トイ・ストーリーのエイリアンの名前は？かわいいリトルグリーンメンを紹介

今回は「トイ・ストーリー」に登場する小さなエイリアン「リトルグリーンメン」について調べてみました！ほとんど喋らない無口なキャラクターの彼らですが、一体何者なのでしょうか？

今回は「トイ・ストーリー」に登場する緑色のエイリアンについてまとめてみました。「トイ・ストーリー」事態についてもまとめてみましたので、初めて「トイ・ストーリー」を知る方も是非ご覧ください。また、緑色のエイリアンの名前から誕生秘話、担当している声優さんや名台詞までをまとめてみました。エイリアンはおもちゃ？エイリアン？それとも…？

そもそも、「トイストーリー」とはどんな映画なのでしょうか。あらすじや、登場人物も含めてしらべてみました。「トイ・ストーリー」はピクサー・アニメーション・スタジオによる1995年に公開されたコンピューターアニメーションです。当時は、ＣＧを使ってでのアニメーションはまれで大変話題になりました。

この長編フルＣＧの作品を生み出したチームはアカデミー特別業績賞を受賞しました。続編の「トイストーリー2」は1999年に公開されており（日本では2000年に公開）大ヒットしました。

トイストーリーはアンディという男の子が持っている人形達やその周りの登場人物たちのお話です。主人公のウッディは古めかしいおしゃべり人形で、アンディの一番のお気に入り。背中のひもを引っ張ると、定型文のトークを聞かせてくれます。アンディは毎日ウッディを取り巻く、人形たちと、カウボーイ劇の人形遊びをするのでした。

アンディが寝静まったころ、人形たちはこっそりと様子をうかがいながら、自分たちの力で立ち上がります。実は人形たちは自分たちの意思でしゃべったり、体を動かすことができるのでした。しかし、この秘密はアンディやその母親、人間には知られてはいけません。このおもちゃたちのルールにみな忠実で、たとえ人形たちが冗談を言って笑いあっていても、喧嘩をしていても、人間がやってくれば、ぱたりと動かなくなって、「動かない人形のふり」をします。

あたらしいおもちゃは宇宙のヒーロー、バズライトイヤー！科学技術を結集させたロボットのようなヒーローです。バスライトイヤーの体にはいろいろの仕掛けがあり、アンディは今までウッディに夢中でしたが、バズライトイヤーが来てからは凹凸を触ってみたり、人形劇の主人公にしてすっかり虜になってしまいます。「無限の彼方へさあ行くぞ！」が決め台詞です。

主人公のウッディはアンディの持っている人形たちのリーダーで、いつもみんなの中心にいましたが、アンディの誕生日にやってきた新しいおもちゃのせいで生活が急変します。

新しいヒーローの登場でウッデイの周りにいた人形たちも、バズライトイヤーのとりこになってしまいます。ウッデイのプライドは傷つきます。やがて、二人はけんかをしてしまい、そのことが原因で持ち主のアンディとレストランに訪れる途中のガソリンスタンドではぐれてしまいます…。

この続きは、ぜひ映画「トイストーリー」（本あらすじは最初の作品にあたる）で、ご覧ください。ＤＶＤはもちろん、アマゾンプライム、Netflixなどで、観賞することができます。

2010年に公開された「トイ・ストーリー3」では作中の一場面にジブリ映画「となりのトトロのキャラクターであるトトロが登場して、日本では大きな話題になりました。

トイストーリーの制作者はジブリと長い付き合いがあって、おたがいのアニメーション作品をインスパイアする仲でした。ジブリの宮崎駿監督がトトロのおもちゃを友情出演させることを許したからこそ、「トイストーリー3」ではトトロが登場しています。

大人気のリトルグリーメンですが、そもそもこの緑色のエイリアンはいったい何者なのでしょうか。作中では、ほかの登場人物に「エイリアン」や「リトルグリーン」「ＬＧＭ（リトルグリーメンの略語）」で呼ばれています。

リトルグリーンメンはビニール製の人形で、歩くとかわいらしい音がします。三つ目のエイリアンで笑顔の憎めない宇宙人です。リトルグリーンメンは基本的に三人一組になって行動していて、ボスのエイリアンが二人を引き連れています。

しかし、地球のことがよくわからず、また純粋がゆえにしばしば周りに面倒臭がられることもあります。三匹ともそれぞれに性格があるわけではなく、考えていることも、行動も三匹とも一緒です。

「かーみーさーまー」という彼らの代名詞的なセリフもこのシーンから生まれました。外の世界に連れ出してくれるＵＦＯキャッチャーのクレーンアームを神様だと思い込んでいるため、クレーンアームが近づいてくると「かーみーさーまー」と声をあげます。外に連れていかれるのを「ここより良いところに行く」と思いながらも、ちょっぴり不安な様子です。

リトルグリーンメンの胸のマークは土星の形をしています。よく見てみると、星の球体の部分に、サラミやマッシュルームやピーマンのような野菜が乗っていてい、厳密には「ピザがモチーフになっている土星のマーク」です。リトルグリーンメンの市販のおもちゃですと、そこまで再現されているものは少ないですが、日本製の製品であると、細部までこだわりを持って作られているため、「ピザ」の部分まで再現されています。

リトルグリーンメンは、ウッディの持ち主のアンディが誕生日のお祝いをしたレストランの「ピザ・プラネット」のUFOキャッチャーの景品として登場しました。しかし「トイストーリー1」の制作当初では緑色のエイリアンのキャラクターではなく、プラスチック製のサングラスをかけたスライスピザのキャラクターでした。しかし、「ピザ・プラネット」という宇宙をモチーフにしたキャラクターに変更され、リトルグリーンメンが誕生しました。

「トイ・ストーリ」あらすじ、また日本との関わりを紹介したところで、肝心のリトルグリーンメンの登場シーンについて紹介しましょう。「トイ・ストーリー」シリーズの映画の中で、リトルグリーンメンが活躍するシーンをまとめてみました。

緑のエイリアンの初登場は「トイ・ストーリー」で、ウッディとバズライトイヤーが喧嘩をして、二人とも持ち主のアンディからはぐれてしまった後のシーンです。なんとか二人はアンディが訪れる予定のレストラン「ピザ・プラネット」に到着することができました。

リトルグリーンメンはそのお店のゲームコーナーの片隅にあるＵＦＯキャッチャーの景品でした。ＵＦＯキャッチャーの外の世界のことはほとんど知りません。リトルグリーンメンは地球を探索しに来たエイリアンという設定のおもちゃです。しかし、現実世界もリトルグリーンメンからしてみれば未知の世界。クレーンアームを「自分たちの中から選ばれしものを外の世界に連れ出す神様」と思い込んでいました。

まだ自分のことをスペースレンジャーだと思っていたバズ。ロケットの形をしたＵＦＯキャッチャーを自分の船だと思って入り込んでしまいました。しかしそこはリトルグリーンメンがたくさん住んでいるＵＦＯキャッチャーでした。このシーンがリトルグリーンメンの初登場シーンです。

「トイストーリー2」では命をミスター・ポテトヘッドに救われて、彼のことを「命の恩人、感謝永遠」にと言って、勝手にアンディの家までついていきます。これ以降はミスターポテトヘッド夫妻の養子として扱われます。もともと、リトルグリーンメンはUFOキャッチャーの景品で、自分たちを外の世界に連れ出してくれるクレーンアームを「神さま」と慕っていました。外の世界に出てからはミスターポテトヘッドをご主人様のように慕っています。

ミスターポテトヘッドはジャガイモにの顔をした人形で、目や耳などの顔のパーツを自由に付けたり外したりすることができる、日本でいう「福笑い」のようなおもちゃです。皮肉屋なので、一見嫌味な性格に見えますが、仲間を自分の命と引き換えに助けようとしたり、大変仲間思いです。アンディには悪役を演じさせられたり、バービーに色仕掛けされたときには、「俺にはカミさまがいる」と自分にいい聞かせる場面もあります。そんな人間臭いところが魅力的です。

「トイストーリー1」で仲間入りしたのがミスターポテトヘッド の妻となる「ミセス・ポテドヘッド」です。「トイストーリー2」で正式に登場し、活躍します。夫のミスターポテトヘッドとの仲は良好で、ミスターポテトヘッドは「スイートポテトちゃん」といって、ゾッコンの様子です。このミセス・ポテトヘッドが助けた三人のエイリアン（リトルグリーンメン）を養子にしようと言い出します。また、「トイストーリー3」では顔のパーツが30以上あることが発覚します。

「トイストーリー3」では、間違ってごみ収集場に向かってしまったウッディが率いるおもちゃたちは、ピンク色のクマのロッツォの裏切りによって焼却炉へのベルトコンベアに乗っかってしまいます。おもちゃたちの小さな力ではどうすることもできず、死ぬことを覚悟します。絶体絶命のウディたちを救ったのはリトルグリーンメンでした。彼らはクレーンアームを操作してウッディたちをすくい上げます。

「トイ・ストーリー1」ではリトルグリーメン自身がUFOキャッチャーにすくいあげられます。対照的に、「トイ・ストーリー3」では反対に自分たちがUFOキャッチャーを操作する側になるのです。

「トイ・ストーリー」の外伝である「スペースレンジャー・バズライトイーヤー」では、リトルグリーンメンは科学者として登場しています。ここで彼らの名前が初めてわかります。「トイ・ストーリー」本編では「エイリアン」と呼ばれていた彼らですが、この外伝で初めて「リトルグリーンマン」と呼ばれています。ここで、はじめてエイリアンたちの正式名称が発覚するのです。

また、リトルグリーンメン個々に名前がありません。緑色の三つ目のエイリアンを「リトルグリーンメン」と呼びます。リトルグリーンメンはお互いに個々の名前を呼びあっている様子はありません。

ちなみに、リトルグリーンメンはトイストーリーが公開された当初は重要なキャラクターではありませんでした。しかし、2013年のディズニーリゾートでのグッズ販売による爆発的な人気急上昇で、その後のストーリーで登場することが決まりました。

2013年のクリスマスでクリスマス仕様のリトルグリーメンのグッズがたくさん販売されたため、この頃から人気が急上昇。いまではファンが多い有名なキャラクターになっています。

その後クリスマス限定でのグッズではなく、今ではいつでも会える定番グッズとして、パーク内でリトルグリーメンが定番化。ディズニーリゾート内でポップコーンバケツも販売されるようになりました。

2018年10月26日からセブンイレブン各店から「食べマスＴＯＹ　ＳＴＯＲＹ　エイリアン」という和菓子が数量限定で販売されました。セブンイレブンの食べマスシリーズで発売されたもので、このシリーズには「星のカービィ」や「リラックマ」などのキャラクターが登場しています。今回は初のディズニーピクサー作品のキャラクターの登場ということでＳＮＳで一部話題になりました。今回、「食べられる」キャラクターは「トイストーリー」に登場する3つ目の人形のエイリアンです。

この和菓子は「練り切り」でキャラクターを表現しています。練りきりとは、和菓子の一つで白あんに砂糖などのつなぎの食材を加えて、調整して練ったあんこのお菓子です。エイリアンの味はマロン味とべにいも味の二種類だそうです。このかわいいエイリアン、表情にこだわって作られたそうです。

「トイ・ストーリー」に登場するエリアンの名前は「リトルグリーンメン」です。リトルグリーンメンの登場シーンや彼らの名台詞、プチ情報についてまとめましたが、いかがだったでしょうか？2019年には「トイストーリー」シリーズの新作が公開されます！リトルグリーンメンの活躍に期待です。