電撃デイジーのあらすじと感想まとめ!最終回の結末もネタバレ紹介

「電撃デイジー」は最富キョウスケ先生の漫画作品で、2013年に連載を終了しましたが、今でも根強い人気がります。普通の恋愛漫画とは一味違い、恋愛漫画が苦手な人も楽しく読める作品となっています。今回は「電撃デイジー」の最終回の結末をネタバレありでまとめていきます。他にも登場人物、ネタバレありの最終回までのあらすじ、「電撃デイジー」を読んだ人の感想も紹介!興味のある方は、是非チェックしてみてください。

電撃デイジーのあらすじと感想まとめ!最終回の結末もネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. 電撃デイジーのあらすじは?最終回の結末や感想をネタバレ紹介
  2. 電撃デイジーとは?
  3. 電撃デイジーの登場人物を紹介!
  4. 電撃デイジーのあらすじをネタバレ解説!
  5. 電撃デイジーの最終回の結末をネタバレ解説!
  6. 電撃デイジーを見た人の感想をネタバレ紹介!
  7. 電撃デイジーのネタバレまとめ

電撃デイジーのあらすじは?最終回の結末や感想をネタバレ紹介

「電撃デイジー」は、最富キョウスケ先生の漫画作品で、2013年に連載を終了し、漫画も全16巻発売されている人気作品です。最終回を迎え、主人公の紅林照は幸せな結末を迎えられたのでしょうか。そんな「電撃デイジー」の最終回についてまとめていきます。登場人物、最終回までのあらすじ、感想など、最終回の結末以外についてもまとめていきます。

電撃デイジーとは?

「電撃デイジー」は最富キョウスケ先生原作の漫画作品です。『ベツコミ』(小学館)にて、2007年6月号~2013年11月号に連載され、漫画も全16巻で完結しており、一気に読むにはとても濃い内容となっています。

主人公の紅林照は、唯一の肉親である兄を病気で亡くしました。生前の兄からもらった携帯、そこには顔も名前も知らない「DAISY」からのメールが届きます。いつも優しい言葉をかけてくれる「DAISY」は、照の心の支えとなっていました。

ある日、照は不良金髪校務員の黒崎佑(くろさき たすく)に目を付けられ、下僕として働かされるようになります。不良金髪校務員・黒崎といがみ合いながらも親しくなっていく照。しかし、黒崎の正体は照のメール相手の「DAISY」でした。照は黒崎と親しくなっていくうちに、デイジーの正体と兄の残していった過去をめぐって大事件に巻き込まれていきます。

電撃デイジーの登場人物を紹介!

ここでは、「電撃デイジー」の登場人物を紹介していきます。「電撃デイジー」には、たくさんの魅力的な登場人物がでてきますが、あらすじの紹介では伝えきれない部分ががたくさんあります。物語に関わってくる主要な人物について紹介していきたいと思います。

紅林 照(くればやし てる)

唯一の肉親である兄・奏一郎をなくし、身寄りがなく貧乏な生活を送る高校2年生。一見賢そうに見えませんが、短時間で教科書をすべて覚えられるなど頭はよく、成績もいつも学年トップです。中学生の時のスクール水着がきれるなど、胸は成長しておらずAカップのままです。家事は得意で、得意料理のシュウマイを黒崎に作ってあげるなど、黒崎に思いを寄せています。長い黒髪で身長156㎝。誕生日は3月14日で、右利きのO型。

黒崎 祐(くろさき たすく)

照の学校の不良校務員。また、照のメール相手で心の支えとなっている「DAISY」でもあります。照を下僕として自分の仕事をさせてこき使っているように見えますが、実は一番近くで照のことを見守っています。

また、「DAISY」は世界が恐れる凶悪な破壊行動を重ねるクラッカーであるが、公務員の現在は、照を助けるためにしかクラックすることはありません。身長181㎝、誕生日は5月7日の24歳。ヘビースモーカーで、左利き、金髪でロリコンのイケメン。照が何よりも大事。

紅林 奏一郎(くればやし そういちろう)

照の兄で、28歳の時スキルス胃がんで亡くなりました。黒崎を「DAISY」として自分の罪を背負わせ、照のことを見守ることを託しました。生前は天才的なシステムエンジニアで、Jack推進派にとって厄介な存在であり、Jackに関わらないという条件を受け入れ、照のために大学を中退し、「剣橋電気」に入社します。

奏一郎、黒崎・理子・マスター・安藤のいるチームのリーダで、理子の恋人であり、2人の関係は会社内で公然の秘密の関係でした。聡明で天才エンジニアである奏一郎ですが、照が大好きで、照が結婚するまで理子と結婚しない宣言するほどのシスコンです。

鬼塚 理子(おにずか りこ)

照の学校の心理カウンセラー。奏一郎の恋人で、黒崎や安藤とは元チームメイト。奏一郎が死期を悟り、別れを切り出した際にも、泣きながら拒否し、悲しみと自己嫌悪で7日間も寝込むほど、奏一郎のことを愛しています。照と一緒に黒崎の家の隣に住んでいる、照にとってはおねえさん的存在。30代のA型で、身長165㎝のDカップ。

マスター(増田)

喫茶洋食「お花畑」の店長。本名は増田さん。バンダナを巻き、眼鏡をかけている厳つい風貌。黒崎や奏一郎たち元チームメイトで、総務省の機関にもつながっており、名目上の要注意人物のハッカーである黒崎を監視し、保護するという役目を担っています。

安藤 数正(あんどう かずまさ)

照の高校の理事長。アンディと呼ばれ、研究室所属の元エリートで、体を壊して奏一郎のチームに降りてきました。狭い所と暗いところが好きで、女の人に殴られると感じてしまうドM。眼鏡をかけて、ひげを生やした怪しい風貌をしており、照に「こんな理事長やだやだ絶対やだ!!!」と言われています。

竹田 真澄(たけだ ますみ)

黒崎達の元仕事仲間。照の高校で臨時の情報管理の講師として赴任し、照の携帯を盗もうとした過去があります。黒崎に阻止されて、その後は黒崎たちに協力的になる。薫子という柴犬を飼っていて、溺愛しているメガネ男。

緑川 秀雄(みどりかわ ひでお)

奏一郎が通っていた大学の教授。黒崎の父親と一緒のプロジェクトに参加していた。黒崎の父や奏一郎とは、親しい関係。国家機密漏洩のスパイ容疑で、黒崎の父を告発したと言われています。後に謎の死を遂げます。

長谷川 清(はせがわ きよし)

照のクラスメイトで友達。照とは小学校からの付き合いで、PCにも詳しい。奏一郎について調べるために、「剣橋電気」にハッキングしたことがバレ、照の携帯を盗むよう脅されるが黒崎に阻止さて、下僕2号になります。身長162㎝のメガネ男子。最終的に、生徒会の副会長となり一之瀬玲奈と付き合うことになります。

沢口 遥(さわぐち はるか)

照のクラスメイトで親友の女の子。さばさばした性格でスポーティに見えるが、美術部に所属しています。照の黒崎についての相談に乗ったり、アドバイスをしたりしていますが彼氏はいません。下僕部に仮入部するなど、清や玲奈などとも仲良しです。

一之瀬 玲奈(いちのせ れな)

照の学校の生徒会長。過去には照を貧乏人と見下し、様々な嫌がらせをしていました。ダメ男に引っかかる才能があり、そのせいであぶない事件に巻き込まれたりと男運はありません。黒崎たちに助けられたこともあり、下僕3号を自称しています。最終的に清と付き合います。

アキラ

森千春と共に行動するフードを被った少年。昭に強引にキスをしたり、何度も照に接触し、黒崎を挑発してきます。スーパーコンピューターでも何日もかかるような複雑な暗号も、一目見ただけで解読することができる超演算能力の持ち主。「Mの遺言」は緑川教授が自分に残したものだと思って行動しています。

森 千春(もり ちはる)

照の学校の元女性養護教員。巨乳で天然な美人を装っていたが、実はある目的のために黒崎をマークしていた敵対する組織の構成員。学校からいなくなった後も、黒崎たちに度々接触してくる。

アントラ

かつて黒崎を誘導して、「JACK'O FROST(黒崎が開発したとても高度な暗号ウイルス)」を作らせたり、玲奈の元婚約者の森園の部下として「NEW JACK'O FROST」の開発に関わったり、黒崎たちの敵の男。謎の多い男で、アントラ・永野・クワガタなどの名前があるがどれも本物ではありません。

電撃デイジーのあらすじをネタバレ解説!

ここでは、「電撃デイジー」のあらすじを、主要な出来事を中心にネタバレありで解説していきます。「DAISY」についてや、黒崎が過去に犯した罪など、最終回に繋がる出来事を中心にあらすじをまとめていきます。

「DAISY」と黒崎

ある日、誤って窓ガラスを割ってしまった照は、校務員である黒崎に目を付けられ、窓ガラスを弁償するお金がないため、身体で償うこととなります。下僕となって仕事を手伝うことで。そんなこき使われる日々の中で、口当たり悪い極悪人の黒崎は、「DAISY」とはかけ離れた存在ですが、時折見せる優しい態度に照はだんだん惹かれていきます。

照は唯一の肉親であり、天才エンジニアでもある兄・奏一郎をなくし、彼の残してくれた携帯に届く「DAISY」からのメールを心の支えとして生きています。しかし、そんな「DAISY」の正体は黒崎でした。「DAISY」は、黒崎がハッカーの時に使うハンドルネームであり、照とメールのやり取りをするときにも使っていました。

天才エンジニアの奏一郎が残した携帯。そんな妹大好きな彼が、照のために何も残さないのはおかしいと、唯一残した携帯に何らかの遺産が残されていると疑われ、携帯を狙って家を荒らされたりと危ない目に合う照。そんな時に、常に助けれくれるのは黒崎でした。行き場を失った照は、黒崎と同居生活をするうちに今まで以上に黒崎に惹かれていきます。

ある台風の日、照は黒崎の部屋から聞いたことのある音を聞くと事となります。そこには、旅行のお土産に「DAISY」に送ったオルゴールがあり、黒崎が「DAISY」だと知ってしまいます。黒崎が「DAISY」だと知ってしまった照は、正体を知ったことで黒崎が照のそばを離れて二度と会えないかもしれないと思い、正体を知ってしまったことを隠し続けます。

黒崎の過去

ある日、黒崎は自分の過去を打ち明ける決心をして、照と一緒に遊園地へと出かけます。最後に観覧車に乗って、話をする予定でしたが、そこでアキラと森千春に邪魔をされ黒崎と引き離される照。そして、照は黒崎に「兄を殺した人をゆるさない」という、心にもないメールを送ってしまいます。黒崎はアキラにつかまっているピンチから照を救い出し、そのまま照の前から姿を消してしまいます。

黒崎がいなくなり落ち込んでいた照は、「黒崎は今、初めて助けてほしいと思っている」という体を張った親友の清の説得により、照は過去の黒崎が「DAISY」が犯した罪について詳しく知ることを決心する。そして、理子や安藤などの黒崎の過去を知る人たちから真実を聞くことになります。

以前、国家機密情報に用いられる日本独自の暗号「雷電(らいでん)」が開発されました。開発当時は隠語で、「JACK(ジャック)」と呼ばれていました。JACKの使用には、賛否が分かれていましたが、JACKの機密情報を海外へ売り出そうとする人間がいるとして、緑川教授が密告しました。その犯人は黒崎孝弘(くろさき たかひろ)。黒崎祐の父親でした。その後、スパイ容疑の汚名を着せられなくなりました。

父親を亡くした黒崎は、スパイの汚名を着せられたまま亡くなった父の真相を知るために、国家機密暗号「Jack」を用いて「Jack'o Frost(ジャック フロスト)」というウイルスを作りました。

「Jack'o Frost」に感染したら、指示に従う以外復旧の方法がないという完ぺきなものでした。使い方によっては人の命も奪う危険なウイルスです。黒崎は次々と総務省をはじめとする機関にクラック攻撃を行い、国家の機密を脅かすハッカー「DAISY」となりました。

黒崎が逮捕され、大人の事情で起訴もされず、総務省が黒崎を奏一郎たちがいる「剣橋電気」に無理やり押し込みます。奏一郎は黒崎の過去をすべて知った上で、黒崎を守ると誓います。周りとも打ち解けて普通の生活に戻り始めた頃、永野という男に罪を償うために、Jack'o Frostを使えという脅迫に屈してしまいます。

その結果、何者かに緑川教授が殺害され、黒崎は緑川教授殺害という冤罪で逮捕されます。黒崎の罪を晴らすため奏一郎は、Jack'o Frostによって暗号化された緑川教授のパソコンのハードディスクの解読を行います。スキルス胃がんにかかっていた奏一郎は、治療に専念すれば治る可能性は残っていましたが、残りの人生を費やし、黒崎を救います。何も知らず救われた黒崎は激しく後悔し、そんな黒崎に奏一郎は照を託したのでした。

黒崎の過去を知った照は、それでも、罪を抱えたままでいいから、側にいてほしいと願い黒崎を連れ戻すことを決心する。「プランDG(だまして ゴメンなさい)」を成功させ、照は黒崎を連れ戻すことに成功します。幸せになる資格がないと思い込んでいた黒崎も、たくさんの人に愛されていることに気づき、照の側で、一生彼女を愛し続けることを誓います。

最終回へ

黒崎が帰ってきてから平穏な日々が続く。そんな中、生徒会長の玲奈は、森園一輝と婚約することとなりました。しかし、森園の正体は、森千春と接触したり、玲奈との婚約パーティで「New Jack'o Frost」を競売しようと企んでいる成金の鼻持ちならない男でした。森園が「DAISY」の情報を掴むために、照に接触してきたことで、黒崎たちも森園の不道徳な面を知り、玲奈も知ることとなります。

玲奈は婚約解消のために動きますが、森園に脅されパーティまで監禁されてしまいます。玲奈は森園の指示で、照たちとの絶縁宣言と森園との結婚を望む手紙を書かされました。しかし、「あぶり出し」という手段を使い、本当は助けてほしいというメッセージを伝えます。その後、照と黒崎たちは婚約パーティに忍び込み、玲奈を助け出します。そして、黒崎と照はパーティー会場の客船から脱出しようとします。

客船から脱出する際に、髪飾りを落としたとして、森園の部下・クワガタに声をかけられます。そして、去り際にクワガタが黒崎に声を掛けます。その一言で黒崎は、かつて自分に「Jack'o Frost」を使わせた、永野という男とクワガタが同一人物だということを知ることになります。

その後、クワガタに拾われた髪飾りからマイクロSDカードが見つかります。理子や安藤達と一緒に、中身を確認すると中身は暗号化されたデータでした。それが「Mの遺言の鍵」ではないかという話になると、空気を読んだようにアントラ(クワガタ)からの着信があります。そして、そのデータが「Mの遺言」であることを知らせ、理子・安藤・マスターを揺さぶり「Mの遺言」の調査を進めさせようとします。

その後、「Mの遺言」の解析を手伝っていた竹田のもとに、アキラがやって来ます。アキラは、「Mの遺言」は自分のものだの思っており、アントラと森千春の所から脱走して、竹田の家で一目見ただけで「Mの遺言」を解読してしまいます。その後、総務省の機関のメンバーとの会談を機に、理子・安藤・マスターの3人は、アントラに志向操作されていたことに気づき、再度「Mの遺言」に対する方針の話し合いを行います。

話し合いの際に、照はうっかり携帯を落としバッテリーカバーの裏から見慣れない記名が。これが、奏一郎からのメッセージだと解釈し、鏡山高校の旧棟に忍び込みます。そこで、奏一郎が仕掛けたダンジョンをクリアし、奏一郎が解読した「Mの遺言」関連の極秘データを入手します。

奏一郎が残したデータで、緑川教授が実験でひどい扱いを受けていたアキラを孫のように思い、大切にしていたこと。アキラの能力が想定よりも危険であり、事故で死んだことにされたこと。黒崎の父が、アキラが生きていることを突き止めましたが、その結果、交通事故を装って殺されたこと。緑川教授が黒崎の父親をスパイ行為で起訴する代わりに、「Mの遺言」の計画と目的、アキラを誘い出して殺す罠であるということを知ります。

そして、黒崎たちはアキラを助けてほしいという緑川教授の意思を受け継ぎ、アキラを助けることを決意します。黒崎たちが「Mの遺言」の本当の意味を知り、アキラを助けることを決め、着々と準備が整っていきます。そんな中、総務省との打ち合わせの日に、総務省のメンバーに黒崎とマスターが監禁されてしまいます。その間に、照は総務省の河野によって連れ去られてしまいます。そして、「電撃デイジー」は最終回へ。

電撃デイジーの最終回の結末をネタバレ解説!

ここでは、「電撃デイジー」の最終回の結末についてまとめていきます。主に「電撃デイジー」の15・16巻の内容のおおまかなあらすじをまとめています。ネタバレもありますので、読んでいない方は注意してください。

照の拉致や黒崎の足止めは、総務省の河野の裏切りによるものでした。照の居場所を吐かせるための、清と安藤の体を張った行動により照の居場所がわかります。照は「Mの遺言」の入り口がある島の入り口にいること、システムの封印を解くと無人島全体を巻き込む爆発が起こり、そこにいる人間が全員死ぬことを知らされます。黒崎は、死ぬことを恐れることなく照を助けに行くことを決心します。

黒崎たちが照を助けるために島に向かっている一足先に、アキラが到着し、照と遭遇します。アキラが騙されて殺されてしまうことを照は必死に訴えますが、アキラは信じることなく、「Mの遺言」の先へ進んで行ってしまいます。そんな中、黒崎は必ず助けに来てくれると信じて、照は自分にできることをするため、施設を駆け巡り、謎のSDカードを見つけます。

島に到着し、やっと照と再会する黒崎。封印を解いて「Mの遺言」を発動させる前にアキラをとめなければなりません。そして、黒崎は照が見つけたSDカードから「Mの遺言」をとめる方法を見つけるため解析を行い、その時間を稼ぐために照はアキラのものへ向かいます。

解析の結果、「Mの遺言」を止めることはできない事を知ります。しかし、黒崎は逃げることなく照の元へ向かう。アキラの元へ追いついた照は、「Mの遺言」はアキラを殺すシステムであること、緑川教授がアキラを助けるために探し続けていたことを伝え、必死でアキラを説得します。

照の説得もあり、解読を踏みとどまったアキラ。黒崎がアキラの元に到着し、システム発動まで残り15分を切りました。死ぬのがいやだと泣くアキラに黒崎は優しく声を掛けます。「一緒に帰ろう」と。そして、無人島が大規模爆発が確認され、「Mの遺言」計画が完了してしまいました。そして、「Mの遺言」による大爆発から2か月後、「あの子たちは、もうとっくに…」と理子が悲しげに呟く。

「Mの遺言」による大爆発から2か月後、黒崎・照はもうとっくに帰ってきていました。「Mの遺言」のシステムの責任者は、アキラを殺すことに反対で、本当の意味で自由にするためにシステムを止める仕掛けをつくりませんでした。しかし、爆発直前の15分だけ隠しコマンドを受け付け、脱出ルートを開く暗号を用意していました。

黒崎とアキラが協力し暗号の解読に成功し、爆発前に島を脱出することに成功しました。その際に、照はアントラからUSBを受け取ります。こうして、「Mの遺言」計画は完遂し、アキラは死んだとされ、彼の能力を狙う組織から解放されました。

その後、救出されたアキラは、脳腫瘍摘出の手術を受けました。脳腫瘍はアキラの演算能力発動に因果関係があり、アキラの能力が目的の組織は放置していました。手遅れ寸前の厳しい状態でしたが、奇跡的に成功しました。そして、お見舞いに来た照からUSBを受け取ります。

そこには、アキラがずっと探していた緑川教授との「約束」が入っていました。その約束とは、アキラの誕生日に歌が苦手な緑川教授に「Daisy Bell」を歌ってもらうというもので、USBには歌っている緑川教授の動画が入っていました。それは一度ではなく、アキラが行方不明になってからも、毎年アキラの誕生日に「Daisy Bell」を歌った緑川教授の動画が入っていて、アキラのうれしさのあまり号泣してしまいます。

その後平穏な日々が戻ってきます。新学期、照たちは3年に上ります。黒崎が校務員をやめるという噂を聞き、照は事実を確認しに黒崎の元へ向かいます。黒崎は機関からのスカウトがあり、校務員をやめると黒崎は言います。

しかし、拉致られ癖のある嬢ちゃんが心配でやめるのは照が卒業する頃だといいます。黒崎は「おまえのこと守るのは俺の役目だからな。これからもずっと。」といい、学校内なのに照にキス。第一話では、苗だったブルーデイジーが綺麗に咲いてい最終回終了となります。

電撃デイジーを見た人の感想をネタバレ紹介!

ここでは、「電撃デイジー」を読んだ人の感想をまとめていきたいと思います。「電撃デイジー」が嫌いというツンデレさんもいましたが、多くの人が好印象を持っており、人気作品であることが伺えます。特に黒崎は女性の心を鷲掴みしているようです。

感想1:黒崎に守られたい

「電撃デイジー」が最高で、黒崎に守られたいという感想です。黒崎はどんな時も照を見守り、照のためだけに動きます。いつもピンチに現れて、必ず助けてくれる。自分だけのために、命を懸けて助けてくれる、誰もが憧れるイケメンナイトですね。そんな黒崎に守られたいと感じた読者は多くいたのではないでしょうか。

感想2:最富キョウスケ先生大好き

「電撃デイジー」が最高で、黒崎がかっこいい。最富キョウスケ先生を大好きになったので、別作品の「クイーンズ・クオリティ」の世界にダイブするという感想です。「電撃デイジー」を読むと、最富キョウスケ作品の虜になるのは仕方ないと思います。読切も多く書かれていますが、「男前!ビーズ倶楽部」「プリキュウ」「ビーストマスター」「QQスイーパー」「クイーンズ・クオリティ」といった連載作品は是非チェックしたいですね。

感想3:黒崎の俺様は別腹

ドSや俺様が嫌いな読者さんですが、デイジー(黒崎)の俺様は好きだという感想です。デイジー(黒崎)は常に照を見守るために下僕にするなど、照のためを思った愛のある俺様です。そんな愛のある俺様が嫌いな人なんていませんよね。

感想4:照ちゃんは尊敬する人

「電撃デイジー」という作品に出会ってからか、照は憧れで尊敬する人という感想です。兄をなくし孤独になっても、いろんな事件に巻き込まれても明るく聡明な照は、人としても素晴らしく尊敬に値しますね。いつもハゲまされていることにも頷けます。きっと、黒崎も照にはいつもハゲまされていたことでしょう。

感想5:照ちゃんの応援歌悶えハゲる

照にハゲの応援歌歌われたら悶えすぎてハゲるという感想です。照は事あるごとに「ハゲろ黒崎!!!」と言っていますが、可愛い照れ隠しですね。話数を重ねるごとに、自分の気持ちにも素直になれるようになったり、黒崎の気持ちを知ったりすることで、ハゲろという回数減っていますが、照と黒崎のハゲの掛合はいつまでも見ていられますね。

感想6:ブレスレット作ってしまうほど好き

「電撃デイジー」が好きすぎて、黒崎が照に贈ったブルーデイジーのブレスレットをを作った読者さんがいました。こんな素敵なプレゼント一度はされてみたいですよね。プレゼント後のシチュエーションも、夕暮れの観覧車の中でキスされて告白されます。誰でも黒崎のようなイケメンにこんなことされたいですよね。

電撃デイジーのネタバレまとめ

「電撃デイジー」について、登場人物、最終回までのあらすじ、最終回の結末、感想をまとめてきました。「電撃デイジー」は、一般的な恋愛漫画とは一味違い、シリアスシーンが国家権力が関わってくるほどの事件に巻き込まれていくという他の作品とは違い、スケールの大きい作品となっています。また、ボケ要素も多く含まれており恋愛以外の要素を楽しみたい人にもお勧めできる作品です。

完結しても人気のある「電撃デイジー」。本記事での最終回までのあらすじ、結末の大まかなあらすじをまとめましたが、やはり原作を読む事で得られる感動があります。まだ読んだことのない方は、是非一度読んでみではいかがでしょう。

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