【さくら荘のペットな彼女】上井草美咲の名言・セリフ集！声優や三鷹仁との関係は？

この記事では、「さくら荘のペットな彼女」に登場する人気キャラクター・上井草美咲について紹介していきます。明るく類まれなアニメの才能を持つ彼女は、作中で数多くの名言を残しています。幼なじみの三鷹仁の関係などについても解説していきます。

「さくら荘のペットな彼女」は、原作者・鴨志田一のライトノベル作品です。小説の他、漫画やアニメ、ゲームなど、様々な媒体で取り上げられました。魅力的なキャラクターが多く登場するラブコメディですが、凡人や、才能を持つ人間の苦悩など、深いテーマも描かれています。

さくら荘は、水明芸術大学附属高校の問題児や変人などが住まう、あまり評判の良くない場所でした。ゲームデザイナーになることを夢見る神田空太は、あることをきっかけに学校側からさくら荘への転居を求められます。住人たちに振り回されながらも、彼らの才能や人柄に感化されていくのでした。そんな中、イギリスから不思議な雰囲気をもつ編入生の美少女がやってきます。

神田空太は、「さくら荘のペットな彼女」の主人公であり、作中では数少ない常識ある人物です。そのため、作中では主にツッコミ役として描かれています。優しく面倒見がいい性格から、一般遼で迷い猫の里親が見つかるまで預かったことをとがめられ、さくら荘へ移動を命じられます。一人で日常生活を送ることが難しい椎名ましろの面倒を押し付けられます。自身が周囲の人と比べて才能がないことに悩んでいる描写もあります。

椎名ましろは、イギリスから漫画家になるためにやってきた少女です。絵画の才能があり、世界的に有名な画家でもあります。常識を逸脱した天然で、店で会計前に食品の袋を開けたりと、面倒を見る人間が必要なほど日常生活を送ることが困難でした。そのため、日本では空太が彼女の面倒をみることになります。表情はあまり変わりませんが、絵を描くときは周囲を驚かせるような集中力をみせます。

青山七海は、空太のクラスメイトで、物語の途中からさくら荘に住むことになった生徒です。茶髪のポニーテールが特徴のキャラクターです。非常にまじめで努力家で、声優になることを目指しており、バイトをしながら声優養成学校へ通います。空太のことが好きですが、中々想いを告げられずにいました。

赤坂龍之介は、空太たちと同学年の生徒です。めったに外には出てこず、さくら荘の自室に引きこもってプログラマーとして活動しています。非常にクールでストイックな性格で、さくら荘の住人の中では最も合理的な考え方をします。他者には正論でありながら辛辣な言葉を浴びせることがあります。あまり外に出ないためか、髪は腰元まで長く伸ばしています。美咲からは、ドラゴンというあだ名で呼ばれています。

千石千尋は、管理人で、水明芸術大学附属高校の教師でもあります。茶色の肩より上の髪と、サバサバとした物言いをするキャラクターです。教師とは思えないような言動や格好をする女性で、ややいい加減な面がありますが、何かと面倒見の良さがうかがえる描写があります。結婚願望があり、よく合コンにでかけています。

アニメ「さくら荘のペットな彼女」は、2012年10月から2013年3月に放送されたました。アニメで放映された内容の先も、原作のライトノベルでは描かれています。人気作品だったため、アニメ「さくら荘のペットな彼女」の2期が制作される可能性もあります。

ここでは、「さくら荘のペットな彼女」の上井草美咲の名言・セリフについて紹介していきます。まず最初に紹介するのは、こちらの名言です。テンションが高く、やる気と才能に満ち溢れた上井草美咲らしい発言になります。

『ありがとうよりもありがとう』は上井草美咲が、水明芸術大学附属高校の卒業式で生徒や教師、来賓の前で行ったスピーチでの名言です。ありがとうという言葉だけでは伝えきれないさくら荘や、さくら荘の住人たちへの感謝を述べた名言になります。中学時代、人とは違う感性を持つことから友人が中々できなかった美咲にとって、さくら荘は仲間たちと楽しみ成長し合える場所であったといいます。

『こーはいくんが勝つごとに脱いでいく』は、第一話の上井草美咲の名言になります。早朝で、その日から新学期がはじまるという時に、彼女は空太にテレビゲームをやろうと持ちかけます。そして、空太が勝つたびに服を脱いでいくという条件を出すのでした。学校へ行く準備をしなければならなかった空太は、あわててその場を逃げ出します。

『だけど…さくら荘には取り壊しの危機が迫っています』は、水明芸術大学附属高校の卒業式の答辞で美咲が言った名言になります。さくら荘は、老朽化が進んでいるという表面上の理由から、取り壊されることが決まりまっていました。

さくら荘の住人たちは、署名活動を続け、取り壊しの危機を回避しようとしますが、中々目標署名数が集まりませんでした。学年一位であった美咲は、卒業式答辞を任され、その場でさくら荘存続を訴えかけます。

『今日、あたしは仁に傷つけてほしかった』は、彼女が仁に告白した時のセリフです。上井草美咲は、何度も三鷹仁に告白してきましたが、クリスマスイブに再び気持ちを伝えます。仁も美咲のことが好きだといいますが、今の自分では美咲を幸せにできないといい、優しく突き放します。仁の中途半端な返事に、美咲は落ち込みます。美咲は自身の想いにケリをつけるために仁に告白したため、きちんと振ってほしかったと言います。

こちらのセリフは、ましろの友人であるリタがさくら荘にやってきた時に上井草美咲が言ったセリフです。上井草美咲は、人生で一度でいいから言いたいセリフのしりとりをするという企画を発案します。この言葉は、上井草美咲が一度でいいから言ってみたかったセリフのようです。決め顔かつ渋めの声で発していました。

「さくら荘のペットな彼女」23話の水明芸術大学附属高校の卒業式で、美咲が涙ながらに頭を下げて全校生徒の前で言った名セリフになります。楽しい思い出がつまったさくら荘をなくさないでほしいという切実な想いが表れていたと、ファンの間でも人気の高い名シーンになります。

第一話で上井草美咲が空太に言った名言になります。空太の部屋で夜遅くまでゲームをしていた上井草美咲は、起きてすぐこのセリフを言います。その後、空太に対して新婚ごっこのような言動をとります。

『肉欲の世界に共におぼれよう』は、上井草美咲が、野球拳から逃げた空太に対して放った名言になります。学校へ行こうと外へ出た彼に対し、上井草美咲はこの発言を大声で2階から外へ向かって言い放ちます。通行人は足を止め、どよめいて彼女を見るのでした。

『じーん！！ふうかちゃんじゃなくて私を見て』は、文化祭の時の名言です。文化祭の出し物で、さくら荘のメンバーは観客参加型のゲームを作成しました。その時に叫んだセリフになります。上井草美咲がずっと片思いしていた三鷹仁は、美咲の姉のふうかと以前付き合っていました。ふうかのことが忘れられないのだろうと思っていた美咲は、仁にふうかではなく自分を見てほしいと叫びました。

上井草美咲は、さくら荘に住む空太より一つ上の先輩です。底なしに明るく、荘のムードメーカー的存在となっています。予測不能な行動をとるため、とくに空太は上井草美咲に毎度驚かされています。短い明るい色の髪と、大きな目、グラマラスな体型が特徴のキャラクターです。誰に対してもフレンドリーに接する、裏表のない性格です。

上井草美咲は空太たちより一つ上の先輩です。さくら荘にやってきた空太にいち早く声をかけました。独特なセンスの持ち主で、後輩や友人たちにもユーモアあふれるあだ名をつけて呼びます。アニメ制作の才能があり、自身も創作が大好きで集中して打ち込むことができます。その並外れた才能とセンスのせいか、中学時代は友人ができず悩んでいました。

上井草美咲は、水明芸術大学附属高校では学年一位という優秀な学力を持ちます。そのため、学年で一番成績が良い人間が務める卒業式の答辞を任され、さくら荘の存続を全校生徒に訴えかけることができました。空太の部屋に外から飛び込んでくるなど、体力面も優秀なようです。

アニメ「さくら荘のペットな彼女」で上井草美咲の声を担当した声優は、プロ・フィット所属の高森奈津美でした。かわいい少女、少年の声から、大人の女性の声まで、幅広い役柄をこなします。テンションの高い上井草美咲の演技は、ファンの間でも好評でした。

• 「ジュエルペット てぃんくる☆」桜あかり役
• 「ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜」土呂小夏役
• 「てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」円城寺結衣役
• 「ブレイブウィッチーズ」ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン役
• 「ノラと皇女と野良猫ハート」パトリシア・オブ・エンド役

上井草美咲は、幼なじみで自身のアニメの脚本を手掛けている三鷹仁に想いを寄せています。誕生日プレゼントには生クリームを体に塗ったり、全身にリボンを巻き付けて部屋で待ち構えていたり、気持ちを表現したお弁当を作ったり、婚姻届を渡したり、校内の告白スポットに呼び出して気持ちを伝えたりと、かなり積極的なアプローチをしてきました。

クリスマスイブには、さくら荘で2人きりで再び告白しますが、想いを受け取ってもらうことは叶いませんでした。作中、プレイボーイの三鷹仁の行動に、やきもきさせられている描写も見られます。しかし、卒業後、三鷹仁は上井草美咲から渡された婚姻届に自身の項目を記入し、彼女に手渡します。

大学卒業後、一緒に出しに行く約束をした三鷹仁でしたが、待ちきれなかった上井草美咲は、大学卒業まえに役所に婚姻届を提出してしまいます。そのため、最終回では上井草美咲ではなく、三鷹美咲と姓が変わっています。

三鷹仁は、上井草美咲の幼馴染で、脚本家志望です。美咲のアニメの脚本を担当していましたが、力不足であることを感じていたため、さらに脚本の勉強に励みます。クールでプレイボーイですが、実は幼い頃から美咲とは両想いでした。

三鷹仁のプロフィールについて紹介していきます。さくら荘に住む空太たちより一つ上の先輩で、高校生でありながら人妻など複数の女性たちと付き合っているプレイボーイです。上井草美咲のことを大切に想っていたがため、当初は中々恋人関係に踏み込めずにいました。アニメで声を担当したのは、声優の櫻井孝宏でした。

ここでは、上井草美咲に関する感想や評価について紹介していきます。美咲は、「さくら荘のペットな彼女」の登場キャラクターの中でも明るく、非常に目立つキャラクターです。そのかわいい見た目と性格から、一番好きなキャラクターとして挙げる人も少なくありません。

上井草美咲の、水明芸術大学附属高校の答辞に思わず泣いてしまったという感想もありました。さくら荘への思い入れが深いため、どうしても取り壊してほしくなかった美咲は、卒業式の答辞でさくら荘をなくさないでほしいと全校生徒に呼びかけます。このことによって、さくら荘は存続することが決まりました。声優・高森奈津美の演技を高く評価する声も多くありました。

「さくら荘のペットな彼女」の美咲役である声優・高森奈津美の演技を見て、キャラクターとともに声優も好きになったという人もいました。明るく、おしゃべりなキャラクターであるため、「さくら荘のペットな彼女」では彼女の声をたくさん聞くことができます。

「さくら荘のペットな彼女」の美咲は、天才でありながら問題児としても周知されています。そのため、中学時代は中々友人を作ることができませんでした。しかし、こうした美咲の性分がうらやましいという声も数多くありました。

「さくら荘のペットな彼女」で、三鷹仁が上井草美咲に告白するシーンがあります。仁は、美咲に結婚指輪を渡してプロポーズしたのです。美咲の長年の想いがようやく実ったシーンだったため、ファンの間では大変人気の高い場面でした。その後、新幹線で遠方の大学に行く仁を美咲は見送ります。その時、以前に渡した婚約届けにサインしたものを仁は美咲に贈り、彼女はすぐさまそれを提出します。

ここまで「さくら荘のペットな彼女」の作品情報と、上井草美咲の名言・セリフなどについて紹介してきました。底なしの明るさと独特のセンス、才能を持ち合わせるキャラクターです。声優の名演技にもご注目ください。