鳥山明の伝説のエピソード集！天才と呼ばれる理由や現在連載している作品は？

鳥山明は『Dr.スランプ」や『ドラゴンボール』で知られる漫画家です。スクウェア・エニックスとも深い関係を築いており、ドラクエシリーズ、クロノ・トリガーなどヒットしたRPGゲームのキャラクターデザインなども多く手掛けている事でも知られています。

＜漫画家鳥山明プロフィール＞

• ペンネーム：鳥山明
• 生年月日：1955年4月5日
• 年齢：64歳
• 職業：漫画家、デザイナー
• ジャンル：少年漫画
• デビュー作：ワンダーアイランド
• 代表作：Dr.スランプ、ドラゴンボール
• 受賞歴：第27回小学館漫画賞少年少女部門受賞（『Dr.スランプ』）、第4回文化庁メディア芸術祭デジタルアート・インタラクティブ部門大賞受賞（『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』）など

鳥山明の奥さんは、みかみなち。1982年に結婚をしています。彼女は漫画家でしたが現在は引退をしています。しかしその中でも突出したエピソードとして有名なのが、「かめはめ波」という名前を考え出したのが奥さんだと言われています。子供は3人。長女となる鳥山きっかは、イラストレーターとして活動しています。作風はディズニーの様な少女漫画っぽいタッチになっています。他の2人の子供は公表されていません。

それでは、鳥山明にまつわる伝説的エピソードを紹介していきます。ここまで大きな作品を抱える漫画家は、数々の伝説が存在します。嘘の様なエピソードから、ドラクエなどのゲームにもまつわる物まで、天才漫画家と呼ばれる鳥山明の伝説を紹介します。

天才漫画家鳥山明のデビューは、22歳。今では少し遅いと感じられるかもしれません。それもそのはず、まずは社会人として普通に働いていたのです。2年で退社し、その後イラストレーターとして活動するも食べれない時期が続き、漫画家として作品を書き新人賞に応募したのがキッカケだったと言います。しかし、その賞には間に合わなかったそうですが、作品を読んだ当時の編集長である鳥嶋和彦が惚れ込み、編集についたのでした。

天才漫画家鳥山明の天才たる所以は、こんなことからも伺い知れます。鳥山明はネームを書かない事でも知られる漫画家です。ネームというのは、漫画を書くうえで、1番最初に行う工程でいわゆる設計図の様なものです。それを面倒臭いという理由だけで、取っ払い担当編集が替わった後でも周囲を驚かせました。超サイヤ人髪が金髪の理由も面倒臭いのが理由だとか。それでヒットさせてしまう鳥山明は、やはり天才ということなのです。

天才漫画家鳥山明の伝説は、画力にあると言われています。その圧倒的な画力は巨匠手塚治虫ですら、うますぎると言わしめるほど。鳥山明はイラストレーターやデザイナーあがりの漫画家で、漫画というものの勉強をして来なかったのです。それ故色の使い方など様々な面で優れた才能を発揮し、漫画の常識では図れない創作方法で他を圧倒する画力を披露しています。

天才と言われている鳥山明は、消費者や関係者がただ絵が上手いから、と言われているだけではありません。同業者となる他の漫画家からも鳥山明の画力は、絶賛の嵐を受けています。その画力は様々な漫画からも一目置かれており、天才的な才能を証明しています。荒木飛呂彦や尾田栄一郎、冨樫義博など現在を代表する様々な同業者からも、格が違うなど絶賛の声を集めています。

これはとても有名な話ですが、『Dr.スランプ』ではマシリトというキャラクターが当時の担当編集の鳥嶋だというのは広く知れ渡っている逸話です。敵キャラを作るのにほぼ嫌味でしかありませんが、当時とても厳しかった担当編集を当てつけの様に登場させたのが始まりです。しかしそれが思惑通りにはまり、名物キャラクターになってしまうのは、鳥山明は画力だけではなく発想力と言うのも素晴らしいことが証明されています。

鳥山明が天才漫画家と言われるきっかけを作ったのは「ドラゴンボール」と言われています。数々の記録を打ち立てた名作として、現在でも続くシリーズとなっています。現在では、鳥山明は原案だけで作画などは違う人物が担当していますが、今でも続く人気作品です。

「ドラゴンボール」の秘話として有名な話が、最終回です。鳥山明の構想では本来は、フリーザ編で終わるはずでした。しかし編集部側がそれを良しとせずに、人造人間編、セル編へと続いています。またも終わるつもりだった鳥山明でしたが、その頃には「ドラゴンボール」と言う作品自体が大きな存在になりすぎていた為に、集英社の手を離れて会議が行われたほどでした。それほど色々な会社が関わっていた事が判明しています。

アニメにも関わらず「Dr.スランプ」の最高視聴率は36%です。平均視聴率は22,8%。現在アニメ作品でこの数字を叩き出すことは、相当難しいとされている数字です。ドラゴンボールも、10年間の平均視聴率が20%を超えています。現在のゴールデンタイムの平均視聴率が15%前後という事からも、この数字がいかに凄いかと言うのがわかると推測されます。

現在、最も有名なRPGゲームとして君臨するドラゴンクエスト。通称ドラクエで知られているシリーズです。現在は映画化も控え、数々の名作が世に送り出されてきました。その売り上げに貢献したとされているのが鳥山明のキャラクターデザインと言われています。愛くるしいモンスター、かっこいいキャラクターなどドラクエシリーズを彩る名物キャラを生み出したそのデザインは、今も変わる事なく愛され続けています。

天才漫画家として数々の逸話が存在しますが、これは完全なる都市伝説です…。愛知県に住んでいる鳥山明は、交通の弁が非常に悪く、東京への引越しを考えていました。しかし、愛知県の税収が鳥山明1人いなくなるだけで、相当減るという懸念を抱いた地元行政が、行動を起こしたのです。鳥山明の為に、交通の弁の悪さを改善させたとのこと。鳥山明の自宅から名古屋空港への道路を通した、という嘘のような逸話が存在します。

伝説というには少し違う気もしますが、一つのエピソードとして鳥山明は、自分の作品はパチンコにはしないと言う事を話しています。今ではアニメやゲームなど人気作品は、ほとんどと言っていいほどパチンコにもされていますが、鳥山明はそれを良しとしません。過去にスったから、と言う話もありますが子供の夢を壊さない為、と言われています。自分の作品に対してのこだわりが感じるエピソードとなっています。

ここでは、天才漫画家鳥山明の漫画や過去の作品について紹介していきます。主に紙媒体を中心に紹介していきますが、ここに掲載する以外ではドラクエシリーズ、クロノ・トリガーやTOBAL NO,1などのゲーム作品でのキャラクターデザインが有名です。特にドラクエはシリーズ通して、様々なキャラクターを生み出しており、鳥山明だからここまで売れているとまで言わしめている作品です。

天才漫画家鳥山明の現在の連載作品は、ありません。強いて挙げるのであれば、ドラゴンボール超の原案程度でしょうか？最後に連載として発表された作品は、銀河パトロール ジャコです。それ以降に連載作品が発表はされていません。多くのファンは、短期連載でも構わないので新作が見たいとの声が多く聞かれています。

「Dr.スランプ」は1980年5・6合併号から1984年39号まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品です。ペンギン村にいる発明家、則巻千兵衛が作ったロボット、アラレちゃんを主人公とするギャグ漫画。がっちゃんやスッパマン、コミカルなキャラクターがたくさんいる事でも有名です。ライバルとされている発明家マシリトが、その当時の鳥山明の担当編集である鳥嶋だと言うエピソードはあまりにも有名な話です。

「ドラゴンボール」は1984年51号から1995年25号の週刊少年ジャンプにて10年間にわたって連載された王道バトル漫画です。鳥山明を天才と言わしめた、誰もが知る作品。7つの球をそろえると神龍が現れなんでも願いがひとつ叶うと言うドラゴンボールにまつわるストーリー。天下一武道会、亀仙人、ピッコロ、フリーザ、超サイヤ人など、数々の名物キャラクターを生み出した作品。

作者である鳥山明の一存で作品を終わらせることが不可能だったくらいに多くの関係者を生み出し巨大なマーケットを築いていたのは今では伝説となるエピソードの一つ。失敗に終わってしまいましたが、ハリウッドで実写映画化もされ、世界で最も認知されている日本の漫画作品の一つに数えられています。

「ドラゴンボール」が最終回を迎えた影響で週刊少年ジャンプの発行部数が大幅に減少した煽りを受けて、当時の編集長が更迭されると言う事態に発展しました。そして、変わった鳥嶋が就任し再び鳥山に連載を申し出た結果、しぶしぶ承諾し多作品が「COWA!」です。コアラと吸血鬼のハーフのパイフーを主人公とするコメディ作品。半年間の短期連載で単行本1巻分で完結した作品です。

キツネのギギからの呪いを解くために千の命を救う旅に出るカジカの物語。COWA!よりはバトル寄りの作品担っています。発表は1998年32号で初掲載され、44号まで連載されています。単行本は1巻まで発行されており、全12話となるストーリーです。

「SAND LAND」は2000年23号から週刊少年ジャンプで連載されました。同年36・37合併号まで掲載されています。悪魔の王子ベルゼブブを主人公とするコメディ寄りの作品。悪魔とは名ばかりの優しい性格の主人公の物語です。この作品も短期集中作品として単行本1冊分の全14話が掲載されています。

「ネコマジン」も単行本1冊分の連載でしたが、短期ではなく1999年より2005年にかけて不定期掲載と言う形になっています。この作品は、ドラゴンボールのパロディ作品として、何人かドラゴンボールキャラクターが登場していることでも知られています。「ネコマジン」というタイトルからも想像通りの猫の魔神を主人公とするギャグ漫画シリーズです。

漫画作品としては、鳥山明最後の連載作品となる「銀河パトロール ジャコ」。週刊少年ジャンプが創刊45周年記念として企画された新連載作品。ドラゴンボールの前日譚となる作品で、映画やアニメにも登場する人気キャラクターとなっているのは主人公のジャコ。映画の最新作であるブロリーにも登場しており鳥山明本人もお気に入りの作品だと認めていると言われています。

いわゆる漫画のハウツー本。1982年10月号より1984年3月号まで連載されています。鳥山明流の漫画の書き方など、読者の質問に答えるコーナーなどで構成されています。おまけ編では「Dr.スランプ」に登場するキャラクターの描き方などが掲載されています。

鳥山明の短編集などが収録された単行本である「鳥山明◯作劇場」は、現在VOL.3まで発行されています。鳥山明の魅力を知る上では、欠かせない短編種が収録されているなど密かに人気を集める作品集です。VOL.1は1983年に、VOL.2は1988年、VOL.3は1997年に刊行されるなど発売の感覚がとても長いことでも知られています。さらには、コンビニコミックとして総集編の「改」（あらため）が発売さています。

ここでは、鳥山明が過去に描いたイラストなどを紹介していきます。ドラゴンボール以外でも様々なイラストがありますので、ご覧ください。ドラクエなどゲームのイラストなどは購入者しか見られない貴重なものとなっています。

ドラクエと並び、鳥山明がキャラクターデザインを担当したゲームとして、とても人気がある作品であるクロノ・トリガー。時空を旅するタイムスリップRPGとして人気がある作品です。ラスボスを倒す時期で様々なエンディングを見られることでも知られ、名作として今でも人気があるゲームとなる作品のイラスト。ゲームの登場人物であるキャラクターたちの日常が描かれたイラストで、カエルが慌てふためいているのが印象的です。

2枚目のイラストも、クロノ・トリガーから。この場面は原始時代の一コマ。主人公クロノ達が眠っているところに、様々な動物たちが様子を見に詰めかけている描写がイラストになっています。機械的なデザインを得意とする鳥山明ならではの、ロボットキャクターの細かい細部の描き込みなど、もごたえのあるイラストで人気の一枚であると言われています。

ここからはドラクエシリーズの紹介です。このイラストはドラクエ２となります。ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女が3 人並んだメインビジュアルがとてもカッコイイとされる1枚です。

次は、ドラクエ３のメインビジュアルです。メガヒットを記録した大人気ゲームとなったドラクエ３はキャラクターメイキングにより、プレイする人それぞれの特色が出るパーティー作りにより人気を博し、今でも語り継がれる正真正銘伝説となったゲームです。現在でも、ヒットした名作ゲームとして多くの人が名前を挙げるほど、認知されている作品となっています。

ドラクエ5のメインビジュアルとなるイラスト。ドラクエ５は、婚姻システムやモンスターを仲間にできたり主人公が成長するなど様々な斬新なアイデアが盛り込まれヒットした名作RPGとなっています。

最後に紹介するイラストは、やはりドラゴンボールとなります。鳥山明と言えばこの作品は外せないものとなっています。このイラストは、恐竜に乗る孫悟空がとても印象的な1枚です。アニメでは道着姿ばかりなので、とても珍しく、細部まで書き込まれた迫力のあるイラストとなっています。

ここでは鳥山明に関する3つのことを紹介します。年収や、現在、交友関係など鳥山明のきになることをお届けします。とにかく、ドラゴンボールで巨万の富を築いたとされる、鳥山明の年収など、気になる情報をご覧ください。

現在の漫画家で鳥山明と並ぶほどの地位を築いているとされるのが、「ONE PIECE」を連載している尾田栄一郎を置いて他ならないとされています。そんな鳥山明と尾田栄一郎の関係ですが、当然同じジャンプ連載作家なので面識はあり交流もしている良い関係だとされています。更には、尾田栄一郎は鳥山明のことを神だと言っている存在です。過去にはコラボ作品も描いているなど、2人の関係はとても良好のようです。

さて、それではいよいよ鳥山明の気になる年収を公開します。自宅に関しては画像をご覧ください。年収については、1987年の申告額によれば全て億を超えているようです。年収の最高額では、10億越えの年もあるなど、やはり相当稼いでいることが判明しています。現在連載は抱えていなくても、5億は軽く超えるとみられています。過去のグッズやゲームの版権などから、現在でも相当の年収が確保されていることが予想されています。

鳥山明の年収がとてつもないことが判明しました。それでは現在の活動はどうなっているのでしょうか？連載もなくアニメもやっていない現在の鳥山明の活動は、していません。あれほどの年収が働かずでも入ってくるのです。本人も引退したいとの意向を示しているのだとか。しかし、これだけの絵を描ける人を世間は放っておく訳にもいかず、今も新作を心待ちにしているファンが多くいる事は、周知の事実として広く知られています。

ここからは、ツイッターを中心に鳥山明についてのツイートを調べていくことにしましょう。ファンの方など、鳥山明に関してどのようなツイートがあるのか、それではご覧ください。

こちらが現在確認できる、鳥山明の最新のイラストです。ドラクエシリーズの作曲家であるすぎやまこういち氏の誕生日に書いたとされる色紙です。ドラクエの登場人物になぞらえて、本人のイラストをプレゼントされています。周りにいる音符のスライムなどのアイディアが素晴らしく、音楽家への配慮が効いた作品となっています。

こちらのツイートはドラクエ5の映画化の映像です。しかし本来のキャラクターデザインである鳥山明のイラストを完全に無視したものになっていると、若干炎上していて問題となっている事でも知られています。このツイートでも、鳥山明のイラストをベースに採用されていないことを激怒しているとの内容です。それはもはやドラクエではないとまで言っています。それだけ、鳥山明の存在が大きいことを証明しているツイートです。

この方のツイートは、鳥山明のイラストのうまさを絶賛している内容です。神とまで崇めるほどの影響力を誇る、鳥山明の偉大さが伝わってくるツイートになっています。

鳥山明の年収に関するツイートも発見しました。ピーク時には16億円も年収を稼いでいたとされており、尋常では想像もつかない年収の額となっています。更には、1987年以降、その年収は常に億を超えているという内容です。伝説の一つに数えられると言っても、過言ではない驚きの年収額となっています。

以上が鳥山明に関する様々な伝説や天才とまで言われるエピソード、更には年収まで徹底解明してきました。ドラゴンボール以外の作品なども紹介し、様々なキャラクターを生み出していたことも判明している鳥山明でした。絵のうまさもさることながら、作品への愛も感じさせていた鳥山明ですが、現在は引退したいとの声も聞こえています。そんな鳥山明を応援して、さらなる伝説を期待してみてはいかがでしょうか。