【黒曜燐】ネト充のススメの作者が死亡?連載終了の理由と病気療養の真相を考察

『ネト充のススメ』は、2013年から連載が漫画アプリで配信されていたラブコメディー漫画です。2015年7月からは作者の黒曜燐(こくようりん)さんの体調不良のために休載し、そしてファンに惜しまれながらも、2018年6月30日に連載が終了いたしました。2017年10月にはテレビアニメ化もしたほどの人気で、休載中に『作者死亡説』も囁かれました。この記事では『ネト充のススメ』の作者死亡説の真相、病気のこと、そして連載終了の理由について考察を述べていきます。

【黒曜燐】ネト充のススメの作者が死亡?連載終了の理由と病気療養の真相を考察のイメージ

目次

  1. ネト充のススメの漫画の作者は黒曜燐先生
  2. ネト充のススメの作者が死亡?
  3. ネト充のススメの連載終了の理由
  4. ネト充のススメの作者の病気療養の真相
  5. ネト充のススメの作者とcomicoの労働条件
  6. ネト充のススメの連載終了に関する感想や評価は?
  7. ネト充のススメの作者の死亡説まとめ

ネト充のススメの漫画の作者は黒曜燐先生

ネト充のススメはどんな漫画?

『ネト充のススメ』は漫画アプリ『comico』にて連載を開始して、後に単独のアプリで配信されていた漫画です。2013年10月に漫画アプリcomicoがサービスを開始し、『ネト充のススメ』はそのスタートメンバーの連載陣でした。人気を受けて、2014年10月からcomicoとは別の、単独アプリとして配信されるようになったようです。

『ネト充のススメ』の主人公は盛岡森子(もりおかもりこ)。会社を退職し、自宅でゲームにのめり込んでいる30代の女性です。やっているゲームはMMORPG。森子は男性のアバターを作って『林(はやし)』と名乗ります。職業は戦士。リアル生活では男子大学生という設定を作ってロールプレイングします。森子はこのMMORPGで、優しい魔法使いの美少女・リリィをはじめとする仲間たちと共に、充実した『ネト充』生活を送っています。

そして現実でも森子はMMORPGの仲間たちに、出会っていきます。最初に出会うのは美少女キャラの『リリィ』を演じているサラリーマン、桜井優太です。桜井は商事会社に勤めるハーフの男性です。『ネト充のススメ』は、ネットゲーム上では男女逆転している二人である盛岡森子と桜井優太の、恋の行方を追いながらも、ネットゲーム上の『あるある』をふんだんに混ぜ込んだ、ラブコメ漫画です。

ネト充のススメに出てくるゲームのモデルは?

主人公の盛岡森子は仕事上で心に傷を負い、脱サラした30代女子です。退職まで『盛岡森子』の名前が示すとおり、モリモリ働いてきました。そして退職後は、蓄えてきた貯金を使い切るまでオンラインゲームをやり込もうと、決意します。現実では無職の30代女子の森子ですが、オンラインゲーム上ではイケメンの戦士・林(プレイヤーも18歳の大学生男子)を演じています。

この森子がのめり込むオンラインゲーム『フリドメール』は、実際のMMORPG『マビノギ』がモデルでは?と噂されています。自動走行がない、他のプレイヤーと賑やかに交流できるといった点が似ているようです。しかし『ネト充のススメ』の序盤で重要となる職業の制約が、『マビノギ』には無いようです。作者の黒曜燐さんはいくつかのMMORPGの設定を混ぜ、また想像された部分もあるのではないかと推測されています。

なおモデルと名高い『マビノギ』のゲーム内では、『ネト充のススメ』に出てくるアイテムがたくさん実装されました。2017年のテレビアニメ放映時に行われた、両作品のコラボレーションというわけです。ゲーム内で森子が演じる林(はやし)の衣装や、桜井が演じるリリィの衣装など、たくさんの『ネト充のススメ』アイテムが実装されました。林とリリィが掛け合いをするTVCMも流れました。

ネト充のススメの作者は黒曜燐先生

『ネト充のススメ』の作者さんは、イラストレーターとしても活躍された漫画家の黒曜燐(こくようりん)さんです。『ネト充のススメ』以外の漫画は手がけておられないようです。『ネト充のススメ』をフルカラーで連載されて、2019年現在は、単行本が2巻まで発売されています。

『ネト充のススメ』の主人公の森子は、自宅に引きこもってゲーム漬けの日々を送ります。そしてネット上で充実することに伴うように、リアルでの生活も充実していきます。ネットでもリアルでも、周囲の人間が森子の優しさに気づき、応援してくれるからです。

森子は徐々に、現実に立ち向かう力を取り戻していきます。恋もします。この森子の生きざまと恋する様子には、共感するという声が多いようです。これは作者の黒曜燐さんが実際にオンラインゲームをプレイされ、あたたかい交流をされたからでは?と評判です。

ネト充のススメは休載中にアニメ化

『ネト充のススメ』は2017年10~12月まで、TOKYOMX・読売テレビ・AT-Xにて放送されました。このアニメは原作漫画を配信しているcomico側の意向もあって、テレビ本放送中にセルメディアパッケージを全話分リリースいたしました。テレビでは全10話の放送でしたが、BD-BOXではテレビ未放送の『第11話』が映像特典で収録されたようです。

原作ファンの間では「休載中なのにアニメ化!?原作はどうなっているの?」といった、疑問の声があがっていました。テレビ放送を機会に連載再開を望む声も、多かったようです。

ネト充のススメの作者が死亡?

作者死亡説が出た理由①休載が長かったため

さてこのように『ネト充のススメ』は漫画アプリ内でも人気で、テレビアニメ化も果たした漫画でしたが、2015年7月からは長く休載していました。ネット上では『ネト充の作者が死亡?』と、気になる噂が流れていました。休載の理由は作者の体調不良と発表がありましたが、2015年7月からあまりに長く連載を休んでいたため、この噂が囁かれたようです。

作者死亡説が出た理由②音沙汰が無かったため

そして作者である黒曜燐(こくようりん)さんから、全く音沙汰がなかったことも、噂の原因と考えられます。2017年10月から放送していたTVアニメ『ネト充のススメ』の、制作に関わっていたという話が出てからは、死亡説は囁かれなくなりました。何の病気か?とはまだ噂され続けていますが、それ以上に作者の黒曜燐さんを心配する声があがっています。黒曜燐さんは今もまだ、療養中のようです。

作者死亡説はデマだった

『ネト充のススメ』の休載中に噂された『作者の死亡説』ですが、これはネット上に流れるデマでした。TVアニメ『ネト充のススメ』の制作に関わられた原作者の黒曜燐さんは、2018年1月にはSNSのTwitter上にて、約3年半ぶりになる声明文も、発表されておられます。

ネト充のススメの連載終了の理由

ネト充のススメが連載終了!

2017年11月にTVアニメ化された時、原作漫画『ネト充のススメ』が連載再開するのでは⁉と期待する声が多くあがりました。しかし黒曜燐さんの体調回復は思わしくなかったようで、2018年6月に正式に『ネト充のススメ』は連載終了しました。物語の完結が描かれない、いわゆる未完の状態での連載終了です。

連載終了の理由は作者の体調不良

『ネト充のススメ』がどうして、TVアニメ化までされたのに連載終了になったのか?という点については、作者である黒曜燐さんの体調不良が原因と考えられます。いまだ執筆活動が難しいようで、連載復帰の目処がたたないとされていることから、話し合いの上で正式に連載終了にしたようです。黒曜燐さんの体調を心配する声は、ファンの間で多数、上がっています。

ネト充のススメの作者の病気療養の真相

作者の病気はうつ病?

薬と体温計の写真

体調不良により連載休載にいたった『ネト充のススメ』ですが、黒曜燐さんがどうして体調不良なのか正式な発表はありません。怪我なのか病気なのか?ひょっとすると大変な病気にかかったのでは?と噂されました。漫画家に多いとされる病気には、うつ病、心筋梗塞、心不全、急性胃腸炎などがあがります。黒曜燐さんの病気は心の病気と言われる『うつ病』では?と考えた方が、多いようです。

作者の病気は回復した?3年半ぶりのツイート

作者の黒曜燐さんは、さる2019年1月、ツイッター上にて3年半ぶりになるツィートをされました。2018年6月に漫画の連載が終了した時も、ツィートはされていません。ツィートには『休載に入ってから時間が取れないことで解決しなかったプライベートな問題、そして体調や精神的な問題を少しずつ解決してきました』『ツィッターに顔を出せる程度には、元気になりました』といった内容もつづられています。

声明文ツィートと一緒に、リハビリ中に描いたという4コマ漫画も投稿されました。黒曜燐さんは病気とたたかっておられるかもしれませんが、それは回復に向かっていると、考えて良さそうです。

ネト充のススメの作者とcomicoの労働条件

comicoは休載する漫画家が多い?

さて掲載作品がメディアミックスしていくcomicoですが、一方で、良くない噂が流れています。休載する漫画家が多い、パワハラをされたという声が、一部であがっています。たとえばグルメ恋愛漫画『小躍りのひとさら』は、産休で休載に入り、のちにそのまま連載が終了しました。

comicoの労働条件は悪いという噂も?

comicoの労働条件は悪いのではないかと、昔から一部で声があがっているようです。comicoに掲載されている漫画は、すべてが週間連載のもので、フルカラー仕上げです。公式の連載漫画は、1話につき30コマ以上が必要とされるようです。comicoの漫画作家は、週に1度30コマ以上のフルカラー漫画を仕上げる必要があるということです。

comicoの給与についてですが、comicoは週に1回の掲載で、基本原稿料5万円に加えて、人気に応じたインセンティブを支払うようです。公式HPに明記されています。つまり最低月収は20万円、年収では240万円という計算ができます。

そして『comicoでは専属契約が義務なのでは?』と噂されています。この『専属契約』を結ぶと、作家は契約中は、他誌で描くことができません。この『専属契約』自体は、少年ジャンプを取り扱う集英社にも存在しています。ただし集英社の場合は、ここに契約料が発生しています。

ただで専属契約を結ばせるような会社では、漫画家は描くべきではない―そんなことをツィートする漫画編集長も現れているくらいですから、comicoの労働条件については『火のないところに立つ煙』ではなさそうです。しかし漫画家の労働環境や条件について『悪い噂がゼロ』という出版社も、ネット上を見る限り、ありえないようです。

漫画アプリcomicoは、どのようなシステム?

アプリを楽しむ女性(写真)

漫画アプリcomicoのサービス開始は2013年10月です。もとは完全無料のアプリで、グッズなどの物販を行うことで収益を上げるシステムでした。公開されている漫画は、制限なしで閲覧できました。2015年12月に誕生した大人向けの派生アプリ『comico PLUS』では一部機能が有料となりました。このcomico PLUSの有料システムに追随して、comicoも、2016年11月から無料閲覧の範囲に制限がかかるようになりました。

基本的には無料で閲覧できますが、その際、動画形式の広告を15秒〜30秒見なければならなくなったのです。また一気に複数の話を読みたいときや、連載漫画を『先読み』したいときは、課金が必要になったのです。今は実にさまざまな漫画アプリが溢れていますが、comicoは制限が多い部類に入るようです。

comico公式 のおすすめ漫画 - comico

ネト充のススメの連載終了に関する感想や評価は?

作者の黒曜燐さんの回復を願う感想

2015年7月から休載して、2017年8月に未完のままで連載終了した『ネト充のススメ』には、それを残念に思う感想が多く寄せられました。その感想には同時に、作者の体調回復を望む言葉が綴られていることが、多数を占めていました。

更新通知が来たので見にいったら…!という感想

次にご紹介するのはcomicoから更新通知が来たから見にいったら、連載終了だったというもの。大好きな漫画だったからこそ、受けるショックは大きいようです。『ネト充のススメ』は多くの読者の支持を得ていた作品、と捉えることができます。

会っていない彼氏から、別れを告げられた気分だという感想

こちらもcomicoから更新通知が来たから見にいったら、連載終了だったというパターン。その心情を恋人から別れを告げられた時にたとえられています。いかに連載再開を心待ちにしていたかが伺えます。

登場人物への感謝を綴った感想

舞台となった場所を巡る『聖地巡礼』を行っていたという方からは、『社会人成り立ての辛い時期、ネト充のススメのキャラに励まされた』という声があがっています。『ネト充のススメ』のキャラの立場や年齢に、共感する方は多かったようです。

3巻を熱望するファンも

他『ネト充のススメ』に多くあがっていた声は、単行本の第3巻を望むものです。漫画『ネト充のススメ』連載の途中で休載に入ったので物語の完結まで描かれていないのです。TVアニメではオリジナルストーリーで、結末まで描かれました。その結末は主人公の森子と彼女が恋する桜井の、ふたりの幸せな未来が予想されるものでした。

漫画は未完で終わっている上に、アプリに掲載された分ですら、単行本におさめるには修正しなければならないようです。comicoはスマホやタブレットに向けたもので、いわゆる『縦読み』仕様です。このままでは横にページをめくる紙媒体の単行本にできません。手直しの必要があります。ひとコマひとコマの運びなどを考えると、物語を手がけた作者による修正が、いりそうです。

『何年後でもいいので、3巻が出て欲しい』『できれば作者さんに完結まで……』と、ひそかに『ネト充のススメ』単行本第3巻の発売、また物語の完結を願う声がありました。しかしそれらの意見は『まず黒曜燐さんに回復してほしい』という気持ちとともに、綴られてあったものです。黒曜燐さんの負担になってはよくないと、お考えのようです。

ネト充のススメの作者の死亡説まとめ

『ネト充のススメ』作者が死亡したというのは、完全なデマでした。黒曜燐さんの体調回復を心から望む声が多いようです。ネット上はデマが飛びがちですが、温かいともいえる声があがることもあります。『ネト充のススメ』はヒロインがネットゲームを通して人と関わり、恋愛していくさまを描いた漫画です。ネットやネットゲームが好きな方には、強く共感できると評判です。興味をもたれましたら、ぜひお読みください!

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