の世界で強力な武器となっています。『進撃の巨人』原作27話・34話では周辺の臭いから、巨人の襲来を予測していました。方角や個体数まで的確に言い当てるその嗅覚は、戦場において高感度レーダーのような役割を果たしていたと言えるでしょう。『進撃の巨人』で、このような能力をもったキャラクターは他にいません。

【進撃の巨人】ミケの精神的な強さ

分隊長という立場もあってか、戦う意志の強さもかなりのものです。『進撃の巨人』原作35話にてウォールローゼ内に巨人が発生した際、彼の隣にいたナナバは「人類は負けた」と嘆いています。再び壁が壊されたと予想される状況下ですので、無理もありません。しかし、そんなナナバにミケは励ましの言葉をかけます。それは、『進撃の巨人』の名言ともいわれる言葉でした。

「人は戦うことをやめた時初めて敗北する」「闘い続ける限りはまだ負けていない」「さあ…戦うぞ」(『進撃の巨人』原作35話)。ミケは『進撃の巨人』の中でも口数が多いキャラクターではありません。普段は寡黙なミケが発した言葉だからこそ、強く響いて聞こえるのでしょう。項垂れていたナナバも、この言葉で士気を取り戻します。絶望的な状況でも戦う意志を保持し続ける姿から、ミケの精神的な強さを窺えるシーンでした。

大半の人間が取り乱す中、冷静さを保っていられるのも、彼の強さであり、魅力でもありますね。ミケは予想外の出来事が起きたにもかかわらず、どう行動すべきか部下へ即座に指示を出していました。更にその直後、時間を稼ぐ為、即座に部下であるゲルガーへと指揮権を継がせます。そして単身で9体もの巨人を相手に、囮として別行動へと移りました。即座の判断力、指揮力でも『進撃の巨人』屈指の実力者だったのでしょう。

【進撃の巨人】ミケの壮絶な最期

そんな彼も、残念ながら巨人に食べられてしまいます。『進撃の巨人』原作35話にてウォールローゼ内に巨人が多数発生し、状況が混乱する中、時間を稼ぐためミケは自ら囮に。9体もの巨人にたった1人で立ち向かいました。そして、ミケはその内5体を討伐。時間は充分に稼げたと判断し、馬を呼び戻そうとしたところで予想外の出来事に直面します。

それまでは大人しかった獣の巨人が、ミケの馬を鷲掴みにし、ミケへと目掛け投げつけたのです。ミケは咄嗟に馬との衝突を回避しましたが、その衝撃で屋根から落下。屋根の下にいた巨人の内の1体に捕まってしまいます。しかし、その巨人に食われかけたところに、「待った」の声が。何と、獣の巨人が喋ったのです。「その武器は何て言うんですか?」「腰につけた飛び回るやつ」人語を話す巨人を前に、さすがのミケも冷静さを失います。

ここまでの時点で『進撃の巨人』において、はっきりと人語を話す巨人はいませんでした。ミケが動揺するのも無理ありません。言葉を失うミケをよそに、獣の巨人は話しかけ続けます。一方、動揺したミケは何も話せない状態へと陥ってしまいました。そして、そんな状態のミケを眺めていた獣の巨人はミケとの対話を諦め、ミケの立体起動装置を奪って行ってしまいます。

『進撃の巨人』の世界で兵士の生命線とも言える立体起動装置を失い、その場に放置されたミケ。しかしながらその後、ミケは自身がナナバに語ったことを思い出し、再度立ち上がります。自信を奮い立たせ、失いながらも再び抵抗の意志をみせました。ですがその直後、獣の巨人から「もう動いていいよ」との号令が下されます。

すると周囲の巨人はミケへと殺到。ミケはその場にいた巨人から一斉に襲いかかられ、壮絶な最期を迎えることに。ミケの最期は『進撃の巨人』の中でも、かなり悲惨なものとしてファンに知られることとなりました。

【進撃の巨人】物語におけるミケ・ザカリアスの役割

『進撃の巨人』という物語におけるミケの役割はいったいどういうものだったのでしょう。それは、彼の壮絶な最期がすべてを物語っています。『進撃の巨人』の作中で、ミケの出番は多いとは言えないものの、『進撃の巨人』の世界で人類最強とされるリヴァイに次ぐ実力者であることや心の強さについては、経歴やエピソードを通じて物語の中でしっかりと語られていました。

そんな彼が獣の巨人を相手に、心を折られた上、捕食されるという凄まじい最期を迎えるのです。『進撃の巨人』の中でも、かなり印象の強いシーンと言えます。読者にとってはショッキングな場面でもあり、『進撃の巨人』で初めて人語を話す巨人、『獣の巨人』という不気味な存在を読者へ知らせることになりました。また、『進撃の巨人』に出てくる一般的な巨人の脅威を『進撃の巨人』の読者に再確認させたことでしょう。

【進撃の巨人】ミケ・ザカリアスまとめ

『進撃の巨人』に登場するミケ・ザカリアスの経歴や強さ、実力をまとめてみました。ミケ・ザカリアスという魅力的な人物が『進撃の巨人』の中で今後活躍する姿を見られないのは残念です。しかし、『進撃の巨人』という物語にとって、ミケの犠牲は重要なものだったと言えます。それに、これから先の展開によっては、回想シーン等でミケ姿が見られる可能性が0というわけではありません。

『進撃の巨人』の派生アニメである『巨人中学』のように、『進撃の巨人』とは別のところで登場する可能性もあります。過度な期待は禁物ですが、これからも『進撃の巨人』を見守っていきましょう。

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