神の雫に登場するワインリスト!安くておすすめのワイン一覧!

『神の雫』は2004年から2014年にかけて『モーニング』で連載されたワインを主題とした漫画です。ワイン初心者にも分かり易い独特の表現が特徴で、『神の雫』は国際的な人気作となりました。今回は『神の雫』に登場する中でも安くておいしいワインを紹介します。

神の雫に登場するワインリスト!安くておすすめのワイン一覧!のイメージ

目次

  1. ワインがテーマの漫画『神の雫』とは?
  2. 読むだけでワイン通になれる?神の雫のあらすじ紹介
  3. 神の雫の名言!ワインとは?
  4. 神の雫に登場する中でも特に人気のワインリスト
  5. 神の雫に登場するワインは高いものばかり?
  6. 神の雫に登場する安くておいしいおすすめワインを紹介!
  7. 神の雫に登場する3000円未満の人気ワインリスト
  8. 神の雫に登場する2500円未満の人気ワインリスト
  9. 神の雫に登場する人気ワインには1000円台のものも!
  10. 神の雫に登場する安いおすすめワイン紹介を見て作品もワインも楽しもう!

ワインがテーマの漫画『神の雫』とは?

ワインを主題とした漫画『神の雫』。ワインに対する表現が独特で、知識のない方にも分かり易い漫画となっています。2004年から2014年の10年間『モーニング』で連載され、海外でも人気の漫画となりました。

特に韓国では200万部を売り上げ、韓国国内のワインブームの火つけ役ともされており、ワインの本場であるフランスでも「フランス人にとっても知らなかった知識が出てくるマンガ」と絶賛されています。コミックスは全44巻となっていますが、続編となる『マリアージュ』が現在も連載中です。

この漫画の人気は凄まじく、『神の雫』の影響からシャトー・ル・ピュイというワインの価格が高騰し、出荷元が出荷を停止するという異例の事態が発生したこともあります。

読むだけでワイン通になれる?神の雫のあらすじ紹介

では、『神の雫』とはどんな漫画なのでしょう。ここで『神の雫』という物語のあらすじについて、簡単に説明します。フランス料理店でソムリエ見習いとして働く紫野原みやび。彼女はある日、客のワインの知識について間違いを指摘し、客の機嫌を損ねてしまいます。しかし、その客の連れとして来ていた青年・神咲雫が、みやびの窮地を救いました。神咲雫は世界的なワイン評論家である神咲豊多香の息子です。

翌日、神咲雫は営業部から新設のワイン事業部への異動を命じられますが、実は神咲雫はワインに関してまったくの素人。そんな時、神咲雫の元へ父親の訃報が届きます。雫はみやびを通じて遺言を受け取りますが、そこには神咲豊多香が選んだ12本の偉大なワイン『十二使徒』と、その頂点に立つ『神の雫』と呼ばれる幻の1本が、心象風景の表現によって記されていました。

そして、そこに記されたワインが、何年作の何というワインなのかを、1年という期限ですべて当てた者に、遺産である至高のワインコレクション全てを譲渡するというのです。ワインに興味のなかった雫は遺産を放棄しようとしましたが、その後のワインとの出会いを通じてワインに魅せられ、『神の雫』を見つけ出すことを決意します。

父親譲りの神懸かり的な嗅覚と感性を武器に、『神の雫』『十二使徒』の正体と、そこに込められた謎に迫ってゆくこととなります。

神の雫の名言!ワインとは?

ワインを主題とした漫画『神の雫』。ワインが主題となると、一見難しそうな漫画にも思えますが、そうでもありません。冒頭でも説明した通り、ワインのことをご存知ない方にも楽しめる内容となっています。また、『神の雫』の中にはこんな名言もあります。

「ワインは」決して難しい飲み物なんかじゃない。誰にとっても親しみやすく世界のどんな料理にも必ず合わせる事のできる酒。それがワインなんだ。」確かに、最近のワインは料理に合わせやすく、かつ手に入れやすい物も増えています。「ワインは難しそう」という先入観を持たず、「とりあえず楽しんでみる」というのが良いのかもしれません。

神の雫に登場する中でも特に人気のワインリスト

『神の雫』の中には様々なワインが登場します。そしてそのどれもが現実に実在するワイン。『神の雫』を読んでいてワインを飲みたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、『神の雫』の中でも人気のワインはどんなものなのでしょう。簡単にですが、『神の雫』に登場したワインの中でも人気のあるおすすめのワインをリスト化しましたので、紹介していきます。

第二使徒として登場「シャトー・パルメ」

まず『神の雫』に登場したおすすめワインリストの最初に紹介するのは「シャトー・パルメ」。『神の雫』コミックス第8巻・第18巻で「第二使徒」として登場したワインです。フランス製の赤ワインで、作品内では「まさしく母だ」と紹介されていました。

ワインは男性的・女性的と表現されることが多いのですが、こちらのワインは香りが華やかでエレガントだというところから女性的とされています。同じ名前のワインでも「シャトー・パルメ 2000」と「シャトー・パルメ 1999」は味が異なるらしく、漫画の中で2000の方は男性的な味わいと紹介。「第二使徒」として選ばれたのは女性的な「1999」の方でした。調べてみたところ、価格は大体65000円程度となっています。

高価でちょっと手が出しにくい?「シャトー・ディケム 1976」

『神の雫』に登場するおすすめワインリスト2番目に紹介するのは「シャトー・ディケム 1978」。こちらは『神の雫』内で「第十二使徒」として登場したワインとなっています。『神の雫』の最終巻であるコミックス第44巻での登場となりました。漫画の中では「偉大なる混沌」とまで言われています。

ホワイトハウスでも迎賓用として使用されている、正に極上の白ワイン。ワインはよく「生き物」と言われ、丁寧に保管しても味が変わってしまうことがままありますが、こちらのワインについては、最高の出来の年のものは200年も飲み頃が続くといわれています。ただし販売価格は極上のワインに相応しく、180000円~200000円と、かなり高級な商品となっています。

とろりとした舌触り「シャトー・ムートン・ロートシルト」

『神の雫』内に登場するおすすめのワインリスト3番目のワインは「シャトー・ムートン・ロートシルト 1982」となります。こちらは『神の雫』コミックス第1巻に登場しました。

『神の雫』の中で『絵画に例えるなら、ジャン・フランソワ・ミレーの代表作「晩鐘」だ』と紹介されているワイン。こちらのワインはラベルデザインが毎年変わっていて、1982年は映画監督ジョン・ヒューストンが手掛けたそうです。このワインの特徴はとろりとしたなめらかな舌触りと、ジャムのような果実味。販売価格は24000円~36000円程となっています。

日本産ワイン「登美」

『神の雫』おすすめワインリスト続いては『登美』です。日本産のワインとなります。『神の雫』コミックス第14巻に登場しました。

こちらのワインは上品な甘さが特徴。伊勢志摩サミットで提供されたことで一般的に広く知られるようになりました。ワインの本場であるヨーロッパでも認められており、様々な賞を受賞しています。サイズにもよりますが、価格は20000円~35000円程となっています。1997年の物は同じシリーズでも比較的高価となっており、他の年代の物ですと、12000円~13000円で手に入れられる物もあります。

神の雫に登場するワインは高いものばかり?

ここまでで『神の雫』に登場するワインの中でも有名かつ人気のワインを紹介してみました。いかがだったでしょうか。ここまでで紹介したワインは、安い物でも価格1万円以上と、普段から飲むには少し高い気がします。

その他にも、『神の雫』で紹介されるワインには高価な物も数多く含まれており、上の画像のワイン「シン・クア・ノン ファイブシューター シラー」の販売価格はなんと40万円~60万円と、一般的には手を出しにくい物となっています。しかし、だからといって『神の雫』に登場するワインが高価なものばかりというわけでもありません。ちょっとした自分へのご褒美に、という物もあればコンビニで気軽に買える物もあります。

神の雫に登場する安くておいしいおすすめワインを紹介!

『神の雫』に登場するワインでも1本1万円を切るものは沢山あります。ワインを普段飲んでいない方は「高いワイン程おいしいのでは?」と考えるかたもいらっしゃるかもしれません。高いワインは確かに美味しい評価される物が多いですが、安くても高級なワインに引けを取らない美味な物も沢山あります。ここからは『神の雫』で登場する中でも、比較的手に入れやすい価格かつ、人気のおすすめワインを紹介していきましょう。

神の雫に登場する3000円未満の人気ワインリスト

『神の雫』に登場する安いおすすめワインとはどんなものなのでしょうか。まずは3000円を切るワインリストから紹介します。3000円を切るワインでしたら、「ちょっと美味しいワインを飲みたいな」と感じた時に買える価格ですので、是非このリストを参考にしてみてください。

牡蠣にぴったり「シャブリ・セリエ・ド・ラ・サブリエール」

『神の雫』に登場する3000円未満の安いおすすめワインリスト1つ目は「シャブリ・セリエ・ド・ラ・サブリエール」になります。こちらは『神の雫』コミックス第3巻に登場しました。漫画の中では雫が「何てピッタリなんだ」と牡蠣を食べながら、感動のあまり涙をこぼしていました。

こちらのワインは『神の雫』の漫画でも紹介されていた通り、果実味が少なく、ワイン単体で飲むと物足りなく感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし『神の雫』の中で説明されていたように、魚介類との相性はとてもよく、生牡蠣やその他刺身の生臭さを押さえてくれます。販売価格は大体2300円~2900円程。酸味が少し強いですが、さっぱりとした白ワインをお求めの方にぴったりのワインとなっています。

太陽を受け止める麦わら帽子のような「ロッソ・ディ・ノートリ」

『神の雫』に登場する3000円未満の安いおすすめワインリスト2番目に紹介するのは「ロッソ・ディ・ノートリ」。『神の雫』コミックス第6巻で登場しました。『神の雫』で登場したのは2003年のヴィンテージとなっていますが、下の画像は2015年の物となっています。

しかしこちらの「ロッソ・ディ・ノートリ」はどの年の物でも安心してお愉しみいただけると思います。果実香が豊かで、酸味やその他の要素と絶妙なバランスが特徴のワインです。深みもあり、『神の雫』の中で紹介されるワインとして、コストパフォーマンス最高との呼び名も高いワインです。販売価格は2700円前後。ちょっとした自分へのご褒美にはぴったりのワインです。

ワイン初心者にもおすすめ「トルブレック・ウッドカッターズ・シラーズ」

続いて紹介する安いおすすめワインは「トルブレック・ウッドカッターズ・シラーズ」。『神の雫』コミックス第22巻に登場しました。

酸味が少なく、まろやかな味が特徴的なワインです。その他クセが少ないため飲みやすく、大勢の人に振る舞うのに向いているかもしれません。肉料理や鰻等のスタミナ料理によく合うワインとして有名です。販売価格は2600円前後。パーティーなどの準備の際に用意してみてはいかがでしょうか。

キムチに合うワインとして登場「ドゥーカ・サンフェリーチェ・チロ・ロッソ・リゼルヴァ」

『神の雫』で登場した3000円未満の安いおすすめワインとして、リスト最後に紹介するのは「ドゥーカ・サンフェリーチェ・チロ・ロッソ・リゼルヴァ」。『神の雫』コミックス第13巻に登場しました。『神の雫』の中ではキムチと合うワインとして紹介されています。

こちらのワインの特徴としてはエレガントな香りと甘味の強さ、その他独特な淡い色合いが挙げられます。価格は2500円前後。漫画内で紹介されたキムチやその他、カジュアルな料理にピッタリのワインとなっています。大抵赤ワインは肉料理、白ワインは魚介類と合うとされることが多いのですが、こちらのワインは赤ワインにもかかわらず、魚介類とも相性が良いです。

神の雫に登場する2500円未満の人気ワインリスト

『神の雫』に登場する3000円未満のワインをリスト化して紹介しましたが、ここからは更に安い2500円未満のワインを紹介していきます。2500円未満ともなると、当たり外れがあるのではと身構えてしまいますが、『神の雫』で紹介されているような美味しいワインももちろんあります。是非参考にしてみてください。

雫にとってワインの世界への扉となった「シャトー・モンペラ」

『神の雫』に登場する2500円未満のおすすめワインリスト1つ目は「シャトー・モンペラ」。『神の雫』第1巻の登場しました。雫が初めて飲んだワインであり「こいつ美味いな なんかスゲー気に入った」とコメントしました。

『神の雫』で紹介されたのは2001年のものですが、残念ながら現在手に入れるのは難しいようです。しかし他の年代の物でも安心して飲める美味しいワインとなっています。開栓してから少し時間をおいて飲む事が推奨されるワインで、濃厚でパワフルな味が特徴。その他熟した風味もその特徴となっています。しかし渋みもそこそこなので、ワイン初心者の方にもおすすめできます。販売価格は2000円~2700円程度。

まるでメリーゴーランド「ル・オー・メドック・ド・ジスクール」

次に紹介する安いおすすめのワインは「ル・オー・メドック・ド・ジスクール」。『神の雫』コミックス第2巻で登場し、メリーゴーランドと表現されたワインです。

こちらのワインは比較的安価ではあるものの、実際に『神の雫』に登場するワインを飲んだ方々の間で高評価を得ています。このワインは口当たりが柔らかく、まろやかで静かな味わいが楽しめること、その他には余韻が短い為、次の1杯へ手が伸びやすいということが特徴。残念ながら『神の雫』に登場した2000年の物は入手困難となっていますが、その他の年代のものなら2100円~3500円程で楽しめます。

ボルドーワインなのに安い!「シャトー・ラモット・ヴァンサン・キュヴェ・サン・ヴァンサン」

『神の雫』に登場する2500円以下のおすすめワインとして最後に紹介するのは「シャトー・ラモット・ヴァンサン・キュヴェ・サン・ヴァンサン」。ボルドーワインは全体的に高いのですが、このワインの価格は2000円~2400円程度。

『神の雫』コミックス第25巻に登場。比較的強いはっきりした酸味と凝縮間のある果実の旨味が特徴的なワインです。その他の特徴としては余韻が長いことが挙げられます。デキャンターに入れて1時間程度置いておくと、より美味しく飲めるワインとされています。こちらのワインもコストパフォーマンスに優れていると好評のようです。

神の雫に登場する人気ワインには1000円台のものも!

『神の雫』で登場した中でも、ここからはいよいよ1000円台のワインとなります。1000円程度でしたら気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。普段はワインを飲まないという方も、これから紹介するワインなら比較的安価なものが多いので、是非チャレンジしてみてください。

雫も大絶賛「ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」

『神の雫』登場の美味しくて安いワイン。その中でも1000円代の物として最初に紹介するワインは「ヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」。『神の雫』コミックス第11巻に登場しました。

こちらのワインは万人受けするということで有名です。味にも妙なクセはなく、料理にも合わせやすいワイン。販売価格は大体1500円~1900円程度。酸っぱさが目立つワインの多い価格帯において、このワインは飲みやすくて「当たり」と感じる方が多いようです。

安くて人気のワイン「カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」

続いて紹介する『神の雫』登場の1000円台で美味しいワインは「カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」。『神の雫』コミックス第19巻で登場しました。こちらのワインのキャッチフレーズは「8つなるハズの房を2つにまで絞った凝縮感」。

雫も「このワイン好きですよ俺!」と絶賛していました。日本では定番のイタリアンワインですので、ご存知の方も多いはず。販売価格は大体1600~1900円程。この価格からは考えられないほどの濃縮感が楽しめます。どちらかと言えば開栓してすぐ飲んだ方が美味しいようですので、誰かと一緒に楽しく飲む事をお勧めします。

コンビニで買える神の雫「エヴォディア」

次に紹介する『神の雫』登場の1000円代おすすめワインは「エヴォディア」。なんとコンビニでも購入できます。『神の雫』コミックス第31巻に登場。このワインは『神の雫』の漫画の中でもかなりのページ数を割いて紹介されていました。

スパイシーさと香りもしっかりしたバランスの良いワインで、肉料理やその他日本料理と相性が良い物となっています。5~6分グラスに入れておいておくと、柔らかい味わいに変化すると言われています。飲みやすさ抜群で、ワイン初心者の方にもおすすめできる一品。販売価格は1100円~1500円となっています。

神の雫に登場したワインの中でも特に安い!「イゲルエラ」

『神の雫』に登場したワインの紹介もこちらで最後となります。最後に紹介するワインは「イゲルエラ」。『神の雫』コミックス第17巻に登場しました。こちらのワインは今まで紹介してきた『神の雫』に登場するワインの中でも特に安いワインとなっています。

販売価格はなんと大体980円~1100円程。『神の雫』の中では「喩えて言うなら、極彩色のトーテムポール」と表現されていました。少し酸味が強めではありますが、開栓して30分程置いておくと酸味が後退し、香りが広がるようになります。かなりスパイシーな味わいが特徴。軽めで飲みやすく、価格も安いので、デイリーワインにぴったりです。

神の雫に登場する安いおすすめワイン紹介を見て作品もワインも楽しもう!

ここまでで『神の雫』に登場するおすすめワインを紹介してみました。高価なものから安価なものまで簡単に紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。今回紹介したワインは『神の雫』に登場するワインのごく一部でしかありません。

紹介したワインのその他にも、様々なワインが登場します。ワイン単体で飲むよりも、料理と合わせて飲む方が美味しい物や、パーティーで振る舞うにぴったりの万人受けするワインまで。知識を増やしていくことも楽しいですが、それよりも何よりも、ワインは呑んでいて幸せになれる物です。ワイン初心者の方も、今回のまとめを参考に、ワインに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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