どろろがアニメ&舞台化決定！放送日や最新PV・声優やあらすじを紹介

2018年3月19日、同時に発表された『どろろ』のアニメ化と舞台化。2018年9月3日に公式サイトで第1弾キービジュアルが解禁されると、たちまち大きな注目を集める事となりました。今回は2019年1月にアニメ化＆舞台化する、“マンガの神様”手塚治虫が描いた傑作『どろろ』について、詳しくご紹介していきます。『どろろ』が長年愛され続けるその魅力に迫っていきます！

2018年3月19日、『どろろ』のアニメ化と舞台化されることが同時に発表されました。本作のキャッチコピーは「鬼か、人か」。豪華メインスタッフとキャスト陣が公開されたことにより、より大きな注目を集めることとなりました。監督を務める古橋一浩さんは、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』や『機動戦士ガンダムUC』なども担当された、アクション・殺陣の描写などに定評があり益々期待の声があがっているようです。

そして物語の核となる主役の「百鬼丸」と「どろろ」。この2名の声を担当するのが、舞台を中心に活躍しているTVアニメ声優初挑戦となる鈴木拡樹さんが「百鬼丸」役、新世代の実力派女優として期待される鈴木梨央さんが「どろろ」役と発表されました。さらに舞台で活躍されている鈴木拡樹さんは、アニメと同時に舞台『どろろ』の主演も決定しています。圧倒的なアクションシーンがどのように再現されるのか期待が高まっています。

【舞台公演期間・劇場】

• 【大阪公演】2019年3月2日(土)～3月3日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
• 【東京公演】2019年3月7日(木)～3月17日(日) サンシャイン劇場
• 【福岡公演】2019年3月20日(水) ももちパレス
• 【三重公演】2019年3月23日(土) 三重県文化会館大ホール

“マンガの神様”手塚治虫が生み出した傑作漫画『どろろ』の原作は、今から約50年間の1967年～1968年に週刊少年サンデーで連載していて、単行本は全4巻となっています。時代劇で妖怪物という、当時としてはかなり特殊なジャンルとして発表されました。して当時明るい内容のものが多かった漫画の中で、『どろろ』の暗く陰惨な内容が読者に受け入れられにくく不人気だったといいます。

手塚先生が『どろろ』の内容に対する迷いを感じ始めたこともあり、単行本では「無常岬の巻」にあたる回で1度連載を終了。未完結な状態だった為、1969年のテレビアニメ化に伴い、漫画で描かれなかった部分を補完して完結させています。このように『どろろ』の原作は完全に完結していない状態で物語が終わっているので、2019年に放送されるアニメ『どろろ』もオリジナル要素が含まれる可能性が高いと思われます。

これまで2019年1月にアニメ化と舞台化が決定となった、手塚治虫原作『どろろ』の作品情報をご紹介いたしました。ここからは、多くの期待の声が上がっているアニメ『どろろ』の放送開始日や放送局、スタッフや音楽情報などをご紹介していきます。さらにアニメPVも合わせてご紹介いたしますので、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？

• TOKYO MX：2019年1月7日（月）22:00～
• BS11：2019年1月7日（月）24:30～
• 時代劇専門チャンネル：2019年1月11日（金）26:00～
• Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信

2018年9月に公開されたアニメ「どろろ」の第一弾PVをご紹介いたします。どろろの独特な雰囲気と、アニメ内で鈴木拡樹さん・鈴木梨央さんなどが演じている各キャラクター声、そして疾走感あふれるシーンを是非一度視聴してみてはいかがでしょうか？

• 原作：手塚治虫
• 監督：古橋一浩
• シリーズ構成：小林靖子
• キャラクター原案：浅田弘幸
• キャラクターデザイン：岩瀧智
• 美術監督：藤野真里
• 色彩設計：三笠修
• 撮影監督：大山佳久
• 編集：武宮むつみ
• アニメーション制作：MAPPA、手塚プロダクション

• オープニングテーマ：女王蜂「火炎」
• エンディングテーマ：amazarashi「さよならごっこ」

アニメどろろのオープニングテーマの『火炎』は、女王蜂が『どろろ』のために書き下ろされた楽曲とのことです。2019年1月30日にシングルとしてリリース予定。またエンディングテーマを担当しているamazarashiの『さよならごっこ』は、2019年2月13日にシングル発売が決定しています。amazarashi作品のアートワークを担当しているYKBXが手掛ける、『どろろ』をモチーフにするというジャケットにも注目が集まっています。

これまで2019年1月から放送のアニメ『どろろ』の放送日や放送局、そしてアニメ制作スタッフや音楽情報をご紹介いたしました。アニメ『どろろ』の世界観が分かるPVも是非一度ご視聴してみてはいかがでしょうか。それでは次に、1月放送アニメ『どろろ』に登場するキャラクターと、声を演じる声優をご紹介いたします。鈴木拡樹さんと、鈴木梨央さんも登場いたしますので要チェックです！

幼い頃から死霊や妖怪に付きまとわられる、主人公・百鬼丸。黒い長髪と一本差しがトレードマークのキャラクターです。生まれる前に12体の魔物への生贄として身体を差し出され、欠損した身体を取り戻すために旅をしています。目が見えない代わりに他者の存在を燃え上がる炎のような“光”として認識することができ、義手に仕込んでいる刀で激しい戦いを繰り広げます。

2019年1月に放送される、アニメ『どろろ』で百鬼丸の声を演じることになったのは、鈴木拡樹さん。鈴木拡樹さんは『刀剣乱舞』や『最遊記歌劇伝』など、舞台やミュージカルに多数出演している実力派俳優です。百鬼丸の声優を務めることになり、「百鬼丸を演じるにあたり“どろろ”との関係構築、バディー感を大切に演じたいと考えています」と鈴木拡樹さんは意気込みを語られていました。

百鬼丸を「あにき」と呼ぶ幼い子供の泥棒で、もう一人の主人公・どろろ。父親は侍に殺されて母親は雪の中で衰弱死してしまい、孤児となったどろろ。一人きりで泥棒として生きていた時に鬼神に襲われ、その際百鬼丸に救われました。以来百鬼丸と一緒に旅をすることになる、少し生意気で強かな一面も持つキャラクターです。また子供ながらに強い精神力と、どんな困難にも立ち向かう勇敢さをもっています。

今回2019年1月から放送されるアニメ『どろろ』で、どろろの声を演じることになったのは実力派子役としても名高い鈴木梨央さんです。どろろの声優を務めることになった鈴木梨央さんは、「どろろ役で出演できるとわかった時は、言葉にならない喜びがこみ上げてきて感慨深いものがありました」と語られてました。また「私らしいどろろを演じることができたらな」という声優に対する意気込みも見せていました。

百鬼丸とどろろの前に度々現れる謎のキャラクター、琵琶丸。盲目の法師で、百鬼丸と同じように他者の存在を炎のような光として認識しています。杖を手に歩いていますが身のこなしはしっかりしているので琵琶に仕込んだ刀で闘い、我流ながらも剣の腕はかなりのものです。世捨て人のように飄々としながらも厳しい現世を生き抜き、百鬼丸とどろろのことを気にかけて時には手を差し伸べてくれるキャラクター。

今回アニメ『どろろ』で琵琶丸の声を演じることになったのは、俳優・声優として活躍している佐々木睦さんです。大河ドラマの出演や、アニメの声優、映画の吹き替えなど幅広く活躍されています。当時小学生だった頃に『どろろ』の原作を読み、「あまりの怖さに眠れなかった」という佐々木睦さん、「現代に蘇る『どろろ』…なんだか、とても、ワクワクするのです」と期待を込めたコメントを発表していました。

『どろろ』のナレーションを務めるのは、俳優・声優・ナレーターとして活躍する麦人(旧芸名：寺田誠)さんです。『銭形平次』や『仁義なき戦い』などのドラマや映画出演、『うる星やつら』や『めぞん一刻』などで声優を務められています。『どろろ』の原作を“リアルに視覚化してくれる凄い作品”と評している麦人さんは、「ナレーションという大役をたまわり、年がいもなく興奮し、緊張しております」とコメントされていました。

これまで2019年1月放送のアニメ『どろろ』に登場するキャラクターや、アニメでキャラクターたちの声を演じる声優をご紹介いたしました。鈴木拡樹さんや、鈴木梨央さんなど数多くの豪華キャストが担当することでも注目されているアニメ『どろろ』。これからはアニメ『どろろ』のあらすじや結末を予想してきます！完結を迎えていない原作が、アニメではどのような結末を迎えるのでしょうか？

戦国時代、醍醐の国の主“景光”は領土繁栄のため、寺のお堂で12体の鬼神像に祈りを捧げました。その祈りと引き換えに景光の世継ぎとして誕生した子供の身体が、あちこち欠損した状態で生まれ“忌み子”として川に捨てられてしまいました。その後…鬼神は景光の祈りを叶えたかのように、平和が訪れたのでした。

時は流れたある日、幼い盗賊「どろろ」はある男に出会いました。全身作り物の男「百鬼丸」…両腕に刀を仕込み、見えない瞳で襲い掛かる化け物を見据えていました。その男は果たして鬼か、人か…。原作では「48体」の魔神像に天下を願った結果、身体の「48箇所」が欠損した状態で「百鬼丸」が生まれるという内容です。1クールを思わせる「12」という数字にリメイクされた今期アニメ、どのような結末を迎えるのでしょうか？

完結しない状態で、終わりを迎えたという原作『どろろ』。欠損した48箇所の身体を探すために百鬼丸は旅を続けますが、原作では48の化物を倒す前に終了しました。“欠損した身体を取り戻せたのか”などが謎になったまま完結を迎え、さらにどろろは「お前は女だ」と百鬼丸に言われて置いていかれ、その後農民として生きていくという内容に。事の発端となった48の魔物が祀られた地獄堂は、戦火によって消失したとのことです。

フジテレビ系列で1969年に、全26話放送されたアニメ『どろろ』。47体目の化物を仕留め、失っていた片腕を取り戻した百鬼丸。残るは最終決戦…しかしその最後の化物の正体が、なんと親である景光だったのです！景光は地獄堂と共に焼け落ち、百鬼丸は全ての身体の部位を取り戻しました。しかしラストは村に残るどろろとも顔を合わせることなく、「もう誰とも会いたくない」と百鬼丸は姿を消して結末を迎えました。

掲載誌を替えて1969年から連載開始となった『冒険王』。PS2版ではこの冒険王の、「どろろが百鬼丸の身体を持つ」という設定が用いられています。冒険王では最終的に、どろろの中にいる魔物を倒さなければなりません。どろろを殺さず魔物だけを倒す方法を探す旅を続けた百鬼丸は、最終決戦で見事魔物だけを倒すことに成功。どろろも生存し、百鬼丸も全ての身体を取り戻すというハッピーエンドを迎えたのでした！

2007年に公開された劇場版『どろろ』。原作は戦国時代が舞台でしたが、本作は異世界が舞台に。どろろの両親を殺害したのが、百鬼丸の父親・醍醐景光だったという劇場版オリジナルの設定も盛り込まれました。また“百鬼丸とどろろの旅は、これからも続いていく…”というように、続編が公開されることを予感させるような結末でした。百鬼丸とどろろのロマンスも、少し感じさせるような内容となっています。

「今期開始のアニメで1番面白いのはどろろ」「どろろ初めて見たけどめっちゃ面白い」「1話見始めたら続きが気になる！どろろ面白いしキャラクターも可愛い！」など、アニメ『どろろ』を絶賛する感想が圧倒的に多く上がっていました。アニメを見たことで、「原作も読みたくなった」という声も多くあがっていました。

「どろろの声優をしている鈴木梨央ちゃん、子役だけでなく声優としても上手い」「鈴木梨央ちゃん、ドラマの演技だけでなく声の演技も上手い…」「鈴木梨央ちゃんどろろ役にぴったり。凄く上手！」など、どろろの声優を務める鈴木梨央さんの演技力を評価する感想が多く上がっていました！鈴木梨央さんが2019年現在、13歳ということに驚きを隠せない声もありました。

「1話見たけど、まさかの百鬼丸喋らず」「鈴木拡樹さんがインタビューで、百鬼丸は無口って言っていたけど本当に話さない」「早く鈴木拡樹さんの百鬼丸の声が聞きたい！」など、鈴木拡樹さん演じる百鬼丸の声を待ちわびている感想が多く上がっていました！また鈴木拡樹さんが主演を務める、舞台に対する期待の声も多くあがっていました。

今回は2019年1月から放送される、アニメ『どろろ』の作品情報やキャスト、さらにこれまで発表された『どろろ』作品の結末の違いなどをご紹介いたしました！鈴木拡樹さんと鈴木梨央さんが声優を務め、さらに監督は古橋一浩さんが務めることでも注目の今期アニメ『どろろ』。百鬼丸とどろろに待ち受ける運命…2人は一体、どのような結末を迎えるのでしょうか？