【鉄血のオルフェンズ】オルガ・イツカの名言集！有名な最期など名シーンを紹介

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は2015年10月から2016年3月まで第1期、2016年10月から2017年4月までに第2期が放送されたテレビアニメです。いわゆる「機動戦士ガンダムシリーズ」の1作ですが、ファーストガンダムから連綿と続く宇宙世紀とは一線を画した別の世界観を持った物語として知られています。

「鉄血のオルフェンズ」は宇宙世紀を描いたガンダムサーガとは一線を画した1個の独立したストーリーとして描かれています。テレビアニメは通産1年間放映され大きな話題を呼びました。テレビアニメをコミカライズした漫画作品や外伝漫画「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼」そしてスマホアプリで公開予定のスピンオフ作品「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント」など多くのメディアミックスがあります。 

ここでは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のアニメ版あらすじを紹介します。無人モビルアーマーの暴走が元で起こった厄祭戦から300年後、地球圏は4つの経済圏に分割されて統治されていました。主人公の少年兵三日月・オーガス（ミカ）は所属する警備会社の仕事で少女クーデリアの護衛を行っていました。そこで彼は参番組隊長のオルガ・イツカからガンダムを託され敵を撃退します。

その時の大人たちの傍若無人な振る舞いに怒ったオルガはミカをはじめとする少年兵たちを仲間に引き込み大人たちに対してクーデターを決行しました。クーデターは成功し、組織は「鉄華団」と名前を改めてクーデリア護衛の任務を続行します。

ここでは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のOP動画を紹介していきます。鉄血のオルフェンズの魅力のひとつに主題歌とOP映像のカッコ良さがあると言われています。1期2期でそれぞれ2曲ずつ計4曲を紹介します。

最初期のOP動画です。主題歌は「Raise your flag」で演奏はMAN WITH A MISSIONです。オオカミ人間によるロックバンドというコンセプトでよく知られています。彼ららしい疾走感溢れるハードなサウンドに鉄華団の映像がマッチしているとの評価を得ています。

第1期後期OP動画です。主題歌はBLUE ENCOUNTの「Survivor」です。BLUE ENCOUNTは2014年にメジャーデビューした4人組ロックバンドです。「Survivor」はスラッシュメタルの影響を受けたかのようなスピードのあるロックチューンで、ストーリーの全容が明らかになりつつあるOP映像とシンクロしていると言われています。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第2期前半のOP動画です主題歌はSPYAIRの「RAGE OF DUST」です。アメリカのニューメタルに影響を受けたと言われているハードなサウンドがハードな世界観を持った鉄血のオルフェンズのストーリーにマッチしているとファンから評価を得ています。

鉄血のオルフェンズ第2期後半のOP動画です。主題歌はKANA-BOONの「Fighter」です。KANA-BOONは2008年デビューの4人組ロックバンドで1990年代に流行したオルタナティヴ・ロックの影響を受けたサウンドが特徴だと言われています。先の主題歌と違い「Fighter」はポップな要素に溢れていて、そこが映像とマッチングしているというファンも多いです。

ここでは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の中でも人気が高いキャラクターとして知られているオルガ・イツカの名言・名セリフを紹介していきます。最も有名な死亡シーンにおける「止まるんじゃねぇぞ」をはじめとする名言の・名セリフの数々をご覧ください。

オルガの名セリフとして真っ先に挙げられるのが「止まるんじゃねぇぞ」です。鉄華団の団長として組織を引っ張っていかなくてはならない立場のオルガは死んでしまってはいけない人でした。その彼が目の前の部下を救うために銃弾を一身に浴びて「止まるんじゃねぇぞ」の言葉を残して絶命してしまったことで当時のファンはやりきれない気持ちになったと言われています。

オルガが絶命の際に言った「止まるんじゃねぇぞ」はその言葉の重さとは裏腹にあまりにも無防備な状態で死んでしまったオルガに対してのギャップを感じさせるセリフだと言われています。そのせいか「止まるんじゃねぇぞ」はひとり歩きすることとなってしまい、数多くのネタ化されることとなりました。

「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第1話でオルガが言った名言です。ギャラルホルンの攻撃に対して、CGSの大人たちの裏切りに遭っても尚、くじけることなく突き進もうとするオルガの決意を表した名言だと言われています。この時点でクーデーターを起こすことも視野に入れていたのではないかという評価もあります。

アキヒロとの会話中に出てきたオルガの名言です。「お前たちはもう誰のもんでもねえってことだ…恩を売る気もねぇし、どこへ行くなり好きにしな。けどよ、残るってんなら俺が守る。でっけえ花火打ち上げようぜ？」と続きます。

自由を勝ち取った後の行動は自分の意志で決めるべきである。どこへ行っても責めはしない、けれども残るのであれば全力で守ってみせる。そんな強い意志と行動力を持ったオルガの名言として印象に残っているファンも多いといわれています。

「死なねぇ。死んでたまるか…」の後に「このままじゃ…こんな所じゃ終われねえ。だろ？ミカ」と続きます。オルガがいかにミカのことを信頼しているかがわかる名セリフだと言われていますし、一方でミカもオルガのことを信頼しているからオルガにこのような言葉を言わせるのだというお互いの信頼関係の表れだという評価をしている人もいます。

オルガの言葉に名言が多い理由のひとつに彼が自分の強さだけではなく弱さも隠すことなくさらけ出すことができるからだというファンも多いです。そんなオルガの弱さの部分を象徴する名セリフが「ミカはすげえよ…」です。自分が操縦することのできないモビルスーツに乗り込み目的に向かってまっすぐ進んで行くミカに対して羨望と嫉妬が入り混じったかのような言葉だと言われています。

若干17歳にして鉄華団の団長となったオルガですが、そんな彼の確固たる覚悟を表した名言が「団員を守んのは俺の仕事だ」です。団員の命を預かっているのは団長である自分である、だから自分には団員の命を死亡してでも守る責任があるという揺らぐことのない意志を示した名セリフであると言われています。

自分たちが組織の駒でしかなかった苦悩の時代を体験したオルガ。駒として殺されていった仲間たちも多くいました。そんな彼だからこそ出たセリフです。「仲間でも何でもねえやつに、訳のわからない命令で、仲間が無駄死にさせられるのは御免だ。あいつらの死に場所は鉄華団の団長として俺が作る！」と続きますが、理不尽なことが嫌いで仲間思いのオルガの名言だと評されています。

オルガはミカのことを信頼できる仲間であると同時に家族のような存在であると思っています。だから決してミカのことを見捨てたりはしないという意思表明であると同時に、ミカに自分が彼のことを家族だと思っていることを遠まわしに伝えているのです。時には不器用になってしまうオルガの人間くさい部分が出た名言だと言われています。

オルガが鉄華団結成の時に言った名言中の名言です。自分たちの目的・意志・行動というものは決して散ることがないのだ、だから鉄の華なのだというオルガの鉄の意志がシンプルな言葉の中に散りばめられているのだとファンの間でも評価が高い名セリフです。

「それは…ん？いや、けどよ…もうじき何もかもがわかるはずだ。俺たちが求める場所へたどり着ければきっと。」と続きます。目的を見失いそうになっても、目的を再度確認し真一文字に向かっていこうとするオルガの決意を表した名セリフだと言われています。

ここではオルガの魅力とあまりにも有名な死亡シーンについて取り上げていきます。鉄華団のリーダーとしてリーダーのあるべき姿を模索し続けるオルガ・イツカとはどのような人物なのでしょうか？そしてその彼はどのようにして死亡してしまったのでしょうか？

長いこと組織の駒として扱われ虐げられてきたオルガには何にも縛られることのない自由を獲得するという確固たる意思があります。それを散ることのない鉄の華に例えたオルガは同じような境遇の仲間たちを集めて鉄華団を結成し団長となりました。家族のような存在でもある仲間たちの自由のために、彼らを守るためにオルガは立ち上がったのでした。

鉄華団は少年兵たちの集まりです。それを束ねているオルガもまた若干17歳というまだ若い少年でした。時には苦悩したり、弱い部分を見せたりもしましたが、目的達成のためにリーダーとして終始鉄の意思を持って行動し続けました。それが正しいのか間違っているのかの判断は後回しにしてとにかくオルガは行動し続けました。

鉄華団の団長として自分の信じる道を目指して行動し続けたオルガ。その最期は唐突にやってきました。アリアンロッドとの全面対決に敗れた彼は仲間とともに地球へと逃亡する計画を企てました。しかし、計画の途中でノブリスの部下に襲われたライドを庇って銃撃を一身に浴びて死亡してしまったのです。

ここでは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」でオルガを演じた声優を紹介します。あの魅力的なキャラクターを演じているのはいったいどなたでしょうか？

オルガを演じているのは声優細谷佳正です。細谷佳正はキャリア10年以上の中堅声優で、朴訥な青年役からクールな二枚目役、さらに悪役まで演じる幅の広さを持っており、特に感情の起伏が激しい人物の演技に定評があります。

細谷佳正は1982年2月10日生まれの37歳。2002年に東京アナウンス学院を卒業後に吹き替えの仕事から声優デビューを果たしました。2007年のOVA「テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇Semifinal」で白石蔵ノ介を演じたことで注目され、以降はアニメの声優としての地位を確立しました。

細谷佳正は多くのアニメ作品に出演しています。代表的なものに「ちはやふる」綿谷新、「宇宙戦艦ヤマト2199」の加藤三郎、「進撃の巨人」のライナー・ブラウン、「ハイキュー！！」の東峰旭などがあります。

あまりにも唐突で報われない死亡の仕方をしたオルガ。それ故にインターネット上ではネタとして扱われることも多くなってしまいました。ここではそんなオルガのネタ化について紹介していきます。

オルガが死亡時に言った「止まるんじゃねぇぞ」はその死亡シーンとともにファンの間でインパクトを残しました。それはどちらかというと負のインパクトと言われ、ゆえにネタとして語られることが多くなってしまいました。

オルガの「止まるんじゃねぇぞ」はそのシーンのインパクトも手伝って多くのネタやパロディが生まれました。上の画像もそんなパロディのひとつです。倒れているオルガなのに海へ行く構図を作りネタ化しています。

オルガの「止まるんじゃねぇぞ」死亡シーンはサラリーマンに似てると指摘した人も多いと言われています。それを受けて電車に乗っているサラリーマンにオルガを見立てるというネタ・パロディが続出しました。

ここではTwitter上でのオルガ・イツカに関する感想や評価を紹介していきます。鉄血のオルフェンズ中屈指の人気キャラクターはどのような感想を持たれているのでしょうか？

オルガの名言「止まるんじゃねぇぞ」と「ラブライブ！」の主人公高坂穂乃果のセリフをシンクロさせたパロディツイートです。「止まるんじゃねぇぞ」のネタ化はとどまる事を知りません。

オルガ・イツカというキャラクターの魅力に「矛盾している自分」があるという感想を述べている方のツイートです。オルガに人間くさい魅力を感じ取り、そこが好きであるとのことです。

いわゆる「オルガ推し」の方のツイートです。唐突に死亡してしまった推しキャラクターの最期を何とか肯定したいというファン感情が如実に表れた感想です。

オルガ・イツカの名言・名セリフ、死亡シーンを取り上げてきました。「鉄血のオルフェンズ」ファンの方はもちろん、まだ観たことのない方もオルガの魅力あるキャラクターに触れてみてください。