オーバーロードのシズ・デルタの声優は誰?アインズに記憶を操作された?

web小説から始まり、書籍化、アニメ化など展開されている、大人気作品『オーバーロード』は、「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗る最強の魔法詠唱者を主人公としたダークファンタジーです。シズ・デルタは、アインズ配下の戦闘メイド隊「プレアデス」の一員ですが、アインズに記憶操作されている模様。今回は『オーバーロード』のシズの担当声優、能力や強さなどをご紹介しつつ、記憶操作された経緯などに迫ります。

オーバーロードのシズ・デルタの声優は誰?アインズに記憶を操作された?のイメージ

目次

  1. オーバーロードのシズはプレアデスの無口なメイド?
  2. オーバーロードのシズの声優
  3. オーバーロードのシズは記憶操作された?
  4. オーバーロードのシズの強さ
  5. オーバーロードのシズの登場シーン
  6. オーバーロードのシズに関する感想や評価は?
  7. オーバーロードのシズ・デルタまとめ

オーバーロードのシズはプレアデスの無口なメイド?

「オーバーロード」の作品情報

『オーバーロード(OVER LORD』は、丸山くがね先生が「むちむちぷりん」名義で発表したライトノベルで、2010年に小説投稿サイト「Arcadia」で連載開始、後に小説投稿サイト「小説家になろう」にも掲載。書籍版がKADOKAWA エンターブレインから刊行されてからも、web版も並行して連載されています。

書籍版は、web版をそのまま書籍化したものではなく、世界観や基本的な設定は共通でも、ストーリーや一部登場人物が異なるように執筆されています。書籍版でも人気でしたが、書籍版を原作としたアニメが放送されて人気沸騰。書籍版の売り上げも10倍に跳ね上がりました。TVアニメは、2015年に第1期が放送、第1期放送分に新規カットを追加した劇場版も前後編として公開され、2018年には第2期と第3期が放送されました。

『オーバーロード』は、「剣と魔法」の世界を舞台にしたファンタジー作品ですが、通常のRPGの「魔王」に当たる敵キャラクターを主人公としているダークファンタジー作品。アニメと同じく、書籍版を原作としたゲーム、漫画も展開されている、超話題作品です。

「オーバーロード」のあらすじ

『オーバーロード』の舞台となる時代は2138年。長らく続いてきたVRMMORPG(仮想実体感型オンラインゲーム)「ユグドラシル」はサービス終了の日を迎えました。プレイヤーの一人、モモンガは、仲間たちと築き上げたギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の本拠地、「ナザリック地下大墳墓」で、これまでのギルドの思い出に浸りながら、その時を待っていました。

しかし、終了時刻を過ぎても強制ログアウトは起こらず、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)たちが意志を持って動き始めます。「ナザリック地下大墳墓」の外には見たこともない異世界が広がっており、ゲームとは異なる世界に転移していたのです。モモンガは、現実世界では冴えないサラリーマンでしたが、ゲーム内で自分が使っていたキャラクター、骸骨の姿をした最強の魔法詠唱者となって「ユグドラシル」の中を生きることに。

モモンガは、この転移してしまった世界の情報を集めるため、どこかに居るかもしれないかつてのプレイヤーたちに発見されやすいように、かつてのギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗ることにしました。そして、成り行きで、ナザリック地下大墳墓の配下の者たちと世界征服に着手します。

シズはプレアデスの無口なメイド?

「シズ・デルタ」は、「ナザリック地下大墳墓」のメイド隊「プレアデス(六連星)」の一人です。「プレアデス」とは、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の執事セバス・チャンの指揮下で、第九階層への侵入者迎撃を任務とする戦闘メイド隊です。しかし、ゲーム「ユグドラシル」ではナザリック地下大墳墓の最深部まで侵入成功した者は居らず、長らく待機状態でした。

「ユグドラシル」が異世界に転移して、待機状態が解かれた後は、人間という見た目を活かして、ナザリックの外の人間たちへの対応に当たったりしています。メンバーは6名で、種族も創造主(造形や設定を作ったプレイヤー)も違います。長女の「ユリ・アルファ」は、プレアデスの副リーダーで、種族はデュラハン。次女「ルプスレギナ・ベータ」の種族はワーウルフで、アインズが重要視している人間の村の監視を行っています。

三女の「ナーベラル・ガンマ」の種族はドッペルゲンガーで、職業は魔法詠唱者。アインズがナザリックの外で活動する時の姿、「冒険者モモン」に随伴します。四女「ソリュシャン・イプシロン」は金髪の美女で、セバスと共にナザリック外の偵察任務を担当。種族はスライムなので、本来は異形の姿です。「エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ」は、五女あるいは六女で、種族は蜘蛛人(アラクノイド)、職業は符術師、蟲使いです。

「シズ・デルタ」は「プレアデス」の五女または六女です。大人しい性格で、無表情な時が多く、声にも感情がこもりませんが、自我も感情も持っており、驚いた時には「うわぁ」と感嘆の声を漏らすこともあります。

シズ・デルタのプロフィール

  • 正式名:CZ2128・Δ(しーぜっとにいちにはち・でるた)
  • 種族:異形種-自動人形(オートマトン)
  • 職業:ガンナー、スナイパー、アサシンなど
  • 役職:ナザリック地下大墳墓戦闘メイド
  • 身長:145cm

「シズ・デルタ」は愛称で、正式名は「CZ2128・Δ」。赤金色のストレートロングヘア、肌は白く、目は緑色で瞳は照準器のような十字模様。左目は黒いアイパッチで覆っています。迷彩柄のマフラーとヘッドドレスとグローブを着用し、メイド服の上から魔法金属製の防具も装備した姿で、メイドよりも戦闘要員の要素が強い服装です。職業柄、アサルトライフルのような銃を持っています。

『オーバーロード』の「ユグドラシル」は「剣と魔法」の世界。ガンナーという職業は他のキャラクターとはまったく違った戦闘スタイルのキャラクターです。それは、自動人形という種族と、ガンナーという職業が、ゲーム「ユグドラシル」の大型アップデート、「ヴァルキュリアの失墜」の後に追加された新設定だからです。

シズは自動人形ですが食事は必要で、コップ一杯で2000kcalもあるドリンクを愛飲しています。味は、チョコ味、バナナ味、ストロベリー味。エントマも飲むことができるドリンクなので、機械油ではないようです。

ナザリック地下大墳墓のメイドは、一般メイドとプレアデスのような戦闘メイドに分かれています。戦闘メイドは一般メイドの憧れの対象であり、戦闘メイドの中でもマスコット的な存在のシズはとても人気があり、食事の際にはシズの側の席は取り合いが起きることもある程。プレアデスの中でも、末っ子ポジションのシズは、同年代の見た目をしたエントマと同様、他のメンバーから可愛がられています。

シズ・デルタは、登場シーンはあまり多くないながら、ファンからの人気も高く、ニコニコ静止画の『オーバーロード』キャラクター人気投票では、6203ポイントを獲得して8位にランクインしました。

シズの1円シールを貼る癖

シズのスカートの裾には「1円」と書かれた値札シールが貼られており、どうやら「1円で売られていた」という設定のようです。この「1円シール」は、シズの創造主(web版ではタブラ、書籍版ではガーネット博士)の特製で、簡単には剥がせない仕様。シズは自分が気に入ったものには、この「1円シール」を貼る癖があるのです。シズのお気に入りの証、「1円シール」は、足りなくなったらアインズが量産すると約束してくれています。

ガーネット博士も、タブラことタブラ・スマラグディナも、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の初期メンバー「至高の四十一人」で、ナザリック地下大墳墓攻略に参加した、ナザリックのギミック担当者です。ガーネット博士は、書籍版に名前のみの登場なので、詳細は不明。タブラは、ホラー映画に造詣が深く、神話の知識も豊富な人物で、ゲーム内のアバターは、脳食い(ブレインイーター)という異業種です。

シズとエクレアの関係

「エクレア」の本名は、「エクレア・エクレール・エイクレアー」。イワトビペンギンのぬいぐるみのような容姿ですが、執事セバスの直属の執事助手で、ナザリック地下大墳墓第9階層の客室周辺を担当しています。愛らしい姿に反して「ナザリックの支配」を目論んでいますが、そのために掃除に力を入れているという、ギャップ萌え要素が満載のキャラクター。自力での移動が苦手で、配下の男性使用人に抱かれて移動しています。

もふもふとした可愛い動物が大好きなシズは、ナザリック第6階層の蛇の尻尾を持つ巨大なジャンガリアンハムスターという容姿を持つ、森の賢王「ハムスケ」や他の魔獣たちと遊んだりしています。エクレアのことも気に入っているらしく、見かけるとついつい抱きしめたくなります。しかし、力加減がうまくいかないのか、エクレアが息もできないくらいムギュッとしてしまうのです。

シズとネイアの関係

「ネイア・バラハ」は、書籍版『オーバーロード』12巻から登場した、ローブル聖王国の聖王国訓練生です。ローブル聖王国の国家元首は「聖王」と称され、王政といえども、宗教色の強い支配体制を築いている国です。聖王から与えられる「九色」という色の称号があり、ネイアの父は、九色の一色を持つ凄腕の弓兵です。また、ネイアの母は聖騎士で、ネイアは母に憧れて聖騎士を目指していますが、剣の腕よりも弓の腕のほうが上。

アインズの腹心「デミウルゴス」が扮した仮面の大悪魔「ヤルダバオト」がローブル聖王国を侵略した時、アインズが扮している冒険者モモンの助力を請う使節団の一員として、ナザリックに赴きました。これを機に、ネイアはアインズに心酔していきます。アインズがヤルダバオトに敗北したことを信じようとしなかったネイアですが、ヤルダバオト配下のメイドロボの支配権をアインズが奪ったことは素直に信じました。

この敗北劇はデミウルゴスとアインズの茶番なのですが、その時のメイドロボがシズです。お互いにどう接したらいいか戸惑うシズとネイアでしたが、ヤルダバオトを裏切った藍蛆(ゼルン)の王子「ビービーゼー」の救出や、ヤルダバオト側近の頭冠の悪魔(サークレット)と戦った際には共闘しました。二人は、利害の一致や、アインズを崇拝しているという共通点から心を通わせていきます。

シズの「可愛くはないけどお気に入り」となったネイアは、シズに「1円シール」を貼られます。ネイアはシズにとって、初めてできた「友達」なのです。一方、ネイアは、シズのことを「シズ先輩」と呼んで慕っていますが、毎度のように「可愛くない」と言われて少し傷ついています。

TVアニメ「オーバーロードⅢ」オフィシャルサイト

オーバーロードのシズの声優

シズ・デルタの声優は瀬戸麻沙美

『オーバーロード』のシズは自動人形という設定もあって、無表情なことが多く、片言のような感情が乗らない話し方をする、難しい役どころ。そんなシズの声を担当しているのは、声優の瀬戸麻沙美(せとあさみ)さんです。アニメでの登場シーンが少ないシズですが、そんな中でもシズの魅力を引き出して印象的なキャラクターにしている瀬戸さんとは、どんな声優さんなのでしょうか?次で詳しくご紹介します。

瀬戸麻沙美のプロフィール

  • 生年月日:1993年4月2日
  • 出身地:埼玉県
  • 血液型:O型
  • 身長:167cm
  • 特技:ピアノ、歌、新体操、絵

瀬戸麻沙美さんは、高校在学中に第3回シグマ・セブンオーディションに合格し、翌年より声優活動をスタート。初めて受けたその年のオーディションで、テレビアニメ『放浪息子』の準主役の「高槻よしの」役に抜擢されて注目を集めました。アニメ声優以外でも、担当キャラクターのキャラクターソングを歌ったり、海外作品の吹き替えや、ナレーター、ラジオパーソナリティーとしても活躍中です。

瀬戸麻沙美の他の出演作

  • 『ちはやふる』綾瀬千早役
  • 『TARI TARI』宮本来夏役
  • 『ウィッチクラフトワークス』火々里綾火役
  • 『東京喰種トーキョーグール』真戸暁役
  • 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』桜島麻衣役

瀬戸さんが声優として出演したアニメ作品には上記のようなタイトルがあります。ヒロインや主要女性キャラを担当することが多く、男女問わずファンが多い声優さんです。『オーバーロード』で声優・瀬戸さんのお芝居が気になった方は、ぜひ、他の出演作品もチェックしてみてください。

瀬戸麻沙美オフィシャルブログ Powered by Ameba

オーバーロードのシズは記憶操作された?

シズ・デルタの記憶

シズの創造主は、ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」結成初期メンバー「至高の四十一人」の中で、ギミックを担当した人物です(web版ではタブラ、書籍版ではガーネット博士)。シズが自動人形ということもあり、ナザリック地下大墳墓のギミックや解除方法などのすべてを記憶しているという設定にされています。シズの記憶には、ナザリック地下大墳墓の機密が詰まっているのです。

万能鍵としての機能を持ったシズは、宝物庫を開錠する際に、アインズから呼び出されました(アニメ版ではカット)。機械ゆえに精神魔法や毒に耐性があることもあり、防犯目的で毒ガスで満たしている宝物庫にも入れるため、重宝される存在です。

シズ・デルタの記憶を操作したのはアインズ

ナザリック大墳墓の歩くトップシークレット、シズの記憶を操作したのはアインズです。シズがその情報を保持したままナザリックの外に出るのはセキュリティ上の問題があると判断したアインズが、シズの記憶を操作して、ギミックや解除方法を誤情報に書き換えました。なお、シズがもともと記憶していた正しい情報は、「読んではいけない本」に記録されているようです。

ナザリック大墳墓に無所属の冒険者パーティ「フォーサイト」が侵入した際に、メンバーの神官ロバーデイクに「実験材料となってもらう」と言っていたことから、アインズの記憶操作能力について、実験結果は良好だったと考えられます。今後は、アインズが敵の記憶操作をする場面なども出てくるかもしれません。

シズ・デルタの記憶を操作した理由

ナザリック大墳墓の外に出すにはセキュリティ上の危険が大きすぎたシズ。アインズがシズの記憶を操作したのは、外に出られないシズを不憫に思ったからでした。記憶を誤情報に書き換えるというセキュリティ対策をしたことで、シズはナザリックの外に出られるようになりました。シズの活躍の場も増えそうですね。

オーバーロードのシズの強さ

シズの強さ①武器は魔銃

シズが使う武器は、持ち歩いている白色の魔銃。その魔銃は、ブルパップ方式のアサルトライフル(AUG)に丸みをもたせたような形をしています。シズは後方からの援護射撃というポジションで戦闘に参加します。また、射撃ほど得意ではありませんが、大ぶりのナイフも装備しており、ナイフによる近接戦闘も可能です。

後方戦闘要員の割には、高性能の防具を装備しており、防御力も高いのもシズの装備の特徴です。メイド服の上から装備しているスカート部分の防具と胸部のプレートは、メテル鋼にミスアルとベリアットを混ぜ込んだアダマス鋼「魔法金属ガルヴォルン」を三重にした合金板で、込められている魔法は一級品。アインズが冒険者モモンとして活動する時に着用しているフルプレートに近い防御力があります。

シズの強さ②職業レベル

  • ガンナー:Lv.10
  • スナイパー:Lv.3
  • アサシン:Lv.3
  • ストーカー:Lv.3
  • その他:あわせてLv.22

合わせた職業 Lv.41、種族(自動人形) Lv.5で、合計 Lv.46。物理攻撃と素早さのパラメタが高く、次いで魔法防御が高い設定となっています。転移前はハイレベルとは言えない強さでしたが、転移後はレベル30を超えている者がほとんど存在していないので、十分な強さを備えたキャラクターと言えます。

ガンナー、スナイパーのレベルが高いので、接近戦はあまり得意ではありませんが、アサシンも備えているため、ナイフで戦うことができます。単純にレベルを比べると、アニメ2期最終話で戦ったイビルアイよりも低いのですが、ユリと抜群の連携プレイを見せ、手加減した状態でも終始、イビルアイを圧倒していたので、イビルアイと強さの開きは無いように見えます。

自動人形という種族特性により、毒と精神魔法に対して完全耐性を持っているので、ナザリックの宝物庫を始め、トラップ付きの場所などでは強さを発揮するでしょう。「プレアデス」には属性が悪〜邪悪であるメンバーが多いのですが、シズの属性は中立~善で、カルマ値は+100。珍しく、善よりに傾いたキャラクターなので、出会い頭に殺されるようなことはなさそうです。

シズの強さ③プレアデスでは何番目?

『オーバーロード』に登場する戦闘メイド隊「プレアデス」のメイドたちは、種族も職業も様々です。戦闘系のスキルだけでなく、生産系のスキルもあるので、単純に種族レベルとスキルレベルの合計値だけで強さを測ることはできませんが、まずはそれぞれのレベルを見てみましょう。

  • ユリ:Lv.51
  • ルプスレギナ:Lv.59
  • ナーベラル:Lv.63
  • ソリュシャン:Lv.57

  • シズ:Lv.46
  • エントマ:Lv51

合計値が最も高いナーベラルのスキルレベルの内訳をみると、ウォー・ウィザード、エレメンタリスト(エア)、アーマード・メイジがそれぞれLv.10となっており、魔法攻撃と魔法防御の能力が高くなっています。アインズが冒険者モモンに扮している際に、「ナーガ」として随伴するナーベラルは、一番戦闘の機会も多いので、プレアデスの中で一番の強さを持っていると考えられます。

また、次に合計値が高いルプスレギナは、物理・魔法の攻撃・防御のバランスが良いオールラウンダー。単身、カルネ村の監視なども任されていることから、その強さにはアインズも一目おいているのでしょう。3番目に合計値が高いソリュシャンはスキルレベルは低いのですが、種族レベルが高く、物理攻撃・防御・素早さが優れています。セバスと共に偵察任務についているソリュシャンの強さも相当なものと言えます。

後に続く、ユリは物理攻撃に優れ、HPも多いですが、魔法攻撃はできません。同じレベルのエントマは符術師という職業と蜘蛛人(アラクノイド)という種族の特性上、バランスが良いキャラクターですが、召喚に時間がかかるなどの欠点も。外での任務が少ない点から考えても、敵との相性によっては優位に立てない可能性があるのでしょう。よって、ユリとエントマは、上位3人とは強さに開きがあると言えます。

スキルレベルでは最下位のシズですが、魔獣やナイフを使った物理攻撃に優れており、また、ユリとの連携プレイを見せたことなどから考えて、ユリ、エントマと同じくらいの強さと考えて良いでしょう。プレアデスの中で比較した「強さ」は下位ですが、転移後の世界では、ナザリックの外の生物と比べても十分な強さと言えます。プレアデスのメイドたちの強さを順位付けすると、次の通り。

  • 1位ナーベラル
  • 2位ルプスレギナ、ソリュシャン
  • 4位ユリ、エントマ、シズ

オーバーロードのシズの登場シーン

シズの登場シーン①アニメ2期第13話(最終話)

アニメ『オーバーロード』1期から登場していたシズですが、セリフらしいセリフを喋ったのは、アニメ2期13話「最強最高の切り札」です。デミウルゴスが扮する仮面の大悪魔ヤルダバオトと、アインズが扮する冒険者モモンが戦った時、ヤルダバウトの手下としてプレアデスが仮面をつけて登場。シズは「デルタ」、ユリは「アルファ」として、イビルアイと戦います。その場面で、シズは「援護する。必要ないだろうけど」と言います。

シズの登場シーン②アニメ3期第1話

アニメ3期では、1話「支配者の憂鬱」から早々に登場。ナザリック大墳墓で食堂に向かう途中、廊下でエクレアを発見したシズは、じーっと見つめた後に抱き上げてムギュッとしたまま食堂へ。メイドたちが朝食をとっている場面で、ルプスレギナとお喋りしています。シズの日常が垣間見られる貴重なシーンでした。

シズの登場シーン③アニメ3期第7話

次にセリフを喋ったのは、アニメ3期7話の「蜘蛛にからめられる蝶」。ナザリック地下大墳墓に財宝を狙って侵入してきた、アインズ扮するモモンを含む冒険者たち。アインズはアルベドたちに迎撃の指示を出しており、手分けして探索し始めた冒険者たちを各個撃破します。シズを含むプレアデスたちが対峙したのは、ワーカーチーム「竜狩り」。もちろんプレアデスの圧勝でしたが、シズは冷静に戦況を分析していました。

オーバーロードのシズに関する感想や評価は?

『オーバーロード』でも人気の高いキャラクター、シズですが、登場シーンは少ないので、アニメで登場した時のファンの喜びは大きかったようです。特に、3期はセリフも増えて、お顔のアップも多かったのでファンには嬉しい限りですね。

アニメ『オーバーロード』本編の他に、『ぷれぷれぷれあです』という、ちびキャラによるミニアニメがあります。1話あたり3分で、公式サイトで期間限定配信され、DVDやBlu-rayにも収録されています。タイトル通り、プレアデスのメイドたちを中心にした作品なので、そちらでもシズに活躍してほしいという要望も。

書籍版『オーバーロード』13巻では、シズが大活躍。「シズ可愛い!」との感想がたくさん見られました。特に、今まで表情に乏しかったシズが、人間のネイアと心通わせていく様子は、ファンにとっても感慨深かったようです。

13巻で、聖王国編は終了。この聖王国編で、ナザリック大墳墓の外で大活躍したシズは、今後、活躍の場が増えるでしょうか?『オーバーロード』14巻への期待も高まります。

プレアデスのシズが可愛いというご感想もたくさんある中で、シズの声を担当している声優の瀬戸麻沙美さんへのコメントもありました。声優が瀬戸さんだったので、シズが気になったという方も。

アニメ本編ではシズが喋るシーンが少ないので、後から気がつくファンの方もおられましたが、『オーバーロード』を通じて、声優・瀬戸さんの人気も、改めて感じられました。

オーバーロードのシズ・デルタまとめ

ここまで、『オーバーロード』のシズ・デルタについて、作中で記憶操作された理由や、担当声優を中心にご紹介しました。『オーバーロード』はまだ連載中で、アニメ3期は書籍版10巻までの物語が描かれました。書籍版13巻はシズが活躍しているので、アニメ4期が製作されたらシズの登場シーンも多そうです。シズ・デルタや、声優の瀬戸麻沙美さんが気になった方は、ぜひ、『オーバーロード』をチェックしてください。

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