ジンメンのあらすじをネタバレ!トラウマ必至のグロホラー漫画の謎や疑問点を考察

ジンメンとは週刊少年サンデーが行っている無料漫画閲覧サイトサンデーうぇぶりで連載中の大人気漫画作品です。漫画ジンメンの物語はある日動物の顔が人間の顔へと変貌し、人間に反旗を翻すというあらすじとなっており、グロテスクな描写が多いのでアニマル・パニック・ホラー作品と呼ばれています。本記事ではそんな漫画ジンメンについて発売されている単行本全巻のあらすじネタバレや主人公マサトのネタバレ考察などを視聴者の感想を交えながらまとめてご紹介していきます。

ジンメンのあらすじをネタバレ!トラウマ必至のグロホラー漫画の謎や疑問点を考察のイメージ

目次

  1. ジンメンとは?
  2. ジンメンの漫画あらすじをネタバレ
  3. ジンメンの謎や疑問点を考察
  4. ジンメンの登場人物・ジンメンを紹介
  5. ジンメンの魅力や見どころに迫る
  6. ジンメンのマサトの正体は?最新刊ネタバレ
  7. ジンメンを読んだ人の感想や評価は?
  8. ジンメンのネタバレホラー漫画まとめ!

ジンメンとは?

ジンメンの作品情報

ジンメンは日本の漫画家であるカトウタカヒロが手掛ける漫画であり、週刊少年サンデーが配信している無料の漫画サイトである「サンデーうぇぶり」で連載している作品となっています。この漫画ジンメンが連載されている週刊少年サンデーが贈る無料漫画サイト「サンデーうぇぶり」は毎日漫画が更新される完全無料のサービスであり、ジンメンの他にも数多くの作品が連載しているので気になる方は一度チェックしてみてください。

そして無料漫画サイト「サンデーうぇぶり」で連載中である漫画ジンメンは「サンデーうぇぶり」内においてオリジナル漫画部門で人気一位を獲得している大人気作品となっています。この大人気をとなった理由はグロテスクな描写とホラー要素、そしてスリル溢れる物語となっており、多くの読者からはホラー要素が強くてとても怖い作品とった感想などが数多く寄せられることになりました。

ではそんな大人気ホラー漫画ジンメンを手が描けたカトウタカヒロとはどういった漫画家なのでしょうか。カトウタカヒロは実は第77回小学館の新人コミック大賞で新人賞を受賞した漫画家であり、注目が集まっている人物となっています。また漫画ジンメンが大ヒットしたことにより、一躍実力派若手漫画家として知名度を上げている漫画家です。

ちなみに今現在連載中の漫画ジンメンの単行本は9巻まで発売されており、2019年の2月12日に最新刊である10巻が発売されることが決定しています。本記事では発売予定の10巻に至るまでの1巻から9巻までの物語のあらすじを一挙まとめてネタバレ紹介していくので、ジンメンの読者の方は是非10巻ご購入前にご参考にしてみてください。

ジンメンの簡単なあらすじ

次に漫画ジンメンの簡単なあらすじについてネタバレ紹介していきます。物語は主人公の神宮マサトが7年ぶりに故郷に帰ってきたところから始まります。漫画ジンメンの主人公である神宮マサトは幼いころから動物が大好きであり、不士サファリパークという動物園に頻繁に遊びに行っていました。そんなマサトには動物と意思の疎通ができ、会話することが出来るという特殊な能力を持っていました。

久しぶりに故郷に戻ったマサトは幼馴染であるヒトミという女の子と共に昔頻繁に訪れていた不士サファリパークでデートを行うことになります。久しぶりの動物園で心弾ませていたマサトですが、突然人間の顔をした動物に襲われてしまう事件が発生してしまいます。動物たちはかつての野生の本能が目覚めたかのように人間を襲いはじめ、マサトとヒトミは飼育員の中田と共に動物園から脱出を図ります。

そして無事動物園から脱出することに成功したマサト達ですが、目の前には悲惨な光景が広がっていました。なんと人間の顔をした動物たちは動物園から抜け出しており、人間達を虐殺し、町は壊滅状態となっていたのです。さらに人間の顔をした動物達には人間のような知恵を持っており、まるで人間を飼育するといった行動を行っている動物も発見されます。

マサト達は動物たちから逃げると共に人間の顔をした動物を指揮しているとみられる動物を発見します。その動物こそマサトが幼いころ仲良くしていた像のハナヨであり、像のハナヨは動物園の園長の顔が張り付いた状態で人間に牙を剥けていました。その後マサト達は人間の顔をした動物通称「ジンメン」から逃亡する中で、ジンメンの本当の企みを知ることになっていきます。

その企みこそ動物公国という動物が支配する国を創るといったものでした。そしてマサトは多くの仲間と協力しながらジンメン達と戦い、ジンメンの多忙阻止のためにマサト達人類は動いていくことになっていくのでした。

ジンメンについて解説

漫画ジンメンの簡単な物語のあらすじをネタバレ紹介させて頂きました。漫画ジンメンは人間の顔をした動物たちが人類へ突如攻撃を仕掛けるパニックホラー作品となっており、多くの読者を震わせた作品となっています。では次に漫画ジンメンの重要な鍵である人間の顔をした動物たち「ジンメン」について特徴や行動などをまとめてネタバレ紹介していきます。

人間の顔が付いて狂暴化した動物のことを作中ではジンメンとあだ名しています。ジンメンは動物の時とは違い、人の顔を持つことで人間の言葉を理解することが可能であり、さらに人間の言葉を話せるようになっています。さらにジンメンは本を読むなど動物では考えられない行動をし、人間と同じような知性を持っていることが明らかになっています。

そんなジンメンは動物園で狂暴化し、人間達を無造作に虐殺する行為を行うのですが実はこれにはある理由がありました。ジンメンは人間のことを恐ろしい動物であると考えており、今まで人間に虐げられていたという理由で人間を襲っていました。さらに動物の圧倒的腕力や素早さを持っているジンメンは人間の知能を有するため、人間を食肉用や農作業のために家畜とする行動を取ります。

しかしなぜ突如として動物達は人間の顔をしたジンメンへと変貌してしまったのでしょうか。基本ジンメンとなった動物は動物園の職員の顔をしており、さらにジンメンに噛まれた動物もジンメンになってしまう描写がされています。このことからジンメンになった原因は謎のウィルスが感染したのではないかと考察されています。

ジンメンの漫画あらすじをネタバレ

漫画ジンメンについて基本的な作品情報や簡単なあらすじのネタバレ、人間の顔をした動物であるジンメンについての特徴などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。次は本記事の本題の一つである漫画ジンメンについて発売されている単行本各巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。

ジンメン1〜4巻のあらすじネタバレ

パニックホラー漫画ジンメンの単行本1巻から4巻までのあらすじをネタバレ紹介致します。幼いころから動物好きで動物園に足繫く通っていた主人公神宮マサトは親の都合によりしばらく故郷を離れて生活を送っていました。そして7年の歳月が経ち、マサトは再び故郷である不士山のふもとにある町へ帰ることが決定します。久しぶりに故郷へ帰ったマサトはまず最初に思い出の地である不士サファリパークへ足を運ぶことにします。

すると動物たちは落ち着かな様子を示し、飼育員の人達も暗い表情を浮かべるなどかつての面影が無くなっており、マサトは不穏な空気を感じとります。その翌日マサトは幼馴染であるヒトミをデートに誘い、不士サファリパークを再び訪れます。すると動物園は静寂に包まれており、動物や動物園の職員などの忽然と姿を消していました。すると突然動物園の内部から大きな叫び声がこだまします。

マサト達は急いで叫び声が聞こえた方角へ駆けつけるとそこには新しい動物園の園長が無残な姿で倒れていました。そしてその横には人間の顔をしたジンメンへと変貌を遂げた像のハナヨの姿がありました。檻の中にいるハナヨは正気を失っており、マサトの名前を呼びながら後を追ってきます。マサトは驚きのあまり最初は戸惑うものの、動物園から脱出するために気を失った飼育員の中田達と共にリヤカーで逃げ出します。

逃げている途中にマサトは人間と思われるものと出くわすのですが、残念ながらそれはジンメンであり、動物園全体のジンメン達がマサトを襲撃します。そしてマサト達は動物園の出入り口まで逃げることに成功するのですが無念にも動物園の出入り口を閉ざされてしまいます。ジンメンが迫りくる中マサトは出入り口にある像のモニュメントに目を付け、像の鼻にあたる部分を滑走路にしてリヤカーごと飛び移ります。

しかしリヤカーの耐久性は乏しく、壊れそうになってしまい、マサト達を捕食しようとジンメンが集まってきます。するとマサト達はリヤカーが壊れる直前に偶然にもリヤカーから宙に投げ飛ばされることになり、なんとか動物園から脱出することに成功します。そんなマサト達を見ていたジンメン達は動物園の出入口のシャッターから「ハジマルヨ」と小さくつぶやくのでした。

なんとか動物園から脱出することに成功したマサト達ですが、外の景観を目にすると絶望の感想を漏らします。なんと絶望の感想を漏らすマサト達の目の前は動物園から逃げ出したジンメンが町の人々を襲い、まさにパニックホラー映画のような光景が広がっていました。マサト達はそこでジンメン達の襲撃に遭いながらもとある学校に逃げ込むことに成功します。

しかしその学校ではジンメン達食用として人間の肉を吊るしている惨状が広がっており、マサト達は恐怖します。マサト達は恐怖の感想を漏らしながら怪我の治療のために保健室を訪れるとそこには教科書を読んでいるジンメン達がおり、ジンメン達が人間のように本から学ぶ知識を持っていることが明らかになります。ジンメンが教科書を呼んでいる姿を発見したマサト達に突如像のハナヨが襲撃してきます。

すると突然校内放送でノルマは達成されたという謎の言葉が流れてきてジンメン達は突然どこかへ姿を消してしまいます。ジンメンの謎の行動に呆然としているマサト達は今まで繋がることのなかった電波が突然繋がり中田はニュースをチェックします。するとその中で人面豚のナゾ動画が話題となっているというのを見つけ、それを見ると新しい動物園の園長の顔をした豚が話をしている映像が流れます。

それと同時にマサトの幼馴染であるヒトミは母親から外が大変なことになっていると聞き、マサトと中田を連れて学校の屋上へ足を運びます。するとそこには不士山の周りが陥没し、不士山一帯は孤立無援の状態となっていました。すると新園長の顔をした豚のジンメンは突然不士山一帯を日本国から独立させ、動物公国を樹立するといった衝撃的な発言を行うのでした。

豚のジンメンの衝撃的な発言を受けたマサト達は先に安全に一夜を過ごせる場所を探すことにします。するとその途中で矢口という男性と内海という女性と出会うことになります。矢口はマサト達に安全に過ごせる場所はラブホテルだと話し、マサト達は半信半疑の状態で矢口についていくことにします。一方内海は共に行動していたカメラマンが撮影した写真を見て疑問に感じる箇所を見つけます。

内海は記者として不士山一帯にヘリで近づこうとしていたのですが謎の電磁波の影響で墜落しており、内海は謎の電磁波についてニュースでなにも流れないことに目を付けます。さらに町全体が悲惨な状態となって不士山一帯に住んでいた住民の姿が消えているのに政府が死傷者0人と公表したことにも疑問を感じます。しかしその疑問を解決するには情報が少なすぎる状態であり、とりあえず内海は諦めて眠ることにします。

その頃恐怖に震えていたヒトミは眠ることが出来ずにおり、そこに突然見回りをしていた矢口が侵入してきます。実は矢口はヒトミの体を目当てにしており、マサトや中田には演技を用いて部屋の外に出ていってもらっていました。涙目で恐怖するヒトミはなんとかマサトのお陰で救出されるのですがマサトはジンメンが人間のせいで反乱を起こしたことに疑問を感じ、本当は人間が全て悪いのではないかと考えることになっていきます。

ジンメン5巻のあらすじネタバレ

パニックホラー漫画ジンメン5巻のあらすじネタバレをご紹介します。ジンメン5巻までで不士サファリパークで人類の進化で一番役に立ったとされる顔を動物に与えてジンメンにするという計画が秘密裏に行われていたことが明らかになりました。そして新園長はジンメンの暴走に備えて人間にジンメンの力を与えるジュウメンというものを作り出し、ジュウメンとなる人間にある注射を打っていました。

しかし人間の知能を身に着けたジンメンにはジュウメンとなった人間でも立ち向かうことは出来ず、悲惨な結果となってしまいます。さらにジンメン計画を成功させるために人類は人造人間であるデザイナーズベイビーという存在を量産していたことも判明することになりました。その中でマサトは人間の手によって信頼していたハナヨを殺害されてしまい、悲しみの感想で胸がいっぱいになってしまいます。

しかしマサトはハナヨから受け取ったサファリパークの解決方法が書かれた手紙を見て、再度この悲惨な状況を打開するために行動を始めます。するとそこでデザイナーズベイビーの一人であると自称する永倉という飼育員と出会います。永倉はジンメンと戦うことのできる戦車などの武器を持っており、マサトは永倉と共にサファリパークへ足を運ぶことにします。

しかしサファリパークへ向かう途中でジュウメンの失敗作とされる人間達に襲撃されてしまう事態が発生します。その様子を新園長の顔をした豚のジンメンがモニターで観察し、怪しげに笑みを浮かべていたのでした。その後なんとか人間達の攻撃から脱出したマサト達はサファリパークの本部へと潜入することになります。するとそこにはマサトに関して書かれた研究報告書といったものが保管されていました。

その研究報告書を見るとマサトの驚愕の出生の秘密が記録されてありました。そして本部に潜入したマサト達を待ち構えるが如くジンメンをはるかに超える力を持った謎の生物「ツチグモ」が姿を現します。そしてマサト達はツチグモと戦うことになり、ジンメン計画の全貌を明らかにしていくことになっていくのでした。

ジンメン6巻のあらすじネタバレ

パニックホラー漫画ジンメン第6巻のあらすじネタバレをご紹介します。謎の最強生物ツチグモが襲来し、マサトの仲間である安堂はジュウメンになるための注射を行いカバに変身します。カバになった安堂はカバが持つ顎の力を使用してツチグモに攻撃を仕掛けます。しかし安堂の倍以上の体を持つツチグモはひるむことなく無残にも安堂の頭を食いちぎってしまいます。

しかし安堂は自らを犠牲にすることで仲間を逃がすことを覚悟しており、歯の間に手榴弾を忍ばせていました。そして安堂は仲間を守ると心で叫びながら手榴弾を起爆し、ツチグモを撃退します。しかしツチグモは圧倒的生命力で生き残ります。そして永倉達はツチグモへ対抗する手段が無いためにシャッターを閉めてツチグモから逃げ出します。そして永倉達はいったん下水道へと向かうのでした。

そこで内海は研究所で入手した「ミズカガミ」というジンメンを元に戻せる装置について話し始めます。そして永倉達はミズカガミという装置を見つけるために地上へと戻ることを決断します。するとそこは像の広場であり、マサトはハナヨから受け取った手紙からミズカガミは噴水広場にあると考え、一行は噴水広場を目指して歩みを始めます。

しかしそんな一行にキリンのジンメンが襲撃し、キリンと戦うことになってしまいます。長倉はキリンの足を斬り落とすことに成功するのですが殺気だったキリンの援軍が5匹登場します。マサト達はキリンから逃亡するのですが李が逃げ遅れてしまい、キリンに滅多打ちにされてしまいます。李はそこでジュウメンの注射を打ち、トラの姿へと変身してキリンを撃退します。

そして人間の姿に戻った李を永倉は抱きかかえミズカガミがあると思われる噴水広場へと向かいます。その頃日本の首相官邸に新園長の豚ジンメンから通信が入ります。すると豚のジンメンは首相に対し日本の国はジンメンの支配下となって植民地となると宣言するのでした。

ジンメン7巻のあらすじネタバレ

パニックホラー漫画ジンメン7巻のあらすじネタバレをご紹介します。噴水広場に到着したマサト達はミズカガミという装置を発見します。しかしミズカガミを作動させるための鍵を5本拾ったもののミズカガミを作動することが出来ません。するとマサト達をジンメンが取り囲むことになってしまい、マサト達は死を覚悟します。するとマサトはたまたま装置のある部分に鍵を入れるとミズカガミが作動し、あたりに水をまき散らします。

その水を受けたジンメン達は溶け始めてしまい、マサト達は騒ぎが収まるまで一夜を過ごすことにします。翌日周囲のジンメンは倒れており、ジュウメンとなった人間も動物の姿から戻れなくなってしまいます。マサトは倒れたジンメンを凝視するとジンメンは元の動物の姿に戻っており、ミズカガミがジンメンを元に戻せる装置で間違いないと確信します。

その後マサト達は不士山一帯に効果があるとされるオオカガミという装置を手に入れるために行動を開始します。しかしオオカガミを求めて不士山に向かうマサト達の前にヤギのジンメンなどの強敵が立ちふさがることになり、新たなる戦いの幕が上がることになっていくのでした。

ジンメン8巻のあらすじネタバレ

パニックホラー漫画ジンメン8巻のあらすじネタバレをご紹介します。オオカガミを求めて不士山に向かったマサト達の前に美しい毛に包まれた巨大なヘラジカが現れます。このヘラジカは豚の園長が支配することが出来ない四季族の一人とされており、人間のことを尊敬しているジンメンでした。この四季族は他にも3人おり、8巻の中でもう一人の四季族であるライオンのゾンマーというジンメンも登場することになります。

ヘラジカのジンメンは自らのことをヴィンターと名乗り、生物界の頂点が人間で正しいか勝負を仕掛けてきます。そしてヴィンターとの戦いでマサトはヒトミと別行動をとる与儀なくされてしまいます。その後ジンメン計画は飛鳥時代より前から行われていたことが明らかとなり、人魚伝説やスフィンクスの秘密が語られます。さらに古来よりジンメン計画の中心となっていたのがマサトの一族である神宮家だったことが判明します。

そしてマサトはヘラジカのジンメンヴィンターから世界の現実を知らされると共に豚の園長から人間を救うか動物を救うかという究極の選択を投げかけられてしまいます。そしてマサトは人類生存の命運を賭けた決断をすることとなっていくのでした。

ジンメン9巻のあらすじネタバレ

パニックホラー漫画ジンメン9巻のあらすじネタバレをご紹介します。豚の園長から人類か動物かどちらを救うか迫られたマサトは両方が共存することを望みます。しかし豚の園長はこれを受け入れずマサトの仲間を攻撃するもののマサトは意見を変えようとはしません。すると豚の園長は人間に何度も裏切られた過去を持っており、マサトとハナヨへ嫉妬をしている四季族のヘルブストを差し向けます。

そしてマサトはヘルブストととの戦いの中で豚の園長から自らに動物を操る能力を持っている真実を言い渡されます。動物と信頼関係を結んでいたと思っていたマサトはこれにショックを受けてしまい、豚園長の人類の命運を分ける選択に揺らんでしまいます。するとそんなマサトを中田が説得し、マサトは人類と動物が共存できる世界が一番理想的だと改めて気づかされることになります。

その後パニックホラー漫画ジンメン9巻は豚園長の背後にいる存在やマサトの中にいる内通者、何か隠し事をしている中田など多くの謎を残しながら幕を閉じます。そしてパニックホラー漫画ジンメンは10巻へと歩みを進めていくことになります。

ジンメンの謎や疑問点を考察

パニックホラー漫画ジンメンの現在発売されている全巻の物語のあらすじについてネタバレ紹介させて頂きました。次はパニックホラー漫画ジンメンに登場する人間の顔をした動物ジンメンについて謎や疑問点をネタバレ考察していきます。

謎のジンメン計画

まず初めにジンメン計画の謎についてネタバレ考察をご紹介します。不士サファリパークは7年前からジンメン計画という実験を行っており、悲惨な事件を引き起こすことになりました。このジンメン計画について物語の中で職員の中田は人間のコミュニケーションで最も必要である顔を突然変異した遺伝子ウィルスを用いて動物に与えることで知性の発達化を図ったものだと語られました。

そんなジンメン計画の中でなぜ不士山一帯に溝を作る必要があったのでしょうか。この溝には電磁波を張ってウィルスの拡散などを防ぐ役割を持っており、さらに政府はこの溝の出現について死傷者が出なかったと公表していました。このことを考えるとジンメン計画はもしかすると政府が大きく関わっており、国を挙げて行っていた計画なのではないかと考察することが出来ます。

ジュウメンについて

物語のあらすじネタバレでご紹介した通り、マサトは謎の溝が出現してからジュウメンと呼ばれる動物に変身することが出来る人間と出会い、共に戦っていくことになります。このジュウメンはジンメン計画でジンメンを制圧するための兵士であり、サファリパークの飼育員全員がジュウメンの被験者となっていることが作中で明らかになりました。

人間が動物に薬を用いることで変身できるといった内容に注目すると動物に人間の顔を与えるウィルスが大きく関係しているのではないかと推測できます。そうするとジンメン計画成功のためにはジュウメンの実験が必要不可欠となっており、ジンメン計画に大きく関わっているのではないでしょうか。

ジンメンの今後の展開は?

ジンメンのあらすじネタバレの前半でご紹介した通りハナヨが死亡してしまいます。その時マサトは悲しみの中で薬が無い状態で能力を覚醒させます。しかし未だマサトの正体は明らかになっておらず、もしかするとジュウメンの一人の可能性の高いものになっています。もしマサトがジュウメンであるのならば、人間も動物の一つであることから薬を使わないマサトは人間のジュウメンなのではないでしょうか。

さらにジンメン達は人間を支配しようと画策していることを考えるとジンメンは人間を超える存在になろうとしているのではないかと推測されます。もしかするとジンメンは生物界の頂点に立つ神の如き知性を手に入れるために人間を利用しようとしているのではないでしょうか。

ジンメンの登場人物・ジンメンを紹介

登場人物/神宮マサト

神宮マサトは漫画ジンメンの主人公にあたる人物です。幼いころから動物が大好きであり、なぜか動物と会話する能力を持っている少年です。小学生の時に動物と話せることを周囲に信じてもらえず孤独となり、動物だけが自分の友だちだと認識するようになってしまいます。そのためジンメンが前に立ちはだかっても動物を殺すことが出来ず、人間が不利な状況に陥ってしまうことが度々発生してしまいます。

登場人物/翠川ヒトミ

翠川ヒトミは漫画ジンメンにおいて主人公マサトの幼馴染にあたる女性です。かつて動物しか友達がいなかったマサトに唯一近づいた人物であり、マサトの数少ない友人の一人です。マサトから好意を寄せられているヒトミは動物園のデートに誘われ、そこでジンメンの襲撃に遭ってしまいます。

登場人物/中田さん

中田さんは不士サファリパークの飼育員の一人であり、マサトの幼いころからの知り合いであり、数少ない人間の友だちでもあります。ジンメンが人間を襲う事件が発生した当日に気を失っているところをマサトに助けられ、マサトと行動を共にします。しかし不審な行動を頻繁に取るなど謎が多く残る人物です。しかし動物への愛情は確かなものであり、人類と動物の共存を願ってます。

登場人物/内海千枝

内海千枝は物語のネタバレ紹介の序盤で登場した女性記者です。ジンメン発生が原因で謎の溝が出来たことで政府がなにか隠ぺいしていると企み不士一帯にヘリで潜入を試みるもヘリが墜落してしまいます。内海は九死に一生を得て生き残り、マサトと出会ったことにより共に行動することになっていきます。

登場人物/ロクさん

ロクさんは女性記者の内海千枝と共に不士一帯に潜入取材をしようと行動していたヘリの操縦士です。しかし電磁波よってヘリが墜落してしまい死亡します。

登場人物/平助

平助は内海千枝が乗っていたヘリに同乗していたカメラマンです。しかし電磁波によりヘリが墜落したことに重傷を負い、内海にジンメン計画の手がかりとなる写真が収められたカメラを渡して絶命します。

登場人物/ゴリ園長

ゴリ園長はマサトが故郷に引っ越してきてすぐに赴任してきた不士サファリパークの園長であり、豚にそっくりな外見をした人物です。ゴリ園長は赴任してすぐになかよし健康診断という一か月に一回謎の検査を実施した張本人です。そんなゴリ園長はあらすじネタバレの序盤でご紹介した通り像のハナヨに殺害され無残な姿となってしまいます。

登場人物/クソ警察官

クソ警察官は壊滅状態となった町で一人警察署内に残っていた警察官です。臆病な性格をしており、怪我をしたマサトを手当することなく囮として使う卑怯な行動をとります。しかし逃亡した矢先にカンガルーのジンメンに惨殺されてしまいます。

登場人物/山村

山村はクソ警察官に囮にされたマサト達を救出した猟銃を手に持つ男性です。山村は最初俊樹という名前の孫と共に行動している様子が描かれていたのですが実はすでに孫はチンパンジーのジンメンに殺害されており、山村は正気を失っていました。そんな山村は学校でチンパンジーのジンメンを目撃した際に錯乱状態となってしまい、孫の遺体を抱きかかえた状態で死亡してしまいます。

登場人物/矢口

矢口はねずみのジンメンに襲撃された際にマサトを囮にして逃げた男であり、人間牧場から脱出した後マサト達と再会する人物です。安全な場所に避難したいマサト達にラブホテルを提供するのですが実はヒトミの体を目当てにしたものであり、ヒトミに襲い掛かっていたところをマサトに殴られてしまいます。その後ラブホテル内でカップルが行為に及んでいることを知り忍び込むもそれはパンダのジンメンであり、惨殺されてしまいます。

登場人物/勝俣

勝俣は人間の生き残りの中でリーダーを務める男性であり、子供を身ごもった妻を連れています。自衛隊の基地でジンメンに拉致されてしまい、ジンメンの提供する洗脳麻薬入りの食料を食べてジンメンの兵士となってしまいます。しかし妻を殺害する直前に目が覚め、逆にジンメンを殺害します。その後は妻を守るためにジンメンと奮戦し、死亡してしまいます。

ジンメン/ぶたえんちょー

ぶたえんちょーはゴリ園長にそっくりな風貌をしているジンメンであり、人類に向けて不士一帯でジンメンの動物公国を設立することを宣言した張本人です。ジンメン達のリーダーであるぶたえんちょーは街頭放送などを使用してジンメンに指示を与え、マサト達に攻撃を仕掛けていきます。

ジンメン/ハナヨ(ゾウ)

像のハナヨはマサトが幼いころから可愛がっていた動物であり、優しい性格をした動物でした。しかし久しぶりに動物園に訪れたマサトの前に中田の顔を持ったジンメンの姿へと変貌して現れます。ジンメンとなったハナヨはかつての心優しい姿はなく、マサトを執拗に殺害しようとします。しかし最後はかつての優しい気持ちを取り戻し、マサトを守り続けることになります。しかし人間の手によって無残にも死亡してしまいます。

ジンメン/ジュン(シカ)

シカのジュンは元々6月に誕生したことからジューンという名前でしたがマサトがジュンという名前へと改名させます。動物の時は大人しい性格をしていたジュンでしたが、ジンメンとなったジュンは容赦なくマサトに攻撃します。しかしマサトの言葉が通じ、攻撃を止めようとするのですが警察官の手によって射殺されてしまいます。

ジンメン/レイレイとバンバン(パンダ)

レイレイとバンバンはパンダのジンメンであり、ラブホテルで生殖活動をしていたジンメンです。メスのほうはギャルメイクをしており、人間と同じような見た目が特徴です。矢口が二匹のパンダの生殖活動を人間がしていると勘違いし、矢口を見たレイレイとバンバンは矢口を虐殺します。

ジンメン/ベンケイ(ゴリラ)

ベンケイはゴリラのジンメンであり、自衛隊の駐屯基地で自衛隊に攻撃を仕掛けます。マサト達が自衛隊駐屯基地を訪れた際、マサト達を拉致し、監禁する行動に出ます。

ジンメンの魅力や見どころに迫る

パニックホラー漫画ジンメンに登場する主要人物をネタバレ紹介させて頂きました。次はサンデーうぇぶりで人気ランキング1位になった理由である魅力や見どころについてネタバレ紹介していきます。

可愛いヒロイン

まず魅力の一つのなるのが漫画ジンメンの主人公マサトの幼馴染であるヒトミの可愛さです。ジンメンの作中ではネタバレになるのですが主人公マサトを何度も心の面から助ける場面があり、可愛さと性格の良さを持つ彼女にかわいいといった感想や内面も素晴らしい女性といった感想が多く寄せられることになりました。

絵柄やストーリーがグロい

漫画ジンメンはパニックホラー映画のようなグロテスクな描写やストーリーで構成されており、発売されている全巻のネタバレでご紹介したように残酷なシーンが多々登場します。これには多くの読者から怖いといった感想や気持ち悪いといった感想が寄せられるものの人気が絶えないことから人の好奇心をくすぐる作品となっているのが分かります。

テンポが良く読みやすい

漫画ジンメンはしっかりと伏線を回収しつつ長々とした展開をしないテンポの良さも魅力の一つとなっています。さらに伏線を回収しながらも常に新しい謎が展開され、読者を飽きさせない工夫が施されている漫画となっています。

先が読める展開がある?

漫画ジンメンを読んでいるとこの先がどうなるか容易に予想できるものになっており、予想外の展開を期待する読者には少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし予想があたるのもおもしろさの一つであるのは確かであり、この先の予想も楽しめる作品となっています。

ジンメンのマサトの正体は?最新刊ネタバレ

上述で漫画ジンメンの最新刊である9巻のあらすじをネタバレ紹介させて頂きましたが、この9巻ではマサトの能力や中田さんの目的など今後の行方を左右する物語が展開されました。次はこのジンメン9巻についてマサトの謎など明らかになったものをまとめてネタバレ紹介させて頂きます。

マサトの正体

マサトは動物に命令することで動物を洗脳できるという能力だということが9巻で判明しました。今までマサトは動物と対話することが出来ると思っていた中実は洗脳していたと知りマサトは落胆します。さらにマサトは能力をフル活動して覚醒すると動物たちにその思念が伝わり、暴力と破壊に満ちた力を発揮することも分かりました。

しかしマサトの能力にはデメリットがあり、能力を使用することで生じる異常な細胞分裂のため寿命がどんどん縮まり、残る寿命はたった1年に迫っていました。

四季族・ヘルブスト

9巻で四季族の一人である巨大な牛のジンメンヘルブストが登場しました。人間と意思の疎通ができないことに悩んでいたヘルブストはジンメンとなった際に気持ちを伝えるも裏切られて攻撃されてしまいます。そしてヘルブストは人間を殺戮し、殺した人間の頭蓋骨を体中に敷き詰めています。しかしマサトの怒りに触れたヘルブストはマサトの能力で多数の動物に襲われてしまい、絶命します。

中田さんの目的

ジンメン初期からマサトと行動していた中田さんは像のジュウメンであり、マサトの能力を監視する豚の園長の味方でした。中田さんは像の能力で数キロ先の仲間と意思疎通ができ、像のハナヨと連絡を取り合っていたそうです。

謎の人物

ぶたえんちょーは黒幕と思われる黒い影に包まれた謎の人物と会話するシーンが描かれていました。未だ正体不明な人物であり、読者からは様々な感想が寄せらえることになりました。ぶたえんちょーがマサトの成長について触れると嬉しそうな表情を浮かべていることからマサトの父ではないかと考えられています。

四季族・フリューリンク

9巻の最後には四季族のフリューリンクという800年以上生きる巨大な蛇のジンメンが登場しました。フリューリンクは他の四季族よりも圧倒的力を持っており、三美や李、印藤を捕食します。次回作ではこのフリューリンクとマサトの激闘が描かれていくことになります。

再登場の弥陀山

9巻では蛇のジュウメンで人間をジュウメン化することを目的に多数の悪事を重ねてきた弥陀山という男が再登場します。弥陀山は理由があって登場したことは間違いないので、今後この弥陀山の行動にも注目が集まります。

番外!ジンメンを無料で読む方法

漫画ジンメンは週刊少年サンデーが贈る「サンデーうぇぶり」で連載が行われています。このサンデーうぇぶりは時間で回復するコインを使用することで無料で漫画を読むことが可能であり、もちろんジンメンも無料で見ることが出来ます。ほかにも犬夜叉など有名作品が無料で読むことができるサイトとなっていますので是非ご利用してみてください。

ジンメンを読んだ人の感想や評価は?

漫画ジンメンについて最新刊で明らかになった謎などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。ジンメンは人気漫画作品ということもあり、多数の感想が集められている作品となっています。次はそんな多数寄せられている感想について一部抜粋した感想をご紹介します。

漫画ジンメンを読んだ読者の感想で最も多く集めたのはやはり面白いといった感想でした。急展開が常に訪れるようなストーリー構成がされているジンメンは読者を飽きさせない作品となっています。さらにもっと早く読めばよかったという感想も多くあり、今からでも間に合うので是非ジンメンをご覧ください。

漫画ジンメンの感想の中には気持ち悪いのに泣けるといった感想もありました。ジンメンは人間と動物の友情が根本として描かれており、像のハナヨがマサトの前で行き倒れるシーンは多くの読者を感想させたシーンとなっています。

ジンメンのネタバレホラー漫画まとめ!

本記事では漫画ジンメンについて発売されている全巻のあらすじや登場人物、読者の感想などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。漫画ジンメンはグロテスクな描写が多いパニックホラー漫画となっているものの、読者を飽きさせないストーリー展開でサンデーうぇぶりで人気ナンバー1に輝くほどの作品となっています。本記事を読んでジンメンにご興味頂けましたらサンデーうぇぶりで無料で読めるので是非ジンメンをご覧ください。

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