【下セカ】アンナ・錦ノ宮が覚醒して暴走?狸吉への愛情表現と担当声優も紹介

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」略して【下セカ】に登場するアンナ・錦ノ宮とう品行方正、頭脳明晰、容姿端麗で高校の生徒会長を務める女子高校生が、あるきっかけでエロに覚醒。主人公である奥間狸吉(おくまたぬきち)へのトキメキを欲情なのか、恋心なのか区別がつかぬまま猛アタックを掛け続ける。その愛情表現たるや…その常軌を逸した行動等画像を交えて紹介。また、そのアンナ・錦ノ宮(にしきのみや)の担当声優についてもご紹介。

【下セカ】アンナ・錦ノ宮が覚醒して暴走?狸吉への愛情表現と担当声優も紹介のイメージ

目次

  1. アンナ・錦ノ宮はどんなキャラ?
  2. アンナ・錦ノ宮が覚醒して暴走?
  3. アンナ・錦ノ宮の狸吉への愛情表現
  4. アンナ・錦ノ宮の担当声優
  5. アンナ・錦ノ宮に関する感想や評価は?
  6. アンナ・錦ノ宮の覚醒と画像まとめ

アンナ・錦ノ宮はどんなキャラ?

「下セカ」の裏ヒロインと言われるアンナ・錦ノ宮(にしきのみや)は上の画像でみるように、見た目は清楚なお嬢様である。が、しかしそれは覚醒する前までの話。彼女は身体能力が尋常ではない。例えば、人一人をロープ一本で引き揚げたり、どんなに高いところからも難なく降りれたり、ナイフの捌き方が殺し屋並みだったりする。また正義とみなしたことにはとことん突っ走る強さを持っている。

見た目と中身のギャップが激しいアンナ・錦ノ宮、更に極端なことは、非常に偏った正義感を持っている両親によって、本人の正義感も非常に偏って出来上がってしまった。性知識は皆無、恋愛にも疎いが故、あるきっかけで主人公の奥間狸吉(おくまたぬきち)へ恋心を覚える。恋心なのか生理的欲望なのかはわからないものの、それを愛ゆえだと信じて疑わず、なりふり構わず狸吉へエロ攻撃を繰り返すアンナ。さて、そのエロ覚醒とは?

下セカの作品情報

「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」は赤城大空(あかぎひろたか)作のライトノベル(日本の小説分類の一部)で、イラストは霜月えいと。2012年7月から2016年2月まで全11巻がガガガ文庫(小学館)から刊行。

「下セカ」は赤城のデビュー作で、2011年第6回小学館ライトンベル大賞優秀賞を受賞している。当時のペンネームはペロペロ山根だという。2014年6月に柚木N´作画で漫画化、2015年7月~9月アニメが放送。

「下セカ」は、公序良俗健全育成法(こうじょりょうぞくけんぜんいくせいほう)という法律が、十数年前に日本で制定された。という設定で始まる。それは性的でワイセツな物を徹底的に排除し健全なる風紀を日本国中に浸透させるための法律だ。PM(ピースメーカー)という首輪と腕輪を付けることが全国民の義務であり、それによって国民が如何なるワイセツ物も見聞きすること、書くこと作ることが無いよう徹底的に監視している。

そのため、アンナ等高校生が生まれた時には既に世の中に卑猥なもの、またそうではない性教育まで排除されている。少し上の世代の人間も子作りの方法が解らず、少子化が進んでいるという現状だ。そんな中、下ネタを真っ向から肯定していく輩が現れる。その名も下ネタテロリスト「雪原の青」だ。上の画像は「雪原の青」こと、華城綾女(かじょうあやめ)の普段の学生服。テロリストの時は女性のパンティを顔に被るという出で立ちだ。

世界でも一番健全な国を作りあげたとして称賛される国家側と、反乱を起こし正常とは何かを問いたい少年少女達の戦い。それをマシンガンの様に繰り出される下ネタと作画の可愛らしさ、そして声優陣の素晴らしさで繰り広げられるテンポのいいギャグマンガに仕上がっている。下ネタが苦手でなければ、笑えること間違いなし、是非味わってほしい作品だ。

アンナ・錦ノ宮のプロフィール

「下セカ」の裏ヒロイン、アンナ・錦ノ宮のプロフィールは、時岡学園高等部二年生で生徒会長を務める。品行方正、容姿端麗、頭脳明晰と三拍子そろった淑女、それでいて柔道の有段者で人並外れた身体能力を持っている。母はH禁止法を市民サイドから支援する全国PTA組織のトップ。父は公序良俗健全育成法の成立に尽力した政治家である。華城綾女の親友であるが、綾女が実は下ネタテロリストであるということは知らない。

生徒会長になるだけあり、彼女は誰にでも優しく分け隔てなく尊敬の意を表すなど、非の打ち所のない女子高生である。華城綾女も奥間狸吉もそんなアンナ・錦ノ宮に救われた部分があり、彼女を慕っていた。育ちの良さはおっとりとした性格に比例しているがその純真さが彼女の一途さを作りあげているようだ。正義のためには何事も厭わない彼女のベクトルが逆方向に動き出す。

アンナ・錦ノ宮が愛した奥間狸吉とは?

そんな品行方正、容姿端麗であるアンナ・錦ノ宮が恋した「下セカ」の主人公、下の画像の奥間狸吉(おくまたぬきち)とはいったいどんな人間なのか?

奥間狸吉は下ネタテロリストを父に、そしてそれを取り締まる善導課の重役を母に持っている。ややこしい家庭環境のため、多くの性知識を持ちながらも下ネタを含む卑猥な物事を嫌うという、両極端な面を持つ。小学生時代にアンナ・錦ノ宮に憧れを抱き、彼女のいる時岡学園に入学したのだが、入学式当日痴漢の冤罪で捕まりそうになるところを「雪原の青」に助けられる。

念願の、アンナ・錦ノ宮と同じ時岡学園に入学したものの、同じく時岡学園で一つ年上の華城綾女(「雪原の青」)に下ネタテロ組織「SOX」に引き入れられてしまう狸吉。様々な下ネタテロ活動をするなかで、好意がアンナ・錦ノ宮から華城綾女に移っていく。それとは裏腹にアンナ・錦ノ宮の好意が、異常なまでに狸吉に向いていくのだが…

アンナ・錦ノ宮が覚醒して暴走?

そんな「下セカ」が裏ヒロインを生み出した瞬間が画像のキスシーンだ。何故品行方正、容姿端麗、文武両道のアンナ・錦ノ宮が、新入生の奥間狸吉なんぞに熱烈アピールをし始めた覚醒の時。(TVアニメ第三話)ストーカー被害にあっているアンナを救うべく、偽のデートで犯人をおびき寄せる計画の中、ストーカーからアンナ・錦ノ宮と華城綾女を守ろうとしたものの、アンナ・錦ノ宮と二人で抱き合って倒れ込む形となった。

飛び込んでいった狸吉とアンナ・錦ノ宮は思いがけず唇が触れてしまう。その時突如、アンナ・錦ノ宮の身に異変が…狸吉を想うと下腹部が熱を帯びる。性知識や恋愛経験のないアンナ・錦ノ宮はそれを愛だと確信した。下腹部の熱=愛=正義の方程式が確立してからの、覚醒したアンナ・錦ノ宮は狸吉への思いがマックスに達すると流れてくる愛液を「愛の蜜」と命名しそれを、いたるところで振りまくようになる。追って紹介しよう。

覚醒する前のアンナ・錦ノ宮

奥間狸吉をサイコパス的に愛するようになった覚醒後のアンナ・錦ノ宮だが、覚醒前は上の画像でも分かるように、可愛らしいとしかいいようのない純真な乙女だった。狸吉との出会いが託児所というから、年齢的にもそうあって当然なのだが、だからこそそんな健全できれいで清楚なアンナ・錦ノ宮に狸吉は憧れ、狸吉自身もまた健全できれいで清らかなる為に邁進しようと思っていた。

覚醒後のアンナ・錦ノ宮

覚醒前の可愛らしさも残しつつ、品行方正、頭脳明晰、超人並みの身体能力のアンナ・錦ノ宮は狸吉と触れることで覚醒した。その時からアンナ・錦ノ宮は狸吉の匂いを探知する能力が備わったり、彼を思うあまりにストーカー行為に至るが、本人としては正義故の行動であるため、何ら悪気がない。何しろ彼女は「卑猥」というものがどういうものなのかすら理解していない。

アンナ・錦ノ宮にとって下腹部から流れ出る愛液は「卑猥なこと」ではなく、愛から生じる正しい行いだと信じているため、その愛液をこれでもかと狸吉の口に入れようと試みる。さてどんなサイコパスな行動なのか?

アンナ・錦ノ宮の狸吉への愛情表現

「下セカ」狸吉と誤って唇が触れてしまったアンナ・錦ノ宮は性欲と愛の区別がつかないサイコパスに変貌してしまった。狸吉を思うと下腹部が熱くなり愛液がだだもれてしまい、顔は上部画像のように目は♡で昇天してしまっている。そんな彼女の奇行を紹介。

狸吉への愛情表現①ベランダに潜む

奥間狸吉(おくまたぬきち)への愛が止まらないアンナ・錦ノ宮だが、狸吉は自宅アパートのベランダに人影を見つけ慌てて窓を開けてみると、誰もいないが愛液らしい液体が残っていた。キラキラ光るその液体はアンナ・錦ノ宮のものだと、その時はわからなかったが、その後確信する。

狸吉への愛情表現②愛液入りのラブレター

アンナ・錦ノ宮の愛情表現、もう一つ。瞬時のうちに自宅の郵便受けに数え切れないほどのラブレターを入れられる狸吉、自宅だけでなく学校の下駄箱にも同様のラブレター。その「好きです」と書かれた手紙にはよだれなのか、愛液なのかわからないようなねばついた液体が混ざっていた。

狸吉への愛情表現③ハエを無断で処分

下ネタテロリスト「SOX」が時岡学園にテロ行為を仕掛けた。それが、この画像のハエの交尾。ほとんどの生徒はなんとなく理解したようだが生徒会の会長であるアンナ・錦ノ宮と会計兼書記の時岡学園三年剛力先輩は、それのなにが卑猥なのかわからない。という有様。

そのハエの交尾のなにが「卑猥」なのかわからない生徒もいるなか、ハエを飼っていた教室(理科室のような部屋)がピカピカに磨かれ、消毒済みの紙が張られ、そしてそのハエ君達もいなくなっていた。アニメでは一瞬のそのシーンだがアンナ・錦ノ宮の過激な正義の匂いがプンプンしてくるシーンだ。

狸吉への愛情表現④愛液クッキー

狸吉への愛を確信したアンナ・錦ノ宮は溢れ出る愛液を、あろうことかクッキーに入れて焼き、それを狸吉にふるまう。嘔吐する狸吉は「健全できれいで清楚なアンナ先輩」の豹変ぶりに哀しみが止まらない。

狸吉への愛情表現⑤殺し屋アンナ・錦ノ宮

狸吉への思いが強すぎて親友さえ殺しかねないアンナ・錦ノ宮。狸吉と綾女が親密すぎることを怪しんで、背後から綾女の首にハサミを突き付ける。また、狸吉の部屋にいた謎の少女に嫉妬し、畳に転がった彼女の人型にナイフを突き刺していったせいで、畳が人型に抜け落ちた。

狸吉への愛情表現⑥愛液を集めたペットボトル

クッキーの次は愛液を集めてペットボトルに入れた愛液ドリンクだ。狸吉は思わずアンナ・錦ノ宮の鼠径部をすり抜け逃げ出した。「わたくしの鼠径部から...」と声優さんが渾身の演技を聞かせる。

狸吉への愛情表現⑦虫取り網で追いかける

自分の愛の蜜を狸吉の口に入れることを断念したアンナ・錦ノ宮は今度は、狸吉の「愛の蜜を食べさせてください!」と網を持って追いかける。思わず股間を抑えた狸吉に「やはりそこから出るのですね〜」と愛の蜜をせがむあん

狸吉への愛情表現⑧匂いで引き寄せられる

アンナ・錦ノ宮は狸吉への愛が極まって、離れていても狸吉の匂いがわかるようになっている。テロリストになっている時の狸吉はパンティーを顔につけているため素性はばれていないのだが、アンナ・錦ノ宮は匂いが狸吉と同じで不可思議だと嘆く。

狸吉への愛情表現⑨「食べたい…」

愛液だけでは物足りなくなったアンナ・錦ノ宮はついに狸吉自身を食べてしまいたいという欲望にかられる。生垣に隠れていたアンナ・錦ノ宮は狸吉を抑え込み、股間のチャックをくいちぎってしまう。しかし、狸吉を食べてしまうには至らず、その前に自分が果ててしまう。

愛情表現現のセリフ①「私が取り締まりを厳しくしているのは...」

次にアンナ・錦ノ宮のセリフで偏った思考を表すものを紹介しよう。彼女のセリフに「私が取り締まりを厳しくしているのはより強固な愛を得るためですわ。」というのがある。正しいことをすれば愛されるという幼い頃からの極端な教育故、少しずれているのだが、「卑猥」が何たるかをわからない時岡学園の生徒達のため、愛する狸吉の為に正しいことに邁進するアンナ・錦ノ宮の名セリフだ。

愛情表現のセリフ②「人間は正しいことを行って...」

狸吉のパンツを最近手に入れてないことを嘆くアンナ・錦ノ宮はある考えに至る。「正しさが足りない。だから愛されないのだ」と。正義=愛とはやはりアンナ・錦ノ宮らしい。しかし、それこそがこの法律の一番の犠牲者だと研究好きな不破氷菓(ふわひょうか)は指摘する。アンナ・錦ノ宮なら正しいと思ったことなら、殺人だって笑って行うでしょう、と。紙一重とはこのことだ。

アンナ・錦ノ宮と狸吉は結ばれる?

アンナ・錦ノ宮は性について様々な知識を得ることになる。そして自分が狸吉にしてきたことの意味を知り、間違っていたことを知らされる。狸吉からも、アンナの好意には応えられないとちゃんと告げられる。「下セカ」でアンナ・錦ノ宮と奥間狸吉は結ばれずじまいだった。

アンナ・錦ノ宮の担当声優

「下セカ」でお嬢様でありながら、サイコパスなエロに変貌したアンナ・錦ノ宮を演じる担当声優は誰でしょうか?

アンナ・錦ノ宮の声優は松来未祐

「下セカ」のアンナ・錦ノ宮を担当した声優は松来未祐(まつきみゆ)さんだ。松来未祐さんは2015年10月27日に38歳という若さで亡くなっている。慢性活動性EBウィルス感染症という聞きなれない病名。微熱が続いていたのと倦怠感がしばらくあったらしいが原因がなかなか解らず、恐らく「下セカ」の仕事中も万全ではなかったのかもしれない。そんなことは1ミリも感じさせない松来未祐さんに合掌。

松来未祐のプロフィール

アンナ・錦ノ宮を担当した松来さんは1977年9月14日、広島県呉市に生まれた。大学を進める親の手前、慶應義塾大学環境情報学部に通う傍ら、日本ナレーション演技研究所やアクセント付属養成所シャインに通い演技の勉強をしたという。1998年PSゲーム「御神楽少女探偵団」檜垣千鶴役で声優デビュー。当初本名松来美愛子(まつきみえこ)で出たものの、後に芸能人としての画数がよくないということで、芸名「松来未祐」に変更。

松来未祐の他の出演作

そんな「下セカ」アンナ・錦ノ宮の担当声優である松来未祐さんの、他の出演作品も紹介しよう。2002年「七人のナナ」で初アニメレギュラーを獲得、2003年から2004年「D.C~ダ・カーポ」「ダイバージェンス・イヴ」2004年1月「超変身コス∞プレイヤー」で初主演、その後は主演が多数。

「MEZZO-メゾー」五十嵐あさみ、「ヒットをねらえ!」八神菜摘、等2006年「ふたりはプリキュアSplashStar」のチョッピ2007年「ひだまりスケッチシリーズ」の吉野家先生、そして2015年「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」のアンナ・錦ノ宮と「旦那が何を言っているかわからない件2スレ目」だ。遺作は2016年「ペルソナ5」御船千早になってしまった。

アンナ・錦ノ宮に関する感想や評価は?

「下セカ」については、もちろん賛否両論なのだが「馬鹿馬鹿しいからおもしろい」「酷い作品だ。(賛辞)」「毎回わらってしまう」など、下ネタに関して突き抜けていることを評価しているツイートが多いし、声優に関しても笑ってしまいそうなセリフをまじめに演じることができることへの賛辞が多い。アンナ・錦ノ宮の声優である、松来未祐さんに対しても然りだ。アンナ・錦ノ宮に対しての感想は以下のように。

この手の話は好き嫌いがはっきり分かれるジャンルであろうが、下ネタやエロといったことに関してだけではない人としての本質的な善悪のようなものが問われてると言われている。

沢山のツイートがあるなか賛辞が多いのは、如何に下ネタ好きが多いかということなのか。隠微なもの、隠さなければいけないものほど興味が湧くのは人間の性なのだろうか。

アンナ・錦ノ宮の覚醒と画像まとめ

以上、「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」のアンナ・錦ノ宮の覚醒についてと、それに合わせ画像をまとめてみた。画像的には際どいものばかりだったが、下ネタを聞いているうちに慣れてしまうのと同じように、画像もまた、アニメや漫画だからこそ許される爽やかさがあるのだろう。

「下セカ」でヒロインの華城綾女が言っている「私たち下ネタテロ組織は、あくまで間違った存在でなければならない。自分たちを正しいと思い込んだまま突き進んだんじゃ、下ネタという概念の存在しない退屈な世界こそが正しい世界だと妄信して作り上げてきた人たちと、同じになってしまう」と。考えさせられるセリフもちりばめられているこの作品、単に"ワイセツ”だけではない作品なのは確かだ。

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