2019年04月25日公開
2019年04月25日更新
【Fate】メディアはキャスターの真名!かわいい画像や能力・宝具を紹介
『Fate』のキャスター・メディアはローブを身にまとい顔を隠しているため怖い雰囲気を持っていますが、実はかわいいところがあるのをご存知でしょうか?今回は『Fate』のメディアのキャスターとしての能力・宝具、性格など彼女の魅力について画像と一緒に情報満載でお届けいたします。かわいい画像集もありますので是非最後までお楽しみください。読み終わるころにはメディアの虜になっているかもしれません!
目次
【Fate/stay night】『Fate』とは?
『Fate』の基本情報
『Fate』はシナリオを担当している奈須きのこさんと同級生の武内崇さんによって設立された会社「TYPE-MOON」により発売されたゲームです。2004年には初の商業流用作品である『Fate/stay night』発売されます。『Fate/stay night』は成人向けの美少女ゲームになりますが、ストーリーの良さからその後、アニメ化、映画化されています。
『Fate/stay night』はシナリオを担当している奈須きのこさんが中学生時代にノートに書き溜めていた作品を形にしようと仲間が声をかけて実現しました。『Fate/stay night』はセイバールート、遠坂凜ルート、間桐桜ルートが存在します。エンディングは全部で45用意されていますが、その内40はバッドエンディングになります。当初はもっと多くの分岐がありましたが、時間や予算の都合上メインは3ルートとなりました。
『Fate』のあらすじ
冬木市でどんな願いでも叶えるという「聖杯」をめぐる争いが7人の魔術師によって繰り広げられます。神話や伝説の歴史上の人物をサーヴァントとして召喚し最後の1組になるまで戦うというものです。主人公の衛宮士郎は偶然にサーヴァントを召還し「聖杯戦争」に巻き込まれていくことになります。「正義の味方」を願う士郎は犠牲者を増やさないために「聖杯戦争」に参加する決意を固めます。
『Fate』のキャスター・メディアとは?
キャスターの真名はメディア
第5次聖杯戦争で召喚されたキャスターのサーヴァントで、紫色のローブを身に纏い、黒のフードで顔を隠した女性の魔術師です。魔法に近い高等な魔術を扱い、最弱でありながら戦略は最高クラスです。真名はギリシャ神話の「裏切りの魔女メディア」です。宝具にも神話に登場した金羊の皮が登場します。
キャスター・メディアのプロフィール
【プロフィール】
- 真名:メディア(声-田中敦子)
- 身長:163cm
- 体重:51kg
- スリーサイズ:B82/W57/H84
- イメージカラー:紫
- 属性:中立・悪
- 誕生日・血液型:不明
- 愛称:キャス子
- 宝具:破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
- 特技:奸計(かんけい=悪だくみ)、模型作り
- 好きなもの:寡黙で誠実な人、可愛らしい服と少女
- 苦手なもの:筋肉ダルマ、外見だけのイケメン
- 天敵:バーサーカー
キャスター・メディアの愛称
公式とファンでのメディアの愛称は「キャス子」です。この愛称は『Fate/stay night』のキャスターの愛称であり、『Fate/EXTRA』になるとキャス狐(玉藻の前)になります。スマホアプリ『Fate/Grand Order』では星3サーヴァントでありながら高難易度での使い勝手は良く人気の高いキャラクターです。
キャスター・メディアの元ネタ
メディアの元ネタとされるのはギリシア神話に登場するコルキス国の王女メディアで「裏切りの魔女」と呼ばれています。コルキスの国の宝「金羊の皮」を求めてやってきたイアソンにメディアに恋をします。しかしこの恋は女神アフロディテの呪いによるもので、メディアは父親を裏切り「金羊の皮」をイアソンに渡し国を抜け出します。その途中、弟を魔術で殺害しますが、非道なあまりイアソンたちも彼女を非難・中傷しました。
その後メディアはイアソンの故郷イオルコスの王に「金羊の皮」を持ち帰れば王位を認めると約束を交わしますが両親は死に約束も破棄されます。イアソンのためにすべてを捨てささげてきましたが、愛したことは一度もないと言われ、周囲からは悪事を行ってきたことで「裏切りの魔女」として憎まれ、とうとう魔女へとなってしまいました。しかし、イアソンに復讐するも最後まで彼に手をかけることはありませんでした。
キャスター・メディアの性格
悪だくみを得意とし、目的のためには手段を選ばない悪女です。メディアを『魔女』とした者への復讐でサーヴァントとなりましたが、一般人から魔力を奪ったとしても命までは奪わず完全に悪役にはなりきれません。惚れた相手には一途に尽くす清純な女性ですが、甘えた相手が逃げるというトラウマがあるため本心を表に出せず一歩後ろに引いた態度を取ります。Fateシリーズの中では日常を楽しむメディアの様子も描かれています。
キャスター・メディアは『魔女』と呼ばれることを嫌う
メディアの元ネタにも書いたように生前、イアソンに「魔女め、お前を愛したことなど一度もない」というセリフを吐かれたことで『魔女』という呼び名を好んでいないのではないかと考えられます。メディアは多くの人に立て続けて裏切られた結果、非道な手段を用いて裏切る方へと落ちてしまいます。『魔女』と扱われるものの、根は純真なので人の命を奪うようなことはしません。
キャスター・メディアのサーヴァント
メディアはサーヴァントでありながら、他のサーヴァントを従えることもできます。本来アサシンを呼び出すはずのマスターを殺害し、護身用にアサシンを従え暗躍します。すべてはマスターの葛木に聖杯を渡すために行っている行為で、ルール違反の召喚だったため架空の英霊である佐々木小次郎が召喚されました。キャスター(メディア)の令呪により柳洞寺の門番命じられています。
キャスター・メディアの新しいマスター
最初のマスターは魔術師アトラムでしたが、自分よりも優れた魔術師であるキャスターに嫉妬し魔力量を自身以下に制御されてしまい早々に見切りをつけます。つまらないことで令呪を使うように仕向け、解放された後はアトラムを殺害し逃亡、消滅の危機に瀕したところを葛木宗一郎に助けられます。
葛木に対し、メディアは単なる主従関係でなく愛しており聖杯を渡そうと献身的に尽くします。彼女の非道な行為は全てマスターのためと言えます。『Fate/hollow ataraxia』では葛木メディアと名乗ったり、『衛宮さんちの今日のごはん』では士郎に料理を教えてもらい夫婦生活を満喫しているメディアを見ることができます。
『Fate』のキャスター・メディアのかわいい画像を紹介!
メディアのかわいい画像①
ここからはメディアのかわいい画像を紹介します。『Fate/Grand Order』ではバレンタインイベントでチョコレートをマスターに渡すメディアがかわいいと話題になっています。くだらないイベントと冗談を言いながらもマスターを慕い照れながら「大切な弟分/妹分なんだから」と言ってチョコレートを渡す姿に多くのマスターが「かわいい!」と感じたようです。
メディアのかわいい画像②
フードを取った新妻なメディアは表情が豊かで、葛木との生活を満喫しています。エプロンを着用し慌てたり、笑顔を見せたり、時には泣いたりと魔術師ではなく一人の女性として楽しんでいます。『カーニバル・ファンタズム』では普段と違ったかわいいキャスターを見ることができます。
メディアのかわいい画像③
『Fate/Grand Order』のメディアの幕間の物語「魔女の箱庭」ではこじらせた彼女を見ることができます。イアソンを憎むあまりイアソンワールド・ジャパンを作り上げ、顔がいいだけの男は酷い目に遭うというすごい世界です。ここまでイアソンに固執しているということはメディアは彼のことを本当に愛していたことが伺えます。
メディアのかわいい画像④
メディアはエルフ耳で推定年齢も27~29歳ぐらいで、葛木よりも年上であることを悩んでいるようです。ちなみにメディアが魔女と呼ばれる前に少女時代のメディア・リリィがおりイアソンさせいなければ国で幸せに暮らしていたことでしょう。リリィもマスターに甲斐甲斐しく世話を焼きます。
メディアのかわいい画像⑤
上記画像は『衛宮さんちの今日のごはん』の第9話に登場したメディアは士郎に料理を教えてもらいます。すべては愛する葛木のため和食を学びます。喜ぶ顔を想像して料理に励むメディアは可愛く、鼻歌交じりに家事をこなし、ほんわかとした雰囲気に幸せを感じた視聴者もいたのではないでしょうか。
『Fate』のキャスター・メディアの強さ
キャスタークラスはハズレ?
『Fate』のキャスターは全サーヴァントの中で戦闘力などが最弱と位置付けられてためハズレと言われていますが、策略が得意なため一番厄介なサーヴァントと評されています。『Fate/stay night』では柳洞寺を拠点として魔術で周囲を監視し用意周到に準備を進めていました。FGOでは星3サーヴァントでありながら、宝具効果の強化解除や宝具連発もしやすく高難易度では活躍するサーヴァントとなっています。
キャスター・メディアの能力
メディアの能力は高等魔術を使用し、本気になると『魔法使いの夜』の主人公の蒼崎青子も敵わないほどの大魔術を用います。全サーヴァントではステータスは低めなものの、策略を巡らし魔力を集めています。固有結界を使用することはできませんが、時間と費用をかければ魔術の組み合わせで異界を作り出せることができます。
保有スキルは有利な地に「工房」を作る能力の陣地作成(A)、魔力を帯びた器具作成能力の道具作成(A)、魔術回路を用いずとも魔術を発動させることができる能力の高速神言(A)、メディアの姉弟子の魔女キルケーの教えを保有しています。ほとんどAランクであり能力以上最上位スキルです。
【Fate/Grand Orderでの能力】
- クラス:星3キャスター
- スキル1:高速神言A(自身のNPを増やす)
- スキル2:金羊の皮(皮を愛でて自身のHP回復)
- スキル3:キルケーの教えA(味方単体の弱体解除/NP獲得量アップ)
- クラススキル1:陣地作成A(Artsカード性能10%アップ)
- クラススキル2:道具作成A(弱体付与率アップ)
キャスター・メディアの宝具
破戒すべきすべての符
メディアの宝具の1つは「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」です。メディアの生涯が具現化した概念宝具であり、殺傷力はほとんどありませんが魔力で強化された物体や契約などを戻す対魔術宝具です。この能力でサーヴァントとマスターの関係を断つことも可能です。『Fate/Grand Order』では敵単体に攻撃・強化解除・自身のNPチャージが可能で能力により連続で宝具を打ち込むこともできます。
金羊の皮(アルゴインコイン)
「金羊の皮(アルゴンコイン)」はメディアの故郷の宝であり、コルキスの竜を召喚することができます。しかし召喚できたとしても強くはない。能力としては皮を愛でて回復することができ、FGOの世界でも宝具ではなくスキルの1つとして扱われています。メディアの最終降臨にも羊が登場しているようです。
『Fate』のキャスター・メディアの声優
メディアの声優は田中敦子
『Fate』メディアの声を担当しているのは田中敦子さんです。数多くの洋画の吹き替えを担当しており、またアニメではヒロインから悪役、シリアスからコメディな役柄まで幅広くこなしています。中学生のころから演劇とダンスを行っており、大学卒業後もOLとして勤務しながらレッスンを受けており、ステージで活動していました。その後、紹介で東京アナウンスアカデミーに通い声優を志すようになります。
田中敦子のプロフィール
【田中敦子さんのプロフィール】
- 出身地:群馬県前橋市
- 生年月日:1962年11月14日
- 愛称:少佐、あっちゃん
- 血液型:O型
- 所属事務所:マウスプロモーション
- デビュー作品:『ENG』ニュースリポーター役
- 好きな食べ物:牛肉とパン
田中敦子の主な出演作品
【テレビアニメ】
- 1993年『機動戦士Vガンダム』ユカ・マイラス役
- 1999年『ぶぶチャチャ』コニー・ランド役
- 2002年『攻殻機動隊シリーズ』草薙素子役
- 2009年『クイーンズブレイドシリーズ』クローデット役
- 2013年『ジョジョの奇妙な冒険』リサリサ役
- 2014年『寄生獣セイの確率』田宮良子役
- 2017年『ACCA13区監察課』モーヴ役
【ゲーム】
- 1999年『スーパーヒーロー作戦』ヴィレッタ・プリスケン役
- 2005年『OZ-オズ-』アルミラ役
- 2006年『ヴァルキリープロファイル2』レオーネ/アーリィ・ヴァルキュリア役
- 2009年『ロロナのアトリエシリーズ』アストリッド・ゼクセス役
- 2014年『ベヨネッタ』ベヨネッタ役
- 2017年『アサシンクリード オリジンズ』レイラ・ハサン役
- 2019年『デビル メイ クライ5』クロデット役
【吹き替え担当女優】
- カーラ・グギノ
- グウィネス・パルトロー
- ケイト・ブランシェット
- ケイト・ベッキンセール
- ケリー・プレストン
- サンドラ・ブロック
- ジェニファー・ロペス
- シャーリーズ・セロン
- シャルロット・ゲンズブール
- ジュリアン・ムーア
- ジュリア・ロバーツ
- ダイアン・レイン
- ナスターシャ・キンスキー
- ニコール・キッドマン
- モニカ・ベルリッチ
- リサ・クドロー
- レイチェル・ワイズ
- レネ・ルッソ
- ローラ・リニー
『Fate』のキャスター・メディアに関する感想や評価
メディアさんのプレゼン作った。FGOでのことしか書いてないです。みんな使って。 pic.twitter.com/N89x9xmZsK
— あきんど@推しのせいで首落 (@a_ki_n_do) November 1, 2018
FGOで更に知名度が上がったメディアは星3サーヴァントでありながら、現在も高難易度クエストでは大活躍しています。ストーリーの第2部3章で活躍させているマスターも多いのではないでしょうか。ゲーム内の「高速神言:A」のスキルでNPが80%チャージされるため連続で宝具を打つことも可能です。
葛キャス夫妻がね、型月で初めてハマったCPだからね。ホントあのふたりが好きで好きで好きで好きで今でも好きでFGOで元気なキャス子さんを見ていると「ここに宗一郎様がいたらなぁ」と思うことがあるの。でも宗一郎様と出会って救われたキャスターはカルデアのメディアさんじゃないの
— 霜月 要 (@ShimoTsuki_Knm) August 21, 2018
初期からメディアを知っていると、FGOでの元気な姿にほっとするファンもたくさんいます。マスターの葛木宗一郎に出会ってから穏やかな日常を送りたいと願っており、『Fate/hollow ataraxia』や『衛宮さんちの今日のごはん』では葛木との2人の生活を楽しんでいます。メディアのかわいい一面にファンもほっこりしています。
fgo始める前はキャス子を自分の鯖に出来る可能性に喜びつつも「男主人公にしたら嫌われないかな…嫌悪感丸出しにされるのは流石につらい…」と震えましたが、公式としては「古代の魔術師の弟子」という身に余る光栄を受けてしまったのでこれ以上fgoのメディアに何も求めません。十分に嬉しい。
— 宮瀬 (@gmysr) October 24, 2017
スマホアプリFGOではメディアは初期から実装されていたわけでなく、100万ダウンロード記念に実装されました。当初は宝具演出に不満のあった方も多かったようですが、一新されファンも納得の出来になっているとのことです。同じFateでもシリーズによってかわいいメディアを見ることできます。
『Fate』のキャスター・メディアについてまとめ
『Fate』のキャスター・メディアについて能力や元ネタ、かわいい画像など紹介してきました。フードを被った悪女でありながらも、マスターである葛木に尽くすなどかわいいところもあります。本記事を読んでFateシリーズで様々な顔を見せるメディアの魅力を知っていきましょう!