久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」が面白い!あらすじと感想は?

「BLEACH」で人気の漫画家・久保帯人の新作読み切り作品「BURN THE WITCH」が、2018年7月の週刊少年ジャンプに掲載され、面白いと話題です。読切としては異例の62ページで、内容は裏のロンドンを舞台に、2人の魔女がドラゴンと戦うあらすじです。久保帯人らしいダイナミックな絵柄と世界観は、物語の最後でBLEACHと同じ世界だったことが明らかになります。連載化を希望する感想が殺到した読み切り漫画「BURN THE WITCH」、今回はそのあらすじや内容について調査いたします。

久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」が面白い!あらすじと感想は?のイメージ

目次

  1. 久保帯人の新作読み切り「BURN THE WITCH」とは?
  2. 久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」の面白い魅力
  3. 久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」のあらすじ内容
  4. 久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」の登場人物
  5. 久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」を読んだ感想や評価は?
  6. 久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」まとめ

久保帯人の新作読み切り「BURN THE WITCH」とは?

久保帯人の読み切りがジャンプに掲載

BLEACH完結から二年、久保帯人が新作読み切り「BURN THE WITCH」で再び週刊少年ジャンプに戻ってきました。新作読み切り「BURN THE WITCH」が少年ジャンプの創刊50周年記念の企画の一つとして掲載予定と発表されたときは、久保帯人ファンからは歓喜の声が上がりました。掲載された新作読み切り「BURN THE WITCH」は、期待を裏切らない久保帯人ワールドの魅力がこれでもかと詰まった内容です。

「BURN THE WITCH」はページ数は読み切りとしては異例の60ページ越えという、まるで新連載1回目のようなボリュームとなりました。ファンたちからは「豪華すぎる読み切り」という感想もあった久保帯人の「BURN THE WITCH」は、7月14日発売の週刊少年ジャンプ創刊50周年記念の33号に掲載されました。これは同月7月20日公開の実写映画BLEACHの公開を前にした宣伝というタイミングもあったかと思われます。

また、この読み切り「BURN THE WITCH」は、久保帯人の二年ぶりの新作として話題になりましたが、読み切り故に単行本化されず、少年ジャンプ33号を買わなければ読めない作品です。少年ジャンプ33号の「BURN THE WITCH」のカラー表紙では、2018年12月に発売された久保帯人のイラスト集「BLEACHイラスト集JET」にも特典コミックとして同梱されるとの情報が公開されました。

久保帯人のTwitterでの告知

久保帯人の2018年6月28日のTwitterでは、「BURN THE WITCH」のヒロイン2人のラフに「ラブコメ描いたよ」という久保帯人のコメント入りで投稿されており、久保帯人のラブコメということで全くの新しいジャンルを予想したファンも多かったようです。「まさかのラブコメで驚いた!」という感想や「久保帯人=バトルとアクションというイメージだったから、どんな内容なのか楽しみ」という感想がありました。

この他にも、あらすじについて「久保帯人ラブコメ、想像つかない」というたくさんの期待する感想が寄せられていました。そして読んでみると、確かにラブコメはあるけれど、ジャンプらしいバトルあり、ドラゴンと魔女のファンタジーなあらすじに、久保帯人の圧巻の画力が光る面白さだったと多くの感想が寄せられました。

『BLEACH』の久保帯人、全世界待望の新作|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」の面白い魅力

面白い魅力①ダブルヒロイン

期待を寄せられた久保帯人の二年ぶりの新作読み切りは、なんと2人のヒロインです。久保帯人のTwitterではラブコメと予告されていたので、この2人の女の子を交えての恋のトライアングルかと予想した人も多かったようですが、フタを開けてみればBLEACHの久保帯人らしい少年漫画でした。

読み切り「BURN THE WITCH」に登場する「新橋のえる」と「ニニー・スパンコール」の2人のヒロインは、「WING BIND」という組織に所属する保護官です。BLEACHの死神を思わせる設定です。

面白い魅力②世界観

その世界観も読み切りとしては豪華すぎる緻密な内容です。魔女、ドラゴン、リバース・ロンドンをキーワードに、リバース・ロンドンと呼ばれる裏のロンドンの住人である魔女たちが、異形な存在であるドラゴンと戦うあらすじとなっています。

「BURN THE WITCH」に登場するドラゴンは、西洋ファンタジー定番の説明のいらないドラゴンではなく、リバース・ロンドンを支える益であり害である存在で、様々な種類のドラゴンがいることが説明されます。ヒロインたちは、状況によってドラゴンを討伐したり保護したりする組織WING BINDに所属しており、このWING BINDも名前だけ登場する細かい部署も登場し、BLEACHの護廷十三隊を思わせる世界観となっています。

面白い魅力③圧倒的な画力

そして「BURN THE WITCH」をより一層印象深くするのが、久保帯人の圧倒的な画力で描かれる世界観です。読み切りの情報がジャンプ公式で紹介された際には、ヒロインの健康的な足がいいという感想や、絵を見ただけで読み切りが楽しみ、絶対に買うなどの前評判も高かったようです。BLEACHで人気だったスピード感と迫力あふれるバトルシーンも健在で、2人のヒロインとドラゴンの戦いをスリリングに盛り上げてくれました。

面白い魅力④BLEACHとの繋がり

この新作読み切り「BURN THE WITCH」、久保帯人の新作読み切りのラブコメという事前情報で前作BLEACHから一新した新境地と思われていました。しかし、新作読み切り「BURN THE WITCH」の最後の2ページで、BLEACHと同じ世界だったということが明らかになるのです。最後の1コマ「BURN THE WITCH」の文字の中には、実は「BLEACH」が隠されていたという衝撃のラストでした。

「BURN THE WITCH」が「BLEACH」と連動して、再び「BLEACH」のキャラクターも登場しそうなこの展開の内容に、ファンたちは驚きを隠せません。「まさかのソウルソサエティ!」「連載してほしい!」という内容の感想が殺到しました。

久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」のあらすじ内容

あらすじ内容:リバース・ロンドン

舞台となるリバース・ロンドンと、ロンドンの裏側の存在です。表(フロント)ロンドンの住人には、ドラゴンが見えないため、ドラゴンは架空のファンタジー的な存在と思われています。しかし、その裏側であるリバース・ロンドンの住人にはドラゴンが視認できるため、ドラゴンは実在する身近な存在としてとらえられています。

あらすじ内容:ドラゴンの存在

久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」に登場するドラゴンは、ファンタジーに出てくるドラゴンとは少し異なります。表(フロント)ロンドンの人間が感知・制御できない「異形」のことを、まるっとまとめて「ドラゴン」と呼んでいるのです。その見た目や性質はいろんな形を持っており、すべてが人間にとって害ではありません。食料や原料などの資源として、リバース・ロンドンの世界を支える、欠かせない存在でもあるのです。

のえるとニニーが劇中で乗っている魔女の箒のような空飛ぶ乗り物も、箒ではなくドラゴンです。「ブルームバギー」という種類ドラゴンで、このほかにも燃料として活躍する「マッチボックス」や、薬品に応用される「ブルーアペタイト」、食用となる「ミートボール」、発電に利用される「コンダクター」、その存在が鉱物という「ハンマーバック」、繊維に利用される「ウォーリーウォーリー」など、様々なドラゴンが存在します。

リバース・ロンドンの住人の生活そのものを支えている側面もあり、制御できない内容のドラゴンだけが「害悪」として扱われているようです。また、リバース・ロンドンにおいて、ドラゴンは誰にでも開かれた存在ではなく、厳重なルールに基づいて管理されています。一般市民はドラゴンには絶対に接触してはならず、食用の飼育でかかわる人間も防護服を着て作業しています。

違反した場合の罰則は非常に重く、「禁固100年もしくは死刑」というハードな内容となっています。意図せずかかわってしまっただけでも、のえるの口からは簡単に「死刑」という話が飛び出していました。それだけに絶対の掟のようです。そしてそんなドラゴンに唯一直接触れることができるのが、保護機関WING BINDに所属し、試験に合格した有資格者なのです。この有資格者たちのことを、魔法使い/魔女と呼んでいます。

資格なき人間がなぜドラゴンに接触してはいけないのか、これには理由があります。ドラゴンが人間に接触すると、その人間の負の感情を、そのドラゴンが吸収してしまうのです。そして人間の負の感情に染まったドラゴンは、人の害悪となり、知能の高いダークドラゴンに変化してしまうのです。このため、一般人は直接の接触が禁止されているのです。

また、人間や動物の死体を被って、その生き物になりすますドラゴンのことを覆面竜(ディスガイザー)と呼びます。読み切り「BURN THE WITCH」のあらすじでは、子犬の皮を被ったものと人間の皮を被って10年以上も人間に成りすましていた二体の覆面竜(ディスガイザー)が登場しました。

あらすじ内容:WING BIND

新橋のえるとニニー・スパンコールが所属するWING BINDは、リバース・ロンドンで活動する自然ドラゴン保護機関です。WING BINDは読み切りの内容によると、2つの部隊があるようで、戦術隊(サーベルズ)と笛吹き隊(バイパーズ)が存在します。のえるとニニーの所属する笛吹き隊(バイパーズ)は、ドラゴンが人間の「益」となる側面である食料や原料としてのドラゴンの保護や収穫をするべく活動します。

逆に、戦術隊(サーベルズ)は人間の「害悪」となったドラゴンと戦い、ロンドンを守る役割を担っています。読み切り「BURN THE WITCH」のあらすじで、覆面竜(ディスガイザー)と対決した新橋のえるは、笛のような片手銃を用い、「対竜絶対殺害砲(アブソリュート・ドラゴン・シャッター)」という技で竜を倒しました。

久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」の登場人物

登場人物①新橋のえる

物語の冒頭から登場する新橋のえるは、WING BIND(自然ドラゴン保護管理機関)の1等保護官"笛吹き隊(バイパーズ)"です。黒髪ロングヘアかつ無表情という、近年よくある清楚系ヒロインです。ものぐさな性格なのか、「自分が何者か説明する必要がないから」という理由で制服を着用を好んでいるようです。久保帯人作品にお決まりの巨乳と貧乳女性キャラですが、新橋のえるは巨乳のほうです。

しかし見た目に反してバリバリの武闘派、おっかけのバルゴさんの顔面に鋭い回し蹴りを食らわせ、一撃で沈めてしまいます。しかし奥ゆかしい女子らしさもあわせもっており、ドッグフードを持参しており、可愛い子犬を見かけるとモフるために素早く取り出すお茶目さももっています。ボケスキルを持っているようで、相棒のニニー・スパンコールから次々とつっこまれています。

のえるは、ニニーには自分のことを「のえるちゃん」と呼んでほしいとお願いしていますが、ニニーからは「ニーハ」と呼ばれているようです。フランスで生まれた日本人で、日本には行ったことがないという発言から、見た目は日本人であるものの、日本の知識は中途半端なようです。

登場人物②ニニー・スパンコール

もう一人のヒロインであるニニー・スパンコールはWING BIND(自然ドラゴン保護管理機関)の2等保護官"笛吹き隊(バイパーズ)"です。久保帯人作品の貧乳キャラで、気の強いツインテールでツンデレという、今時な萌え要素を圧縮したような内容のキャラクターです。清涼飲料水のCMモデルとしても活躍している美少女で、強気でずばずばと思ったことを発言し、常に叫び気味に、のえるのボケに次々とツッコミを入れていきます。

のえるよりも先輩で、ドラゴンへの知識ものえるより多いようです。のえるから「ニニーちゃん」と呼ばれると、先輩なんだからねっとプンスカする姿に可愛さが光ります。現状に満足しているのえると違い、ニニーは上昇志向が強く、チャンスがあれば実績を出して昇進し、笛吹き隊(バイパーズ)から戦術隊(サーベルズ)に異動したいと希望を持っているようです。

久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」を読んだ感想や評価は?

BLEACHファンにとっては、記念すべき最終回の掲載されたジャンプ本誌は捨てがたいようです。久保帯人の二年ぶりの新作読み切り「BURN THE WITCH」は、読み切り故に単行本化は当分なさそうです。

2018年12月に発売された「BLEACHイラスト集 JET」に「BURN THE WITCH」の特別冊子が内容に含まれるようですが、「BLEACHイラスト集 JET」のお値段はなんと17,280円という高価さで手を出しにくい人も多いようです。

17,280円を払って「BLEACHイラスト集 JET」を買う以外に、今の頃「BURN THE WITCH」を読む方法はないため、ジャンプ本誌はますます捨てられない一冊となっています。連載化を望まれる感想が多いだけに、BLEACHの世界にもつながる「BURN THE WITCH」がいかに名作だったかがわかります。

こちらは「BLEACHイラスト集 JET」を買ったファンの投稿です。ジャンプ本誌で「BURN THE WITCH」を読めなかった方は、このイラスト集に同梱された冊子で読むことができます。お値段も素晴らしいけれど、内容もまた素晴らしいとファン垂涎の一冊となっています。

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久保帯人の読み切り「BURN THE WITCH」まとめ

久保帯人の2年ぶりの新作読み切り「BURN THE WITCH」。そのあらすじや世界観、作品の魅力、ファンの感想などをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?リバース・ロンドンのWBの正式名称は「尸魂界・西梢局」で、「BLEACH」の朽木ルキアが所属していたのが「尸魂界・東梢局」です。東の死神と西の魔女がどのようにつながっているのか、「BURN THE WITCH」の連載化を期待する声が高まります。

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