おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結末を考察

「おやすみプンプン」は2007年から2013年まで連載されていた、浅野いにおさんの漫画作品です。今回は「おやすみプンプン」のあらすじネタバレや考察、「おやすみプンプン」を最終回まで読んだ人のネタバレ感想を紹介していきます。「鬱漫画の代表作品」とも称される「おやすみプンプン」は可愛らしいイラストの主人公・プンプンの人生と、プンプンの運命の少女・田中愛子が織りなす物語を描いた青春漫画です。「おやすみプンプン」がなぜ「鬱漫画の代表作品」と人気を集めていったのかをネタバレ解説から紐解いていきます。

おやすみプンプンをネタバレ解説!名作鬱漫画の感想と最終回・結末を考察のイメージ

目次

  1. おやすみプンプンとは?
  2. おやすみプンプンのあらすじネタバレ
  3. おやすみプンプンの最終回ネタバレ
  4. おやすみプンプンの登場人物
  5. おやすみプンプンの名言・名シーン
  6. おやすみプンプンに対する感想や評価は?
  7. おやすみプンプンの鬱漫画ネタバレまとめ

おやすみプンプンとは?

おやすみプンプンの作品情報

今回あらすじネタバレを紹介するおやすみプンプンは、2007年から2008年7月まで「週刊ヤングサンデー」、同誌の休刊に伴い2008年8月から2013年まで「ビッグコミックスピリッツ」で連載された、浅野いにおさん作の人気漫画です。単行本は全部で13巻が刊行され、累計発行部数は300万部を超えている漫画作品です。独特な世界観の漫画を描く浅野いにおさんの作品の中でも、「鬱漫画」の代表だという感想が多く挙がるようです。

おやすみプンプンの概要

おやすみプンプンは、主人公のプンプンが転校生・愛子に出会うところから始まります。愛子に一目惚れしたプンプンでしたが、プンプン自身にはどうしようもない過酷な運命が次から次へと襲ってきます。愛子とも離れ離れになり、人生に諦めただ時間に身を流されながら生きていたプンプンでしたが、ある日偶然に愛子と再会します。そして再びプンプンの時間はどこへともなく流れ始めるのでした。

おやすみプンプンの作者・浅野いにお

「鬱漫画の代表」と言われるおやすみプンプンの作者は浅野いにおさんです。大学時代に小学館に持ち込んだ原稿が「ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!」の代理原稿として採用され、持ち込んでから1週間という短い期間でデビューを飾りました。2002年から2004年に「サンデーGX」で「素晴らしい世界」を初連載し、2005年から2006年に「ヤングサンデー」で連載の「ソラニン」は2010年に実写映画化されています。

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おやすみプンプンのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①小学生編

おやすみプンプンのあらすじネタバレを紹介します。小学生のプンプンは、同じクラスに転校してきた田中愛子に一目惚れをします。「夢」という宿題を出された帰り道、プンプンは愛子と会話を交わします。愛子と話すことができ幸せな気持ちで眠りについたプンプンでしたが、翌朝目を覚ますとリビングは夫婦喧嘩の末に荒れ、プンプンパパからの暴力により倒れたプンプンママと、「強盗が入った」と言い張るプンプンパパがいました。

プンプンママは入院し、プンプンは叔父の雄一と暮らすことになります。ある日プンプンは学校で「夢」についての作文を発表することになりますが、クラスの皆に馬鹿にされることに怖気づいたプンプンは教室を飛び出してしまいます。しかしプンプンを追いかけてきた愛子の優しい言葉に、プンプンはつい思いの丈を告白してしまいます。愛子はプンプンの告白にキスで答えるのでした。

ある日プンプンの家に、新興宗教の訪問販売の女性が現れます。雄一と訪問してきた女性の口論を聞き玄関に向かったプンプンは、その女性の後ろに佇む少女が愛子であることに気づき驚きます。後日クラスの皆に愛子の母親が新興宗教に入れ込んでいることが知れ渡り、愛子は次第に孤立していきます。愛子を気にかけるプンプンは愛子から家庭でも孤独を抱えていることを聞き、夏休みに一緒に愛子の親戚のいる鹿児島へ行く約束をします。

夏休みに入る前、謎のビデオを発見したプンプンと友人たちは、内容の真意を確かめるために廃工場に潜入します。ビデオの中で見知らぬ男が隠したと告白していた遺体もお金も発見することはできませんでしたが、帰り道に愛子や友達と共に見た満点の星空と、一筋の流れ星はプンプンの心に深く刻まれます。そして愛子と鹿児島への逃避行を約束していた終業式の日、プンプンは母親が入院先の病院で転落し怪我をしたと連絡を受けます。

雄一とともに病院へ向かうタクシーの窓から、プンプンは約束の待ち合わせ場所で涙を流している愛子を目撃します。現実的に鹿児島へ向かうことが難しいと気づいていたプンプンは、病院へ向かうことになったことに心のどこかでほっとしていました。しかし愛子の涙を目撃し罪悪感を感じたプンプンはぼんやりと夏休みを過ごし、それっきりプンプンと愛子は疎遠になってしまうのでした。以上がおやすみプンプンの小学生編ネタバレです。

あらすじネタバレ②中学生編

おやすみプンプンの中学生編ネタバレを紹介します。プンプンの家では両親の離婚が成立し、プンプンはプンプンママと雄一と共に3人で暮らしていました。2年後、中学生になったプンプンはバトミントン部に入部します。バトミン部の先輩・矢口と付き合っている愛子とは相変わらず疎遠なままでしたが、プンプンはそれでも愛子に思いを寄せていました。矢口は愛子の気持ちがどこか自分以外の人へ向かっていることに気づいていました。

プンプンは矢口先輩と帰り道が偶然一緒になった時に、次のバトミントンの大会で矢口が優勝すれば愛子は矢口のもの、もし矢口が負けたらプンプンが愛子に告白をするという賭けをすることになります。大会当日、矢口は試合中の怪我で搬送されてしまいます。しかしそんな状況でありながら愛子はプンプンの手を握り、自分が今も鬱屈とした毎日を送っていることをプンプンに打ち明けます。

プンプンは、2年前の約束の日に待ち合わせ場所に行かなかったことを愛子に謝ります。すると愛子はにっこりと「じゃあ今から鹿児島に行こう」と屈託のない笑顔で答えます。その表情と言動に恐怖すら感じたプンプンはその場から逃げ出してしまいます。今度こそもう愛子と元通りになることはできないだろうと、プンプンは部活も辞め自分の殻に閉じこもりがちになっていきます。以上がおやすみプンプンの中学生編ネタバレです。

あらすじネタバレ③高校生編

おやすみプンプンのあらすじネタバレ・高校生編を紹介します。高校へ入学したプンプンは相変わらず殻に閉じこもったまま毎日を過ごしていました。プンプンは、同じく周囲と馴染めない蟹江梓と共に梓の姉が参加している展覧会へデートに行き、プンプンは会場で天の川を描いた絵画に出会います。小学生の頃に見た星空を思い出し感動するプンプンでしたが、帰り道で梓と喧嘩になってしまいます。

自分でも持て余す性の衝動や、梓の拒絶に深く傷ついたプンプンは、もう人を好きになるのはやめようとより深く自分の殻にこもるようになります。2年後、プンプンママが癌で亡くなるも、プンプンは特別な感情を感じられずにいました。一緒に暮らそうというプンプンパパの申し出も断り、プンプンは残りの高校生活もただ流れるように過ごします。以上がおやすみプンプンの高校生編ネタバレです。

あらすじネタバレ④出会い

おやすみプンプンのあらすじネタバレ・出会い編を紹介していきます。高校卒業後フリーターになったプンプンは、偶然街で愛子を見つけるものの見失ってしまいます。新しく部屋を借り1人暮らしを始めたプンプンは、2年経っても愛子に再会できず何も変わらなければ自殺しようと決めます。そんな折、プンプンは世話になった不動産屋に連れられたスナックで天の川の絵画の作者・南条幸に出会います。

南条幸になかば押し切られる形でプンプンは幸の漫画制作に関わることになり、共に時間を過ごす中で恋人同士となります。しかしそんな状況になっても、プンプンの頭の中をよぎるのは愛子の姿でした。その後プンプンは幸と共に出版社へ共同制作の作品を持ち込みますが、編集者に酷評されます。そのままプンプンは幸と疎遠になっていってしまうのでした。以上がおやすみプンプンの出会い編ネタバレです。

あらすじネタバレ⑤再会

おやすみプンプンのあらすじネタバレ・再会編について紹介します。プンプンはある日、通っていた自動車教習所で愛子に偶然再会します。充実した大学生活を送っていると嘘をついたプンプンでしたが、愛子も同様に自分を良く見せようと嘘をついていたことがわかり、プンプンと愛子は本当の自分や毎日の生活についてお互いの真実を話します。愛子は、母親からの虐待が以前にも増して酷くなっていることを打ち明けるのでした。

以上がおやすみプンプンの再会編ネタバレです。ここまででおやすみプンプンのあらすじネタバレを小学生から愛子との再会まで順に紹介しました。少しだけ内気ではあるもののどこにでもいる素朴な少年・プンプンが、過酷な運命とヒロイン・愛子によって鬱屈とした人生を辿ることになった過程がおわかり頂けたでしょうか。次ではおやすみプンプンの最終回を紹介します。

おやすみプンプンの最終回ネタバレ

最終回ネタバレ①約束

おやすみプンプンのあらすじネタバレを順番に紹介しました。ここからはおやすみプンプンの最終回ネタバレを紹介しますので、最終回の内容を知りたくない方はご注意下さい。まずは最終回ネタバレ・約束編を紹介します。再びプンプンの前に現れた愛子の顔には、母親から受けた激しい暴力の痕跡がありました。プンプンは、どこか遠くの街で一緒に同棲しようと愛子に話し、賛成した愛子とプンプンは、愛子の母親を説得しに行きます。

しかし2人から話を聞いた愛子の母親は激怒し、愛子の腹部を包丁で刺してしまいます。重ねて愛子を刺そうとする愛子の母親の首をプンプンは力の限り締め上げ、愛子の母親は動かなくなってしまいました。山の中に死体を埋めたプンプンと愛子は、かつて果たせなかった鹿児島への逃避行を始めます。プンプンと愛子は鹿児島に到着し種子島に渡ったあと、愛子の母親の死体が発見されニュースで大きく報道されていることを知ります。

出頭しようと話し合うプンプンと愛子は、小学生の頃に見た廃工場でのきれいな星空を思い出します。「もし離れ離れになっても、七夕の日にはお互いを思い出そう」と2人は約束して眠りにつきましたが、目を覚ましたプンプンが見つけたのは首をつって死んでいる愛子の姿でした。プンプンは自殺しようとかつての廃工場跡を訪れ、ナイフで自分の左目を刺します。しかしプンプンを探しに来た幸によって、プンプンは救出されるのでした。

最終回ネタバレ②エピローグ

おやすみプンプンの最終回ネタバレ・エピローグについて紹介します。執行猶予を終えたプンプンは、元通りの生活に戻りつつありました。プンプンは夢の中で愛子に「七夕にお互いを思い出すという約束は守れそうにない」と謝ります。時間が経つにつれ、愛子の姿や顔が、曖昧になってしまっているのでした。

おやすみプンプンのあらすじネタバレと最終回のネタバレを紹介しました。愛子の自殺という最終回を迎え、おやすみプンプンがなぜ「鬱漫画の代表作」となったのかがおわかり頂けたしょうか?次ではおやすみプンプンの登場人物や名シーンについて紹介していきます。

おやすみプンプンの登場人物

小野寺プンプン(プン山→小野寺)

おやすみプンプンの登場人物をネタバレ紹介していきます。おやすみプンプンの主人公は、小野寺プンプンです。作中で両親が離婚し、名字がプン山から小野寺に変わりました。鳥のようなかわいらしい顔と人間の体をしており、プンプンの精神状態により顔は三角や角の生えた形などに変形します。幼少期のある事がきっかけでもともと内向的な少年でしたが、愛子との約束を破ったことや家庭環境がその後の人格形成に影響を与えます。

田中愛子

おやすみプンプンのヒロインは田中愛子です。小学5年生でプンプンのクラスに転校してきた愛子は、その後のプンプンの人生に多大な影響を与えていく少女です。可愛らしい素朴な容姿とは裏腹に、重さを感じさせる発言でプンプンの人生に影を落としていきます。新興宗教に入れ込んでいる母親から暴力を受けたり、母親が原因で友人から疎外感を感じていたりと、鬱屈とした毎日を過ごしていました。母親を殺害後、自殺してしまいます。

プン山プンプンパパ

プン山プンプンパパは、プンプンの父親です。夫婦喧嘩の末にプンプンママに暴力をふるい、その場に駆けつけたプンプンに「強盗が入った」と明らかな嘘をつきます。その後にプンプンパパとプンプンママは離婚してしまいますが、実はプンプンと心中しようとしたプンプンママを止めるための苦肉の策だったことが後に判明します。プンプンは宇宙の話や色々なことを教えてくれるプンプンパパに懐いていたようです。

小野寺プンプンママ(プン山→小野寺)

小野寺プンプンママはプンプンの母親です。作中でプンプンパパと離婚したため、途中から旧姓の小野寺に名字が変わっています。昔受けたイジメが原因で情緒不安定なところがあり、ヒステリックになったり泣いたりと感情の揺らぎが多い母親です。プンプンはすぐ感情的になるプンプンママがあまり好きではなかったようです。プンプンパパから受けた怪我や肺気胸で入院し、その後退院するも癌で亡くなります。

小野寺雄一

小野寺雄一は、プンプンママの弟でプンプンの叔父にあたります。プンプンママの入院をきっかけにプンプンと一緒に暮らすようになります。どこかネジの外れた登場人物の多いおやすみプンプンの中では唯一、常識的な行動や言動の多いまともな大人です。しかし自虐的な雄一は過去のトラウマを抱えており、そのトラウマを払拭してくれた翠と結婚します。不倫が発覚した後に失踪しますが、翠の懐の広さによりまた翠の元へ戻ります。

小野寺翠(旧姓:大隈)

小野寺翠は、プンプンの義理の叔母にあたります。作中で雄一と結婚し名字が大隈から小野寺に変わりました。優しくおおらかな女性で、情緒不安定な雄一を影で支える存在です。雄一が結婚後に不倫をしそれが発覚した後に失踪した際、喪失感からプンプンと一度だけ体の関係を結んでしまいます。その後に雄一が戻ってきたため、絶対に口外しないようプンプンに迫ります。優しさと強かさを併せ持つ女性のようです。

南条幸

南条幸はプンプンが高校生編でデートをした同級生・蟹江梓の姉の友人で、2年後にプンプンと偶然再会します。以前からプンプンに才能を感じていた幸は、プンプンに漫画の原作執筆を依頼します。その中でプンプンは幸と時間を共に過ごし、言葉は激しくとも優しさのある幸と恋人同士となります。おやすみプンプンの登場人物を紹介しました。次ではおやすみプンプンに登場する数々の名言や名シーンをネタバレ紹介していきます。

おやすみプンプンの名言・名シーン

名言・名シーン①愛子ちゃん。僕はね…

ここからは「鬱漫画の代表作」と言われるおやすみプンプンの名言や名シーンをネタバレを含め紹介していきます。まず紹介する名言ネタバレは「愛子ちゃん。僕はね…君に殺されたかった」というプンプンのセリフです。愛子と逃避行をしていたプンプンでしたが、母親を殺してしまった愛子は自殺をしてしまいます。自分の欲求を言葉にしないプンプンの唯一と言ってもいい願望は、愛子の自殺により遂げられることがありませんでした。

名言・名シーン②失うものもなければ守るものもない

2つ目に紹介するネタバレ名言は、愛子を失ったプンプンの「失うものもなければ守るものもない。不安も葛藤も優しさも。これが自分が求めていた理想だったんだ」という独白です。次から次へと襲ってくる人生の波にもまれながらも、プンプンは愛子や愛子との思い出をずっと心の拠り所として生きてきていました。最愛の愛子を失いながらも、人生の重さから解放されどこか安堵感すら感じてしまっているようなプンプンのセリフです。

名言・名シーン③子供の頃は見えないものを…

次に紹介する名言のネタバレは幸の「子供の頃は見えないものを見えるって言い張って、見えなくてもどこかにあるって信じる事が唯一の希望の時もあって、今はその過去を捨てることで一歩前に進んだ気分になってる」というセリフです。プンプンが見て心を打たれた天の川の絵を捨てる時の幸のセリフで、空想に拠り所を見つけ縋っていた自分を捨て、未来に踏み出そうとする決心の表れと受け取れます。

名言・名シーン④小賢しい賞獲り漫画なんて…

4つ目の名言ネタバレはプンプンに向けて幸が言った「小賢しい賞獲り漫画なんてその気になれば1人で描けんだよ」というセリフです。幸と共に出版社へ漫画を持ち込んだプンプンでしたが、一生懸命作り上げた作品は編集者に酷評されます。落ち込むプンプンに言い放った幸のセリフですが、売れる作品と描きたい作品の溝について浅野いにおさん本人の考えが現れているのではないかと話題を集めたようです。

名言・名シーン⑤ごめんね。僕は嘘つきだよ。

次に紹介する名言ネタバレはエピローグでのプンプンの「ごめんね。僕は嘘つきだよ」という心の中でのセリフです。プンプンは執行猶予期間が終わり、日常の流れの中に戻りつつありました。自殺する前に愛子が言った「七夕の日にはお互いのことを思い出す」という約束に反し、日常に流されながら愛子のことを忘れつつあるプンプンは、夢の中で愛子に約束を果たせていないことを静かに謝るのでした。

名言・名シーン⑥ファーストキス

6つ目の名シーンネタバレは、小学生時代のプンプンと愛子のファーストキスの場面です。鬱展開の連続であるおやすみプンプンにおいて、2人のファーストキスのシーンが幸せの絶頂だったのではないかという感想もあるようです。愛の告白をしたプンプンに愛子はキスで答え「エッチ!」と無邪気に笑うシーンは、小学生の純粋でかわいらしい恋模様が描かれています。

名言・名シーン⑦みんなに馬鹿にされるのが…

最後に紹介する名言ネタバレは、愛子がプンプンに話した「馬鹿にされるのが怖かったんでしょ?そんなの勝手に言わせとけばいいの!他人の足を引っ張るような奴なんて、絶対幸せになんてなれないんだから!」というセリフです。プンプンは将来の夢についての作文をクラスの皆の前で読むのが恥ずかしくなり教室を飛び出してしまいますが、モデルになるという夢を持っていた愛子はプンプンをこのセリフで励まします。

おやすみプンプンに登場する名言や名シーンをネタバレありで紹介しました。おやすみプンプンには鬱要素だけでなく、心に残る数々の名言やシーンがあることによってファンをより惹きつけたということがおわかり頂けたでしょうか。

おやすみプンプンに対する感想や評価は?

感想①おやすみプンプンは鬱要素が満載!

おやすみプンプンのあらすじ・最終回ネタバレや、名シーンを紹介しました。ここではおやすみプンプンを読んだ人の感想を紹介していきます。まず紹介するひとつ目の感想は、おやすみプンプンは鬱要素が満載だという感想です。初回の登場時に小学生だったプンプンは、度重なる不運に見舞われだんだんと心を閉ざしていきます。本人にはどうにもできない出来事も多く、鬱要素が満載だという評価に繋がったようです。

感想②おやすみプンプンは鬱になりたい時にぴったり

次に紹介するおやすみプンプンの感想は、鬱になりたいときにピッタリの漫画だという評価です。おやすみプンプンは「鬱漫画の代表作」と評されており「逆に落ちるところまで落ち込みたい時にはもってこいだ」という考え方もあるようです。

感想③おやすみプンプンは独特な世界観の漫画

3つ目の感想は、おやすみプンプンや浅野いにおさんの独特な世界観が素晴らしいという評価です。浅野いにおさんの漫画作品には、叙情的な表現や誰でも身に覚えのある痛みを感じさせるような表現、不思議な読後感など様々な要素があり、ハマるととことんハマると評価する方も多いようです。

おやすみプンプンの鬱漫画ネタバレまとめ

おやすみプンプンのあらすじネタバレや最終回の内容を紹介しました。おやすみプンプンは「鬱漫画の代表作」と呼ばれていますが、名シーンや名言も多い作品だということがおわかり頂けたでしょうか?今でも根強いファンの多いおやすみプンプンの世界に是非一度ふれてみてはいかがでしょうか?

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