2019年02月22日公開
2019年02月22日更新
【ユリシーズ】モンモランシとジャンヌとの関係や声優を紹介!アニメと原作を比較
2015年ダッシュエックス文庫(集英社)から発売された「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」。2018年にアニメ放送された作品。「百年戦争」と呼ばれる戦いの中、錬金術師・モンモランシが「ユリス」の力を得たジャンヌと共に戦争を止める物語。今回ユリシーズの中心となる、モンモランシとジャンヌの関係に迫る。原作の比較や、主人公のモンモランシ役・逢坂良太さんはどんな声優か?アニメ化になった魅力などをご紹介する。
目次
モンモランシはユリシーズの主人公
アニメ「ユリシーズ」と言えば、ユリスのジャンヌや騎士のリッシモンたちの「戦闘」。政治ではシャルロットと女性の活躍が多い。そんな中でも、陰の立役者とも言える主人公のモンモランシ。今回は「ユリシーズ」での、モンモランシや演じる声優・逢坂良太さんを紹介する。
ユリシーズの作品情報
「ユリシーズ」の原作は、2015年8月「ダッシュエックス文庫」から刊行。アニメは2018年10月から放送。フランスとイングランドとの戦争(百年戦争)が舞台となり、主人公のモンモラシと「ユリス」となったジャンヌと共に、戦争を止めるために戦う物語。
ユリシーズのあらすじ
ユリシーズ1話。主人公のモンモランシは、幼馴染のリッシモン・シャルロット・フィリップたちと「騎士学校」で一緒に勉強をしていた。幼い4人は「俺たちは、ずっと親友だ。」と約束を交わす。
しかし、イングラド軍の侵攻でリッシモンが戦場へ。主人公のモンモランシも駆けつけにいくも、彼女の姿はなかった。友人を救うため「錬金術」の研究に没頭。そんなモンモランシの前に、妖精の「アスタロト」が現れる。アスタロトから、ユリスになる為に必要な「エリクシル」を作るように言われる。
ユリシーズ2話。「エリクシル」を作るために、ドンレミ村を訪れていた主人公のモンモランシ。そこには、戦いが終わるように祈っていたジャンヌと出会う。エリクシルの生成に失敗した影響で、エリクシルがモンモランシにかかってしまう。
ドンレミ村の地でラ・イル率いる「傭兵団」と、イングランド側についたブルゴーニュ公国兵の争いが起きる。戦禍の中で、ジャンヌも倒れてしまう。モンモランシは、持っていた賢者の石を半分にしてジャンヌを救おうとする。奇跡的に助かったジャンヌは「ユリス」となり、ブルゴーニュ公国軍を蹴散らした。
ユリシーズ3話。シャルロットに会うため、フランスの亡命宮廷を訪れたモンモランシとジャンヌ。そこは、主人公・モンモランシの親戚にあたる「ラ・トレムンユ」の陰謀が渦巻いていた。ジャンヌは刺客と戦闘、モンモランシは牢屋に閉じ込められた。偶然にもそこで、モンモランシは主人公の幼馴染・リッシモンと再会した。
ユリシーズ4話。ラ・トレムンユの策略を阻止したモンモランシとジャンヌ。和平交渉のため、宮廷に来ていた主人公の幼馴染・フィリップとも合流する。主人公のモンモランシは「幼き日の約束」を果たす時と告げる!しかしフィリップは、亡き父の後を継いでブルゴーニュ公国へ戻ってしまう。
ユリシーズ5話。オルレアンに向けて、兵を集めることを考えていた主人公のモンモランシ。宰相ラ・トレムンユの策謀でジャンヌの「処女検査の出頭命令」を持って、モンモランシの前に現れる。ブルターニュで兵を集める事に失敗したリッシモン。シャルロットと言い争いになってしまい、国へ戻ってしまう。
戦争で妹を亡くしているジャンヌ。ユリスになっても、誰一人も兵士を殺していない。たとえモンモランシに対して、暴力を振るう暴徒であっても。殺気立っている暴徒に対して「なぁ。コイツが悪魔に見えるか?」。力尽きて倒れているジャンヌを見て、主人公のモンモランシは暴徒を諭すように沈めた。
ユリシーズ6話。「乙女義勇軍」として、オルレアンについた主人公のモンモランシとジャンヌ。ユリス化したジャンヌで兵士を圧倒したが、イングランド軍から弓の名手「グラスデール」と黒のユリス「ノワール」が現われる。ユリス同士の激戦の最中、グラスデールの放った「ユリス狩りの矢」にジャンヌは倒れてしまう。
ユリシーズ7話。ジャンヌを救うためアスタロトは「魔剣・エスカリボール」、モンモランシは「援軍」を集めるため故郷ブルターニュへ。主人公の祖父・赤髭のジャンに援軍を求めるも、条件として主人公の従姉妹・カトリーヌとの「近親婚」を要求。モンモランシはカトリーヌと打ち合わせ、ジャンからの援軍と共にブルターニュを去る。
ユリシーズ8話。アスタロトの案内で、魔剣・エスカリボールを探すアランソンとバタール。その最中、イングランド軍も狙っていると判明。アランソンが囮となっている間に、アスタロトバタールは剣を持ち帰る。一方のモンモランシは、援軍を率いてオルレアンに向かっていた。その道中に、ラ・トレムンヌが立ちはだかる。
ユリシーズ9話。エスカリボールで、ジャンヌを助けることに成功した主人公のモンモランシたち。先の戦いでトゥーレル要塞を奪還できたが、再び黒のユリス「ノワール」が立ちふさがる。ノワールが「カトリーヌとの関係」を話し、ジャンヌは動揺した。ジャンヌを助けるため、残り半分の賢者の石でモンモランシもユリスになる!
ユリシーズ10話。ノワールを退けたジャンヌたち。喜びもつかの間、空に穴が開き異形の神々が現われた。モンモランシも「エンリル」と名乗る王に、体を乗っ取られる。ラ・イルも「ジョワユーズ」の力でユリス化。薄れ行く意識の中、モンモランシは「殺してくれ」とラ・イルに頼む。しかし、ジャンヌは諦めずモンモランシを止めるために戦う。
ユリシーズ11話。エンリルに取り込まれたモンモランシは、未来のジャンヌが「火刑」にされるのを目の当たりにする。一方ジャンヌはユリス化の限界、ラ・イルも倒れる。打つ手が無い中、ノワールが捨て身でエンリルと道ずれを決行。しかし、ジャンヌがグラスデールの矢を止め「モンモランシは、まだここにいる。私にはわかる。」と告げる。
ユリシーズ12話。エンリルからモンモランシを救出したジャンヌ。「俺たちは、俺たちの手で未来を掴む!」激闘の末、モンモランシとジャンヌはエンリルを倒した。その後、シャルロットを戴冠させるため「ノートルダム大聖堂」を目指す。
モンモランシは才能が無い主人公
幼少期の騎士学校では「錬金術の書物」を手当たりしだい読んでいたモンモランシ。軍術・武術・馬術と、騎士に必要な技術は全くできなかった。錬金術の知識でさえ「暗号」によって、解読もできていなかったモンランシ。エリクシル生成も、かなりの時間を費やしても成果は出なかった…。
モンモランシとジャンヌの関係
才能が全く無い主人公のモンモランシ。ジャンヌとどんな経緯で出会い、活躍して行くのか?それは、モンモランシが苦労した研究「錬金術」に関係している。
モンモランシはエリクシルを生成できる体に
モンモランシの時代では、錬金術は異端の技術。異端審問会に追われていたモンモランシは、落ち着いて研究する場所を求めていた。それが「ドンレミ村」にある遺跡。その力を借りてエリクシルを生成しようと試みるも、誤った調合で失敗。飛び散ったエリクシルがモンモランシの体にかかり、エリクシルを無限に生成する体へと変異した。
モンモランシはジャンヌをユリスに
イングランド軍に妹を喪ったジャンヌ。自分に力があれば…と、後悔する。そんなジャンヌに「賢者の石の力(ユリス)」と、死ぬまで一緒にいると誓うモンモランシ。口移しでエリクシルを飲み、ジャンヌの傷口から「半分に割った賢者の石」を入れる。そしてジャンヌは、狂戦士と化したユリスになる。
モンモランシの声優
ユリシーズ1話の子供時代や回想話、そして現代のモンモランシ。さまざまな年齢があるキャラで、それを全て演じるのが声優の逢坂良太さん。
モンモランシの声優は逢坂良太
声優の逢坂良太さんは、モンモランシを演じるため原作を読んで役づくりをしていた。そしたら「いつのまにか、普通に楽しんでいた」と話す。「百年戦争」などの歴史については「先読みした感情が入りそうだった。台本を読みながら、モンモランシの生の感情で演じた」と、インタビューで語った。
声優の逢坂良太さんは、アニメ監督の板垣伸さんから「格好よくなりすぎないでください」と指示を受けていた。モンモランシは「頭脳を駆使して、人を導く」という立ち位置で、声優の逢坂良太さんは「いざというときに頼りなる、くらいで演じた」と語る。
2018年12月2日に、アニメ「ユリシーズ」放送はBlu-ray版の1話が放送。その際のオーディオコメンタリーで、声優の逢坂良太さんは「10歳と17歳のモンモランシ」について語った。10歳のモンモランシは「余裕をもって演じれた」と語っている。
ユリシーズ7話では、回想シーンで幼少期(7歳設定)のモンモランシが登場。この場合、アニメでは「他の声優が演じる」ことが多い。ユリシーズのアニメ監督の板垣伸さんから「できるでしょ?」の一言だけだった。声優の逢坂良太さんが演じた結果「ちょっと若すぎる」と、監督が話したと語る。
逢坂良太のプロフィール
1986年8月2日生まれ。徳島県出身で、3人姉弟の真ん中。EARLY WING事務所所属。小さい頃は、冒険ごっこや剣を振り回したりとやんちゃな子供だった。小学生の時は野球チーム、中学・高校はソフトボール部に所属高校ではピッチャーのポディションをやっていた。
中学の頃、アニメが好きでよく見ていた逢坂良太さん。声優になりたいと思ったのが、高校入学式の日に「声優になりたい」という気持ちが降ってきた。声優になりたい友人と一緒に「日本工学院八王子専門学校」で、2年間演技の基礎を学ぶ。卒業後は声優の養成所に通っていたが、テストに落選。その後「EARLY WING」に合格する。
逢坂良太の他の出演作
2012年4月「ノイタミナ」で放送された「つり球」。逢坂良太さんは、初めて主人公「真田ユキ」役の声優に選ばれる。監督の中村健治さんは「聞いていて嫌味がない。水のような無色透明なお芝居」と評価。アニメ初のアフレコの時、共演した声優・杉田智和さんが「俺が引っ張るから、集中していいよ」と励まされたエピソードがある。
2013年では、アニメ「てーきゅう」主人公の押本ユリの弟・陽太役で声優を演じる。ユリシーズの板垣伸監督とは、この作品からの仲。7歳のモンモランシをやると聞いた際、監督に「バカなんですか?」と思わず言ってしまったと話す。それだけ、逢坂良太さんを信頼しているといえる。
ゲームが好きな逢坂良太さん。「テイルズオブエターニア」で、石田彰さん演じる主人公・リッドのようになりたいと「声優」を志すきっかけとなった。主人公ではないが、テイルズシリーズの「ゼスティリア」で「ミクリオ」というキャラで声優を演じている。
主人公として「起動戦士ガンダムSEED」のアスラン・ザラも好きな逢坂良太さん。ガンダムシリーズでの出演作は「Gのレコンギスタ」のクリム・ニック、「鉄血のオルフェンズ」のハッシュ・ミディ、「ガンダムビルドダイバーズ」のシャフリヤールなどを演じる。ちなみに、一番好きなガンダムシリーズは「起動戦士Zガンダム」である。
2019年放送作品では「グリムノーツ」の「エクス」という、主人公の少年役で出演。その他は「ガーリー・エアフォース」の鳴谷彗、「ぼくたちは勉強ができない」の唯我成幸、「あんさんぶるスターズ!」の七種茨役で活躍している。
モンモランシ登場のユリシーズのアニメと原作を比較
アニメ制作側は「原作の要素をなるべく入れたい」と語っていた。しかし、アニメの放送内では原作の全てを描くのは難しい。アニメ放送内容から、原作の違いを紹介する。
アニメと原作の違い①子供時代のジャン
赤髭のジャンが登場するのは、ユリシーズ7話。原作では「モンモランシの子供時代」から登場していた。アニメでは、モンモランシの回想シーン(幼少期)と現在のみ。子供時代は1話の「騎士学校と錬金術の工房」のシーンのみで、赤髭のジャンは登場していない。
アニメと原作の違い②義妹のジャンヌ
原作では、モンモランシに「義理の妹・ジャンヌ」の存在が判明!アニメで登場するジャンヌとは、別の女の子らしい。原作で登場する妹のジャンヌは、幼くして衰弱死してしまう。幸せにできなかったモンモランシは、心に深い傷を負う。
そして7年後。ドンレミ村で義理の妹に似たジャンヌと出会い、モンモランシは心を惹かれていく…という描写。アニメでは「エリクシルを作るために、偶然ジャンヌと出会う」という形になっている。
しかもアニメは「ジャンヌに惹かれる」という描写は、モンモランシ本人は気づいていない。ユリシーズ7話で、カトリーヌから「大切に想うことが、好きというものです」と気づかされるシーンになっている。
アニメと原作の違い③神々の物語
原作では、地上と天上を統べる神々の物語(俗に「神話パート」と呼ばれる話)がある。アニメでは、アスタロトが「世界を救う」「楽園」という単語。ニコラ・フレメルの存在。そして、ユリシーズ10話で「神々にまつわる話」が触れられる。
「神話パート」をどう入れるか?…と、悩んだアニメ制作陣。そこで、EDの「百年のメラム」で表現しようと考えた。ユリシーズ2話以降から、毎話違うのはそのため。次回予告のザントライユ役・高橋英則さんが、早口で語っている内容も原作にある。
モンモランシ登場のユリシーズのアニメの見所
「百年戦争」の歴史が主軸となって、細部まで原作は表現しているユリシーズ。アニメのキャラは「実在した人物」が、モデルとなっている。そんな、アニメならではの魅力を紹介する。
アニメの見所①美少女たち
ジャンヌ・ダルクは有名どころ。ユリシーズに出てくる「リッシモン」「シャルロット」「フィリップ」そして、「ラ・イル」も実は史実「百年戦争」の登場する人物たち。
ジャンヌ・ダルクは史実でも「神の声を聴く」とある。アニメでは、ユリスやアスタロトに当たると推察。ジャンヌがいた「ドンレミ村」も、フランス王家の忠誠心ある村とされている。ジャンヌはシノンにある亡命宮廷を訪れ、オルレアンでイングランド軍に勝利する。
「ドンレミの乙女」と呼ばれても、ジャンヌは年頃の少女。アニメ内でも「胸のこと」を気にしているため、モンモランシの周りの女性陣に嫉妬する。ユリス化した際、ラ・イルの決闘の理由。ベーゼし放題と聞いたシャルロットやリッシモンに対してなど。
リッシモンは「アザンクールの戦い」で、イングランド軍の捕虜で囚われた公爵の一人。アニメでは自力で脱出し、亡命宮廷でモンモランシと再開する。戦いに参加するということで、アニメでも強い設定となっている。
シャルロットとリッシモンが喧嘩したシーンがあったが、実は史実でもリッシモンは宮廷に疎まれていた存在。ユリシーズ12話のように、モンモランシが仲直りさせるようにして一緒に戦うことになる。
シャルロットは「百年戦争」の渦中、シャルル7世。上の兄が亡くなる、亡命宮廷でラ・トレムンユが暗躍。そして、ジャンヌと出会い戴冠式を成功させる。シャルロットの出生や、リッシモンとの関係など細部が描かれている。
ジャンヌやモンモランシの前では「傲慢で高飛車な女の子」の一面を見せるが、公の場では「姫太子」としての責務を全うする場面もある。そのギャップが、シャルロットの魅力の一つといえる。
フィリップは、和平条約締結の使者として来た善良公・フィリップ3世がモデル。アニメのように、シャルロットたちと対立関係となる。史実では出番が少ないため、対立構造として「ユリス・ノワール」として登場という演出。
ユリシーズ12話。グラスデールの計らいと、フィリップ自身で「亡き父の亡霊と自分の弱さ」に決別した。アニメではフィリップのその後は、語られる事はなかった。史実としては、フランスと対立する事はないとある。父の亡霊がジャンヌを殺せと命じられたのを、拒否したのが最後の接点。
ラ・イル(本名・エチエンヌ)は、史実でもジャンヌの戦友。アニメでは、ザントライユたち「傭兵団の団長」。無報酬では動かず、仲間思いの女性。ジャンヌを助けるため、ジョワユーズを自ら刺してユリスになる
アニメのラ・イルは、戦闘でこそ憤怒の異名の活躍を見せている。ジャンヌやアスタロトなど、かわいいものに目が無い。時々、画像のような「乙女の表情」を見る機会もある。
アニメの見所②ジャンヌの戦闘力
史実でも、オルレアンで「イングランド軍を駆逐した」とある。ジャンヌは作戦立案もしたとあるが、そこは影の立役者であるモンモランシが活躍。アニメでも出ていたが、ジル・ド・レがモデル。戦闘でも、ラ・イルやザントライルの記述がある。
諸説では「旗手として兵士を鼓舞した」ともある。ジャンヌが異端審官「剣を持つよりも旗を持つことを選んだ」と証言している。アニメで「誰も殺さない」という描写をしている。ユリスのような「強靭的な強さ」なのか、画像のような「旗手説」なのか?論争は尽きないが、フランス軍の快進撃を後押ししたことは事実。
アニメの見所③ベーゼ
ユリスになるのは「エリクシル」と「賢者の石」。モンモランシは「エリクシル無限錬成」の影響で、賢者の石を使うと暴走してしますジンクスがあった。
アスタロト曰く「下手に半分にした影響で、ユリスになる度にエリクシルを補充しないといけない。」状態になったと解説。ユリス化するごとに、モンモランシと口ずけ(ベーゼ)しないといけない体になったジャンヌ。アニメでのジャンヌのベーゼが、いろんな意味で反響を呼んでいる。
モンモランシに関する感想や評価は?
#ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 1話#アニメ
— ばーねっと@アニメ心理学 (@barnett_anime) October 12, 2018
学業・武術共に最下位のモンモラッシはなぜか美女からモテモテのようだ。
一見私達の日常ではありえないような現象に見えるが実はこれも心理学的に説明がつく。 pic.twitter.com/L8TbI1dz7b
ユリシーズ1話。シャルロットが「何であんなのがモテるんだか」と、ぼやきながらのセリフがある。実は、心理学的に理由があると考察した感想を発見。リッシモンも「誰にでも優しい」とも言っているのも裏付ける。
#ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 3話#アニメ
— ばーねっと@アニメ心理学 (@barnett_anime) October 29, 2018
モンモランシはジャンヌが聖女だという噂を広めることで、教会が手を出しにくくするという作戦を立てた。
この作戦は心理学的には理にかなった作戦と言える。 pic.twitter.com/zXPENCdBMu
アスタロトは「詐欺師に向いている」と言っているが、民衆の扇動も作戦の一つ。心理学でも「フェイクニュース」の単語を使った解説で、モンモランシの行動を評価する内容。
声優・逢坂良太さんの声がいいとの評価がある。海外では1話の感想が「モンモランシを応援する」「モンモランシ弱い」など、賛否両論に分かれる声が聞かれる。
モンモランシとジャンヌの関係まとめ
「ジャンヌ・ダルク」「百年戦争」「ジル・ド・レ(モンモランシ)」など、歴史を簡単ではあるがアニメならではの表現がされているユリシーズ。アニメでは「最期まで、ジャンヌを想っているモンモランシ」という形と、ジャンヌと共に「百年戦争」を駆け抜けた描写が印象的。詳しく知るには、原作を読んで楽しむ方がいいとの声も上がっている!