御坂妹はかわいい御坂美琴のクローン?魅力や能力・声優も紹介!

御坂妹は「とある科学の超電磁砲(レールガン)」および「とある魔術の禁書目録(インデックス)」に登場するサブヒロインです。御坂美琴という人物のDNAから作られた、量産型クローン人間です。声優はささきのぞみさんです。「ミサカネットワーク」という脳波リンクを駆使するクローン人間でありながらも「とある魔術の禁書目録(インデックス)」の主人公・上条当麻を慕うかわいい一面も持つサブヒロイン・御坂妹。その魅力を、登場作品の概要とともに紹介していきます!

御坂妹はかわいい御坂美琴のクローン?魅力や能力・声優も紹介!のイメージ

目次

  1. 御坂妹はかわいい御坂美琴のクローン?
  2. 御坂妹の魅力を画像と共に紹介
  3. 御坂妹と上条当麻の関係
  4. 御坂妹の声優
  5. 御坂妹に関する感想や評価
  6. 御坂妹の魅力や能力・声優まとめ

御坂妹はかわいい御坂美琴のクローン?

御坂妹の登場作品

御坂妹は「とある科学の超電磁砲(レールガン)」および「とある魔術の禁書目録(インデックス)」に登場するサブヒロインです。それでは両作品がどんなものか、概要とあらすじを紹介します。

とある魔術の禁書目録の作品情報

まずは「とある魔術の禁書目録(インデックス)」について。「とある魔術の禁書目録」は小説家・鎌池和馬(かまち かずま )さんのデビュー作、およびそこから派生した漫画作品やアニメ作品です。原作小説は2004年4月から電撃文庫より刊行されていて、2019年現在も続いている人気作です。2019年6月の時点で、既刊47巻を超える長編シリーズです。

「とある魔術の禁書目録」はコミックス化、TVアニメ化や劇場アニメ化などさまざまなメディア展開を果たしています。2008年10月~2009年3月に第1期TVアニメを放送、2010年10月~2011年4月まで第2期TVアニメが放送されました。2013年2月には劇場版として「とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-」が上映されました。そして2018年10月~2019年4月まで、第3期TVアニメが放送されました。

「とある魔術の禁書目録」の主人公は一見平凡な男子高校生、上条当麻(かみじょう・とうま)です。上条当麻は、異能の力をすべて打ち消す、「幻想殺し(イマジンブレーカー)」と呼ばれる特殊能力を持っています。上条当麻はある日、10万3000冊の魔道書を脳内に記憶する少女・インデックスと出会います。そこから超能力者が集う街「学園都市」を舞台に、科学と魔術を巡る壮大な物語が、展開されていくのです。

とある科学の超電磁の作品情報

続いて「とある科学の超電磁砲(レールガン)」。こちらは小説「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品であり、漫画作品です。正しくは「とある魔術の禁書目録外伝、とある科学の超電磁砲」です。2007年から電撃コミック大王で連載されていて、2019年現在、2度のTVアニメ化を果たしています。主人公は「とある魔術の禁書目録」の人気キャラクター、御坂美琴(みさか・みこと)です。

「とある科学の超電磁砲」は「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ作品で、物語もリンクしています。現在の「超電磁砲」の担当編集が「禁書目録」の担当編集に、「美琴よこせ」と言ったことから、「とある科学の超電磁砲」シリーズが始まったそうです。

「とある科学の超電磁砲」の舞台となっているのは、「とある魔術の禁書目録」と同じく「学園都市」です。「学園都市」の学生たちは超能力の開発をカリキュラムで学び、5段階のレベルで評価されます。主人公の御坂美琴は最大レベルであるレベル5です。学園都市にも7人しかいないとされるレベル5の能力者である御坂美琴が、さまざまな事件に挑み、解決していくストーリー。それが「とある科学の超電磁砲」です。

「とある科学の超電磁砲」は2009年にTVアニメ第1期が放送されました。2013年にはTVアニメ第2期として「とある科学の超電磁砲S」が放送されました。御坂妹はTVアニメ第1期では出てきませんが、第2期の「とある科学の超電磁砲S」ではサブヒロインとして多く登場します。

御坂妹とは

御坂妹は御坂美琴のクローン人間です。「とある魔術の禁書目録」シリーズでは妹達(シスターズ)編から、「とある科学の超電磁砲」シリーズでは欠陥電気(レディオノイズ)編から、登場しています。

御坂美琴のクローン

御坂美琴のクローン人間は1万体近くいます。いちばん多く登場するのは、検体番号10032号の個体です。そして「御坂妹」とは、検体番号10032号が主人公の上条当麻と出会ったときに、彼によってつけられた名称です。上条は他のクローン個体も等しく「御坂妹」と呼びますが、作中で「御坂妹」といえば10032号単体の場合が多いです。

御坂妹は当初、御坂美琴の超電磁砲(レールガン)を量産するために作られました。しかしクローンがオリジナルと同じレベル5の能力を持つことはないとわかったため、この計画は中断されました。そのあとでレベル6にもっとも近い能力者「一方通行(アクセラレータ)」が現れます。学園都市は一方通行のレベルアップのために、御坂美琴のクローン人間を2万体も製造します。彼女たちは一方通行との実験で、半数以上が命を落とします。

ゴーグルを付けている

御坂妹は御坂美琴のクローンなので、外見はほぼ同じです。御坂美琴と同じ常盤台中学の制服を着ていて、髪型も一緒です。しかし戦うときは御坂美琴より能力が落ちるため、戦闘補助としてゴーグルを着用しています。このゴーグルはTVアニメ「とある魔術の禁書目録」第3期放送中、ウェストポーチとして発売されました。

ミサカネットワークが使える

御坂妹はミサカネットワークというものが使えます。ミサカネットワークとは電気操作能力を利用した脳波リンクで、他のクローンたちと意識や情報を共有することができます。ただし他の個体に見られないよう、自分だけの記憶を持つことは可能で、それによってわずかな個体差が生まれています。ミサカネットワークはただの通信機構ではなく、巨大な並列コンピュータとしても機能しています。

とある魔術の禁書目録Ⅲ アニメ公式サイト

御坂妹の魅力を画像と共に紹介

魅力①かわいさ

御坂妹は無感情なキャラクターではないものの、無表情で話し方は平坦です。上条や御坂オリジナルへの想いを内に秘めているのに、そんなギャップがかわいいと評判です。なお瞳の描かれ方はTVアニメ「とある魔術の禁書目録」シリーズではハイライトが消えていますが、TVアニメ「とある科学の超電磁砲S」では美琴と同じで、ハイライトが入っています。このように描かれているのは、中盤のヒロインであるからだと伺えます。

魅力②個体差

御坂妹たちはミサカネットワークと呼ばれる脳波リンクを持っているクローンなので、記憶や経験を共有しています。ただし他の個体に見られないように自分の記憶を持つことはできます。微妙な個体差が出てきており、ある個体がわずかにスリムだったり、御坂美琴や上条と遊ぶ個体がいると、嫉妬して言い合いをはじめます。こういったシーンはただの姉妹喧嘩のようで、人気を集めています。

魅力③独特な喋り方

御坂妹はとても独特な喋り方をします。自分のことを「ミサカ」と呼びますが、他のクローン個体や自分たち全体のことも「ミサカ」と呼びます。御坂美琴のことは「お姉様」と呼んでいます。 自分を客観的に捉えた話し方で、常に話の最後に「と、ミサカは~します」と付け加えています。ミサカネットワークで命令権を持つ個体「打ち止め(ラストオーダー)」も、御坂妹と似たような喋り方をします。

魅力④子供っぽい行動

御坂妹はオリジナルの御坂美琴からカエルのキャラクターバッジをもらったときに「趣味が子供っぽい」といいます。しかし御坂美琴が「返せ」と言うと、子供っぽく意地になって抵抗しました。またアイスクリームを盗み食いしてトボけるなど、かわいい茶目っ気も持ち合わせています。

魅力⑤姉妹の関係

御坂美琴は自分のクローン人間が2万体もいると知らされていなかったので、はじめてクローンと出会ったとき、嫌がります。しかし出会ったその日のうちに親しくなり、プレゼントも与えます。そして御坂美琴からプレゼントをもらったクローンである9982号は、出会ったその日のうちに、御坂美琴の前で死亡します。

御坂美琴は過酷な目に合っている分身たちのために立ち回り、そして上条と共に彼女たちを救います。この経緯もあって、御坂妹と御坂美琴は、強い絆で結ばれています。

魅力⑥大胆な行動

御坂妹はわりと大胆な行動に出ます。これは製造上で羞恥心が欠如しているせいでもあります。けろりとした顔でスカートをまくりあげたり、御坂美琴の前で上条当麻にくっついたりします。オリジナルの御坂美琴が想い人にクッキーを渡せないほどウブなので、この姉妹間のギャップは好評を得ています。

魅力⑦身体能力の高さ

御坂妹の電気を操る能力はオリジナルの御坂に比べてはるかに低いのですが、御坂妹には、1万回に及ぶ一方通行との対戦経験があります。それらを活かした身体能力の高さは超越しており、戦闘においても頼りになるキャラクターです。

魅力⑧独特のネーミング

御坂妹はネーミングセンスも独特です。助けた猫に「いぬ」「徳川家康」「シュレディンガー」などと名づけようとしたこともあります。ジョークなのか本気なのかはいまひとつはっきりしていません。名づけに迷った猫は、最終的には「保留」と名づけられました。

魅力⑨動物への愛着

御坂妹は動物が好きです。「とある科学の超電磁砲」初登場時から、木に引っかかってた猫を助けようとしていました。自らを「実験動物」と呼んでいることも、やや関係しているようです。御坂妹は常に微弱な電磁波を体から出しているので、動物からはあまり好かれません。本人もそれがわかっているので触れようとしませんが、上条に促され、拾った猫とコミュニケーションを取るようになります。

魅力⑩人間らしさ

御坂妹たちは感情が希薄なので、自分たちを実験で殺していく研究者たちを憎みません。しかし人間らしい感情はしっかりと見受けられます。御坂美琴が初めて出会ったクローンである検体番号9982号は、猫を助けたり御坂美琴に毒舌を吐いたりと、微笑ましい交流をしたあとで、死亡します。一方通行によって死が迫っているときも、御坂からもらったバッヂを拾いに向かう9982号の姿に感動した、という声は多数あります。

とある科学の超電磁砲S アニメ公式サイト

御坂妹と上条当麻の関係

御坂妹は上条当麻を慕っている?

御坂妹は、上条当麻をとても慕っています。出会ってから普通の女の子として接してくれて、そして命がけで自分たちを救ってくれたからです。上条当麻に救いを求めた10032号は、上条からもらったネックレスを、いつも大事にしています。

上条当麻が好き?

御坂妹たちはミサカネットワークで繋がっており、全員の記憶や経験を共有しています。そのため、上条と深く接している10032号はもちろんのこと、1万人近くいる御坂妹全員が、上条当麻を慕っています。オリジナルの御坂美琴も上条当麻が好きです。上条を巡る恋のライバルは、約1万人以上いるようです。

御坂妹の声優

10032号の声優

御坂妹たちの声を担当しているのは、声優のささきのぞみさんです。本名は「佐々木望(ささき・のぞみ)」なのだそうですが、同じ字で「佐々木望(ささき・のぞむ)」という男性声優のかたがおられるためか、ひらがな名義の「ささきのぞみ」で活動されています。 声優のささきのぞみさんのデビュー作は「僕等がいた」の高橋七美役です。

声優のささきのぞみさんは、独特な「~とミサカは~ます」という喋り方をする御坂妹を、見事に演じておられます。澄んだ声が御坂妹をより可愛くしていると高評価です。ささきのぞみさんは10032号以外のほかのクローン個体の声も、担当されています。ミサカネットワークでの命令権を持つ個体、打ち止め(ラストオーダー)は、声優の日高里菜さんが担当されています。

ミサカワーストの声優

先述したとおり、ミサカネットワークを駆使する御坂美琴のクローンは1万近くいます。その中でも10032号、ミサカネットワークでの命令権を持つ打ち止め(ラストオーダー)は、作品でサブヒロインの位置にいるキャラクターです。そして特に出番が多い御坂美琴のクローンは、もうひとりいます。それが「ミサカワースト」と呼ばれる個体です。

ミサカワーストは2万体が製造されたあとで作られた、番外個体です。一方通行を抹消するために作られたクローンです。ミサカワーストも、ミサカネットワークの一部を共有しています。ミサカワーストの声を担当されたのは、声優の加隈亜衣(かくま・あい)さんです。加隈亜衣さんの代表作として「甘城ブリリアントパーク」の千斗いすず役、「ありふれた職業で世界最強」の畑山愛子役などがあります。

とある科学の超電磁砲 | 月刊コミック電撃大王公式サイト

御坂妹に関する感想や評価

御坂妹に関する感想や評価を紹介していきます。まずは御坂美琴と御坂妹、どちらも好きという感想です。同じ顔で性格が違うふたりを、コンビで好きというファンは多いです。過酷なときを乗り越えて今の関係があるので、おのずとそういった声があがるようです。

また、御坂シリーズが全員好きだという感想もあります。オリジナルより幼い外見だったり、成長した外見だったりするのも、視聴者の興味を引く一因です。メディア化されていない原作では「総体」と呼ばれている個体も登場しています。「総体」はミサカネットワークを使う御坂のクローンすべての意思の集まりで、彼女も人気があるキャラクターです。「総体」彼女を正ヒロインだと主張するファンもいるほどです。

物陰からひょこっと出てくる、そんな仕草がかわいいという感想もあります。TVアニメ第3期『とある魔術の禁書目録III』では御坂妹はそう出番はありませんが、登場時は視聴者を和ませていました。

こちらはTVアニメ第2期「とある科学の超電磁砲S」の一場面に泣いたという感想です。人間として外に出たという感慨が情景として描写されていて、物語のラストシーンとしても高評価でした。

とある科学の超電磁砲第3期 アニメ公式サイト

御坂妹の魅力や能力・声優まとめ

御坂妹は初登場時、無下に殺されていくという過酷な運命を背負っていました。しかし主人公の上条や御坂美琴によって救い出され、今は仲間と共に生活しています。オリジナルの御坂美琴と同じ外見ながらもまったく違う内面を持っていて、主人公の上条を慕う一面も持つ、かわいいキャラクターです。

御坂妹はTVアニメでは「とある科学の超電磁砲S」などで多く登場します。魅力的なキャラクターや濃密な世界観が大人気の「とある魔術の禁書目録」、「とある科学の超電磁砲」。ぜひさまざまなメディアでご覧になってください。

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