ひとり暮らしの小学生の感想・漫画レビューまとめ!あらすじや登場人物は?

漫画ひとり暮らしの小学生の感想やレビュー、あらすじや登場人物について紹介していきます。今回は、ネットで徐々に浸透しつつある最近噂になっているひとり暮らしの小学生という漫画について紹介していきます。なぜ、ここまで人気なのか?あらすじを紹介しながら考察していきます。ぜひ参考にしてひとり暮らしの小学生を最後まで読んでみてください。また、人間味あふれる登場人物に触れて暖かい物語をご覧ください。

ひとり暮らしの小学生の感想・漫画レビューまとめ!あらすじや登場人物は?のイメージ

目次

  1. ひとり暮らしの小学生とは?
  2. ひとり暮らしの小学生の漫画あらすじをネタバレ
  3. ひとり暮らしの小学生の最終回あらすじをネタバレ
  4. ひとり暮らしの小学生の登場人物
  5. ひとり暮らしの小学生の魅力
  6. ひとり暮らしの小学生を読んだ感想や評価・レビューは?
  7. ひとり暮らしの小学生の感想・漫画レビューまとめ

ひとり暮らしの小学生とは?

ひとり暮らしの小学生の作品情報

ひとり暮らしの小学生は、松下幸市朗という人が原作の漫画です。元々4コマ漫画のような形態と通常の漫画の形態が合わさったような作風となっており、電子書籍で最初に販売されていました。ところが、人気が出てきたため、単行本の発売という形になった漫画です。

最近では、ひとり暮らしの小学生の続編のひとり暮らしの中学生という漫画が連載されています。ひとり暮らしの小学生の単行本の巻数は、ナンバリングではなくサブタイトルで表記されています。とても珍しいタイプの漫画と言えます。

ひとり暮らしの小学生がアニメ化

ひとり暮らしの小学生は、漫画が人気であったこともあり、アニメ化されました。このアニメ化というものはテレビアニメではなく、スマホのアニメアプリ「タテアニメ」で配信されています。基本的には原作である漫画と同じストーリーで進行されています。

ただし、1話が約3分の放送ということもあり、声優が複数の登場人物を担当するようになっています。しかしながら原作の漫画を忠実に再現しており、内容の濃いアニメとなっています。

ひとり暮らしの小学生の漫画あらすじをネタバレ

あらすじネタバレ:舞台は江ノ島のとある小学校

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの1つ目は、舞台は江ノ島のとある小学校だということです。主人公の鈴音リンは、江ノ島の小学校に通いながら江ノ島の食堂を経営しています。

物語は鈴音リンと同級生の関口亮が学校の授業中に、生徒から昔話しを聞かせて欲しいと言われたところから始まります。「20年前に江ノ島でひとり暮らしの小学生がいたんだ」と前置きをして生徒に昔話を聞かせます。

主人公の鈴音リンは、江ノ島の小学校に通いながら食堂を切り盛りしています。しかし、料理が下手でありお客さんは遠のくばかりです。そんな鈴音リンの食堂に通ってくれるのは彼女を気に入ってくれた常連さんです。

常連さんや、クラスメイト、担任の先生やご近所さんに支えられながら日々成長していく笑いあり、涙ありの漫画です。ほのぼのしながらも時に切なくなる漫画で、『この漫画がすごい!』にも選ばれています。

あらすじネタバレ:鈴音リンの貧しい日常

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの2つ目は、鈴音リンの貧しい日常が描かれているシーンです。鈴音リンはいつも金欠です。それは例えば七夕の短冊には、お金が欲しいと書くほどです。

他にも、両親から受け継いだであろう食堂がとにかくぼろいのです。ドアの立て付けが悪かったり、座っている椅子がすぐに壊れたりします。明らかに鈴音リンは貧しい生活を送っているのです。それだけならばいいのですが、鈴音リンは料理が下手なので、当然ながらお客さんは減るばかりなのです。これにより益々貧しい生活を余儀なくされるのです。

そんな生活をしている鈴音リンですが、彼女のひたむきな頑張りを見て、いろんな人が同情とも言える行為をしてくれます。しかしそれは好意からなのですが、鈴音リンはその同情を嫌がります。しっかりと自分の力で生きていこうとするのです。

例えば、八百屋さんで品物が半額で鈴音リンに売られようとした時にも、「同情はいりません」と断っています。その時は、八百屋さんに「子供料金だから」と言いくるめられてしまいます。ついでに卵をもらったりしているとことはちょっと笑えるポイントになっています。

また、鈴音リンはどうも計算が苦手なようで、とあるシーンで「何度も計算しても」と言いながらため息をついている鈴音リンがいます。読者からしたら、それだけお客さんが来なければため息の1つも出るものだと納得させられます。しかし、次のシーンでそのため息の本当の意味がわかるのです。

鈴音リンがため息をついた本当の理由は、何度計算をしても毎回答えが違うと嘆くのです。小学4年生の鈴音リンにはまだ難しい計算だったようです。鈴音リンはどことなくアホっぽい印象を読者に与えます。しかしながら健気に働く姿が読者や他の登場人物の心を動かしてしまうのです。

あらすじネタバレ:家賃を取る大家さん

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの2つ目は、家賃を取る大家さんのシーンです。漫画ひとり暮らしの小学生には、鈴音リンが経営する食堂の持ち主である大家さんが登場します。大家さんはかなり高齢のおじいさんです。

ある日、リンはあまりにもお客さんが来ないので、一人でお店の中で「ちちんぷいぷいお客さんよ来い」と神頼みをします。すると店の扉が開き、お客さんだと思って笑顔で立ち上がったものの、実は大家さんだったのです。「今月の家賃じゃが」と言いながらお店に入ってくる大家さんの前でリンは思わず隠れてしまいます。

大家さんは、お店にはいるなり「リンちゃんおらんのか?」と訊ねます。通常であれば隠れているので返事をしないはずですが、リンちゃんはちょっと抜けているので「いません」と答えてしまうのです。大家さんも全てを察して「今月も厳しいのか」と泣きながら同情してしまうのです。

ここで終わればいい大家さんだなで終わるのですが、ひとり暮らしの小学生の面白いところはここで終わらないところです。この後、大家さんは涙を流して同情をしていたにも関わらず、今日の売り上げである全額を構わずレジから抜き取って行ってしまうのです。

ひとり暮らしの小学生の最終回あらすじをネタバレ

最終回ネタバレ:関口亮が転校

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの最終回の1つ目は、同級生の関口亮が転校してしまうシーンです。関口亮は、ひとり暮らしの小学生の登場人物の中でもう一人の主人公とも言える人物です。というのも、教師になった関口亮が生徒のみんなに自分の過去の話しを聞かせるというのがそもそもの物語なので、この話で出てくる鈴音リンや他の登場人物は皆、関口亮が語る話しの中の人物ということになるからです。

5年生にあがる鈴音リンと関口亮は、そこまで仲がいいわけではありませんでした。そもそもリンは、毎日自分にいじわるしてくる関口のことをどちらかと言うと嫌いという認識でした。一方の関口は実はリンのことが好きで自分の気持ちが伝えきれなくていじわるをしていました。

そんな中、5年生にあがる前に関口が親の都合で転校してしまうことになります。「俺がいなくなって寂しいかもしれないけれど落ち込むな」という関口に対してリンは、「いじめる人がいなくなるから嬉しい」と応えます。しかし、徐々に関口にひかれていたリンは関口に見えないように涙するのです。

最終回ネタバレ:リンの涙

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの最終回の2つ目は、リンが涙を流すシーンです。後半ではリンは涙を2度流します。1度は関口が転校をする場面です。そして、2回目です。

さて、5年生に進級してみると、リンは誰一人知っている人がいないクラスとなってしまったのです。今までうるさいなどと思っていた関口のありがたさがわかり、少し大人になったリンは、ふととある帰り道に思うのです。

今の自分には友達と呼べる人もいなければ両親もいないのです。独りぼっちなのです。思わず涙を流してしまいます。この涙は、悲しいという涙なのか寂しいという涙なのかリン本人にもわかりませんでした。

最終回ネタバレ:トラック事故

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの最終回の3つ目は、トラック事故のシーンです。主人公リンはあやうくトラック事故に巻き込まれるところでした。リンはどうやって助かったのでしょうか?

涙を流したリンは、誰にも泣いている姿を見られたくないという強い思いから、その場から急いで走り去ります。1秒でも早く家に帰りたかったのです。帰っている途中で、両親の声が聞こえたような気がしました。思わずリンは立ち止まります。

リンが立ち止まった目の前でトラックが事故を起こしてしまうのです。リンが立ち止まらなければトラック事故に巻き込まれているところでした。これでリンは確信するのです。きっと両親が自分を見守ってくれているのだと。再びリンは一人で生きていく強い決心をしました。

最終回ネタバレ:鈴音リンは教師に

漫画ひとり暮らしの小学生のあらすじの最終回の4つ目は、リンが教師になっているシーンです。リンは実は関口と同じように学校の先生になっているのです。もしかしたらいつかリンと関口が恋愛に発展することもあるのかもしれません。

時は過ぎ去って現在軸に戻ります。関口が小学校の集会に顔を出すと代理の新任教師として赴任してきた鈴音リンの姿があったのです。リンも関口も同じ学校の先生になっていたのでした。

ひとり暮らしの小学生の登場人物

登場人物:鈴音リン

ひとり暮らしの小学生の登場人物の1人目は、鈴音リンです。ひとり暮らしの小学生の主人公とも言える人物であり、主に小学生の時期がメインで描かれています。両親を亡くし、神奈川県の江ノ島で1人食堂を切り盛りしながら貧しいながらも生活をしています。

登場人物:関口亮

ひとり暮らしの小学生の登場人物の2人目は、関口亮です。ひとり暮らしの小学生のもう一人の主人公とも言えます。ずっとリンのことが好きで20年経った今でも忘れることはできませんでした。学校の先生になったのもリンのおかげです。彼の今後の物語も描かれるのか注目されています。

登場人物:伊藤博司

ひとり暮らしの小学生の登場人物の3人目は、伊藤博司です。リンと関口の担任で何かとリンを気にかけてくれる優しい先生です。子供の頃に悪いことをたくさんしたと自称していますが、実際はいじめられっ子で、その時のトラウマから、怖そうな人たちを見ると逃げてしまう性格です。

しかしながら心優しい性格であり、どんな時でもリンを守ろうとしてくれています。貧しいながらもリンがここまで生活できたのは、伊藤先生がいたからだとも言えます。特に最後の方では、リンと関口のことを名前で呼ぶほどに信頼関係を築けるようになります。

登場人物:金見美恵子

ひとり暮らしの小学生の登場人物の4人目は、金見美恵子です。リンと関口のクラスメイトで家がかなりのお金持ちです。毎日通学するのに送迎者つきの車での通学をしており、どこを見ても完璧な勝ち組のように思えるのですが、実は両親が離婚しており、父親に引き取られているという過去を持ちます。

それだけではなく、父親が社長という立場からか関心を持たれずに、親の愛情を受けないで育っています。また、関口に好意を抱いているため、リンにライバル心を抱きます。リンが自分自身のことで精一杯のはずなのに自分のことを心配してくることにプライドが傷つけられてしまい、心無い一言を放ってしまいます。

それが、「リンはいいよね。気楽で自由なひとり暮らしで」という言葉です。この言葉を聞いたリンが金見にビンタをして二人の仲は最悪になります。しかし、後に和解をして二人は親友とも呼べる仲になります。

ひとり暮らしの小学生の魅力

魅力①人間味溢れる内容

ひとり暮らしの小学生の魅力の1つ目は、人間味溢れる内容についてです。主人公であるリンは9歳ということもあり、まだまだ子供です。大人として、そんな子供に『どう接すればいいのか』、『こんな大人いるな。自分はこうなってはいけない。』と考えさせられる漫画なのです。

大人として、また読む子供の目線としても、人間味というものについて再度考えさせられる漫画なのです。実際にレビューや感想でも、優しい人のありがたさを痛感するというものが多くあります。

魅力②周囲の大人たち

ひとり暮らしの小学生の魅力の2つ目は、周囲の大人たちです。リンの周りの大人たちが上手にリンや関口を引き立ててくれています。例えば、本当は美味しくないのに応援する気持ちからリンのお店に通うようになる常連客がいたりします。

レビューや感想にもありますが、自分が同じ立場ならば応援するという声が多いのです。つまり、周りの大人たちが上手にリンや関口といった主役メンバーをしっかりと確立させているのです。

魅力③リアルな話

ひとり暮らしの小学生の魅力の3つ目は、リアルな話です。漫画の中のストーリーでありながら、実際にありそうな妙なリアルさを醸し出しているのも、ひとり暮らしの小学生の魅力です。

事実として、レビューや感想にも数多くの「本当にありそう」といった声があります。もちろん、物語なのでありえない設定が数多く存在するのですが、その中に妙なリアルさがあるのが魅力であり、どんどん引き込まれてしまうところです。

魅力④ギャグとしての描写

ひとり暮らしの小学生の魅力の4つ目は、ギャグとしての描写部分です。前述したように人間味溢れる描写や妙にリアルな部分があり、人情的に訴えられているような作品なのですが、お決まりのお涙頂戴物語ではなく、その中にギャグがしっかりと織り込まれているのです。

レビューや感想にもありますが、ギャグがちょうどよく入っているため、読んでいても疲れないでサクサクと先を読めるようになっているのです。リンの頭の悪さなどでクスっと笑ってから先を読めるのも大きな魅力です。

魅力⑤ほのぼのしたフルカラーの絵

ひとり暮らしの小学生の魅力の5つ目は、ほのぼのとしたフルカラーの絵です。最近の漫画では珍しくフルカラーでありながら、特にオタク向けの作品というわけでもありません。小学生の純粋さとほのぼのさが万人受けする魅力的な作品に仕上がっています。

ひとり暮らしの小学生を読んだ感想や評価・レビューは?

ひとり暮らしの小学生を読んだ感想や評価・レビューを紹介していきます。まず始めに、そのほとんどがほのぼのとしたストーリーであるという感想やレビューです。また、リンが健気で偉いという感想やレビューも多いです。

ひとり暮らしの小学生という作品の物語性を見れば、ほのぼのとしていて、リンが健気で周りの大人が手助けをするというものなので、この感想やレビューを見れば読者に作品の物語性をしっかりと伝えられていると捉えることができます。

しかしその一方で、ありきたりな終わり方とか、リンがどうやって学校の先生になったのかわからないという感想やレビューも見受けられます。全体的な評価としては、いい評価が多いです。

【感想】ひとり暮らしの小学生がほのぼのすぎて面白いw【漫画レビューまとめ】 | ドル漫

ひとり暮らしの小学生の感想・漫画レビューまとめ

いかがでしたか?ひとり暮らしの小学生の感想や漫画レビュー、あらすじについて紹介してきました。今回の記事を参考にして、ひとり暮らしの小学生をぜひ読んでみてください。

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