スナックワールドの主題歌・テーマソングを歌ってるのは誰？OPやEDまとめ

スナックワールド（SNACK WORLD）は「イナズマイレブン」「ダンボール戦機」「妖怪ウォッチ」とヒット作を連発するレベルファイブの第4弾タイトル。クロスメディアプロジェクトと呼ばれる複数のメディアを使った作品の展開が特徴で、「コロコロコミック」「テレビアニメ」「3DSや任天堂スイッチによるゲームソフト」「おもちゃ」などで展開されており、今後は「スマホゲーム」にもリリース予定です。

スナックワールドのストーリーは主人公〔チャップ・マスタード〕の故郷である村が〔ビネガー・カーン〕という武器商人によって立ち退きの拒否という不当な理由から村を丸ごと焼き払われ、故郷も両親もなくしたスナックワールドの主人公が仲間とともに復讐の冒険に出るというものです。

「復讐の冒険」とはいえ、スナックワールドの世界観は非常にポップです。ストーリー展開も非常に早いので、サクサクと軽快にストーリーがすすんでいきます。スナックワールドというタイトルの頭に「ハイパーカジュアルファンタジー」と付いているのも納得です。

スナックワールドの物語は主人公〔チャップ〕とヒロインでありツッコミ役の〔マヨネ・マロリー〕、心優しい元王宮戦士〔ペペロン・グットワード〕、オヤジっぽいモンスター〔ゴブさん〕、ブタの鼻をしたメスのドラゴン〔ブタ子〕の5人で行動します。

途中で倒したモンスターも「スナック」というSDカードのようなプレートに保存できるので、いつでも呼び出しが可能です。スナックワールドのアクセントとしてちょくちょく出てくる「ばあちゃん語録」にも笑わされる要素があります。

ポップでドタバタコメディー系のアニメ『スナックワールド』ですが、主要なテーマでもある「冒険」に合う主題歌も人気があります。スナックワールドの主題歌はすべてOP（オープニング曲）ではなくED（エンディング曲）のみです。現在までスナックワールドの主題歌は3曲ありますが、どれもロックでポップな曲なので、スナックワールドの世界観に見事にハマっています。

スナックワールド（第1話～第18話）にて歌っているスージー・ロッソさんの「ムゲン・ザ・ワールド」を紹介します。作詞は日野晃博さんで作曲・編曲は菊谷知樹さんが担当している曲になります。スージー・ロッソさんは1997年生まれで、日系ブラジル人の父とイタリアやポルトガル、ブラジル系の母を持つクォーターの歌手です。

スナックワールドでの「ムゲン・ザ・ワールド」がデビュー曲で、「FRAME」というレベルファイブとエイベックスによる日本のレーベルに所属されています。非常にキレイでクールなイメージがあるスージー・ロッソさんですが、やはり笑顔になると等身大の彼女のかわいさが出ています。

スージー・ロッソさんの力強い歌声が魅力的なスナックワールドのテーマソング第一弾「ムゲン・ザ・ワールド」の歌詞はどのようなものなのでしょうか？少し見てみましょう。「ムゲン・ザ・ワールド」は、第1話から第18話まで使われていますが、OP曲ではなくED曲で使用されています。曲のみを聞かれる場合は、(20:10)あたりから曲が流れます。

イントロの入り方が絶妙で非常にかっこよく、そこにスージー・ロッソさんの迫力のある歌声が入ることで、作品のワクワク感を保ちながら、次回作への期待へとつなげてくれています。テンポの良いスナックワールドのストーリー展開に合ったロックでポップな楽曲です。

スージー・ロッソさんのPVです。ロングヘアを振り乱して歌う姿が格好良く、よりロックな印象になっています。歌詞の内容も「コンビニでクダを巻く浮世をさまよう若人よ」「いつまでそんなコト繰り返すの」「走り出せよ」など、若者達へのメッセージ性の高い内容となっております。

スナックワールド第二弾テーマソングのタイトルは「オレはいつか花になる」です。（第19話～第37話）で使用されており、前回のテーマソングと同様に歌っているのはスージー・ロッソさん、作詞は日野晃博さん、作曲・編曲は菊谷知樹さんが担当されています。今回もスージー・ロッソさんの特徴的な迫力のある歌声とロックなイメージの曲調で格好いい楽曲となっています。

スナックワールドのテーマソング第一弾・第二弾ともに作詞を担当されている日野晃博さんとは、スナックワールドの生みの親、レベルファイブの社長さんです。社長さんでありゲームクリエーターでもあり、歌詞も書けるというマルチな才能を持つすごい人です。スナックワールドの総監督と原案・シリーズ構成も全て、日野晃博さんがされています。

スナックワールドの主題歌を作曲・編曲されている菊谷知樹さんは、1992年にバンドでデビューされ、解散などを経たのち2005年より作曲・編曲・スタジオミュージシャン・サポートギタリストとして数多くのアニメのOP曲やアーティストの楽曲を世に送り出している方です。写真中央でハットを被って座っているのが、菊谷知樹さんです。

妖怪ウォッチのED曲「ようかい体操第一」の作曲やOP曲「ゲラゲラポーのうた」の作曲・編曲・ギターを担当されるなど、レベルファイブとタッグを組むことも多いようです。イナズマイレブンのOP曲の編曲やギターなども担当されています。

スナックワールド第二弾シングル「オレはいつか花になる」の歌詞で描かれているのは、第一弾「ムゲン・ザ・ワールド」とは視点が違い『若者目線』になっています。「最近の若いもんはって年寄りどもがぼやいてるけど」「そろそろ汚名返上だ」「空に伸びる花になる」「君に届く花になる」など、これからやってやる！という感情が表現されています。こちらもスナックワールドのOP曲ではなくED曲です。

スナックワールド第三弾のテーマソングは「どん底からのカツ丼」という非常にキャッチーなタイトルです。（第38話～第50話）で使用されており、作詞は日野晃博さん、作曲・編曲は菊谷知樹さんですが、なんと第三弾でボーカルの方が変更されました。ちなみにスナックワールドの主題歌は3作ともOPではなくEDのみとなっています。

スナックワールドの新しいボーカルに選ばれた寺田真奈美さんとは、どのような方なのでしょうか。簡単にプロフィールをお紹介します。1993年生まれで2013年にエイベックス・アーティストアカデミー大阪校で特待生として契約後、ダンス＆ヴォーカルユニットとして様々なイベントやフェスに出演。その後ダンス＆ヴォーカルユニットは卒業しシンガーソングライターとして関西を中心に活躍されています。

現在は妖怪ウォッチ「ゲラゲラポーのうた」を歌っていた、キングクリームソーダのさやかさん（2代目ボーカル）とユニットを組み『alom』として活動されています。4月より放送の「イナズマイレブン アレスの天秤」のエンディング曲「恋する乙女は雨模様」がalomのデビュー曲です。作詞・作曲は「つんく」さんです。

キャッチーなタイトルと誰もが口ずさめるような歌詞が特徴的な「どん底からのカツ丼」ですが、全体のイメージは、寺田真奈美さんの抜群の歌唱力と曲調でロック＆ポップな楽曲になっており、スナックワールドの世界観にマッチしています。

「どん底からのカツ丼」の歌詞を見てみると、サビの所の「どん底でもいーじゃん気にしなくていーじゃん」「カツ丼食べよーじゃん食べたら勝てるかもじゃん」など、今回は若者に寄り添うような視点での歌詞となっております。スナックワールドのテーマソングで見られる歌詞では、若者に対するメッセージを視点を変えながら伝えているところが特徴的です。

スナックワールドの主題歌・全3曲を紹介しましたがいかがでしたか？社長である日野さんが作詞をされていることには驚いた方も多く、スナックワールドの主題歌を歌っているスージー・ロッソさんも寺田真奈美さんも迫力のある歌声で素晴らしい歌手だと言われています。次の歌手は誰になるのかにも注目です！

今後も様々なメディアでスナックワールドのグッズやスナックワールドのゲーム関連アイテムなど目にすることも多くなると言われています。これからもさらに注目されていくスナックワールドの世界観と主題歌は誰になるのかにも目が離せません！