グリザイアの果実の名言まとめ!一姫や雄二など主要キャラの名シーンも紹介

今回の記事では、人気アニメ「グリザイアの果実」の作中に描かれた名言にスポットを当てて紹介していきます。人気アニメ「グリザイアの果実」には、主人公・風見雄二や、その姉・風見一姫、そして風見姉弟と密接に関係するキャラクターが多数登場し、それぞれが持つ「闇」を通じて新たな人間関係を築いていくといったストーリーが描かれています。そんな人気アニメ「グリザイアの果実」には魅力的な名言が数多く描かれていますので、名シーンと共に今回の記事でチェックしていきましょう!

グリザイアの果実の名言まとめ!一姫や雄二など主要キャラの名シーンも紹介のイメージ

目次

  1. グリザイアの果実とは?
  2. グリザイアの果実の名言・名シーン集~風見一姫編~
  3. グリザイアの果実の名言・名シーン集~風見雄二編~
  4. グリザイアの果実の名言・名シーン集~日下部麻子編~
  5. グリザイアの果実の名言・名シーン集~入巣蒔菜編~
  6. グリザイアの果実のその他キャラの名言・名シーン集
  7. グリザイアの果実に関する感想や評価は?
  8. グリザイアの果実の名言まとめ

グリザイアの果実とは?

グリザイアの果実の作品情報

今回の記事で紹介する人気アニメ「グリザイアの果実」とは、ゲームソフトとして製作・販売された同名のノベルゲームが原作となって作られたアニメ作品です。ゲームソフトとして2011年から2017年にかけて4作品が製作・販売されている「グリザイアの果実シリーズ」は、その高い人気から2014年に第一弾のアニメ化が行われ、続く2015年には2作品が続編としてアニメ化されています。

3シリーズ合計で24話が放送されている人気アニメ「グリザイアの果実シリーズ」は、2019年3月にOVA作品「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」が公開されるなど、今もなお絶大な人気を誇っています。今回の記事では、人気アニメ「グリザイアの果実シリーズ」の第一弾にあたるアニメ「グリザイアの果実」に描かれた名言や名シーンを中心に紹介していきます!

グリザイアの果実の概要

アニメ化第1段となるアニメ「グリザイアの果実」は、主人公・風見雄二の美浜学園転入の様子から始まり、同級生となる5人の女子高生たちがそれぞれに抱える闇を風見雄二が解消していくといったストーリーで構成されており、主人公・風見雄二と5人の同級生達が織り成すミステリアスであり、サスペンスチックでもあるストーリーが楽しめます。

続くアニメ化第2段となるアニメ「グリザイアの迷宮」では、主人公・風見雄二の壮絶な過去と日下部麻子との関係性が描かれており、名言・名シーンが数多く描かれています。そして、アニメ化第3弾となるアニメ「グリザイアの楽園」では、主人公・風見雄二の壮絶な過去を知った5人の同級生達が風見雄二を救おうと奮闘する姿が描かれており、アニメ「グリザイアの果実」では行方不明なままだった姉・風見一姫も登場します。

それぞれに全く異なる点にスポットを当てて進行するアニメ「グリザイアの果実シリーズ」は、原作となっているゲームソフトを知らない方でも十分に楽しめる作品として好評を博していますが、アニメ「グリザイアの果実シリーズ」では人間の醜悪な部分や弱さを深く掘り下げたストーリーが描かれる為、所謂「鬱展開」が比較的多く描かれています。この為、好き嫌いが分かれる作品とも言われています。

グリザイアの果実のアニメあらすじ

人気アニメ「グリザイアの果実」あらすじ…2011年5月、海辺の町・三嶋崎。ここには、高い壁に覆われた「私立 美浜学園」という全寮制の高等学校があり、5人の高校生が通っています。この全校生徒僅か5人、そして全員が女子高生という美浜学園に転入した主人公・風見雄二(かざみ ゆうじ)は、唯一の男子生徒として賑やかで穏やかな日常を過ごしていきます。

しかし、外界と隔絶するかのような高い壁に覆われたこの学園には、ただの一人も所謂「まともな」生徒はおらず、主人公・風見雄二をはじめ5人の女子高生達にも、それぞれに人には言えない壮絶な闇を持っています。そんな環境の中、主人公・風見雄二は様々な形でそれぞれの闇に向き合って行く事になり、新たな人間関係を築いていく事になります。果たして美浜学園に通う生徒達の抱える闇とは?

アニメ「グリザイアの果実」公式サイト

グリザイアの果実の名言・名シーン集~風見一姫編~

風見一姫の名言①「趣味とは社会を知る窓…」

この章では、主人公・風見雄二の姉・風見一姫(かざみ かずき)の名言を簡単にまとめて紹介します。まずはじめに紹介する風見一姫の名言は、「趣味とは社会を知る窓である」という名言です。この風見一姫の名言は、少女時代の風見一姫が幼少の主人公・風見雄二へ向けて言った言葉になります。風見一姫は、才色兼備、頭脳明晰といった完璧な少女であり、幼少の主人公・風見雄二にとっては絶対的な存在として描かれています。

「趣味とは社会を知る窓である」

そんな風見一姫が言ったこの言葉には、姉・風見一姫の陰に隠れて引きこもりがちだった風見雄二を外の世界に連れ出そうとする意図があり、この結果主人公・風見雄二は外でも遊ぶ子へと変わっていきます。また、ネタバレになりますがこの名言をキッカケに外で遊ぶようになった主人公・風見雄二は、後に再会する小嶺幸とこの頃に最初の出会いを果たしています。ちなみに、風見一姫の趣味は読書やバスケットボールです。

風見一姫の名言②「動く必要のない時には…」

続いて紹介する風見一姫の名言は、「動く必要のない時には眠るのも立派な仕事よ」という名言です。この風見一姫の名言は、人気アニメ「グリザイアの果実」の終盤に描かれたバス転落事故にまつわるエピソードの中で使用されています。この風見一姫の名言は、バス転落事故によって身動きの取れなくなった現状の中で、慌てふためく多くのキャラクターを諌めた名言です。

「動く必要のない時には眠るのも立派な仕事よ」

このバス転落エピソードでは、風見一姫の中学生時代が描かれており、引率を担当する教師や先輩・後輩キャラクター達が混乱をきたす中、冷静に現状を把握し知的に対処しようとする風見一姫の姿が数多く描かれています。しかし、天才的な頭脳と冷静な判断力を持つ風見一姫でも窮地に立たされた多くのキャラクターを御することは出来ず、徐々に状況は悪化していく事になります。

風見一姫の名言③「どんなに困難な状況にあっても…」

続いて紹介する風見一姫の名言は、「どんなに困難な状況にあっても、周りの人間が全て諦めて絶望していたとしても、貴方だけは『それでも』と立ち上がれる男でいなさい」という名言です。この風見一姫の名言は、風見一姫が幼少の主人公・風見雄二へ送った最後の言葉であり、ネタバレになりますがこの名言を最後に風見一姫はバス転落エピソードを経て長い間行方不明となります。

「どんなに困難な状況にあっても、周りの人間が全て諦めて絶望していたとしても、貴方だけは『それでも』と立ち上がれる男でいなさい」

尚、この風見一姫の名言は主人公・風見雄二に大きな影響を与えており、人気アニメ「グリザイアの果実」の作中では、この言葉に従い5人の個性的なキャラクター達を主人公・風見雄二が救い出していく姿が描かれていくことになります。

風見一姫の名言④「私ね?『出来ることはあったのに』って…」

続いて紹介する風見一姫の名言は、「私ね?『出来ることはあったのに』っていう後悔が一番悔しいと思うの」という名言です。この風見一姫の名言は、バス転落エピソードの中で使用された言葉です。刻々と状況が悪化して行く中、混乱する多くのキャラクターを励まし続けた風見一姫ですが、悪化して行く状況を止める事も改善する事も出来ず徐々に苦しい状況へと追い込まれて行きます。

「私ね?『出来ることはあったのに』っていう後悔が一番悔しいと思うの」

そんな中でもこの言葉を支えに懸命に抗い続ける風見一姫は、自身を犠牲にして一人の同級生を悪化する状況下から抜け出させることに成功します。こうした風見一姫の懸命な対応の結果、唯一人生き残ったのが周防天音(すおう あまね)というキャラクターであり、後に主人公・風見雄二が出会う事となる美浜学園の同級生です。尚、周防天音が抱える闇とは、風見一姫を犠牲にして生き残ってしまったという点に起因します。

風見一姫の名言⑤「いい?ごめんなさいって言葉は…」

続いて紹介する風見一姫の名言は、「いい?ごめんなさいって言葉は、口にすればするほど価値が下がるのよ?」という名言です。この風見一姫の名言は、幼少期の主人公・風見雄二に向けて語られた言葉であり、天才的な姉に隠れるように生きる風見雄二のへりくだった生き方を律した名言です。

「いい?ごめんなさいって言葉は、口にすればするほど価値が下がるのよ?」

風見一姫の名言⑥「負うべき物が責任…」

最後に紹介する風見一姫の名言は、「負うべき物が責任、負わなくていい物まで負いたがるのが責任感。その境目を見失わないように」という名言です。この風見一姫の名言は、バス転落エピソードの中で周防天音に言った言葉です。この風見一姫の名言は、周防天音が唯一人の生存者となることを見越した言葉であり、周防天音が生き延びた後の負担を少しでも軽減させようという風見一姫の思いやりが詰まった名言です。

「負うべき物が責任、負わなくていい物まで負いたがるのが責任感。その境目を見失わないように」

TVアニメ「グリザイアの楽園」 (@grisaia_anime) | Twitter

グリザイアの果実の名言・名シーン集~風見雄二編~

風見雄二の名言①「何もしないで終わるぐらいなら…」

この章では、主人公・風見雄二の名言を簡単にまとめて紹介します。まずはじめに紹介する風見雄二の名言は、「何もしないで終わるぐらいなら、間違っていたとしても行動を起こしたほうがマシだ」という名言です。この風見雄二の名言は、前章で紹介した姉・風見一姫の名言「どんなに困難な状況にあっても…」が成長した風見雄二にしっかりと根付いている事を印象付ける名言です。

「何もしないで終わるぐらいなら、間違っていたとしても行動を起こしたほうがマシだ」

主人公・風見雄二は、前章で紹介した姉・風見一姫や次章で紹介する日下部麻子の名言によってクールな容姿とは裏腹に、行動的且つ前向きな思考を持った高校生へと成長を遂げており、こうした風見雄二の思考や行動が美浜学園に通う5人のキャラクターへ影響を与えて行くことになります。

風見雄二の名言②「確固たる理由もなく…」

続いて紹介する風見雄二の名言は、「確固たる理由もなく、人にレッテルを貼る行為は非常に危険である。それが過大評価であっても過小評価であっても、きちんとした情報もなくそうする事は、自分の目を曇らせ、来たる先に待ち受けるトラブルの原因にもなる」という名言です。この風見雄二の名言は、正確な情報から正確な判断を導き出したいと願う風見雄二の心情が描かれた名言です。

「確固たる理由もなく、人にレッテルを貼る行為は非常に危険である。それが過大評価であっても過小評価であっても、きちんとした情報もなくそうする事は、自分の目を曇らせ、来たる先に待ち受けるトラブルの原因にもなる」

人気アニメ「グリザイアの果実」の作中では、主人公・風見雄二は少年時代をテロリストの元で過ごしており、10代前半の頃より文字通り命がけの戦場を渡り歩いています。こうした経緯から風見雄二は情報の正確性や行動選択の重要性を誰よりも理解しており、この風見雄二の名言は風見雄二を体現したカッコいい名言として広く知られています。

風見雄二の名言③「誰かが守ってくれると信じ切って…」

続いて紹介する風見雄二の名言は、「誰かが守ってくれると信じ切ってノホホンと暮らしていれば、有事の際に何も出来ない奴になってしまう」という名言です。この風見雄二の名言は、自身を厳しく律している名言です。前項でも紹介していますが、少年時代から10代半ばまでを銃弾の飛びかう戦場で過ごしている風見雄二は、誰かをあてにする事無く自分の身は自分で守って生き抜いてきています。

「誰かが守ってくれると信じ切ってノホホンと暮らしていれば、有事の際に何も出来ない奴になってしまう」

この名言は、こうした特殊な経緯を持つ風見雄二ならではの名言であり、風見雄二の生き様を浮き彫りにする名言でもあります。ちなみに、この名言のとおり風見雄二は美浜学園という平和な学園に転入して以降も厳しいトレーニングを自身に課しており、戦闘シーンなどでは筋骨隆々な肉体を披露しています。

風見雄二の名言④「トレーニングというのは…」

続いて紹介する風見雄二の名言は、「トレーニングというのは欠かさずに行うことに意味がある。例え小さな一歩だったとしても、それを続けることで絶えず前に進み続けるということが大事なのだ」という名言です。この風見雄二の名言は、美浜学園の同級生・入巣蒔菜(いりす まきな)に軍事訓練的なトレーニングを仕込んだシーンで描かれています。

「トレーニングというのは欠かさずに行うことに意味がある。例え小さな一歩だったとしても、それを続けることで絶えず前に進み続けるということが大事なのだ」

人気アニメ「グリザイアの果実」の作中では、風見雄二が入巣蒔菜に向けて発言している言葉ですが、ファンの間では自身へ向けての意味合いも有るだろうと言われています。というのも、グリザイアの果実の作中で風見雄二は何よりも止まる事、振り返る事を恐れており、歩き続けたい進み続けたいと願うキャラクターとして描かれている為です。こうした点から、この名言は風見雄二自身にも向けられた言葉だと考えられています。

風見雄二の名言⑤「他人の精進を笑う奴は…」

続いて紹介する風見雄二の名言は、「他人の精進を笑う奴は、必ず最後に泣く!必ずだ!覚えておけ」という名言です。この風見雄二の名言は、前項で紹介した名言と同様、美浜学園の同級生・入巣蒔菜へ向けて風見雄二が発言した言葉です。平和な日本、美浜学園で軍事訓練的なトレーニングをする事へ抵抗感を見せた入巣蒔菜に対して風見雄二が発言したこの言葉は、現代社会でも使用できそうな名言といわれています。

「他人の精進を笑う奴は、必ず最後に泣く!必ずだ!覚えておけ」

風見雄二の名言⑥「人を殺すのに、銃はいらない…」

最後に紹介する風見雄二の名言は、「人を殺すのに銃はいらない。刃物である必要もない。どこにでもある、ボールペンで十分だ。…ほら?上手に出来ただろ?アンタに教わったことだよ、オスロさん」という名言です。この風見雄二の名言は、風見雄二の人生に深く関わったオスロを見事に仕留めた際の名言です。

人気アニメ「グリザイアの果実」に描かれた風見雄二は、少年時代に両親と姉を失っており、オスロというテロリストに養われる事になります。この頃の風見雄二は、オスロが開校していた軍事教練施設で徹底的に暗殺術や銃火器の訓練を受けており、オスロは風見雄二に根深く残るトラウマを植えつけています。

このトラウマから幾度となく自身を見失いかける風見雄二でしたが、成長した風見雄二は見事にオスロを打ち倒し、この壮絶なトラウマから脱却することに成功します。この重要な名シーンの中で風見雄二の口から放たれたこの名言は、人気アニメ「グリザイアの果実」を代表する名言であり、風見雄二のカッコいい名言として広く知られています。

「人を殺すのに銃はいらない。刃物である必要もない。どこにでもある、ボールペンで十分だ。…ほら?上手に出来ただろ?アンタに教わったことだよ、オスロさん」

アニメ「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」公式サイト

グリザイアの果実の名言・名シーン集~日下部麻子編~

日下部麻子の名言①「自分には何も出来ないと決め付けるな…」

この章では、オスロの元から救出された風見雄二の保護者となったキャラクター・日下部麻子の名言を簡単にまとめて紹介します。まずはじめに紹介する日下部麻子の名言は、「自分には何も出来ないと決め付けるな、そんな奴は何処で何をしたって全部無駄にしちまう。人間なんてのは結局、物の考え方次第でどうとでも変わる。いいか?今後はこう考えろ『苦手はあっても不可能はない』わかったか?」という名言です。

「自分には何も出来ないと決め付けるな、そんな奴は何処で何をしたって全部無駄にしちまう。人間なんてのは結局、物の考え方次第でどうとでも変わる。いいか?今後はこう考えろ『苦手はあっても不可能はない』わかったか?」

この日下部麻子の名言は、オスロの元から救出されて以降もトラウマに苛まれ、上手く生きることが出来ない風見雄二に対して保護者となった日下部麻子が言った言葉です。この日下部麻子の名言は、その後の風見雄二に大きな影響を与えており、風見雄二が前向きな思考を持てるようになったそもそものキッカケとなる言葉です。

日下部麻子の名言②「本っていうのは著者の生き様そのものだ…」

続いて紹介する日下部麻子の名言は、「本っていうのは著者の生き様そのものだ、他人の人生が詰まってる。そして気になったことを試せば、他人の人生を自分の中に取り入れることになる、まさに人生丸儲けって奴だ」という名言です。この日下部麻子の名言は、風見雄二に読書の重要性を説いた名言として人気アニメ「グリザイアの果実」の作中に描かれています。

「本っていうのは著者の生き様そのものだ、他人の人生が詰まってる。そして気になったことを試せば、他人の人生を自分の中に取り入れることになる、まさに人生丸儲けって奴だ」

この日下部麻子の言葉を受けた風見雄二は数多くの本を読むようになり、教養や一般常識を身につけていきます。また、こうした何気ない言葉ややり取りを経て、風見雄二は次第に日下部麻子に信頼を寄せるようになっていき、トラウマを多少なりともコントロール出来るようになっていきます。この事から、この日下部麻子の名言は風見雄二の成長に不可欠な名言だったと考えられています。

日下部麻子の名言③「たった一つの道でいい、究めてみろ…」

続いて紹介する日下部麻子の名言は、「たった一つの道でいい、究めてみろ。一つの道を究めるためには、様々なことを学ぶ必要がある。そして必要だからと学ぶうちに、いつの間にか自分に向いた学び方を覚える。たとえそれがどんな道であろうと、その道を究めた人間というのは、他の何をやるにしても自分の得意分野に置き換えて物事の要領を得る」という名言です。

「たった一つの道でいい、究めてみろ。一つの道を究めるためには、様々なことを学ぶ必要がある。そして必要だからと学ぶうちに、いつの間にか自分に向いた学び方を覚える。たとえそれがどんな道であろうと、その道を究めた人間というのは、他の何をやるにしても自分の得意分野に置き換えて物事の要領を得る」

この日下部麻子の名言は、前項で紹介した「本っていうのは著者の生き様そのものだ…」という名言と共に語られた言葉で、その後の風見雄二の成長に大きな影響を与えた言葉の一つと言われています。

日下部麻子の名言④「人生って奴は…」

続いて紹介する日下部麻子の名言は、「人生って奴は、無駄を楽しむもんだ。無駄を重ねてきた奴の方が、生きるのが上手い。楽しい人生って奴だ」という名言です。この日下部麻子の名言は、オスロの元から救出され日下部麻子との暮らしにも慣れてきた風見雄二に送られた言葉であり、成長した高校生の風見雄二が「人生って奴は無駄を楽しむものらしい…」とつぶやくシーンが後に描かれています。

「人生って奴は、無駄を楽しむもんだ。無駄を重ねてきた奴の方が、生きるのが上手い。楽しい人生って奴だ」

この事から、この日下部麻子の名言は風見雄二の人生観に直結した言葉であることが分かると共に、日下部麻子の豪放磊落なキャラクターが風見雄二をカッコいい高校生へと成長させたことが伺えます。

日下部麻子の名言⑤「恩を受けたのが恥ではない…」

続いて紹介する日下部麻子の名言は、「恩を受けたのが恥ではない、恩を返さないのが恥なんだ」という名言です。この日下部麻子の名言は、主人公・風見雄二に向けられた言葉であり、日下部麻子の庇護下に入ったばかりのオドオドとした風見雄二を律した言葉でもあります。この名言を受けて成長した風見雄二は、後に日下部麻子が病死したシーンを回想した場面で「恩を返す前に死んでいった…」と呟いています。

「恩を受けたのが恥ではない、恩を返さないのが恥なんだ」

日下部麻子の名言⑥「自分のために引き金を…」

最後に紹介する日下部麻子の名言は、「自分のためには引き金を引けなくても構わない。だが、他人のためなら迷わず引き金を引ける男になれ…いいな?」という名言です。この日下部麻子の名言は、オスロの手によって根深いトラウマを背負った風見雄二に対して語られた言葉であり、銃火器を手にすると発作が起こる風見雄二は、日下部麻子のこの言葉を守ろうと懸命に努力します。

しかし、飼っていた犬が熊に襲われた際に銃を構えるものの引き金を引けなかった風見雄二は、帰宅した日下部麻子の前で号泣することになります。こうした辛い出来事を経て成長した風見雄二は、その後美浜学園で出会った仲間達のために引き金を引ける男へと成長を果たし、師匠と慕う日下部麻子のこの名言を体現できるようになります。尚、この引き金を引けずに泣きじゃくる風見雄二の姿は名シーンの一つに数えられています。

この章では、日下部麻子の名言を6つ紹介してきましたが、日下部麻子は人気アニメ「グリザイアの果実」の中でも名言メーカーと呼ばれるほど名言を数多く残していますので、興味が沸いた方は他の名言もチェックしてみましょう!

「自分のためには引き金を引けなくても構わない。だが、他人のためなら迷わず引き金を引ける男になれ…いいな?」

グリザイアの果実の名言・名シーン集~入巣蒔菜編~

入巣蒔菜の名言①「たくさん食べてまるまると…」

この章では、人気アニメ「グリザイアの果実」に登場し、「~なのよさ」という独特な話し方が特徴的なキャラクター・入巣蒔菜の名言を簡単にまとめて紹介します。まずはじめに紹介する入巣蒔菜の名言は、「たくさん食べてまるまると太るといいのよさ」という名言です。この入巣蒔菜の名言は、アニメ「グリザイアの果実」の作中では鯉に餌をあげる1シーンのみで描かれている名言ですが、ゲーム版では度々使用されている言葉になります。

「たくさん食べてまるまると太るといいのよさ」

尚、この入巣蒔菜の名言は、文面だけで読み解くと善意で鯉に餌をあげているだけのように思えますが、人気アニメ「グリザイアの果実」において唯一のロリキャラである入巣蒔菜は、自身の成長に危機感の様なものを少なからず抱いており、自身の成長に期待した名言だとも言われています。ちなみに、この名言が描かれたシーンでは、その後入巣蒔菜と風見雄二の絶妙な掛け合いが描かれており、隠れた名シーンとも言われています。

入巣蒔菜の名言②「否!歪んでいるからこそ…」

「否!歪んでいるからこそ真っ直ぐなのよさ!」

続いて紹介する入巣蒔菜の名言は、「否!歪んでいるからこそ真っ直ぐなのよさ!」という名言です。この入巣蒔菜の名言は、自身の出生に関連した壮絶な過去の経験から独特な感性を持って成長した入巣蒔菜の無茶苦茶でありながらも力強さを感じる名言です。

入巣蒔菜の名言③「後悔はせん…」

最後に紹介する入巣蒔菜の名言は、「後悔はせん、未来のために反省はするが」という名言です。この入巣蒔菜の名言は、「やって後悔するのか、やらずに後悔するのか」という選択に一石を投じる名言であり、入巣蒔菜は前者を選択することが判明した名言です。そして、前者を選択した結果として後悔が生まれたとしても先々へ活かしていこうとする入巣蒔菜の前向きさが感じられる名言でもあります。

「後悔はせん、未来のために反省はするが」

グリザイアの果実のその他キャラの名言・名シーン集

周防天音の名言①「自分に理解出来ない物を…」

この章では、これまでに紹介しきれていない「グリザイアの果実」登場キャラの名言を簡単にまとめて紹介します。まずはじめに紹介するのは主人公・風見雄二の同級生であり、風見一姫とも関係性のあるキャラクター・周防天音(すおう あまね)の、「自分に理解出来ない物を『ありえない』と否定するのは簡単だけど、それって自分の無知を棚に上げた発言なんじゃないかな?」という名言です。

「自分に理解出来ない物を『ありえない』と否定するのは簡単だけど、それって自分の無知を棚に上げた発言なんじゃないかな?」

この周防天音の名言は、美浜学園の同級生であり、他者を拒絶する傾向にあるキャラクター・榊由美子(さかき ゆみこ)に向けた言葉であり、主人公・風見雄二を異分子として拒絶しようとする榊由美子を嗜めた名言です。このいざこざの結果、風見雄二と榊由美子は程なくして良好な関係を持つに至っている事から隠れた名シーンとも言われています。

松嶋みちるの名言「あたしにとっての現実とは…」

続いて紹介するのは、主人公・風見雄二の同級生であり、ツンデレに憧れを抱くキャラクター・松嶋みちるの、「あたしにとっての現実とは…あたしが今、ここにいることよ!」という名言です。この松嶋みちるの名言は、過去の出来事によって生死の境界が曖昧なものとなっていた松島みちるが、主人公・風見雄二との出会いから「生きる」という事や「現実」というものに向き合うようになり、過去の自身を振り払う為に言い放った名言です。

「あたしにとっての現実とは…あたしが今、ここにいることよ!」

この名言が描かれた場面は、人気アニメ「グリザイアの果実」の名シーンの一つに数えられている他、松嶋みちるを代表する名シーンともなっています。また、この時の主人公・風見雄二はカッコいい名言を連発し松嶋みちるに寄り添うため、風見雄二の名シーンとしても広く知られています。

小嶺幸の名言「私の気持ちを知ってくれている人…」

続いて紹介するのは、主人公・風見雄二の同級生であり、メイドキャラでもある小嶺幸(こみね さち)の、「私の気持ちを知ってくれている人が一人でもいるって考えると…少し胸があたたかくなります」という名言です。この小嶺幸の名言は、自身の誕生日に両親を失った過去から「良い子でいなければならない」と強く思い込んでしまった小嶺幸と、小嶺幸と幼少の頃に出会っている主人公・風見雄二の交流の中で描かれた名言です。

「私の気持ちを知ってくれている人が一人でもいるって考えると…少し胸があたたかくなります」

小嶺幸は、過去の出来事から「良い子でいなければならない」「頼まれたことは全て引き受けなければならない」といった極端な強迫観念を抱いていましたが、幼少時を互いに知る風見雄二との交流からこの名言を言えるほどに回復し、両親の死にも向き合えるようになります。尚、この小嶺幸の名言が描かれた場面は、人気アニメ「グリザイアの果実」を代表する名シーンの一つと言われています。

ヒース・オスロの名言「この世の中は…」

続いて紹介するのは、幼少時の主人公・風見雄二を引き取り、風見雄二に暗殺術や銃火器の訓練を強要したキャラクター ヒース・オスロの、「この世の中は、3割の悪意、1割の善意、6割の偽善で出来ている。そして、偽善は簡単に悪に変わる…」という名言です。このヒース・オスロの名言は、裏社会で長く生きるヒース・オスロの人生観が顕著に現れた言葉であり、良くも悪くも考えさせられる言葉でもあります。

「この世の中は、3割の悪意、1割の善意、6割の偽善で出来ている。そして、偽善は簡単に悪に変わる…」

ギャレット大尉の名言「いいか風見よ、貴様には才能がある…」

続いて紹介するのは、主人公・風見雄二のアメリカ軍人時代の上官であり、日下部麻子とも縁のあるギャレット大尉の、「いいか風見よ、貴様には才能がある。貴様がこれまでどんな生き方をして来たかなど関係ない、誰も気にせん!だが、やれることがあるのなら、やらない奴はクズだ!だが、そのクズという称号を嫌い、そこから這い上がろうとする奴は、もうクズではない!」という名言です。

「いいか風見よ、貴様には才能がある。貴様がこれまでどんな生き方をして来たかなど関係ない、誰も気にせん!だが、やれることがあるのなら、やらない奴はクズだ!だが、そのクズという称号を嫌い、そこから這い上がろうとする奴は、もうクズではない!」

このギャレット大尉の名言は、日下部麻子と同じ生き方を歩もうと一歩を踏み出した風見雄二に対して言い放たれた言葉であり、厳しい口調の中にも風見雄二へ向けた愛情が感じられる名言です。尚、このギャレット大尉の名言が描かれたシーンでは、銃火器の使用に伴いトラウマに立ち向かう事になる風見雄二の苦悩が描かれており、グリザイアの果実の隠れた名シーンの一つとなっています。

J少尉の名言「必要な時、非常になれない人間は…」

最後に紹介するのは、主人公・風見雄二がアメリカ在国時に所属していた「ヤブイヌ小隊」の隊長である J少尉の、「必要な時、非常になれない人間は、自分の手を汚したくないだけの偽善者だ…」という名言です。この J少尉の名言は、未だ完全にトラウマを克服出来ていない風見雄二に対して言い放たれた言葉であり、実戦の場でもトラウマによって射撃を継続するのが困難だった風見雄二を叱咤激励した名言です。

「必要な時、非常になれない人間は、自分の手を汚したくないだけの偽善者だ…」

この J少尉の名言が描かれたシーンは、撤退戦を強いられたヤブイヌ小隊の面々が風見雄二のスナイプ能力に信頼を寄せ、残弾6発、敵数6人という危機的状況の中で風見雄二の射線を作るべく特攻を仕掛けるという名シーンとなっており、指揮官であるJ少尉からのこの名言を受けた風見雄二は極限まで高められた集中力でトラウマを克服し、全ての敵兵をスナイプする事に成功します。

グリザイアの果実に関する感想や評価は?

この章では、今回の記事で紹介してきたアニメ「グリザイアの果実」の感想や評価を簡単にまとめて紹介します。アニメ「グリザイアの果実」の感想や評価を調べていくと、「面白い」「感動する」といった好意的な感想が多く見られます。また、アニメ「グリザイアの果実」を「お勧めのアニメ」として評価している方も非常に多く見受けられます。

しかし、アニメ「グリザイアの果実」の原作がゲームソフトである為か、面白いともツマラナイとも判断しきれていない方が多く居るようです。また、原作となるゲームソフトが成人向け作品である事から”そういった要素に期待していた方”達からは不評を買っているようです。一方で、ゲーム作品を知らずにアニメ作品として視聴している方の感想は概ね好意的なものが多い事から、アニメ「グリザイアの果実」は良作と言えそうです。

尚、今回の記事でも少々触れていますが、アニメ「グリザイアの果実」は主人公・風見雄二の姉・風見一姫が深く関わる”バス転落エピソード”など、アニメ「グリザイアの果実」には鬱ストーリーが随所に織り交ぜられており、視聴継続を断念した方も少なくないようです。この点については、視聴された方の好みやコンディションなどにも影響すると考えられますが、今後視聴を予定されている方はこの点を留意した方が良さそうです。

ちなみに、2019年劇場公開された「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」の感想や評価は、上映館数が少ない点を嘆く感想を除けば概ね好意的な感想が多く、こちらの作品も一見の価値の有る作品に仕上がっているようです。尚、アニメ「グリザイアの果実シリーズ」とは全く異なる登場人物とストーリーが描かれた作品になる為、これまでに放送されているアニメを未視聴でも十分に楽しめる作品となっているようです。

グリザイアの果実の名言まとめ

今回の記事では、人気アニメ「グリザイアの果実」に登場する多くのキャラクターの名言・名シーンを主人公・風見雄二や風見一姫を中心に紹介してきましたが如何でしたか?人気アニメ「グリザイアの果実シリーズ」は、今も尚絶大な人気のもとで新たな展開を見せている作品ですので、未だ「グリザイアの果実シリーズ」を未視聴な方は是非一度視聴してましょう!

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