おはようサバイブのネタバレまとめ!打ち切りで終了という噂や感想は?

「おはようサバイブ」は、週刊少年マガジンで連載されました。新種のウイルスにより人類はほぼ全滅し、未感染の人間と奇跡的に助かった人間だけが生き残った世界で繰り広げられる「サバイバル」の世界、それが「おはようサバイブ」です。残念ながら打ち切りとなってしまいましたが、その独特な世界観がマニアックな魅力を醸し出しています。「おはようサバイブ」のネタバレと、魅了された人々のネタバレ寸前の書き込み・感想をまとめました。

おはようサバイブのネタバレまとめ!打ち切りで終了という噂や感想は?のイメージ

目次

  1. 少年マガジン連載陣の中でも異色な作品だった「おはようサバイブ」の設定のネタバレを一挙に紹介
  2. 「おはようサバイブ」ってどんな漫画?ネタバレ覚悟であらすじを紹介!
  3. 「おはようサバイブ」の個性的すぎる登場人物達をネタバレ込みで一挙に紹介!
  4. 「おはようサバイブ」衝撃の最終回のあらすじをネタバレ覚悟で一挙に紹介!
  5. 「おはようサバイブ」の舞台はどんな所?これを知ったら誰かにネタバレしたくなる!
  6. 「おはようサバイブ」の作者ってどんな人?どんな漫画を描く人?ネタバレ込みで調査!
  7. ネタバレ覚悟で読みたい「おはようサバイブ」の打ち切りの原因と読者諸氏の感想

少年マガジン連載陣の中でも異色な作品だった「おはようサバイブ」の設定のネタバレを一挙に紹介

「おはようサバイブ」は2017年4月発売の20号で連載を開始しました。しかし、同年の36・37合併号で「おはようサバイブ」の連載は打ち切りになってしまいました。その話数はわずか16話で、「おはようサバイブ」の単行本も2巻で終了しました。しかし「おはようサバイブ」は異色作であったため、多くの感想や画像、ネタバレが投稿されています。

「おはようサバイブ」の物語の始まりは2020年の夏の終わり、東京オリンピック閉幕後です。南アフリカで未知のウイルス「デネブ」が発生し、瞬く間に世界中の人々が感染しました。その致死率は99%で、同9月にWHOはパンデミックフェーズを6に引き上げましたが、地球上の人々の大多数が死亡しました。「おはようサバイブ」本編の舞台は2022年、「おはようサバイブ」の最終回は2027年9月が舞台となっています。

マガメガ MAGAMEGA | おはようサバイブ

「おはようサバイブ」ってどんな漫画?ネタバレ覚悟であらすじを紹介!

「おはようサバイブ」のあらすじを、打ち切りとなった最終回までの展開と画像で一挙に紹介します。「おはようサバイブ」には衝撃的な画像が多く、あらすじだけでもその内容の凄さ、「打ち切り覚悟」の最終回へなだれ込む展開に驚いた方も多くいたようです。二人の旅の始まりである第一話のあらすじからダイジェストで紹介します。

「おはようサバイブ」の始まりは二人の家出から

「おはようサバイブ」は致死率99%の細菌「デネブ」によって人間社会が崩壊し、法で守られた社会が終了した世界が舞台です。2021年には世界中全てのインフラとエネルギーのシステムが停止します。「おはようサバイブ」の主人公達の物語は、それから更に1年後の2022年8月からはじまります。

共同生活を行っている20人の集団のリーダーの娘「ユメ」と、ユメと同級生だった「ナユタ」の二人は大麻とオーガニックを推奨する女性「高田」に影響されたユメのパパに嫌気がさし車に乗って家出をします。水が無くなったため、ナユタは神田川に水をくみに行こうとしますが、そこで明かりのついた電車を発見します。中にはカナピーと龍という男女二人が住んでいました。

カナピーによると、都内には都民の生き残りと、地方から集まってきた生き残りで推定50万人がいるようです。そしてそのほとんどが餓えており、食料の強奪が起きているのです。山手線の屋根にはソーラーパネルが設置され、電力を賄う事は出来ていますが食料は足りません。カナピーと龍は、二人に食料調達の指示を出します。「おはようサバイブ」のサバイバルな展開が始まりました。

カナピー達に馬と銃を借り、鶏を探しに出かけるナユタとユメは、出会った窃盗団と一緒に東京駅の駅前にある市場に行き、そこで「デネブ未感染者」が貴重な存在であることを知ります。カナピーと龍に宗教団体「マグメル」に連れていかれたナユタは「デネブ感染者は子孫を作れない事」を知ります。これが「おはようサバイブ」の重要なテーマになると同時に連載終了・打ち切りの遠因である可能性があります。

湾岸のお台場付近の海上の屋形船で、マグメルの代表、須田は未感染者のユメと龍で子作りをする事が人類の未来の為だと説得にかかります。ナユタのためにマグメルの言う通りにしようと決意するユメでしたが、窃盗団によって攫われてしまいます。爆破する手段を手渡されていたユメはボートを爆発させ、逃げた二人は蒲田に上陸します。そこにはマグメルから逃げてきた未感染者「ツキミ」がいました。

ナユタに迷惑をかけたくないユメは独りで鶯谷のキャバクラで働くことにします。しかしその店の店長には男性器をカットして収集する趣味がありました。乗り込んだ龍とナユタもコレクションになるところでしたが未遂に終わります。そしてその事件をきっかけに、龍は自分がゲイであることを告白するのでした。中盤は過激な画像も多く男性器のコレクションや風俗街の赤裸々な画像が打ち切りや連載終了につながった可能性があります。

ユメとナユタ、ツキミは窃盗団達と鶯谷から山手線で浜松町まで行き、窃盗団のマコトらの手引きで伊豆諸島の無人島に逃げる事になります。そこまでマグメルは追ってこないという判断でしたが、島での生活も食料にも物資にも欠けるものでした。そこに謎の流星群が出現します。この流星群をきっかけに再び「デネブ」のパンデミックが発生するのでした。

マグナルでは未感染者の男性を彦星、女性を織姫と称し、ツキミが織姫2号、ユメが織姫3号で、龍が彦星1号と呼ばれていました。織姫1号は実は須田でした。彦星との交配を行うべく、ヘリコプターで無人島へと須田が追ってきましたが、あえなく捕獲されます。そして、カナピーによって、デネブ未感染者の精液にはデネブの特効薬となる成分が含まれるという事、そして、ナユタも未感染者であることが明らかにされるのでした。

「おはようサバイブ」の個性的すぎる登場人物達をネタバレ込みで一挙に紹介!

「おはようサバイブ」の世界では、ナユタとユメが所属していた「イエオン」のグループのように地方で集団生活をするもの、カナピーや龍のように宗教団体に所属するもの、マコトのように窃盗団を形成するものなど、グループが幾つも登場します。各集団から主要な人物をピックアップしました。

ナユタ

「おはようサバイブ」の主人公です。「デネブ」に感染してしまいましたが奇跡的に回復します。世界が崩壊する以前はユメと同じ学校の同級生でした。龍との会話から16歳であることがわかります。かつては鍵っ子であったため、調理が得意です。現実的な所があり生き残る事に必死ですが、ユメを始めとした「おはようサバイブ」の個性的な登場人物達に翻弄されています。

ユメ

「おはようサバイブ」のもう一人の主人公です。ナユタの同級生なので同じ16歳位だと思われます。世界の崩壊後は同じグループで共同生活を行っていましたが、ナユタと家出をしてしまいます。食料不足の危機であっても、食料探しよりファッションアイテムを漁る事に夢中になってしまう天真爛漫な性格です。ネタバレとなりますが、彼女はデネブ未感染者なので子孫を残す事ができる存在です。

カナピー

龍と山手線の車両の中で生活しています。神宮球場の大型キャンプで龍と出会ったと言っていましたが、実は宗教団体「マグメル」の信者でした。年齢はナユタ達と同じ位、と言っていますが、ナユタによると「絶対もっと上」のようです。初期段階でのネタバレとなりますが、デネブに感染していたため生殖能力を失っています。

カナピーと山手線の車両の中で生活しています。カナピー曰く「龍は鉄オタ」だからというのが、車両を選んだ理由で、普段は無口ですがお酒を飲むと饒舌になり酒乱の気があるようです。彼もマグメルの信者です。中盤の展開のネタバレとなりますが、龍はゲイなので、未感染の男性「彦星」であっても、未感染の女性「織姫」との性交を行う事はしません。

ツキミ

ツキミはデネブ未感染者で12歳です。幼い頃からマグメルでの共同生活の中で成長し、パンデミック後に自分が「織姫」になる事にも何ら疑問をもっていませんでしたが、龍に拒否されてから、マグメルの思想に疑問を抱くようになり脱走します。恋愛漫画にあこがれており、ナユタとユメの二人の進展を憧れの眼差しで見ています。最終回のネタバレとなりますが二回目のパンデミックで孤児となったダイチと恋愛関係になります。

ユメのパパ

イエオンに避難し、共同生活を営んでいる20人のグループのリーダーです。しかし、脱獄してきた高田さやの影響で極端なオーガニック思想にはまってしまいました。高田さやが推進している大麻にナユタとユメが手を出さない事に苦言を呈するなど、その時の環境に順応しやすい性格です。ネタバレとしては、ラストでデネブで死にかけているがナユタの精子で作った薬で一命をとりとめます。また筋トレオタクへと転換します。

高田さや

脱獄をしてきたという説明と大麻栽培の描写があることから女優の高樹沙耶がモデルのようです。スレンダーなスタイルや髪形なども逮捕時の姿とそっくりです。極端なオーガニック志向と大麻吸引を推奨し、朝から晩までラブ&ピースをメンバーに唱えています。東京駅の市場でも大麻を販売しています。最終回では、ユメのパパと共に筋トレにはまっています。

窃盗団のマコト

窃盗団たちは東京駅前市場へとナユタとユメを案内し、ユメが未感染者であることを知ると何度も捕まえようとしてきます。リーダーはマコトと呼ばれている人物のようです。マコトの元ネタは知っている人には読むだけですぐにネタバレするくらいわかりやすいのですが「SuchmosのYONCE」に髭を付けた容姿で、同バンドの曲「STAY TUNE」の歌詞のパロディが、登場時の第一声となる事が多いです。

宗教団体マグメルの須田の紹介と強烈なネタバレ

見た目も行動も高須クリニック院長の高須克也氏にそっくりです。事あるごとにYESと発声し、ヘリコプターを自ら乗り回すなど、そっくりなキャラクターですが、実はその正体はデネブ未感染の女性「織姫」の一号でした。

「おはようサバイブ」衝撃の最終回のあらすじをネタバレ覚悟で一挙に紹介!

2027年9月。あの事件から5年後の埼玉県S市のイエオンでは、筋トレにはまったユメのパパと高田、ユメ、ツキミ、そして未感染者の男子ダイチが暮らしていました。龍とナユタ、カナピーは人々を救うため、旅立ったきり戻ってきていませんでしたが、その日、カナピーとナユタは帰ってきました。しかし龍は北海道で出会った笛吹きの青年と恋に落ち、そのまま北海道に残ったのでした。

ナユタは、ユメを好きな気持ちさえも種を残すためのプログラムのひとつであって、自分はその為に生かされているんじゃないかとユメに打ち明けますが、ユメはそれを一笑に付して「楽しいこと 気持ちいいこと 探そう」とナユタの手を取るのでした。

「おはようサバイブ」の舞台はどんな所?これを知ったら誰かにネタバレしたくなる!

単行本の巻末にナユタ達が移動した場所が描かれているので、おおよその地名はわかるのですが、更に詳しく分かる部分をネタバレしていきます。作品全体での移動ルートは、埼玉県某所の「イエオン」→渋谷→高田馬場→東京→高田馬場→上野→お台場(東京湾)→蒲田→鶯谷→浜松町→伊豆諸島の無人島→東京です。

そばに大きな川が流れている埼玉県の大型スーパー「イエオン」

イエオンという名称はそのまま「イオン」なので、埼玉県内の店舗数を調べてみると20店舗(イオンレイクタウンkazeとmoriを別店舗として数えた場合)があります。そのうち大きな川沿いに位置する店舗はレイクタウンと狭山、浦和美園、熊谷の4店舗です。第1話は渋谷から始まるので、車での移動ルートやストリートビューの画像から、イオン狭山店である可能性が高いです。

ユメちゃんがファッションアイテムを物色していたのは、渋谷のSHIBUYA「109」

店内の様子にはわかりやすいヒントは無いのですが、店舗から出たシーンでは背景が109のビルであることから、その前に居た場所はSHIBUYA109である可能性が高いです。その後にドン・キホーテに向かいますが、渋谷のMEGA ドン・キホーテは道路を挟んで109のすぐ斜め前にあること、選んだワンピースは109近くのユニクロの製品とは考えにくい事から109で間違いないでしょう。

山手線の場所は高田馬場駅構内

水を探すため、地図で近くにある事がわかった神田川を目指すシーンで出てくる道路案内で、その場所が早稲田通りと都道305号線が交差している場所である事がわかります。その交差点は「馬場口」で、確かに近くを神田川が流れています。この場所から一番近い山手線の駅は高田馬場駅なので、ここに住居代わりの車両があるようです。第3話でも高田馬場駅前が出てきます。

二人が逃げた先は蒲田駅東口

マグメルの屋形船から窃盗団にさらわれたユメが、爆発したボートからナユタと逃げ、上陸したのは蒲田です。蒲田にはシン・ゴジラでゴジラ第二形態が上陸したことで有名になった吞川が流れていますので、あの辺りにたどり着いたのではないかと思われます。その後、蒲田で一晩を過ごす事になりますが、その際に居た場所は風景からJR蒲田駅東口周辺だと思われています。

「おはようサバイブ」2巻はまず多摩川から鶯谷へ

2巻では居なくなったユメを探すために、蒲田と川崎の間の多摩川河川敷から鶯谷へと移動します。鶯谷駅周辺の風俗店やファッションホテルがある場所です。そこから電車で浜松町へと移動します。浜松町からはフェリーで伊豆諸島の島に移動します。漫画内では駅からすぐに桟橋につくような描写ですが、実際には浜松町から竹芝桟橋客船ターミナルへは5~10分程度歩く位は離れています。

伊豆諸島の無人島

伊豆諸島の島で、パンデミック以前には人が住んでいた島ということなのと、須田が東京からヘリコプターで到着できる距離であると考えると、大島から三宅島のある辺りまでの間の島ではないかと推測できます。残念ながら特定できる画像は作品内にはありません。フェリーは竹芝桟橋の竹芝客船ターミナルから出航します。

「おはようサバイブ」の作者ってどんな人?どんな漫画を描く人?ネタバレ込みで調査!

「おはようサバイブ」の作者、前原タケル氏は埼玉県狭山市在住で、「おはようサバイブ」の前には月刊!スピリッツで「ごくりっ」を連載し、全2巻が発行されています。スピリッツ賞を受賞したという事と、「ごくりっ」と「おはようサバイブ」の2作品が発刊されているという以外、年齢・経歴等は不明ですが、連載の準備として植物を育て始める、山手線内の住居は3Dで作っておく、など丁寧な作品作りを行う漫画家です。

ネタバレ覚悟で読みたい「おはようサバイブ」の打ち切りの原因と読者諸氏の感想

これまで紹介した画像を見ていただければお気づきになられると思うのですが、掲載誌が少年誌であるにもかかわらず、かなりセクシャルな画像が多様されています。それは、前原氏が元々青年誌でデビューしたことと関係あるかもしれません。また、扱うテーマは前作の「ごくりっ」と同じく、精子が重要なファクターとなっている事、などが打ち切り・連載終了の原因の一つではないかと考えられます。

終了直前までマガジン編集部もエロを前面に押し出したアピールで宣伝し、読者側もエロをメインとした作品であると認識して楽しんでいたことがわかる感想が多くみられました。一方で、回を重ねるにしたがって展開が狂気性を帯びてくることに不安を感じる読者も少なからずいたようです。

打ち切りの危機で作者が自棄を起こしているのではないか、終了直前では「アンケートの感想」をお願いするアピールが消えた、など不安な感想を投稿している読者もかなりの人数がいました。総合すると読者の感想は「エロ要素が多くて終了しそうな危うさが面白くて目が離せない」というのが大多数のようです。

物語の展開から、テコ入れした結果が無人島編であり、イノシシを捕まえ、須田を火あぶりにする位で終わってしまったのは、それからすぐに打ち切り決定の通知が来ていたからなのではないかと思われます。エロ展開と奇抜なストーリーで読者に愛されましたが、普遍的な作品ではない事が打ち切りの最大の原因のようです。

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