パタリロのマライヒは子供を出産した男性ヒロイン?舞台版俳優や声優も紹介

パタリロは、少女漫画の中でも長期連載されている作品です。その中でも主要人物であるバンコランの子供を産むマライヒについてまとめます。マライヒはパタリロを狙う少年アサシンとして登場します。嫌々ながらもパタリロを守るバンコランとの出会いで敵同士でありながら愛し合ってしまいます。そんな二人に神さまは実験として子供を授けます。マライヒは元気な男の子を出産します。パタリロは多くの人に愛され、アニメ化、舞台化されました。マライヒを演じた声優・俳優についてもまとめます。

パタリロのマライヒは子供を出産した男性ヒロイン?舞台版俳優や声優も紹介のイメージ

目次

  1. パタリロとは?
  2. パタリロのマライヒは子供を出産した男性ヒロイン?
  3. パタリロのマライヒの舞台版俳優
  4. パタリロのマライヒの声優
  5. パタリロのマライヒのかわいい魅力
  6. パタリロのマライヒに関する感想や評価は?
  7. パタリロのマライヒについてまとめ

パタリロとは?

パタリロの作品情報

パタリロという漫画は、1978年から長く愛されている漫画です。永遠の10歳でサザエさんのように年を取らない、パタリロの日常が描かれています。バンコランとマライヒは、主要なキャラクターですが、全く出て来ないこともあります。パタリロの日常なので、部下である玉ねぎ部隊との泣けるお話や、楽しいお話もあります。また天才であるパタリロが作ったロボットの家族の話も泣ける部分も笑える部分もあります。

パタリロの概要

パタリロ!は、「花とゆめ」誌上で、1978年に連載が始まった漫画で1982年には、テレビアニメ化もされました。2016年に加藤諒さん主演で舞台化され、2018年にも舞台公演が上演される予定でしたが出演者による不祥事で、2019年6月に延期となりました。単行本は、2019年現在100巻となっています。物語の舞台はバミューダトライアングル海域にある常春の島マリネラ王国となっています。

1978年頃、当時世界の不思議として「バミューダトライアングルでの飛行機や船が消えるミステリーが話題になっていた為、架空の王国の場所として選ばれた」と言われていました。そのほかに「新潟出身の魔夜峰央さんの出身地・新潟県にある佐渡島がモデルである」という考察もありました。佐渡島は金山があり、マリネラはダイヤモンド鉱山がある設定のためです。

パタリロのあらすじ

世界的にも良質なダイヤモンド産出国として有名な王国マリネラ。パタリロは、そこの王として、10歳にして即位予定です。それにより、ダイヤモンド輸出機構との黒い陰謀が渦巻きます。そんなパタリロを守る任務を命じられたのは、MI6のバンコランでした。マライヒは、ダイヤモンド輸出機構が差し向けたパタリロを狙う刺客としてバンコランとパタリロの前に現れます。

基本のストーリーを書くと、かなりシリアスで大変なスパイドラマのようなのですが、主人公のパタリロは普通の10歳ではありません。天才的な頭脳をもち、シビアすぎる金銭感覚を持っています。そして「どうしたら、人をおちょくる事が出来るか」に対して人生をかけているかのような行動をとります。クールなバンコランも、華麗なマライヒも、ペースを崩されっぱなしになります。

パタリロのマライヒは子供を出産した男性ヒロイン?

マライヒとバンコランとの出会い

組織の命令を受け、即位前のマリネラの皇太子であるパタリロを守ることになったバンコラン。18歳の美少年にしてナイフの名人のマライヒは、パタリロをつけ狙うダイヤモンド輸出機構の差し向けた暗殺者でした。非情な暗殺者として育てられたマライヒですが、美少年キラーと呼ばれるバンコランの前では、歯がたちません。

暗殺者としての任務を遂行しようとしても、バンコランの強い目力の前に敗れてしまいます。現在では、ボーイズラブとして特別なジャンルがある恋愛観ですが。1970年代から80年代にかけては、竹宮恵子・青池保子などそれまで、正統派少女漫画を描ていた漫画家が、男同士の禁断の愛を描くようになった時代です。特に青池保子は、歴史上にある同性愛などを取り上げた歴史なども漫画にしていたそうです。

日本でも織田信長に森蘭丸という殿と小姓の関係のように文化的にも残っているものです。「明治の時代の薩長による引き締め政策が、自由恋愛を妨げた」という説もあります。江戸時代のおおらかな文化がのこっていたら、「生産性がない」などの配慮の無い愚かな発言はなかったという意見もありました。

1982年にアニメ化された時には、バンコランとマライヒの関係をテーマにした「美しさは罪」というエンディング曲がアニメのエンディングに流れました。途中盆踊りのシーズンなどには、パタリロが玉ねぎ部隊と踊る「クックロビン音頭」になったこともあります。

マライヒとバンコランのベッドシーン

マライヒは、バンコランに見つめられたことにより、本来の自分が愛するのはバンコランであると認識します。バンコランはあちこちの美少年と関係を持つ生活をしていますが、次第にマライヒひとりに心を奪われて行きます。始めは、マリネラ国王になる少年を守る任務で、美しい暗殺者であるマライヒを毒牙にかけたような形でした。

マライヒは、この件で一度は警察に捕まります。そして刑期を終え、待っていてくれたバンコランの元へと向かいます。二人はその後、恋人として、暮らし始めます。バンコランの浮気は、病気みたいなものでその都度、マライヒの怒りのはけ口になるのは、パタリロです。奇妙な出会いをした3人は、お互いをめんどくさく思いながらも楽しく利用する関係になっています。

マライヒはバンコランとの子供を出産

恋人同士として暮らしているバンコランとマライヒですが、公式には夫婦でもなければ、親子でもない関係です。そんな時にマライヒはバンコランの子供が欲しい・出産したいと、叶わない夢を持っていました。しかしそんなマライヒの体に異変が起こります。マライヒが妊娠したというのです。もちろんマライヒは出産を望みます。

実はこれには神さまの人間世界への深い思いがありました。来るべき天変地異に備えて、同性間で愛し合って子供を出産できる世界のモデルケースとして神さまが、マライヒのお腹に子供をさずけたのです。子供として指名されたのは、大天使ミカエルです。時が来てマライヒは出産します。マライヒが出産したのは本当は天使なのです。それでもバンコランとマライヒは大切な二人の子供としてフィガロと名前を付け慈しみ育てます。

パタリロのマライヒの舞台版俳優

マライヒの舞台版俳優①永木貴依子

パタリロには、本編のものと、スピンオフの形で、パタリロの登場人物が時代劇や家政婦になって活躍するバージョンがあります。その中で「パタリロ西遊記」というものもあります。永木貴依子さんが演じたのは、2007年10月に上演された『抱腹絶倒・爆笑活劇 パタリロ西遊記!』のマライヒの配役になります。

永木貴依子のプロフィール

永木貴依子(ながき きよこ)は5月9日 大阪生まれの声優です。大阪音楽大学短期大学部(声楽専攻)を卒業後に声優になったそうです。声楽や物まねは、声優として良く聞く特技ですが、永木貴依子さんは、柔道も初段の腕前だそうです。この舞台は、三蔵法師に扮したマライヒとして、出演していました。

永木貴依子の主な出演作

永木貴依子さんは、アニメやゲームの声優としても活躍されていますが、洋画などの吹替も演じています。女王陛下のお気に入り(アン王女)・蒼穹の昴(喜子)・プチバンピ(パンドラ)などがあります。永木貴依子さんの写真があまり探せないことから、舞台は今回の『抱腹絶倒・爆笑活劇 パタリロ西遊記!』くらいと言われています。

マライヒの舞台版俳優②佐奈宏紀

2016年に加藤諒さんをパタリロに据えての舞台パタリロでは、佐奈宏紀さんがマライヒを演じました。バンコラン役の青木玄徳さんとの舞台上のラブシーンの迫力がすごかったと話題になりました。そんな佐奈宏紀さんについて調べました。

佐奈宏紀のプロフィール

マライヒ役を演じた佐奈 宏紀(さな ひろき)さんは1997年2月25日愛知県生まれです。若手俳優の登竜門とも言われている2011年のジュノンボーイのコンテストの中でベスト30に入りました。このコンテストがきっかけで、サンミュージックの子役や若手を育成するサンミュージックブレーンに入りました。2013年『nicola』のメンズモデルとして雑誌デビューし2015年まで続けました。

佐奈宏紀の主な出演作

現在はテレビや舞台などに活躍の場を移しています。2018年のCM恋する幸楽苑「先輩」編では高校生役を演じていますが、マライヒとは違う爽やかさを出しています。舞台は、最近人気の2.5次元と言われる舞台に良く出ています。パタリロもそうですが、漫画の世界から飛び出してきたような舞台で人気を得ています。作品をあげると以下の通りです。

2.5次元部隊の代表的な舞台ではミュージカル・テニスの王子様3rdシーズン/海堂薫役のほか、『ロードス島戦記』/スレイン・スターシーカー役を演じています。他には犬夜叉の殺生丸役があります。歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭/ 武田晴信役はW主演でがんばりました。『銀牙-流れ星 銀-』〜絆編〜/銀役では主演を頑張りました。

佐奈宏紀がパタリロで好きなシーン

「パタリロ!」の舞台でマライヒを演じている佐奈宏紀さんがパタリロで好きなお話を3つ挙げています。佐奈宏紀さんにとって2位にランキングされているのは、彼の演じるマライヒが二人出て来てバンコランを惑わすお話です。どちらが本物のマライヒかを、バンコランに選ばせるという「愛しているのならわかるはず」をサスペンスタッチで描くお話です。

まだ子供を妊娠も出産もしていない恋人の頃のマライヒとバンコラン。2人のマライヒにバンコランは銃を向けます。ニセモノのマライヒは、身の安全のために弾をよける動作をします。けれど本物のマライヒは動きません。そして、お互いに信頼し合っているからこそ、できる行動をニセマライヒに言います。

1位はパタリロが、バンコランに言ったセリフです。パタリロは10歳ですが、学校ではなく家庭教師から学んでいました。けれどパタリロはいろいろな分野で天才的な知識があります。普段は、玉ねぎ部隊などを相手にすることが多い状態で、身分を超えた友達はいません。そんな時にパタリロが頼ったのがバンコランだったのです。

バンコランも任務には秘密の事が多く、誰かと秘密を共有する事は出来ません。マライヒは恋人ですが、心配をかけることを好みません。ですから、「友達だ」とパタリロに言われるのをとても嫌がりますが、二人は友達として悩み相談が出来るのです。同様に殺人兵器として育ってきたマライヒも友達がいないので、パタリロに相談することがあります。

そして、漫画パタリロのファンの中でも人気の高い作品「FLY ME TO THE MOON」単行本10巻に収録されています。パタリロの舞台に出演する三津谷亮さん演じるロビー少尉のお話です。不思議な人を癒す力のあるロビー。それを知ったパタリロは金儲けのために、ロビーの癒しの力を使って、お金を取って多くの人の病気の治療をします。

けれど、日に日に弱っていくロビーにパタリロが気が付いた時は、ギリギリの状態でした。パタリロは、金儲けのためにロビーを使ったことを心から後悔し、ロビーの回復に努めました。そんな時、バンコランから、今死なせるわけにはいかない枢機卿の治療をパタリロに依頼してきました。「ロビーを使うわけにはいかない、けれど枢機卿の死によって戦争が起こるかもしれない」そんな2択にパタリロは悩みます。

国王として、パタリロが選んだのは、戦争を起こさない選択肢でした。ロビーを宇宙に連れて行くと約束をして、最後の仕事をさせます。枢機卿の顔に明るさが戻った時、ロビーは、静かに時を止めました。パタリロの国王としての選択とその後の涙が、多くの人の心に刺さる話です。パタリロには、こんな心を打つ話もあります。

パタリロのマライヒの声優

マライヒの声優①藤田淑子

1982年のマライヒの声優は、テレビアニメ「一休さん」や「キテレツ大百科」の主人公などを演じて幅広い世代に人気の女優さんでしたが、2018年2月28日に68歳にてお亡くなりになりました。ワンピースのビッグマムなど演じている途中の作品もありました。少年・少女・大人の女性まで幅広く演じられる声優でした。

藤田淑子のプロフィール

アニメ「パタリロ」のマライヒの声優の藤田淑子さんは、1950年4月5日中国の大連で生まれました。中国にいた多くの日本人は終戦後、1946年ごろまでに引き上げしているようですが。藤田淑子さんは、1950年に生まれています。多くを語られていないので、その辺の経緯は探せなかったです。6歳で子役として働いていた記録があるので、幼い頃に引き上げてきたと推察されています。

6歳で子役デビューした後にも、女優としての経験を重ね、18歳で当時としては最年少の昼ドラ女優として、主演を演じました。(1968年:夏のわかれ)この記録は、2010年に広瀬アリスが2010年に17歳で主演をするまで抜かれませんでした。現在この昼ドラ枠が無くなっているので、藤田淑子さんの記録は2位ということになります。1965年日本のテレビアニメとして初めての「鉄腕アトム」にも出演されています。(役柄は不明)

藤田淑子の主な出演作

日本のアニメの始まりとも言われた鉄腕アトムから、亡くなる直前まで数多くのアニメに出ている藤田淑子さんなので、亡くなった時も、多くの声優、漫画家からお悔やみの言葉が寄せられました。「シティハンター」などで共演した神谷明さんは、悲しくて悔しいという思いをツイートしました。「ワンピース」などで共演した古川登志夫さんは、文化放送【青山二丁目劇場】での支配人を引き継いだ日のスナップをアップしました。

古谷徹さんは、海外ドラマで姉弟を演じた「お茶目なパティ」・ライバル役だった「がんばれ元気」・藤田さんの子供役だった「二人鷹」・兄弟役だった「グーニーズ」と50年近い共演の思い出を語っていました。「地獄先生ぬ~べ~」で共演した置鮎龍太郎さんが教師役で、藤田淑子さんが生徒役でしたが、藤田淑子さんを教師として見送った事を話しています。

漫画家の末次由紀さんは「ちはやぶる」で宮内先生役を演じてくれた藤田淑子さんに「ちはやふる三期でも宮内先生を演じてくれる約束」や「キテレツ大百科」を末次由紀さんが子供の頃、見ていた思い出を語りました。また歌手としてもムーミンはじめ多くの主題歌を藤田淑子さんは子供だけでなく、大人にも響く歌を歌っていました。

マライヒの声優②高木礼子

初めての舞台化されたパタリロが「パタリロ西遊記」でした。「パタリロ西遊記」は、東京MXはじめ地方局で放映されました。主題歌にハロプロの美勇伝・ベリーズ工房が使われたことも話題になりました。アニメ「パタリロ西遊記」で玄奘三蔵に扮したマライヒ役を演じたのが、高木礼子さんです。

高木礼子のプロフィール

高木 礼子(たかぎ れいこ)さんは11月26日大阪に生まれました。その為普段の生活も、声優の仕事以外は関西弁で話しているそうです。大人の女性を演じる事が多い高木礼子さんですが、大人だけでなく子供の声も出す事が出来ます。双子の姉妹がいて親も子供の区別がつかないというほどそっくりだそうです。ピアノ・剣道という特技も持っています。身長が145㎝のため、マイクの高さに苦労する事もあるそうです。

高木礼子の主な出演作

高木礼子さんの声優担当作

  • しゅごキャラ! シリーズ(辺里唯世)
  • 愛玩王子 シリーズ(月森比奈)【ドラマCD】
  • 金色のコルダ シリーズ(日野香穂子)【ドラマCD】
  • うわさの翠くん!! 夏色ストライカーシリーズ(相楽光輝)

高木礼子さんの作品は、上記のほかにも、幅広い年齢を演じ分けています。また「噂の東京マガジン」など人気情報番組のナレーションも担当しています。落ち着いた声、少年の元気な声、いろいろな表情のある声優です。

Thumbビッグマムの声優が小山茉美に交代?藤田淑子の降板理由は?【ワンピース】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

パタリロのマライヒのかわいい魅力

かわいい魅力①貴族の嫡男

マライヒは、由緒ある貴族の息子として生まれました。幸せに暮らしていましたが、両親は、事故死してしまいます。身寄りのなくなったマライヒは、弁護士により寄宿学校に入れられてしまいます。そこも後述のある事件で飛び出してしまいます。家族はスイスにキアイラという母親違いの妹がいます。キアイラはマライヒという兄がいることすら知りません。

かわいい魅力②殺し屋の過去

ダイヤモンド輸出機構のNo.2のデュラン・ド・ラーケン伯爵に拾われてから、そこでマライヒは、殺し屋としての武術やナイフを使った攻撃などをたたき込まれます。特にナイフ投げの技術は何本も一度に同時に投げられたりナイフの腕は誰にも引けを取りません。パタリロを守る精鋭部隊の黒玉ねぎとの格闘シーンでも全く引けを取らず、黒玉ねぎを育成するネイボーズ部隊の講師も任されたりします。

そのくらい腕の立つ殺し屋だったマライヒ。ここまで仕込んだダイヤモンド輸出機構から取り戻すための工作や、暗殺計画の危険も背負っています。

かわいい魅力③王女様の一日での活躍

単行本22巻に収録されている「王女の1日」は、名作映画「ローマの休日」をベースにした物語です。お忍びで街で遊ぶ王女とマライヒの一日を描きます。お金を持たずに街に出た王女にアイスを奢ったりするマライヒの姿が見られます。ラストシーンでは、政略結婚する王女に夢のような一日をプレゼントしたマライヒに王女から、感謝の言葉が述べられます。

かわいい魅力④よく襲われる

マライヒが最初に襲われたのは、弁護士により放り込まれた寄宿舎での事でした。同性愛者の先輩シャーマンから無理やり性的虐待を受けてしまいます。そのショックから寄宿舎を飛び出し、ダイヤモンド輸出機構のNo.2のデュラン・ド・ラーケン伯爵に拾われます。暗殺者(アサシン)として仕込まれるのですが…。

マライヒの命を狙った相手から襲われることもあります。バンコランと暮らし始めてからも同様のことがありました。バンコランは、マライヒを怒るよりも守れなかった自分を責めたこともあります。

かわいい魅力⑤女性に優しい

バンコランが、母親に起因する女性嫌いな一面があるのに対して、マライヒは良好な家庭に育ったため、女子に対して普通に接する事が出来ます。かわいい魅力③で述べたように、少女でありながら、政略結婚する王女に夢のような一日をプレゼントするエピソードがあります。スイスに妹がいると知るとこっそり会いに行ったりします。ただ、パタリロの母エトランジュはバンコランと関係を持った女性のため嫌っています。

パタリロのマライヒに関する感想や評価は?

このツイートには、多くの情報が含まれています。バンコランの子供を出産して母となったマライヒ。パタリロを出産して母となったエトランジュ。実はこの二人にはバンコランとを挟んだライバル関係がありました。いろんな意味で深いパタリロの世界です。

加藤諒さんがパタリロを演じていることで、話題になっている「パタリロ!」。その中でボーイズラブの世界にいるマライヒとバンコラン。マライヒが子供を出産したことは、「BL世界の希望」とも言われています。「子供の中身は大天使ミカエルなので、多少の事は大丈夫かもしれないですが、子供がどう成長するか見たい」という意見もあります。

「友達がいない」パタリロが、おちょくる相手に選んでいるバンコランとマライヒ。この二人にはそれぞれに背負っている過去があります。辛い過去を背負う者たちに神が与えた子供を出産したマライヒ。興味本位で読み始めても、そこにある感動に触れることが出来ます。

パタリロのマライヒについてまとめ

「パタリロ!」は、少女漫画の枠に収まらない大きさで、長い間男性にも、女性にも愛されてきた漫画です。特にマライヒに関しては、男性が子供を出産するというセンセーショナルな事柄を加えています。医学が発達した今の時代、「男性が子供を出産する時代は来るかもしれない」という推察もあります。科学的なことを抜きにして「心から愛し合う人たちに子供が授かり幸せな出産が出来るようになったら」という願いも見られました。

マライヒを舞台で演じた佐奈宏紀さんの言葉から、「パタリロ!」のストーリーも少し紹介しました。声優藤田淑子さんが亡くなった時の多くの声優の声を紹介しました。2次元の漫画に声を吹き込まれ、その声が耳に残りキャラクターそのものとなる人もいます。漫画・アニメともにたくさんの驚きと感動をくれるパタリロの世界に触れてみてはいかがでしょうか。

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