2019年05月14日公開
2019年05月14日更新
リメンバー・ミーの吹き替え声優一覧!日本語版・アメリカ版の豪華キャストまとめ
ピクサー制作長編アニメ映画『リメンバー・ミー』は、日本では公開前から話題となり、2018年3月に公開された作品です。メキシコの大祝祭「死者の日」をテーマに、ミュージシャンを夢見る主人公の少年・ミゲルと骸骨の姿となった彼の祖先がある歌を通して心の交流を交わす物語です。『リメンバー・ミー』の日本語吹き替え版の担当声優は誰が務めているのでしょうか?アメリカ版と日本語版の吹き替え声優キャストを一覧にして紹介していきますのでご覧ください。
目次
リメンバー・ミーとは?
リメンバー・ミーの作品情報
≪アニメ映画『リメンバー・ミー』作品詳細情報≫
- 監督:リー・アンクリッチ
- 脚本:エイドリアン・モリーナ
- 製作:ダーラ・K・アンダ
- 出演者:アンソニー・ゴンザレス/ガエル・ガルシア・ベルナル/アラナ・ユーバック/ベンジャミン・ブラット/レニー・ヴィクター/アナ・オフェリア・ムルギア
- 音楽:マイケル・ジアッチーノ
- 製作会社:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ/ピクサー・アニメーション・スタジオ
- 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
- 日本公開: 2018年3月16日
- 上映時間:105分
- 製作国:アメリカ合衆国
リメンバー・ミーの概要
出典: https://ciatr.jp
『リメンバー・ミー』(原題:Coco)は、アメリカのピクサーが製作したコンピュータアニメーション・ファンタジー・アドベンチャー映画で、ピクサー作品19作目となります。死者たちが陽気に暮らす死者の国に迷い込んだミュージシャンを夢見る少年・ミゲルと死者の国に暮らす骸骨のヘクターはそこで様々な冒険や生死を超えた家族の絆が描かれています。
劇中では音楽が多用されてミュージカル要素が盛り込まれています。当初公開予定はクリスマスシーズンである2017年12月23日に予定されていましたが、春シーズンの2018年3月16日に変更されました。ウォルト・ディズニー製作の短編アニメ『アナと雪の女王/家族の思い出』と同時上映されています。
リメンバー・ミーのあらすじ
リメンバー・ミーの主人公のミゲル・リヴェラは、メキシコ・サンタ・セシリアに住むミュージシャンを目指す12歳の天才ギター少年です。しかし、ミゲルの家庭では音楽に親しむことは堅く禁じられていました。その理由には音楽家だった高祖父が音楽のために妻や娘を捨てた人間だったからです。ある日、ミゲルは顔が切り抜かれた古い家族写真を見つけます。
その切り抜かれた人物はミゲルの高祖父で、ミゲルは憧れの伝説のミュージシャンのデラクルスが高祖父ではないかと推測します。リゲルは高祖父のお墓に忍び込むと美しいギターを手に奏でます。するとその瞬間、ミゲルは死者が暮らす夢のように美しいテーマパークのような“死者の国”に迷い込みます。
ミゲルはそこで先祖などに出会いますが、日の出までに元の世界に帰らなければ、永遠に家族と会えなくなると知ると孤独で陽気な骸骨のヘクターと協力し、死者の国からの脱出を試みます。死者の国からの脱出のキーとなるのが、ミゲルが大好きな曲「リメンバー・ミー」です。不思議な力を秘めた曲がミゲルたちに奇跡を起こします。
リメンバー・ミーの予告動画
『リメンバー・ミー』の予告編からは、キャッチコピーである「それは、時を超えて一家族をつなぐ、奇跡の歌」のように歌が家族の絆を繋ぐという心が温まる感動的なシーンが見られます。是非、家族で観るとこの作品の良さを深く感じることが出来るのではないでしょうか?
リメンバー・ミーの意味
日本では公開前から大評判だったアニメ映画「リメンバー・ミー」のタイトルの意味は「私を忘れないで」です。死者は生きている人間が心の中で思うことで存在し続けることができます。そのため、「私のことを忘れないで」という死者の願いが込めらたメッセージとなっています。物語で生きる者が死者を思い出すきっかけとなるのが「リメンバー・ミー」という歌なのです。
リメンバー・ミーの吹き替え声優〜メインキャスト〜
ミゲル・リヴェラ/石橋陽彩
音楽の才能に長け、ギターの天才少年12歳のミゲルは、音楽家の高祖父の血を受け継いでおり、誰に習うこともなく、最高なパフォーマンスを見せます。しかし、家族からは音楽を禁じられていました。ミゲルは高祖父の墓にあったギターを弾くと、訪れた死者の国でヘクターと出会い、冒険をしながら成長していきます。ミゲルの担当声優は、アメリカ版はアンソニー・ゴンザレスで、日本語版は子役の石橋陽彩(いしばしひいろ)です。
千葉県習志野市出身で2004年8月24日生まれの石橋陽彩は映画公開時、13歳で初声優を務めます。4歳から歌とダンスを始め、テレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」ではジュニア部門でグランプリに輝き、avex主催の「カラオケ★バトル」U-18に出演し、圧倒的な歌唱力で観客を魅了します。第一生命のCMではラップを披露するなど活躍を見せ、現在最も注目と期待が寄せられる大型新人です。
ヘクター・リヴェラ/藤木直人
陽気で人情味があって気さくですが虚言癖のある死者の国の住人、骸骨のヘクターは、生きている家族から忘れられると死者の国からも消えてしまうと知り、期限の日の出までに思い出してもらおうと出会ったミゲルと協力して行動を共にします。ヘクターの担当声優は、2018年のドラマ「FAINAL CUT」で人気キャスターの百々瀬塁役を演じるなど様々なドラマや映画、バラエティなど多方面で大活躍する人気イケメン俳優の藤木直人です。
藤木直人が声優を務めるのは、特別出演した2013年公開「劇場版HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」のオモカゲ役でデビューして以来となります。 歌手活動も行っている藤木直人が聞かせる歌声は聴き応えがあるようです。アメリカ版のヘクターの声優はガエル・ガルシア・ベルナルです。
リメンバー・ミーの吹き替え声優〜ミゲルの家族〜
ルイサ・リヴェラ/恒松あゆみ
リヴェラ家で1番に優しく、甘い性格を持つエンリケの妻でミゲルの母親のルイサ・リヴェラの担当声優は、海外ドラマやアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの母親役を務めるなど、話題作に多数出演し、精力的に声優として活躍している恒松あゆみです。これまでのディズニーアニメ出演作品には「ヘラクレス」「ガーゴイルズ」「ティンカー・ベルと月の石」などがあります。アメリカ版のルイサの声優はソフィア・エスピノーサです。
エンリケ・リヴェラ/横山だいすけ
音楽禁止の掟を破ってギターを弾くことに興じるミゲルに、靴職人の道を望む厳格な父親のエンリケの担当声優は、NHK「おかあさんといっしょ」11代目うたのおにいさんで知名度が高い横山だいすけです。元うたのお兄さんとして世の母親や子どもたちに絶大な人気があります。劇団四季出身なだけあって歌や演技には安定感があります。 声優デビューは「トムとジェリー 夢のチョコレート工場」です。
エンリケは最終的にミゲルの夢に対する情熱的な思いを理解し、懐深い優しさを見せます。横山だいすけが語り掛ける声には温もりがあり、子供を見守る優しさが感じられる演技だと好評のようです。アメリカ版の声優担当はハイメ・カミーユです。
エレナ・リヴェラ/磯辺万沙子
エレナは、大家族のまとめ役で自身の母のイメルダの意志を継ぎ、厳しい態度で音楽禁止の掟を守ります。孫のミゲルを溺愛しますが、ミゲルが音楽に興味を持ったと知ると激怒します。 音楽そのものを嫌悪しており、外から聞こえてくる音楽にも凄い剣幕で怒鳴る口うるさくて威圧的で怖い存在です。そんなエレナの日本語吹き替え声優キャストは、劇団昴所属の磯辺万沙子です。アメリカ版はレニー・ヴィクターが担当しています。
磯辺万沙子は1990年代から数々のアニメに出演しているベテラン声優の磯辺万沙子は「キャプテン翼J」の日向小次郎の母役やディズニー作品「モンスターズ・インク」などで声を務め、海外ドラマ「ER緊急救命室」シリーズなどの吹き替えも多数担当しています。 声優以外にもテレビや舞台でも活躍しているマルチな声優です。
ママ・ココ/大方斐紗子
優しくて温厚な性格のママ・ココは、年齢が100歳近いミゲルの曽祖母で認知症を患いコミュニケーションも殆ど取れず、実娘のエレナや自身の父親のヘクターの記憶を忘れかけています。 ミゲルは優しいママ・ココを慕います。そんなママ・ココをの声を担当するのは、朝ドラ「あまちゃん」や「ひよっこ」などにも出演するベテラン女優の大方斐紗子です。アメリカ版の担当声優はアナ・オフェリア・ムルギアです。
大方斐紗子は声優としては「母をたずねて三千里」のナターリア役が有名で、多数の吹き替え作品でも声優として活躍しています。物語の重要人物のママ・ココは決してセリフは多くありませんが、ベテラン女優ならではの味わい深い声色で熱演して魅せています。
幼いココ/中村優月
ココの幼少期の声を担当しているキャストはテアトルアカデミー所属の子役の中村優月です。ヘクターとの「リメンバー・ミー」の掛け合いの歌声がストレートに心に響き震えさせます。
中村優月の主な出演作品はドラマ「トレース~科捜研の男~#07」「刑事7人#4」「監獄のお姫さま#2」「LIFE!~人生に捧げるコント~」があります。アメリカ版声優は、ヘクター役のガエル・ガルシア・ベルナルの実娘のリベルタ・ガルシア・フォンシです。
パパ・フリオ/多田野曜平
ミゲルの曽祖父のパパ・フリオは既に他界しており、死者の国で義母のイメルダに尻に敷かれて暮らす、人の良さが滲み出た人物です。パパ・フリオの日本語吹き替え声優キャストは、ディズニー作品に多数出演する声優でテアトル・エコー所属の多田野曜平です。「アナと雪の女王」のウェーゼルトン公爵や「トイ・ストーリー」シリーズのリトル・グリーン・メン、「フィニアスとファーブ」ドゥーフェンシュマーツ博士などがあります。
その他の作品では、2015年アニメ「ルパン三世」ジーノや「ONE PIECE」プロディ、映画『シュガー・ラッシュ』のキャンディ大王などがあります。本人のSNSで、パパ・フリオと自身の骨格がそっくりとコメントがあり、本編鑑賞の際はシルエットにも注目のようです。アメリカ版の担当声優はアルフォンソ・アラウです。
ママ・イメルダ/松雪泰子
ミゲルの高祖母でヘクターの妻のママ・イメルダは、音楽に没頭してツアーに行ったきり二度と家に帰らなかったヘクターが家族を捨てたと思い込んで恨みに思い、リヴェラ家に音楽禁止の掟を作ります。それ以後、イメルダは靴職人として1人で娘を育てあげます。そんなイメルダの日本語吹き替え声優キャストは、多数のドラマ映画に出演し大人気実力派女優として活躍する、本作が声優作品4作目となる松雪泰子です。
2012年公開映画「ボーン・レガシー」のマルタ・シェアリング医師役以来の声出演となります。松雪泰子の凛とした意志の強さが感じられる声色がキャラクターの芯の強さを表現するとに適していると評されているようです。松雪泰子の主な出演作品には、映画「フラガール」「デトロイト・メタル・シティ」「容疑者Xの献身」などがあり、ディズニー作品の声優は本作が初となります。アメリカ版の担当声優はアラナ・ユーバックです。
オスカル&フェリペ/佐々木睦
イメルダの弟である双子の兄弟のオスカル&フェリペのアメリカ版の声優はハーバード・シグエンサで、日本語吹き替え声優キャストは、演劇集団円所属の佐々木睦です。1961年7月20日生まれの佐々木睦は、俳優としてテレビドラマ「相棒」やNHKの大河ドラマに出演する他、吹き替え声優でアニメ映画「サマーウォーズ」や「夜明け告げるルーのうた」「崖の上のポニョ」などに出演しています。
リメンバー・ミーの吹き替え声優〜死者の国〜
エルネスト・デラクルス/橋本さとし
メキシコの音楽史上で最も成功を収めたデラクルスは人々を魅了した大スターであり、死後も絶大な人気を誇るアーティストでミゲルも憧れる人物です。しかし、デラクルスはヘクター作った楽曲を自作と偽ってヘクターを殺害した張本人です。
出典: https://eiga.com
人気者の仮面を付けた悪役のデラクルスの担当声優キャストは、アメリカ版はベンジャミン・ブラットで、日本語吹き替え版は劇団☆新感線で活躍し、以後ドラマや舞台、歌手などマルチなジャンルで才能を魅せて活動する橋本さとしです。
風貌などから多くの悪役を演じる橋本さとしは、様々な作品で培った悪役ぶりを本作でも好演します。出演作品には俳優としてドラマ「下町ロケット」三田康役、「グッドパートナー」名木登志夫役、「精霊の守り人II 悲しき破壊神」ヨーサム役などを務め、声優として海外ドラマ「アリー my Love」、アニメ「トランスフォーマー カーロボット」「The King of Fighters:Another Day」などに出演し、ディズニー作品は本作が初です。
フリーダ・カーロ/渡辺直美
1907年から1954年を生きたメキシコに実在した世界的有名な同名画家を基にしたキャラクターのフリーダ・カーロは、死者の国に暮らす芸術家で、彼女の作品は現在も大きな影響を与えており、愛と自由に生きて革新的に時代を切り拓くパワーを持った女性です。アートに夢中になると周囲が見えなくなるフリーダはミゲルの言葉にインスピレーションを受け、親しくなるとミゲルを助ける場面が見られます。
そんなフリーダ・カーロの日本語吹き替え声優キャストは、ビヨンセのものまねで一世を風靡したお笑い芸人で、現在はファッションブランドのプロデュースや女優、声優など幅広いジャンルで活躍し、独特のおしゃれセンスで「インスタの女王」と呼ばれ国内外で注目を集めているタレントの渡辺直美です。アメリカ版の担当声優はナタリア・コルドバ=バックリーです。
渡辺直美は過去にも吹き替えを担当しており、主な作品にはアニメ映画版「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子ちゃん」「きかんしゃトーマス」などや映画「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」「ピクセル」「ゴーストバスターズ」などが挙げられます。独特な感性を持つ渡辺直美の明るいキャラクターが、本作とよくマッチしていると好評のようです。
事務官ヘッド・クラーク /チョー
死者の国の家族再会案内所の事務官のヘッド・クラークの日本語吹き替え声優キャストは、多数の作品で有名キャラを演じ、その味のある演技が好評で人気を博している声優のチョーです。芸名のチョーの由来は、NHK「たんけんぼくのまち」の「チョーさん」扮したことにあるようです。それ以前は長島雄一で活動しており、本名を長島茂と言います。
チョーが担当したアニメキャラクターで骸骨といえば、大人気アニメ「ONE PIECE」のブルックが有名です。その他の声優担当では、Eテレ「いないいないばあっ!」のワンワン役や大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リング」ゴラム役などがあります。アメリカ版の担当声優はガブリエル・イグレシアスです。
男性マリアッチ/大抜卓人
出典: https://wizy.jp
サンタ・セシリアの広場で靴磨きをするミゲルに、マリアッチ(メキシコ音楽やその奏者)の男性が音楽コンテストに出場するよう後押しをするとミゲルは出場の決断をします。しかし、ミゲルの祖母のココが現れて、ミゲルと一緒に怒られる不運な役回りでもある人物です。
正式な役名はありませんが、ミゲルに音楽の道を進むことをアドバイスする重要な役割を担ったマリアッチの男性の日本語吹き替え声優キャストは、FM802のラジオDJであり司会者として活動する大抜卓です。ラジオ番組に多数出演する大抜卓の聞きやすくて良く通る声が好評のようです。アメリカ版の担当声優はロンバルド・ボイヤーです。
女性マリアッチ/高柳明音(SKE48)
ミゲルがマリアッチ広場で「ギターを貸してほしい」と頼み回る場面で一番最初に話しかけてくる女性ミュージシャンが登場します。その女性マリアッチの日本語吹き替え声優担当キャストは、映画や舞台などで幅広く活躍して高い人気を得ている、本作が声優初挑戦というSKE48の高柳明音です。
出演はワンシーンですが、大好きなディズニー作品に出演出来ると喜びも大きく、収録では緊張したと語っています。ミゲルが公園に出かける場面では聞き逃さないように要注目です。
コーンを持った男性/鈴木拡樹
コーンを持った男性骸骨の日本語吹き替え声優キャストは、2.5次元ミュージカルで圧倒的な人気を誇り、舞台や映画、ドラマに多数出演しているイケメン俳優の鈴木拡樹です。1985年6月4日生まれの鈴木拡樹は、2.5次元ミュージカルでは「弱虫ペダル」シリーズの荒北靖友役や「刀剣乱舞」シリーズの三日月宗近役などを演じています。
2007年の「風魔の小次郎」麗羅役でドラマデビューし、声優としては2017年WOWOW放送の海外ドラマ「SUITS/スーツシーズン6」でブライアン役の声を担当しています。
女性旅行者/寺田ちひろ
子供の骸骨を連れてミゲルとすれ違って驚く死者の国の骸骨旅行者の役で、日本語吹き替え声優キャストは、1987年12月23日生まれの寺田ちひろです。寺田ちひろはフリーアナウンサーで、日テレ「news every」に出演しています。女優として2007年に映画「妄想少女オタク系」に渡辺真知役で出演し、声優としては本作が初となるようです。
男性旅行者/カイミ
死者の国の男性骸骨旅行者の日本語吹き替え声優キャストは、1995年2月15日生まれでアメリカ人の父と日本人の母を持つイケメンハーフモデルのカイミです。モデルやテレビ、CMなどに出演し、幅広く活躍し現在は北海道テレビ「イチオシ!」してリポーターとしても活躍しています。本作が声優初挑戦であるかは不明です。
リメンバー・ミーの吹き替え声優〜その他〜
フアン・ハノキョーセー/立木文彦
出典: https://festy.jp
歯列矯正医であるフアン・ハノキョーセーの声は、アメリカ版ではジョン・ラッツェンバーガー 演じ、日本語吹き替え版声優キャストにはジョン・ラッツェンバーガーの担当声優でピクサー作品には常連となる立木文彦が務めています。他のピクサー作品では「モンスターズ・インク」のイエティ、「カーズ」のマックなども担当しています。
実力派声優の立木文彦のその他の作品には、「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役やアニメと実写版「銀魂」で長谷川泰三(マダオ)を演じ、「世界の果てまでイッテQ!」のナレーションでも認知度が高いです。
修道女/安野希世乃
『リメンバー・ミー』の劇中にはミゲルが大好きな映画に登場する修道女が登場します。その修道女の日本語吹き替え声優キャストは、1989年7月9日生まれの声優・安野希世乃(やすのきよの)です。
安野希世乃は2011年の「キズナ一撃」キズナ役に抜擢され21歳で声優デビューすると、アニメ「マクロスΔ」のバッカニア役や大人気アニメ「アイカツ!」シリーズの北大路さくなどを演じて順調にキャリアを重ね、2017年には「異世界食堂」サラ役や「ブラッククローバー」チャーミー・パピットソン役を務めるほか、歌手としてソロデビューを果たしています。
リメンバー・ミーの吹き替え歌手は?
日本語版主題歌「リメンバー・ミー」
映画『リメンバー・ミー』のエンディング曲である主題歌「リメンバー・ミー」を歌うのは、出生地がメキシコという本作作品と共通点を持ったシシド・カフカです。音楽活動以外にもテレビや映画などの幅広いジャンルで活躍しているシシド・カフカが目を惹き、主題歌の歌手として決定したようです。
シシド・カフカとタッグを組んだ東京スカパラダイスオーケストラは、中南米でも精力的に活動を行っているこで白羽の矢が立ちました。シシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラのコラボはした主題歌「リメンバー・ミー」は心に響くと好評です。
ロス・チャチャラコス男性/茂木欣一
ロス・チャチャラコスは死者の国の音楽のコンテストで、ミゲルのライバルとなるバンドです。そのバンドのメンバーの内の1人の男性の日本語吹き替え声優を担当しているのが、本作が声優初挑戦の東京スカパラダイスオーケストラの茂木欽一です。1967年12月15日生まれの茂木欽一は、東京スカバラダイスオーケストラでドラムを担当しています。
東京スカバラダイスオーケストラは実際にメキシコの音楽フェスに出演しており、『リメンバー・ミー』の世界観にマッチしています。 ミゲルとロス・チャチャラコスが言葉を交わすシーンにも注目が寄せられます。
ロス・チャチャラコス女性/シシド・カフカ
ロス・チャチャラコスのバンドの女性メンバーの日本語吹き替え声優は、1985年6月23日生まれの歌手であるシシド・カフカがです。シシド・カフカは10代からプロドラマーとして活動し、20代半ばからドラムを叩きながら歌うユニークなスタイルでブレイクして注目を集めます。175cmの長身も活かしてモデルや女優としても活躍しています。
近年の出演作品には2017年テレビドラマ「視覚探偵 日暮旅人」増子すみれ役や「カンナさーん」の草壁真理役、朝ドラ「ひよっこ」久坂早苗役があります。本作が声優デビュー作となるようです。声優としてのセリフは少ないですが、エンディングでシシド・カフカの歌声が聴けると期待するファンが多かったようです。
リメンバー・ミーの吹き替えに対する感想や評価は?
リメンバーミー。
— 片山陽加 (@haachandayoo) April 6, 2018
泣ける。吹き替え版主役の男の子の歌声が本当に泣ける。優しい気持ちとスッキリした気持ちになる映画でした!橋下さん演じるデラクルス凄かったなぁ。まんまとやられました笑そして面白かった!#リメンバーミー pic.twitter.com/LmeN5pma5F
『リメンバー・ミー』の物語で優しいすっきりした気持ちになれて涙を流して止まらなかったという感想が多く上がっているようです。悪役が光る橋本さとしが演じたデラクルスも面白くもあり、凄かったという感想が見られました。
誕生日にリメンバーミー(吹き替え)を観に行きました。ピクサーらしい王道の綺麗なシナリオでハラハラ感は弱いんですけどテーマの死者の国🐼とかCGとか色使いがたまらん。。
— nana☘ (@lvhsg) May 1, 2018
歌も完璧!❣️普段冷めてる私でも涙腺が緩む(笑)いい物語だったなぁ💭💭
口ずさみながらツイート
「リーメンバーミ〜 お別れd pic.twitter.com/tbwRAhW70i
『リメンバー・ミー』の映像の色使いやCGがキレイで良いという感想が上がっていました。物語の内容はハラハラどきどきするようなものではないですが、普段に中々涙腺が緩まない人でも思わず感動してしまう作品となっているようです。
皆様見てください。彼は現在中学2年生14歳です。リメンバーミーの吹き替え主人公ミゲル役です。めちゃくちゃ歌が上手いんです。天才ですしあの声は才能です。聴けば聴くほど彼の世界に引き込まれる。そんな体験したことありますか?是非彼の歌声聴いてみてください🙏#石橋陽彩 #リメンバーミー pic.twitter.com/tDkkqlvzAM
— Roi.com@🕶ミリーボビーブラウン祝来日 (@heartS2_m) November 17, 2018
『リメンバー・ミー』の感想で特に多かったのが主人公のミゲルの声を担当した石橋陽彩の歌声が凄く綺麗で、聴けば聴くほどその世界観に惹き込まれると高い評価を得ているようです。天才とも言われている彼の歌声を聴いてほしいと絶賛する感想が目立っていました。
リメンバー・ミーの吹き替えまとめ
映画『リメンバー・ミー』の吹き替え声優を一覧にして紹介してきました。本作品は音楽が繋ぐ「家族」の絆をテーマに描かれた作品で世界中に感動を巻き起こし、アメリカはもちろん、舞台となったメキシコでも歴代興行収入1位記録するほどの大ヒット作となりました。日本でもその感動が広がっていたことには間違いないでしょう。
この度は日本語吹き替え版をメインに紹介してきましたが、アメリカ版にも魅力的なところがたくさんあるようなので、アメリカ版と日本語吹き替え版を見比べてみても面白いかもしれません。感動すること間違いなしの作品となっているので、まだ未見の方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?